2005.10.12A級順位戦 谷川VS藤井 相四間 | No: 8402
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今日は夕食休憩までに女流王位戦第2局の中井にすべてオイシー所を持っていかれたのでいつものように谷川が即時終わらせずに上手く引っ張ってくれた。谷川演出は三頭手55角に第4の意味を付加する四頭手への転身劇。
この憧憬は裏番組の清水SP攻略95歩も同様。裏番組中継は112手めに間違いなく23同歩と棋譜は示していた。実際は23同銀と指されたので数手後に修正された。こういうミスがあるとミセス応援団は困る。中継が嘘か誠か怪しい場合はよくある。だからヘンなカンジがしたら記録係が指し継いでいると思うのが正しい。
中井ママ59金以下は当家も即時読んでいたが清水からも23飛成が必死なので間違えたら即転落。女流の方がハラダドキドキで面白い。
そこで谷川演出となった模様。おかげで谷川負け変化も出たが藤井なのでなんとかなった。相手が名人なら逆転されている。
本譜は度を超えてヒドイ。谷川がアソコまで整然と用意してきたのだから藤井が桂を残してキチンと形作りをした方が後味が良かった。
71桂や61桂は丸山でも打たない。当家初期変化の二度目の85桂は谷川はさすがに見せたが藤井からは45桂も46桂も実現せず54桂は孤独な老後を強いられただけ。
谷川はいつでも本筋に戻れるが藤井は最初から基本が破壊されていたことになる。藤井の趣味は孤独。唯一のミスター竜王もミスタードーナッツと変わりない。中味がない。藤井はもう復活できないならせめて負け方ぐらい覚えて頂きたい。大山は単受け連続は絶対に避けた。藤井は似ても似つかない。もう大山を目指すなどと公言しないで元の藤井に戻って頂きたい。
日時:2005.10.12
棋戦:A級順位戦
戦形:相四間
先手:谷川浩司
後手:藤井猛
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽4二飛 ▲6八飛 ▽6二玉
▲4八玉 ▽7二玉 ▲3八銀 ▽8二玉 ▲3九玉 ▽7二金
▲5八金左 ▽9二香 ▲9六歩 ▽9一玉 ▲9五歩 ▽8二銀
▲6五歩 ▽5一金 ▲7七桂 ▽3五歩 ▲4六歩 ▽4四歩
▲8五桂 ▽6二金上 ▲6四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽6三歩
▲6五飛 ▽4五歩 ▲2二角成 ▽同 銀 ▲9四歩 ▽同 歩
▲9三歩 ▽同 桂 ▲同桂成 ▽同 香 ▲3四桂 ▽5四角
▲6六飛 ▽5二飛 ▲2二桂成 ▽同 飛 ▲4五歩 ▽同 角
▲5五角 ▽1二飛 ▲4六飛 ▽4四歩 ▲6八銀 ▽5四桂
▲4五飛 ▽同 歩 ▲4七歩 ▽4六歩 ▲4三角 ▽3六歩
▲同 歩 ▽4二飛 ▲2一角成 ▽4一飛打 ▲4三銀 ▽同 飛
▲同 馬 ▽同 飛 ▲3一飛 ▽7一桂 ▲8五桂 ▽3七歩
▲同 桂 ▽6五角 ▲9三桂成 ▽同 銀 ▲9八香打 ▽9二銀
▲9四香 ▽同 銀 ▲同 香 ▽9三歩 ▲同香成 ▽同 銀
▲9四歩 ▽同 銀 ▲9三歩 ▽4七歩成 ▲同 金 ▽4六香
▲4四歩 ▽4二飛 ▲5一銀 ▽4七香成 ▲6二銀成 ▽8一金
▲7一成銀 ▽同金引 ▲4七銀 ▽6一桂 ▲5六銀 ▽同 角
▲同 歩 ▽4六香 ▲9二金 ▽同 金 ▲同歩成 ▽同 飛
▲9三歩 ▽同 飛 ▲6一飛成 ▽4九香成 ▲同 玉 ▽4八歩
▲5九玉 ▽8一金打 ▲7四桂 ▽7二金打 ▲8二香 ▽投了
119手で先手の勝ち
なぜ谷川は99手め73角成としなかったのか? | No: 8401
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後手が92歩打ちの受けで凌いだ場合
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽4二飛 ▲6八飛 ▽6二玉
▲4八玉 ▽7二玉 ▲3八銀 ▽8二玉 ▲3九玉 ▽7二金
▲5八金左 ▽9二香 ▲9六歩 ▽9一玉 ▲9五歩 ▽8二銀
▲6五歩 ▽5一金 ▲7七桂 ▽3五歩 ▲4六歩 ▽4四歩
▲8五桂 ▽6二金上 ▲6四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽6三歩
▲6五飛 ▽4五歩 ▲2二角成 ▽同 銀 ▲9四歩 ▽同 歩
▲9三歩 ▽同 桂 ▲同桂成 ▽同 香 ▲3四桂 ▽5四角
▲6六飛 ▽5二飛 ▲2二桂成 ▽同 飛 ▲4五歩 ▽同 角
▲5五角 ▽1二飛 ▲4六飛 ▽4四歩 ▲6八銀 ▽5四桂
▲4五飛 ▽同 歩 ▲4七歩 ▽4六歩 ▲4三角 ▽3六歩
▲同 歩 ▽4二飛 ▲2一角成 ▽4一飛打 ▲4三銀 ▽同 飛
▲同 馬 ▽同 飛 ▲3一飛 ▽7一桂 ▲8五桂 ▽3七歩
▲同 桂 ▽6五角 ▲9三桂成 ▽同 銀 ▲9八香打 ▽9二銀
▲9四香 ▽同 銀 ▲同 香 ▽9三歩 ▲同香成 ▽同 銀
▲9四歩 ▽同 銀 ▲9三歩 ▽4七歩成 ▲同 金 ▽4六香
▲4四歩 ▽4二飛 ▲5一銀 ▽4七香成 ▲6二銀成 ▽8一金
▲7一成銀 ▽同金引 ▲7三角成 ▽8二銀 ▲7一飛成 ▽3八成香
▲同 金 ▽9二歩 ▲同歩成 ▽同 玉 ▲9三歩 ▽同 玉
▲8一龍 ▽7三銀 ▲投了
110手で後手の勝ち
105手め72金は同飛同馬71金
なぜ藤井は78手めに92銀打ちとしたか? | No: 8400
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手抜きで94香では先の冗談変化に藤井が乗らない場合先手玉が即詰みなので谷川は一旦同金と取る。藤井が下記変化で自玉が即詰みと思った場合。
棋戦:錯覚ヨロシ覚醒キケン
先手:早くシル
後手:フジイ病
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽4二飛 ▲6八飛 ▽6二玉
▲4八玉 ▽7二玉 ▲3八銀 ▽8二玉 ▲3九玉 ▽7二金
▲5八金左 ▽9二香 ▲9六歩 ▽9一玉 ▲9五歩 ▽8二銀
▲6五歩 ▽5一金 ▲7七桂 ▽3五歩 ▲4六歩 ▽4四歩
▲8五桂 ▽6二金上 ▲6四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽6三歩
▲6五飛 ▽4五歩 ▲2二角成 ▽同 銀 ▲9四歩 ▽同 歩
▲9三歩 ▽同 桂 ▲同桂成 ▽同 香 ▲3四桂 ▽5四角
▲6六飛 ▽5二飛 ▲2二桂成 ▽同 飛 ▲4五歩 ▽同 角
▲5五角 ▽1二飛 ▲4六飛 ▽4四歩 ▲6八銀 ▽5四桂
▲4五飛 ▽同 歩 ▲4七歩 ▽4六歩 ▲4三角 ▽3六歩
▲同 歩 ▽4二飛 ▲2一角成 ▽4一飛打 ▲4三銀 ▽同 飛
▲同 馬 ▽同 飛 ▲3一飛 ▽7一桂 ▲8五桂 ▽3七歩
▲同 桂 ▽6五角 ▲9三桂成 ▽同 銀 ▲9八香打 ▽4七歩成
▲同 金 ▽同角成 ▲9四香 ▽3八馬 ▲同 金 ▽9二歩
▲9三香成 ▽同 歩 ▲同香成 ▽9二歩 ▲8二銀 ▽同 金
▲7一飛成 ▽投了
91手で先手の勝ち
藤井がどうしてもSCで勝たせてクレとお願いした場合 | No: 8399
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棋戦:もってけドロボー
先手:ドーゾ
後手:イーノ?
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽4二飛 ▲6八飛 ▽6二玉
▲4八玉 ▽7二玉 ▲3八銀 ▽8二玉 ▲3九玉 ▽7二金
▲5八金左 ▽9二香 ▲9六歩 ▽9一玉 ▲9五歩 ▽8二銀
▲6五歩 ▽5一金 ▲7七桂 ▽3五歩 ▲4六歩 ▽4四歩
▲8五桂 ▽6二金上 ▲6四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽6三歩
▲6五飛 ▽4五歩 ▲2二角成 ▽同 銀 ▲9四歩 ▽同 歩
▲9三歩 ▽同 桂 ▲同桂成 ▽同 香 ▲3四桂 ▽5四角
▲6六飛 ▽5二飛 ▲2二桂成 ▽同 飛 ▲4五歩 ▽同 角
▲5五角 ▽1二飛 ▲4六飛 ▽4四歩 ▲6八銀 ▽5四桂
▲4五飛 ▽同 歩 ▲4七歩 ▽4六歩 ▲4三角 ▽3六歩
▲同 歩 ▽4二飛 ▲2一角成 ▽4一飛打 ▲4三銀 ▽同 飛
▲同 馬 ▽同 飛 ▲3一飛 ▽7一桂 ▲8五桂 ▽3七歩
▲同 桂 ▽6五角 ▲9三桂成 ▽同 銀 ▲9八香打 ▽4七歩成
▲4四歩 ▽3八と ▲同 金 ▽4六桂打 ▲投了
82手で後手の勝ち
中井ママ愛好会2変化補遺 なぜ藤井は62手めに65桂としなかったか | No: 8398
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なぜ藤井は62手めに65桂としなかったか?
恐らく谷川が56銀と受けて負けと思った。
その場合はこうして例の42飛を組み合わせて角を途中で補充。棋戦:中井ママはやはり裏切らない2
先手:本譜の手順は命拾い
後手:手順前後で勝ち拾い
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽4二飛 ▲6八飛 ▽6二玉
▲4八玉 ▽7二玉 ▲3八銀 ▽8二玉 ▲3九玉 ▽7二金
▲5八金左 ▽9二香 ▲9六歩 ▽9一玉 ▲9五歩 ▽8二銀
▲6五歩 ▽5一金 ▲7七桂 ▽3五歩 ▲4六歩 ▽4四歩
▲8五桂 ▽6二金上 ▲6四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽6三歩
▲6五飛 ▽4五歩 ▲2二角成 ▽同 銀 ▲9四歩 ▽同 歩
▲9三歩 ▽同 桂 ▲同桂成 ▽同 香 ▲3四桂 ▽5四角
▲6六飛 ▽5二飛 ▲2二桂成 ▽同 飛 ▲4五歩 ▽同 角
▲5五角 ▽1二飛 ▲4六飛 ▽4四歩 ▲6八銀 ▽5四桂
▲4五飛 ▽同 歩 ▲4七歩 ▽4六歩 ▲4三角 ▽3六歩
▲同 歩 ▽4五桂 ▲5六銀 ▽3七歩 ▲4五銀 ▽3八歩成
▲同 玉 ▽4二飛 ▲4四銀 ▽4七歩成 ▲同 金 ▽4六歩
▲4八金引 ▽4七銀 ▲同 金 ▽同歩成 ▲同 玉 ▽8九飛
▲3八銀 ▽4六歩 ▲3七玉 ▽4三飛 ▲同銀不成 ▽1五角
▲2六歩 ▽4七金 ▲同 銀 ▽同歩成 ▲2七玉 ▽4九飛成
▲3一飛 ▽7一金 ▲7四桂 ▽3八龍 ▲1六玉 ▽2七銀
▲投了
96手で後手の勝ち
藤井がSCとV2の豪華組み合わせを贅沢と思った場合 | No: 8397
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棋戦:中井ママなら裏切らない
先手:43銀をポカにしない場合
後手:一手違いなら藤井らしい
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽4二飛 ▲6八飛 ▽6二玉
▲4八玉 ▽7二玉 ▲3八銀 ▽8二玉 ▲3九玉 ▽7二金
▲5八金左 ▽9二香 ▲9六歩 ▽9一玉 ▲9五歩 ▽8二銀
▲6五歩 ▽5一金 ▲7七桂 ▽3五歩 ▲4六歩 ▽4四歩
▲8五桂 ▽6二金上 ▲6四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽6三歩
▲6五飛 ▽4五歩 ▲2二角成 ▽同 銀 ▲9四歩 ▽同 歩
▲9三歩 ▽同 桂 ▲同桂成 ▽同 香 ▲3四桂 ▽5四角
▲6六飛 ▽5二飛 ▲2二桂成 ▽同 飛 ▲4五歩 ▽同 角
▲5五角 ▽1二飛 ▲4六飛 ▽4四歩 ▲6八銀 ▽5四桂
▲4五飛 ▽同 歩 ▲4七歩 ▽4六歩 ▲4三角 ▽3六歩
▲同 歩 ▽4二飛 ▲2一角成 ▽4一飛打 ▲4三銀 ▽同 飛
▲同 馬 ▽同 飛 ▲3一飛 ▽6一銀 ▲8五桂 ▽8四角
▲9四香 ▽同 香 ▲9三歩 ▽同 銀 ▲1一飛成 ▽4五桂
▲9五歩 ▽3七歩 ▲同 桂 ▽同桂成 ▲9四歩 ▽3八成桂
▲同 金 ▽4七歩成 ▲9三歩成 ▽3八と ▲同 玉 ▽3七歩
▲同 玉 ▽2五桂 ▲2六玉 ▽投了
93手で先手の勝ち
62手め42飛に64手め41飛で恒例の藤井自虐シリーズへ | No: 8396
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やっぱり藤井はサザンクロスの方で谷川サービスに恩返しをしたい模様
棋戦:清水いい加減にしなさい
先手:谷川がモドル
後手:いつもの藤井
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽4二飛 ▲6八飛 ▽6二玉
▲4八玉 ▽7二玉 ▲3八銀 ▽8二玉 ▲3九玉 ▽7二金
▲5八金左 ▽9二香 ▲9六歩 ▽9一玉 ▲9五歩 ▽8二銀
▲6五歩 ▽5一金 ▲7七桂 ▽3五歩 ▲4六歩 ▽4四歩
▲8五桂 ▽6二金上 ▲6四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽6三歩
▲6五飛 ▽4五歩 ▲2二角成 ▽同 銀 ▲9四歩 ▽同 歩
▲9三歩 ▽同 桂 ▲同桂成 ▽同 香 ▲3四桂 ▽5四角
▲6六飛 ▽5二飛 ▲2二桂成 ▽同 飛 ▲4五歩 ▽同 角
▲5五角 ▽1二飛 ▲4六飛 ▽4四歩 ▲6八銀 ▽5四桂
▲4五飛 ▽同 歩 ▲4七歩 ▽4六歩 ▲4三角 ▽3六歩
▲同 歩 ▽4二飛 ▲2一角成 ▽4一飛打 ▲3三桂 ▽4七歩成
▲4一桂成 ▽3八と ▲同 金 ▽4一飛 ▲3二馬 ▽4六桂打
▲4一馬 ▽5八桂成 ▲2一飛 ▽4六桂打 ▲2三馬 ▽7一金
▲4一飛打 ▽投了
79手で先手の勝ち
サザンクロス変化中止からWV2固めで逆転する場合 | No: 8395
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43角は中井ママ愛好会変化でも最後の決め手だがひと山サービスの果物の場合は虫が入っている場合がある。サザンクロスが効かない場合はV2固めと決まっている。その場合谷川式から羽生式へ。
棋戦:マシュダ一家中井ママ愛好会2
先手:谷川が昼寝
後手:羽生が代打
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽4二飛 ▲6八飛 ▽6二玉
▲4八玉 ▽7二玉 ▲3八銀 ▽8二玉 ▲3九玉 ▽7二金
▲5八金左 ▽9二香 ▲9六歩 ▽9一玉 ▲9五歩 ▽8二銀
▲6五歩 ▽5一金 ▲7七桂 ▽3五歩 ▲4六歩 ▽4四歩
▲8五桂 ▽6二金上 ▲6四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽6三歩
▲6五飛 ▽4五歩 ▲2二角成 ▽同 銀 ▲9四歩 ▽同 歩
▲9三歩 ▽同 桂 ▲同桂成 ▽同 香 ▲3四桂 ▽5四角
▲6六飛 ▽5二飛 ▲2二桂成 ▽同 飛 ▲4五歩 ▽同 角
▲5五角 ▽1二飛 ▲4六飛 ▽4四歩 ▲6八銀 ▽5四桂
▲4五飛 ▽同 歩 ▲4七歩 ▽4六歩 ▲4三角 ▽3六歩
▲同 歩 ▽4五桂 ▲5一銀 ▽7一金 ▲6二銀成 ▽同 金
▲2一角成 ▽3七歩 ▲同 桂 ▽同桂成 ▲同 銀 ▽4五桂
▲4六銀 ▽同 桂 ▲同 角 ▽3七銀 ▲投了
76手で後手の勝ち
本日のA級順位戦 谷川藤井 | No: 8394
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相振り対称四間への誘惑は2004.02.08NHK杯戦森内VS谷川をすぐに思い出す。
ところが藤井は穴熊。情けない。2004.03.14NHK杯戦準決勝久保VS谷川の相四間も相当盛り上がったが、当の谷川がわざわざ先手でやってくれたのに正面から受けられないとは藤井はやっぱりダメ棋士。
藤井の相振りがいかにヒドイかは谷川が昨年2004.06.16A級順位戦第1回戦で証明している。
>2004.06.16A級順位戦第1回戦藤井VS谷川 相振りタコ踊り
1年経ってもナニもできない藤井。
谷川の攻め方は見ていて気分爽快。左桂を果敢に跳ね4thアタックの新境地へ突入。65飛がさらに流れる稜線。35歩を狙う。そこで藤井も仕方なく45歩しかなくなった。谷川が独りですべて進めている。銀桂交換で歩切れも解消し言うことナシ。飛車アテの三頭手55角で手番奪回+19香保護+46地点補強。51手め46飛は温泉入浴。どうせ後手は桂二枚で54桂+46桂のサザンクロスしかない。SCは谷川の得意技なのでひとめ。だから64歩など思考せずに飛車切りしか考えていない。これは後手の飛車が遊んだので角二枚で寄せに入るとの谷川の合図。先手は飛車打ちが怖くない。むしろ角桂が欲しいので54桂打てと催促。44歩まで打たせて68銀が最後通告。以下で先手勝ちのはずであった。
棋戦:マシュダ一家中井ママ愛好会
先手:ママが好き
後手:マダー藤井
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽4二飛 ▲6八飛 ▽6二玉
▲4八玉 ▽7二玉 ▲3八銀 ▽8二玉 ▲3九玉 ▽7二金
▲5八金左 ▽9二香 ▲9六歩 ▽9一玉 ▲9五歩 ▽8二銀
▲6五歩 ▽5一金 ▲7七桂 ▽3五歩 ▲4六歩 ▽4四歩
▲8五桂 ▽6二金上 ▲6四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽6三歩
▲6五飛 ▽4五歩 ▲2二角成 ▽同 銀 ▲9四歩 ▽同 歩
▲9三歩 ▽同 桂 ▲同桂成 ▽同 香 ▲3四桂 ▽5四角
▲6六飛 ▽5二飛 ▲2二桂成 ▽同 飛 ▲4五歩 ▽同 角
▲5五角 ▽1二飛 ▲4六飛 ▽4四歩 ▲6八銀 ▽5四桂
▲2六飛 ▽4六桂打 ▲同 角 ▽同 桂 ▲同 飛 ▽5五角
▲4五飛 ▽同 歩 ▲9四香 ▽同 香 ▲9三歩 ▽同 銀
▲8五桂 ▽投了
67手で先手の勝ち
53手めまで見ていたがアンの上藤井は54桂。ところが谷川の気が変わった模様。中井ママの快勝後にすぐに終わってはファンに申し訳ないともうひと山オマケ。閉店間際の八百屋でよくやっている。
2005.09.22王将戦リーグ 森内VS郷田 相矢倉グランクロス | No: 8393
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最近の森内からもう1題。
日時:2005.09.22
棋戦:第55期王将戦リーグ2回戦
戦型:相矢倉グランクロス
先手:森内俊之名人
後手:郷田真隆九段
▲7六歩 ▽8四歩 ▲6八銀 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽6二銀
▲5六歩 ▽5四歩 ▲4八銀 ▽4二銀 ▲5八金右 ▽3二金
▲7八金 ▽4一玉 ▲6九玉 ▽5二金 ▲7七銀 ▽3三銀
▲7九角 ▽3一角 ▲3六歩 ▽4四歩 ▲6七金右 ▽7四歩
▲3七銀 ▽6四角 ▲4六角 ▽4三金右 ▲7九玉 ▽3一玉
▲2六歩 ▽7三銀 ▲8八玉 ▽2二玉 ▲2五歩 ▽8五歩
▲1六歩 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽1四歩 ▲6四角 ▽同 銀
▲2六銀 ▽5五歩 ▲同 歩 ▽7五歩 ▲同 歩 ▽4九角
▲7四角 ▽5三金 ▲5四歩 ▽5二金 ▲2四歩 ▽同 歩
▲4八飛 ▽6七角成 ▲同 金 ▽7三金 ▲5六角 ▽5五歩
▲6五角 ▽同 銀 ▲同 歩 ▽8六歩 ▲同 銀 ▽8四飛
▲2三歩 ▽同 玉 ▲3五歩 ▽4五角 ▲6八金 ▽2七角成
▲3四歩 ▽同 銀 ▲3五銀打 ▽同 銀 ▲同 銀 ▽3四歩
▲2二歩 ▽3三桂 ▲4一銀 ▽4三銀 ▲4四銀 ▽同 銀
▲5二銀成 ▽8五歩 ▲7七銀 ▽5四馬 ▲2一歩成 ▽3五歩
▲4二金 ▽8六歩 ▲同 銀 ▽3四玉 ▲1一と ▽5六歩
▲3二金 ▽同 馬 ▲8五香 ▽5七歩成 ▲8四香 ▽4八と
▲4二飛 ▽5四馬 ▲1二角 ▽2三金 ▲8一香成 ▽5五馬
▲7七銀 ▽3九飛 ▲2三角成 ▽同 玉 ▲2六桂 ▽7七馬
▲同 金 ▽7九角 ▲7八玉 ▽投了
117手で先手の勝ち
グランクロスで郷田は55歩から。これは森内得意の展開。
49角から67角成は64銀の処置が不明解。75歩突き捨てがあるなら75銀と本当は出たいが意味不明な展開がゴーダっぽい。おかげで歩切れとなり84飛のようなタコ手に繋ぐしかなかった。続く森内23歩が対康光戦でも見せた不用意な歩捨て。勿体ないことする。43銀打はもっと勿体ないので気が合うのかもしれない。酒オゴったらもっと高い酒をオゴり返される男たちは確かに居る。85歩打ちからまた86歩と言うのは財布を家に取りに行く時間稼ぎ。最後はいつものゴーダ病なので医者に罹った方が懸命。
グランクロスは面白い。名人戦でもう一度森内後手番で新戦略を見たい。73金打ちがやけに重く見えるが最終盤でも問題が反転するのがGCの特徴。双方敗因となる手が満載。どうせ後手が負けやすい展開は他の戦形でも常に付きまとう。途中で後手からの千日手手順を挿入すると一層難解かつ先手にはヤッカイ。グランクロスにはその惰性をカモフラージュできる手順が多い。
2005.10.06王将戦リーグ 康光VS森内 矢倉57角 | No: 8392
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現役竜王が二枚落ち相手にイビリ勝って喜ぶ師匠の所司みたいに芸がないので口直しにはやはりコレ。
日時:2005.10.06
棋戦:第55期王将戦リーグ3回戦
戦型:矢倉57角
先手:佐藤康光 棋聖
後手:森内俊之 名人
▲7六歩 ▽8四歩 ▲6八銀 ▽3四歩 ▲7七銀 ▽6二銀
▲5六歩 ▽5四歩 ▲4八銀 ▽4二銀 ▲7八金 ▽3二金
▲6九玉 ▽4一玉 ▲2六歩 ▽5二金 ▲3六歩 ▽4四歩
▲5八金 ▽4三金右 ▲4六歩 ▽5三銀右 ▲4七銀 ▽6四銀
▲2五歩 ▽3三銀 ▲6六歩 ▽3一角 ▲7九角 ▽7四歩
▲5七角 ▽7三桂 ▲6七金右 ▽4二角 ▲7九玉 ▽3一玉
▲3七桂 ▽2二玉 ▲1六歩 ▽5五歩 ▲同 歩 ▽同 銀
▲5六歩 ▽6四銀 ▲8六銀 ▽9四歩 ▲8八玉 ▽7五歩
▲同 歩 ▽7六歩 ▲同 金 ▽8五歩 ▲7七銀 ▽8四飛
▲4五歩 ▽7五銀 ▲6五歩 ▽7四歩 ▲4六銀 ▽8一飛
▲2四歩 ▽同 歩 ▲4四歩 ▽同 銀 ▲2五歩 ▽8六歩
▲同 歩 ▽2五歩 ▲7五金 ▽同 歩 ▲7四歩 ▽4五歩
▲7三歩成 ▽4六歩 ▲2三歩 ▽同 金 ▲1五桂 ▽8七歩
▲同 金 ▽6七銀 ▲2三桂成 ▽同 玉 ▲9六歩 ▽3五歩
▲2四歩 ▽同 角 ▲2六歩 ▽7八金 ▲9八玉 ▽2六歩
▲2五銀 ▽3三桂 ▲2四銀 ▽同 玉 ▲3二角 ▽4二金
▲5四角成 ▽8四飛 ▲6四歩 ▽4三銀 ▲6三馬 ▽1四歩
▲2五歩 ▽同 桂 ▲2六飛 ▽3四銀 ▲2五桂 ▽同 銀
▲同 飛 ▽同 玉 ▲3七桂 ▽2四玉 ▲2五歩 ▽1三玉
▲2四銀 ▽2二玉 ▲5四馬 ▽3二桂 ▲6六角 ▽5五歩
▲同 角 ▽投了
121手で先手の勝ち
渡辺明みたいに5手め66歩しか指せないのは流行遅れ。当家も最近77銀以外やらない。15手めは名人相手なので。相手が豊川なら66銀で勝つ。
康光は横綱相手に21手め46歩。3-3で4649の合図。4646となる場合もある。47銀は33銀牽制。37桂と57角の余地を残し45歩を見せる。コレ見て不動名人も動かされた。以下57角戦法で後手からの5thアタックを先手が誘う。森内はスキを与えると必ず1歩入手してくるため。5-4の流れから76歩は勝負手だが康光に敗着にされた。1歩捨てては勝てない。遡って48手め75歩が敗因。名人は芸ナシ竜王と違って穴熊にできなかった。馴染みの753理論なら必勝だが543新構想はリスクを伴って当然。ここで95歩だと棋聖の45歩5thアタックを喰らう。
以下興味深い攻防。やはり将棋はこう指さないといけない。
継ぎ歩攻めから77手め15桂は昨年の竜王戦第1局で当家が渡辺明に教えてあげた手。森内はその通り指されて負けた。局後の康光解説ではこの15桂構想に驚いていたが自分が1年後に同じ森内相手に指すとは運命の皮肉。78手め87歩は疑問。1歩が死命を分ける。康光は王座戦63歩でイヤと言うほど思い知らされた。こう言う所は14歩で催促して桂馬を貰っておく。1歩余計に渡したおかげで87手め26歩など許してしまった。こんな悠長な手は郵貯の学資プランにもない。棋聖の遠大な構想と誤解してくれる奇特人もいるかもしれない。実態は名人のポカ。
その後1分将棋っぽい始末書を書かされた。
この二人はいつもいろいろ新機軸を見せてくれる。だから飽きない。これはいろいろイジって工作の楽しみがある。
2005.10.11C1順位戦 豊川VS渡辺 3手角VSイビアナ | No: 8391
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28手めまでに終わっていた。当家の予告通り渡辺明は穴熊にし豊川の入玉狙いの構図。角交換は渡辺明に千日手にされるので待機したが三手角でも穴熊にされるのに4手角では投了と同義語。右金繰り出す前にアナにされるようでは完全にバカにされている。渡辺明も当家にナニやるか序盤で見透かされているようでは表のスター性など期待できない棋士。暗黒を背負って大言壮語の若手のイメージがむしろ固定しつつある。ナニしても勝ちゃいいとしか考えない将棋なら隣のミヨちゃんも作っていた。
これもみーんな豊川が悪い。せっかく観戦していたのにこんなタコ将棋に108手も掛けている。当家では28手めから86手で終わった。31手めの局面ですでに違う。55歩を許すような思考法が当家には理解できない。豊川がケツまで見せて逃げ腰では穴熊など必要なかった。
日時:2005.10.11
棋戦:C1順位戦
戦形:3手角VSイビアナ
先手:フニャチン豊川
後手:オッサン渡辺明
▲7六歩 ▽8四歩 ▲7七角 ▽3四歩 ▲8八銀 ▽4四歩
▲4八銀 ▽5二金右 ▲4六歩 ▽4三金 ▲4七銀 ▽6二銀
▲7八金 ▽5四歩 ▲6九玉 ▽3二金 ▲5八金 ▽4二銀
▲3六歩 ▽4一玉 ▲5九角 ▽3三銀 ▲7七銀 ▽3一角
▲6六歩 ▽7四歩 ▲3七角 ▽7三桂 ▲5六銀 ▽6四角
▲4八飛 ▽3一玉 ▲7九玉 ▽2二玉 ▲8八玉 ▽9四歩
▲9六歩 ▽8五桂 ▲8六銀 ▽7二飛 ▲1六歩 ▽5三銀
▲1五歩 ▽5五歩 ▲6七銀 ▽5四銀 ▲2六角 ▽1二香
▲3七桂 ▽1一玉 ▲1六香 ▽2二銀 ▲1八飛 ▽2四歩
▲4七金 ▽3三金寄 ▲3五歩 ▽同 歩 ▲同 角 ▽4三銀
▲1七角 ▽3四銀 ▲3六歩 ▽9二飛 ▲6五歩 ▽3一角
▲6六銀 ▽9五歩 ▲同 歩 ▽9七歩 ▲7五歩 ▽同 歩
▲6七金 ▽7二飛 ▲6四歩 ▽同 角 ▲7四歩 ▽3一角
▲7五銀左 ▽9五香 ▲8六歩 ▽9八歩成 ▲8七玉 ▽9七桂成
▲同 桂 ▽同香成 ▲7六玉 ▽9九と ▲8五歩 ▽7三歩
▲同歩成 ▽同 飛 ▲7四歩 ▽9三飛 ▲9四歩 ▽同 飛
▲7三歩成 ▽7一香 ▲8四銀 ▽8七成香 ▲9五歩 ▽9七角成
▲7五銀上 ▽8四飛 ▲同 銀 ▽8六馬 ▲6六玉 ▽5四桂
▲投了
108手で後手の勝ち
日時:2005.10.10
棋戦:マシュダ一家体育の日借り物競争
戦形:3手角VSイビアナ
先手:ファイアートヨ
後手:イビアナオヤジ
▲7六歩 ▽8四歩 ▲7七角 ▽3四歩 ▲8八銀 ▽4四歩
▲4八銀 ▽5二金右 ▲4六歩 ▽4三金 ▲4七銀 ▽6二銀
▲7八金 ▽5四歩 ▲6九玉 ▽3二金 ▲5八金 ▽4二銀
▲3六歩 ▽4一玉 ▲5九角 ▽3三銀 ▲7七銀 ▽3一角
▲6六歩 ▽7四歩 ▲3七角 ▽7三桂 ▲5六銀 ▽6四角
▲7九玉 ▽3一玉 ▲8八玉 ▽2二玉 ▲6五歩 ▽4二角
▲4五歩 ▽7二飛 ▲4四歩 ▽同 銀 ▲4五歩 ▽3三銀
▲2六歩 ▽5三銀 ▲2五歩 ▽6四歩 ▲同 歩 ▽同 銀
▲6五歩 ▽5三銀 ▲1六歩 ▽1四歩 ▲4七金 ▽1二香
▲9六歩 ▽1一玉 ▲4八飛 ▽2二銀 ▲9五歩 ▽3三角
▲6八飛 ▽7一飛 ▲6四歩 ▽8五桂 ▲6六銀 ▽5五歩
▲同銀左 ▽7五歩 ▲8六歩 ▽7七桂成 ▲同 玉 ▽5四銀
▲6三歩成 ▽5五銀 ▲同 角 ▽同 角 ▲同 銀 ▽7六歩
▲8七玉 ▽7七銀 ▲6二角 ▽7八銀不成▲同 飛 ▽6九角
▲7一角成 ▽6七金 ▲投了
86手で後手の勝ち
解題
1=後手からの55歩を許さない無理気味の4thアタックで打開
2=すぐに85桂を許さない
3=3手角と飛車先不突きを有効利用
4=後手は1歩持って迎撃体勢
5=47金を待って後手は穴熊
6=33角を待って65歩を狙う飛車スライド
7=最後の5thアタック75歩で後手勝ちに
結論=28手めまでに勝負アリ
54手めまでの評価=下の穴熊には33角への相転換を実現させる崇高な構想がある。上の穴熊には何の思想もない。単に固くして適当に攻めて相手が自滅するのを待つだけ。ぜーんぶ豊川が悪い。54手め24歩は渡辺明が対藤井シス攻略盗作で味をしめた25桂阻止。手数が延びたのは下の4thアタックが上では6thアタックの打開になっただけの違い。62手め36歩打つようではナニやりたいか不明。後手が飛車など捨てるのはどの変化も同じ。観戦記で「飛車は逃げると思ったと局後に豊川は頭をかいた」とはマサカ書かれないであろう。せっかく渡辺明が今日あたりコケて愚痴日記を期待していたのに。やっぱり豊川だった。
本日の渡辺明 28手めまで | No: 8390
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相手が豊川だというのにゲンコツポーズで煽っている。
豊川は相手が角換り腰掛け銀できないと知っているので煽り返して三手角袖飛車と決まっている。その場合は64角で挑発して穴熊に組んでしまうのが渡辺明。65歩を突かせてソコを逆襲。その代わり先手にも45歩を取らせて美味しい想いをさせるのがコツ。どうせ腰掛け銀に45歩+65歩は重荷となるので右金を豊川は繰り出す。ソレ見て穴熊に組む。
33角+85桂が後手の骨格。飛車はその頃71地点にいるので86歩の桂殺しには77桂成り捨てから54銀+76歩が決め手。
トヨなら顔面受けで入玉を狙ってくる。その場合95歩+83桂が決め手。
自陣は鉄壁なので金取りは受けないでイケイケ。
豊川。悔しくないか?
王座戦その後4 負けっプリに味わいを感じる時間 | No: 8389
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晴天の霹靂。ヘキレキとは難解な漢字。阿部ちゃんなら誤読してくれる。
カーンとすっとばしたホームランなら分かりやすい。
来年は今岡誠が新春番組で谷川と対戦してくれるかもしれない。あの谷川の優しい顔がまた見たい。
連盟将棋の頂点は人情ドラマと違う。むしろ冷酷な殺人劇場寄り。
冤罪の千日手か犯人でっちあげの持将棋も楽しい。
ママの44歩の組み合わせ方は素晴らしかった。谷川が故意に誰かを勝たせた横歩取りより中味がある。なぜアアなったかは森内分析参照。
その間に例の銀河戦決勝戦渡辺明森内を挿入していなかったことが当家の見えない魔球。アレは名人が自分で弁明しないといけない。アンナ負け方しかできないからみんな谷川にアタマがあがらない。康光中井戦を思い出す。負けっプリにも味わいがある。
その後Xは短いので併合。
負けモトと思うと急激にテンションが落ちてしまう件について。
カッコよく勝たせて貰うと「なんか将棋指したカンジ」と言うのが羽生。本来は全軍駆使して一手違いの攻防戦にしないといけない。香車を使うと「将棋指したカンジ」になる。
王座戦その後3 微妙な判定で阪神がリーグ優勝? | No: 8388
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谷川が前回のタコ発言を繕う為に阪神リーグ優勝のことを光速ノート79に書いた。9月7日の中日阪神戦における「微妙な判定」が三度も重なったことを自らの証言をネタに詳細に書いている。ナンカおかしいんちゃうかと。でもアンガトさんウレピーと言っている。
すでに日本野球は芝居で盛り上げないと客が来ない。殴りあいでもいいからエキサイトしろ。送りバントなどさせずにホームラン打たせてカタルシスをカンジさせてクレ。日本将棋もそうシルと顔に書いてある。オレがやったことは興業上正しかったのだと。
だからまた横歩取り85飛復活?
当家はそう考えない。横歩取り85飛は中空三角理論の実験場だったと考える。
王座戦その後2 第2局敗因は谷川たちには言えない | No: 8387
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なぜってあの日の実況で谷川と山崎は問題の62手めは73同桂しかないと豪語していたため。「同桂か同銀しかないが(同銀はダメ)」とまでわざわざ注釈していたのが山崎。当家変化の同飛だけは絶対にないと言っているに等しい。
日経が面白い写真を公開している。「佐藤棋聖が62手目を指した直後、一瞬宙を見る羽生王座」
ハマったネと言う顔。
同飛変化でなぜ谷川たちは控え室でこりゃダメやんと即断したか想像してみた。
王座戦第2局変化補遺
先手:71手め34龍
後手:72手め43飛
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽4四歩
▲2五歩 ▽4二銀 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽4三銀
▲2八飛 ▽3五歩 ▲4八銀 ▽4二飛 ▲6九玉 ▽3四銀
▲6八銀 ▽6二玉 ▲5六歩 ▽4三飛 ▲5七銀右 ▽2五歩
▲7九玉 ▽2三飛 ▲2七歩 ▽7二銀 ▲7五歩 ▽6四歩
▲7七銀 ▽4五銀 ▲4六歩 ▽5四銀 ▲7六銀 ▽7一玉
▲5五歩 ▽6三銀引 ▲7七角 ▽8二玉 ▲8八玉 ▽4三金
▲8六歩 ▽5四歩 ▲6六銀 ▽4五歩 ▲同 歩 ▽3四金
▲5四歩 ▽同 銀 ▲5八飛 ▽6三銀引 ▲7四歩 ▽同 歩
▲7五歩 ▽4六歩 ▲4八金 ▽4五金 ▲7四歩 ▽同 銀
▲7三歩 ▽同 飛 ▲7五歩 ▽6三銀引 ▲5三飛成 ▽5二銀
▲4二龍 ▽4四角 ▲3一龍 ▽2三飛 ▲3四龍 ▽4三飛
▲4五龍 ▽6六角 ▲投了
74手で後手の勝ち
解題
1=63手最後の1歩で75歩で龍作成は先手歩切れ
2=67手め角金取りでダメやん1と谷川研究会
3=71手め飛車金取りでダメやん2と谷川研究会
4=72手め43飛の中空三角理論で後手勝ち
X=73手め31龍なら千日手 2筋龍なら41飛
69手め31龍でも最後の局面で先手が欲しいのは桂馬。74桂と打ちたい。後手はそんなことさせない。むしろ先手の歩切れを煽る。
コンセプトの顔
実況&分析ではいかに後手の左金を先手に取らせるかということであった。従って46歩から45金そのものが緩手であり当家未公開変化ではこれが敗因。しかし同飛変化に千日手があるので敗着とまでは言えない。本局の敗着は夕食後の62手め73同桂。
王座戦その後1 第3局直前の谷川のよけいなお世話 | No: 8386
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ナニか物足りない。大介の負け方のせいもある。藤井の負け犬主義のせいもある。久保ッ血のヘモグロビンのせいもある。渡辺明が新人王戦ごときでセコイ将棋を見せているせいもある。中井ママの大ポカに甘えて調子コイているフリクラ候補のせいもある。一番の原因は王座戦がたった3局で終わってしまったせいであろう。
これは谷川がいけない。光速ノート78で例の王座戦第2局に触れたまではいい。いつもの悪癖で一言多かった。「王座戦第三局が99となる。やはり、記念すべき百局目はタイトル戦がふさわしい」と公言してしまった。王座戦第三局をハナ将棋にシルと言っているに等しい。当の谷川本人が王位戦で千勝局を羽生からプレゼントされた過去がある。谷川に至ってはキングメーカーらしく無気力で負けた将棋が数え知れない。そもそも「前王座福崎」とは谷川から譲渡された称号。
花札将棋の親分にこんなことを公言されたのでは羽生もアタマ来て千日手にするしかない。康光とて羽生が千日手しか思考しないのであれば指直し局で対羽生100戦めの記念対局などやってらんない。だから王座戦第3局は千日手打開後に康光棋聖は淡白であった。
2005.06.11棋聖戦第1局でも康光は千日手にできた。一番難解と連盟棋士が言う中盤で当家と羽生が思考することはイトも簡単に全く同じ。千日手は納豆の糸引くより簡単。谷川千勝局をいかにマケるかよりアタマ使わない。
2005.10.09NHK杯 久保VS北浜 マシュダシステム | No: 8385
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久保がマシュダ一家が昨年披露したマシュダシステムを採用。
振り飛車左玉新構想初出>藤井シス47銀崩壊
「78玉を後手が即時攻めつぶすことはできない。角交換した場合に角換り将棋特有の駒分散型陣形が圧倒的有利」
当家の左玉新構想は後に渡辺明が奨励会員相手に「その手はいけません」と日記に公開したがコレ見て今頃ギャフンと言っている。久保は56銀バージョンから。基本思考は全く同じ。29手め48玉は悪手。47銀も負け。イキナリMF手順は久保の個性を疑われるので56銀から入ったが後手の切り札は45歩しかないので結果は同じとなった。
しかも77桂連動手を支えにした久保の85馬構想は対瀬川戦の裏変化で当家が披露した先手の必殺技。
これで久保は完全にI love MFと告白したようなモノだが当家は久保の参入をまだ認めない。6手め15歩が腰抜け手のため。当家では藤井シスとはもう言わない。歩間5の緊迫度はこの1手を緩手と見る。対する後手の54歩の歩間5奪還手の方に当家は価値を見いだす。従って北浜の踏襲した定跡20手めと22手めに問題アリ。
日時:2005.10.09
棋戦:第55回NHK杯二回戦
戦形:マシュダシステム
先手:久保利明八段
後手:北浜健介七段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽8四歩 ▲1六歩 ▽6二銀
▲1五歩 ▽5四歩 ▲6八銀 ▽4二玉 ▲6七銀 ▽3二玉
▲6八飛 ▽5二金右 ▲3八銀 ▽5三銀 ▲5八金左 ▽3三角
▲3六歩 ▽8五歩 ▲7七角 ▽4四歩 ▲4六歩 ▽4三金
▲3七桂 ▽2二玉 ▲6五歩 ▽3二金 ▲5六銀 ▽8六歩
▲同 歩 ▽4五歩 ▲8八飛 ▽4六歩 ▲8五歩 ▽7七角成
▲同 桂 ▽5五歩 ▲6七銀 ▽8三歩 ▲6八玉 ▽2八角
▲1八香 ▽1九角成 ▲1六香 ▽2八馬 ▲8四歩 ▽同 歩
▲8三歩 ▽同 飛 ▲7二角 ▽8二飛 ▲6三角成 ▽8五歩
▲8三歩 ▽同 飛 ▲8五馬 ▽3五歩 ▲4八金直 ▽3六歩
▲2五桂 ▽1七馬 ▲8四歩 ▽8二飛 ▲7五馬 ▽1六馬
▲8三歩成 ▽4二飛 ▲7二と ▽2五馬 ▲8一飛成 ▽7四歩
▲同 馬 ▽5四桂 ▲8五桂 ▽6六歩 ▲7八銀 ▽4七香
▲7七玉 ▽4八香成 ▲同 金 ▽3四馬 ▲6四歩 ▽8六歩
▲同 玉 ▽7八馬 ▲7五玉 ▽8三歩 ▲6三歩成 ▽8四銀
▲同 馬 ▽同 歩 ▲同 玉 ▽4四銀 ▲9一龍 ▽6七馬
▲9三玉 ▽7六馬 ▲7三桂成 ▽6七歩成 ▲4五歩 ▽3五銀
▲4四香 ▽同 金 ▲同 歩 ▽同 飛 ▲4五歩 ▽同 飛
▲3四銀 ▽4四飛 ▲4五金 ▽同 飛 ▲同 銀 ▽6五馬
▲7四歩 ▽4三香 ▲3三歩 ▽4五香 ▲3二歩成 ▽同 銀
▲8二玉 ▽3三玉 ▲6二飛 ▽3四銀 ▲5三と ▽7五馬
▲4二飛成 ▽2四玉 ▲3二龍 ▽5七と ▲2六香 ▽同 銀
▲同 歩 ▽3三金 ▲2五銀 ▽同 銀 ▲同 歩 ▽3五玉
▲3三龍 ▽同 桂 ▲2六銀 ▽同 玉 ▲1八桂 ▽投了
143手で先手の勝ち
解説郷田も68玉と85馬は全く想定していなかったがコレではまたA級から陥落しても惜しくない。59手め48金に久保の強さがにじみ出たとコボすようではまたボコられる。
2005.10.06A級順位戦 大介羽生 対居飛車穴熊四間75歩 | No: 8384
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ウドンを煮込んでいる間にアッサリ終わっていた。
48飛もやる気なくすが羽生が攻めているのに94飛はない。87馬が歩切れ解消で角取りではひどい。59角指す前に当家でも家に帰りたくなる。大駒の単逃げで勝てたA級棋士はいない。67銀で投了だがここまで単純な三枚攻め完遂も珍しい。攻防で受ける地点で攻めてはナニも残らない。
最近三枚攻めが流行り。森内や康光に久保までやっている。大介はいいエサにされてしまった。ビッグ4封じの手段として趣向にタイミングの問題はつきまとう。75歩失敗に見えるが構造相転化に15歩が先と言うのは感想戦用。今日の敗因はその直後。この位取りはやってみたい変化だった。
日時:2005.10.06
棋戦:A級順位戦
戦形:対居飛車穴熊四間75歩
先手:鈴木大介
後手:羽生善治
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽8四歩 ▲6八飛 ▽6二銀
▲4八玉 ▽4二玉 ▲3八銀 ▽3二玉 ▲7八銀 ▽5四歩
▲1六歩 ▽5三銀 ▲3九玉 ▽3三角 ▲5八金左 ▽2二玉
▲7七角 ▽5二金右 ▲2八玉 ▽8五歩 ▲4六歩 ▽1二香
▲6五歩 ▽4四歩 ▲7五歩 ▽7二飛 ▲6七銀 ▽1一玉
▲7八飛 ▽2二銀 ▲6六銀 ▽4二金寄 ▲8八角 ▽8二飛
▲7六飛 ▽8四飛 ▲9六歩 ▽9四歩 ▲7七桂 ▽3一金
▲9七角 ▽4五歩 ▲同 歩 ▽9五歩 ▲同 歩 ▽同 香
▲9六歩 ▽同 香 ▲同 飛 ▽8六歩 ▲同 角 ▽9五歩
▲同 飛 ▽6六角 ▲8五香 ▽9四歩 ▲9七飛 ▽7七角成
▲8四香 ▽7六馬 ▲4八飛 ▽5五桂 ▲9四飛 ▽8七馬
▲5九角 ▽6七銀 ▲投了
68手で後手の勝ち
63手め48飛? | No: 8383
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これを見ただけで作図意欲が沸かない。だから当家は48香でしか基本作成しなかった。A級にもイロモノ棋士がいるから谷川たちもタイヘン。大介に付き合うと丸山にされてしまう。
丸山なら44歩阻止の65馬から81香成なら95桂で馬二枚作成して88歩のと金だけで勝つ。
双子桂で負ける場合
先手:端攻め双子桂の場合
後手:マムシ攻めの場合
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽8四歩 ▲6八飛 ▽6二銀
▲4八玉 ▽4二玉 ▲3八銀 ▽3二玉 ▲7八銀 ▽5四歩
▲1六歩 ▽5三銀 ▲3九玉 ▽3三角 ▲5八金左 ▽2二玉
▲7七角 ▽5二金右 ▲2八玉 ▽8五歩 ▲4六歩 ▽1二香
▲6五歩 ▽4四歩 ▲7五歩 ▽7二飛 ▲6七銀 ▽1一玉
▲7八飛 ▽2二銀 ▲6六銀 ▽4二金寄 ▲8八角 ▽8二飛
▲7六飛 ▽8四飛 ▲9六歩 ▽9四歩 ▲7七桂 ▽3一金
▲9七角 ▽4五歩 ▲同 歩 ▽9五歩 ▲同 歩 ▽同 香
▲9六歩 ▽同 香 ▲同 飛 ▽8六歩 ▲同 角 ▽9五歩
▲同 飛 ▽6六角 ▲8五香 ▽9四歩 ▲9七飛 ▽7七角成
▲8四香 ▽7六馬 ▲4八飛 ▽6五馬 ▲8一香成 ▽9五桂
▲同 角 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽7七角 ▲9三飛成 ▽3三角成
▲4六桂 ▽7五馬 ▲9二龍 ▽8八歩 ▲1五歩 ▽8九歩成
▲9三香成 ▽7九と ▲1四歩 ▽同 歩 ▲1三歩 ▽同 香
▲1五歩 ▽同 歩 ▲1四歩 ▽同 香 ▲2六桂 ▽2五銀
▲投了
90手で後手の勝ち
88歩は対谷川や大介に効果的。マムシが一番早い。しかしそれでは丸山ブランドのパクリになるので羽生なら42飛には55桂と最近決まっている。ひとめ淡白な亭主関白。大抵こういう直接手で逆転されるのが最近のブーハ。大介はしばらく受けに専念すれば良いので脳味噌はラク。これで桂二枚入るので先手はV2固めで作図。逆に思考すれば先手陣は後手からのV2固めで即崩壊だったのでここに桂を使ってくれるならまだなんとかなる。
現在62手めまで | No: 8382
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先ほどは36銀冗談変化で後手は負けてしまったが36金なら後手が勝つ。先手に34桂しかない場合羽生が負けたことはない。NHK杯で畠山も34桂を誘われて負けた。
本譜は大介は飛車を成らずに85香の飛車殺し。ひとめ態度悪い。どうせ後手は飛車捨てて3枚攻めしかなかったので先手がココに香車打ってくれるなら有り難い。羽生でも存分に開き直ることができる。先手の序盤の顔65歩も浮いているので馬さえあれば歩切れ解消もラク。46桂も香打で受けられない。羽生が疲労している場合は端でイジけている飛車角だけ攻めてイビリ殺す。
仕方ない。作図の基本図から丸ごと変更。先手が逆転するには大介らしく変態手順しかない。先手はいずれ桂が二枚入る。すでに飛車を打ち込んである局面から桂銀交換を誘って今度は先手からV2固めの構図へ。46桂を打たせて逆に先手から46桂を打つ。今度は後手から35歩の切り札はないので先手から44歩が細工。すると46桂>34桂+46桂の構図。先手玉は17地点へ逃げて即詰みナシが唯一の共通点。
現在52手めまで | No: 8381
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随分進んでいる。羽生は28手めに問題手72飛。居飛車が85歩に2手もかけてこれでは負け。当家ならイキナリ45歩の4thアタックで敗着にする。67銀でタメでは77角成同銀変化は消滅。そこでまたもタメ口で78飛。大介は態度悪い。仮にも羽生が来いと誘っている時は行く。おかげで片アナが一応完成。こうなると羽生は3枚攻めしか考えないので自陣が凌げるか考える。序盤16歩を使って勝てるか。
ところが大介は3回目のタメで66銀。もうフザケンナと。その後スッタモンダで羽生が昔大好きだった石田流タコ組へ大介は偏向。
羽生も呆れて44手め5thアタックで勝利宣言。先手のオカブを取られてしまった。以下対石田の迎撃作戦だが後手穴熊であることが昔の体験談と違う。
仕方ない。あとは大介が大逆転出来るか作図。
まずは16歩を最後に使って先手が勝つ場合の基本型。
後手は23地点が弱点。
先手:16歩有効利用
後手:3枚攻め
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽8四歩 ▲6八飛 ▽6二銀
▲4八玉 ▽4二玉 ▲3八銀 ▽3二玉 ▲7八銀 ▽5四歩
▲1六歩 ▽5三銀 ▲3九玉 ▽3三角 ▲5八金左 ▽2二玉
▲7七角 ▽5二金右 ▲2八玉 ▽8五歩 ▲4六歩 ▽1二香
▲6五歩 ▽4四歩 ▲7五歩 ▽7二飛 ▲6七銀 ▽1一玉
▲7八飛 ▽2二銀 ▲6六銀 ▽4二金寄 ▲8八角 ▽8二飛
▲7六飛 ▽8四飛 ▲9六歩 ▽9四歩 ▲7七桂 ▽3一金
▲9七角 ▽4五歩 ▲同 歩 ▽9五歩 ▲同 歩 ▽同 香
▲9六歩 ▽同 香 ▲同 飛 ▽8六歩 ▲同 角 ▽6六角
▲9二飛成 ▽8六飛 ▲同 歩 ▽7七角成 ▲4八香 ▽5五馬
▲4七金 ▽3五歩 ▲5六歩 ▽3六桂 ▲同 金 ▽同 歩
▲5五歩 ▽3七歩成 ▲同 銀 ▽3六歩 ▲同 銀 ▽3五歩
▲同 銀 ▽3七歩 ▲3四桂 ▽3八金 ▲同 金 ▽同歩成
▲同 玉 ▽5六角 ▲4七金 ▽6五角 ▲8一龍 ▽3六銀
▲2二桂成 ▽同 金 ▲3四桂 ▽2六桂 ▲2八玉 ▽4七角成
▲同 香 ▽3八金 ▲1七玉 ▽4一歩 ▲2二桂成 ▽同 玉
▲3四角 ▽2五桂 ▲2六玉 ▽3七桂成 ▲2三角成 ▽投了
101手で先手の勝ち
現在27手めまで 大介羽生 本日のA級順位戦 歩間6第三展開形の序盤戦術 | No: 8380
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マシュダ一家歩間理論の影響を受けていると即座に分かる序盤。
12手め54歩に16歩で歩間6を躊躇なく選択。56歩だと4-1アタックの権利を後手に与える。
14手め53銀が羽生の回答。55歩の5-1構造は後手負け。14歩はやはり5-1構造で勝ちにくい。羽生は新規歩間6を嫌ったのが王座戦だったが対四間平行歩間6なら仕方ないと思っている。そこが敗因の要素。
15手め39玉が奪還歩間6のマシュダ一家戦略。
これで後手は困る。以下歩間6の譲渡合戦から手詰まりとなり後手からの構造打開を強いられる。22手め85歩で後手は悪夢の再現となる5-1構造へ。この1手分を利用して23手め46歩で先手が歩間6第三展開形を獲得できる。
羽生はマシュダ一家理論の驚異を反芻しながら第三展開形から平行歩間6を選択するしかなかった。それが24手め12香の正体。
25手め65歩から第二部へ。一挙に5-2構造への相転化。角交換は後手負けなので羽生は44歩を強いられる。4-3構造を後手に作成させたのが先手。27手め75歩が作戦主軸となる3-4構造。66飛-76飛からの3rdアタックを見せて12玉22銀の2手分で攻める。66飛の瞬間に後手から45歩は先手勝ち。76飛に84飛は95角で先手勝ち。そこで28手めは後手がガンバルなら94歩を強いられる。後手からの4-4構造は受け身でしかないので12香の方針と一致する。しかし95歩4thアタックは先手の権利。
従ってすでに後手は作戦負け。