社会保障制度と私見  
行政の介入
www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/nenkin2/shakaiho5.htm


社会連帯の理念と社会保障制度nenkin2\shakaiho4.htm 

行政の積極的介入

行政の積極的介入
社会保障制度は 
人間としてふさわしい生活を求めての行政の積極的介入でしょうが
介入は自由の規制を意味します 
多数派価値観の強制を意味します 
行政は人間の量的把握をします マイナーの価値観の持ち主にとっては不正義な制度です 

従って方向性を示す範囲か 
規制や負担は可能な限り少なくしなければなりませんし
あるいは個々人の自由を守るための規制として 国民の充分な理解を求めなければなりません
 (国家には基本的な仕事だけを任せる) 

参考のため 
公務員は共済年金です 厚生年金より有利です 
排除の論理の実践者です しかも相互扶助方式助け合いの理解を国民に求めます 不思議な精神構造です  自由人としてでなく組織の機関としての発言でしょう

しかしいかなる思想も 
人として生きるための手段ですから
現在の社会保障制度が自分たちの幸福に繋がると思えば協力します 
情報公開と国民への説明責任が大切なのです

社会国家・福祉国家 
国民の福祉と社会的な平等を実現するには、経済的な自由などを規制する事は憲法は認めており 
国が積極的な役割を果たした方がいいと考えた結果 何をもたらしたか 
官僚主義 裁量行政 つまり行政がでしゃばることを許し 強い政府 大きな政府をつくってしまった 
行政がうしろに退き 市場原理が働く自己責任 自己実現の経済社会に変えていく必要がある 日経1999. 7 30より

 

生きる意味を理解  如何に生きるか
元気な高齢者gennki.htm
shutyou/ikiru.htm#42

しかし 生きる意味を理解しなければなりません 人はどのような生き方を望んでいるか 
それは人の数だけあるでしょうが 
共通するところは少なくとも生きて良かったと思う 
より良き生を送る生き方でしょう (教養教育 リベラルアーツ)

人間はまず 衣食住の充足 自由 自己実現 社会に貢献(即自己存在の主張・アピール) と前者を充足しながら次の充足を求めていきます  

判断の視点も 
自己 家族 地域社会 自然の中の人間 国家 世界のなかの自分の位置 グローバルな視点  
視点の置き場所を変え 前者を包摂しながら価値判断評価を変えていきます

現在では生きる手段の一つとして 社会保障制度が 最大多数の最大幸福の近道だとの認識があります

制度は手段であって目的ではありません 個々の国民に生存の安心を充足した社会保障制度でなければなりません

生きる価値の根源は国民1人1人の心の中にあると考えるのが出発点です

衣食住がある程度安定すれば 
如何に生きるべきか 
個々人の生き方の自己決定権を保障するための社会保障制度だとも考えられます いわゆるセイフティーネットです  
そのため政治に関心を持とう

ここに現代的意義の社会保障制度の萌芽があります それには大きな政府・小さな政府の選択もしなければなりません

自由にも限界があります 自己決定の範囲にも限界があります それを議論して決めましょう

自由はベターですが 徳 真 善 美を必ず保障するものであるとは 私は思っていません

自由と自己責任 精神の緊張が続くと
そのうち思考疲労を起こします 思考停止を自ら求めます 
問題が起きるのはこのときです 要注意です

はじめに

 

6 自己責任と助け合い

老齢年金の場合は 現役世代が先行していますから その間老後の心構えがあれば そのための蓄えも可能です 
わが国は自由社会を基本としていますから 老後も自己責任が基本になります 

第1段階として老齢年金も自己の積み立てが受給額の基本になります 

第2段階として生存権確保の年金は同世代(高齢者世代内)の助け合い 同世代の拠出金を基本にします 

最後に異世代間(現役世代)での調整 との考えの方が拠出と受給の関連が、より具体的、直接的で理解しやすい 


社会連帯の理念と社会保障制度nenkin2\shakaiho4.htm 
国の制度 事業
nenkin2\shakaiho.htm 
社会保障制度と私見  公的年金の特徴nenkin2\shakaiho2.htm 
社会保障制度と私見
 エゴイストから出発 nenkin2\shakaiho3.htm 
行政の介入nenkin2\shakaiho5.htm 

三共済年金請求の手続き 3共済nenkin2\3kyosttdk.htm
年金の計算の仕方nenkin2\data.htm 平均標準報酬月額計算表見本 nenkin2\data2.htm 最適賃金を見つけるために支給比較表nenkin2\hyou.htm 
社会保険(年金)支給額に関する単価・数値nenkin2\jyukyuuhyou.html 
老齢基礎年金の額の加算等(障害基礎年金等の支給要件の特例)nenkin2\jyuskktkr.htm
年金の計算 nenkin2nenkin2\KEISANN.htm高年齢雇用継続給付金nenkin2\keizoku.htm 

介護保険  日経1999.0724より

数十年後には人口の3分の1以上が65歳以上の高齢者になる 現行の年金 医療 公的扶助の社会制度の中で 介護は各分野に関与し さまざまな不効率を生んでいる この問題を解決するためには 介護を制度的に独立させる必要に迫られたわけだ
家族で老親の介護をするという習慣は 急速に薄れつつある 女性の社会進出もあり 要介護老人の増加とあいまって もはや家族ではどうしようもなくなった となれば社会が連帯し みなで協力し費用も負担しあって 高齢者を介護する制度を構築せねばならない いわば家族による介護から 介護の社会化への転換である 介護の費用は国民の負担になる 必要な介護費用を積極的に受け入れる姿勢を社会的に作る事である 

 

介護保険の疑問 

「社会が連帯し みなで協力し費用も負担しあって 高齢者を介護する制度を構築せねばならない」 立ち上げ期の賦課方式の保険であれば このようになりますが 積立方式であれば 費用は自分の(または同世代の)積み立てからとなり介護サービスは契約の履行に過ぎない 

参考 介護保険

401k確定拠出年金401k.htm

企業に従業員が毎月一定額を個人勘定に拠出して積立 自己判断で運用する確定拠出型の年金

給与から天引きされた積立金が所得控除 運用収益も非課税


同世代の相互扶助nenkin2\kirokuhyj.htm  
高齢者パワーnenkin2\koureipw.htm 
富裕な高齢者 同世代の相互扶助nenkin2\koureisg.htm 
国民年金・厚生年金保険老齢給付裁定請求の手続き 
年金の受給申請について 障害給付裁定請求の手続きnenkin2\nekshgsat.htm 
年金請求の手続き
 nenkin2\nektetdk.htm 
年金請求の手続き 65歳時の裁定請求書
nenkin2\nektetdk2.htm 

高齢社会の年金制度
nenkin2\shaho.htm 
高齢社会の年金制度助け合い 範囲 質量の外枠は曖昧
nenkin2\shaho2.htm 
社会の安定
nenkin2\shakantei.htm 
これからの年金労務相談
nenkin2\soudann3.html 
雇用保険・年金請求の手続き nenkin2\tetuduki.htm 
年金の運用
nenkin2\unyou.htm 
受給資格期間
nenkin2\wadai.htm 
年金積立て
nenkin2\zaigtumt.htm 
在職老齢年金
nenkin2\zairou.htm 

社会連帯の理念と社会保障制度
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