魔が差す名人戦第3局 雲仙の悲劇と舟囲いの悲劇

MashudaBBS2003.05.11


グランダイアの中枢45地点 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 5月11日(日)04時19分19秒

大介ご苦労。気の抜けた台本通り32歩が残ったと何度も述べたのはクドイが言うべきことは言うが良い。気にするな。マシュダ一家の荒御霊はいつもああだから。
あとは我々の出番となる。
羽生の提示した62手め45金はグランダイアの中枢である。森内はよくぞここまで持ちこたえてくれた。50手台でだめかと思ったがここまで指せるのは森内以外あとふたりしかいない。おかげで羽生が提示したかった最大の地点が脚光を浴びることとなった。二人の共同作業の結晶である。この光の粒を我々も大切にしたい。
http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/030427.grandia.html

この45地点は角換り腰掛け銀先後同型で出現したグランダイアの構図の中心地点である。4筋の光の柱から派生した巨大な菱形のヘソ。羽生の宿題は大きい。ここに四間飛車との関連性を我々に語れと?
昨日我々が考察した升目の持ち点は初手から洗い直さないとこの45地点まで到達しない。そこまで我々の船体がもつかの方が心配である。すでに浸水している。救助艇は来るのであろうか?



名人戦解説の暴論7 検証6 我々の名人賛美 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 5月11日(日)03時37分21秒

さて大介は森内名人殺しに一段落つくとあとはプロ棋士定番の羽生賛美となる。最後は羽生の快勝譜と大介は絶賛する。
恥ずかしくて聞いてられない。我々ならこのように羽生賛美をする。

美形認識機能を証明するために羽生は森内の88玉を確信して44角と勝負にでた。我々は息を殺してこの局面を見ていた。名人の美形認識機能が健全ならば名人は負ける。

名人悟れ!舟の幻影を見るな!悟れ!
我々の叫びはそして長いため息となった。

羽生は知っている。
「先手の中に後手があり、後手の中に先手がある。二人が描く文字はどこかで裂ける」
「黄金の文字板は後から来たものに奪われる」
http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/030503BBSgp.html

49手めに名人の右金はついに48地点へ行った。いつかのUの柱。
「羽生が康光に応じた手も48金。これがなぜ本筋と直感で羽生にはわかるのか?既に述べた通りである。「Uの支柱>光の支柱」という構図が形として直ぐに引き出せるからである。

羽生善治。そして森内も知っている。だから48金となった。

http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/030503bbsU.html


名人戦解説の暴論6 検証5 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 5月11日(日)03時18分01秒

大介「43手めの47金は比較的早く指したので森内名人はこれで楽勝と考えたのではないでしょうか?」
このようなことを言うだけならばまだ大介は許される。しかし次の発言がマシュダ一家中枢に火をつけた。公然と現名人の顔に泥を塗ったのである。羽生以外ならそれが許されると思って大介は森内を衛星放送で殺した。死に化粧を施した死体を蹴飛ばすような大介はA級で生き埋めにされるであろう。
大介「感想戦によると森内名人は47金ではなく55馬の方がよかったかと考えていたようですが、それは33角で本当は良くない。ここで読み抜けていたわけですからこの43手めを余り名人は深く考えていなかったのではないでしょうか」
大介は名人戦のテンションがまるで理解できないのである。これは縁台将棋であろうか?55馬変化は以下のようになりやはり54手で名人投了となる。大介が言う57香打変化と同じ手数で名人は負ける。ならば攻めの形になる方を選択する方が当然であろう。なぜこんなことを名人の読み抜けなどと公言できるのであろう?大介は羽生を賛美するために森内を徹底的に揶揄しているのである。羽生の顔を現場で見て魂を奪われたということであろう。

棋戦:名人戦第3局 大介が名人をタコにした変化
戦型:四間飛車vs急戦
先手:森内俊之名人+55馬なんてナイヨーと言う大介
後手:羽生善治竜王+57香打と同じ手数で負けちゃうヨーと証明するマシュダ一家幼児部

▲7六歩  ▽3四歩  ▲2六歩  ▽4四歩  ▲2五歩  ▽3三角
▲4八銀  ▽9四歩  ▲5八金右 ▽4二飛  ▲6八玉  ▽3二銀
▲7八玉  ▽4三銀  ▲5六歩  ▽7二銀  ▲5七銀  ▽9五歩
▲3六歩  ▽6二玉  ▲3五歩  ▽3二飛  ▲4六歩  ▽3五歩
▲4五歩  ▽5二金左 ▲4四歩  ▽3四銀  ▲4八飛  ▽4二飛
▲4六銀  ▽7一玉  ▲3二歩  ▽4四角  ▲同 角  ▽同 飛
▲5五角  ▽7四飛  ▲1一角成 ▽7六飛  ▲8八玉  ▽5六飛
▲5五馬  ▽3三角  ▲同 馬  ▽同 桂  ▲5七香  ▽4六飛
▲同 飛  ▽4五銀  ▲同 飛  ▽同 桂  ▲4一飛  ▽5七桂成
▲同 金  ▽2八飛




名人戦解説の暴論5 検証4 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 5月11日(日)02時43分36秒

5月 8日(木)10時XX分 森内名人失冠となる大ポカ41手め88玉が実際指される。それからしばらくしてマシュダ一家投稿が公開された。

41手め 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 5月 8日(木)10時59分37秒
41手めに名人は68玉と指せるであろうか?

すでにこの投稿直前には勝負は終わっていた。88玉では先手の名人に勝ちはない。これで三連敗。三連敗後の4連勝防衛は将棋界では不可能である為に実質羽生新名人が誕生した瞬間であった。

敗着88玉以後、大介はマシュダ一家がすでに実況で事前紹介済みの手順から解説。即ち42手めから33角-同角-同桂。ところが次に31歩成と言うのが大介である。森内がそんな手を指すはずがない。次に羽生に56飛と回られたらオシマイである。こんな手順をまだ紹介するのは大介が二人の読みを全く理解したくないということである。実戦では羽生は直接56飛と歩を取った。あとは手抜きしないよという手である。感想戦ではこれに対抗する森内の43手目47金の換りに57香打が調べられた。これで難しいと大介。しかしそれでは以下の変化で54手で森内名人投了となる。

棋戦:名人戦第3局43手目47金の換りに57香打変化
戦型:四間飛車vs急戦
先手:森内俊之名人+これで難解と言う鈴木大介
後手:羽生善治竜王+マシュダ一家SM倶楽部

▲7六歩  ▽3四歩  ▲2六歩  ▽4四歩  ▲2五歩  ▽3三角
▲4八銀  ▽9四歩  ▲5八金右 ▽4二飛  ▲6八玉  ▽3二銀
▲7八玉  ▽4三銀  ▲5六歩  ▽7二銀  ▲5七銀  ▽9五歩
▲3六歩  ▽6二玉  ▲3五歩  ▽3二飛  ▲4六歩  ▽3五歩
▲4五歩  ▽5二金左 ▲4四歩  ▽3四銀  ▲4八飛  ▽4二飛
▲4六銀  ▽7一玉  ▲3二歩  ▽4四角  ▲同 角  ▽同 飛
▲5五角  ▽7四飛  ▲1一角成 ▽7六飛  ▲8八玉  ▽5六飛
▲5七香  ▽4六飛  ▲同 飛  ▽4五歩  ▲4八飛  ▽6五角
▲3七桂  ▽3六歩  ▲4五桂  ▽3七歩成 ▲4六飛  ▽3五銀



名人戦解説の暴論4 検証3 41手めの歴史的大ポカ演出 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 5月11日(日)02時03分41秒

大介は結局次善手77香打以下の変化を中断した。55馬には同飛-同銀-47歩でやや紛れるがまだ88玉の悪手よりはるかに良い。そこで大介は何も言わずに40手めにわざわざ戻す。「ここで森内名人は決まりと思ったでしょうね。指し手も早かったですし」と大介は喋りながらさりげなく88地点へ玉を移動した。これが森内名人の歴史的大ポカ41手めの舟囲いの悲劇である。この瞬間は昨年名人戦第3局の雲仙の悲劇と違いテレビでは公開されなかった。そして解説の大介は棋譜を見て周囲が疑念を抱くと確信していながら一言も言えなかった。むしろ何事もなかったかのように88玉と駒を黙って動かしたのである。昨年の名人戦第1局解説で羽生が丸山の不自然な大長考を無視して85飛と黙って動かしたのと同じであった。そういえばあの時も加古明光が対局室に居た。なぜここでの最善が68玉と言えないのか?次善手変化も中断したくらいだから最善手など喋ったら棋士生命が絶たれるからである。
以下が脳内チャット。
森内「大丈夫。マシュダ一家さん気がついていないみたい」
羽生「先に実況される前に早いとこ指しちゃえば」
森内「加藤先生も88玉と解説したみたいだし」
羽生「88玉なら派手にいけるし名人戦らしいでしょ」
森内「なんか気がひけるなあ」
羽生「86玉は結構むずかしいよ。どれもこっちが一手負けの変化だけど」
森内「77香打じゃダメ?」
羽生「それ泥試合っぽいから名人戦の格が落ちない?渡辺明みたいなんて言われたらオシマイでしょ」
森内「イヤーそれは言われたくない」
羽生「早くしないと」
森内「ちょっと待って。やっぱ飛車切るワケね?」
羽生「それぐらいやらせてヨ。1局めも2局めもこっちはいいとこなかったんだから」
森内「だってあの25金はいくらなんでも。マシュダ一家さんに答え書かれてますけど」
羽生「第1局は55タコ踊りって言われてるし」
森内「泡踊りじゃなかった?」
羽生「勝っても嬉しくない。見せ場ちょーだい」
森内「えーと、もう20分過ぎたか」
羽生「早く早く」


最強棋士の心理 40手めの問題局面 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 5月11日(日)01時19分50秒

大介が述べたことをもっと具体的にこの40手めの問題局面で脳内チャットにするとこうなる。これでもいいのかね?
森内「これ誰が見ても先手勝ちでしょ。なんでこんなことするんですか?コレやるなら先に47歩で叩いて同飛車に38角打の楽しみぐらいつくるけど?」
羽生「でもそれで歩を渡すとここで77歩と受けられたりシテー」
森内「なんか2筋に戻すらしいんですけどね」
羽生「っていうかマシュダ一家さんは47歩は実況で怖くないって言ってるでしょ」
森内「それにしてもコレ名人戦じゃないっしょ。八百長でわざと負けてるって思われたら...」
羽生「フツーならここで88玉が形だよね?」
森内「一目はね」
羽生「解説者も生中継でここまで指したら読む暇ないから88玉と言ってくれるでしょ」
森内「加藤先生?」
羽生「それそれ。加藤先生が一目で88玉とテレビで言っちゃえば誰も文句言いません」
森内「じゃとにかくそれは確認してから指すと言うことで」
羽生と森内は小学生以来の宿命のライバルである。


名人戦解説の暴論3 検証2 40手めの問題局面まで 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 5月11日(日)01時01分30秒

大介の序盤解説に期待していたがその古さには呆れる。33手め周辺で羽生が82玉と入っていればなどと言う。82玉はこの戦形では危険である。美濃崩しの直撃を喰らってしまう。康光でも71玉が最善位置と思うであろう。
序盤を遡る。大介は18手めに95歩でなければ当然52金であろうと駒を動かす。加藤一二三はここで62玉なのである。この分岐でこそ棋士の心理が語られるべきであった。本局の最重要地点である。居飛車穴熊か急戦か羽生が名人に問いを叩きつけた局面である。52金しか頭にない大介にはがっかりであった。
最も大介に期待した40手めの問題局面。残念である。好き放題言っている大介と言えどもこの局面ではお茶を濁す。この腰抜けには68玉もあったとさえ言えない。しかし言外に88玉が敗因であると臭わせる。最善手68玉は隠匿しそれに対抗する次善手77香の変化だけは述べるのである。つまり77香-56飛-55馬の変化。しかしここで大介は言い忘れたことがあったと手を戻し、また40手めの問題局面に戻る。大介はここでよく言った。この40手めの局面は「森内先生は必勝と思ったはず」。
森内は感想戦でこの局面を「まあまあ」と述べたという。その言葉を聞いた大介はこれは名人必勝のセリフだと解釈したのである。このような心理の勝手読みを牽強付会と言う。名人の言葉などいらない。この局面は誰が見ても先手必勝である。


名人戦解説の暴論2 検証1 46手め以後 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 5月11日(日)00時22分17秒

結論から言えば46手めに57角と打たれた時点で先手に勝ちはない。大介はなぜそこから名人は戦意喪失した為に粘りを欠いたなどとわざわざ言うのであろう。47飛と逃げて39角成以後自陣飛車を打てば負けを早めるだけである。それでは午後の衛星放送前に終了してしまう。名人の死に化粧どころか水死体をテレビで晒せと言うのであろうか?
こうなってしまったら目も当てられないであろう。

棋戦:第61期名人戦第3局 大介推奨の自陣飛車を打った場合
戦型:四間飛車vs急戦
先手:森内俊之名人+A級棋士鈴木大介
後手:羽生善治竜王+マシュダ一家SM倶楽部

▲7六歩  ▽3四歩  ▲2六歩  ▽4四歩  ▲2五歩  ▽3三角
▲4八銀  ▽9四歩  ▲5八金右 ▽4二飛  ▲6八玉  ▽3二銀
▲7八玉  ▽4三銀  ▲5六歩  ▽7二銀  ▲5七銀  ▽9五歩
▲3六歩  ▽6二玉  ▲3五歩  ▽3二飛  ▲4六歩  ▽3五歩
▲4五歩  ▽5二金左 ▲4四歩  ▽3四銀  ▲4八飛  ▽4二飛
▲4六銀  ▽7一玉  ▲3二歩  ▽4四角  ▲同 角  ▽同 飛
▲5五角  ▽7四飛  ▲1一角成 ▽7六飛  ▲8八玉  ▽5六飛
▲4七金  ▽4六飛  ▲同 金  ▽5七角  ▲4七飛  ▽3九角成
▲5五金  ▽4五歩  ▲5九飛  ▽4八銀  ▲3九飛  ▽同銀成
▲3七桂  ▽4六飛  ▲同 飛  ▽同 歩

まあ56手で投了であろう。以上の変化で大介は50手めは43歩もあるなどとテレビで言う。羽生が43歩などと打つと思っている棋士は名人に挑戦する権利さえない。名人はよくも70手めまで緊迫を維持し得たものと思う。森内は必死に防戦した証しである。



名人戦解説の暴論 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 5月11日(日)00時00分17秒

5月10日(土)のNHK囲碁将棋ジャーナルは鈴木大介の羽生賛美であった。大介は自分が名人になれないと公言しつつ、羽生がA級から居なくなると思って森内叩きに専念している。内容は虎の威を借りた暴論である。森内名人が途中で戦意喪失したと言う。つまり飛車を打って粘れたはずという。自陣飛車で防戦する筋は誰でも真っ先に読む。自陣飛車は最強の受けとなる可能性が多いのが経験値であるからである。名人ならば当然読む。それが完全に負け筋なので名人は二枚角を攻防手にする筋に賭けた。決して大介が言うような「戦意喪失」には我々には見えない。書きたくないが「暴論」と言わざるを得ない。