2000年9月



2000.09.30

大町/曇時々雨/25°C

ホシホウジャクの写真  雨の中、ツリフネソウの赤紫の花がびっしり。その花から花へ、ガの仲間のホシホウジャクが盛んに飛び回っていました。チョウやトンボはほとんど飛んでいなかったのですが、こいつは多少の雨は気にしない様子。ホシホウジャクの写真を撮っていたところ、そばに置いたアクエリアスのペットボトルに飛んできて口を伸ばすやつが何匹かいました。青いボトルが花に見えたのか?人間とは全く別の視覚を持っているはずなので、どうやって花を認識しているのか知りたくなりました。
 鳴いている虫は、ヤマトヒバリ、クサヒバリカネタタキササキリコバネササキリなど。ヒグラシがまだ鳴いていたのにはびっくり。

2000.09.29

中国分/曇/22°C

オナガガモの写真  オナガガモのオスが1羽、近所の池に来ていました。まだ尾は短く、色も地味。ここ数年、訪れるオナガガモが増えてきていて、今年はどのくらい来るのか楽しみ。

2000.09.25

中国分/曇/26°C

ハシビロガモの写真  ヒドリガモに続いてハシビロガモが来ていました。22日に見かけた、という話を聞いているので、数日前からいたようです。

2000.09.24

宮久保/晴/27°C

ツクツクボウシの写真  先週まで騒がしく鳴いていたツクツクボウシもだいぶ数が少なくなり、アブラゼミミンミンゼミに至っては、数時間歩いて1〜2匹が鳴いている程度でした。いよいよ夏も終わりだな、という感じです。(私の感覚ではセミが元気に鳴いているうちはまだ夏。9月下旬になって涼しくなるとようやく秋が来たな、と思います。)
 チョウゲンボウがハクセキレイ2羽に追っかけられているところを目撃。ハクセキレイの方が遙かに小さいのですが、集団で追い払う習性があるのだとか。チョウゲンボウの方はハクセキレイに追いかけられながらも別の獲物を狙っているようでした。市内にはチョウゲンボウがいる場所が何カ所かあるのですが、市街地で猛禽類をみかけるとわくわくしてしまします。

2000.09.21

中国分/晴/27°C

ヒガンバナの写真  ヒガンバナを見かけました。おそらく数日前から咲いていたものと思いますが、突然地中から茎を伸ばして一気に花を付けてるので、偶然ヒガンバナが群生しているところに出くわすまで気が付かないことが多いです。昼と夜の長さが同じになるころ花を咲かせるそうなので、毎年決まって秋分の頃(彼岸の時期)に見ることができるのですが、花を咲かせる直前までは球根のまま地中で過ごしているため、光を感じているようにも思えず、どうやって「昼と夜が同じ長さになった」と判断するのか、とても不思議です。

2000.09.20

中国分/晴/26°C

ヒドリガモの写真  近所の池にヒドリガモが来ていました。冬のカモ第1団です。(コガモの方が早く訪れるそうですが、数が少なく、見かける機会があまりないので、私にとっては、家から歩いて数分の池に来るヒドリガモが初物冬ガモの基準になっています。)

2000.09.19

中国分/曇/27°C

 林の中で傘の径が20cm、高さが60cmもあるキノコを発見。おそらくマントカラカサタケだと思います。先月柏井でも見た覚えがありますが、あまりのデカさに何度見てもギョッとします。手を広げて高さを測っている最中、うっかりして指の先が茎にかすかに触れたその瞬間、60cmのキノコがあっさり倒れてしまいました。うわーっ、えらいことをしてしまった、と後悔することしきり。
 夜、公園を歩いていると、普段野良猫がたむろしているあたりでタヌキを目撃。すぐに林の中へ逃げ込んでしまいましたが、この場所にタヌキが出没しているという話をよく耳にするので、多分間違いないでしょう。タヌキは結構人間と共存していて、市内でもあちこちにいるようですが、それでも身近なところで見かけると嬉しくてたまりません。

2000.09.10

中国分〜堀之内/晴/30°C

ヒゲシロスズの写真  ここ一週間ほど曇りがちの日が続いていたのですが、この日は日差しが強く、ツクツクボウシの他、ミンミンゼミアブラゼミも元気に鳴いていました。
 草むらからはヒゲシロスズのきれいな声が聞こえてきました。

2000.09.04

中国分〜堀之内/晴/24°C

ツクツクボウシの写真  この日から急に涼しくなり、前日より一気に7度以上気温が下がりました。この夏の猛暑が嘘のよう。
 昼間はツクツクボウシ、夜になるとアオマツムシやクツワムシなどが盛んに鳴いていて、初秋らしい風情。
 雑木林の樹液にはカブトムシコクワガタがまだ集まってきていました。