丸山には対康光戦でいいものをみせて貰ったので当家は大目にみる。谷川や森内もそう。タマにこんなことがあってもいい。逆に深浦がこんなことをしたら徹底的に殺す。道半ばで遊ぶようでは完全にオシマイ。だから35手めの65銀はまだ救いがある。これは74歩から55角変化でも同じ。5筋の歩を切ると54歩も残り42玉型ではアタリがきつくて攻めあいにならない。
なぜ王位戦で谷川が、そして王座戦で森内が単細胞将棋を指すようになったのであろう？
彼らは意外性を求めたと好意的に見ることはできる。しかし彼らは名人戦ではあんなことを絶対にやらない。だから主催者側からみればこれは棋士のストライキ。
王座戦第1局では当家は徹底的に洗ったが、第2局はその必要性もなかった。日経にはかなり楽しませていただいたのでね。
日経は朝日同様深浦を信用しているらしいが、当家が提出した疑義への答えは森内が棋譜ソノモノに刻み込んでいる。
だから棋譜というモノは羽生森内レベルでは実に生々しい。
深浦は王座戦第2局で羽生が採用した森下79角の意図がわからなかった。むしろ批判的であった。しかしこの手がおかしいという最初の深浦の直感は正しい。羽生はワザとあんなことをしているから当家は絶賛している。ところがその深浦は森内の39馬を敗着としてしまった。だから深浦には彼らを批判する資格も才能もない。森内自身は54飛から25歩まで「1本道」と控え室が断定した変化ならば「39馬はスカタン」と局後に述べたのであって、当家ではそもそもそれが39馬から「1本道の変化」とは思考しない。
森内の王座戦のテーマは明解。1歩の価値に尽きる。
王座戦第1局で玉を逃げて飛車を切る変化は当家のみしか公開していないが、あれはその先を指し継ぐと羽生が最後の1歩を8筋に打って先手は角で受けることになる。今日の丸山深浦戦のようになる。とても商業将棋とは呼べない。
王座戦第2局では逆に羽生が今度は自陣角を打つことになった。これ自体は素晴らしい手だが、唯一の欠陥はやはり当家のみが公開した変化に対応できないこと。深浦はそれを見逃した。森下さえ最初から見逃していたので仕方ない。先手は駒得でも角落ち同様で攻めないといけない。この変化の未公開後手勝ち手順に32歩を放置して36歩がある。森内が38飛から実際36歩を指したのはその残照。森内自信がこのような巧妙な細工を棋譜そのものに施しているので当家は慎重に発言しないといけない。
なぜ谷川親分以下羽生も森内もこんなことをするようになったのか？
まずそんなことができてしまう理由。
これは簡単。深浦や森下ではわからない為バレないと言うこと。
ではナンの為に？
丸山が言うにはこういうこと。
「研究で負けたら俺達にはナニも残らない」
そこで彼らはハタと気がついた。なぜマシュダ一家は銀河戦などを今年になってから絶賛しているのかと。康光銀河を最強タイトル棋士にノミネートしたのかと。
羽生は目ざとい。銀河を取る気になってしまった。
メジャー棋戦主催側はこれでは面目丸ツブレであろう。しかし当家は十分に彼らのスタンドプレーを楽しんでいる。
森下深浦という棋士は形がキレイな1本のキュウリ。当家のキュウリはゆがんでいる。球理と書いてもよい。タマは投げると空間で歪む。

棋戦： A級順位戦
日時： 2004.09.21
戦形：右四間
先手：深浦
後手：丸山
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲６六歩 ▽６二銀
▲６八銀 ▽６四歩 ▲７七銀 ▽６三銀 ▲５八金右 ▽５四銀
▲６七金 ▽７四歩 ▲５六歩 ▽６二飛 ▲４八銀 ▽７三桂
▲５七銀 ▽６五歩 ▲７五歩 ▽６四飛 ▲７六銀 ▽４二玉
▲６八金直 ▽５二金 ▲６九玉 ▽６六歩 ▲同　銀 ▽６五歩
▲５五銀 ▽同　銀 ▲同　歩 ▽６六銀 ▲６五銀 ▽同　桂
▲６六金 ▽５七銀 ▲５六銀 ▽６八銀成 ▲同　玉 ▽５七金
▲７八玉 ▽５六金 ▲同　金 ▽７七桂成 ▲同　玉 ▽６九飛成
▲７四歩 ▽６五銀 ▲４六金 ▽６三金 ▲７九金 ▽６六銀
▲８六玉 ▽５九龍 ▲６八飛 ▽５五角 ▲同　金 ▽６七歩
▲７八飛 ▽５五龍 ▲９六歩 ▽９四歩 ▲７三歩成 ▽６四金
▲６三と ▽７五金打 ▲９七玉 ▽６三金 ▲８二角 ▽６五龍
▲８六銀 ▽同　金 ▲同　歩 ▽７六銀 ▲同　飛 ▽同　龍
▲８七銀 ▽７二龍 ▲９一角成 ▽２八飛 ▲７六香 ▽６一龍
▲４六馬 ▽７七歩 ▲６五金 ▽２九飛成 ▲６四歩 ▽５四桂
▲６三歩成 ▽４六桂 ▲４五桂 ▽投了
93手で先手の勝ち
上記の棋譜が本当なら当家にとってこれは明解な八百長試合。
敗着は28手め66歩。これで全変化後手の桂損歩損は確実で攻めは頓挫。
先手のポイントはどの変化も56銀と74歩。飛車は成らせても後手には歩がないため攻防ともに見込みない。1歩ないために負けるのは王座戦の影響。森内が指すなら丸山もマネしてプレゼント将棋。深浦には借りがあったので返した日。 A級の将棋ではないが羽生森内がヨソでやるなら丸山とて誰にも批判できない。
三浦の相横歩取りに負けた深浦はナメられていると言う見方はこの将棋に限って有り得ない。これは八百長以外の何物でもない。タコと読んでも同じ。途中深浦が間違い丸山に勝ち筋が発生したが丸山は見逃した。86同金や76銀？　中野サンプラザで麻薬でも密売したらいかがかと思う。

深浦「誰も丸山先生にはついて行けません」
丸山「谷川を越えたと言ってくれ」
谷川「マシュダ一家は後手を見捨てた模様」
中原「ついにマシュダ一家を越えたか」
森内「アナタと越えターイー」
内藤「アマギー」
森「俺だけ左よりか」

MF03 急戦右四間　32手め66銀打ち殴り込み1
先手：飛車成アリか？
後手：飛車成無視で桂を取りと金作成
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲６六歩 ▽６二銀
▲６八銀 ▽６四歩 ▲７七銀 ▽６三銀 ▲５八金右 ▽５四銀
▲６七金 ▽７四歩 ▲５六歩 ▽６二飛 ▲４八銀 ▽７三桂
▲５七銀 ▽６五歩 ▲７五歩 ▽６四飛 ▲７六銀 ▽４二玉
▲６八金直 ▽６六歩 ▲同　銀 ▽６五歩 ▲５五銀 ▽同　銀
▲同　歩 ▽６六銀 ▲７四歩 ▽同　飛 ▲７五歩 ▽同　銀
▲同　銀 ▽同　飛 ▲７六銀 ▽７四飛 ▲７五銀打 ▽４四飛
▲７四歩 ▽４七飛成 ▲７三歩成 ▽投了
45手で先手の勝ち

MF04 急戦右四間 32手め66銀打ち殴り込み2
先手：クスリが切れたか
後手：駒得は裏切らない
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲６六歩 ▽６二銀
▲６八銀 ▽６四歩 ▲７七銀 ▽６三銀 ▲５八金右 ▽５四銀
▲６七金 ▽７四歩 ▲５六歩 ▽６二飛 ▲４八銀 ▽７三桂
▲５七銀 ▽６五歩 ▲７五歩 ▽６四飛 ▲７六銀 ▽４二玉
▲６八金直 ▽６六歩 ▲同　銀 ▽６五歩 ▲５五銀 ▽同　銀
▲同　歩 ▽６六銀 ▲７四歩 ▽同　飛 ▲７五歩 ▽同　銀
▲同　銀 ▽同　飛 ▲７六銀 ▽７四飛 ▲７五銀打 ▽９四飛
▲７四歩 ▽６六銀 ▲７三歩成 ▽５五角 ▲７七桂 ▽５四飛
▲６九玉 ▽６七銀成 ▲同　銀 ▽６六歩 ▲同銀引 ▽同　角
▲同　銀 ▽投了
55手で先手の勝ち

MF05 急戦右四間 32手め66銀打ち殴り込み3
先手：谷川のマネは無理か？
後手：クスリと笑う場合は？
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲６六歩 ▽６二銀
▲６八銀 ▽６四歩 ▲７七銀 ▽６三銀 ▲５八金右 ▽５四銀
▲６七金 ▽７四歩 ▲５六歩 ▽６二飛 ▲４八銀 ▽７三桂
▲５七銀 ▽６五歩 ▲７五歩 ▽６四飛 ▲７六銀 ▽４二玉
▲６八金直 ▽６六歩 ▲同　銀 ▽６五歩 ▲５五銀 ▽同　銀
▲同　歩 ▽６六銀 ▲７四歩 ▽同　飛 ▲７五歩 ▽４四飛
▲５六銀 ▽投了
37手で先手の勝ち

丸山のドーパミンレセプターは今日は満開らしい。

MF02 急戦右四間　桂馬殺し2
先手：GN1解消66歩
後手：GN2解消74歩
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲６六歩 ▽６二銀
▲６八銀 ▽６四歩 ▲７七銀 ▽６三銀 ▲５八金右 ▽５四銀
▲６七金 ▽７四歩 ▲５六歩 ▽６二飛 ▲４八銀 ▽７三桂
▲５七銀 ▽６五歩 ▲７五歩 ▽６四飛 ▲７六銀 ▽４二玉
▲６八金直 ▽６六歩 ▲同　銀 ▽６五歩 ▲５五銀 ▽同　銀
▲同　歩 ▽５四歩 ▲７四歩 ▽同　飛 ▲７五銀打 ▽９四飛
▲９六歩 ▽５五歩 ▲７四歩 ▽投了
39手で先手の勝ち

腰抜け野郎に丸山の喧嘩将棋。

MF01 急戦右四間　桂馬殺し1
先手：GN1
後手：GN2
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲６六歩 ▽６二銀
▲６八銀 ▽６四歩 ▲７七銀 ▽６三銀 ▲５八金右 ▽５四銀
▲６七金 ▽７四歩 ▲５六歩 ▽６二飛 ▲４八銀 ▽７三桂
▲５七銀 ▽６五歩 ▲７五歩 ▽６四飛 ▲７六銀 ▽４二玉
▲６八金直 ▽５二金 ▲２五歩 ▽３三角 ▲６九玉 ▽２二銀
▲７八玉 ▽３一玉 ▲１六歩 ▽１四歩 ▲３六歩 ▽４五銀
▲３八飛 ▽４四角 ▲４六歩 ▽５四銀 ▲３七桂 ▽３五歩
▲４五歩 ▽３三角 ▲３五歩 ▽６六歩 ▲同　銀 ▽３六歩
▲投了
48手で後手の勝ち

20手め65歩=壮絶2ndアタックでGN1作成。
21手め75歩=駒アタリ偶数番2でGN2作成。
互いに歩を取れば相手に連動手を与えるか歩を打たされる。襟元を互いに掴んで先に手を出すまでニラミあっている二人。最近仲が悪い。