ハシブトガラス

(カラス科)



ハシブトガラスの写真

◆ どこにでもいるおなじみのカラス。特に市街地に多く、公園やゴミ置き場で残飯をあさっているのは大抵このハシブトガラスです。くちばしが太く、おでこが出ているのが特徴。鳴き声はいろいろですが、たいていは「カーカー」と濁らずに鳴きます。ハトや子猫を襲ったり、歩いている人の頭を攻撃したりとどう猛な面もありますが、何の役にも立たない物をおもちゃにして遊んでたり、落ち葉の積もった林の斜面をズルズル滑り降りてスキーを楽しんだりと、見ていて飽きない鳥でもあります。

◆ ハシブトガラスと外見はそっくりでくちばしがやや細いハシボソガラスもいます。こちらは街中よりも郊外の畑などにいることが多いようです。ハシボソガラスの方は「ガーガー」という濁った鳴き方。

◆ 見られる時期:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

◆ 大きさ:約55cm

◆ 声:カー、カー