クロアゲハ

(アゲハチョウ科)



クロアゲハの写真

◆ 春から秋にかけて、普通に見られる真っ黒なアゲハ。後ろばねにある赤い模様がアクセントになっています。ナミアゲハキアゲハが明るい場所を好むのに対し、クロアゲハは雑木林などちょっと薄暗い場所でよく見かけます。黒いはねが太陽光線を吸収しやすいため、明るい場所は体温が上がりすぎて苦手なようです。雑木林のそばにあるクサギの花で蜜を吸う姿がよくみられます。オスには羽に黄色っぽいすじがあり、メスにはそのすじがありません。幼虫の食草はミカン類で、庭に植えてあるとクロアゲハが目ざとく見つけて訪ねてきます。

◆ 見られる時期:- - - 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 - -

◆ 大きさ:約12cm