映画館がやってきた!

構築日記・不定期便
- What's NEWを兼ねた日記のような読み物 -
2001年3月
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2001.3.31
  • 雪だ。桜も満開だというのに花見が出来ない(^^;
  • 繰演スタッフのG3日記 を読んで熱い物がこみ上げてきた(笑)ので、またまたガメラを見る。
     なんだかんだ言っても良いシーンばかりだ。たぶん、尺がもっと長ければ シナリオの未消化部分も充実して最強の作品になっただろうに、その点だけは 惜しいことだ。
  • プロジェクター内部の掃除して、コントラストアップ。
     掃除は久しぶりだが、思った以上にクリアになって嬉しい。何故か埃は 緑が強いのでこれが無くなることでカラーバランスまで変わって難儀す る(^^;;
  • 『古畑任三郎 9』鑑賞(レンタル) ★ [鑑賞記]
     『破線のマリス』を見たばかりでタイムリーなのだが、犯人が陣内孝則だ。
2001.3.30
  • 某日記系サイトが紹介されていたので見に行った。すげ〜笑える(^^; …と汗顔 なのは「人生体当たり表現者」なのだなぁと思ったから。もちろん、 文章はすらすら読ませる軽みを持っており、ネタも楽しいが自分を笑いのネタにして 表現しようと言う意気込みが読ませるんだろうなぁ。
     ちなみに、このページも「日記サイト」の一つではあるが、あくまで 「日記とは自分のために書くもの」というスタイルを固持しているので、お客さんと して読んでくれている人はきっと読みにくいだろ〜な。うん。ですます調で柔らかく 書いた方が楽なのは確かだが、内容まで上品になるような気が…(ならないか(笑))
  • 香港で著作権法強化
     映画もパソコンソフトもコピーし放題の香港だったが 新しい法律によると、会社のパソコンにコピーソフトが入っていると本人も経営者も いきなり懲役刑だとか。
     これで、ハリウッドのコピープロテクトの嵐が和らげば良いんだけれど…。
  • 米国は温暖化防止のための会議から離脱してしまったらしい。逃げるとは、 プライドのない…
  • りんかい線3/31に天王洲に延伸 - 千葉から羽田に行くのが20分短縮するとか、ディズニーランドと羽田が近くなるとか、 もちろんお台場も。去年は29億円も赤字になったらしいが、少しはプラスになるかもね。 H14年には埼京線と繋がるらしいし。
  • りんかい…と言えば先日新木場から亀戸まで歩いてみたが、1時間半足らずで 意外に近かった。ただし、明治通は埃が凄くて…(^^;
     これで大地震があっても歩いて帰れるな〜とは思うが、川をたくさん渡るので 橋が落ちたらアウトなのだった。
     ちなみに「東京都指定遊歩道」のコースマップには、若洲の公園から船に乗って 葛西臨海公園に行き、そこから江戸川を遡るというコースも書いてあるのだが、 誰も歩かないと思う(^^;
  • 新木場といえば、2002年に松竹の撮影所が移転してくるんだよね。
  • G3日記なんてもの発見。 ガメラの操演スタッフの日記。
     G3のメイキングビデオで台本がもの凄く遅れた話が出てくるが、これを見ると完成稿がクランクイン 三日前で、コンテも何もないという状態で始まったのだそうだ。悲惨だな〜(^^; もちろん、着ぐるみや模型など準備全体は半年前からスタートしていたそうだが。
     とにかく、特撮の撮影の進行が詳細に書かれているのでもの凄く面白い。
     そういえば、『さくや』も『ガメラ』も最近音声解説付きの作品を立て続けに 見たため爆破シーンのガラ(飛び散る破片)など見ながら「お〜いいガラ飛んでるな〜」 などと偏った鑑賞している自分が怖い(笑)
     「イリスの触手ごっこ」も楽しいぞ。妻相手にイリスと操演スタッフ役に分かれて 片方が遠隔で上下に手を振るとイリス役が触手のくにゃくにゃ踊りをする。 運動になるのでたぶん、健康にいい(^^?
2001.3.29
  • 『さくや妖怪伝』鑑賞 ★★ [鑑賞記]
     1707年。人心の乱れが神々の力を弱め、富士は噴火し、ひび割れた 地中深くから封印された妖魔たちが解き放たれる。
     「神々の力及ばざる時、妖魔を持って妖魔を絶つ」
  • 巨大生物襲来における日本国防衛要撃戦闘批評 完全版 - 面白そうです。
  • ガメラ公式サイト
  • 金子監督サイト
  • 『巡査 今泉慎太郎 2』鑑賞(レンタル) ★
     1ほどのテンションはないが、必見だ。
  • 薬害エイズの安部被告が無罪になった
     心情的にはかなり意外だが、私たちがTVで見てきた大悪人の被告像は TVが作ったイメージではなかったかという気もする。
     やっぱり悪く思えるけれど、先日見た映画『破線のマリス』のことを 思い出してみれば、TVで悪そうな態度ばかり放映されたからといっても、 一日中報道陣に追いかけ回されたあげくにいい顔の出来る人がいるはず 無いし、反対に法廷から出てきて機嫌のいい顔をして見せたらそれはそれで 「冷酷な殺人鬼」として報道されるでしょう、きっと。
     そう考えると法廷が「関係者の証言は被告に責任を押しつけることで 自分たちの責任から目をそらそうとした可能性が高い」と判断したり、 当時どれほどの判断が可能だったかについて慎重な判断をしたのは、 極めて理性的な態度なのだろう。
    『12人の優しい日本人』では、優しい日本人の陪審裁判が描かれている が、たぶん今回の件で日本に陪審裁判があったらどう考えても有罪だろう。 その過程で、長年のTV報道で蓄積されたイメージに左右されないことは 絶対に無理だと思う。日本人ならなおさら。
     今回の裁判結果を見て「やはり日本でも陪審裁判を導入して司法の 一端を国民にゆだねることが必要だ」と思う人は多いだろうが、そのとき 本当に正しい判断が出来るのかと問われれば、絶対に無理な話だと思う。
     今回の判決でどちらが正しいのかは私にはわからない。だが、 世論の多数はこれを認めがたいと思うだろうし、その根拠がワイドショー などから与えられた印象に寄って立っていることも否定できないのだから 恐ろしい話だ。
  • それにしてもだ…
     報道の虚構を描いた映画を見て心底「こういうことはあり得るよなぁ」 と思った直後の事件でさえ、なんのきっかけもなければ 「なぜ安部被告が無罪に」と無批判に思ってしまうTVの怖さ。あるいは 人間心理の不確かさ。あらためて心すべきだなと…。
2001.3.28
  • 『超時空要塞マクロス 3,4』鑑賞(レンタル) ★☆
     ミス・マクロスから。
     良く聴いていると、効果音が基本的に初代ガンダムとほとんど同じだ。
     音楽はミンメイの曲だけでなく、一つ一つのBGMまでかなり良い。
     たまに、メインキャラでさえ「これって誰だっけ?」と仰天するほど 作画が乱れるのは辛いなぁ。昔から思っていたことだけれど、あの時代、 それほど人材不足だったのだろうか?
     特に早瀬さんなどは、白目をむいてしまって不気味な顔になっていることが 多い(というか、黒目が小さすぎるのか…)。これでは美樹本氏が首をくくって しまいそう(^^;
  • グランドベガ、BSデジタル内蔵型登場
     残念ながら今回もi-Link搭載はないようだ。どうしてだろう…?
  • アカデミー賞(産経)
  • そういえば、先日の「伊藤家の食卓」で一等になった 「天ぷらの揚げ直しの時水で衣を濡らす」という裏技は、 去年「スーパーマーケットの裏側」を暴くTVの特番でお総菜のリパック (昨日のものを詰め直して売ってしまうこと)のテクニックとして大々的 に放送された内容なのに…、きっと抗議好きの人からの電話がじゃんじゃん 入っただろうなぁ…。
     この番組は毎週一つくらいは「なるほど」と思う技もあるけれど、 「それって当たり前」と言うネタや「そんなに面倒なことするか?」という ネタも多くて、実は投稿が少ないのかと見るのだが…?
2001.3.27
  • 『破線のマリス』鑑賞(レンタルVHS) ★☆ [鑑賞記]
    出演: 黒木瞳(=遠藤瑶子)、陣内孝則(=麻生)、原作・脚本:野沢尚,監督: 井坂聡
     マリスとは悪意。破線はTVの525本の走査線を暗示し、切り刻まれた報道映像に潜む 本質を描く。
  • 鑑定団の目利き自慢のコーナー、今回は「ストラディヴァリ」だったが、 珍しく当たった。1億円だからな〜。でも弾き比べで30万円のコピー品を 選んだ人も2名。
     結局「音の善し悪しは好みでしかない」という事なのか。
  • 最近のsony
    ・光接続のi-Link発表。そろそろBSデジタル機器にi-Linkを搭載して欲しいものだが…
    ・GIGAMOが2.3Gに。これ使えば映像のディスク編集機なんかもいけるんじゃないかね〜 なにしろ、DVD-RWなんかは編集機能がイマイチだから、使える編集機能が欲しい人は少なく ないと思うのだな。
    ・ソニー銀行設立。驚いた(笑)
  • アカデミー賞の結果
     作品賞のグラディエーターはともかく、見ていない作品も多いな〜。
  • ついにVW10HTの3Dガンマをいじる。
     以前から「ブルーの最暗部だけが異常に暗い」というのが最大の問題だった 私のVW10HTだが、3Dガンマの値の観察により「過補正が原因である」と結論し、 再調整を試みた。
     画質に現れる実際的な問題は、
    「人の顔の暗部で緑が目立つ」
    「ナイトシーンの薄暗いブルーの照明の中で、画面中央だけ真っ黒になる」
    「真ん中で黒レベルを合わせると、画面四隅に青い光が滲む」
    という具合。
     これらの問題は今まで、画面全体、平均した見たときにもっとも破綻が少ない ポイントを探すという、一種の辻褄合わせで凌いでいたが、『ガメラ』 のオープニングシーンの夜の海のように、薄青一色の画面では素の特性が 見えてしまい、どうにも補いようがないのが確実だった。
     そういうわけで、とにかく『ガメラ』のオープニングシーンの夜の海 が均質に見えるということを目標に3Dガンマを調整。
     ガンマを変更すると全体の色バランスも変わるので、w/b調整(ゲイン/バイアス) を実施、さらにガンマを微調整のパターンを数度繰り返し。
     あいまに「白黒映画」で大外れがないことの確認も。
     おかげで、かなり暗部の色むらを追い込むことに成功し、ガメラの夜が 綺麗になった。
     この状態で一応『恋におちたシェイクスピア』などの色艶こってりな作品も 色温度調整してみたが悪く無さそう。後でじっくり再調整したい。
2001.3.26
  • 『古畑任三郎 8』鑑賞(レンタル) ★☆ [鑑賞記]
    8-1.鈴木保奈美 アメリカの長距離バスの中で出会った女性の語る完全犯罪の謎を解く
    8-2.澤林唐十郎 贋作を巡る陶芸家と骨董屋と美術館の確執
    8-3.山城伸吾/松たか子 マジシャンの殺人。トリックを見破れ
  • 『今泉慎太郎 1』鑑賞(レンタル) ★☆
     2ndシーズンの各話に対応して、今泉が科研の桑原君に愚痴る10分番組。
     今泉君が古畑の真似をするオープニングから大爆笑である。
     特に、「今泉君を讃える歌」は素晴らしい。
2001.3.25
  • 千葉県知事選挙で無所属の堂本氏が当選
     県知事選挙に投票するのは初めてだ。
     私は千葉の中でも「都市部」に住んでいるのだが、千葉全体で見れば、自民党が 超強力ないわゆる田舎で、自民推薦党候補が落選するのは凄いことなんだろう。
     とにかく、堂本さんと、自民、民主推薦の三人が僅差で競り合ってのこと。
     「無党派」のパワーを意識してか、推薦されている候補者も「無所属」って のはちょっとイカサマ臭く、投票所であきれた私たちであった。堂本氏が当選したのは 無所属ということとは関係ないと思うのだが。
     しかし、県会議員はやっぱり自民党だらけ。
     長野県のように、議会が紛糾するのは目に見えているだけに、当選後のお手並み は全国から注目されるだろう。想像しただけで辛そう(^^;;
  • 堂本ページ
  • 市民ネットワークのページ
  • 21世紀の千葉を創る県民の会 - ここの内容が一番まとまっているかな
     千葉県は結局土木工事ばっかりやっている田舎県だった。
     東京湾横断道路だって無くて良かったよな〜と思うし、ゴルフ場は多いし、 海はどんどん埋めるし。
     一転して、堂本氏はバリバリの環境保護派。たいへん結構だが、うちの近所の道路の ひどい混雑を考えると環状道路の工事は進めて欲しい(別に環状道路でなくても、 この渋滞が無くなればいいのだが)…。必要な工事にも反対派はいる。その辺が 難しいよな〜。
  • 『超時空要塞マクロス 1,2』鑑賞(レンタル) ★☆
     なつかし〜。第一話は早瀬さんの名言集だな。
     飛び去る反重力エンジンを指して「落ちている物を拾って使うからです」とかね。
  • SONY VPL-VW10HT ファクトリー・モード - いちおう、全パラメーターとデータをメモ。ほとんどの項目は意味不明だけれど。
2001.3.24
  • 『古畑任三郎 7』レンタル ★ [鑑賞記]
    7-1.唐沢寿明/伊集院光 古畑、クイズ王に挑戦。密室から犯人が抜け出し た方法とは?
    7-2.加藤治子 脚本家姉妹の殺人
    7-3.風間杜夫/小野武彦 殺人犯の嘘に嘘に嘘、どこからばれた?
  • 『古畑任三郎 6』鑑賞(レンタル) [鑑賞記]
    6-2.沢口靖子 宗教のためなら殺せる。戒律からの逸脱を恐れた女教師
    6-3.草刈正雄 偽装無理心中の謎。ミステリーマニアの医師との対決
2001.3.23
2001.3.22
  • 『GAMERA THE BOX 1995-1999』購入 ★★
     おもいっきり、早朝まで見てしまったので辛い(笑)
     平成ガメラ三作品と特典ディスク2枚のBOX
     ばら売りのものに対して、オーディオ・コメンタリ付き、DD5.1音声付き、片面二層ディスク という仕様の差がある。
     画質は、大画面で見ると単品より確かに解像度が上がった感じがして良い。 激しく動く炎などもほとんどデジタルのイズが目立たない。色乗りもいい感じ。
     DD5.1音声は、それほど極端に新しい音をつけているわけではないので、 すごく変わった感じはしない。微妙な違いにとどまっていると思う。
     コメンタリは、金子監督と蛍雪次郎、藤谷文子らの女優が担当しており、 一作目なんか「遠い昔の思い出話」という感じで、ちょっと間延びしがちであるが、 まあそれなりに面白い。ただし、基本的に「金子組=本編チーム」のコメンタリなので、 特撮映画的に突っ込んだ話はないから、そっちの話を知りたい人の期待には対応して いない。特撮の話は「特典ディスク」にまとまっている。
     特典ディスクは、樋口監督へのインタビュー。まあまあ、面白い。外見はただの オタクにしか見えない(^^;けれど、もの凄い愛と熱意と自己規制で作品を作って居るんだ という良心を感じることが出来るのはいいと思った。
     とりあえず、コメンタリを見ると、スタッフは三作で燃え尽きてもうガメラを 作る気は無いみたい。それはそれで潔いかも知れないと思う。
     初代ガメラシリーズの最後の方に、「亀の甲羅でマッハふみあけが木琴をする」 という壮絶なシーンがあったそうだが、作り続けているとそういう世界になって しまうのは「昭和のゴジラのシェー」にも通じる話みたい。
     ドラエモンやサザエさんのように無限に続きそうなシリーズもあるけれど、 たぶんあれは「成長しない」から成り立っているのであって、『平成ガメラ』 みたいに人類に成長を促しているような物語は、いつか卒業の時が来るのだろう。
  • 超心理学のページ(笠原敏雄) - 他のことを検索していたら偶然引っかかったのだが、超能力は本当にあるんだぞと 論争しているページ。この人は「心霊現象」が専門のようだが、あっちゃ〜という 感じではある。
     念動力や生まれ変わりや、何しろ結局は「科学で説明できないことは心霊現象だ」 というのが趣旨なので、「今は科学で説明できなくても証拠を積み上げていけば科学的 に説明できるかも」というという発想はないのだな。
     オカルトもたとえばダライラマの生まれ変わりを選ぶみたいに「生前の愛用品を すべて当てたら本物」というのは害が無いけれど(とも言えないか…)、末期ガンの 患者に対して 「民間療法だけで治った人も少なからず居るので心霊治療を受けよ」というのは 同じ統計上のトリックであっても深刻さの度合いが違う。
     ともあれ、TVや出版や信者からお金を巻き上げる以外の方法で超能力者が食べて いけないのなら、あんまり役に立たない力だと言うことだけは確かだろう(^^;
     あんまり霊能力者が宝くじを当てたり、交通事故を避けたり、病気をしなかったり という話も聞かないもの…。
     超能力を素直に信じて人殺しをしまくった某宗教団体の影響で日本のオカルト熱は 下がっている気もするが、一方、ネットのネズミ講や、疑似科学(幸運の石とか、 電磁波をカットするシールとか...)は一向に減らない。これって、義務教育の レベル低下のせいじゃないかしらん?
2001.3.21
  • 『FROM THE EARTH TO THE MOON』Disk 2,3鑑賞 [鑑賞記]
     アポロ11号の初めての月面着陸から,12,13,14号の話。
  • 『ボーン・コレクター』鑑賞(DVDレンタル) ★
     主人公(デンゼル・ワシントン)は警察学校の教科書を書くような 腕利きの捜査官。だが現場で事故にあって 半身不随になる。動くのは方から上と指一本だけ。
     そんな彼のところに、連続猟奇殺人の調査の依頼が入る。 最初の事件の現場の保存をして証拠品を確保した美人警官の センスを見込んで彼女を片腕に、犯人が意図的に残した証拠を 追いかけ、頭脳の勝負をする。
     だが、犯人の本当の目的は… という話。
     謎解きではあるが、遺留品の示すものを探していくだけなので 推理小説のようなトリックの面白みはない。ベッドの上から次々 と推理を繰り出す主人公の読みがびしばし当たるという快感を 味わえストーリー。
     だが、連続殺人ものの常として、探偵は事件を止められない。
     死体はあまりはっきり描写されない。暗いし、大写しも部分的だし。 だからこの前見た「レッド・リバー」よりエグくない。
     ヒロインの上唇のめくれた女優に見覚えがあると思ったら、 『60セカンズ』に出ている人だった。個性的な顔は得かも。
     というわけで、怖いけれど怖さが売り物の映画ではなく、 これは探偵ものだ。ただし、読者に挑戦というような公平な ミステリーではない。「探偵が鮮やかなのを見て楽しむ」 という話。
2001.3.20
  • お客さんが来て鑑賞会。
    • アンナと王様
    • 12人の優しい日本人
    • スチュアート・リトル
     TAXi-2も凄く面白いぞ!という話が出たが100%楽しむには第一作も見る必要が あるのでまた今度ということにする。あと、モンタナの風に抱かれても良いけど 長いからこれも次回ということで。
2001.3.19
  • 「図解・わかる電気と電子」から
     波動方程式を解いていくと、電波は本質的にどんなに遠くに飛ばしても歪みが生じないのに 対して、電線を流れる電気の方程式を解くと、原理的に歪みが生じる。
     歪みを表す項の係数は"LG-CR"、すなわち"LG=CR"なら、波形の歪みは生じない ということなんだと。(L:インダクタンス,G:コンダクタンス(二線間の漏れ電流),C:容量,R:抵抗)
     これの原理は、海底ケーブルの無歪み伝送のために応用されているそうで、主にインダクタンスと コンダクタンスのバランスを取ることで係数をゼロにしている。
     とはいえ、数千キロmを伝送する電線で現れる影響が、数メートルのオーディオ用配線に 現れるかどうかというと、わからないと思うけれど。
    (ただし、あまり凝った構造のケーブルを作って、これらのパラメーターのバランスを 崩すと、波形が崩れて甘い音のケーブルになる可能性はあるだろう。)
  • 先日妻が ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにはタイタニックのアトラクションが無い…。とか つぶやいていた。
     「ハリウッド映画」と名乗ってもユニバーサルだけだからね。確かにメキシコまで行くの は難しい。気持ちは分かるが、それって…(^^)
     でも、USJの隣にこっそりとスターウォーズやタイタニックのアトラクションを作って FSJとか名乗ると人は入ると思う。
  • スターウォーズ物はディズニーランドにあるけれど、タイタニックはディズニーランドに は似合わない。「ディズニー・シー」も出来るけれどちょっとアトラクションにタイタニックは…
2001.3.18
  • 『古畑任三郎 6』鑑賞(レンタル) [鑑賞記]
    6-1.木村拓哉 観覧車爆破予告。今泉くん危機一髪
  • 『FROM THE EARTH TO THE MOON』Disk 2鑑賞 [鑑賞記]
     1968年の世相、月着陸船の開発と初の月面着陸のエピソード。
2001.3.17
  • 『警部補・古畑任三郎 4』レンタル ★ [鑑賞記]
    4-1.小林稔侍 撮影所閉鎖騒動。殺陣のミスに偽装して二代目社長を斬る
    4-2.木の実ナナ 音楽院の跡目騒動。スタンガンで心臓病に偽装
    4-3.菅原文太 ベテラン刑事の後悔。証拠不十分で釈放されたホシを射殺
  • 『古畑任三郎 5』レンタル ★★ [鑑賞記]
    5-1.明石屋さんま 今泉が殺人犯?休職中の今泉が辣腕弁護士の罠に落ちる
    5-2.山口智子 暗闇の謎。分家した生け花の弟子が邪魔な師匠を毒殺(ジギタリス)
2001.3.16
  • 電気回路の基礎知識登録
    「電気実用講座」で勉強した内容と自分の経験をあわせた覚え書き。
     あとは、オーディオとビデオの基礎知識をまとめる予定。本を読んでも数式や 定数は忘れてしまうので、ちょっとメモしておくと便利だから。
  • しかし、今週買った本の出費は痛かった(笑)
  • 日本アカデミー賞は 『雨上がる』が8部門だと。
     『雨上がる』は佳作だが非常に小粒な作品で、2000年の日本映画にはたいした物がなかったのか なぁなどと思ってしまう。
     それに、助演男優賞 佐藤浩市「ホワイトアウト」 ってのがまた、解せない。 あんまり活躍の感じられる作品じゃなかったと思うんだけど。
  • 図書「図解・わかる電気と電子」
     電気を量子力学で理解する本。といっても「シュレーディンガーの波動方程式」 なんて学生時代、かけらも理解できなかったのだが…(笑)
     ただ、この本では「電線を通る電流の量子力学的な歪みの解説」などという 話題が出てきて面白そうなのである。
2001.3.15
  • 「電気実用講座」読む。面白い。学生の頃はデジタル回路にばかり興味を 持っていたけれど、学校の教科書がこの本くらい面白ければ、学生の頃に真面目 にアナログ回路の授業を受けていたかもな〜
     内容は、「電圧、オームの法則、抵抗、コンデンサー(とコイル)、インピーダンス、 アンプ、トランジスタとFET、オペアンプ」。
     中学校の理科の内容から始まって、簡単なオペアンプの応用回路の自作まで話 は広いが、インピーダンス・マッチングや、回路のノイズ対策などとにかく「実戦」 に役立つ話がたくさん載っているのが嬉しい。
     計算式が出てきても、基本的に微分積分を使わないでほとんど四則計算だけで 説明付けて…というか、実用的にはそういうものだと思って済ませれば良いところ は必要以上に細かくやらないというアプローチが潔い。
  • 『TAXi-2』購入
2001.3.14
  • インプレスでCDにまつわる噂を徹底的に解体!という連載が始まる。
     使用しているネタ本が先日私が買ったものと同じ(図解コンパクトディスク読本… というか、この本くらいしかないが)。取り上げている嘘も、先日某掲示板で 大々的に書き込まれていた嘘から入っているので、きっかけは私が本屋に走ったの と同じみたいだな。
     とにかく、この本には掲示板に書き込まれる謎のヒントは全て書いてある(いいすぎ?)
  • 図書「サウンド・クリエイターのための電気実用講座」(洋泉社)購入
     オーディオ機器の視点からアプローチした電気の本。これはためになる。
     大学で教養として勉強した電気の話はとっても退屈だったが、視点を変えれば 楽しく読める。
     ざっと読んで一番面白かったのは、「インピーダンス」周辺の話。 インピーダンスということばは「最も頻繁に使用されるのに理解されていない言葉だ」 とこの本にも書かれているが、本当にそう思う。自分だって、計算は出来るけれど 実際の回路でどう影響するかというのはやっぱりアバウトに掴んでいるだけ だから。
  • 図書「カラー画像工学」(オーム社)購入
     心理、印刷、TVの規格、液晶画面、プロジェクターetc.の再現性についてなど、 なんでも載ってる。
     NTSC,PALとハイビジョンの色差信号のマトリクスが何故違うかなんて話も、 ちゃんと理由も含めて書いてある。
  • 『FROM THE EARTH TO THE MOON』Disk 1鑑賞
2001.3.13
  • 『FROM THE EARTH TO THE MOON』DVD購入
     16日発売予定だったがなんともうお店に出ていたので購入。枚数が多いので 悩んでいたが、デジパック5枚組でコンパクトだったので踏ん切りが着いてし まった(笑)(普通の半分以下の場所しかとらないから)
  • 『ラ・マン 無修正版』鑑賞(レンタル) ★
     フランス映画。
     1920-30年頃のインドシナ。中国人は地元の労働者を搾取しヨーロッパと交易 することで儲けており、フランスはかつては植民地として君臨したのだが、今残っ ているのはわけ有りで本国に帰っても居場所のない人たちばかりという社会。
     そんな中で生きる「壊れた家庭に育った15歳のフランス娘」は、中国人の 富豪の息子の愛人になることで、家庭への反抗と、貧困への反抗を果たす。
     二人の間にはやがて愛が芽生えるが、フランス人にとって中国人の女になる ということは屈辱であった時代で、中国人にとっても 「結婚は親の決めた中国人同士で」と、それは動かしがたく、彼の結婚を見届け、 「やはりこれはお金だけで結ばれた関係だったのだ」と心に言い聞かせて彼女と その家族はフランスに帰っていく。
     …という話。
     本質は、この時代の植民地で暮らすフランス人の屈折した心理や国際的力関係 を理解…せめて共感できないと、ただ大胆なセックスシーンが目立つだけの映画 になりかねない。きっと、私たちが見て感じるものとフランス人がこの映画から 感じる重みにはだいぶ差があるのだろう。
     とはいえ、主演の二人の演技、少女の影の薄い表情から歴史の重みを補って あまりある複雑な感情が確かににじみ出して、文芸作品としての香りを高めて いるのは確かだ。
2001.3.12
  • 『パトレイバー劇場版1&2』再見
     パトレイバーの世界は無論好きなのだが、やっぱり押井監督の世界は独善的と いうか、観客を楽しませることより、自分のアートな気分を満たすために作られ ているとしか思えない。
     非常にハイクオリティーであるのは確かだが、作品に熱が無い
     考えてみれば、『攻殻…』もCoolな映画だがHotでは無い。
2001.3.11
  • VPL-VW10HTのファクトリーモードで3Dガンマの設定値を調べる。
     RGB,28ポイント,8レベル(計672個)の3Dガンマの値を全てメモする。
     とりあえず、現在色ムラになっている部分が、極端な設定値になっている ためだということが分かった。この機体は一度工場で修理した物なので、 正規の出荷手順で調整されていないのではないかという疑いがあったのだが、 どうも、ランプが温まりきらないうちに調整したのではないかというような 値に見える。
     サービスに差し戻しても良いのだが、ランプが変わればも変わる可能性が 大きいので、自力で調整出来れば最良なのだが…。
  • 『警部補、古畑任三郎 2,3』鑑賞(レンタルVHS) ★★ [鑑賞記]
    2-1.鹿賀丈史 - 興信所長から証拠を盗む。新幹線でカリウム注射
    2-2.古手川祐子 - 恋人をバットで撲殺。料理の下手な精神科医
    2-3.石黒賢 - 超能力者のトリックを暴け。
    3-1.板東八十助 - 将棋の封じ手トリック。若手棋士と古風な棋士の対立
    3-2.桃井かおり - DJおたかさんの完全犯罪
    3-3.小堺一機 - 矛盾だらけの死体。秘書が、議員と愛人を偽装殺人

  • 『マクロス・プラス ムービーED.』鑑賞(レンタルVHS) ★
     道具立てと戦闘シーンのスピード感は目を見張るが、全体としては なんだか物足りない。OVAの後日談という感じでもあり、これを見ていないと 乗れないということもあるのか?
     それに何といっても肝心の「バーチャルアイドル」が可愛くない。
  • 『ジャガー』鑑賞(レンタル) ☆
     ジャンレノが一番強いのだけれど主役というわけでは無さそうだ。 むっちゃ小粒な作品。
2001.3.10
  • ツタヤ100円キャンペーンで5本レンタル。長蛇の列。
     DVDコーナーも新作を中心に20-30本入っているのが全て貸し出し中に なっていて、棚の前のお客さんの密度もVHSの棚の前より濃いくらい。 プレイヤー普及台数の絶対値が急伸していることを実感する。 きっと、もともとビデオのレンタルで映画を楽しんでいた層こそDVD普及は 速いんだろう。
2001.3.9
  • NTTにさらに規制の法案?
     良く分からないが、NTTを規制して新電電系を助けると言うことは、結局電話料金が 安くならないって事じゃないのかな?今はどこも泥沼の苦しさだろうけれど。
  • 2001年で字幕が「フェードイン/アウト」するのを発見。驚いた。  場所は「無重力トイレの使い方」
     ということは、文字データとは別に重ね合わせの明度を制御できる仕様なんだ…。
     スペイン映画で「いつもの字幕/映画風字幕」が選べるものがあった。これもけっこう 意外な物だ。
     映画らしい字幕で見てみたいな〜
  • 『完全なる飼育』(DVDレンタル) ★
    ぼろアパートの脇役が良くてあたかも一刻館。可能な限りのハッピーエンド
     文房具販売会社のサラリーマン(竹中直人)は女子高生(小島聖)を誘拐・監禁し、 身も心もかよい合う完全な関係を求める。
     竹中直人のすむぼろアパートは木造二階建てで一階には管理人さんも住んでおり、 浪人生や、水商売や、色々な人が住んでおり、手すりが腐っていたり、住人が 玄関先で井戸端会議をしていたり、完全に「管理人が一ノ瀬さんの一刻館」である。
2001.3.8
  • 色彩学かTV技術の解説本を探したが近所には見あたらず。で横道にそれて↓
  • 最近某掲示板でCDの音質が何故変化するかなどという良くある議論を読み、 あまりの珍説に脳味噌が溶けそう(^^;;になったので、気を静めるために 「コンパクトディスク読本」という技術解説書を買った。
     私のCDに関する知識は80年代のCD黎明期にオーディオ雑誌などに載っていた 技術解説からのものと、大学でやった情報処理の知識(デジタル転送やエラー訂正 の基礎とか)が基本なので、久しぶりに最新の情報を整理してみるのも良いかと 思って。
  • ついでに「図解ECM用語」なんて本も買う。
     要するに電磁的ノイズの原因と処理方法が解説してある。世の中電磁波が 話題になることが多い割に、なにがなんだか分かっている人は少ない。 雑学用に知っておくと良いような…。
  • ヨドバシカメラの安売りコーナーで『2001年宇宙の旅』 『ライトスタッフ』を買う。
  • 『ラジオデイズ』購入・鑑賞 ★
     1943年前後のアメリカの家庭のお話で「あのころはラジオに夢中だった な〜」という少年アレンの思い出話みたいな作品だった。
     米国映画は、40〜50年代の話が好きらしく、作品数が多い。

     もともと「ウッディ・アレン」のセンスは私に合わないような気もする が、彼と同世代の米国人ならジンと来るのかも。という感じの 人情話で、いっぱい米国の懐メロがかかるので、知っている人は きっと泣けるのだろう。
     某掲示板で言われた三谷の『ラヂオの時間』との関連は発見できず。 ん、タイトルが3文字同じだって?(^^;

  • 『宇宙戦艦ヤマト完結編』鑑賞(DVDレンタル) × [鑑賞記]
     ヤマトシリーズほんとの終わり。大作2時間40分。SFであることは諦めたが 人の道に外れることは止して欲しい。
2001.3.7
2001.3.6
2001.3.5
  • 古畑任三郎研究会
  • この映画が凄いinternet
  • 音が良くなるクライオ処理ってなんだ?
  • 続・パクリ考
     某掲示板で、歌謡曲の世界だと「声も歌い方も似てしまう人は、メジャーデビューする運さえ なかったと思ったほうがいいのでは」という意見が出ていた。
     歌謡曲の場合はでも、ジャンルの流行の中でいかに勝ち残っていくのかというのが重要なので よく似た歌手ってのは富士山の裾野のような気がする。
     宇多田でR&Bが流行して似たようなのがぞろぞろ出てきて、業界のムードが出来て、何人かが 頂点近くに居残る。露骨にそっくり同じだと売れるがアンチが大量発生し、あまり外すと売れない。 似ているけれどオリジナリティーもあるという隙間を狙うのが難しい。
     ちなみに、個人的には宇多田の楽曲にもヒットして納得の曲も有れば、それほどでもない物も あってチャートは正直に反応していると思う。そのそっくりさんの倉木も、そっくりだから駄目 なんじゃなくて「楽曲として高水準」なものは有るし、それは売れて当然だと思う。
     ただ倉木組があまり好きではないのは、あれだけそっくりなのに事務所が「狙って売り出しました」 ということを認めない態度に問題があると思っている。誰だってそれが暗黙の了解だって事は 知っている。「R&Bブームの主流をさらうつもりで頑張ります」くらいの態度で売り出せば 厳しい反感も買わないだろうにと思う。
  • 今チャートを見ると、解散したスピードの後がま狙いのユニットが幾つも売り出し中だが、 どれもそんなに大ヒットはしていないようだ。本家でさえ、ソロCDの売り上げはグループの 時ほどの勢いはないみたいだし。解散と共にファン層全体が卒業してしまったのかな?
     パラパラ音楽とかラップ、ヒップホップも歌謡界を支えていると思うが、このへんは本当に 金太郎飴で良く分からない(^^;;
     その他今気になっていることは「つんくの勢いが何年持つか」だ。「小室ブーム」でさえ 去ったというか、歌謡界全体のサウンドが小室っぽくなって等質化してしまったと思うのだが、 つんくの曲は「70〜80年代に流行したダンスミュージックのいただき」が多いから、 そのネタがとこまで持つかで決まるのだろうか?
  • それにしても、プッチモニの新曲(だっけ?)に「ソウルドラキュラ」の一小節が 丸ごと組み込まれているのは笑った(^^; 今の若者はソウル・ブームなんか知らない だろうけど…。
     以前の「恋のダンスサイト」もそうだったが、あそこまでそっくりを貫くと一種 「懐メロ感覚」でおじさんにも受けるよな…(^^;;
  • しかし「オリジナリティー至上主義」というのは音楽の世界でも高々200年前くらいの 西洋芸術音楽に始まったことだと思うし、それもどんどん人と違うことを追求した結果 前衛に突入して現代音楽は死んだ。結局人間が美しいと感じ取れるパターンには、一定の ワクが有って、その中で頂点を目指して磨くことが大切だったというのが、今の 現代音楽界の状況だと思う。
     ウケる物の拡大再生産に邁進してきたポップスと、迷路にはまった現代音楽の 勢いの違いを見れば、そこに少しは物の本質が潜んでいると思う。
  • X-ファイル効果
     なんか、すげ〜怖い夢を見た。身近な人間が気が付くと異生物に変容している 系のオリジナルストーリーだった。私が制作者なら書き留めて映像化するね。 …ってくらい怖いんだ、これが(^^;;
2001.3.4
  • 『X-ファイル』ファースト・シーズン Disc2鑑賞
     あまりにも怖いので、4話中1,2話のみ見て休む(^^;
     ちなみに、謎の原始人の話と、秘書を守る上司の幽霊の話。
  • NHKはアカデミー賞特集。BS2とハイビジョンで70本くらい毎日映画を放送。 今週からとても忙しくなるな〜。
  • 妻の掲示板で「三谷幸喜」の作品はパクリだよ〜という人(日大の 同級生だとか)が、元ネタを教えてくれた。
    • 「ラヂオの時間」は、「レディオトーク」と「ラジオデイズ」、
    • 「笑いの大学」は、かんべむさし「公共考査機構」(徳間文庫)と、椎名誠の短編の合成
    • 「12人の優しい日本人」のタネは、筒井康隆作「12人の浮かれる男」1979新潮社
      …三谷以外…
    • 『未来世紀ブラジル』は「華氏451」と「1984」と「スターウォーズ」を混ぜた
    • 「愛という名のもとに」(鈴木ほなみ)は、「セントエルモスファイア」のもろぱくり
     知っている話もあるが、初耳なネタもある。閑を見て発掘してみよう。
    トーク・レディオ(1988/米)
    ラジオデイズ(1987/米/ウッディ アレン)
    「12人の怒れる男」と「12人の優しい日本人」と「12人の浮かれる男」
  • 『ラヂオの時間』再見
    三谷監督の画期的な作品紹介
    三谷幸喜データバンク
    次回作「みんなのいえ」は、6/9公開。
2001.3.3
  • 『古畑任三郎 1』鑑賞(レンタル) ★☆ [鑑賞記]
    1.笑福亭鶴瓶 - 狂言誘拐。Fax脅迫状のアリバイを崩せ
    2.中森明菜 - 密室殺人。ダイイングメッセージの謎
    3.堺正章 - 歌舞伎役者、人を殺して茶漬けを食う

  • 『どら平太』鑑賞(レンタル) ★☆
     役所公司主演。
     面白い。どら平太は江戸の殿様から国本の抜け荷がらみの腐敗を一層するよう 命じられた町奉行。わざと「不良奉行」の噂を流して城下の関係者の目を欺き、 "遊び人の平さん"として壕外と呼ばれる悪の巣窟に単身乗り込み、捜査を始める。
     喧嘩もバクチもとびっきり、だけど恋仲の女にはめっぽう弱い。
     とにかく最初から最後までスリルとアクションの連続、それにちょっとした 笑いがびしびしと並び、弛むところがない。
     役所公司が演じる「どら平太」がまた豪快だ。粋でいなせな兄貴がこれほど 決まるとはね。彼の演技がこの映画全体を引っ張っている。
     敵の懐に単身飛び込み、悪い奴らをびしっと懲らす。
     脚本上最後の締めがちょいと甘いのが惜しいと思うが、役者良し、編集の テンポ良し、音楽もまた良し。『梟の城』のように大がかりで豪華な作品では ないが、格好いいお侍が見たいならすっきり爽快間違いなしの一本として お薦めできる。

    スタッフ: 監督/市川崑 製作総指揮/中村雅哉 製作/西岡義信 原作/山本周五郎「町奉行日記」 脚本/黒澤明、木下惠介、市川崑、小林正樹
    キャスト: 役所公司、浅野ゆう子、片岡鶴太郎、宇崎竜童、菅原文太
  • 『地獄曼陀羅・アシュラ』鑑賞(DVDレンタル) ×  ジャケットのイラストが格好良かったのだけれど、最初の15分ほど見て降参。
     きっとずっと見ていると面白くなってくるのだろうけれど、掴みが弱くて これから三時間も見ようと言う気力がくじけた(^^;
  • 『ストーリー・オブ・ラブ』鑑賞(DVDレンタル) ×
     吹き替えでさらっと鑑賞。
     小学生の子供二人を持つ夫婦が色々行き違って、二人の子供が サマーキャンプで留守の間に別居生活に突入。このまま離婚するのか?
     という話。
     この作品、細かなエピソード、夫婦の思い出話を二人の(自問自答の)語り でつなぎ合わせて出来ている。人の家の夫婦喧嘩をのぞいて面白いと感じるか どうかがまず一つ。
     それとやっぱりこの、編集がどうも。こういう語りで繋ぐ手法はTVドラマの 総集編に良くあるので、なんだかそういう感じ。
2001.3.2
  • 『X-ファイル 1stシーズンBOX(24話7枚)』DVD購入
     とりあえず、Disc1鑑賞。う〜ん、怖いぞ(^^; この怖さは音楽の力も 大きい。日本だったら、『ウルトラQ』の怖さに通じる物がある。
  • 『アンナと王様』DVD購入
     とりあえず特典を鑑賞。監督の解説は主に撮影情の苦労話で結構面白い。
  • 『007/リビング・デイライツ』鑑賞(DVDレンタル) ★☆ [鑑賞記]
     ティモシー・ダルトンの007
  • 金曜ロードショー、沈没事故に配慮して『GODZILLA』の 代わりに放映されたのは、『フィフス・エレメント』だった。
    (宇宙船が沈むのは問題ないのか…)
2001.3.1
  • 雨でも花粉症
     今日は雨。家を出たときには何でもなかったのだが、電車の中では他人の衣類から、 会社に着いてからは空調の埃に混じった花粉のせいで、やっぱり調子が悪い気がする。 何とかならんかな〜
  • 「新しい歴史教科書をつくる会」の活動に、韓国からやんわり抗議が入ったとか。
    「自由主義史観」でも「自虐史観」でもなくて本当のことが知りたいよね。

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文:唐澤 清彦 映画館がやってきた!