クマスズムシ

(コオロギ科)



クマスズムシの写真

◆ 体の大部分が真っ黒なコオロギ。足の一部が赤っぽく、触覚には少し白い部分があります。スズムシとありますが、本物のスズムシより小さく、鳴き声もまるで違って、金属的な高い音を出します。土手や林の周辺などの草の繁った地面の上にいて、探し出すのに苦労しますが、動作は緩慢で一度見つけてしまえばすぐに捕まります。メスはずんぐりした体つきをしており、羽は短く、体の半分くらいしかありません。

◆ 写真はオスのクマスズムシ。葉の上にとまっているようにも見えますが、これはたまたま緑の葉の上に乗ったところを撮ったため。普段は地面や枯れ草の色にまぎれて目立ちません。

◆ 見られる時期:- - - - - - - 8月 9月 10月 - -

◆ 声:リュ・リュ・リュ・リュ−−−−

◆ 大きさ:約1cm