1999年8月



1999.8.29

中国分/晴/28°C

キツネノマゴの写真  キツネノマゴがピンク色で5mmほどの小さな花を咲かせています。
 ツクツクボウシが元気に鳴いています。アブラゼミミンミンゼミも鳴いていますが、もう夏も終わりかけています。

1999.8.21

国府台/晴/29°C

クサヒバリの写真  クサヒバリが「フィリリリリリ.....」という涼しげな声で鳴いていました。車の往来が激しい道端ではかき消されてしまうほどのか細い声ですが、暑さを忘れさせてくれる心地よい鳴き声。鳴く虫の中では私の好きなもののひとつです。
 河川敷ではキクイモ、ガガイモ、ヘクソカズラ、コマツヨイグサメマツヨイグサなどが花をつけていました。
 ウグイスがまだ鳴いているのにはちょっとびっくり。

1999.8.16

堀之内/晴

カンタンの写真  夜、虫の鳴き声をチェック。カンタンセスジツユムシが鳴き始めました。カンタンの声は優雅で、アオマツムシの無遠慮な声とは対照的です。

1999.8.15

大町/晴/30°C

アブラゼミの写真  昨日までは天気が悪かったのですが、この日は快晴。気温も30度を越え、炎天下自然観察をしながら歩いているとさすがに身にこたえます。
 アブラゼミが盛んに鳴いている他、ミンミンゼミツクツクボウシヒグラシもそこそこ鳴いています。
 オニヤンマがやたらと目につきました。縄張りをつくって、一定の範囲を巡回しています。水路を行ったり来たりしているところを写真に撮ってみました。出来上がりが楽しみ。飛んでいるところを撮ってみたので、たぶんピンぼけだらけだと思いますけど。
 花はミソハギのピンクが目につく程度。ガクアジサイツユクサはほんのわずか花をつけているだけです。
 ワシタカ類(チョウゲンボウらしきもの)を一瞬見ました。2種類ほど、聞いたことのない鳥の鳴き声を耳にしたのですが、鳥の声には詳しくないので残念ながら何という鳥かは分からずじまい。期待していたカワセミはこの暑さのためか姿を見せてはくれませんでした。

1999.8.13

国府台/曇

アオマツムシの写真  夜、アオマツムシが「リーッ!リーッ!リーッ!」と騒々しく鳴き始めました。コオロギのなかまですが、木の上、それも比較的高いところにいて、セミなみの大きな声で鳴くものですから、街路樹の下を歩いているとまるで頭の上から声が降ってくる感じ。
 住宅地は街灯で明るく照らされているためか、アブラゼミの声が聞かれます。コオロギたちの声は気温が高いのでテンポが速く、秋の声とはまるで違った印象を受けます。
 ペルセウス座流星群ですが、今年は極大日前後の天気が悪く、結局見ることが出来ませんでした。残念。

1999.8.8

堀之内/晴

ミツカドコオロギの写真  夜、「リッリッリッリッリッ」というミツカドコオロギの鳴き声が聞こえてきました。これで鳴く虫たちの主要メンバーが揃った、という感じです。いまはキリギリスの仲間のハヤシノウマオイが「スイッチョン・スイッチョン」と元気に鳴いていて、コオロギたちはまだまだ数が少ないですが、これから秋が近づくにつれコオロギの鳴き声が盛んになっていきます。

1999.8.8

中国分/晴/28°C

クロアゲハの写真  クサギの木の回りをクロアゲハが盛んに飛び回っていました。この時期白い花をつけるクサギはクロアゲハのお気に入りのようで、薄暗いところが好きなクロアゲハもこの木の側にいれば楽に観察できます。
 サルスベリがピンクの花を咲かせています。葉の緑とバックの青空が花の鮮やかさを引き立てています。

1999.8.7

大町/晴時々雨/30°C

ヘイケボタルの写真  真夏の日差しが照りつける中、アブラゼミの声がすさまじいほど聞こえてきます。この声で体感気温が3度くらい上がる気もしますが、日が陰ると一転してヒグラシが鳴き始め、涼しげな声に心が安まります。
 モンキアゲハというチョウを目撃。珍しいチョウが飛んでいるな、なんだろ?と眺めているうちにスッと飛び去ってしまいました。後ろばねにくっきりとした白い模様があるほかはクロアゲハのように体もはねも真っ黒。家に帰って図鑑を見てモンキアゲハだと分かりました。写真に撮っておけばよかった...。
 オニヤンマがたくさんいたので、写真撮影に挑戦。枝に止まっているものを撮すのは比較的簡単なんですが、飛んでるところを撮すのはさすがに難しい。はたして写っているかどうか...。
 この日昼間は晴れ間が広まったかと思うと突然大粒の雨が降り出すという不安定な天気。幸い、夜になると天気も安定し、蒸し暑く月も風もないというホタル観賞には絶好の条件で、数多くのヘイケボタルが飛び交っていました。

その他