猿の手損 王座戦第1局舞台裏とその周辺
MashudaBBS2004.09.01-03

王座戦第1局前座 2004.08.31A級順位戦谷川VS久保 再考 2004.09.01基本中の基本=連動手
王座戦第1局舞台裏第1幕 6年前の幻影を追う「独りよがり」
王座戦第1局舞台裏
第2幕「人間猿回し」森内はなぜ敗因となる53手め63銀を指したか
王座戦第1局舞台裏幕間劇「黒いカバン」人間ズボラ化と機械の着グルミ現象
王座戦第1局舞台裏
第3幕 時間差8分の謎
王座戦第1局舞台裏
第4幕 千駄ヶ谷猿軍団
王座戦第1局その後
 2004.09.03B級1組順位戦 相矢倉 島V北浜 ねじり対称桂
 2004.09.03B級1組順位戦 手損角換り腰掛け銀 阿部森下 王座戦第1局森内版+61角変化
 2004.09.04囲碁将棋ジャーナル 王座戦第1局 猿を演じる藤井解説


2004.09.04囲碁将棋ジャーナル
王座戦第1局 猿を演じる藤井解説
No: 6375 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/09/04 Sat 13:55:36

藤井の顔は口もとが緩むと棋界ナンバー2のスケベ顔。
今日はそのスケベ顔で千駄ヶ谷猿軍団の猿回し巡業を行った。
見せ場は85桂を取らせて73桂。藤井もここまで落ちぶれたとは。涙もでない。恥ずかしくてとても出せないクソまみれのフンドシ変化。
藤井に行わせた猿軍団のヤラセは森内は飛車を取った方が勝機はあったかというタコ変化。その変化に出てくる自陣桂の受けは渡辺明森下戦で当家でも試みたばかり。結局ダメ。よくも王座戦第1局解説に出せる。この変化は構図がどんどん崩れて行くだけ。相手のミスを期待するだけの自虐変化。そんな将棋を森内に期待するようでは仲間同士の足の引っ張りあいにしかみえない。
藤井もそれは無理だとわかっているはずなので「控え室の変化では」との但し書きをつけ忘れていない。猿軍団を援護したのが藤井であった。
もし将棋世界で同じ自虐変化を垂れ流すならその時に当家でも詰みまでキッチリ暴いてあげよう。
森内の56角を全く評価しない観賞法を藤井は全国民に押しつけた。
63銀がダメと教皇のようにハッキリ言えるならわかる。
しかしボス夫婦と康光を交えた宴会猿軍団を庇うために藤井は自己保身を謀って森内を貶めた。
だから棋士が棋士を評価などできっこない。
藤井のスケベ顔は二度と見たくない。貴様は完全に終わった棋士。

そんなモンキー藤井でもひとつだけ今日役だったことがある。森内の56角は1時間強の考慮時間で指されたと彼は報告した。


2004.09.03B級1組順位戦 手損角換り腰掛け銀 阿部森下 王座戦第1局森内版+61角変化 No: 6374 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/09/04 Sat 03:34:31

日時:2004.09.03
棋戦:B級1組順位戦 5回戦
戦形:手損角換り腰掛け銀 王座戦第1局森内版+61角変化
先手:阿部 隆
後手:森下 卓
▲7六歩 △8四歩 ▲7八金 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲2五歩 △8八角成
▲同 銀 △2二銀 ▲3八銀 △3三銀 ▲1六歩 △1四歩 ▲4六歩 △7二銀
▲4七銀 △6四歩 ▲6八玉 △6三銀 ▲5八金 △5二金 ▲3六歩 △7四歩
▲3七桂 △4二玉 ▲9六歩 △9四歩 ▲7七銀 △5四銀 ▲5六銀 △3一玉
▲7九玉 △7三桂 ▲6六銀 △8五歩 ▲5五銀左 △同 銀 ▲同 銀 △8六歩
▲同 歩 △同 飛 ▲8七歩 △8五飛 ▲6四銀 △6五桂 ▲2四歩 △同 歩
▲2三歩 △同 金 ▲4五桂 △4四銀 ▲6一角 △4一銀 ▲2九飛 △9五歩
▲同 歩 △8八歩 ▲同 玉 △6三歩 ▲2五歩 △同 歩 ▲5五銀 △3二玉
▲4四銀 △同 歩 ▲6六歩 △4五歩 ▲6五歩 △3三角 ▲7七銀 △7五歩
▲4五歩 △4三歩 ▲4四歩 △7六歩 ▲同 銀 △8四飛 ▲5六桂 △4四歩
▲6七金右 △6二金 ▲4三銀 △2二玉 ▲4二歩 △3二銀 ▲同銀成 △同 玉
▲4三銀 △2二玉 ▲3四銀成 △6一金 ▲3三成銀 △同 金 ▲4一歩成 △4七角
▲2五飛 △2四歩 ▲2八飛 △6九銀 ▲7三角 △8三飛 ▲9一角成 △7八銀成
▲同 玉 △6九銀 ▲7七玉 △7五歩 ▲同 銀 △7六歩 ▲8八玉 △7八銀打
▲8六香 △6七銀成 ▲9七玉 △9三飛 ▲5五馬 △9五飛 ▲9六歩 △7五飛
▲4二銀 △7七歩成
122手まで後手勝ち

3=78金。いきなり昨日の森内のマネする阿部。
以下森下もその心意気を買って昨日のように手損角換り腰掛け銀へ。
14=14歩。棒銀対策万全の森下はキッチリ受ける。
16=72銀。さすが森下。先手が棒銀を放棄する逃げ腰の46歩なので後手からの棒銀変化を残す。丸山や森下は序盤完璧型。
それでも角換り腰掛け銀になってしまうのはやはり昨日の森内羽生戦の影響が大きい。阿部なら口頭で「昨日の見た?」と言ったかもしれない。
35=66銀。阿部もよくやる。森内気分であろう。
36=85歩。森下も羽生気分で付き合う。
37=55銀。阿部。貴様には無理。
以下昨日の森内手順そのマンマ。
53=61角。阿部も頭悪すぎ。貴様はA級に来るな。
54=41銀打ち。ガッチョーン。
55=29飛。これでナニも出来なくなった阿部。45桂-同歩-37角を避けるだけの逃げ腰。
56=95歩。森下の手番で始まった第二部は5thアタックから。桂が質駒の仮想ナンバー。森下優勢。
阿部。お前ね、昨日61角など有り得ないって言っただろ。貴様はほんとタコ。
63=55銀。タコ踊り。取れば桂成から十字飛車。
70=33角。すでに森下勝勢。ここで66桂と金取りフンドシをかけると逆に先手から44桂と王手のフンドシ返しが来る。阿部のおかげでかなり鈍臭い構図となった。
73=45歩。こんな手を指す前に投げろ。
83=43銀。阿部のセンズリ手。みっともない。
以下並べただけ。阿部は森内のマネだけして中味は腐ったキュウリ。


2004.09.03B級1組順位戦 相矢倉 島V北浜 ねじり対称桂 No: 6373 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/09/04 Sat 03:26:50

日時:2004.09.03
棋戦:B級1組順位戦 5回戦
戦形:相矢倉 46桂VS65桂 ねじり対称桂
先手:島  朗
後手:北浜健介
▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩
▲7七銀 △6二銀 ▲2六歩 △4二銀
▲4八銀 △3二金 ▲7八金 △4一玉
▲6九玉 △5四歩 ▲5六歩 △5二金
▲3六歩 △4四歩 ▲5八金 △4三金右
▲4六歩 △3三銀 ▲3七桂 △3一角
▲4七銀 △8五歩 ▲2五歩 △7四歩
▲9六歩 △7三桂 ▲6六歩 △6四歩
▲6七金右 △6三銀 ▲7九角 △4二角
▲6八角 △3一玉 ▲7九玉 △2二玉
▲4五歩 △同 歩 ▲同 桂 △4四銀
▲4六銀 △6五歩 ▲同 歩 △同 桂
▲6六銀 △8六歩 ▲同 歩 △8五歩
▲同 歩 △8六歩 ▲3五歩 △8五飛
▲8八歩 △4五銀 ▲9七桂 △4六銀
▲8五桂 △3七銀成 ▲1八飛 △2六桂
▲5八飛 △4七成銀 ▲2八飛 △3八桂成
▲1八飛 △2七銀 ▲6五銀 △6六歩
▲7七角 △3三角 ▲3四歩 △同 金
▲2六桂 △3五金 ▲3四歩 △4四角
▲8九玉 △1八銀成 ▲同 香 △4八飛
▲6八歩 △5八成銀 ▲4一飛 △5二銀
▲4四飛成 △同飛成 ▲6六角 △5五歩
▲7三角 △4九竜 ▲7九銀 △4三銀
▲5五角引成 △4四歩 ▲5四銀 △5九飛
▲4五歩 △1二玉 ▲4三銀成 △同 金
▲4四馬
105手まで先手勝ち

5=島の矢倉77銀。初代竜王時代の初心に帰る。
21=46歩。北浜が77銀型に対して無頓着を装うので撹乱。
矢倉だけあってかなり面白い変化満載。46桂VS65桂のねじり対称桂を双方指せたのは島の誘いもあるが、北浜が色気に乗ったために成立。ここまで暗黙の了解があればかなりイジリ甲斐がある形。
34手めでキレイな7th完成。
以下35-38は連盟棋士特有の譲り合い。
39手めですでに先手は仕掛けの体勢万全。
40手め22玉=北浜の敗因1。矢倉なら誘いと見てもよいが当家では甘い。
41手め45歩=昨日の55銀カナ駒バージョンとは違う負け知らずのマシュダ一家純正7thアタック。
58手め45銀=22玉が緩手と悟った北浜の勝負手。
59=97桂。二枚換えを容認。
以下島は飛車を逃げ回るしかないが北浜は自滅。
73手めの局面まで先手が駒アタリ奇数番3を維持。81手めまで3と数える。34-35のGNが最大のポイント。これが開始ナンバーなので島勝ちとすぐに分かる。
島復調というより北浜は昨日羽生森内に影響されすぎ。彼らの将棋は簡単にマネできない。恐らく昨日の王座戦より面白くしようとしてハマちゃんは独りでコケた。表は派手だが中味はシンプル。


王座戦第1局舞台裏4 千駄ヶ谷猿軍団 No: 6372 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/09/04 Sat 02:03:09

少し話は戻るが43手めの先手の最善を87歩と知っているのは丸山ぐらいであろう。こんな所に歩を打つのはもったいない。ここに飛車が来ると王手飛車のライン作図が楽しい。そこで64銀と行くか先に97角と打つかそして45桂も即時参加させるために97-88ラインがいいのか最初から77角がいいのか作図しておかないといけない。ところが連盟棋士はここは87歩が当たり前と思っている。だから森内がこの周辺全変化を検証しているかのような持ち上げ方は、駅前のラーメン屋の看板に「最強の味」と書いてあるのと同じ。彼らは同じ組織から月給を貰っている同僚なので、野月が森内をそう褒めるのは「さすがカチョー」と飲み屋で叫んでいる平社員と変わりない。
確かなことは机上の趣味で97角変化を楽しむことは誰でもできるが、一発勝負のライブで連盟棋士がブザマに転ぶと即日転勤命令が出る。もっとも確実な手を指す営業習慣が身に染み込んでいるのが連盟棋士。だから森内でも迷わず87歩と指すとわかる。
ここに最後の1歩を投資すれば85飛には歩切れ解消で64銀が当然。ここではすでに77角は無意味。だから64銀で「早漏かも」と康光がつぶやくのはおかしい。あれは私生活上の習慣用語であろう。87歩の代りに97角なら「早くおわっちゃうー」と言っても不思議ではない。
46手めは桂馬を手順に逃げて昼休み。昼食休憩までの消費時間は森内67分に羽生88分。21分多いのは73桂でマシュダ一家本家を回想していたため。
昼に森内は控え室を訪れ対局規定閲覧を日経記者に所望。羽生に千日手にされた場合、当日の指し直しは後手番だが、第2局はまた森内が先手となるのが王座戦。だから心置きなく千日手ができる。しかし46手めの局面で千日手を想定しがたいのでこれは森内のジョーク。実態は控え室の空気を吸いに来た。
とにかく連盟将棋は甘い。研究の売り買いなど日常茶飯事、控え室情報は筒抜け、ドーピングやり放題。そんなことを放置できるのは、飼い主が彼らを猿と思っているから。
ここで千駄ヶ谷猿軍団日本語翻訳を自ら名乗るモホ族の柳瀬尚紀が「盤の右を見るジロー」と言う。それを受けて康光が24歩と猿語で猿軍団に解説。ここは45桂もあると千駄ヶ谷猿軍団は思っている。ここで45桂なら駒アタリ奇数番1と数えない場合がある。しかし24歩なら明解な駒アタリ奇数番1。これが当家の将棋の翻訳法。
49手め23歩も仮想駒アタリ奇数番1。これはバックナンバーを知らないと55銀解釈同様猿軍団には理解できない。これは放置できない。
ここでまた問題発言がある。米長が51手め45桂の局面で「先手が2手多く指してるから優勢になるはず」とつぶやいている。これは野月への始末書どころではない。いくら多忙とは言えこんな基本的ミスを犯すようでは根元がおかしい。専務理事に始末書を書けと言える者はいない。しかし彼らは上野の猿山に生息していると思えば腹も立たない。将棋など所詮彼らの頭では猿山のバナナ。米長はバナナの叩き売りを得意とする。
当家が愛するハマちゃんこと北浜はバナナが好きと将棋年間に書けない。ところがこの将棋はアレと同じとだけ述べている。舞台で金色夜叉を演じている先輩を見てなんとかマネしようと健気な所を見せているのが北浜。昨年王座戦の体質を塗り替えたスーパースター渡辺明は王位戦飛び入り解説で赤っ恥をかいたばかり。しかも先週の囲碁将棋ジャーナルで森内にケチョンケチョンにされた。その森内に負けて今年は挑戦者になれなかったのだから、森内が王座を奪取すれば渡辺明は銅メダル確保となる。しかし心境は複雑であろう。彼にはまずアカンボのあやし方を教えないといけない。世の中には揺りかごというものが昔からある。いつもダッコしていたら親は大変なのでこのようなモノが全世界で愛用されている。揺りかごには吊り式と床置き式の二種類がある。安全なのは床置き式。アカンボが動くとその反動で揺れるのでスヤスヤ眠ってしまう。四六時中ダッコしていると森内の63銀を見た瞬間に落としてしまう親もいる。
歩くアカンボ村山慈明も来た。1筋の端歩の違いを指摘するのは素晴らしい。この違いは最終盤変化でわかる。ところがこれはアカンボのハッタリであった。だから「森内が羽生玉を1筋に追いやりたいところ」などと言っている。お前ネ。そんなこと最終盤変化を当家のように何枚も作成してから言え。端に追いやって詰まない変化を羽生はむしろ望んでいる。
クライマックスの53手め63銀。肝心な消費時間を日経は公表しないかわりにボス猿達へマイクを向けている。
ボスザル中原「ハブはクルシー」
メスザル米長「形勢は森内ヨシ」
これは猿言語なのでキチンと翻訳しないといけない。
なぜ ボス夫婦は当家と違ってこの最重要局面で形勢判断を誤ったのか?
それは猿軍団が謝ったのだと解釈しないといけない。あの有名なタローの「ゴメンナサイ」と同じ。しかし猿はそれを言葉にできない。
まず明らかなことは森内相手に中原は昨年竜王戦三番勝負で故意に負けた。米長など中原の足元にも及ばないが森内への評価は中原並。従って彼らは森内に感情移入して形勢判断している。ボス夫婦は森内の頭脳に寄生して猿言語を述べたということ。だから指し手など最初から彼らは読んでいない。ボスザルたちが読んでいるのは空気。棋士が勝つときは「こんなカンジ」とだけ知っている。このような癒着体質は日本将棋連盟の構造そのものと言って良い。雰囲気で勝ち、雰囲気でスターを作り商売をする。控え室の集団自殺的見解がボス夫婦に象徴される仕組み。
だから強さなど連盟棋士のバロメーターではない。これは以下の指し手を見るとよくわかる。
重複は避ける。実況&分析で明かさなかった要点のみを述べる。
マシュダ一家変化を追って行くと65手めの56角と66手めの44角は当然の帰結。ところが指し手の重層構造から言うと森内56角の方が羽生44角よりはるかに複雑で鑑賞価値がある。日本女子バレーチームがアテネオリンピックで一回だけ見せた秘技バックブロードのような手。56角は連盟内では森内にしか指せないかもしれない。羽生の44角は自然に導ける。羽生は極めて自然な指し方。無個性に見えるのはそのため。当家が最強の検査機と述べる由縁。対して森内の56角はそこに至るまでが芸当であったと読み返すことができる。
明かなことは二人はこの手を互いに指すためだけにこの将棋を指したと読むのが正しい鑑賞法であるということ。そう読まないと森内や羽生まで猿の仲間にされてしまう。
実際羽生の指し手で唯一頭を使ったと思われるのは66手めの44角のみ。あとは流れに沿って動いただけ。そして森内が初めてトリックを繋げてみせたのがこの56角であった。
以下1分将棋で更新がまとめて数手一挙にUPされた為、当家も言及できなかったことがある。
69手め25歩には74角変化から後手玉に頓死がある変化は実況&分析でも事前に触れたが、71手めの35桂はひどい悪手。当家はハッキリ角桂交換は先手負けと実況&分析している。
森内がなんでこんな自殺手を指したかは明白。当日の控え室でこの時なんと言っていたか思い出せばよい。
控え室では66手め45飛で桂を取る変化を考えていた。つまり彼らは85桂の瞬間の81飛王手桂取りを塞ぐために王手の先受け変化を思考していたことになる。アホ面下げた深浦が66手め44角で長期戦になるかもなどとコメントまで出している。アホはどこまでもアホ。東京の空気が嫌なら貴様は佐世保に戻れ。
71手めの35桂は森内の巧妙な形作り。控え室がアホなのでなんとかゴマかせるという指し手。ここで重層構造の白眉である桂打ち阻止の74角変化は37銀打ちで形も作れない。68手めの55飛が余りに酷すぎた。
だから森内が諦めたのは55飛の地点。最後の75銀打は気落ちよい投げ時。実際は65手め56角と66手め44角の交換で一瞬で勝負は終わっていた。
半日羽生森内の頭脳と一緒に楽しめ日。日経には感謝しないといけない。
その後千駄ヶ谷猿軍団はいろいろ罵りあっている。アレは猿言語なので笑ってあげないといけない。
明日は囲碁将棋ジャーナルで森内が言いたかったことを藤井が翻訳してくれるであろう。


王座戦第1局舞台裏3 時間差8分の謎 No: 6371 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/09/03 Fri 17:08:59

定刻10分程前に上座に着座する羽生。遅れて森内。大三冠の貫禄をまず見せつける。振り駒は「と金」3枚で森内先手。森内が考えたことはまず千日手の場合の王座戦特有の1局完結方式規定。
3手目78金を「珍しい手」と言う野月。野月なら驚いたと言うべき。貴様にはこの呼気が生涯わからない。しかし顔が猿ソノモノの野月をいきなり「着グルミ猿回し一座」に入れてはホンモノの猿と思われてしまう。そこでこの「野月」は実はあの野月ではなく「猿に扮した野月」とまず認識しなければならない。
「猿に扮した野月」はとんでもないことを言っている。手損角換りという戦形を指した羽生は「後手なので合計2手損」などと言う。後手が指す前からすでに1手損という発言は凄すぎる。友人Aの紹介で知り合った女との結婚後に「実は私の友人O君と彼女は過去にマン友だった」とバラされるほどのショックであろう。友人が紹介する女は大抵「使用後」。将棋連盟の業界用語では「後手番の女=すでに1手指されている」。冗談ではなく「猿に扮した野月」が言いたかったことはそう言うこと。
当家では後手が初手以前にすでに1手損しているとは間違っても考えない。将棋とはセーノで先手後手が一緒に指せるモノではない。最初から損得のある遊戯など誰が継承するであろう?損得とはすでに先後以前にアタマの中に形成されているモノ。将棋を貶める発言は猿だから許せる。ホンモノの野月ならば棋士生命はない。

対局開始から1時間で25手以上進行。当家は24手め94歩を見て一旦幕引き。
当家の24手めまでの感想と削除された康光の感想は一致している。
なぜ康光は午前中の「先手勝ち」と言う森内への信頼発言を削除させたのか?これは信頼したはずの森内が実は相当イー加減な男と午後に判明したからであった。当家は最初からそんなことどうでもよい。指し手と時間のみを見て形勢判断しているため。当家の実況&分析では誤字脱字とテニオハ以外修正しない。いきなり形勢判断解消とは康光も相当な卑怯者。従ってこれは「偽康光」に決まっている。ホンモノは確か8月末からイタリアで新婚旅行のはず。囲碁将棋ジャーナルで本人がそう公言していた。まさか王座戦のために飛行機はキャンセルしないであろう。

32手めでも「猿に扮した野月」は後手が2手損などと言っている。そこでハタと気付く。この戦法は「後手番1手損角換り」と業界では呼ばれており、当家のみ「手損角換り」と表記をしている。これは過去の経緯でそうなった。そこで「猿に扮した野月」も「マシュダ一家が言うように1手損ではない」と強調したかったのではないかと。もしそうならば「猿に扮した野月」は恐らくマシュダ一家を読んでも理解できないであろう。ニンゲンが愚かなのではない。「着グルミ族」がオマヌケなだけ。
「猿に扮した野月」は35手目66銀が「ただではすまない手」と言う。タダでオマンコさせる女はいないと「猿に扮した野月」は思い込んでいる。世の中オマンコ好きな女の方が圧倒的に多いことを猿は知らない。
しかも35手目66銀を「もう後戻りできない一手」と述べている。羽生など62飛変化では反対側の86銀から77銀と下がっていることを忘れたらしい。だから猿にはマシュダ一家の泡踊りなど生涯理解できないのだと思うしかない。果ては66銀が「事前に想定して研究し尽くした手」などとゴマかす。一度も研究し尽くしたことがない猿に限ってそんな大言壮語を吐く。将棋など手損角換り66銀から研究し尽くせるはずがない。
ところが猿をバカにしてはいけなかった。当家はたったひとつの猿言語を当日見落としていた。今日読み返す猿の実況によれば羽生はなんと34手めの73桂に長考をしているらしい。これはかなり事情が違う。羽生は森内がなぜ62飛変化を名人戦で望んだか、そしてなぜあの時当家が謎の言葉を残したか記憶が蘇ったはず。そうでないと長考体勢にはならない。当時のマシュダ一家分析をすべて読むと20分はかかる。羽生も反芻しながらそのぐらいは中考したということであろう。これだけのことだが、これは大きなポイント。34手めでじっくり想起しながら考えられるということは羽生は極めて冷静。
だから羽生は66銀を見て見えない潜在意識が笑ったはず。コレかと。
記憶とはそういうもの。なにか知らないがおかしくなることはある。
元を辿るとウズウズして実現しなかった過去の思い出の顕在化。
このような記憶の綾は見えるニンゲンにしか見えない。
35手め66銀を見て「これは凄い!」と驚く康光の台詞は今日もそのまま残っている。削除するならコッチのセリフ。

午前中は46手まで進行。12-13時まで食事。昼食休憩後の対局再開までを日経記者が克明に記録している。マシュダ一家の753理論も読んでいるらしい。猿に扮した野月だと「カウントダウン」としか言えない数字。この記者はキチンと7-5-3と読んでいる。隠れマシュダ一家門下ということ。
森内は午後1時8分に入室。その1分後に羽生入室。なぜ彼らは遅刻したのか?
MashudaBBSを読んでいたわけではない。谷川森内羽生レベルになると読まなくてもわかる。これをブレーンズネットワークと言う。ビビっと感じるか感じないか。これがトップ棋士と一般棋士の違い。最前線を歩くと本当にソレを感じるようになる。だから彼らはもっと先を歩くことができる。
戦場では最前線を歩くと弾が脇を通りすぎる。
それでもソコに居られるかね?
深浦など頬カムリかぶって最前線から逃げた棋士。
彼らが遅れた8分とはMashudaBBSの時間差そのもの。当家愛用のレンタル掲示板は時間表示が8分進んでいる。


王座戦第1局舞台裏 幕間劇「黒いカバン」
人間ズボラ化と機械の着グルミ現象
No: 6370 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/09/03 Fri 15:23:17

棋士は黒いカバンを持っている。中には扇子、ティッシュ、コンが入っている。コンはドームの方ではなくスケの方。スケベならいいが、コンスケは重いだけ。
連盟棋士がモバイル持って対局に臨むことを隠す必要はない。
扇子を入れるのにデカイ黒カバンはいらないと誰にでもわかる。康光や渡辺明も黒いカバンを持って対局室に来ることは名人戦や王座戦の挑戦者決定戦の写真報道でも伝えられた。
羽生や谷川はどうか?これは当家の経験値だが、彼らはパソコンなどいらない。当家の実況&分析では自前の頭しか使わない。パソコンとは当家では記号を電気で伝達するのに使うだけ。自前の頭だけでも森内はおろか羽生や谷川の読みと一致しているので彼らもパソコンなど必要ないはず。むしろ記憶にない過去の棋譜まで参考にすると害悪。昨日の森内は自分の将棋を記憶から再生した。最近の谷川ならそれさえ拒否するであろう。当家なら最初から初手からの流れ+局面しか見ない。その上で記憶から沸いてきたモノのみ素直に導入する。それが一番手ッ取り早く迷いもない。
この3年間それだけの作業で当家の実況&分析が狂ったことはない。そればかりか連盟棋士以上の成果をあげてしまった。
だから記憶にさえない棋譜までズラズラ引き出す棋譜検索と言うものは健全な思考法を疎外すると当家は断言できる。 そもそも当家はアタマ一個あれば十分重いと考える。 携帯電話さえ嵩張るので嫌い。
当家の格言
「アタマは一個、タマは二個、三枝は落語で五にマンコ」
思考の結晶と言うモノは記憶に残る。逆に嫌なことばかり記憶に残すと負けやすくなる。だから嫌なことは忘れるようにしないと人生は楽しめない。生命とは不思議なモノで嫌な記憶は脳髄ではなく遺伝子そのものに組みこんで進化してきた。トンガにはデブが多い。カンキやゴーダの比ではない。あれは飢餓時代の記憶を遺伝子が刻み、脂肪分を蓄積できる体にしたためと三宅ゆうじ(漢字不明)も言っていた。そこまでつなげなくともひとめデブは生まれつきデブ。恐竜が亡びた理由はデカさに伴う食料がない為である。逆に蚊やゴキブリやネズミなどの種族は殺虫剤さえ餌にするほど進化している。ニンゲンなどイチコロの猛毒でさえいまではネズミを殺せなくなってしまった。
ニンゲンが徐々にオマヌケになったキッカケはフジテレビ主義と産業革命。特にオートメーション化が進むと手作業がバカらしくなってしまった。実際はそう思うニンゲンがバカであったことに気がついていない。その証拠に「ニンゲンが機械を背中に背負うようになったのはなぜか」という疑問を生命学では説明できない。
一言でこの疑問に答えるならこうなる。ニンゲンは生まれつきズボラであると。
これはイケナイ青春と教えるべきであった。ところが先進国になればなるほど社会も学校も「いかにズボラ人間になるか」のみを教えている。
余分になったモノを削ぎ落として生命は進化してきたので、その極限であるニンゲンが機械で身を包むようになっては中味が退化するだけ。そのような「機械の着グルミ現象」が日常化するとそのうち中味のニンゲンはいらないという社会になってしまう。
これから見るのは「棋界の着グルミ現象」。


王座戦第1局舞台裏2「人間猿回し」
森内はなぜ敗因となる53手め63銀を指したか
No: 6369 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/09/03 Fri 14:08:09

局後の森内の感想で53手め63銀は「(指したとき)感触悪かった」のセリフを聞いて控え室の連盟棋士は中原以外はそろってズッコケたであろう。それではあの66銀+55銀はなんだったのかと。一番重要な局面でナニも考えてこなかったでは3手め78金以後から66銀はただのハッタリと判明してしまったのであろうか?
当家はそう考えない。むしろ森内アッパレと思う。3手め78金も素晴らしいが、53手め63銀は商業棋士の沽券。この局面での最善手は当家ではすでに実況&分析で変化をUPしたように66角。ここは相手が死にモノ狂いで攻めている地点なので攻防手でないといけない。だから桂馬をロハで取ろうと企んで63銀など指してはいけない。しかし森内はそれを敢えて選択した。理由はひとつ。当家が先に66角変化をUPしていたのでそのマネをして勝っては日経記者に笑われてしまう。闇の王座はマシュダ一家だったなどと陰口を囁かれては、そのうち闇金融界が日経を動かしていたなどと誤解されかねない。
森内、残念だったね。当家は遠慮して昼食後までナニも見なかった。しかし昼食後にさえ66角が指せないのでは当家に先を越されて当然。
昨日当家が再び中継を見始めたのは午後1時過ぎ。その時の局面が46手め65桂までであった。52手めまでは二人ならこう指す。23歩など羽生も森内もその味を骨の随まで知っている手。全日本プロの棋譜など知らなくてもこうなる。44銀は連動手からの双頭手。羽生や渡辺明は自分がハッキリ見える所まで決して損な手を指さない。
そして迎えた56手め77歩打ち。これは棋王戦で丸山相手に谷川が打った歩と似ている。連盟棋士は100人中100人この歩を取る。これは日経の控え室情報でも明らかになった。金を逃げる変化から考えたのはマシュダ一家のみ。当家は88金とかわす。これが当家の牛若丸伝説。63銀と打ったからには入玉しかない。昨日の実況&分析では88金に対して後手が39角と打つMF04変化を爆笑篇としたが、冷笑篇もある。96歩型なので羽生がやりそうなのは飛車切り。

MF04a冷笑篇
先手:牛若丸88金
後手:飛車切り
▲7六歩 ▽8四歩 ▲7八金 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽3二金
▲2五歩 ▽8八角成 ▲同 銀 ▽2二銀 ▲3八銀 ▽3三銀
▲7七銀 ▽6二銀 ▲1六歩 ▽6四歩 ▲4六歩 ▽6三銀
▲4七銀 ▽1四歩 ▲6八玉 ▽4二玉 ▲9六歩 ▽9四歩
▲5八金 ▽5二金 ▲3六歩 ▽7四歩 ▲5六銀 ▽5四銀
▲7九玉 ▽3一玉 ▲3七桂 ▽7三桂 ▲6六銀 ▽8五歩
▲5五銀左 ▽同 銀 ▲同 銀 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽同 飛
▲8七歩 ▽8五飛 ▲6四銀 ▽6五桂 ▲2四歩 ▽同 歩
▲2三歩 ▽同 金 ▲4五桂 ▽4四銀 ▲6三銀打 ▽4二金
▲7四銀不成▽7七歩 ▲8八金 ▽8七飛成 ▲同 金 ▽7八銀
▲8八玉 ▽8六歩 ▲同 金 ▽7九角 ▲9八玉 ▽8五歩
▲同 銀 ▽投了
67手で先手の勝ち

後手は31玉でいつでも飛車打王手で攻め駒を抜かれてしまう。後手は桂を取られたら即負けなので攻めるしかないが二枚銀が強力で最悪でも先手は入玉で圧勝。
ではなぜ森内は牛若丸88金が指せなかったのか?
これは森内に聞いてもダメ。88金で先手勝ちなどと言えるのは連盟内では皆無。知っていても羽生にさえ決してそんなこと言えない。連盟棋士全員が77歩を取るのが商売と思い込んでいるため。
森内は昨年の名人戦でも全世界でマシュダ一家のみがリアルタイムで指摘した最善手68玉を指せずに88玉で一挙に負けにして名人位を羽生に取られた。ところが当家が公開した最善手を日本将棋連盟は一丸となって隠匿したことは心ある諸君なら知っているであろう。当時嘘観戦記を書いた島は己の良心が破れ、あれ以後精神まで破壊された。日本将棋連盟の棋士であるということは嘘を貫くこと。そうでないと商売棋士の沽券に関わる。この腐った構図はまともに見たら良識人の心がイカレて当然。自然人は沽券などどうでもよい。沽券より股間が好きなのがマシュダ一家。

最後の疑問。純真な子供なら指す牛若丸88金をいけないとなぜ職業棋士は教えるのか?
組合連合を持つ職業教師と同じ自己保身であろうか?
それはね、88金では商売にならないから。だからこのような将棋を商業将棋と呼ぶしかない。森内の63銀に当家が昨日大爆笑した由縁。

オチもある。森内を含む連盟棋士全員が羽生77歩を取る77手め77桂が当然とした。88金などと逃げるのは子供が指す手ですよと彼らは言外に言っていることになる。確かに88金を当家では子供が指している。63銀以後は馬鹿らしくて大人はまともに付き合わない。
100歩譲って57手めは77同桂と歩を取る商業将棋が正しいと認めよう。これを後手の羽生が58手めに同桂成と取るのは当然。これで敵陣の桂と等価交換すれば後手優勢となる。
そして迎えた昨日連盟棋士が大問題とした59手め。
米長は負けても飛車を取るべきと豪語。局後の康光さえ商業将棋に迎合して飛車を取るべきと言う。彼らはそれで「カッコよく負けろ」と唆している悪魔たち。85銀で飛車を取ったら「カッコよく負ける」もなにも即ボロ負け。そんなことが青野、米長、康光たちにはわからない。要するに彼らは解説者などではなく森内を信用しているだけのただの野次馬。それを有り難がって聞いている方がおかしい。日経の王座戦とは最初からお祭りなのであった。 だから日経記者のあの故意の冗談口調は連盟棋士の体質そのものを表現している。こんな連中を信用するなと言う方がバカであろう。最初から信用する方がオカシー。
ひとめ当たり前なので当家は85銀変化などアホらしくて作成しない。 期待通り森内が「カッコよく負ける」には飛車を取らずに77同金しかない。ところが控え室の連盟棋士はこぞって85銀変化しか読んでいなかった。名だたる連盟棋士が束になってかっかってもマシュダ一家には昨年同様惨敗だった事実を日経は克明に記録したことになる。
あとの羽生と森内の読みは実況&分析の変化で詳細に扱った通り。
各変化とも最低4種類の派生変化から当家は抽出。そして彼らの読みとリアルタイムで完全一致した。
75銀打ちは青野、米長、康光たちが推奨する商業将棋に終止符を打つ羽生の楔。王座戦のお祭り将棋らしく羽生なら盛り上げるかと思ったら容赦しなかった。アレで控え室も凍りついたであろう。
当家は75銀で「今年の王座戦も終わった」の感慨のみ。
羽生にもう少し盛り上げろと一昨年の二上のように言う前に森内に「あまり手抜きしないで下さい」とお願いするのが筋。森内はハッキリ手抜き。そうでないなら頭が悪い。63銀=88金や77金では63銀を打つ方が商売棋士として失格。やはり森内に似合うのはガチンコ棋戦しかない。

「52手めの最善手が66角」なんて「ンナバンカナ」とまだ掃除をしているレレレ君に教えてあげよう。
羽生の「66手め44角」はマシュダ一家「52手め66角」の反転。羽生は目ざとい。66角は研究でもなんでもない。当家ではMF理論上の常識なので当日すぐにでてくる手。

なぜ63銀がイケナイ手かを子供に教える時のコツは以下。
1=7筋の歩を切らすと77歩と打たれてしまう。
2=子供は必ず88金と逃げるのでそれが正しいとまず褒めてあげる。
3=でも88金も飛車取りの85銀も結局グチャグチャ変化と教えてあげる。
4=お口直しに大三冠の56角への構造を鑑賞させる。


日経の王座戦は楽しい。昨年の例外を除いて毎年「人間猿回し」を見せてくれる。第3部は登場した全棋士たちを着グルミにしてそのオマヌケぶりを楽しんでみよう。
「着グルミまとって商売するのが俺の信条」と言う君には円谷プロが来いと言うであろう。


王座戦第1局舞台裏1 6年前の幻影を追う「独りよがり」 No: 6368 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/09/03 Fri 11:45:44

昨日の2004.09.02王座戦第1局は日経本社サーバーを駆使した棋界最強の中継。王座戦挑戦者決定戦渡辺VS森内の中継もよかったがいつもながら素晴らしい。棋譜UPが迅速で繋がりも絶好調。
日経のリポートは神谷浩司。親は勿論谷川ファン。
日経のリポートは詳細故にいかに日本将棋連盟がオマヌケで詐欺師の集団であるかよくわかる。オマヌケ特集は別枠で扱う予定。
当家がリポートで唯一興味を持つのは時間表記のみ。棋譜に時間表示があれば日経の中継は非の打ち所がない。
森内の局後の感想によると下記棋譜を念頭に置いたという。
昨日は森内までオマヌケを晒したことになる。

棋戦:第16回全日本プロトーナメント 決勝五番勝負第3局
日時:1998年5月1日
戦型:角換り腰掛け銀 55銀
先手:森内俊之 八段
後手:羽生善治 四冠
▲2六歩 △8四歩 ▲7六歩 △3二金 ▲7八金 △8五歩
▲7七角 △3四歩 ▲8八銀 △7七角成 ▲同 銀 △4二銀
▲3八銀 △7二銀 ▲9六歩 △3三銀 ▲4六歩 △6四歩
▲4七銀 △6三銀 ▲6八玉 △4二玉 ▲5八金 △5四銀
▲1六歩 △1四歩 ▲3六歩 △5二金 ▲7九玉 △3一玉
▲9五歩 △7四歩 ▲5六銀 △7三桂 ▲3七桂 △4四銀
▲2五歩 △5五銀左 ▲2四歩 △同 歩 ▲5五銀 △同 銀
▲2四飛 △2三歩 ▲2五飛 △4六銀 ▲4五桂 △8六歩
▲同 歩 △8七歩 ▲同 金 △6五桂 ▲6六銀 △4九角
▲6八金 △5九銀 ▲7三角 △6八銀不成▲同 玉 △8三飛
▲6四角成 △5七桂成 ▲同 銀 △同銀成 ▲同 玉 △6六歩
▲5六銀 △7八銀 ▲7四馬 △6七歩成 ▲4六玉 △8二飛
▲7三銀 △8三金 ▲8二銀不成△7四金 ▲7一飛 △2二玉
▲4一銀 △4二金右 ▲5三桂成 △6四角 ▲5五桂 △5三角
▲3二銀成 △同 金 ▲4三桂成 △5四桂 ▲4五玉 △7一角
▲3二成桂 △同 玉 ▲7一銀不成△4三銀 ▲2三飛成 △同 玉
▲4一角 △3二桂 ▲2四歩 △同 玉 ▲2五歩 △同 玉
▲7四角成 △2七角成 ▲5五玉 △6六飛 ▲4五金 △3七馬
▲4六歩 △同 馬 ▲同 金 △4四銀
まで112手で後手の勝ち

まずこの棋譜の36手め、羽生が指した44銀。これは羽生が9筋のブランコ後進運動を省いた1手分で成立させようとしている。逆に森内は昨日後手が1手損したので先手番でこの手を成立させようとした。ここまでは誰でもわかる。呆れたのは森内がこの棋譜を念頭に置いたということ。アホかと思う。49角+59銀の筋悪の俗攻めをなぜ羽生があの時やったかというと先手玉に88玉から脱出されたら即負けのため。95歩と突き越してあるので入玉がラク。59銀を羽生は仕方なく打っている。こんな場面は65銀と質駒の桂を取り角打ちで飛車銀取りをかけたいが以下の変化で負ける。

棋戦:マシュダ一家青春杯
戦型:角換り腰掛け銀 49角+59銀 65銀+64角
先手:マシューA
後手:マシューB
▲2六歩 ▽8四歩 ▲7六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽8五歩
▲7七角 ▽3四歩 ▲8八銀 ▽7七角成 ▲同 銀 ▽4二銀
▲3八銀 ▽7二銀 ▲9六歩 ▽3三銀 ▲4六歩 ▽6四歩
▲4七銀 ▽6三銀 ▲6八玉 ▽4二玉 ▲5八金 ▽5四銀
▲1六歩 ▽1四歩 ▲3六歩 ▽5二金 ▲7九玉 ▽3一玉
▲9五歩 ▽7四歩 ▲5六銀 ▽7三桂 ▲3七桂 ▽4四銀
▲2五歩 ▽5五銀左 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲5五銀 ▽同 銀
▲2四飛 ▽2三歩 ▲2五飛 ▽4六銀 ▲4五桂 ▽8六歩
▲同 歩 ▽8七歩 ▲同 金 ▽6五桂 ▲6六銀 ▽4九角
▲6八金 ▽5九銀 ▲6五銀 ▽6八銀成 ▲同 玉 ▽6五歩
▲6四角 ▽5七銀成 ▲同 玉 ▽5八金 ▲5六玉 ▽6二飛
▲9一角成 ▽3八角成 ▲4七銀 ▽5五銀 ▲同 玉 ▽4七馬
▲6四香 ▽4六銀 ▲投了
74手で後手の勝ち

そこで羽生の筋悪銀を単にかわせば森内は簡単に勝てた。

コンセプト:桂を渡さず敵の飛車を押さえ込み9筋からの入玉ルート造営。
棋戦:マシュダ一家青春杯
戦型:角換り腰掛け銀 49角+59銀 57手め78金
先手:マシューA
後手:マシューB

▲2六歩 ▽8四歩 ▲7六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽8五歩
▲7七角 ▽3四歩 ▲8八銀 ▽7七角成 ▲同 銀 ▽4二銀
▲3八銀 ▽7二銀 ▲9六歩 ▽3三銀 ▲4六歩 ▽6四歩
▲4七銀 ▽6三銀 ▲6八玉 ▽4二玉 ▲5八金 ▽5四銀
▲1六歩 ▽1四歩 ▲3六歩 ▽5二金 ▲7九玉 ▽3一玉
▲9五歩 ▽7四歩 ▲5六銀 ▽7三桂 ▲3七桂 ▽4四銀
▲2五歩 ▽5五銀左 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲5五銀 ▽同 銀
▲2四飛 ▽2三歩 ▲2五飛 ▽4六銀 ▲4五桂 ▽8六歩
▲同 歩 ▽8七歩 ▲同 金 ▽6五桂 ▲6六銀 ▽4九角
▲6八金 ▽5九銀 ▲7八金 ▽5七銀不成▲7三角 ▽8一飛
▲7二銀 ▽4一飛 ▲6四角成 ▽6六銀成 ▲同 歩 ▽5七桂成
▲6三銀打 ▽4二金右 ▲5四歩 ▽投了
69手で先手の勝ち

ところが森内は金取りを放置していきなり73角打ちとしている。これが敗因1。桂は質駒アタリなのでこれでは自分で駒アタリ偶数番2を自分だけで作成していることになる。一言で独りよがり。ベッドでは独りで逝く女がいるが、男の独りよがりは嫌われる。この森内の習性は昨日も同じ構造。駒アタリ偶数番2で簡単に先手不本意な混戦にして負けた。森内はユニークである以前に「わが道を逝く=独りよがり」の棋士だったというのがこれらの棋譜が語る結論。
73角打ちなどとした為に香車も取れず玉を5筋に逃がしてしまった。この変化は95歩にかけた2手が丸ごと無意味となるので当家ではすでに将棋とは言わない。ただの勝負ごとなので将棋である必要はない。
こんなタコ勝負を参考にしたという対局室の森内も控え室の康光も逝った方が良いということ。


2004.08.31A級順位戦谷川VS久保 再考 2004.09.01
基本中の基本 連動手45歩久保スペシャル
No: 6347 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家@谷川5連敗を叱咤する会 04/09/01 Wed 18:39:50

2004.08.31A級順位戦谷川VS久保 再考
渡辺明に負けた竜王戦が痛かった。あれは負けて当然の内容。おかげで羽生に王位戦で3連敗、そして昨日は久保にまで惨敗。谷川5連敗の原因は一言で甘やかしすぎた。将棋祭りの2連勝など褒めてはいけなかった。
昨日の負け方は根が深すぎる。谷川5連敗ではメシがマズイ。
敗因はひとつ。角交換を自分から行う変化に誘導したこと。相振りでは先に角交換をすれば相手に連動手の1手分を与えることが明解。だから大抵負ける。こんな基本中の基本を谷川が例外視したのは久保の棒金のせい。No: 6339変化なら45歩の久保スペシャルはできないはず。74金を咎めないといけなかった。
No: 6339変化再掲載
先手:33手め26飛
後手:34手め45歩
▲7六歩 ▽3四歩 ▲7五歩 ▽3五歩 ▲7八飛 ▽3二飛
▲2八銀 ▽5二金左 ▲4八玉 ▽6四歩 ▲7六飛 ▽2四歩
▲3八玉 ▽6二玉 ▲8六歩 ▽4四歩 ▲8五歩 ▽7二銀
▲8六飛 ▽6三金 ▲8四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8三歩
▲8六飛 ▽7一玉 ▲5八金左 ▽8二玉 ▲9六歩 ▽7四歩
▲同 歩 ▽同 金 ▲2六飛 ▽4五歩 ▲2四飛 ▽8八角成
▲同 銀 ▽3三角 ▲2一飛成 ▽8八角成 ▲4一角 ▽投了
41手で先手の勝ち

そこで33手め26飛には34飛と受けるしかない。35手め78銀なら今度は34飛型の為に45歩の久保スペシャルはない。それでもやりたければこうなる。

先手:33手め26飛
後手:34手め45歩久保スペシャル決行
▲7六歩 ▽3四歩 ▲7五歩 ▽3五歩 ▲7八飛 ▽3二飛
▲2八銀 ▽5二金左 ▲4八玉 ▽6四歩 ▲7六飛 ▽2四歩
▲3八玉 ▽6二玉 ▲8六歩 ▽4四歩 ▲8五歩 ▽7二銀
▲8六飛 ▽6三金 ▲8四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8三歩
▲8六飛 ▽7一玉 ▲5八金左 ▽8二玉 ▲9六歩 ▽7四歩
▲同 歩 ▽同 金 ▲2六飛 ▽3四飛 ▲7八銀 ▽4五歩
▲2二角成 ▽同 銀 ▲4三角 ▽投了
39手で先手の勝ち

従って後手は34手めに左銀を使ってくることがひとめなので手数が勘定できる。方針変更は致命的。27手めの陣形を選択すれば陣形立て直しなどすでにできないはずなので金無双で戦うしかない。わからなくなった場合は基本に忠実であるべき。角交換してからは谷川に勝機はない。
No: 6339の46手め86銀の時点でダメだったと言う当家の形勢判断は正しい。
大長考による久保の42銀は谷川のみっつの攻め筋を一挙に封じる手。本当は手番を握った久保が先攻しないといけないのに久保は受けた。当家と谷川の心はなぜかシンクロしている。久保フザケンナと。
だから怒りの鉄槌は当然83歩となる。これを取れば先手勝ち。しかも逃げたら後手はダメとひとめが経験値。この経験値がいけなかった。自分の経験ほどコワイモものはない。当家も猛反省しないといけない。当家の谷川贔屓は最近ヒドすぎた。序盤のツケは想像以上。45歩久保スペシャルはなんと玉頭直撃の絶好の連動手となっている。38玉の形が余りにひどい。だから71玉はノラリクラリと躱され寄せ合いで1手負けると谷川も気がついたはず。昨晩から当家も10種類の変化作成をしたが久保が悪手を指さない限り最後に1手違いで負ける。
そこで感想戦で出た45手め85歩だが、これも何度やってもダメ。後手の脱出ルートが広大でそれを無理して攻めると歩切れが痛い。27手めの局面が自陣にそのまま残って攻防の反撃が厳しすぎて先手は勝てない。
いい線まで見えても必ず最後にコケル。後手には受けて反撃というパターンしかないので久保は1手に1分あれば間違えないはず。
結局この将棋は連動手型45歩久保スペシャルの完全勝利。
だから久保は45歩を指す限りにおいて寄せの構図をすべて把握しているはず。38玉の形に45歩なら10回やっても10回谷川に勝てるであろう。だから先手が攻めた時に受けまくって1手稼げば自然に勝ちが転がり込んでくる構造。谷川はさすがに1手違いの負けが見えたために修正して自陣の立て直しを謀ってその1手分を稼ごうとしたのが本譜。それを楽しむこともできるが、今それを言っては谷川命の贔屓倒しとなってしまう。結局どこで1手分損したかと言うと、先手が角を交換した時に遡る。「連動手を決して与えてはいけない」という基本に戻ってしまった。
そこで心を鬼にする。
谷川。基本を書き換えるほど貴様は大層な棋士だったのか?