ケキツネノボタン

(キンポウゲ科)



ケキツネノボタンの写真

◆ 春、湿地や小川のそばなどで1cmほどの黄色い花を咲かせます。実(果球)は丸くトゲトゲした面白い形をしています。キツネノボタンよりも茎に毛が多いのでケキツネノボタンと呼ばれています。

◆ 花の時期:- - - 4月 5月 6月 7月 8月 9月 - - -

◆ 花の大きさ:約1cm

◆ ケキツネノボタンに似た黄色い花をつけるものが何種類かあり、どれも同じような場所に咲くので区別するのは結構大変。以下の点を参考にして下さい。

ウマノアシガタ
花の大きさは2cm(一円玉の直径)くらいと大きめ。
茎に白っぽい毛がびっしりと生えている。
葉に光沢はない。
田の畦、道端などに生える。
実(果球)は球形
タガラシ
花の大きさは1cmほど。
茎に毛はなく、ツルツル。
葉もツルツルで、光沢がある。
水田などの湿った所に多い。
実(果球)は円筒形。
ケキツネノボタン
花の大きさは1cmほど。
茎に毛が生えている。
田の畦や湿り気のある道端に生える。
実(果球)は球形で、コンペイトウのように突起がある。
キツネノボタン
花の大きさは1cmほど。
田の畦や湿り気のある道端に生える。
実(果球)は球形で、コンペイトウのように突起があり、突起の先端が曲がっている。