カワウ

(ウ科)



カワウの写真

◆ 黒くて大きな水鳥。潜水して魚を捕らえるのが得意。水辺で羽を大きく広げて乾かす姿もよく見かけます。飛んでいる姿はどこか原始的な雰囲気。かつては絶滅が心配されるほど数が減っていたそうですが、近年は逆に数が増えて問題になっています。何百羽という集団で住み、そのフンのおかげで周辺の木がことごとく枯れ、しかもペンキを塗ったように真っ白になってしまうので、迷惑がられるのは致し方ないかも。東京では上野公園や東京湾周辺の公園などにねぐらを構えていて、昼間は餌を探しに遠くまで飛んでいくため、市川市内の川や池でも姿を見ることができます。ちなみに、現在鵜飼いに使われているのは、カワウにそっくりのウミウ。

◆ 見られる時期:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

◆ 大きさ:約80cm