ついにランプ交換。
稼働時間は約2210時間。定格よりほぼ10%超過。
暗さはまだ我慢できるが、たまたま画面に大きな緑のゴミが出たので、
分解掃除のついでにと思って交換した。
パネル回りのクリーニングを終えて、ランプを変えて映すと「おおっ!」まるで
新製品のようではないか(笑)
カラーバランスも良いし、白は抜けるようだし、コントラストもキリッとして
とっても新製品との差が縮まった気分。らっき〜。
交換作業は、付属のプラス・ドライバーで固定ネジをゆるめ、針金の取っ手
を起こして引き抜き、新品を差し込むだけ。完全にソケット状になっているので
位置あわせを気にすることもないし誰にでも出来ると思う。
ランプタイマーのリセットは、本体の取扱説明書の「交換後の操作」
の通り。(ランプの説明書には、本体の説明書を見ろと書いてある)
さて、何が新品と変わっているのか、取り出したランプをのぞいてみると、
反射器の表面に細かなひび割れが入っているのが目に付く。
ここは圧力を受けていないところなので強度の問題はないと思うが、数百回の
温度変化を受け止めてこういうことになったのだろう。
さらにハロゲン灯に透かして見ると、新品と比べて反射器が赤色をより通すようになっている。
さては、この変化が色合いの変化の主な要因?
こういうランプはもともと熱(赤外線)を逃がすために、赤外線以下の短い波長の
光だけを前に反射するように作ってある。この反射コーティングがどうやら
変化して、赤が後ろに抜けてしまうので、カラーバランスが狂うようだ。