映画館がやってきた!

構築日記・不定期便
- What's NEWを兼ねた日記のような読み物 -
2001年11月
[先月|目次|翌月]

2001.11.30
  • 今日もウィルスメールが来る。4通
    _tatu-jpさんからfun.MP3.pif
    _saburo_itamiさんからimages.DOC.pif
    _s0042107さんからHAMSTER.DOC.pif
    _k-hipackさんからimages.DOC.pif
    だんだん数が増えている。頼むから、ウィルス対策してください、みなさん。
     ちなみに、今度のウィルスはieのキャッシュに残されたホームページに含まれるメールアドレスを検索して 送信しているらしいので、ウィルスメールを送ってくるのは、私のページを最近見てくれた人だと思います。
    とりあえず、未対策の人はMSのTechNet セキュリティ センター を見てieをSP2にしましょう。
2001.11.29
  • 今日もウィルスメールが来る。しかも二通来た。
    _kumapapaさんからHumor.MP3.scr
    bobu.116さんからfun.MP3.pif
  • 掲示板を見たらお隣さんが「バルコニーに鳥の羽がいっぱい」と書いているので窓の外を見たら 山ほど羽が飛び散ってそのなかに、カモメの肩、足、内臓の一部などが転がって すぷらった〜。たぶんカラスの食事の後らしい。
     ひえ〜っと良いながら片づけ。
     不思議なことに、足の部分は二本平行に揃えてあり、まるで「ごちそうさま」と言わんばかりである。
2001.11.28
  • 表題Re:、本文無し、添付ファイルSotty_about_yesterday.MP3.pifという二重拡張子のいかにもウィルス臭く やばいファイルがメールで届いた。差出人はso-netのmichyとある。
     流行ってるのかねぇ、この手のウィルス。
     私宛に知らない名前から連日ウィルスメールが届くとなると、ホームシアター関連ホームページの どこかが感染源という気がするね。しかし、code_redやNimdaの時にきちんと対策をしていれば、 こんなの感染するはずがないので、今頃感染しているのはちょっとダサイ(^^;;
  • 『ティファニーで朝食を』鑑賞 ★★
     今の感覚で見ると、イベントの少ないラブストーリーかも知れないし、オードリーの考え方も古い。 だけど、ちょっとしたエピソードの積み重ねが、ひとつひとつ「ちょっとわくわくする話」で、 なんだか良い。
2001.11.27
  • 表題Re:、本文無し、添付ファイルnew_doc.DOC.scrという二重拡張子のいかにもウィルス臭く やばいファイルがメールで届いた。差出人は知らない日本人だ。
2001.11.26
2001.11.25
  • 市川市長選挙。候補が「自民現職」と「共産党新人」の二人しかいないので、 日本全国どこに行っても、この組み合わせでは結果は知れている。なんか、盛り上 がりに欠けるのだ。
  • 江戸川の屋形船…ICTVを眺めていたら、屋形船のサマヨというのが紹介されていた。 ホームページもあるようなので色々検索してみる。
     今、近所で船着き場新設工事をやっていて、それは防災目的らしいのだが、目の前の河原に 屋形船をチャーターして宴会なんかしたら、それは楽しかろうな〜と思うわけ(^^)
     たとえば、江戸川花火大会見物の貸し切り運行 をやっている屋形船ならかなり望みがあるのではないか?
     うちから一番近いのは、市川駅から徒歩15分で乗り場、と書いている たかはし丸なんか良いかも。
  • ユザワヤ津田沼店にオーダーした遮光カーテンを開けてみる。
     うお〜、吊り金具が付いてない!
     ていうか、どこにも金具をつける場所が無くて裾かがりしたただの布状態だぞ(^^;;;
     お店に電話すると、さすがに絶句していたが、一週間くらいで縫い直して送るということだ。
     客に手間のかからない一番簡単な方法で対応してもらえて結構なことである。
     DVDラック用カーテンの吊り金具が注文と違う問題も、金具のみ郵送してくるとのこと。
     それはそうと、誤カーテンは「送り返す必要もない」ってことで、ものすごい量の黒布が余ること になるんだけどな…。しかも、以前のマンションで使っていた遮光カーテンも有る。黒布だらけ。
2001.11.24
  • 『もののけ姫』クロマずれ問題、その2 [鑑賞記]
     もしやと思い、『となりのトトロ』も改めて見たら、やはり輪郭線1本分ほど遅れあり。
  • ヴァージンシネマズのページに 「ムーランルージュの本編前にSWエピソード2の予告編を流します」と堂々書いてあった。
     予告編商法だね(笑)
  • ヴァージンシネマズ市川 では、ホームページを印刷して持っていくと割引。今、プリンタ壊れてるんですけど(^^;;
     で『ハリーポッター』は、12/1に4スクリーンの時間差上映で、朝8:00から深夜1:15まで ほぼ30分ごとに上映(計23回)するらしいんだ。どうするね(笑)、それ以降も当分は 一日20回くらい上映するみたい。う〜む。
2001.11.23
  • 表紙のカウンターが21万になる。ご愛読感謝します。
  • 管理人をやっているマンションの掲示板の参加者が100人に到達。
    フリーの掲示板レンタルでログも取っていないので大した管理はしていないが、 まじめに読んでres書くだけでも流れが速くて大変
  • DVDラックにカーテンを引く。生地名は「アジュンティ(ネイビー)」
     ユザワヤ津田沼店のとっちらかったおばさんの間違いか、吊り金具が注文と 間違っているが、とりあえず設置。
     妻が一言「くどい感じ」(^^;
     普段はカーテンを開けてDVDを見せるのだから、閉めたときに存在感があるのは 良いのだ。あけたときにスリムに収まるよう、幅1.2mの細いカーテンだけれど 左右開きにしている。
     鑑賞中はこの濃紺のカーテンを引くと、スクリーン右手の視野が引き締まって 画面そのもののくっきり度も高まって良い感じだ。
     生地はそれなりに厚いので吸音効果もある。ラックに入っているDVDは 拡散効果。吸音と拡散のコンビネーションで万全(の、つもり)。
  • 狂牛病二頭目のこと
     検査体制が確立したからこそ「二頭目」が発見されたわけで、偶然発見された 一頭目以前より格段に安全が高まっているのは確かではないだろうか。
     とは云いながら、「病気」と判定される牛と健康な牛の間に「灰色」の牛が 居るのは間違いない。危険はゼロではないが、いまさら行動を変えても確率的 には意味が無いと、そう思う。
     それに問題なのは「脳と脊髄」なので、肉を食べることより、ビーフ味の 加工食品のほうが余程危ない。
  • 『麗しのサブリナ』鑑賞 ★★ [鑑賞記]
     平凡な少女が素敵なレディーに大変身…というには、オードリーはもともと美しすぎるのが唯一の難点(笑)
2001.11.22
  • 『もののけ姫』DVD鑑賞 ☆ [鑑賞記]
     本編および特典ディスク2のクロマがずれている。セル画の輪郭線1.5本分くらい色信号が 遅いのでたとえば赤く塗られた色がはみ出して、黒い輪郭線が赤くなっている。
  • スクリーン搬入。
     佐川急便が電話でいうには「大きすぎてエレベーターに入らないんです、考えさせてください」 だと。階段室を通れば入ると思うがな。とにかく考えてからまた電話するんだと、やれやれ。
     クレーンを使うまでもないと思うがな。
     二時間ほど後、二人で階段を上ってやってきた。ご苦労様である…が、今度は玄関を通らない。
     廊下で梱包をばらして何とか搬入。110インチでよかった。120だったら絶対入ってない(^^;
  • カーテン出来上がり
    遮光カーテンは「エムール(黒)」
    DVDラックのカーテンは「アジュンティ(ネイビー)」
  • お隣さんを見学
     夜、お隣から「これからどうです」と電話があって遊びに行った。
     リビングに通されてまず、ベランダの手摺にクリスマス・イルミネーションが 施されているのに「おぉ」っと言ってしまう(^^)
     すごい。かっこいい。「余った電球あげますよ」と100個入りをもらうのだが、 考えてみれば我が家ではスクリーンを下ろすためにカーテンが閉まっている率が 非常に高く、そういうカッコいい瞬間を堪能する機会が少ないような気もする。(^^;
     お隣さんは『ゴッドファーザーBOX』と『スターウォーズEP1』のDVDをゲットした 帰りで、BGVに静にゴッドファーザーを流してお話。やっぱりあのテーマ曲が流れる だけでぐっと来るものがある。偉大な作品だ。
     今月末は膨大なDVDがリリースされて買いきれませんね〜という意見も一致。
     騒音に関して「いや、本当に何にも聞えませんよ」というのでgoodな状況だが、 やはり今度「どこまでいけるか実験会」をやってみるべきだなと思う。
2001.11.21
  • ナディアとアトランティスの比較 - 以前英語のサイトを見たけれどこれは 日本語サイト。良く似たシーンとか、設定、プロットが並べてある。
     面白いほど似ていて興味深い。このサイトを作った方の労力に感謝だ。
  • 電動ドリル購入
     コンクリート用の振動ドリルである。最新型のもうちっと大きなやつが欲しかったのだが 在庫の都合でBOSHの10mm用。PSB 400RE型、9400円
     (なにしろ、この上はいきなり24,000円なのでちょっと…(^^;)
     これで、5万円のスクリーン取り付け工事費を浮かそうというわけだ。
     いままで充電式ドリルドライバーは持っていたけれど、今回の機種はドリルスタンド への取り付けに対応しているので今後の応用も広いと思う。
  • 『もののけ姫』DVD購入
  • オードリーヘップバーンの作品が発売
    • 『ティファニーで朝食を』DVD購入
    • 『パリの恋人』DVD購入
    • 『サブリナ』DVD購入
2001.11.19
  • 未明、しし座流星群
     後日聞いたところよると「200年ぶりの大出現」だったらしい。
     とにかくすごい数で、同時に複数個流れるのもざらだったし、緑の流星痕を 残すものや赤く輝くものなど、「炎色反応」の実験みたいにくっきり色が付いた 大火球も多く、途中で爆発したり、二度光ったり何でもありだった。
     江戸川の川原では、高校生くらいの男の子の一群が星が流れるたび 「おっしゃあ」「よし来た!」などと騒いでいるので、なんだか 球技大会みたいなノリではあった(笑)
  • 演奏会。私がホームページを世話している合唱団「青い鳥」が出演。
    コンポーザーズ シリーズVol.1
    
    いちもんめ の いけべさん
    池辺晋一郎さんをむかえて
    2001年11月19日(月) 19:00開演 紀尾井ホール
    
    Kyrie  S.Neukomm  
    Gloria  S.Neukomm 
    Credo  W.Byrd 
    Sanctus  M.Kocsar 
    Benedictus  M.Kocsar 
    Agnus Dei  S.Neukomm 
    Ave Maria  C.Monteverdi, D.Pinkham, K.Matsushita, G.Holst 
    
    池辺晋一郎 作曲
     六つの子守歌 別役 実 作詩 
     うぇーべるん 谷川 俊太郎 作詩 
     森の人々と共に闘う フランカ.シュート 文  佐藤 弥生 訳 
     委嘱新作 池澤 夏樹 作詩 「この世界のぜんぶ」より 
    
    <出演合唱団>
     宇都宮ディースシンガーズ晶
     合唱団るふらん・女声アンサンブルめい
     女声合唱団青い鳥・女声合唱団九月の風
     女声合唱団彩・松本女声アンサンブルAZ
    
    指揮 栗山文昭 
    オルガン 中野ひかり
    ピアノ 斎木ユリ 渡辺かおる 石島彰子
    リコーダー 向江昭雅 小池耕平
    お話 池辺晋一郎
    
2001.11.18
  • 今年の正月映画
    • スパイゲームブラピ、ロバート・レッド・フォード
    • バニラスカイトム・クルーズ、ペネロペクルス、キャメロンディアス
    • スパイキッズ、バンデラス、
    • アトランティス
    • シュレック
    • ハリー・ポッター
    • 千年の恋、ひかる源氏物語 吉永小百合(紫式部)、常盤貴子(紫の上)、天海祐希(光源氏)
     王様のブランチで紹介されてどれも面白そう。
     それにしてもブラピはたくさん出演している。偉いね。
  • 『バニシング・イン・60・セカンズ』鑑賞(DVD) ★
     『(ゴーンイン)60セカンズ』でリメイクされた元ネタ映画。
     そちらの映画評で「原作のほうが映画として面白い」という評価をしている人も居たので 一度見ておこうというわけでレンタル。
     新作と比較すれば「地味」の一言。
     反対に言えば彼の映画の作者たちが現代的に盛り上げるために何を付け加えたかがわかる。
     本作の要素は、「盗難保険の会社に勤める車泥棒たち」が主人公で、ある日「大きな取引」が舞い込み 「仲間をかき集め」て「一週間以内に元締めに届ける」。主人公にはなかなか盗めない「因縁のエレノア」 という車があり、「他のすべての車が順調に盗めたのにエレノアだけが上手くいかず、警察と大チェイスになる」
     狂言回しとして地元ラジオのアナウンサーが登場。カーチェイスの一部始終をラジオ中継していく。

     新作で付け加えられた要素は、「美女」「主人公のロマンス」「兄弟の絆」「悪人との対決」 「命の危機」「意外な人物(警官)との友情の芽生え」 それから原作では一週間の期間の間に順に盗んでいくのだが、新作は計画を練り上げて「一晩で盗む」 という時間の短縮もあるし、「仲間集め」も困難さを付け加えている。
     カーチェイスも原作は最後の一台に重きを集中しているが、新作はまとめて盗むことでテンポを 上げている。
     「なるほど、これが最近のハリウッドの趣味なのか」と思うのは確かだが、一部の批評家のように 「だから最近のハリウッドはだめ」というよりは「昔の作品は確かに地味だな」という感じのほうが 強いか。
     原作にしても、「アメリカン・ニューシネマ」の雰囲気をだそうと無理やりやっているような、 そういうわざとらしさは感じる。一種の額縁に押し込めたような変な感じ。

  • またネットワーク停止。
     今回は電話してみると機器障害で交換作業中とか。ふ〜ん。
  • 『ナディアDVD-BOX Disc2』鑑賞 ★★
2001.11.17
  • たまったポスターを飾ってみることにする。
     妻が銀座のオフィスデポでB2のフレームを買ってきた。(定価2600円)
     丸めてしまいこんだポスターを全部広げてみたが、DVDの宣伝ポスターはイマイチデザインが美しく ないのが多いかも。てことで、私は『平成ガメラ三部作』のポスターを三枚並べてみたりしたら いいぞ。と思ったが妻に却下され、無難に『タイタニック』のポスターになった。
     ビデオ発売時のポスターだが、全部英文字だし、大本のデザインは崩さずに下に二行 "Take The Voyage Home/On Video"と小さく入っているだけなのであまり商売臭くなくて美しい。
     ともあれ、名画系のポスターなんか何枚か飾ったら良い感じじゃないかと思う。
  • タイムマシンのオークションに関する考察だそうです。
  • 小泉メルマガは年間一億八千万円 しかも費用は税金から出ているんだって。知らなかった。
     それにしても、たかがメールを送るだけに高すぎないか?たかが200万通、そのへんのspamだって送信していそうな気がするが。
  • クロマアップサンプリングのバグについての詳細な解説 - 2001.4のレポートなんで、その後の新機種の情報が気になるところ。
  • 通販サイトによるとsonyの新BSデジタルチューナー は、61,500円。初代のことを考えるとだいぶ安くなった。i-Linkも付いたし。
     ただ、せっかくHDD-Rが接続できるなら、地上波チューナーが付いてそれも録画できる仕様なら完璧なのにと思う。 D-VHSを繋いだときにはそれは出来るわけだから。
  • チョウさんのページにDVDとビデオの売り上げ比較 をグラフ化したものが載っている。
     これがなかなか興味深いわけだが、98年末の極端なビデオのピークは『タイタニック』のせいらしい。 予約分が製造できないとか何とか、スポーツ新聞で散々騒ぎになっって、まあ実際には店頭での大きな 混乱も無かったけれどやっぱり凄かったのは確からしい。
     そうすると『千と千尋』のDVDが発売されるとき、タイタニック以上の物凄いことになるんだろうか?
     2001年以降、発売タイトル数と、売上が比例しなくなっているのも興味深い。
     あまりにタイトルが多くなりすぎて、選んで買うようになったってことかな?実感としても、以前は 「今月は欲しいタイトルが無いなぁ」ということもあってマイナー作品にも手を出していたが、 最近は真剣に財布と相談して厳選しなければならない数があるから。
  • 二足歩行ロボットCAM-08 を王様のブランチで紹介していた。
     最近二足歩行ロボットらしきおもちゃがいくつもでてきたが、ほとんどはすり足で、ちゃんと足を上げて歩ける ロボットはあまり無いらしい。そのなかでCAM-08は、「静歩行」だがきちんと足を上げて歩く。
     それでびっくりするのはこのCAM-08、一切の電子的制御が無く、職人が削り上げたカムで 関節を動かしていること。このローテクに込めた職人芸がちと、心そそる。
     しかも、15,000円というお手軽価格で、半完成キットだという。ちょっと欲しい。
2001.11.16
  • ナディアDVDの特典ディスクを見る。
     関係者へのインタビューなんかは紙の資料になっている。ほとんどLD-BOXの特典を流用しているようだが。
     DVDのマスターは、LD発売時にビデオマスター上で本放送に対するリテイクの追加、色補正を行っているので、 これをそのまま使用しているということ。だから画面のゴミなんかは残っているし、若干輪郭補正も見えるが、 実用的に大画面で見ても気にはなるが汚いというほどではない。
     フィルムのブレなどはデジタル補正しているらしい。
  • ナディアDVDはプログレモードにしてもフィルムモードにならない。
     ということで、インタレース用にプロジェクタの調整を作り直す。プレイヤーのDVP-S9000ESは インタレースとプログレッシブに別々のDACを持っているのでモードで微妙に発色、輝度が違うのだ。 (プロジェクターの入力感度が違うのかもしれないけれど、ほんとのところは分からない)
     ま、とにかく「タイトルのロゴが真っ白に抜ける」というのは気持ちが良いでしょう。 今回もエピソード1のTHX Optimizerが活躍。難しいのは 低輝度の茶色が緑に傾かないことだが、単純に緑を抜くとほかの色が変わってしまうので微妙。
  • 『ナディアDVD-BOX Disc1』鑑賞 ★★
     ナディアはVHSで録画したものは何度か見ているのだが、なにしろ39話あるので実は最後まで 見たことは最初の一回だけだったのかも。ともあれ、1〜4話は割と何度も見た部分。
     まずオープニングの曲が良いし、登場人物が次々と走ってくるアニメはスタイルとしては ありがちな気がするけれど何度もみて面白いオープニングになっている。これは珍しいこと。
     走る全身像が前のめりになった一瞬顔面アップになるなんてコマ送りで無いとシカとは 確認できないことだけれど実写では殆どありえないカメラワークで「アニメーターの発想って凄いな〜」 とこれを始めてみたときに繰り返しスロー再生した記憶もある。
     解説書にNHKの企画書は、「宝石を持った女の子がいて、それを追う悪いおばあさんと 二人の男がいて、誰が見てもラピュタ」なんてあったが、確かに。
     そのイメージをどんどん崩して今の姿があるらしいのだが。
     また、監督の仕事の時系列から言って『トップを狙え』の直後の仕事でテイストが かぶっているというのも、今回BOXの資料を見て始めて気が付いたのだが、あれも ものすごく普通じゃないアニメであった。
2001.11.15
  • SONY VPL-VW10HT ランプ寿命と交換 リンク間違い修正(^^;;;
  • ビーズ・スクリーンと天吊りプロジェクタの相性 - 過去の定説を検証しよう 新規登録
  • 『007/美しき獲物たち』鑑賞(DVDレンタル) ★
     たくさん見てくると、だんだん毎回同じネタを使いまわしているのが目に付くようになってきた。 冒頭のスキーチェイスなんかは「やらなきゃいけない」とおもってやっているのではないかと思うほど。 ロボットアニメのパターン的必殺技に通じるものが有る。
     この作品は、小ネタなギャグが多いのも気になった。そういう路線なんだなあ。きっと。
  • 『不思議の海のナディア DVD-BOX』購入
     ボーナス前の財政に血の出るような出費(^^;
     特典が単品売りに付かないことが大きいが、BOXは通常の7枚入りサイズの化粧箱に ディスク11枚と解説、イラスト集が収まっており、密度が高いのも捨てがたかった。ただ、 フィギュアのおまけだけは別売で良いから安くして欲しいと思ったけれど。
2001.11.14
  • 『ハリー・ポッターと賢者の石』のスポンサー、コカ・コーラ社に対して市民団体が抗議 - 「子供たちにジャンクフードを売りつけている」だって。 ひえ〜 『サウスパーク』みたい(笑)
  • マンションの給気口につけるフィルターの会社から、お宅の掲示板の参加者からの 問合せが急増しているのでホームページへのリンクをして欲しいというメールが来る。
     実はリンクは既にあるのだが情報不足ではなく、値引きしてほしくて集団で交渉 しているのではないかという気がする。
  • 広告制作会社レマンというところから、
    > 香水の発売イベントムービーを制作することになりまして、
    > 香水のメインの香りのイメージが花菖蒲ということで、
    > ホームページに掲載されている「花菖蒲」の写真がとてもきれいでしたので、
    > データを使用させていただけたらと思うのですが、よろしいでしょうか?
     という問合せがあった。
     「データ」じゃなくて「作品を」と書いていただきたいところだが、まあ良いか。 しかも、オリジナルではなくちょっとソフトフォーカスに加工してビデオの背景に 使いたいらしい。
     とりあえず「いいけど、どこかに名前を出してね」と返答。お金の話はどこにも 無いけど、そんなものかね、まあ、プロの写真家に依頼したらまとまった金額が 必要になるのは目に見えているし、広告会社が自前で撮影するのに、今の季節じゃ 咲いてないし。
     それにしても「花菖蒲のイメージの香水」って聞いたこと無いよな。
     そのビデオが完成したら見せて欲しい気はする。
     ちなみに問題の写真は ここの中の「花菖蒲」というキャプションのついた写真。
     写真が良いというより単に花が綺麗ってことか。しかもメインは「花より妻のポートレイト」 なので、冷静になってみると結構恥ずかしいページだ(笑)
  • その香水とは
    SPRジャパンという会社 の「SHOGUN」という香水だそうだ。
    >ムービーは基本的に渋谷駅のハチ公前109-2のヴィジョンに12月10日頃から 30秒CMとして放映される予定です。
     …ふ〜ん。見に行かないと。まあCGの背景に使われるだけだと思うんだけど(^^;
2001.11.13
  • 『ダーク・エンジェル vol.1 マックス』鑑賞(DVDレンタル) ★☆
    第1話 マックス
     「遺伝子の合成で最強の戦士を作り出す」という軍の秘密研究。だが、その 研究所から脱走した子供たちが居た。
     彼らの逃亡と前後して、米国内で「電磁パルステロ」が発生し、全ての コンピュータの記録が破壊され、経済は大混乱。現代にいたるまで、 街のスラム化は止めることが出来ず、社会は不正義で満ち溢れていた。
     逃亡した子供たちの一人マックスは成人して「自転車便」で勤めているが、 世渡りのため超人的な体力を生かして「美術品泥棒」をしていた。
     ある日盗みに入った部屋は、「TVを電波ジャックして不正を暴く」という 正義の味方ローガンの部屋だった。
     ローガンはマックスの超人的体力に目をつけ、自らの正義の手助けをして くれるよう、持ちかける。彼女は失った仲間の手がかりを捜してもらうこと を条件にローガンを助けることになる。

     キャメロンが「この物語は二時間の映画じゃ表現できない」といって作った SFテレビドラマ大作という触れ込み。
     ネットでは「テンポがタルくて付き合えない」なんて意見も出ていたけれど、 キャメロン的にはテンポだけの演出で作るのではなくて、逃亡している超人たちの メンタルな葛藤なんかをじっくり描きたかったのだろうから、早けりゃいいって もんじゃないってことはある。
    ファンサイト

  • 『ダーク・エンジェル vol.2 ハンナ』鑑賞(DVDレンタル) ★☆
    第2話 ハンナ/Heart
     マックスが施設を脱出するときに車に乗せてかくまってくれたのがハンナ。
     彼女が見付かったという情報を得て、会いに行くマックスだが、そこに軍の 追っ手がかかる。
     何とか逃げ延びたマックスは最後に「あなたの母は、代理母だがあなたのことを 愛していた」と聴かされ、生きる勇気を得る。
    第3話 トリプトファン/Flushed
     マックスは遺伝子のバグで必須アミノ酸の一つが作れず、欠乏すると発作を 起こす。ところがマックスの発作を見た友人たちが「ヤバイクスリ」と勘違い して留守中に捨ててしまったため、マックスは病院に盗みに入って、警察に つかまってしまう。
     無敵モードではないマックスは刑務所の中で自分の虐待された里親の下での 生活を思い出すことになる。
     第2,3話はまだまだイントロって感じのエピソードが続く。
  • 『サウスパーク無修正映画版』鑑賞(レンタル) ★★
     ミュージカルだった。
     お下劣単語でびっしり埋め尽くされているのだが、曲はディズニー風有り、 オスカー・ハマースタイン(だっけ?)風名作路線有り、とにかく、良くこの シチュエーションにこの曲を、と驚くほどビタっときまってるかっこいい曲ば かり。
     この「曲が凄い」という感動は、オリジナリティーってことじゃなくて 「こういうシチュエーションにはこういう曲」という過去の経験に照らして 最高にはまってる曲、だけどパクリということはなくて確かにオリジナル なんだけれど…という絶妙なところがいいわけ。
     それにしても、もっともっとアメリカ文化を知っていればさらに数倍 面白いんだろうなあ。  
  • Yahoo BBが4ヶ月つながらなくて戦っている人のページ - あまりにも可哀相なのでリンクして広めてあげようと思う(^^; まあすでに20万アクセスも有るみたいだけれど、 それだけ被害者が多いんでしょう。
     ともあれ、あの金額でサービスするということは、サポートにも工事にも人数を投入していないことは想像できる。 だいたい".com企業"ってビジネスモデルの検討が甘いんじゃないかなあ。
2001.11.12
  • からから亭ホームシアター 機材リスト & コメントに、新シアターの現状の写真を追加。
     旧シアターとの相違点は、プロジェクターが擬似天吊りになったこと、「音響拡散板兼用カーテン付きDVDラック」 が増えたこと、リアスピーカーが仮置きなこと。
  • OCN常時接続の障害 3
     結局昨日は修理が完了せず、今日の昼に開通した。でも、昨日「ステータスに変化があったら電話しろ」と 念を押したにもかかわらず、直らないも、直ったも一言もなし。社会人教育やり直し。
2001.11.11
  • OCN常時接続の障害 2
     ゆうべ「暗くて直せない」とほざいていた、HUBだが、昼を過ぎても 直らないので「なにやってるんだ」と電話したら
     「こちらには3時くらいに修理予定だと連絡が入っています」だと。
     「状況が判明したところで客に連絡をよこさないのか?」と叱ってみるが、 この某フィールドサービス会社は、過去私の本業でもその「作業員の性能の悪さ」とか 「連絡なしに客先に現れない」などなど で散々迷惑をかけられたことがあり、営業所が違っても客に対する気配りの無さ という根本的な体質は共通らしい。ちゃんと仕事しないとNTTに告げ口するぞ。
     別に迅速に直らなかったとしても「お客なんてのは、マメに詫びていれば我慢して 付き合ってくれる」というサービスの基本が、ぜんぜん分かってない。
  • その某フィールドサービス会社も使えないし、AVACもダメだし、 電灯が壊れたのは三日も直しにこないし、 引越し業者は物を壊しておいて3週間以上連絡してこないし、業者のサービス低下に 怒る今日この頃だ。
     景気が悪いと、アフターケア系が切り捨てられるのか?
     物が壊れてすぐ謝るのってSONYサービスだけかも。もっとも、技術力が高いわけ じゃないとは思っているのだけれど、人当たりだけは悪くないものな。
     それと「ダイエー」のお客様係りはちゃんとしていたな。
  • アストロアーツ - 天体の話題。流星群の解説
  • 片岡教授のHTPC研究室 - 大学の先生が授業で やっている話。高周波のノイズの話なんかは役に立つんじゃないかな。結構熱狂的。
2001.11.10
  • 『タイタニック』をネタに画質、音質調整
     昨日の「メディアージュ」の体験、良くも悪くも刺激になり、午後のひとときを 画質、音質の調整に打ち込む。
    ●まず画質である
     タイタニックではないのだが先日買った『スターウォーズ・エピソード1』の DVDのおまけについていたTHXの画質調整テスト・パターン(THX Optimizer) がなかなか使えそう。
     『ドルビーデジタル・エクスぺリエンス』なんぞにある白黒系のパターンは、 ステップが粗くて、かなり「感」を働かさないと使えないものなのだが、 このDVDには、高輝度、低輝度両方とも100%,0%すれすれのレベルで細かい ステップのパターンが入っていて、微妙な変化が読み取りやすい。
     メディアージュの『タイタニック』では、高輝度部分の退色が気になったので、 これの仇を討つべく、まずは徹底的にニュートラルな純白を狙う。
     液晶プロジェクターVPL-VW10HTを高輝度で使おうとすると、 ゲインを上げていったときに微妙なばらつきによって100%近辺で着色が出て、 たとえば『タイタニック』の潜水艇のライトの真中だけがピンクに偏ったり、 なんてことがある。
     THXの「白飛びをチェックするためのパターン」が、このあたりの厳密な 調整に役立つ。
     このパターンは、100%付近の微妙な4段階の白が表示される。
     まず、白飛びの確認。(本当は黒レベルの確認から始めるべきだった)
     明るさと、コントラストはデフォルトにして、ゲインをR,G,B単独で0〜255まで 振って行く。
     各原色単独で「白飛びチェックパターン」が飽和したら、その値で 液晶が100%全開になってしまったと分かる。
     私の機械では、Gが255まで行かずに飽和したが、R,Gは255まで上げても 飛ばなかった。(これはバイアスの値で変動する。)
     各原色が飽和しない最大値をセットすれば、原理的にはこのプロジェクターで 表現できる最高に明るい純白が表現できるはずだ。
     ところが、実際に各色の飽和寸前の値をセットすると、カラーバランスが 不安定なようだ。100%白の領域は理屈どおりの白になっても99%のところが着色したり する。
     つまり、液晶が100%開になる近辺にリニアリティーの 低下する領域があるということらしい。
     そこで、4種類の白が完全にニュートラルになるように、少しずつ ゲインを落としていく。
     こうして作った白は完全な白で、高輝度での不安定領域を回避した上で 最大のコントラストを確保した。実際プリセットの色温度よりはかなり コントラスト比は高い。

     次に黒。
     これは「黒レベル確認パターン」を使う。
     まず、プロジェクターの「明るさ」を目一杯上げ、プレイヤーからの信号が 黒つぶれしていないことを確認する。プレイヤーや、ビスコムなどの中間に挟む 機器によっては、最暗部の信号が無くなってしまっている事もあるので、要注意 なのだ。黒が出ていなければ、送り出し機器のレベルを持ち上げる。
     それからプロジェクターの「明るさ」をデフォルトの50に戻し、色温度の バイアスを調整する。
     バイアスは、ゲインのときと同じように、R,G,B単独でそれぞれ見えるかどうか ギリギリの値を探り、最後に三色そろえると完全な黒にごく近い値になる ので、そこから微調整する。順番としては「緑」が人間の目の感度が高い ので緑を基準にし、赤、青の順が良い。
     黒をいじったらもう一度「白の確認」をする。 (だから、黒レベル→白レベルの順に調整する方が正解)

     「明るさ」を50より上げると「彩度が低下する(白っぽくなる)」ので、 テクニックとして50の時、THX推奨値よりわずかに明るくなるようにバイアス をセットし、実際には「明るさ」を47くらいにして使うのが良い。
     そうすると「少しだけ暗部がつぶれている」というソフトを鑑賞するとき、 彩度を犠牲にせずに明るくする調整が効く。

     「コントラスト」は、80の状態で限界まで明るくなるようにゲインを設定 しているので、プラスすると白が飛ぶ。もっぱら下げる方向で調整するわけ だが、下げる(コントラストを落とす)ということはあまり無いはず。もし 明るければNDフィルターの使用も良い。
     「色の濃さ」を上げたい場合は、そのぶん「コントラスト」を下げないと 色飽和が起きる。

     …という具合に調整した10HTは、とにかく安定した白が出るので なかなか気持ちが良い。これを基準に色温度を落としていけば、色気のある 肌なんかも表現できるし。
     こういったことは、実は毎度の作業なのだが、精密なテストパターンが あると素早く、厳密に調整が出来る。いままで、色々な作品中の 「絵的に厳しいパターン」を選んで使っていたが、それをしなくてもかなり のレベルできちんと調整が出来る。まったく、テストパターン様々である。

    ●さて、音の調整だ。
     前の家ではそれなりに設定も固まり安定して使っていたが、こんどの家では空っぽで ぐわんぐわんに響く状況からスタートして苦難の連続である(^^;;;
     しかし、昨日見た『タイタニック』で方向性は決まった。
     目標は「限られた音量の枠内で可能な限りの情報量を提示する」 ということ。
     同じ機械を使うなら大音量にすれば、情報量が増えるのはあたりまえ だが、やかましいのは願い下げである。聴く者に緊張を強いることの無い 音量で迫力と情報量をバランスさせたい。
     大前提の「箱(部屋)の音質」は、当初の絶望的な状況から実は 劇的に改善している。
     それは、絨毯、スピーカーの後ろのカーテン、スピーカー横の壁に 設置したDVDラック(カーテン付)の効果が大きい。
     特にDVDラックは、何しろ面積が大きいので拡散効果が絶大で、低音の ブーミーな癖が劇的に解消した。
     そのなんとか癖を押さえ込んだ部屋で、AVアンプやサブウーファの コントロールで「メディアージュの印象」を再現しよう、音量以外は(^^;
     というわけで、THX Optimizerの音声編をしばしいじってみた。
     まず、音量の上限のある前提で情報量を稼ぐためにはどうしても 「ダイナミックレンジ圧縮」を使用する必要がある。
     精神論からすれば、ダイナミックレンジは広い方が良いわけだが、 「微小レベルの情報量を確保する」というテーマを優先するなら 圧縮は必須で、イメージ的には「ダイナミックレンジ=迫力」だが、 実際のところは全く逆で、ダイナミックレンジは狭い方が平均音圧が あがって迫力が増す。減るのは「爆発音の衝撃」などだが、家庭で 屋根が落ちてくるような音量を出せない限り、そのダイナミックレンジ は絵に書いた餅だ。
     また、AV環境ではプロジェクターノイズなどの影響で「小さな音」 は聞こえないというのも、圧縮が必要な要因だろう。
     次にゆるい低音対策だが、THXのスタイルを真似て、 全スピーカーSmallに設定してみた。
     これが意外にヒットで、サブウーファのつまみ一つで全スピーカーの 低音バランスをまとめてコントロールできるので思い切り低音を 抑えてバランスを見るのに役立った。
     結局のところ、インテリアの工夫で低音コントロールは進んだが、 フローリングの共振による低音のふくらみを撲滅することは難しい ため、さらに思い切り低音を絞り込むことが、全体の明瞭度の向上に大きく 貢献した。
     LFEのバランスも、以前のマンションでは-6.5dbくらいで使用して いたが、基本の-10dbにセット。
     低音を絞り込むと聴感上の「うるささ」はかなり減少するので、 その状態でダイアログがくっきり聞こえて、うるさくない程度の 最大音量に持っていくと、従来9時くらいだったボリュームは 10〜11時の位置まで上げることができ、静かなシーンでも聞こえて くる情報量を確保することが出来た。
     それから、サブウーファーのボリュームを少しずつ上げて、 情報量を損なわず、インパクトのある低音の量を捜す。
     最後に、アンプのLFEバランスを、必要なら-10dbより持ち上げる。

     調整後の全体の印象は、最初のゆるくてうるさい音が、締まって 情報量が多い音に近づいたと思う。実際ボリューム位置はかなり 上げることが出来ているので、今まで埋もれていた音が聞こえる。
     新しいマンションでの、ベースとしてこのあたりから詰めて いこうというスタート地点としては十分だろう。

  • 帰宅した妻に『タイタニック』を見せる。
     色は一目見てフィルムより美しいのは納得だ。
     サウンドに関しても、妻はもっと低音が欲しいらしいが 「今まで気がつかなかった音が聞こえる」というのは二人で確認しあう。
     まあ、低音はまた昼間のことである。(流石に深夜は…)
     これでソフトがスクイーズ収録のコレクターズBOXなんかで出てくれれば もっと嬉しいのに、今はLB収録で解像度不足。もやっとしてるからな。 キャメロンがやる気を出してくれるのを期待したい。
     ハイビジョンで放送されるなら、借金しても一式そろえるよ(^^;
  • OCN常時接続の障害 1
     深夜、12時頃か。マンションの常時接続が死んだ。ieは「DNSが検索できない」 とか言っているが、デフォルトゲートウェイから pingが帰ってこないので、最寄のスイッチングHUBかなんかが死んでいるようだ。
     サービスセンターに電話すると、現象の確認は取れたが
    「収容場所に照明が無いので朝にならないと交換できない」とか ふざけたことを抜かす。懐中電灯貸してやるからとっとと直せよ。と 心の中で罵っても上品なので口には出さない(^^;
     電話が通じるだけYahooBBよりマシかと思って慰める。やれやれ。
  • マンションのお友達に「オーディオラックは何がいいか」と質問されて、 クワドラスパイアを推薦してみる。
     純オーディオ的にはちょっと華奢な気がするが、そのインテリア製の高さは ちょっと国産の及ぶところではないから。我が家だって欲しいくらい(笑)
     天板の種類が、メイプル、チェリー、ガラス、擦りガラスなどと選べる ところがまた人に勧めやすいところ。応用が効くからね。
2001.11.9
  • 『タイタニック』鑑賞(メディアージュ#3 in お台場) ★★☆ [鑑賞記]
     本日までということで、タイタニックのリバイバル公演がお台場であった。
     フィルムの痛みは甚だしいが、音響はホームシアターでは得難い満足。
     場内をつつむすすり泣き。これが映画館で『タイタニック』を 見るときの楽しみでもある。今回私はどこで泣けたかと言うと、

    DERECTED BY
    JAMES CAMERON


     のクレジットが浮かび、ティンホイッスルのテーマ曲が流れた瞬間に どっと泣いてしまった。
     くっ、キャメロンで泣くとは。
     … やられたぜ(笑)
  • AVACで110インチスクリーン発注。
     キクチのBE-110PROGHD
     先週の2日に調べものを頼んでいたスクリーンだが、週明けに回答の約束が 完全にすっぽかされてムッとしてはいるが仕方ないので出向く。
     問合せの件をどうなっているか尋ねると、これはたまたま秋葉原本店マネージャー氏 だったのだが、「今日は出てきていない店員が受けたお話ですね、私にはわかりません」 だそうだ。
    店「いったい誰ですか」
    私「名刺ももらってないから分かりませんよ」
     AVACは店員の横の連絡というのは無いらしく「私の責任じゃないもんね」という感じである。
     誰の責任でもいいから、知りたいのはスクリーンの情報である。他の店員の不手際 であっても、「すいません」の一言をいってサクッとフォローするのが客商売のはず だが彼は絶対にすいませんも、有り難うございますも言わない。
     安いから買う。しかし、不愉快な対応だ。
     AVACはメール通販が一番早くてきちんとしていて良いかも。

     それはそれとして、スクリーンの購入だ。
     とにかく、先週末に聞いていた話は平日の昼休み時間でもあって、電話で キクチに問い合わせてその場で解決。
     下部のバーの塗装は特注可能で、納期2〜3週間。費用は3万円くらいだとか。
     施工図もその場でFaxもらう。
     バーの塗装は、まあ納期と金額は妥当だとしても、やはり3万はもったいない。
     今のスクリーンでは、自前で反射対策を施していて、プリンタのタックシール用紙 につや消し黒スプレーで塗装したものを張り込んでおり、効果としては完璧だ。ま、 新スクリーンもこれでいこう。

     施工図は「自分で設置できるかどうかの確認」のため。
     本体には「M6ボルト」「長木ねじ」「M6アンカー」の三種類が付属しており、 うちの場合は天井にアンカーを打つか、カーテンボックスの幕板にボルトを通すか どちらかだろう。どっちにしても、「重たい」ってこと以外は日曜大工とも言えない くらい単純な話だ。
     後は位置合わせについてのノウハウだが、それは今使っている90インチ・スクリーン で散々後悔したので大丈夫(笑) なにしろ壁の幅からスピーカーの幅を引いた残りが ほとんどゼロだったので、絶妙な位置合わせを経験してしまった。
     電源ケーブルはカーテンボックスの裏を通せば特別工事はいらない。
     全部自分で工事して8万円節約だ。

  • TCP受信窓(RWIN)の最適化
  • MTU/Rwin(設定)
2001.11.8
  • ドルビーのページに 「映画の音はうるさいか?」という記事。
  • 新発売・マクロスなaibo - なんてったって、デザイナーがマクロスの河森氏だ というんだから、aiboをロボットだと思っている人間にはたまりませんわ。 頭部のツノが、まんまバルキリーかパトレイバーかという感じ。メタリックだし。
  • ROBODEX 2002は、 3/28-31に決定。要ウォッチだ。
  • 日本映像ソフト協会のまとめによると、9月のDVDの販売数は378万枚で VHSの2.2倍になったそうだ。凄いね。
2001.11.7
  • 『スターウォーズEP1-ファントム・メナス』DVD購入・鑑賞 ★★☆
    隠しコマンド解説
     待望のEP1-DVDだ。
     本編には削除シーンを復活したものが新たに追加されて劇場公開版より 約4分長い。さらに本編に組み込まれなかった削除シーン集もあって見る べきものが多い。
     DVDで復活したシーンの最たるものはポッドレースのシーンで「選手紹介」 をじっくりやっていることと、全部で三周のレースのうち、省略された二週目が ほとんど丸々復活していること。
     映画全体のバランスから見て泣く泣く削ることもある…などと、ルーカスは 色々言っているのだが、こんなに面白いシーンを削らなくても良いのになぁ と思うね。レースをみっちり書くというのは、タトゥーインという惑星が 生き生きしてくることになると思う。
     DVDとして、画質はどうかというと、もともとLDの頃からものすごく高画質 ということは無くて、どことなくくすんで眠たく見えるシーンが多かったのは DVDでもあまり変わらない。安定度は比較にならないが。
     しかし、スカッと抜ける絵もたまにある。
     考えてみると、殆どのカットが多重のデジタル合成を経ており、背景だって 実は「デジタル・マット・ペイント」だったりするのだから、実写の高画質 DVDと比較してなんとなく詰まった感じになるのは仕方ないのかも。
     かえって解像度が高いために合成のつなぎ目を感じてしまったり、 簡単じゃないなって感じ。
     画面合成のために使っているワークステーションは、高解像度とはいっても せいぜい17インチとか。100インチ以上に伸ばしたときと見えているものが違う ってこともある。
     音声がLDよりしょぼいという意見がネットにあったが、確かに違いはある。
     音だって、再編集して、バランスも取り直して再圧縮を掛けているのだろう。 どうも単純に良し悪しよりも、DVDは「大音量で聞いてナンボ」という バランスでミックスされているような気がする。
2001.11.6
  • 『ペイ・フォワード』鑑賞(DVDレンタル) ★
    主演:ハーレイ・ジョエル・オスメント
     一人の少年のアイディアが世界を変える。
     ペイ・フォワードとは「次へ回せ」。誰かに親切を受けたら、それを その人に返すのではなくて、別の三人に親切を回す。一人が、三人に、 三人が九人に、九人が27人に…と、いわゆる「善意のネズミ講」だ。
     社会科の課題「世の中をもっと良くする方法を捜してみよう」に対して 一人の少年が考えたアイディアは、身近なホームレスや母親、先生を 相手に始まり、彼の目の前では、それはなかなかうまくいかないように 見えたが、彼の知らないところでアメリカ全土を巻き込むムーブメント として広がっていく。
     やがて、一人のレポーターがその始まりを訪ね当て、少年のもとに やってくる。TVで紹介され、運動は新しいステージで展開すると見えた そのとき、少年をたとえようも無い悲劇が襲う。
     …という話で、まあTVの予告編で得た知識に対して、そんなにビックリ するようななぞとか、どんでん返しは無い。
     少年は、半年も帰らない暴力をふるう父と、いい人間なのだが酒を 止められない母の間で育ち「世の中クソだ」という世界観を少しでも 変える、その課題に真剣に向き合う。彼の一番の希望は身近な大人たち が幸せになることだが、大人には大人の複雑な事情があってなかなか 素直にことは運ばない。でも、彼の知らないところで善意の輪が広がっ ていき、彼の願いがかなっていくシーンには、たとえようも無い 清清しさがある。
     しかし、彼が苛めにあう友人を助ける決心をしたとき、彼の人生は 終わる。
     いじめ、暴力の問題はずっと早い段階から描かれていて、この物語に 影を投げかけているのだが、大成功の直後で描かれる少年の死は 見るものの感情を揺さぶる。
     でもね、感情の高ぶりの中で「なんという卑怯なストーリーだ」 という反発も強烈にあるわけだ。
     主人公の死でこのままハッピーエンドよりインパクトは確実に 強烈になった。しかし人を殺してまで盛り上げたいか、そうまで してヒットをモノにしたいか、殺さなければカッコがつかないか。 だとしたら、製作者にはそこまでの才能しかないのではないか。 と、思うのだがねぇ。どうよ?
  • 新しい掃除機"シャープ「サイクロン」EC-AC2"購入[購入記]
2001.11.5
  • 会社の、普段使っているのとは別のプロキシ・サーバに接続したマシンから自分の 日記を見たら10/20の日記が出た。ということはこのプロキシ配下の誰かが私のページを 覗いたことがあるということなのかなあ。
  • スクリーンを取り付けているドキュメントなページがあった
     ちなみに、ここの一つ前のページでどのスピーカーケーブルにどのスピーカーが接続されているか、 乾電池でがりがり言わしてチェックする方法が紹介されていた。 そこに「乾電池をべったりくっつけてはいけない」理由として「レコードは数mVで再生しているので 1.5Vの乾電池はけた違いだから」とあったが、正解は「直流だから」ですね。アンプは数十ボルトを 掛けることが出来ますからね。
  • 地獄の黙示録・完全版が公開されるんだって。なんと53分もの未公開シーンが追加だ。
2001.11.4
  • マンションの住人で集まってお宅訪問&『大画面でゲームの会』
     よく晴れた一日だったので、我が家からは富士山方面、関東一円が良く見えたし、 南向きのお宅の窓からは、東京湾の最深部、幕張新都心のビル街から内房のコンビナート群、 木更津の海ほたるまで良く見えた。ディズニーランドのシンデレラ城、シーの火山も肉眼で はっきり見えてラッキー。
     ゲーム大会は、GT3大会となり三次元酔いしてふらふらするまでプレイ(笑)
2001.11.3
  • 『バーティカル・リミット』鑑賞(DVDレンタル) ★
     自己犠牲、夫婦愛、親子の愛、友情、二つの兄弟愛、タイムリミット、裏切り、金と名誉、 冒険、落下、爆発、雪崩、跳躍…。
     アクション映画のあらゆるアイテムが満載なのにそれほど盛り上がらないのはなんでだろぅ。 モニュメントバレーのオープニングがM:I-2みたいなのは損をしているかも。
     雪山での遭難というテーマ自体がちょっと地味だし、雪山の危険性を知っている人には すごく面白いのかな?
  • 津田沼のユザワヤにて、遮光カーテン(今有るカーテンの裏地としてダブルでつけるもの) と、DVDラックの前面に取り付けるカーテン(迷光避けも兼ねる)をオーダー。
     カーテンのサイズから必要な布地の分量を割り出すのはおばさんの手計算で なかなか終わらない。
     伝票を処理するパソコンはあるのだから、ちょっとExcelで式の雛型を入れて おけば一瞬のことのように思うが、F社の担当SEは業務内容を把握していないと 見える。
  • ちなみに、遮光カーテンは一世を風靡したハイミロンではないが、 メートルたったの1,600円で普通の遮光カーテンとは比較にならない真っ黒けな 生地だった。
     コーティングタイプではなく、織り密度が高いタイプなのだが、殆ど理想的と いっていい。
  • 妻がリビングを見渡しながら、今のこの部屋はかなり理想に近いのよね。
     などと言っていた。う〜ん、そうなのか。部屋の一面を巨大なオーディオラック と(遊びにきた人誰もが「これは…」と言っちゃう)大量の機器、DVDラック、それに ピアノやプロジェクターの存在感ありありの大物に囲まれている我が家だが、 総合的に収まった姿は気に入っているらしい。
     しかし、そう思える妻はいい妻だよ、ほんとに。
     マンションのほかの家に遊びに行っても、TV周りで悩んでいる人は結構居る。
     プラズマにしてしまおう、という人も今はまだ数少ない知り合いの中で二人も居る。
     家みたいに「オーディオ機器を中心に組んだインテリア」なんてのはやっぱり 特異だろうなあ。
     しかし、これがSONY製品ばかりでなくて、たとえばまっきんだったり、 ビンテージな真空管アンプだったりという構成なら、一段と美しいだろう。 なかなか無いんだな、国産ではあっと驚くような美しい機器は。
     インテリア的な課題は、今はスピーカー周りをどう処理するか。 現実的にはスピーカーケーブルを隠すだけになりそうだけれど、モールと 床の色合わせくらいはしたい。
2001.11.2
  • アバックでスクリーンの取り付け工事費を調べる。
     100インチ以上は6万円で、電源の取り回しが1.8万円。合わせて7.8万円だと。そりゃあんまりだ…。
     とりあえずスクリーンの下部バーの塗装の特注についてと、電源コードの取りまわし方法、 工事の説明図の取り寄せを依頼して買える。週明けにメールしてもらう約束。
  • DVD通販コモド - ジャンル別の索引が良いんじゃないか
2001.11.1
  • キクチのスクリーンのページ
  • 香り風景100選のリスト
     私の職場のある新木場が「江東区新木場の貯木場」の木の香りとして登録されてた。 夏はヤニ臭い風が吹いていい香りだとは思わないんだが(^^;
     以前訪れたことのある北海道北見市は「北見のハッカとハーブ」だそうだが、 タマネギの香りしかしなかったけどな〜、空港バスに乗ってて目に染みたもの(^^;
     ちなみに、環境庁のお仕事らしい。
  • 『アンブレイカブル』鑑賞(DVDレンタル) ★
     うお〜そうきたか、とオチのある作品だった(笑)
     列車の脱線事故、ただ一人の生き残りとなったブルース・ウィリス
     何故彼だけが生き残ったのか、
     父が不死身であることを確かめるために銃を向ける息子
     なんてところが、予告編から得られる知識の全てだな。我が家では本作に 『Unbreakable=やたら丈夫』という邦題を付けていた。
     ともあれ本編はいきなり「生まれたときから一度も怪我をしたことも、 病気をしたこともない。おまえはヒーローだ」と預言する「アメコミ・オタク」 の謎の黒人の登場で「え、俺がアメコミヒーローの生まれ替わりだと?バカ 言っちゃいけないや」という展開になっちゃう。
     謎の黒人はタンパク質異常で骨折しやすくBreakableな体質。子供の頃から 漫画が友達で、 長じて「アメコミの原画画廊」なんてものを経営している。それゆえ、自分 の対極の存在Unbreakableを見つけだしたうれしさに、B.ウィリスに接触し てきたのだ。
     彼の説は「コミックで語られる古今東西のヒーロー神話は、絶対意味が ある。いつか実在する。」ということ。
     確かに彼には病気をした記憶がない。だからといって、そんな話を信じる ことは出来ない。だが、両親の不仲を敏感に感じている息子だけは、 父親が「ヒーロー」で有ることに希望を持ち何とかそれを証明しようとする。
     始めはウェイトリフティングの重りをやたら重くすることで、そして、 ピストルで父親を狙うことで。
     やがて、本人もそのことが頭から離れなくなる。警備の仕事をしながら 武器を持っている人間が直感的に分かってしまうこと、そして、日ごとつのる 小さないらだち。
     そのいらだちの原因を謎の黒人は「ヒーローとして成すことを成していないから」 と断言する。

     …そして、物語は封印されたヒーローの過去、ヒーローとしての覚醒、活躍と そもそもの最初に秘められた巨大な陰謀の発覚。と続く。
     つまりは、「アメコミ・ヒーロー」にとりつかれた男の登場で始まった この物語そのものが「アメコミ・ヒーローの世界」になったいたという 不思議な二重性を持った世界になっている。
     B.ウィリスがヒーロー役なので、ちょい親爺系ではあるが、バットマン的に ダークな世界観は悪くないと思う。同時期の『シックス・デイ』がCGや SFガジェット満載なのに比べると「日常の中のエアポケット」のような エピソードなのでおそらく全然予算がかかっていなくて、派手な立ち回り の一つもないという変なヒーロー物だけれど、最後まで謎を引っ張り通した 脚本の「小出しの妙(笑)」というのは結構いいと思う。


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文:唐澤 清彦 映画館がやってきた!