2001.2.28
- 日テレの米ゴジラも延期?
確かに、日本人の乗った漁船が沈む話だが…
- 『007/黄金銃を持つ男』鑑賞(DVDレンタル) ★
香港でカンフー。小道具てんこ盛りの超B級娯楽大作
[鑑賞記]
2001.2.27
- Stereo誌3月号はケーブル特集
電源、スピーカー、ライン、デジタル・ケーブルの86モデル比較試聴と、その他の色々なアクセサリーの紹介。
こういう実践的な記事はAV雑誌よりA雑誌の方が圧倒的に念入りだ。
それはそうと、「密度感」「バランス」「硬軟」「躍動感」を+/-5段階評価して、その値が
二人のテスターでほとんどの場合バラバラなのは一見の価値がある。つまり同じものを聞いても
感じることはバラバラなんだな…ということは、結局ケーブルに凝るなら自力で気に入る物を
探すしかないと言うことだ。
同じ雑誌でも、毎月のコンポーネント機器の評価はほとんど揃った数値が出ているのと比較すると、
この結果は、機器の違いに対してケーブルの違いが微妙な物であることの現れとも言えるだろう。
- 今日もディスク容量が20MB増えた。IE5.5はいったい何をしているのだろう…
- D-VHSの売れ線は東芝。ヨドバシカメラを見たら、売り上げBest1が東芝、
Best2がビクターになっていた。機能的にはビクターの方が上のように思うのだが、
東芝のデザインは抜群に良いのでそれが効いているのかなと思う。磨りガラスに
照明が入るフロントパネルは、インテリア的と言っても良いくらいだ。
- そういえば、BSデジタルのコピープロテクト仕様が改訂されて「再生時にHD出画を抑制するか否か」
を選べることになり、これによって「コピーワンスのHD放送を再生するとSD画質に落ちる」という
無体な仕掛けが回避できるようになったそうな。めでたしめでたし。
これで、ぱーっと普及に弾みがつくといいんだけど。
2001.2.26
- 妻と『Shall we ダンス?』鑑賞
二度目も気持ちよく新鮮に笑えた。
この映画が面白いのは「やっぱり役所公司の手柄じゃない?」というのが、妻の感想。
確かにくたびれた中年サラリーマンが輝いていく、あの鮮やかさは役者の力量かもしれない。
- BS-hiで放映された喜歌劇『こうもり』(パリ・オペラ座)を鑑賞。
やっぱりオペラもハイビジョンサイズだといい感じじゃない?
- 先日ie5.5をインストールしたが、いつの間にかディスクの残り容量が増えている。
「何が起きているのか…」と一瞬恐怖を感じたが、どうも、ie5.5をインストールすると
旧バージョンがため込んでいた不要なゴミを掃除するプログラムが一緒に入るらしい。
何回か再起動するうちになんと100MBも空きが増えた。今まで残り容量スレスレだったので
有り難いが…、やっぱり不気味だな(^^;;
2001.2.25
- 『雨あがる』鑑賞(レンタル) ★
1999/日本/91分
キャスト:寺尾聰,宮崎美子,三船史郎,原田美枝子,仲代達矢
スタッフ:監督/小泉堯史,脚本/黒澤明,原作/山本周五郎
Story:
凄腕の剣の技を持ちながらこころ優しく、なかなか職に恵まれない浪人。
妻と一緒に旅の途中、
雨で川止めにあったやどで数日を過ごすうち、侍の喧嘩の仲裁にはいる。
その働きが殿の目に止まり「剣術指南」の役を仰せつかるが、慣例にうるさい
年寄りの進言で、御前試合をすることになる。だが、賭試合に負けた道場主たち
が妨害工作をする。
黒澤監督のメモに「見終わってさわやかな気分になるように」と有ったそうだが、
良い短編小説を読んだ後のような、軽い清々しさが残る作品。
のんびりと時間が流れていく感覚は狙い通りなのだろうが、役者がどうにも
ぱっとしないのがよろしくない。
主人公の寺尾聰が「おっとりして殺気がない」のは役通りだと思うのだが、
あとの登場人物は、ぎこちなく、わざと下手くそを演じているみたいだ。これが
監督の演出だとするとなにか、勘違いしている気がする。
「いいひと=のんびりと間が抜けている」という感覚なんだな。
- このビデオに入っている予告編が面白かった。
『梟の城』『鬼教師ミセス・ティングル』
『クレイドル・ウィル・ロック』etc.
特に『破線のマリス』の予告編はもの凄くスリリング。予告編のノリで
全編撮ったら凄い作品になるんじゃないかという気がする。
『梟の城』だって、予告編は懐かしいプログレ(移民の歌?)のリズムに乗って、
16ビートでがんがん迫ってくるのが格好いいわけで、本編も
「ロックンロールな忍者映画」になっていたらきっと凄く面白かったと思うな。
予告編の編集をやっている人が、本編にもハサミ
入れたら面白いのに…。
2001.2.24
- 注文していたプロジェクターのランプ(LMP-200)が入荷。
受け取りに行ってあまりの箱の大きさに唖然。
約 250 x 250 x 200 mm ... いったい何が入っているんだ…。
- 『ブエナ★ビスタ★ソシアル★クラブ』鑑賞(レンタル) ×
映画だと思ってみたらただのドキュメンタリーだった。
そのわりに肝心の「音楽」をたっぷり聞かすでもなく細切れだ。
たぶんCDを聞く方が楽しめるんじゃないかなぁ、CDの特典映像としてなら
許せるかも。…というわけで思いっきり外した(^^;;
- 妻が留守なので夜通し映画。
一作目の『ターミネーター』のLDを久しぶりに見る。
チープだけれど真面目に見直すと意外に良くてはまる。
ところで、LDの51分あたり、警察で友人が身代わりで殺されたことを聞かされた
サラが、どう聞いても日本語で「信じられない」と言っているのだが、
英語はどうなっているんだろう…(^^;?
2001.2.23
- DVDは未発売だったよな〜と"Shall we ダンス DVD"で検索したらNHKの教則ビデオ
が出た(^^;;
- 例の原潜事故に鑑みて、『タイタニック』『Uボート』のTV放映が無期延期に
なった…とか。
ちなみに、世界で二番目にたくさんの死者を出した海難事故は日本の「青函連絡船」
だそうです。
- 同じ事故について米国yahoo掲示板では国粋主義者が
「もう一発原爆をお見舞いしてやれ」とか騒いでいるとか。
なかなか、そういう馬鹿は無くならないのだな…。
2001.2.22
2001.2.21
- 『グリーンマイル』鑑賞(VHSレンタル) ★★
長くて怖そうなので避けていたが、世間で大ヒットしているようなので気になってレンタル。
老人ホームに住む一人の男…死刑執行の責任者を務めていた主人公(トム・ハンクス)
が昔を語るようにして始まる。
ある日送られてきた黒人の大男は、実は癒しの力を持っていた。恐ろしげな風貌に
似合わず優しいこの男は実は「二人の少女を惨殺した」という冤罪で送られてきたの
だった。
彼と主人公は心を通わし、いくつもの奇跡を経験するのだが、冤罪を晴らしてやる
ことは出来ず、自らの手で死刑執行することになることに苦しむ。
昔話を語り終えた主人公は、最後に友人に大きな秘密を明かす。それが、神様の使いを
殺してしまった自分の罰なのだと言って…。
というお話。大ヒットしたので大まかなストーリーを知っている人も多いだろうが、
ラストの秘密はやっぱり秘密にしておくのがよいだろう。
タイタニック以来、昔話を現代のシーンでサンドイッチするのが流行っているのかな?
とも思うが、最後の秘密があるのでこの現代シーンは意味のある演出になっている。
死刑執行シーンが繰り返し出てきて生々しいと言うことはあるが、それ以上に
ファンタジックな世界だ。黒人差別の問題を盛り込んでいるようでもあるが、
それはそんなに重要なことではない。本質は「神様からもらった癒しの奇跡」に
有るように思える。
- 昨日見たTVの「東京都知事と市民が語り合う会」の一こま。
「羽田空港の24時間化は、長年苦しみ抜いた周辺住民への騒音公害の恐怖を呼び覚ます物だが」
という住人の質問に答えて「はい次」だって。完全無視。
あの人は行動力はあるが「聞く耳はない人」なのだなぁ。
ちょっと空恐ろしい話ではある。
- HiViの最新号を見ていたら、ワイドXGAパネルのDLPがそろそろ製品化されるらしい。
う〜ん、心惹かれる。もしも映像の老舗のメーカーがじっくりチューニングしたワイドXGAのDLP
プロジェクタが出たら魅力的。きっと高いだろうけれど…(^^;
メーカーの耐久試験では
過酷な使い方をしても、30年は故障しないと言い切っているし。まだまだこの分野ではTIの独走かなぁ?
究極は、DVDからデジタル信号のままでプロジェクターに接続してしまうことだと思うが、デジタルの
領域で画質にうまみを出すコントロールが可能であるためには、やっぱり職人の手が必要だと思う。
- BSデジタルのアイドル番組の録画をオークションで販売して20万円儲けたOLが逮捕。
同様の事件が多発しているとか。
捕まるのは仕方ないけれど、もしかしたらBSデジタルって良いなぁと思って今後機材を買う人も
いるかも知れない。手綱の閉めどころが難しいが、まあ「派手に儲けすぎた」って事なんでしょう。
- 日本映像ソフト協会
統計を見ると、DVDは1999年と2000年で、金額340%,タイトル数329%だと。
タイトル数より金額の伸びの方が大きいが、一枚あたりの平均金額は下がっている気がするので、
BOXものや、邦画各社の参入が効いているのか?
2001.2.20
- 『ガメラ1,2,3』DVD購入/鑑賞 ★★
特典の「トラウマ・ガメラ・ヘッド」って、ばら売りを三枚買った人だけにもらえる。
普通の人->バラ
ファン -> BOX
大ファン->両方
…という大映のみごとな策略にみんなはまるのだな。
それはそうと、1はコントラスト、解像度が低くもやもやした画で「やられたぜ」と
思ったが、DVP-S9000ESの画質パラメーターでシャープネスを少し上げてみたら格段に
改善されてなんとか納得できる画になった。
2,3と画質は良くなる。3は邦画の水準はちゃんとクリアしている画質。
いずれにしても、LDよりずっと良くなって今まで見えていなかった造形の細部が
くっきりして新たな発見が多数。小型レギオンと面と向かった瞬間の目玉の虹彩の
模様がなんだか凄く良くて感動してしまった。
その他、雪が舞ったり、星空が見えたり、破片が飛び散ったりという、解像度が必要な
シーンが軒並みくっきり見えて「こんな画だったんだ〜」と新鮮である。彩度も充分に
高く色乗りが良いので何もかも綺麗に見える。
ま、最新洋画の最高画質とは比べ物にならないだろうが、1でも「買って良かった」
という満足があった。ただ、来月特典満載のBOXが出ると考えると、当然そっちが
得だけれど(^^;
1,2の音声は単なるステレオだが、改めて2chで聞いてみると、サラウンド無しでも
とっても広がる音響で迫力があるのに感心した。
- 『ゴジラ』DVD購入/鑑賞 ★★
LDで散々見たのだが、特典に「伊福部さんのインタビュー」が入っていると知って購入。
やっぱり、日本SF映画音楽会の巨匠のお話は面白いのだが、単なる昔話のパートよりも、
「映画音楽の4つの機能」なんていう、大学の講義のような話が面白かった。
なぜ音楽家のインタビューなんかが…というのは、やっぱり、ほとんどの関係者が
もう他界していると言うことがたぶん大きいのだけれど。
音声解説トラックは、「人間の主人公」がやっているが、あまりに昔の話で
本人も忘れているらしいことが多く、黙ってみているシーンが多いので、イマイチ。
話し相手の(氏名不詳?)の人の方が実のあることをたくさん喋っている(^^;
画質は傷は沢山あるけれど、それでもLDより格段に良くなっていて努力と技術を感じる。
さらに音声が映画には珍しくリニアPCMで、結構明瞭なのが嬉しい。解説で伊福部さんが
「ゴジラの鳴き声や足音は凄く迫力のある音だったんだけれど、いまではビデオでしか
聞けなくて、ちょっと寂しいですが…」などといっていたので、この音声トラックは
関係者を満足させるものだと思う。
東宝が真面目に古い作品の保存に乗り出した手応えがあって喜ばしい。
2001.2.19
- ショー・マスト・ゴー・オンの起源
そうそうインターネットに知りたいことが転がっているとも限らない(笑)、ちょっと
調べてみたところ、そっくりそのままタイトルにした舞台を91/94年、三谷幸喜 がやって
いるそうだ。これを三谷作品の最高傑作の一つに上げている人もいる。
だが、起源を探る未知は厳しい。演劇会の人を頼れば分かる?
- 三谷幸喜FAQ
- チョウさんのページで、試聴に行った
店の店長から「インターネットなんかやっている連中は本当に聞く時間なんか無いだろう」とか
言った話が。
まあ、それはあるかもね(笑) といって、その店長も読者ではあるんでしょう、知っていると
言うことは。
振り返ってみると、自分の場合映画の感想は一回真面目に見た後に、再度気になるところを
見ながら書くことが多いので、時間はだぶっている。その他の日記は、単なる雑記帳なので
喋るのと大差ない時間で書いてしまうので、あまり時間は取っていないな。
手間がかかるのは、鑑賞記を後から整理することで、あらすじをまとめたり、役者の名前を
改めて調べたり、結構時間を食う。
まあ、画質音質至上でなく、たんなる映画好きなんでそういう調べ物時間もまた楽しみに
なるので問題はないわけだ。
ともあれ、商売をやっている人にとってインターネットって結構脅威になることも多いが、
故障でメーカーと交渉するときなんぞ、「インターネットで云々」というのをちらつかせるのは
効果があるもんか?私はこの手を使ったことがないのだけれど(^^;
- (非?)社会派ページ
- 『ザ・ビーチ』鑑賞(DVDレンタル) ★
タイのビーチにある今時ヒッピー文化の理想郷。だが楽園はなかったという話
[鑑賞記]
2001.2.18
- 『羊たちの沈黙』鑑賞(DVDレンタル) ★
1991年米。アカデミー賞5部門受賞
ジョディ・フォスター(クラリス・スターリング)
アンソニー・ホプキンス(ハンニバル・レクター)
米国。太った女性ばかりを狙って殺害、皮を剥いで遺棄という連続殺人事件の
調査のため、FBIの犯罪心理学の教官が教え子の学生(クラリス=J.フォスター)を
拘禁中の人肉食の殺人鬼レクター(=ホプキンス)の元に送り出す。
レクターは元精神科医で連続殺人鬼の心理に詳しく、彼から事件のヒントを
引き出そうというのだった。
「犯罪者のことを犯罪者に聞く」というのは『踊る大捜査線』でも採用された
筋書きで、この『羊たちの沈黙』は公開当時結構話題になっていた記憶がある。
なにしろレクターが怖い。
怖いシーンで瞳孔が開ききったジョディ・フォスターのアップが数回映るが、
これがまた何とも真実みがあって良い。
彼女は物語のスタート時点では学生の身分で表情もヤボ臭いが、事件を解決
してFBIの学校の卒業式のシーンでは輝くばかりの自信に満ちた美しさに見える。
この作品は連続殺人事件の怖さというのはあまりなくて、ただ「死体がえぐい」
というだけ。不気味なのはやはりレクターが言葉でクラリスを精神的に痛めつけ
ていくシーケンスだろう。ここは、ホプキンスの押さえた芝居がひたひたと
不気味で見せる。
続編の『ハンニバル』が今話題だが、『羊たちの沈黙』のラストが如何にも
続編を要求している。ジョディ・フォスターが続編を降りて「ジュリアン・ムーア」
がクラリス役だそうな。さて、どんな感じになるのか。
DVDとして画質は、エッジが二重線に見えてあきれるほどザラザラである。
ロボコップと共通する画質でメーカーも同じカルチャー・パブリシャー/ORION
であり、実際の製品を作っている所の技術力の問題なのかも知れない。
吹き替えは良好。
特典はキャスト&スタッフも何も付いていない。残念。
- 『ハンニバル』は米国で公開3日間の興収が歴代三位になったとか。これは
M:I-2を抜く結果に。
イタリアではあまりの残虐シーンに4名が失神して救急車で搬送。一部カットを検討とか。
しかしね〜、映画なんだから本物じゃないっていうの。
悲しい映画が泣けるのも、怖い映画が怖いのも、受け手が同調する体制を
整えて初めて最大の効果を発揮する。大人なんだからその気がなけりゃ映画で
気絶なんかしないよ。気絶する人は「気絶するほどの恐怖」を期待しているから
気絶するのだ。
だから「カットの検討」なんて本当に映画に失礼な話。
お金を払って一時の恐怖を体験しにいっているのになんでよ。映画で気絶した
経験なんて、もしかしたら自慢になるかも知れないのに(^^;
もっとも、子供は全く映画と現実の区別が付かないこともあるので危ないけど、
それは見せる見せないの親の判断の問題。
2001.2.17
- 『スタア誕生』鑑賞(DVDレンタル) ★☆
主演:ジュディー・ガーランド
バンドで歌っているところをハリウッドスターに見いだされた主人公
(ジュディー・ガーランド)が、瞬く間に映画界の頂点にかけ登り、彼と
結婚したが、彼の方スター人生は真っ逆様の下り坂で辛い私生活を送るが、
どん底の中からより強い女優として立ち上がるというお話。
スターの成功話というお話は、平坦なはずがない。いつ波乱が待ち受けて
いるかと身構えていると、ほとんどトントン拍子で主演女優賞でオスカーを
取ってしまうところまで行ってしまう。
そこが他のサクセス物と違うところで本当の困難は成功して結婚した後の
私生活にあるわけだが、ラストの精神的に立ち上がるシーンを含めた10分く
らいには泣けるシーン満載だった。
中程の歌の中に"Show must go on."という有名なフレーズが出てきて、
くるがこれはラストシーンへの伏線でもある。
このフレーズのオリジナルはいつ頃生まれたのだろうか?
映画の中の時代設定で一番古いのは『恋におちたシェークスピア』の
中に出てくるのだが。
このDVDは特典ディスクが別になっているためレンタルでは見られない。
メーカーの戦略にはまっている気がする(^^;;
- 映画タイタニックのドキュメンタリー本再読
2001.2.16
- BIGLOBEの新メールシステム
への移行が必要になった。うまく切り替えられるかしらん?
2001.2.15
- アカデミー賞(73回)・ノミネート
『グラディエーター』が12部門ノミネート。超大作だけれど「痛い」からDVDもあまり見直してないんだ、これが(笑)
『グリーン・デスティニー』も10部門。これも痛いシーンが多いよね。
『U-571』が音響効果賞に顔を出しているのは納得でしょう。これも痛いけど…。
- ラジー賞・ノミネート
ジョン・トラボルタの『バトルフィールド・アース』がなんと8部門ノミネート(^^;;
ラジー賞は人気があるからアンチも多いということも有るけれど、トラボルタもどうも最近は
ワースト方面での人気が高くて残念ですな。昔は青春スターだったのに…。
- 『クイズショウ』鑑賞(DVDレンタル) ★
スプートニクが飛びアメリカ国民がTVにかじりついていた時代。TVのクイズ番組の
回答者はスターだった。しかし、視聴率の横這いが続いたとき八百長によって
新チャンピオンが誕生した。旧チャンピオンの告発をきっかけに番組の
裏側に捜査のメスが入る。
[鑑賞記]
2001.2.14
- 『チェーン・リアクション』鑑賞(DVDレンタル) ★
キアヌ・リーブス、モーガン・フリーマン主演。
無限の新エネルギーの開発と、これを米国で独占しようと、
研究者を殺して成果を盗むCIAの秘密組織との話。
まあ、お手軽なアクション物って感じ。
SF映画ではないので「無限エネルギー」の内容はどうでも良いのだけれど
一応チェック。
入力と出力の関係からすると、水を分解して水素の燃焼によるエネルギーを
得る仕組み。ただ、単純に水を分解するのでは分解に要したエネルギーと
燃焼で得られるエネルギーは同じなので、熱効率の分赤字になる。
研究所の爆発シーンで「核爆発ではない」と明言しているため、いわゆる
水素を使った核融合のような既知の技術でないことも主張している。
そこで、水素を発生するのに「ソノ・ルミネッセンス」という技術を用いて
未知の反応を引き出しているという設定。
ソノ・ルミネッセンス自体は実在の科学用語で、音波の刺激を与えると
物質が発光する現象。現実には物質ごとに音と光りかたの対応関係に差が
あることを利用して、交通事故現場に残された塗料の破片を分析するとか、
遺跡の非破壊の分析に使うとか、そういう用途に使われている。
超音波が物質に与える様々な振る舞いは、わりと新しい研究分野で、
結構不思議な現象が多いようだ。
「フリー・エネルギー」という用語も沢山使われるが、この場合の
フリーとは「無から有を生み出すこと」で、いわゆる永久機関のこと
を指す。怪しい特許に興味のある向きにはお馴染みの世界である。
- 『千里眼』鑑賞(レンタル) ☆
[鑑賞記]
ここ数年国産ホラー映画が流行っていて、『千里眼』もその一つだ。
水野美紀がアクションを繰り出すという売りに誘われて見てみたが、
映画としてはいまいち乗れない出来だった。話の破綻が目立ち、
水野美紀のアクションのみ
- 自衛隊のヘリ市原で墜落
市川市の上空は日頃からヘリが沢山飛ぶが、珍しく夜中の10時過ぎまでも
バタバタ飛び回っていたのは、事後処理のためか?
- 米潜水艦と漁船衝突事件
全面的に潜水艦が悪いのは当たり前で、厳しい対応が望まれる。沖縄の海兵隊
基地でも色々起きているが、とにかくうやむやはよして欲しい。
ところで、TVを見ていると「緊急浮上した潜水艦の導体が当たった後、垂直尾翼
(っていうのか?)が漁船をまっぷたつに切り裂き、タイタニックのように折れて沈んだ」
と潜水艦の人間が言っていたが、潜水艦側には塗装の剥げた痕だけで、凹みも何も
ないのに驚いた。
あれほど巨大な物同士が時速80kmほどで衝突したのだから、その衝撃はもの
すごかったはずなのだが、あの薄い垂直尾翼でさえ無傷というのは驚異的なことで、
恐らく冷戦時代なら「傷つかなかった」という事実一つとっても機密のベールの
無効に葬られた事件であろう。
- ともあれ、アメリカ側からどれだけのものが引き出せるかは「政治力」だ。
「これは事故で、危機管理じゃない」なんて言っている総理大臣は大考え違い。
日本にとって米軍のあらゆる動きは最大の関心事であり、これは重大な
国際問題だ。むしろ、米国の方が素早く敏感に反応した…ということは、
守りに先手を打たれてしまったことになるね、やっぱり。
- ホームからの転落事故相次ぐ
助けに降りる人も相次ぐ。とりあえず二次災害になっていないが、あの事件以来
結構助けに降りる人が増えたようなのである。
そこでTVで「非常停止ボタンを知っていますか?」というインタビューを
やっていたのだが、意外に知らない人が多い。転落事故は今までにも沢山あって
そのたびに話題になっていたはずなのだが、興味のない人は興味がないという
ことか…。
JRでは非常停止ボタンの使い方についてのピーアールを実施すると言っていたが、
駅を歩いていたら、電車を待つ間に細々とアナウンスしていたぞ。
2001.2.13
- グインサーガ第77巻『疑惑の月食』
毎回のびっくりである(笑)
- 『スペーストラベラーズ』鑑賞(レンタル) ★
公開当時は「期待はずれ」なんて評価をあちこちで聞いたが、
原作舞台のビデオと比べてみれば、「映画化」しただけのスケールアップは
確かにあって立派な娯楽作品になっていると思った。
惜しいのはスピード感の欠乏だったり、『踊る大捜査線』のようには強力な
キャラクター性が無いことで、結果的に事件に巻き込まれたような当事者感覚
は湧いてこず、一歩引いてTVを見ているような感じがする所だろう。
2001.2.11
- 妻の友人(合唱関係)が来て上映会。
上映作品リスト
- 機動戦士ガンダム劇場版特別編DVD-1,2,3
- ポケットモンスター・ルギア爆誕
- 機動戦士ガンダム・逆襲のシャア
- 機動戦士ガンダム第08MS中隊・ビデオ版
- 機動戦士ガンダム第08MS中隊「ミラーズ・リポート」
- 機動戦士ガンダム第08MS中隊「ラスト・リゾート」
計約18時間。楽しかったけれど、疲れた…。
- 『ポケットモンスター・ルギア爆誕』鑑賞 ★
ストーリーは「爆誕」というほどルギアが活躍しなし、ピカのかわいらしさも
ミューツウの逆襲のそれにはお呼びもつかないので全く期待はずれ。ドラマ性も
後退したと感じる。
ただ今回は音響効果は驚くほど縦横無尽の移動感、定位感、迫力で
5.1chをフルに使っている感じがする。また、CGIとセルアニメの融合を
試みているのが良く分かる。分かってしまうのが弱点とも言えるが、
実験的と考えて、今後の進化に期待したい。
2001.2.10
- 妻の友人2人(タイタニック系)が来て上映会。
ミュージ『カルエリザベート宝塚版』ビデオなど
- 『ミツバチのささやき』鑑賞(DVDレンタル) ★
筋金入りの文芸作品である。
内戦直後のスペイン。引き裂かれた家族の絆。村にやって来た
『フランケンシュタイン』の映画と現実との境界が曖昧な年頃の
少女アナが、共和軍の逃亡兵士をフランケンシュタインだと思い
こみ世話をするシーンと、そうして心が通じた兵士が残党狩りで
射殺され、ショックで森をさまようアナ、やがて物語と現実の
境界線から目覚めるように立ち直るアナ。
6歳くらいの少女の認識の世界のふわふわした手触りと、
戦争の悲劇を織り込んで、セリフは極端に少なく「見て感じさせる」
作品になっている。
芸術的な気分になることは請け合いである。
2001.2.9
- 秋葉原で三洋の液晶プロジェクター"LP-A7"拝見
定価が378,000円のSVGAモデルで、雑誌記事でも好評の機種。
デモでは「春のヨーロッパの山村、前景に菜の花畑」という絵が写っていたが、
菜の花の黄色が緑がかってわりあいに古典的な液晶色のようだった。ホワイト
バランスの調整が可能らしいので、じっくりいじれば「深い黄色」も出せるの
かも知れない。
メリハリ重視の絵作りなのも古典的な液晶の絵だ。デモに使われる明るい
風景画なんかでは好印象だが、ナイトシーンではちと辛いかも。
全体には以前から有る「シャープの画質に似ている」という感じを受けた。
マニアックに画質にこだわると物足りないかも知れないけれど、この価格なら
納得がいくと言っても良いのかも知れないな。という感じ。
- 秋葉原でシャープの液晶プロジェクター"XV-Z7000"拝見
三洋と同じくSVGAモデルの新製品。不思議なくらい三洋と似た色合い。
SVGAモデルでは三菱が好評だが、これを含めた三モデルで比べると
どうもやっぱり三菱が「液晶離れ」した深い色合いがして良いような気がする。
三菱のはVW10HTと色合いの点では良い勝負。
そうすると、価格的にシャープが辛いような…。この価格だともう一声でVW10HTが
買えてしまうし。
2001.2.8
- 『エリン・ブロコビッチ』鑑賞(DVDレンタル) ★☆
予告編のイメージは「色気で勝負」という印象が強くてたいした話に
見えなかったけれど、実は肝っ玉母さんの人情話。
映画の大半は「土壌汚染の証拠集め」「被害者集会」などという地道な
作業の描写だが、程良くばらまかれたわさびの利いたエピソードと、
トントンと進む全体のスピード感でとても楽しめる話だった。
- さらにガメラのメイキングビデオ三部作を見る。勢いでガメラ2(本編)も見る。
2001.2.7
- ヴァージンシネマズが東京にも出来る…という情報をよく見ると「南大沢」だそうで、
多摩センターよりさらに奥のほとんど神奈川山中という感じの場所ではないか。
確かに周辺はベッドタウンで人は居るけれど、たぶん、平日は超がらがら、休日は子供が一杯
という感じになるんだろうな。わりと、市川もそんな感じよ。
- ヴァージンシネマズの会報が来る。
シネ・マイレージの年間MVPを獲得した人は4〜12月に150本以上見ていて、計算すると
私が家でプロジェクターを使っている時間の1/3位は映画館にいることになる。これは凄い。
また上映作品数からして、すべての映画を二度ずつ見るのに相当するようだ。
ベスト5まで下ると、すべての上映作品を一回ずつ見るのに相当するくらいの数。
いずれにしても凄い話。
しかし、金額換算すると25万円ほどなので、レイトショーなどを活用すれば、志次第で
到達できそうな圏内ではあり、逆に自分が昨年一年間に購入したDVDの金額を考えると、映画館で
見るのも高くないな〜と思えてくる。
- 怪しいエラー・メールが364通来る。
Fromに他人のアドレスを入れて、不特定多数の人にメールを出すという手法の広告メール
の宛先間違いで戻ってきたメールがどかどか届く。結局あるwebサイトにアクセスさせるのが
目的らしいが、迷惑な話。
たぶん、発信元のメールサーバの管理者が気づかないと、それっきりなんだろうなぁ。
- 『メイキング・オブ・ガメラ』鑑賞(レンタル) ★
ガメラ(1)のメイキングビデオ。
公開前の宣伝用ビデオという雰囲気が濃いビデオで、昭和のガメラのスタッフも
顔を見せていたり、特撮の裏側、藤谷文子のデビュー作としてのプッシュなど
盛りだくさんの内容で結構楽しめた。
監督は「下手なんだけどね」と藤谷文子をプッシュ。結局下手なままG3まで行っちゃったよな〜
というのは、監督の期待を裏切ったんじゃないかという気がしないでもないんだが…
良いのか、可愛いから(笑)
ギャオスの着ぐるみに入っているのは実は女性だ…というので、その辺もたくさん素顔が映っている。
脚本の伊藤さんも登場。パトレイバーのLDで見かけて以来かも。
とにかく、新しい正統派怪獣映画を作ろう!という気概が溢れる良いビデオ。
- 『G2プロダクション・ファイル』鑑賞(レンタル) ★
ガメラ(2)のメイキングビデオ。
1.は正統派怪獣映画、2.は災害としての怪獣を描いたシチュエーションものだという
方針がまず語られる。前作を超えることを宿命づけられたスタッフたちの産みの苦しみが
よく見えて感情移入の出来るメイキングになっている。
レギオンの設定や造形にまつわる話はなかなか面白い。
- 『GAMERA 1999』鑑賞(レンタル) ★
ガメラ(3)のメイキングビデオ。エヴァの庵野監督による。
ドキュメンタリータッチに編集されて、先の二作品に対して明らかに作品っぽい。
これがあるためにG3のLD-BOXの特典にはいわゆるメイキングが無く、執拗なまでの
作品と素材の解説になっている。本ビデオは「人間ドラマ」という感じ。
いきなり脚本が三ヶ月遅れ、度重なる方針変更によるリライトが重なって…
という冒頭からG3の難産ぶりが強調される。
脚本の段階で、プロデューサー、監督、脚本家、特技監督etc.が激論しながら
ねじ曲がりつつ生み出されていったことが分かって面白い。
今私たちがあの脚本に対して感じる満足、不満足の根底にあった問題がちらちらと
見栄隠れしている。
それにしても、このメイキングは「人間関係のぶつかり」をダイレクトに
描いていて、ラスト近辺はまるでエヴァンゲリオンの精神ドラマみたい。
「22%はフィクションです」と書いてあるのが愛嬌で、じゃあどこがフィクション
なのかってのが分からないのがまたアヤシゲなのだが、関わっている全員が
作品に絶望しているので、販促目的のメイキングビデオとしてはちょっと…(^^;
2001.2.6
- 『ヒマラヤ杉に降る雪』鑑賞(DVDレンタル) ★☆
[鑑賞記]
第二次世界大戦中の米国移民の悲劇が詩的に描かれる。
イーサン・ホーク&工藤夕貴がしんみりと良い。
2001.2.5
- 『猿の惑星』鑑賞 ★☆
冒頭は不時着した宇宙船からの脱出で延々と砂漠を歩くシーンが長くって、
もう我慢ならん〜と爆発しかけるころにようやく「猿人」との絡みが現れ、
最近のSF映画のテンポ感との隔絶を感じてしまった。
とはいえ、猿に捕まってからの展開は面白いし、なんと言っても、猿の
マスクの良くできていることによるリアリティーが効いている。
SFとしてみると、設定は秀逸なのだが、何百光年も離れた星に地球人と
全く同じ姿形の生命体が居て、猿が「英語」を喋っているという事実に、
「未来の地球に着いてしまったのでは?」という疑いは一瞬で成り立つ
はずなのに、主人公が最後の最後まで「地球によく似た星」という勘違いを
引っ張るのが辛い。
そもそも、冷凍睡眠を続けたままいきなり惑星に降りてしまうのも
相当大事故だと思うし、三日分の食料しか無いというのも無茶だ。
そのへんの弱さが「過去の名作」という立場に甘んじてしまう原因だと
思うが「猿の惑星」というタイトル、シチュエーションの放つオーラは
やっぱり凄いのだ。
2001.2.4
- 『U-571』鑑賞 ★★
[鑑賞記]
爆発音がもの凄い。画面が暗い(^^;; 「アメリカ万歳映画」だが、
とにかくリアルな潜水艦戦の疑似体験が出来る。
2001.2.3
- 『クリムゾン・リバー』鑑賞 ★☆
[鑑賞記]
[ヴァージンシネマズ市川 screen#8 SRD]出演:ジャン・レノ、ヴァンサン・カッセル
猟奇殺人の謎解きは難解だが、アクションが渋く決まっている
- 昼頃突然「30分後にお客さんが来る」という電話がありパニックになる(^^;
2001.2.2
- 『パーフェクト・ストーム』鑑賞(DVDレンタル) ★☆
[鑑賞記]
久しぶりにLFEがガンガン鳴る大音響の映画を見た。後半一時間はず〜っと嵐の轟音の中
なのでとても疲れて感覚が麻痺してくる。登場人物もず〜っと叫んでいる。
でも最後にほろりと泣けるようなお話。悪くないと思う。
2001.2.1
- 『猿の惑星 (特別編)』購入
- グリーンカーボランダムって何だ?
- ホームシアターな掲示板についての掲示板
こういう、アンダーグラウンドな書き込みの世界もあるんだ〜と感心してしまった。
パソコン通信時代にも、こういう雰囲気(バトル観察系)の場所は沢山あったけれど、インターネット
時代になってからはアンダーグラウンドも軽くなっていた(というか、初心者の乱入が多い)ので、
こういう雰囲気は懐かしいな(^^;
ところで、このスレッドの中に自分の名前もあった。
こっぱずかし〜。一応抑制して書いてるのよ、これでも(笑) 喧嘩には巻き込まれないように
努力もしてるんだけれど、たまに地雷をふんぢゃうんだよね…。
- ちなみに「冷蔵庫はSONYじゃないのか」と書いてくださった方のつっこみはなかなか
のものだと思ったが、「ソネットブランド」というのが有って冷蔵庫を扱っているという
情報は知らなかった…。
なお、東芝,ビクター,シャープ,ヤマハ,松下,パイオニア,日立,NEC,etc.とsony製品以外も色々もって
る。完璧にあらゆるものをsonyだけで揃えていたら、それはそれで潔いかも知れないが(笑)
- 今日の吊り広告「高橋尚子なに様?」
べつにちょっとくらい太ったって、TVに出まくったってオリンピックのためにあれだけ
頑張ったんだから女性週刊誌にとやかくいわれることはないと思うんだな。
- 今日のニュース「中二の孫に灯油をかけて燃やす」
理由は「長電話に怒って」。なんか、凄いコトするなぁ。どんな爺さんじゃろか?
- ところで「日航機のニアミス」は高度差10m、左右間隔0mだったとか。
管制官の指示が遅かったとしても、目をつぶって飛ばしたってそんなに近づかないと
思うし、レーダーだって有るのに。不思議…。機長は黙視での確認もしているらしいので、
「右に譲ろうか、左に行こうか」と悩んでいるうちにふらふらと吸い寄せられたのかな?
怪我人もずいぶん出たそうだが、とりあえず飛行機に乗ったら常にシートベルトは締める。
というのは肝に銘じたい。時々乱気流で怪我人が出るたびに思うんだけど。
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