偶数番原理のスポット MashudaBBS2004.09.25-26
2004.09.26NHK杯山崎VS島 横歩売り28飛
2004.09.12銀河戦決勝 羽生VS谷川 手損角換り腰掛け銀 不思議な記憶
2004.09.25囲碁将棋ジャーナル 王座戦第2局 大介のタコ解説
2004.09.24B1順位戦 シーザーVS慶太 横歩取り84飛
2004.09.24B1順位戦 横歩取り84飛 森下VS中川 と金で楽勝
2004.09.24B1順位戦 行方阿部 横歩取り85飛 55飛+24歩 運動会
2004.09.24B1順位戦 北浜VSタコトラ 無理やり矢倉 駒台仮想奇数番原理版7thアタック
2004.09.24B1順位戦 先崎VS島 手損角換りVS右玉 7thアタック1本勝ち
2004.09.24B1順位戦 中村青野 三間VS右四間 65地点が主題
65地点は偶数番原理のスポット 2ndアタックの白眉
2004.09.25日経の記事 屋敷伸之九段に聞く
2004.09.25王将戦リーグ無料公開

2004.09.26NHK杯山崎VS島 横歩売り28飛 No: 6535 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/09/27 Mon 01:20:57

2004.09.26NHK杯山崎VS島 横歩売り28飛
放映:2004.09.26
棋戦:第54回NHK杯二回戦
戦形:横歩売り28飛 古典的横歩取りの夜の記憶
先手:山崎隆之五段
後手:島  朗八段
▲2六歩 ▽3四歩 ▲7六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽3二金
▲7八金 ▽4二玉 ▲1六歩 ▽8五歩 ▲2四歩 ▽同 歩
▲同 飛 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽同 飛 ▲2八飛 ▽2三歩
▲1五歩 ▽7二銀 ▲8七歩 ▽7六飛 ▲2二角成 ▽同 銀
▲7七歩 ▽7四飛 ▲8二角 ▽9二香 ▲9一角成 ▽8三角
▲3八銀 ▽7一金 ▲9六歩 ▽9四歩 ▲8八銀 ▽9三桂
▲9五歩 ▽同 歩 ▲2五飛 ▽8五歩 ▲8六歩 ▽3三桂
▲5五飛 ▽8一金 ▲同 馬 ▽同 銀 ▲8五歩 ▽4四飛
▲9四歩 ▽6四角 ▲9三歩成 ▽4七角成 ▲同 銀 ▽5五角
▲3八金打 ▽9三香 ▲5六歩 ▽6四角 ▲6六角 ▽4五桂
▲9三角成 ▽8七歩 ▲同 銀 ▽8八歩 ▲同 金 ▽7四歩
▲4八馬 ▽7五角 ▲6六歩 ▽6四飛 ▲6九香 ▽9六歩
▲同 香 ▽9九飛 ▲9八歩 ▽3五歩 ▲2五歩 ▽3三銀
▲7六歩 ▽8六角 ▲5八玉 ▽9五歩 ▲6五歩 ▽4四飛
▲6六馬 ▽9六歩 ▲8六銀 ▽8七歩 ▲4八金直 ▽6四歩
▲6三角 ▽6五歩 ▲4四馬 ▽同 銀 ▲6二飛 ▽3三玉
▲4一角成 ▽4二香 ▲3四桂 ▽同 玉 ▲3二馬 ▽8八歩成
▲4二飛成 ▽3三金 ▲3六歩 ▽投了
105手で先手の勝ち
6=32金。島がこの手を指す前に島の角の周辺を小さな虫が這っていた。島は虫を払いのけようとするが、今度は角の表面を歩き始めてしまう。突然虫が盤面から消える。NHKが編集でカットした為。これで島が惨敗したと分かる。
8=42玉。85歩なら「流行の横歩取り85飛」などと言う解説の桐山。すでに流行ではない。一年に一回は桐山が見たい。桐山にとって流行とは所詮消えて行く季節モノ。だから何げない一言が味わえる。そこで島演出となり昔の横歩取りとなった。
9=16歩。山崎の長考。ここで後手が14歩と突き合うと恐らく以下の変化

16歩の意味1
▲2六歩 ▽3四歩 ▲7六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽3二金
▲7八金 ▽4二玉 ▲1六歩 ▽1四歩 ▲2四歩 ▽同 歩
▲同 飛 ▽2三歩 ▲3四飛 ▽8八角成 ▲同 銀 ▽2五角
▲3二飛成 ▽同 玉 ▲3六金 ▽3四角 ▲3五金 ▽投了
23手で先手の勝ち

19=15歩。山崎は飛車を28飛に引いてここで15歩と位を確保。山崎は序盤から面白い。桐山は島と対比させる為に「序盤の島と中盤終盤で光る山崎」と述べたが、序盤でも山崎が圧倒。
20=72銀。古い42玉型のパッセージを繰り返すだけ。島は新型に対応できない。
27=82角打ち。久しぶりに見る。山崎は新鮮で古風。
32=71金。この手が指される前に頭を抱える山崎。馬を生け捕りされることをウッカリした。朝日オープン決勝でも羽生相手にポカしたほどだから山崎なら有り得る。それにしても大げさな演技。これに島は安心しきった。
39=25飛。山崎は苦し紛れと言うがこれしかない。当家はひとめ。
42=33桂。先に54飛の双頭手かと悔やむ島。
44=81金。島も若い。山崎の方が老獪。
49=94歩。島が演技にひっかかったので勝負手っぽく。
50=64角。またも釣られた島。これを駒アタリ奇数番3と勘定したらしい。何の為に48手めに44飛としたのであろう。当然47地点を駒アタリに加算する。だから47角成で島の楽勝とひとめ。感想戦で「フツーの手でよかったのか」と猛烈に悔やむ島。「フツー」ではなく当家では論理的帰結。64角は偶数番4で即負け。
最終盤で唇を痙攣させる島。教皇ネクタイでカンキ路線はいかがであろう。ペーソスとギャグの島としてカムバックしていただきたい。
先崎+神吉=島という図式。


2004.09.12銀河戦決勝 羽生VS谷川 手損角換り腰掛け銀 不思議な記憶 No: 6534 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/09/27 Mon 00:18:57

2004.09.12銀河戦決勝 羽生VS谷川 手損角換り腰掛け銀 不思議な記憶
対局:2004.09.12
放映:2004.09.25
棋戦:第12期 銀河戦 決勝トーナメント 決勝戦
戦形:手損角換り腰掛け銀
先手:羽生善治王位・王座
後手:谷川浩司棋王
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲2五歩 △8八角成
▲同 銀 △2二銀 ▲3八銀 △3三銀 ▲7七銀 △6二銀
▲6八玉 △7四歩 ▲7八金 △8四歩 ▲4六歩 △6四歩
▲4七銀 △6三銀 ▲3六歩 △5二金 ▲3七桂 △4二玉
▲1六歩 △1四歩 ▲5八金 △9四歩 ▲9六歩 △5四銀
▲4五歩 △3一玉 ▲4六角 △6三金 ▲7九玉 △7三桂
▲5六銀 △6五銀 ▲同 銀 △同 桂 ▲6六銀 △9二飛
▲6五銀 △同 歩 ▲2四桂 △同 歩 ▲同 歩 △同 銀
▲同 角 △2七歩 ▲同 飛 △4九角 ▲2八飛 △3九銀
▲1八飛 △3三銀 ▲4六角 △2六桂 ▲5九金 △1八桂成
▲4九金 △4七飛 ▲3九金 △4六飛成 ▲8一角 △6二飛
▲7一銀 △2九成桂 ▲6二銀成 △同 金 ▲7一飛 △2二玉
▲2三歩 △同 金 ▲5一飛成 △3九成桂 ▲6二龍 △4二銀打
▲2五桂 △4九龍 ▲8八玉 △5五角 ▲7七銀 △5一金
▲7二龍 △7五歩 ▲4四歩 △7六歩 ▲同 龍 △4四銀
▲6三角成 △2四歩 ▲5二銀 △2五歩 ▲5一銀不成△同 銀
▲2四歩 △5二銀打 ▲同 馬 △同 銀 ▲3一銀
まで101手で先手の勝ち

谷川の手損角換り腰掛け銀。
31=45歩。6th作成+空間開放手で双頭の谷川外し。
32=31玉。位3度から遠ざける。
33=46角。偶数番原理始動。
34=63金。疑問。
35=79玉。1ポイント先取してブランコ後進。羽生は相手の悪手を待つ。
36=73桂。疑問手から派生した悪手。
37=56銀。相腰掛け銀をブランコ後進で。
45歩型から34手めの局面は角換り腰掛け銀の主題でもあった。前日に中原に勝ってシルバー杯を手にした谷川は中原手順はやらないだろうと羽生に見透かされたことになる。羽生とて明解な解答はもっていない。しかし2回のブランコ後進だけで後手の疑問手から明解な悪手を引き出すことに成功。
38=65銀。敗着となる谷川の6thアタック。これは65地点が主題とは言えない。先手に66歩を突かせないといけなかったが22玉では55銀がある。他に手がないと見た谷川。93香はさすがにテレビ棋戦で負けたら笑われる。だから行くしかない。
42=92飛。角筋を避けただけの手ではハッキリ損。
45=24桂。矢倉戦の手筋。阿部に教えてやりたい羽生。
50=27歩。王座戦第2局でも有り得た後手の手。
58=26桂。これもドコカで有り得た手。当家はゴミ箱に入れた変化。
不思議なことがある。恐らく谷川にもその記憶があったはず。こんなところで噴き出すとは。この手は偶数番2に見えるが金を飛車で死守しているため奇数番1。だから偶数番原理ではない。
59=59金。逆行偶数番2。これが偶然の産物か?
60=18桂成。これで後手も連動偶数番2。二人は運命に翻弄されている。
61=49金。今度は先手が連動偶数番2。
62=47飛。谷川得意の駒アタリ奇数番3がここで登場。ここで奇数番原理に回帰。
63=39金。今度は先手が逆行偶数番2。
65=81角。決め手となる羽生の駒アタリ奇数番3。
66=62飛。仕方ない敗着。37龍と連動駒アタリ奇数番3を取りたいが銀打で龍が跳ね返される。
67=71銀。羽生はあとはラク。駒アタリ奇数番3を取るだけなのでコレしかない。
68=29成桂!見たことない谷川の勝負手。これも駒アタリ奇数番3。
69=62成銀。フツーに見えるがこれが連動駒アタリ奇数番3。
70=同金。谷川はそれを逆行奇数番と解釈。
75=51飛成。すでに寄り。

ゴミ箱をあさった日の記憶。こんな手はないと思った手順がある日突然降ってくる。そのような不思議な将棋。谷川は素晴らしい棋士。


2004.09.25囲碁将棋ジャーナル 王座戦第2局 大介のタコ解説 No: 6532 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/09/26 Sun 19:10:40

森内の振り飛車が「珍しい」と言う大介。森内はタイトル戦で何度も指している。大介。そんなに当家のキゲンを損ねたくないか?だったら読み方が違う。
当家が実況&分析で珍しいと言ったのは森内のカニ這い囲い。これは大介ならやるバカ囲い。だから森内には珍しい。振り飛車が「珍しい」わけではない。以上は大介がマシュダ一家実況&分析を何度も読んできた結果、彼の潜在意識が語らせた伏線。
13手めの47銀は「こう指すもの」というのは大介の先入観。当家は11手め46歩そのものを疑問視してきた。
解説のクライマックスがいきなり飛び出す。
14手めは82玉ではなく94歩が最善という大介の「私見」。
大介。それが私見か?ここまで調子のいい解説者は貴様くらい。先手が次に96歩ブランコ後進から本譜と同じ進行になれば後手必勝となる。だから9筋の突きあいがあると36銀とは進行しない。昨年までのように77銀と進展する。森内はそのマンネリを避けるためにここで故意にカニ這いで羽生に36銀をやらせている。94歩なら先手は96歩に決まっているので95歩などの変化は大介の手前ミソ。
大介の指摘はその先を読むと46歩+47銀が先手の疑問手になるかもしれないということになるはず。当家と羽生はそれをずっと思っている。9筋交換があっては36銀以下の本譜変化が通用しない。それではMF変化でも先手ハッキリ負け。
大介はめざといというよりムシが良すぎる。先手36銀を牽制するなら確かに14手めは94歩が最善というのは当たり前。ところが早めの94歩は王位戦谷川羽生戦で教皇加藤一二三が囲碁将棋ジャーナルで指摘した前例が最近あるために大介はおこがましく「私見」などと言ってはいけない。
「教皇指摘にも別な変化で似たことがありましたが」と一言言うべき。しかし大目に見てあげよう。14手め82玉が「感触が悪い」と珍しく反省している為。この一言は大介がマシュダ一家門下にしてくれという告白と同じ。14手め82玉は大介が躊躇なく指してきた手。それをかねてから大介流カニ這い囲いと批判していたのは当家のみ。康光は62銀型をかつて目指していたほど。だから森内の14手め82玉が振り飛車軍団への皮肉と見るか、マンネリ回避と見るかはその後の指し手で判明する。
森内が打ち出した戦略の機軸18手め64歩については大介はゴマかしている。ここに至るまでに康光相手の羽生グランサタンの伏線があった。ところがそれは森内が対抗策を出し、その後大介の兄弟弟子田村が康光に公開スパーリングで打ちのめされた苦い経過がある。だから羽生は森内相手に躊躇なく78玉を敢行している。それに対応する新機軸64歩のため、この渾身の一手を一言であしらう大介はやはり二番茶の棋士。
なぜ森内が18手め64歩なのか?
18手めは「ここで94歩は手抜きされる」などと言うのは当たり前。
谷川も森内もそして康光も65地点が主題なのだと大介にはわからない。
本譜では明解。森内は躊躇なく偶数番原理の初期値である2ndアタックを王座戦第2局で敢行している。だから最初から9筋交換後の77銀進行を先手に許さなかったのが森内。貴様の94歩など教皇指摘の足元にもおよばない。思考回路の出所がまるで違う。大介のは結果だけ見た修正手順。
22手め56歩に対する大介の見解が彼の限界値。ここは歩を突かずに34歩を銀で食わせて51角で粘るなどと言うのは貴様が得意なイモ手順。それで9筋の突きあいが後手有利だろうと公言するようでは大介は生涯ペテン師扱いであろう。それでは64歩が悪手と認めるようなもの。64歩が敗着だったと断言するなら話はわかる。それを言えずに解説している大介は既に解説者ではなく単に同業者を貶めにきただけ。
27手めの24歩を同歩と取らない既出変化など出すのは時間稼ぎ。「有力だったかもしれない」と言いたかっただけの大介。そこはB級のクソ棋士とは違う。藤井よりまだ頭が柔らかい。22歩で当家は「先手楽勝」とNo: 6437でハッキリ実況&分析している。大介は「もしかしたらここで差がついていたのかもしれない」と感じるだけマシ。彼の根拠は9筋だけだった。もっと根は深い。一言で言えば森内はすでに指された将棋に見切りをつけていたということ。だからこそ森内の試行結果だけを見て大介は94歩を自分の手柄にしてはいけない。森内が試さなかったら貴様はいつもどおり82玉しか指せなかった。それを素直に認めて森内を讃えるべき。森内のA級全勝を許した者が他人の功績を自分のモノにするだけの詐欺師にまで落ちぶれてはいけない。
ところがここまで良心的に見ても大介の詐欺師的性格はまたも露骨に出た。39角成前に54飛と先に動かして矢内に棋譜と違うと故意に指摘させている。こんな手順を間違うはずはないので大介はワザとやっている。昨年の名人戦解説と同じ大介の嘘とゴマカシ。
名人戦解説の暴論
コイツは今度も何も言えなかった。39角成から25歩まですべてカット。そしていきなり25歩で勝負は終わったとゴマカス大介。
貴様は盗むだけ盗んで全部自分の手柄にして最後はグリグリ賛美するだけのタマナシ野郎。1年半経っても同じでは2年後でも同じ。大介には多少期待したが残念。米長や先崎が死ぬまで詐欺師気質を捨てられないのと同じ。
大介の為に弁護するなら「同業者に解説させるのが不純」という当家恒例の主張が今度も首をもたげる。だから貴様は永遠にゴマカシ続けるしかない。矢内が恐ろしいことを大介に聞いた。68手めに香を取らずに57桂はないのかと。大介はそれなら「金をかわす」と一言。それでは千日手になる。

矢内指摘68手め57桂+大介59金 千日手
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽5四歩 ▲6八玉 ▽5五歩
▲4八銀 ▽5二飛 ▲7八玉 ▽6二玉 ▲4六歩 ▽7二玉
▲4七銀 ▽8二玉 ▲6八銀 ▽7二銀 ▲5八金右 ▽6四歩
▲2五歩 ▽3三角 ▲3六銀 ▽5六歩 ▲3三角成 ▽同 桂
▲5六歩 ▽同 飛 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽2二歩
▲4七銀 ▽5一飛 ▲3六歩 ▽3二金 ▲3七桂 ▽5六歩
▲3五歩 ▽4四角 ▲7七角 ▽同角成 ▲同 桂 ▽8四角
▲7九角 ▽3九角成 ▲3四歩 ▽5四飛 ▲5五歩 ▽4四飛
▲2五歩 ▽2三歩 ▲3三歩成 ▽2四歩 ▲4五歩 ▽3三金
▲4四歩 ▽3六歩 ▲同 銀 ▽3八飛 ▲3五飛 ▽2二銀
▲4七銀 ▽2八飛成 ▲4五桂 ▽4四金 ▲3二飛成 ▽4五金
▲2二龍 ▽5七桂 ▲5九金寄 ▽4九桂成 ▲5三桂 ▽7一金
▲6三銀 ▽5九成桂 ▲同 金 ▽5七歩成 ▲7二銀成 ▽同 金
▲6三銀 ▽7一金打 ▲7二銀成 ▽同 金 ▲6三金 ▽7一銀
▲7二金 ▽同 銀 ▲6三金 ▽7一銀 ▲7二金 ▽同 銀
▲6三銀 ▽7一金 ▲7二銀成 ▽同 金 ▲6三銀 ▽7一銀
▲7二銀成 ▽同 銀 ▲6三金 ▽7一銀 ▲7二金 ▽同 銀
▲6三銀 ▽7一金 ▲7二銀成 ▽同 金 ▲6三銀 ▽7一銀
▲7二銀成 ▽同 銀 ▲6三金 ▽7一銀 ▲7二金 ▽同 銀
▲6三銀 ▽7一金 ▲千日手

そう言えば2004.09.22A級順位戦では大介が終盤自分に勝筋があったと囲碁将棋ジャーナルで公言している。
コイツは時間をたっぷり残して1分将棋となった康光が間違うことを期待しただけ。
大介。タマには俺達に居飛車を見せろ。何か発見があるかもしれない。
藤井は居飛車で大介の竜王挑戦を撃退した。あの時の藤井を見習え。


2004.09.24B1順位戦 シーザーVS慶太 横歩取り84飛 No: 6531 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/09/26 Sun 01:00:26

日時:2004.09.24
棋戦:B1順位戦
戦型:横歩取り84飛
先手:堀口一史座七段 (1勝5敗)
後手:井上慶太八段 (3勝2敗)
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩
▲7八金 ▽3二金 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽8四飛
▲2六飛 ▽2二銀 ▲8七歩 ▽5二玉 ▲5八玉 ▽1四歩
▲1六歩 ▽8八角成 ▲同 銀 ▽3三桂 ▲3八金 ▽2五歩
▲5六飛 ▽6二銀 ▲6六飛 ▽7二金 ▲7五歩 ▽2四飛
▲8六飛 ▽8二歩 ▲2七歩 ▽3一銀 ▲9六歩 ▽4二銀
▲9五歩 ▽5四歩 ▲3六歩 ▽5五歩 ▲2八銀 ▽5三銀右
▲7七銀 ▽6四銀 ▲6六銀 ▽2六歩 ▲同 歩 ▽同 飛
▲2七銀 ▽2四飛 ▲2六歩 ▽5四飛 ▲3七桂 ▽5六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲5七歩 ▽5四飛 ▲3五歩 ▽3六歩
▲同 銀 ▽5六歩 ▲4六角 ▽5七歩成 ▲同 銀 ▽7五銀
▲5六飛 ▽同 飛 ▲同 銀 ▽2九飛 ▲3四歩 ▽4九角
▲4八玉 ▽3八角成 ▲同 玉 ▽2七歩 ▲同 銀 ▽2八金
▲4八玉 ▽2七金 ▲5三歩 ▽同 銀 ▲5四歩 ▽4四銀
▲3三歩成 ▽2八飛成 ▲5七玉 ▽7八龍 ▲5三歩成 ▽同 銀
▲4一角 ▽6一玉 ▲投了
98手で後手の勝ち

慶太の横歩84飛。中川のようにヘンタイ趣味がない。
25=16歩。用心深いが緩手。深浦に痛い目にあった記憶の臭い。
26=88角成。手損角換りを実践している慶太らしい。
28=33桂。26飛型の欠陥直撃。
29=38金。疑問。やはり銀が立ち後れると33桂を咎めるのは大変。
30=25歩。ホントかよという決め打ち。
31=56飛。これではとても先手でやる気しない。羽生でも失敗したのに。
32=62銀。ハッタリが利いたのでラッキー池田。
33=66飛。シーザーの二重自己嫌悪。アレと間違えたらしい。
以下ミルキーはママの味。


2004.09.24B1順位戦 横歩取り84飛 森下VS中川 と金で楽勝 No: 6530 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/09/26 Sun 00:39:02

日時:2004.09.24
棋戦:B1順位戦
戦型:横歩取り84飛
先手:森下 卓九段
後手:中川大輔七段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩
▲7八金 ▽3二金 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽8四飛
▲2六飛 ▽2二銀 ▲8七歩 ▽1四歩 ▲5八玉 ▽5二玉
▲3八金 ▽1五歩 ▲4八銀 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽8八角成
▲同 銀 ▽3三桂 ▲7七銀 ▽2五歩 ▲2八飛 ▽2四飛
▲3六歩 ▽2六歩 ▲4六角 ▽8四飛 ▲3七桂 ▽5一金
▲2六飛 ▽6二銀 ▲5五角 ▽2三銀 ▲4六歩 ▽9五歩
▲同 歩 ▽同 香 ▲6六角 ▽9四飛 ▲9七歩 ▽2五歩
▲2八飛 ▽2四銀 ▲4七銀 ▽1六歩 ▲同 歩 ▽同 香
▲同 香 ▽1五歩 ▲同 香 ▽同 銀 ▲3五香 ▽3四歩
▲2五桂 ▽同 桂 ▲同 飛 ▽2三桂 ▲2四歩 ▽1六角
▲2三歩成 ▽2五角 ▲3二と ▽4四歩 ▲9六歩 ▽1九飛
▲9五歩 ▽5四飛 ▲5九桂 ▽3五歩 ▲6五金 ▽3六歩
▲5四金 ▽3七歩成 ▲同 金 ▽5四歩 ▲2二飛 ▽3九飛成
▲5六歩 ▽2九龍 ▲3三と ▽6一玉 ▲2五飛成 ▽同 龍
▲4三角 ▽5二金 ▲2五角成 ▽2八飛 ▲6九玉 ▽2五飛成
▲4三香 ▽5三銀 ▲2六歩 ▽8五龍 ▲8六歩 ▽8二龍
▲1一飛 ▽6二玉 ▲9四歩
111手まで先手勝ち

中川の横歩取り84飛。昔の横歩取りと言えばこれしかない。しかも中川は当時の隠れ大家。実態は狭いところのお研究。84飛型はこれから85飛の影響を受けた最先端になる。A-B-Aダッシュ形式として発展すればいい。
26=15歩。緩手。横歩取られてこんな悠長な手は後手にない。谷川の表層だけマネすると森下に殺される。
27=48銀。森下はこれで勝ちと思っているはず。当家なら48銀見て家に帰る。
以下隣のアベちゃんと同じ。飛車など捨ててもと金で楽勝。やはり中川にはA級は無理。小手先のご立派な研究以前に大局観がセコすぎる。B1の常連としてはネタ提供者として申し分ない。


2004.09.24B1順位戦 行方阿部 横歩取り85飛 55飛+24歩 運動会 No: 6529 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/09/26 Sun 00:24:11

日時:2004.09.24
棋戦:B1順位戦
戦型:横歩取り85飛 55飛+24歩 
先手:行方尚史七段
後手:阿部 隆七段
▲7六歩 ▽8四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽3四歩
▲2五歩 ▽8五歩 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀
▲8七歩 ▽8五飛 ▲2六飛 ▽4一玉 ▲6八玉 ▽6二銀
▲3六歩 ▽5一金 ▲3八銀 ▽7四歩 ▲3七桂 ▽7三桂
▲4六歩 ▽5五飛 ▲4五歩 ▽5四飛 ▲3三角成 ▽同 桂
▲6六歩 ▽2四歩 ▲4八金 ▽2五桂 ▲8二角 ▽1七桂成
▲2九飛 ▽2八成桂 ▲同 飛 ▽3九角 ▲2九銀 ▽3五歩
▲3八飛 ▽4八角成 ▲同 飛 ▽3六歩 ▲2八銀 ▽8八歩
▲同 銀 ▽3七歩成 ▲同 銀 ▽8一金 ▲2三歩 ▽3三銀
▲4六桂 ▽5五飛 ▲3四歩 ▽4二銀 ▲7三角成 ▽同 銀
▲4七桂 ▽3六歩 ▲5五桂 ▽3七歩成 ▲4九飛 ▽2七角
▲2九飛 ▽4五角成 ▲2一飛 ▽3一金 ▲1一飛成 ▽4七と
▲3三歩成 ▽5七と ▲同 玉 ▽7八馬 ▲4二と ▽同金右
▲3四桂 ▽4五桂 ▲4六玉 ▽6八馬 ▲3六玉 ▽3七金
▲2六玉 ▽2五銀 ▲1五玉 ▽1四歩 ▲同 龍 ▽同 銀
▲同 玉 ▽1二歩 ▲1三歩 ▽同 歩 ▲同 玉 ▽1二歩
▲同 玉 ▽1一歩 ▲同 玉 ▽2一飛 ▲1二玉 ▽1一歩
▲1三玉 ▽3三金 ▲1四玉 ▽2五歩 ▲1五玉 ▽2三飛
▲1六玉 ▽2四金 ▲2二銀 ▽同 金 ▲4二銀 ▽5二玉
▲4一角 ▽6一玉 ▲6三桂成 ▽3五馬
124手まで後手勝ち

38=24歩。昨年の名人戦の森内のおかげで誰もがここは24歩を打つようになった。渡辺明もそうなので阿部でもこーなる。
40=25桂。阿部の思考は旧型確信犯に見えるが当家も24歩を打つならこっち。
41=82角。これは駒アタリ偶数番2で瞬間先手不利。
42=17桂成。同香なら39角で先手負け。以下沖真理。
48=35歩。飛車取っても飛車一枚では香桂損必須なので先に細工。桂のサクリファイスで1歩入手した効果。
以下大駒損でもと金作成で攻め倒すのが最近の主流。
58=81金。ハブタニの悪影響。昔のアベちゃんはこんなこと絶対にしなかった。行方がよほど嫌いなのであろう。当家もナメナメよりアーちゃんが好き。
68=36歩。既に寄りと確信している。
69=55桂。行方が血迷った。こんな時は目を隠して飛車など取ってはいけない。
70=37歩成。と金作ったら必勝形。最初のイケイケ路線に戻る。
以下は運動会の季節らしい阿部演出。


2004.09.24B1順位戦 北浜VSタコトラ 無理やり矢倉 駒台仮想奇数番原理版7thアタック No: 6528 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/09/25 Sat 23:51:56

日時:2004.09.24
棋戦:B1順位戦
戦型:無理やり矢倉
先手:北浜健介七段
後手:田中寅彦九段
▲2六歩 ▽3四歩 ▲7六歩 ▽4四歩 ▲2五歩 ▽3三角
▲4八銀 ▽5二金右 ▲5六歩 ▽2二銀 ▲7八銀 ▽4二玉
▲7九角 ▽3二玉 ▲7七銀 ▽4三金 ▲7八金 ▽5四歩
▲6九玉 ▽6二銀 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 角 ▽同 角
▲同 飛 ▽2三銀 ▲2八飛 ▽2四歩 ▲5八金 ▽1四歩
▲1六歩 ▽5三銀 ▲4六歩 ▽2二玉 ▲6六歩 ▽3二金
▲4七銀 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽7四歩 ▲6七金右 ▽8四歩
▲7九玉 ▽3三桂 ▲8八玉 ▽8五歩 ▲3六銀 ▽6四銀
▲1七桂 ▽7五歩 ▲同 歩 ▽9五歩 ▲同 歩 ▽5五歩
▲同 歩 ▽5九角 ▲3八飛 ▽7五銀 ▲7六歩 ▽8六歩
▲7五歩 ▽8七歩成 ▲同 金 ▽8六歩 ▲同 金 ▽同 飛
▲同 銀 ▽同角成 ▲7七金 ▽8七歩 ▲7八玉 ▽7五馬
▲7六銀 ▽7四馬 ▲6五銀 ▽9二馬 ▲8三歩 ▽同 馬
▲8四歩 ▽9二馬 ▲6一角 ▽7三桂 ▲8三歩成 ▽6五桂
▲同 歩 ▽6二金 ▲4三角成 ▽同 金 ▲2八飛 ▽8三馬
▲2五歩 ▽同 桂 ▲同 桂 ▽6五馬 ▲3三桂打 ▽2五歩
▲2四歩 ▽同 銀 ▲2五銀 ▽3三金 ▲4二飛 ▽3二銀
▲2四銀 ▽同 金 ▲6二飛成 ▽8六桂 ▲同 金 ▽6六桂
▲6八玉 ▽7九銀
110手まで後手勝ち

1=26歩。タコトラはどうせ無理ヤグラしかさせないので最短手順。
8=52金。ここで飛車を振ったらタコトラが今度はダメトラになる。
13=79角。最短手順でやる気満々。
21=24歩。菊水矢倉も許さない浜ちゃん。
26=23銀。いつもの手順。
ここで飛車先歩を交換するのは先手の1ポイントだが、角交換が後手の主張。
30=14歩。玉の懐を広く。先崎と同じ思考法。
31=16歩。決して許さない。しかしこの交換は後手有利。
33=46歩。位取りを許さない。しかし最初の疑問。結局先手の1ポイント先取の代りにブランコ後進運動を強いられるのは損=飛車先歩交換原理。多少不利でもこの形に誘導した後手が自分の土俵で戦いやすい。
40=74歩。こんな危険な手を許した先手は悠長に指しすぎ。5筋が突きあっている為に腰掛け銀の仕掛けがここでないのが問題。
44=33桂。意欲的な駒組みに見えるが実態は「ナニもしない、させない」。
45=88玉。いやなモノがよぎる瞬間。
46=85歩。この交換は後手有利。
47=36銀。飽和したので行くしかない。
48=64銀。後手これで作戦勝ち。
49=17桂。ハッキリ1手遅かった。
50=75歩。マシュダ一家の駒台仮想奇数番原理によりこれも必勝7thアタック。これは完全にハマッタ。いかに北浜の終盤力でも挽回は無理。
そういえば今年の夏はタナトラジュニアがイベントで大活躍していた。棋聖であった頃の父にそっくりな精悍な風貌。早く出て来てオヤジをマタゲ。


2004.09.24B1順位戦 先崎VS島 手損角換りVS右玉 7thアタック1本勝ち No: 6527 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/09/25 Sat 23:21:53

日時:2004.09.24
棋戦:B1順位戦
戦型:手損角換りVS右玉
先手:先崎学八段
後手:島 朗八段
▲2六歩 ▽3四歩 ▲7六歩 ▽8四歩 ▲7八金 ▽3二金
▲2五歩 ▽8八角成 ▲同 銀 ▽2二銀 ▲1六歩 ▽3三銀
▲1五歩 ▽6二銀 ▲4八銀 ▽6四歩 ▲4六歩 ▽6三銀
▲4七銀 ▽5四銀 ▲7七銀 ▽5二金 ▲3六歩 ▽6五歩
▲3七桂 ▽4四歩 ▲4八金 ▽4二玉 ▲2九飛 ▽7四歩
▲4九玉 ▽3一玉 ▲3八玉 ▽7三桂 ▲5六歩 ▽6三金
▲9六歩 ▽9四歩 ▲6六歩 ▽同 歩 ▲同 銀 ▽8五歩
▲7五歩 ▽同 歩 ▲7四歩 ▽同 金 ▲7五銀 ▽同 金
▲6四角 ▽2二玉 ▲7五角 ▽6五桂 ▲5三角成 ▽5七銀
▲4九金 ▽4五歩 ▲2七玉 ▽6九角 ▲3八銀 ▽7八角成
▲5四馬 ▽5六馬 ▲4一銀 ▽4二金打 ▲3二銀成 ▽同 金
▲4七金 ▽6六馬 ▲4五桂 ▽4八歩 ▲5九金 ▽5八歩
▲3三桂成 ▽同 馬 ▲6九金 ▽4九歩成 ▲同 銀 ▽4二飛
▲5六金打 ▽6六銀成 ▲6五金 ▽同成銀 ▲同 馬 ▽5三桂
▲5四馬 ▽4五歩 ▲同 歩 ▽同 桂 ▲4六銀 ▽3七銀
▲同 銀 ▽同桂成 ▲同 金 ▽4八銀 ▲4五桂 ▽投了
95手で先手の勝ち
13=15歩。島の手損角換りに深浦手順の15歩猿マネ。島ごときにやけに慎重な先崎。王座戦で恥を晒したので今日負けたら何言われるかわからない。ところがこれはいつものハッタリ。以下の進行は角換り腰掛け銀の定跡無視。
24=65歩。角換り腰掛け銀ならこっちのモノと島の雄叫び。これが彼ら奇数番型棋士の3rdナンバー。
26=44歩。先崎のネクラ序盤に「ナルホド」と苦笑いする島。
27=48金。ハッタリからいつもの言い訳手順。
28=42玉。これで負けたら島は降給決定。
29=29飛。力戦でもなんでも島が知っている定跡をすべて踏みにじる算段。
30=74歩。定跡バカの見本市。相手が手損で待っているのにこんな攻撃手を見せてはもったいない。先崎はスキを伺っているだけのでこれはオタスケ。
31=49玉。いい感じ。15歩で右が広い。
32=31玉。島はこれで思い出したはず。
38=94歩。ひどい緩手どころかオタスケ2。勝ちをプレゼントするような手。
39=66歩。7thアタックで終わった。
これは75地点が争点になる1年遅れの展開。偶数番原理ならここで後手から開戦。それが手損角換り。
以下先手玉周辺が広すぎて後手は指す気しないはず。島はもう完全にオダブツ。青野にも先を越された。


2004.09.24B1順位戦 中村青野 三間VS右四間 65地点が主題 No: 6526 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/09/25 Sat 22:07:18

日時:2004.09.24
棋戦:B1順位戦
戦型:三間VS右四間
先手:中村 修八段
後手:青野照市九段
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀 ▲7八飛 △6四歩 ▲4八玉 △6三銀
▲3八玉 △4二玉 ▲5八金左 △3二玉 ▲2八玉 △6二飛 ▲3八銀 △5四銀
▲6八銀 △3三角 ▲7五歩 △2二玉 ▲9六歩 △3二金 ▲6七銀 △1二玉
▲8六歩 △6五歩 ▲6八飛 △6六歩 ▲同 角 △5五銀 ▲7七角 △6六歩
▲7六銀 △7四歩 ▲8五歩 △7五歩 ▲同 銀 △5二金 ▲1六歩 △6五飛
▲8六角 △7八歩 ▲6四歩 △6七歩成 ▲同 金 △6四銀 ▲同 銀 △9九角成
▲7七桂 △6四飛 ▲同 角 △6二香 ▲9一角成 △6六歩 ▲6三歩 △同 香
▲6四歩 △同 香 ▲同 馬 △6七歩成 ▲同 飛 △6六歩 ▲同 飛 △7七馬
▲2六飛 △4二金右 ▲7一飛 △6七馬 ▲5五香 △4四銀 ▲6八歩 △8五馬
▲8七香 △6三金 ▲8二馬 △7四馬 ▲8一馬 △7九歩成 ▲7六飛 △7五歩
▲6六飛 △6五歩 ▲6三馬 △同 馬 ▲6五飛 △7四角 ▲7五飛 △9六角
▲6一飛成 △5二馬 ▲6七竜 △7四歩 ▲9五飛 △7五桂 ▲5六竜 △8七角成
▲9三飛成 △7七馬 ▲4六銀 △6九と ▲7六歩 △8七桂成 ▲8三竜 △6八と
▲6四歩 △6二歩 ▲1五歩 △5九と ▲3九金 △2四歩 ▲8一竜 △5八と
▲1四歩 △同 歩 ▲1五歩 △同 歩 ▲2六桂 △2三玉 ▲4五銀 △同 銀
▲同 竜 △4四歩 ▲同 竜 △4三金直 ▲4六竜 △4五歩 ▲5六竜 △4八銀
▲1二歩 △同 香 ▲1三歩 △同 香 ▲1四歩 △同 香 ▲同 桂 △3九銀不成
▲同 玉 △5九馬 ▲4九香 △4八香 ▲2八玉 △4九香成 ▲2二金 △同 銀
▲2一竜 △3一金打 ▲2二桂成 △同金上 ▲1二銀 △3三玉 ▲5三香成 △同 馬
▲4一銀 △2一金 ▲同銀不成 △3一金打 ▲3二銀左成 △同 金 ▲同銀成 △同 玉
▲4四桂 △同 馬 ▲5二竜 △4二香 ▲2一銀 △2三玉 ▲1三金 △同 玉
▲1五香 △1四歩 ▲1二金 △2三玉
172手まで後手勝ち

4=62銀。中村が振り飛車は指さないと宣言したことへの青野の皮肉ではない。青野にはやりたいことがある。
5=78飛。84歩を突かないので石田流三間。
6=64歩。と思ったらブットブ中村。 これが最近のトップ棋士の感覚。
65地点が主題となっている。>No: 6525
昨年谷川中心の一連の考察で75地点に焦点をあてたが、今は65地点がトップ棋士の主題。
参考=MashudaBBS2003.09.04-08 75地点の呪い 0-6
7=48玉。面食らって逃げる。
11=58金。緩手。
17=68銀。誘い。これは中飛車55歩でも同じ。
18=33角。先手の囲いが完成しているので溜める。
19=75歩。囲いが飽和するとこのような手しか残っていない。中村はすべて消去法でここまできた。
21=96歩。このような手しか残っていない2。
22=32金。後手はいつでも65歩で仕掛けるゾと脅しつつ囲いの遊びを沢山残している。
23=67銀。硬直。
24=12玉。柔軟。34歩が狙われているので角筋を外して先手の硬直銀を牽制。
25=86歩。疑問。
26=65歩。さすが青野。この呼吸は当家と一致。
27=68飛。つらい受け。
28=66歩。65地点を制覇した方が勝つ仕組み。
以下略。


65地点は偶数番原理のスポット 2ndアタックの白眉 No: 6525 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/09/25 Sat 21:59:59

65地点が今熱い。
ざっと見ただけで最近1カ月では以下の棋譜。
2004.08.20B級2組 鎮VSヒフミン 対矢倉急戦中飛車 偶数番原理篇
2004.08.31A級順位戦谷川VS久保
関連
2004.09.02王座戦第1局森内俊之VS羽生善治 手損角換り腰掛け銀
2004.09.07&08王位戦第5局羽生VS谷川 手損角換り 相早繰り銀
2004.09.11達人戦決勝 谷川浩司VS中原誠 中飛車
2004.09.14王座戦第2局羽生VS森内 中飛車
2004.09.19JT杯久保森内 相振り対称三間 久保左金の猛威
2004.09.21A級順位戦 深浦VS丸山 右四間 喧嘩装い借金返済
2004.09.22A級順位戦 康光VS大介 相穴熊 対四間65歩位取り 65歩命

なぜ中原谷川森内羽生康光、そして丸山久保が声をそろえてこのようなことを行なっているのか?
それはマシュダ一家が奇数番原理を解明した為。
トップ棋士は今全く違う思考回路を調整している。それが当家が分析中の偶数番原理2-4-6。
まず2ndアタックから彼らは指し始めるようになった。久保のようにすでに偶数番原理を経験値で体得している棋士は6thアタックで始めたりできる。トップ棋士の動向にめざとい青野が昨日65地点を巡る2ndに挑戦して中村を殺している。次はそれを見てみよう。


日経の記事 屋敷伸之九段に聞く No: 6524 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/09/25 Sat 19:12:20

日本経済新聞社文化部の神谷浩司記者が相変らず 将棋王国でノッテいる。屋敷へのインタビューは当家の心をくすぐる。
この素朴な屋敷の語りぶりをみると天才屋敷が単なる北海名産にしか読めないかもしれない。ところが屋敷の棋譜は有り余る才能に充ちており彼の言葉の空白にその秘密がある。
屋敷は将棋の駒を1週間も触らない時があると言う。研究するときは集中して日に4時間が限度らしい。4時間は確かに限界。それ以上やってもインスピレーションはどんどん腐り、結局「危険な橋は渡らない」という将棋になってしまう。
1週間の空白とは初期化の時間。先入観を捨てる為の時間が屋敷の場合1週間。
親子音楽会では大人より子供の方がはるかにうまく演奏する。
親の方が練習に時間を費やしているはずなのに、子供は何の苦労も躊躇もなく難曲さえラクラク演奏してしまう。
人間の脳や神経が経年劣化するように見えてしまうのは、大人は初期化の方法を忘れてしまったため。
人間の細胞には穴が必ず空く。人間は十分に休まないと悪い穴を見つけるホールチェッカーが健全な機能をしない。むしろ考えすぎると穴を増やしてしまう。だから屋敷がかつて「まったく勉強しない」と言っていた言動は好感がもてる。世間はそれを誤読したためにその後屋敷は自分の発言を修正してしまった。「勉強しなきゃ嘘ダロ」と言う突っ込み攻めでその純粋な言葉が世間向けのパッケージに包まれる。
だから棋士の言葉を読むときは大抵行間を読むとその棋譜と一致する。何も言わないところに彼らのエッセンスが詰まっている場合が多い。


王将戦リーグ無料公開 Follow: 6533 / No: 6523 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/09/25 Sat 18:15:31

来週27日から王将戦リーグが無料公開される。これは当家では相当盛り上がっている話題。
神崎掲示板を見ると本人も他人ごとのように宣伝しているのが悲しい。神崎はこの公開リーグ戦に登場する最後のチャンスを逃してしまった。思い起こせば神崎が「王将リーグに登場すればこっちのモノ」と叱咤激励したのは逆効果となった。
「神崎を王将戦に登場させる会発足準備は冗談で済むか?」
2004.06.15C級1組順位戦 神崎VS石川 イビアナVS四間
2004.08.06王将戦二次予選 郷田真隆VS屋敷伸之 ゴーダ病1-4

結局ゴーダが火事場の底力を発揮する前に三浦が怒って神崎を打ちのめしてしまった。
神崎がいなくてはこのリーグ戦はゴーダと阿久津以外は誰が挑戦してもよい。
羽生はどうせ初戦は阿久津に負けるので久保と丸山に応援が集中するかもしれない。しかし当家が見たいのは谷川森内の七番勝負。ふたりは最近指向性が似ているので連盟棋士全員がブットブ手順をいきなり選択するであろう。それを二日制でやりそうなのが谷川。羽生森内や森内康光では中味が最初からわかってしまう。森内丸山も名人戦で飽きた。丸山の終盤力では1勝も期待できない。郷田では戦う前から誰も期待しない。
谷川がコケたら康光しかいないが、今季は名人戦で森内康光を見たいので遠慮してもらいたい。康光がやりたいことは名人戦の方がふさわしい。