*日付入りが最新情報です
デジタルアーカイブス全2606点(4/21)
スーパー源氏全1430点(1/8)
往来物市場再開3577点出品(12/10)
教育研究業績書を更新
新発見の往来物を更新
最近入手の往来物を更新
家蔵和本約8200冊
江戸の子育て書を更新



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【江戸「人間教育」の知恵】




2016年2月より 「スーパー源氏」 に出店!! 和本原本とデジタル版を続々出品中です。
◎下のボックスで、書名・人名・年代・説明等のキーワードによる商品検索ができます。
(「
和本」で検索すると和本とデジタル版の全て、「デジタル」で検索するとデジタル版のみの結果を表示、
検索結果の書名をクリックすると画像を表示、その画像をクリックすると拡大表示されます)
 
江戸樂舎の最新情報は、この頁の末尾に随時掲載します)
(随時イベントを案内します)
新発見の往来物

私の紹介ビデオができました。
株式会社イー・ブレーン様作成)

VTRはこちら 
新発見の往来物より

天保4年書 『父母状講釈』


往来物倶楽部デジタルアーカイブス公開。
詳細はこちら

笑う寺子 ふざける寺子
往来物市場/往来物をゆずります複写サービス/デジタル画像複写


最新情報(2016年12月28日)

【江戸樂舎、2カ月の活動報告】

 2016年10月に始まった江戸樂舎も、ようやく全国に会員が約30名ほどになりました。
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次の様に、1都1府7県20市区および海外1カ国になりました。
●秋田県(横手市)
●埼玉県(さいたま市・飯能市)
●千葉県(船橋市・四街道市)
●東京都(足立区・板橋区・北区・新宿区・品川区・江戸川区・国分寺市・小平市)
●神奈川県(横浜市・川崎市・相模原市)
●静岡県(静岡市)
●富山県(富山市)
●奈良県(天理市)
●京都府(京都市)
●イギリス(ダービー市)
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 この2カ月(2016年10〜11月)では、「
聴いて楽しむ」で2講座(@江戸の子育て、人づくり、A江戸のお神籤・占い)のみ実施ですが、地方の会員の方にもネットでご覧頂いており、「ビデオ拝見云々」のお便りも頂いています。
 そして、いよいよ来年(2017年)からは、江戸史跡散策等の「
歩いて楽しむ」、また、毎回往来物などの文献を1冊ずつ読んでいく「読んで楽しむ」が始まります。それぞれ主な予定は次の通りです。
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【歩いて楽しむ*隔月実施の史跡散策等】
@1月7日(土)15:00-17:00「伊能忠敬を歩く(伊能忠敬を始め、葛飾北斎など付近の著名人の墓石散策)」
A3月4日(土)15:00-17:00「滝沢馬琴を歩く(曲亭馬琴と馬琴を支えた嫁、路女を始め、江戸時代の儒学者、文人の墓石散策)」
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【読んで楽しむ*毎月1文献紹介のネット講座】
 2017年1月から次の文献を読んでいきます。会員には原本のデジタル画像を特価で提供します。
1)「養育往来(よういくおうらい)」を読む……京都の書家、小川保麿(おがわやすまろ)が1839年に著した往来物(おうらいもの)(読み書き教科書)。子供に育児の基本を教えた本書は、言わば、親子で読む「家庭教育読本」であった。育児に関する秘訣や金言を集約した本書に江戸時代の子育て論の標準を見出す。

2)「浜庇小児教種(はまびさししょうにおしえぐさ)」を読む……九十九里の手習師匠、今井経山(いまいけいざん)が1858年に著した往来物。九十九里の漁村や漁の様子を活き活きと描きつつ、鰯漁で潤い奢侈に流れるバブリーな世相を戒め、子供には学業を、親には育児心得を示したが、その本意は親の意識転換にあった。

3)「子供教草(こどもおしえぐさ)」を読む……幕末の豪商・蘭学者、火薬研究者として知られる中居撰之助(なかいせんのすけ)(中居屋重兵衛(なかいやじゅうべえ))が編集し、1854年に自費出版した童蒙教訓書。ある伊勢商人が、江戸本郷の商家へ奉公に出した息子に宛てた手紙を丸々収録。父が息子に示した遺書同然の手紙は今なお胸を打つ。

4)「在郷童教訓書(ざいごうわらべきょうくんしょ)」を読む……美濃国郡上(ぐじょう)郡二間手(ふたまて)村(現・郡上市)の手習師匠が1855年に著した往来物。上下2巻で、上巻には子供の悪行に関する戒めなど10カ条、下巻は全文1カ条で、飲食・飲酒・色欲に関する養生心得を詳述する。地方色豊かな独自の往来物として興味深い。

5)「摂河往来(せっかおうらい)」を読む……作者不明で、元禄11年(1698)頃刊行の異色の往来物。摂津在住者と河内在住者でやりとりする往復2通の書状形式で、両国の年中行事・名所・名物のあらましを記す。ストレスの多い都会よりも、人間らしい田舎暮らしを勧める「都鄙論」が注目される。

6)「下民小学(かみんしょうがく)」を読む……上総(かずさ)国大鷲(おおわし)村(現・君津市)の知足庵(ちそくあん)作、1815年刊行の往来物。農民心得を説いた全33カ条と後文の冒頭で「妻を娶る心得」から説き始め、一家の主として、妻や妻の実家に対する気配り、育児から処世訓全般に及ぶ教訓を展開。後に『農家大学』『民家学要』と改題・再刊。

7)「女九九乃声(おんなくくのこえ)」を読む……京都の神道家、大江文坡(おおえぶんぱ)作、1787年刊行の女子用往来。九九の読み声と教訓歌で女子の心得全般を説く。女子に算数の基礎を教えた唯一の往来物。女子に対する数学教育の重要性が一般認識される100年以上前の先見的著作。

8)「女大学宝箱(おんなだいがくたからばこ)」を読む……作者不明、1716年刊行。女性差別、封建道徳の象徴とされる「女大学」の初板本。明治初年まで何度も刊行された初板本により「女大学」18カ条および後文を読み、付録記事にも注目しつつ、『女大学宝箱』の全体把握を試みる。

9)「続女大学(ぞくおんなだいがく)」を読む……渡辺其寧(きねい)作。1832年頃、京都で刊行されたが、間もなく『女大学宝箱』の類板訴訟で改題を余儀なくされた女子用往来。一見『女大学宝箱』に酷似するが、結婚前の女子教育、特に読み書きの重要性を強調した点で、似て非なる異種女大学であった。

10)「女初学文章(おんなしょがくぶんしょう)」を読む……京都の歌人、和田宗翁(わだそうおう)が著し、大津の女流書道家、窪田(くぼた)やすが書した女筆手本(にょひつてほん)。頭注を施す最古の女子用往来であり、女用文章・女筆手本の先駆。極めて異例な散らし書きの弔状を含め、散らし書きの仮名消息を味わう。

11)「女書翰初学抄(おんなしょかんしょがくしょう)」を読む……奈良絵本作家、女流書道家の居初津奈(いそめつな)が1690年に著した女子用往来。四季時候の手紙など57通を収録。詳細な頭書注釈を施すほか、巻末の女性書札礼は明治初年まで影響を及ぼした。津奈の事蹟を示す唯一の記事である序文に、京への憧れが横溢(おういつ)する。

12)「女諸礼綾錦(おんなしょれいあやにしき)」を読む……北尾辰宣(ときのぶ)作、1751年刊行。1660年刊行の『女諸礼集』を基本に『女重宝記(おんなちょうほうき)』の要素を盛り込んで改編。後続の暁鐘成(あかつきのかねなり)作、1841年刊『新増 女諸礼綾錦』や、池田東籬(いけだとうり)作、1843年刊『袖玉(しゅうぎょく) 女諸礼綾錦』の模範となった庶民女性向け礼法書を味わう。
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以上、ご報告および今後のご案内でした。会員以外も参加できますので(会員1000円、非会員2000円)、ぜひよろしくお願いします。
詳しくは、江戸樂舎HP http://www.edo-gakusha.com/ まで