日時：2005.03.04
棋戦：A級順位戦最終局
戦形：対藤井シス84歩保留+73桂
先手：藤井　猛
後手：佐藤康光

▲７六歩 ▽８四歩 ▲６六歩 ▽６二銀 ▲７八銀 ▽５四歩
▲７七角 ▽４二玉 ▲６八飛 ▽３二玉 ▲３八銀 ▽３四歩
▲４六歩 ▽５二金右 ▲３六歩 ▽５三銀 ▲５八金左 ▽７四歩
▲４八玉 ▽３三角 ▲３七桂 ▽４四歩 ▲６五歩 ▽７三桂
▲３九玉 ▽２二玉
*ここまで実況&分析前篇参照
▲４七金 ▽４三金 ▲６九銀
*敗着。後手の桂を狙う構想とすべき。
*康光の73右桂など有り得ない。
▽３二金 ▲１六歩 ▽１二香 ▲２五桂
*69銀悪手のために藤井シスの教科書攻めなど無意味。右しか見ていない藤井。
▽５一角 ▲４五歩 ▽５五歩 ▲４六金 ▽２四歩 ▲４四歩
▽同　銀 ▲４五歩 ▽５三銀 ▲６四歩 ▽同　歩 ▲５五角
▽４四歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲６四角 ▽２五歩 ▲４五歩
▽３三銀 ▲３一角成 ▽同　金 ▲６一飛成 ▽４二角
*ここまで実況&分析2参照。
*すでに駒損がひどく藤井勝てない。
▲９一龍
*ダメな手。当家に71龍変化を指摘されて自嘲。
▽６二飛
*以下康光はラク。あとは周囲を見てどこまで引っ張るか演出するだけ。
▲５八銀
*飛車成れと催促
▽５四桂
*「68飛成は77角ダロ」
▲５六金
*金は横に動くモノ
*下ににげると歩で叩かれる
▽５五歩
*「上に逃げても叩く」
▲４四歩
*「マシュダ一家理論なら駒アタリ奇数番3で逆転でしょ」
▽同　金
*「タダの歩じゃん」
▲４三歩
*「これも駒アタリ奇数番3だゾっと」
▽同　金
*「タダじゃん」
▲４五金
*「マシュダ一家理論はワケわからん」
*「コレが逆行奇数番1。よくヨメ」
▽５六歩
*悪手。駒アタリ偶数番2はダメ。
*61歩なら完封。ギャラリー煽るなら65桂程度でよかった。
▲７一龍
*マシュダ一家手順に回帰
▽６五飛
*情けない。そこは桂が行く場所。
▲５五銀
*金取り阻止のもっと情けない銀打
▽同　飛
*裏番組の谷川飛車切り並に臭い芝居
▲同　金 ▽４六角
*なんともお下品。相手が藤井なので康光も芸がない。
▲４五飛
*駒アタリ奇数番3で逆転
▽５七歩成
*これでも詰めろ
▲４六飛
*28銀の即詰み解消
*藤井でも間違えようがない
▽同　桂
*さっぱりした
▲５七銀
*サッパリしすぎ
*床屋に文句
▽３八桂成
*これで銀2枚に飛車+歩4枚。2枚は道端の自動販売機で拾った。
*どっちで取ると聞く。
▲同　玉
*同金はアタマ重い
▽３二銀
*意味不明。恐らく周囲を見て今日のオオトリを狙った。最善は51飛で龍を消す。
▲１五桂
*マシュダ一家手順。
*渡辺明にも昨年の竜王戦のマシュダ一家分析でこの手を教えた。
▽１四銀
*すでに康光であって康光ではない
▲７三龍
*オイシー
▽１五銀
*短気はソンキ
▲同　歩 ▽８八飛
*王手で合い駒リクエスト
▲５八歩
*森下なら58銀打。間違いない。
*本人が言っていた。
▽８九飛成
*桂2枚もいらないが仕方ない。
▲１四歩
*銀取った手で連動手では康光泣けない。
▽同　歩
*放置新聞でも同歩しかないと書く。
▲５六角
*藤井の豪邸で渡辺明が教えた手ではない。誰でも打つ。
▽９九龍
*誰でも取る。
▲３五桂
*コッチが先かと言うほどの将棋ではない
▽同　歩
*金取りを惜しんだ。
*こう言う場面は駒アタリを加算する。マシュダ一家理論を覚えると間違えない。
▲２四香 ▽同　銀 ▲２三銀 ▽同　銀 ▲同角成 ▽同　玉
▲４三龍 ▽３三角
*33香から37銀狙いは負け。55角を狙って当然。
▲３四金 ▽２二玉
*13玉では55角ができない。それでも当日の森下と翌日のキムカズは13玉と主張。
▲２三銀 ▽１一玉
*古巣に戻ると言うのか不明
▲２四金
*詰めろで首を出す
▽３七香 ▲２八玉
*キムカズは48玉なら詰まないと囲碁将棋ジャーナルで藤井をバカにしていた。ならば後手玉が必死と断言するべき。キムカズは後手玉が受けなしカモとしかいえなかった。攻防が見えないから彼らはいつも間違える。
▽３九角 ▲３七玉 ▽５五角 ▲４六香 ▽４五桂 ▲４七玉
▽５七桂成 ▲同　歩 ▽４九龍
*藤井の玉はひんまがっていた。
*情けない棋士。
▲投了

120手で後手の勝ち

日時：2005.03.04
棋戦：A級順位戦最終局
戦形：棒金中飛車
先手：久保利明
後手：丸山忠久

▲５六歩 ▽３四歩 ▲５八飛 ▽４二玉 ▲５五歩 ▽６二銀
▲４八玉 ▽３二玉 ▲７六歩 ▽６四歩 ▲６八金 ▽６三銀
▲５七金 ▽４二銀 ▲５六金 ▽８四歩 ▲６六歩 ▽７四歩
▲７八銀 ▽８五歩 ▲７七角 ▽７二飛 ▲６七銀 ▽７五歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲７六歩 ▽７二飛 ▲３八玉 ▽５二金右
▲２八玉 ▽１四歩 ▲１六歩 ▽３三銀 ▲３八銀 ▽４二金直
▲４六歩 ▽７四銀 ▲５九角 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽７五歩
▲７八飛 ▽７六歩 ▲同　銀 ▽４四銀 ▲６七銀 ▽６三金
▲５八飛 ▽５四歩 ▲同　歩 ▽同　金 ▲７八飛 ▽７五歩
▲５七金 ▽６五歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽７四銀
▲９七香 ▽５三銀 ▲３六歩 ▽６五歩 ▲同　歩 ▽８六歩
▲同　歩 ▽７三桂 ▲７七角 ▽４四銀 ▲４七金 ▽６五桂
▲８八角 ▽９五歩 ▲同　歩 ▽８二飛 ▲６六歩 ▽８六飛
▲６五歩 ▽８七飛成 ▲６八飛 ▽６五銀 ▲６三歩 ▽６一歩
▲２六桂 ▽３三銀 ▲３七桂
*ここまで実況&分析参照
▽５五歩
*久保に死んでもサバかせない丸山
▲５三歩
*羽生が名人戦で打つような歩
▽２四歩
*焦らせる。渡辺明なら丸山に負けるかもしれない。
▲５八銀
*菱型美濃スペシャルで不敗の陣+飛車筋ついに開通。大サバキ寸前にワクワク。
▽２三玉
*森下風天守閣美濃で迎撃準備
*風と言うのは金銀の部下が前線に駆り出されたため。風を玉自ら顔面受けするしかない。
*
▲６二歩成
*きたきた。わくわく。
▽同　歩 ▲３五歩
*捨て身の勝負
*これだから久保将棋観戦はやめられない
▽同　歩 ▲７七桂
*凄まじい
▽７六歩
*銀を逃げると飛車成から角を取らせて52歩成
▲６五飛
*なんとも凄い
*問答無用の飛車切り
▽同　金 ▲同　桂 ▽８八龍
*金銀取るのに飛車角捨てた久保。
*ここまでやられたらサバかせないと命張ってもムダと丸山も呆れて。
▲５二歩成 ▽同　金 ▲４五桂 ▽２五角 ▲３六歩 ▽４二金
*悪手。まだしも飛車打。
▲５三桂左成
*42金の1手が丸損
▽同　金 ▲同桂成 ▽９七龍
*ここで香を取るのは藤井並の終盤力
▲４五金
*手厚い決め手。羽生の影響。
▽３一香 ▲３五金
*敵の攻め駒を攻めるBYぶーは
▽３四歩
*督促状が丸山銀行は好き
▲２五金
*二枚換えでも遠慮なく。
*終盤は駒の損得より速度。
▽同　歩 ▲４三成桂 ▽２六歩
*どうせタダの桂だったので惜しくはなかった。
▲同　歩 ▽４二歩
*必死の督促状の嵐防戦だが
▲５三角
*これも双頭手。97龍としたツケで総大将もついに逮捕。
▽８七飛
*同族のヒモをつけて攻防のつもり
▲３三成桂
*王手は先手が将棋の鉄則
▽同　桂 ▲６七歩
*裏番組の羽生同様空気に向かって剣を振る
▽投了

127手で先手の勝ち

日時：2005.03.04
棋戦：A級順位戦最終局
戦形：相掛り十字架銀
先手：深浦康市
後手：羽生善治

▲２六歩 ▽８四歩
*相掛り十字架銀を受ける
▲２五歩 ▽８五歩 ▲７八金 ▽３二金 ▲２四歩 ▽同　歩
▲同　飛 ▽２三歩 ▲２八飛 ▽３四歩 ▲３八銀 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲８七歩 ▽８四飛 ▲２七銀 ▽９四歩
▲９六歩
*後手からのブランコ前進を誘うのが最新定跡。後手有利の交換。
▽４一玉
*右玉にはしないとダイレクトに誘う。
▲３六銀
*十字架銀手順。
*郷田のように26銀は負け。
*加藤一二三でも26銀では負ける。
▽３三角
*25銀阻止+22開放の双頭手。
*ここまでに1筋の交換があるかないかが分岐
▲７六歩
*今度16歩は先手不利
*9筋で損した分を逆行相転化手で補うしかない。
*2+1+X2の構造
▽２二銀 ▲６九玉 ▽６二銀 ▲５八金
*ここまで横歩取り85飛の影響
▽５二金
*羽生は52金
*いろいろあった。
▲６六角
*ダメな手。後手に角交換を強要するため千日手にされる。羽生の52金を甘くみすぎ。
*テレビ棋戦なら有効。これはＡ級。
*羽生に甘えても無理。
▽同　角
*しかない
▲同　歩 ▽３三桂
*25銀阻止。
*先手はこの桂を誘導したのが作戦と勘違い。
*後手は徹底防戦するしかないのでラク。
▲８八銀
*緩手
▽６四歩
*2+2+2Xへ
*52金型なら羽生の得意
▲６七金右
*バランスが悪い。深浦の限界
▽７四歩
*羽生やり放題
*以下しばらくパス
▲７九玉 ▽７三桂 ▲１六歩 ▽１四歩 ▲４六歩 ▽６三銀
▲７七桂 ▽４四歩 ▲４七銀 ▽８一飛 ▲３六歩 ▽２四歩
▲５六銀 ▽３一玉 ▲８六歩 ▽２三銀 ▲８七銀 ▽２二玉
▲８八玉 ▽５四歩 ▲４七銀 ▽４三金左
*森下驚嘆の手
*実況&分析参照
▲５六歩
*7+2Xで中央突破の7thアタック示唆
▽３二玉
*58飛に備えるだけ
▲５八飛
*1手遅れても指すしかないのでは千日手でよい
▽６二金
*あとは簡単。55歩なら同歩同飛に28角
*62金をやらないと28角に72角同銀52飛で先手勝ち
▲２八飛
*タコ手を見透かされて情けない深浦。
▽５二金
*相手がタコ手を見せたので今度はタコ手でも目立たない。これが羽生の千日手戦術。自分からは決してタコ手順を明示しない。それが43金の真の正体。
▲３七桂
*以下しばらくパス。
*深浦は打開を強いられる。指し直しでもどうせ負ける。あとは羽生演出しかない。
▽４二玉 ▲２九飛 ▽３二玉 ▲３八銀 ▽２二玉 ▲２五歩
▽同　歩 ▲同　桂 ▽同　桂 ▲同　飛 ▽２四歩 ▲２九飛
▽７五歩
*決め手。後手に桂と手番を渡せばこうなるしかない。
*羽生の駒アタリ奇数番1は鮮やか。
*羽生郷田戦観戦記を読んだ羽生はコレだけをずっとやりたかった。
▲８五桂打
*深浦の苦悩の時間
*同歩は73桂76銀75桂同銀から最後の1歩で銀殺し。以下勝ち目はない。
▽同　桂 ▲同　桂 ▽７六歩 ▲７五歩
*大爆笑。投げてもよい局面。
*75桂を打たれたら困るので歩を打った。
*これも加藤一二三への羽生の返礼。
▽７二銀
*歩成阻止のトドメは羽生の空気を切るナイフ。
▲３五歩 ▽同　歩
*当家観戦はここまで。こんな交換をする前に深浦は投げるべき。
▲１五歩 ▽同　歩 ▲２七桂 ▽３四銀 ▲４七銀 ▽４八角
▲４五歩 ▽同　歩 ▲５五歩 ▽６三桂 ▲７六銀 ▽５五桂
▲３六歩 ▽６七桂成 ▲同　銀 ▽８七歩 ▲同　玉 ▽６三桂
▲７六銀 ▽６六角成 ▲３五桂 ▽７五桂 ▲同　銀 ▽７六金
▲９八玉 ▽７五馬 ▲４三桂成 ▽同　金 ▲２三歩 ▽３二玉
▲４四歩 ▽８六馬 ▲投了

120手で後手の勝ち

日時：2005.03.04
棋戦：A級順位戦最終局
戦形：対石田三間急戦
先手：鈴木大介
後手：谷川浩司

▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩
*谷川なら乗ると
▽６二銀
*谷川らしい顔面勝負
▲７八飛 ▽６四歩
*角交換は後手負け
▲６六歩
*この2ndが谷川の目的
▽４二玉
*63銀は味気消し
*誘いは残す
▲５八金左
*疑問手の可能性が高い
▽３二玉
*悪手かもしれない
*34飛変化に42玉とする名人戦変化は無理
▲４八玉
*今度は緩手とは言えない
*王手飛車を避ける為に68金が可能かと言う地点をすぎた為
▽８四歩
*歩間2で誘う
▲６八銀
*故意の悪手
▽８五歩
*すぐに65歩は銀上げ連動手不要
*角にヒモ付きなので
▲７六飛
*86歩を許しては負け
*石田流の亡霊
▽６五歩
*3rdアタックができるのは谷川だけ
*心の余裕というより神への挑戦
▲７七銀 ▽６六歩 ▲同　銀
*ここまで昼のマシュダ一家実況と同じ
▽８六歩
*すぐに65歩は負けなので歩損で仕掛ける
▲同　歩 ▽６三銀
*マシュダ一家変化でも後手必要な手
*飛車角だけではただの歩損
▲７七桂
*65歩徹底阻止
*森下なら77角らしい
▽６四銀 ▲６五歩 ▽８七歩
*駒アタリ偶数番2
*すでに勝負手
▲７九角 ▽５五銀
*連続駒アタリ偶数番2
*釣れないサカナに餌
▲同　銀
*67金はない
▽同　角 ▲５六歩
*88歩成同角87銀阻止
*駒アタリ偶数番2でエサを返す
▽３三角
*44角は飛車が狭い
*22角は谷川なら読まない
▲７八銀
*先ほどの手順阻止
▽８八銀
*87銀とされたら負けなので仕方ない
*谷川が最も嫌う展開にしたのは大介
*谷川の気概を踏みにじったというより大介はもともとそう言うクソダメ棋士
*羽生もやられた
▲４六角 ▽９九銀不成▲８七銀 ▽８八銀不成▲５五歩 ▽９七銀成
▲７八銀 ▽８四飛 ▲９五歩
*94飛を許せば即負け
*打つしかない
▽５二金右
*以下谷川演出
*羽生が深浦に負けそうなら勝つ
*深浦が負ければこっちを負けるだけ
▲７九角 ▽８八歩 ▲８五歩 ▽４四飛 ▲４六歩 ▽９四歩
▲３八銀 ▽９五歩 ▲３九玉 ▽９六歩 ▲５七角 ▽８九歩成
▲６七銀 ▽８八と ▲７四歩 ▽同　歩 ▲４五歩 ▽同　飛
▲５六銀 ▽４九飛成 ▲同　銀 ▽７八と ▲６四歩 ▽７七と
▲７四飛 ▽６二歩 ▲７二飛成 ▽４四桂 ▲６三歩成 ▽同　歩
▲４七銀 ▽６七金 ▲７五角 ▽５八金 ▲同銀上 ▽７一歩
▲８一龍 ▽７六と ▲８四角 ▽５一角 ▲６二歩 ▽５六香
▲４九金 ▽８三歩 ▲同　龍 ▽９三金 ▲７四龍 ▽８四金
▲７六龍 ▽２四角 ▲４六歩 ▽５八香成 ▲同　金 ▽５六銀
▲同　銀 ▽８五金 ▲同　龍 ▽５六桂 ▲７六龍 ▽５七銀
▲５六龍 ▽５八銀成 ▲同　龍 ▽４六角 ▲４八銀 ▽７九角成
▲５九金 ▽８七成銀 ▲７三飛 ▽７八成銀 ▲５七銀打 ▽３三桂
▲７八飛成 ▽同　馬 ▲同　龍 ▽４五角 ▲５六角 ▽４二金寄
▲２八玉 ▽１四歩 ▲４四歩 ▽同　歩 ▲６五角 ▽２二玉
▲７一龍 ▽６四歩 ▲３八角 ▽３二金上 ▲５六銀 ▽８一飛
▲７八龍 ▽７七歩 ▲同　龍 ▽８九飛成 ▲４五銀 ▽同　桂
▲７九歩 ▽投了

141手で先手の勝ち

羽生は夢を見るようになった。2歩を打つ夢。
現実では有り得ない。それは彼らの演出にならないため。そのような反則技やバナナ攻撃はお子様向けのネタ。ありふれた皮肉ではない。
デパートの食堂にお子様ランチがなかったら家族連れが困る。大人でも吉野家に牛丼がないと怒っているので子供はもっと怖い。
殺し屋集団の演出は研究の中にある。スポーツ選手が体系的訓練と言う肉体演出をしている行為と同じ。
名人戦は月に2回。三度目の森内羽生戦の行方はわからない。

NHK杯のネタバレ犯人は村上信夫アナと当家では判明。深夜の放映で村上は堂々と今年は羽生2敗と述べていた。勝又の前に死んでもらいたいのはコイツ。前科が多いので今回は黙認できない。教皇講座でNHKに期待した矢先にここまで現役職員に裏切られると心も冷え込む。対戦表を毎週眺めて1年間楽しんでいた視聴者をコイツは一言で殺している。
この時期で郷田に負けた1敗以外に負けがあるならNHK杯以外ない。誰にでもわかる。羽生が負けた対局は特にめだつため。
村上は確信犯。NHKが組織ぐるみで将棋連盟にイヤガラセをしている可能性は高い。NHK杯の棋譜を放映前に門外不出としたのもヤラセの結果と当家は読む。ネタバレ投稿日時とNHK職員の職務日誌を調べればすぐにわかる。「漫画喫茶」という言い訳は通用しない。
しかし事実の読み方はもっと簡単。
NHKが村上を今後将棋番組に起用するかどうかで組織的ヤラセ事実は判明する。

谷川のおかげで大介が残り深浦が陥落。これも振り飛車軍団を残そうという谷川潜在意識と読む。こんなことを20年もやっていれば眞性ポカとは呼ばない。彼らは負けてもカミさん用の給料が貰える。森下郷田がA級に来るともっとまともな矢倉+角換り腰掛け銀+相掛り十字架銀が見られるので羽生や谷川が棋譜で述べるように深浦はいらない。十字架銀は好感がもてるが一発狙いの66角などやっている時点でダメとひとめなので自業自得。羽生の勝ち方に関しては別記予定。75桂パロディーとは羽生らしい爆笑演出。これが教皇観戦記への羽生の回答。

衛星放送の深夜の中継は白熱の放映。
終了時刻はおよそ以下。1分の誤差有り。
10:19三浦
00:14谷川
00:02久保
00:22羽生
01:11藤井
放送開始が00:30からだったのでその間に3局終わってしまった。NHKは金はあっても芸がない。
藤井康光の最終盤のみ双方1分将棋ですべて放映。藤井はプレーオフに持ち込めなかった。藤井が早い所負けていたらブーハ演出も有り得た。康光の「ヒャー」は当家への翻訳依頼。教皇観戦記第4譜に影響されたらしい。そう言えばあの73桂もかなり意識している。
衛星放送では渡辺明も森内も最後まで読まなかった。藤井のポカ体質を知っているため。黙って見守れと言外に述べているのが立派。中継は対局室放映だけで良かった。康光は香取り以降も負ける気はしなかったはず。その後悪手演出があった。左前の気迫は黙って見るしかない。111手目は28玉ではなく48玉なら詰まないとキムカズが今日の囲碁将棋ジャーナルで胸を張って断言。終わった棋譜で言い草を探すのがB級以下の連盟棋士パターン。手が滑ると言うことはライブなので有り得るが、誕生後に右手が左手になることは有り得ない。
ここまでタヌキの顔した白熱の放映も珍しい。藤井のポーカーフェースからの一挙の落胆ぶりも臭い芝居。歪んでいた藤井の駒が醜い。藤井は自分が名人の器ではないと自覚している証し。名人戦に出ても価値があるのはむしろ久保。昨日は羽生が早々に勝ったのですべて深浦が悪い。ラムダエックスにやられたあの日の久保は痛かった。A級棋士の最終戦勝負は昼に終わっている。それが当家の結論。以降は殺し屋どもの演技を楽しむと言う見方。

すべての対局が当家が昼に書いた通りの結果。マシュダ一家の全勝。
現在のA級棋士など始まって2時間も観戦すればすべてわかってしまう。
彼らでさえ当家の分析レベル以下という結論。昼食までに全て終わっていた。それを放映しないでクズ同然の猿芝居だけを見せたのがNHKというオチであった。
彼らの場合棋譜データ検索は無意味。殺し屋集団とは本来そう言うモノ。パソコン前の勝又がテレビに出てくる度にコイツを殺したくなる。
深浦は4勝で陥落だが地獄が好きならまた来ればいい。　

日時：2005.03.04
棋戦：A級順位戦最終局
戦形：横歩取り85飛
先手：三浦弘行
後手：高橋道雄
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽８五歩
▲７八金 ▽３二金 ▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲３四飛 ▽３三角 ▲３六飛 ▽２二銀
▲８七歩 ▽８五飛 ▲２六飛 ▽４一玉 ▲４八銀 ▽６二銀
▲３六歩 ▽５一金 ▲３七桂 ▽７四歩 ▲３三角成 ▽同　桂
▲３五歩 ▽３六歩 ▲同　飛 ▽５四角 ▲２六飛 ▽３六歩
▲２五桂 ▽同　桂 ▲同　飛 ▽７六角 ▲８八銀 ▽７三桂
▲７七桂 ▽７五飛 ▲６六角 ▽２三歩 ▲７五角 ▽同　歩
▲５八金 ▽６四角 ▲４六桂 ▽４五桂 ▲３四歩 ▽３七桂成
▲３五飛 ▽４八成桂 ▲同　金 ▽８五桂 ▲３六飛 ▽７七桂成
▲同　銀 ▽９四角 ▲４五桂 ▽７六歩 ▲６六銀 ▽７四桂
▲３三歩成 ▽６六桂 ▲同　歩 ▽７七歩成 ▲同　金 ▽６七銀
▲７六歩 ▽同銀不成 ▲２二と ▽同　金 ▲４四桂 ▽同　歩
▲４三銀

56手目48成桂以下36飛で要の歩を取られたらアウト。56手目は森下が言うように44歩で催促が最後の勝負手。タカミチは今期一度44歩で負けているので突けなかった。すでに劣勢だったので悪手の呼び水=勝負手。
清算してはいくら三浦がポカの名手でも間違えようがない。

先手：深浦
後手：羽生
▲２六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽８五歩 ▲７八金 ▽３二金
▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽２三歩 ▲２八飛 ▽３四歩
▲３八銀 ▽８六歩 ▲同　歩 ▽同　飛 ▲８七歩 ▽８四飛
▲２七銀 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽４一玉 ▲３六銀 ▽３三角
▲７六歩 ▽２二銀 ▲６九玉 ▽６二銀 ▲５八金 ▽５二金
▲６六角 ▽同　角 ▲同　歩 ▽３三桂 ▲８八銀 ▽６四歩
▲６七金右 ▽７四歩 ▲７九玉 ▽７三桂 ▲１六歩 ▽１四歩
▲４六歩 ▽６三銀 ▲７七桂 ▽４四歩 ▲４七銀 ▽８一飛
▲３六歩 ▽２四歩 ▲５六銀 ▽３一玉 ▲８六歩 ▽２三銀
▲８七銀 ▽２二玉 ▲８八玉 ▽５四歩 ▲４七銀 ▽４三金左
▲５六歩 ▽３二玉 ▲５八飛 ▽６二金 ▲２八飛 ▽５二金
▲３七桂 ▽４二玉 ▲２九飛 ▽３二玉 ▲３八銀 ▽２二玉
▲２五歩 ▽同　歩 ▲同　桂 ▽同　桂 ▲同　飛 ▽２四歩
▲２九飛 ▽７五歩 ▲８五桂打 ▽同　桂 ▲同　桂 ▽７六歩
▲７五歩 ▽７二銀 ▲３五歩 ▽同　歩 ▲投了
88手で後手の勝ち

歩のない将棋は負け将棋

藤井が69銀型で角を切るしかないためこうなった。現在56手目42角。
藤井の頼みは71龍で桂取りから15桂。それを防ぐには64角。69銀型の欠陥を襲撃。

▲７六歩 ▽８四歩 ▲６六歩 ▽６二銀 ▲７八銀 ▽５四歩
▲７七角 ▽４二玉 ▲６八飛 ▽３二玉 ▲３八銀 ▽３四歩
▲４六歩 ▽５二金右 ▲３六歩 ▽５三銀 ▲５八金左 ▽７四歩
▲４八玉 ▽３三角 ▲３七桂 ▽４四歩 ▲６五歩 ▽７三桂
▲３九玉 ▽２二玉 ▲４七金 ▽４三金 ▲６九銀 ▽３二金
▲１六歩 ▽１二香 ▲２五桂 ▽５一角 ▲４五歩 ▽５五歩
▲４六金 ▽２四歩 ▲４四歩 ▽同　金 ▲４五歩 ▽４三金引
▲６四歩 ▽同　歩 ▲５五角 ▽４四歩 ▲同　歩 ▽同　銀
▲６四角 ▽２五歩 ▲４五歩 ▽３三銀 ▲３一角成 ▽同　金
▲６一飛成 ▽４二角 ▲７一龍 ▽６四角打 ▲５五銀 ▽５二飛
▲５六歩 ▽６五桂 ▲５八銀 ▽６六桂 ▲投了
64手で後手の勝ち

先手：久保
後手：丸山
▲５六歩 ▽３四歩 ▲５八飛 ▽４二玉 ▲５五歩 ▽６二銀
▲４八玉 ▽３二玉 ▲７六歩 ▽６四歩 ▲６八金 ▽６三銀
▲５七金 ▽４二銀 ▲５六金 ▽８四歩 ▲６六歩 ▽７四歩
▲７八銀 ▽８五歩 ▲７七角 ▽７二飛 ▲６七銀 ▽７五歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲７六歩 ▽７二飛 ▲３八玉 ▽５二金右
▲２八玉 ▽１四歩 ▲１六歩 ▽３三銀 ▲３八銀 ▽４二金直
▲４六歩 ▽７四銀 ▲５九角 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽７五歩
▲７八飛 ▽７六歩 ▲同　銀 ▽４四銀 ▲６七銀 ▽６三金
▲５八飛 ▽５四歩 ▲同　歩 ▽同　金 ▲７八飛 ▽７五歩
▲５七金 ▽６五歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽７四銀
▲９七香 ▽５三銀 ▲３六歩 ▽６五歩 ▲同　歩 ▽８六歩
▲同　歩 ▽７三桂 ▲７七角 ▽４四銀 ▲４七金 ▽６五桂
▲８八角 ▽９五歩 ▲同　歩 ▽８二飛 ▲６六歩 ▽８六飛
▲６五歩 ▽８七飛成 ▲６八飛 ▽６五銀 ▲６三歩 ▽６一歩
▲２六桂 ▽３三銀
86手まで

森下の久保讚美が凄い。大介はタコ、藤井はヘンタイ、久保こそ振り飛車の鏡と絶賛している。その通りなのでナニも言えない。
勝又はウルサイ。貴様のデータ検索など無意味。とっとと失せろ。
久保は今37桂。森下の読みと同じ。

先手：ミウーラ
後手：タカミチ
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽８五歩
▲７八金 ▽３二金 ▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲３四飛 ▽３三角 ▲３六飛 ▽２二銀
▲８七歩 ▽８五飛 ▲２六飛 ▽４一玉 ▲４八銀 ▽６二銀
▲３六歩 ▽５一金 ▲３七桂 ▽７四歩 ▲３三角成 ▽同　桂
▲３五歩 ▽３六歩 ▲同　飛 ▽５四角 ▲２六飛 ▽３六歩
▲２五桂 ▽同　桂 ▲同　飛 ▽７六角 ▲８八銀 ▽７三桂
▲７七桂 ▽７五飛 ▲６六角 ▽２三歩 ▲７五角 ▽同　歩
▲５八金 ▽６四角 ▲４六桂 ▽４五桂 ▲３四歩 ▽３七桂成
▲３五飛
森下は44手目45飛。しかしタカミチは誘う。三浦20数分思考して66角だったらしい。誰でもすぐに打つ。58金は89角を嫌ったと森下。ここで受けるのは変調。後手は中原囲いの優秀性に期待。

羽生が千日手にする時も芸がある。森下は60手目の43金に驚いている。羽生しか指せないと。
当家はむしろその森下に驚く。それでA級復帰など大丈夫かと。
深浦は47銀の泡踊りで2手損して55地点の争点を主張。それが仮想9thで有利なのでわざわざ2手損できる。
羽生は待つしかないが2手得したので2手損しないと換算できない。
43から32に戻るためには2手必要。深浦が来なければ2手得解消で元にもどる。
ところが千日手を打開できなかったのは深浦だという刻印が棋譜に残る。
そのような43金。羽生の得意なイメージ戦略。
先手：深浦
後手：羽生
▲２六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽８五歩 ▲７八金 ▽３二金
▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽２三歩 ▲２八飛 ▽３四歩
▲３八銀 ▽８六歩 ▲同　歩 ▽同　飛 ▲８七歩 ▽８四飛
▲２七銀 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽４一玉 ▲３六銀 ▽３三角
▲７六歩 ▽２二銀 ▲６九玉 ▽６二銀 ▲５八金 ▽５二金
▲６六角 ▽同　角 ▲同　歩 ▽３三桂 ▲８八銀 ▽６四歩
▲６七金右 ▽７四歩 ▲７九玉 ▽７三桂 ▲１六歩 ▽１四歩
▲４六歩 ▽６三銀 ▲７七桂 ▽４四歩 ▲４七銀 ▽８一飛
▲３六歩 ▽２四歩 ▲５六銀 ▽３一玉 ▲８六歩 ▽２三銀
▲８七銀 ▽２二玉 ▲８八玉 ▽５四歩 ▲４七銀 ▽４三金左
▲投了
60手で後手の勝ち

先手：大介
後手：谷川
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽６二銀 ▲７八飛 ▽６四歩
▲６六歩 ▽４二玉 ▲５八金左 ▽３二玉 ▲４八玉 ▽８四歩
▲６八銀 ▽８五歩 ▲７六飛 ▽６五歩 ▲７七銀 ▽６六歩
▲同　銀 ▽８六歩 ▲同　歩 ▽６三銀 ▲７七桂 ▽６四銀
▲６五歩 ▽８七歩 ▲７九角 ▽５五銀 ▲同　銀 ▽同　角
▲５六歩 ▽３三角 ▲７八銀 ▽８八銀 ▲４六角 ▽９九銀不成
▲８七銀 ▽８八銀不成▲５五歩 ▽９七銀成 ▲７八銀 ▽８四飛
▲９五歩 ▽５二金右 ▲７九角 ▽８八歩 ▲８五歩 ▽４四飛
▲４六歩 ▽９四歩 ▲３八銀 ▽９五歩 ▲３九玉 ▽９六歩
▲５七角 ▽８九歩成 ▲６七銀 ▽８八と ▲７四歩 ▽同　歩
▲４五歩 ▽同　飛 ▲５六銀 ▽４九飛成 ▲同　銀 ▽７八と
▲６四歩 ▽７七と ▲７四飛 ▽６二歩 ▲７二飛成 ▽４四桂
▲６三歩成 ▽同　歩
74手で先手の勝ち

50手目94歩以降が悪手。谷川は飛車を切らされた。44桂と今指したが偶数番2ではダメ。銀逃げに香打ちではすべて読まれるだけ。
63歩成が奇数番3で逆転からの優勢維持。大介残って三浦が落ちるという奇跡は有り得る。

先手：藤井
後手：康光
▲７六歩 ▽８四歩 ▲６六歩 ▽６二銀 ▲７八銀 ▽５四歩
▲７七角 ▽４二玉 ▲６八飛 ▽３二玉 ▲３八銀 ▽３四歩
▲４六歩 ▽５二金右 ▲３六歩 ▽５三銀 ▲５八金左 ▽７四歩
▲４八玉 ▽３三角 ▲３七桂 ▽４四歩 ▲６五歩 ▽７三桂
▲３九玉 ▽２二玉 ▲４七金 ▽４三金 ▲６九銀 ▽３二金
▲１六歩 ▽１二香 ▲２五桂 ▽５一角 ▲４五歩 ▽５五歩
▲４六金
37手で後手の勝ち

森下は「この局面はどちらかがいい」とは言うが形勢不明とのこと。
康光は12香に52分。25桂は藤井シスだが4thアタックで後手有利。
51角が連動手。
当家認定康光優勢の原因は後手の84歩。85歩なら先手有利。
手損角換りでも馴染みの85桂が双頭手。73角が迎撃の継続手となり双頭手完遂。
対して藤井の45歩も4thアタックX2でクドイ。46金は非常手段。藤井得意の夢幻金。クライゼル効果だけに後手は注意。

三浦に森下まで呆れた66角を打たれて夕食休憩の模様。
こうやって粘ればまだなんとかなるかもしれない。61龍と三浦が切れたら後手の逆転。37歩成を楽しみに三浦恒例のポカを待つしかない。

▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽８五歩
▲７八金 ▽３二金 ▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲３四飛 ▽３三角 ▲３六飛 ▽２二銀
▲８七歩 ▽８五飛 ▲２六飛 ▽４一玉 ▲４八銀 ▽６二銀
▲３六歩 ▽５一金 ▲３七桂 ▽７四歩 ▲３三角成 ▽同　桂
▲３五歩 ▽３六歩 ▲同　飛 ▽５四角 ▲２六飛 ▽３六歩
▲２五桂 ▽同　桂 ▲同　飛 ▽７六角 ▲８八銀 ▽７三桂
▲７七桂 ▽７五飛 ▲６六角 ▽２三歩 ▲７五角 ▽同　歩
▲７四歩 ▽６五桂 ▲７三歩成 ▽同　銀 ▲７一飛 ▽６二銀
▲９一飛成 ▽６四角 ▲９二龍 ▽１九角成 ▲３四香 ▽４二金寄
▲７四桂 ▽７三銀 ▲６五桂 ▽同　角 ▲３三桂 ▽３一玉
▲８一龍 ▽６一桂 ▲投了
68手で後手の勝ち

87銀はいくなんでも銀がソッポで香損が目立つだけのタコ将棋。当家なら74歩。せっかく熱気を帯びていたのに。

37手目74歩1
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽６二銀 ▲７八飛 ▽６四歩
▲６六歩 ▽４二玉 ▲５八金左 ▽３二玉 ▲４八玉 ▽８四歩
▲６八銀 ▽８五歩 ▲７六飛 ▽６五歩 ▲７七銀 ▽６六歩
▲同　銀 ▽８六歩 ▲同　歩 ▽６三銀 ▲７七桂 ▽６四銀
▲６五歩 ▽８七歩 ▲７九角 ▽５五銀 ▲同　銀 ▽同　角
▲５六歩 ▽３三角 ▲７八銀 ▽８八銀 ▲４六角 ▽９九銀不成
▲７四歩 ▽８八歩成 ▲７三歩成 ▽７八と ▲８二と ▽７七と
▲７四飛 ▽６三銀 ▲３四飛 ▽４二桂 ▲３六飛 ▽投了
47手で先手の勝ち

大介が87銀など指すということは作戦でもなんでもなかった。ただの成り行きではグチャグチャになるだけ。谷川に失礼と思っていない所がイモ棋士。陥落して戴いた方がよい。

先手：久保
後手：丸山
▲５六歩 ▽３四歩 ▲５八飛 ▽４二玉 ▲５五歩 ▽６二銀
▲４八玉 ▽３二玉 ▲７六歩 ▽６四歩 ▲６八金 ▽６三銀
▲５七金 ▽４二銀 ▲５六金 ▽８四歩 ▲６六歩 ▽７四歩
▲７八銀 ▽８五歩 ▲７七角 ▽７二飛 ▲６七銀 ▽７五歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲７六歩 ▽７二飛 ▲３八玉 ▽５二金右
▲２八玉 ▽１四歩 ▲１六歩 ▽３三銀 ▲３八銀 ▽４二金直
▲４六歩 ▽７四銀 ▲５九角 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽７五歩
▲７八飛 ▽７六歩 ▲同　銀 ▽４四銀 ▲６七銀 ▽６三金
▲５八飛 ▽５四歩 ▲同　歩 ▽同　金 ▲７八飛 ▽７五歩
▲５七金 ▽６五歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽７四銀
▲９七香 ▽５三銀 ▲３六歩 ▽６五歩 ▲同　歩 ▽８六歩
▲同　歩 ▽７三桂 ▲７七角 ▽４四銀
70手まで先手勝ち

18=74歩。森下も52飛でやったらどうかと言っていたが世の中換るモンと感無量。当家が52飛はどうかと書いた日に連盟棋士は笑っていた。それを中原が本当に指すまで半信半疑だったかもしれない。今度は舌の根も乾かぬうちに森下が52飛を勧めるとは。
この74歩3rd作成が丸山の作戦。やはり名人2期の貫禄で自前の作戦提示。
20=85歩。疑問と言うより贅沢。当家ならすぐに72飛。
24=75歩。悪手。後手から4thアタックで勝てる程丸山は強くない。
27=76歩。久保大事な一戦でやや自重。以下囲いで先手が優位性を築くための投資。
36=42金。仕方ない。
37=46歩。囲いは万全。動けと催促。
38=74銀。さすがに2度目の4thアタックはできない。分相応。
39=59角。後手の飛車を重くしたので先手はカルーク。
40=94歩。5thアタックを目指す。4-5の関係。
41=96歩。角筋に利く分先手有利な交換。97香も獲得する双頭手。
42=75歩。5thアタック。
43=78飛。中空理論通り。
46=44銀。第二次5thアタック示唆。4-5-5はダメ。84歩型なら桂跳ねがあった。
47=67銀。85銀は75歩の中空三角理論で後手優勢。
48=63金。4-5-5はダメと悟ったのはいいが重すぎ。
49=58飛。柱相転移。気分良い重心移動。
50=54歩。セオリー通り4-5-6の6thアタックで。丸山は芸が細かいのか破れかぶれなのか不明。
53=78飛。柱相転移2。柱の泡踊りとは久保も凄い。
54=75歩。丸山も幻惑されて。
55=57金。久保は2歩を手持ちに必勝体勢。
56=65歩。今度は4thアタックから再現。丸山の第二展開部開始。
双方2歩持ちあって後手としては満足。
61=97香。98香では98飛の楽しみがないとやけに気前よく。
62=53銀。角筋開通。久保にサバかせないという必死の防戦。
63=36歩。これが仮想8thと換算。
64=65歩。仮想5thアタック。4-5-6&4-5の展開。ここまでは理に適っている。
66=86歩。ここで破格。駒アタリ偶数番2の悪手。角換り腰掛け銀と見まがう歩の連続突き捨てで勝負を賭けた。久保のお株を奪う指し口。結局85歩の疑問手をここで清算するしかなかったと読む。
68=73桂。爆笑。やはりマシュダ一家分析は正解。85歩の1手がなければこの手はもっと早く成立。
69=77角。中空三角理論へ。
70=44銀。すぐに65桂は22角成が先。桂馬はすぐに渡すと後手も危険。
丸山の第二展開はかなり面白いがやはり85歩が構造の欠陥。84歩までは許容範囲。中原も84歩で52飛を決行した経緯がある。

先手：深浦
後手：羽生
▲２六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽８五歩 ▲７八金 ▽３二金
▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽２三歩 ▲２八飛 ▽３四歩
▲３八銀 ▽８六歩 ▲同　歩 ▽同　飛 ▲８七歩 ▽８四飛
▲２七銀 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽４一玉 ▲３六銀 ▽３三角
▲７六歩 ▽２二銀 ▲６九玉 ▽６二銀 ▲５八金 ▽５二金
▲６六角 ▽同　角 ▲同　歩 ▽３三桂 ▲８八銀 ▽６四歩
▲６七金右 ▽７四歩 ▲７九玉 ▽７三桂 ▲１六歩 ▽１四歩
▲４六歩 ▽６三銀 ▲７七桂 ▽４四歩 ▲４七銀 ▽８一飛
▲３六歩 ▽２四歩 ▲５六銀 ▽３一玉 ▲８六歩 ▽２三銀
▲８七銀
55手まで
序盤の再現で森下も間違えたほど最先端の感覚が必要な戦形。
66角同角同歩で先手が1歩得したと森下が言うのは間違い。十字架銀の2手損分がある。48手目81飛で手損なし。

先手：大介
後手：谷川
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽６二銀 ▲７八飛 ▽６四歩
▲６六歩 ▽４二玉 ▲５八金左 ▽３二玉 ▲４八玉 ▽８四歩
▲６八銀 ▽８五歩 ▲７六飛 ▽６五歩 ▲７七銀 ▽６六歩
▲同　銀 ▽８六歩 ▲同　歩 ▽６三銀 ▲７七桂 ▽６四銀
▲６五歩 ▽８七歩 ▲７九角 ▽５五銀 ▲同　銀 ▽同　角
▲５六歩 ▽３三角 ▲７八銀 ▽８八銀 ▲４六角 ▽９九銀不成
▲中断
13手68銀には3分。角が浮いたので谷川は3rdアタック。
23=77桂。森下なら77角。
33=78銀。作戦中枢。銀を打たせて遊んだ香と交換させる。

先手：藤井
後手：康光

▲７六歩 ▽８四歩 ▲６六歩 ▽６二銀 ▲７八銀 ▽５四歩
▲７七角 ▽４二玉 ▲６八飛 ▽３二玉 ▲３八銀 ▽３四歩
▲４六歩 ▽５二金右 ▲３六歩 ▽５三銀 ▲５八金左 ▽７四歩
▲４八玉 ▽３三角 ▲３七桂 ▽４四歩 ▲６五歩 ▽７三桂
▲３九玉 ▽２二玉 ▲４七金 ▽４三金 ▲６九銀 ▽３二金
▲１六歩
31手まで

森下は康光の角道を開けない手に対して藤井が居飛車にできないことを笑っている。そのクセ46歩以下の構造が不明と言う。73桂に関しては当家が疑問視したのに対して「不思議」と一言。

今日の解説は森下。Ａ級復帰おめでとう。
森下は一言「感無量」
それは当家のセリフ。

先手：三浦
後手：タカミチ
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽８五歩
▲７八金 ▽３二金 ▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲３四飛 ▽３三角 ▲３六飛 ▽２二銀
▲８七歩 ▽８五飛 ▲２六飛 ▽４一玉 ▲４八銀 ▽６二銀
▲３六歩 ▽５一金 ▲３七桂 ▽７四歩 ▲３三角成 ▽同　桂
▲３五歩 ▽３六歩 ▲同　飛 ▽５四角 ▲２六飛 ▽３六歩
▲２五桂 ▽同　桂 ▲同　飛 ▽７六角 ▲８八銀 ▽７三桂
▲７七桂 ▽投了
43手で先手の勝ち

8:55=高橋　早すぎる。
9:12=大介　気持ちだけは陥落したくない。
9:24=久保　カッコイイ。
9:35=谷川　背中が重い。
9:35=深浦　ナニもない。　
9:50=康光　傘をさしている。
9:53=羽生　歩いている。
9:55=三浦　信じられない。外から来ている。
9:56=丸山　雪の中コートも着ていない。来年はママチャリを期待。
9:59=藤井　遅刻ギリギリでエレベーター内でソワソワ。

1筋を突かない藤井。
13=46歩。その結果これが歩間6で主導権誇示。
14=52金。康光自重。 その代り84歩保留で調整。
15=36歩。藤井シスの穴熊警戒だが5+1が今回の工夫。
18=74歩。康光から4+2へ。通常形の対藤井シスの擬態穴熊はこの手が5+2。1筋を突かない皺寄せ。
19=48玉。74歩にはコレが定食。アタマ使わない。
20=4+2維持でアナシス示唆。
21=37桂。穴熊阻止。
22=44歩。3+3で45桂阻止。4+2は後手の主張だったが3+3への進展は先手に強いられた。
23=65歩。角道が止まったので2+4作成。つまり先手が歩間理論を操作したことになる。
24=73桂。疑問。84歩の調整キーを贅沢に使いすぎ。
25=39玉。2+4維持で囲う。
26=22玉。康光もワケわかんなくなった模様。

A級順位戦最終日
メインの久保は丸山相手に中飛車棒金。丸山はマシュダ一家&中原52飛が指せずに16手目84歩。久保。こんな情けないタコに容赦いらない。エアコンで温度をバンバンあげて丸山がいない間にソバ茶を飲め。丸山は寒い日は実力以上に強い。

藤井康光は藤井の相変らず退屈な藤井シスの将棋。こんなのが挑戦者候補だから羽生までイヤケがさす。康光。終盤で貫禄の差を見せつけろ。
三浦タカミチは横歩取り85飛などやっている。せめてタカミチは陥落ついでに三浦相手に相横歩取りを見せるべきであった。何も期待しない。

さてトリの深浦羽生だが相掛り十字架銀に喜んだかと思えばなんと深浦は31手め66角。一体いつの将棋であろう？
谷川手順で温故知新を装うとは情けない。これでは羽生が負けようがない。深浦。つくづくダメな男。
こんな内容では国会中継でも仕方ない。

そこでオオトリは谷川となる。苦手な大介相手に最も過激な変化に凸入。さすが谷川は腐ってもタイ。腰抜け連中に久保と共に凄みを効かしまくっている。しかし玉砕にしか見えない。
大介谷川は3手目大介の75歩。谷川は石田流を許したとみせかけて16手目65歩の3rdアタック。これは神の手。大介は面食らって連動手を取る77銀。昼食後は66歩同銀65歩77銀以下は下記変化だけを避けないと谷川即負け。
棋戦：Ａ級順位戦最終日の屋上遊園
先手：大介モンチッチ
後手：谷川の怒り
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽６二銀 ▲７八飛 ▽６四歩
▲６六歩 ▽４二玉 ▲５八金左 ▽３二玉 ▲４八玉 ▽８四歩
▲６八銀 ▽８五歩 ▲７六飛 ▽６五歩 ▲７七銀 ▽６六歩
▲同　銀 ▽６五歩 ▲７七銀 ▽６三銀 ▲６四歩 ▽同　銀
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽７三銀 ▲３四飛 ▽投了
29手で先手の勝ち