1999年6月



1999.6.20

大町/曇/19°C

ネジバナの写真 梅雨入りしてからずっと天気のいい日が続いていたのですが、ここ数日はまとまった雨が降り、やっと梅雨らしくなってきました。この日も曇で時々霧雨が降るあいにくの天気。薄暗く気温も低かったので、湿地ではキンヒバリの大合唱を楽しむことが出来ました。林の縁の葉をじっと見ているとナナフシが次から次へと発見できました。曇り空でも目立っていたのがネジバナ。公園の芝生のなかでつんつんと茎を伸ばし、あちこちでピンクの花を咲かせていました。夕方、暗くなりかける頃、ハンノキの周りで10匹ほどのミドリシジミがちらちらと飛んでいました。高いところを飛んでいるため、色まではわからなかったのですが、間近で見ると緑色で金属的なきらめきのはねを持っている美しいチョウ。出現のピークは6月中旬ごろだそうです。コジュケイがヒナを一羽連れて林の脇の道で餌を探していました。林のなかで「チョットコーイ」と鳴くコジュケイの声は時々耳にするのですが、実際に姿を見たのは初めて。先月の終わりに7羽いたカルガモのヒナ、この日は5羽しか確認出来ませんでしたが、ずいぶん大きくなっていました。

その他

1999.6.13

中国分/晴/28°C

ジュンサイの写真 水生植物を保護・育成している池でジュンサイとヒツジグサが花を咲かせていました。11時ごろ見に行ったのですが、ジュンサイの花は色がすでに褪せてしまっていました。朝早い時間ならばもっと鮮やかな色なんだそうです。スイレンの仲間のヒツジグサは昼過ぎが見頃で、白い花が綺麗に開いていました。虫はトンボの種類が増えてきて、コシアキトンボシオカラトンボウチワヤンマショウジョウトンボクロスジギンヤンマ(多分)を見ることができました。雑木林ではウラギンシジミ、オオチャバネセセリ、キマダラセセリ、クロアゲハスジグロシロチョウダイミョウセセリナミヒカゲヤマトシジミなどのチョウが目につきました。

その他

1999.6.12

中国分〜北国分/晴/30°C

アカシジミの写真 雑木林の中でひらひら飛んでいる見慣れないチョウを発見。全体がオレンジ色でウラギンシジミくらいの大きさ。図鑑で調べてみるとアカシジミというチョウでした。クヌギやコナラの林にいて、普段は比較的高いところにいるそうです。運良く草の葉にとまったので写真を撮り始めたところ、すぐにさっと飛び立って高い木の上の方に消えてしまいました。やぶではキリギリスの仲間のヤブキリが鳴き始めました。

その他

1999.6.6

中国分/晴/32°C

コシアキトンボの写真 コシアキトンボが飛び始めました。

その他