都民合コンの略なら行ってみたい。単にツゴーと言われると何かしら冷たい霊気を感じる者は部長職にも飽きた頃であろう。
ツゴーになぜ都と言う言葉を使ったのか。
「村合」ではいかがわしい合コンと思われてしまう。
都会の合間に出現する仮想空間では花見の季節を利用して酒をふるまっていた。一升ビンを突き出して「ツゴー」と言ったあのヒトはメガネをかけている。
継いだ者が誰であってもよかった。
水知らずのヒトが茶碗に注いだモノを飲んでしまう季節が日本にもある。

辞表には必ず「一身上の都合により」と書く。間違っても「庶務課の丸山に負けたために」とは書かない。人生を辞めるときには辞世の句を残す。死ぬときは「身上の都合によりて散る桜」などと言わない。日本の戦争マニアなら天皇陛下万歳と叫んで公的死を目指す。谷川世代ならピンクレディー万歳かもしれない。

二連ちゃんで谷川の負け方がヒドイとメシがマズくて喉を通らない。スカタローにまでスランプ扱いされては加古が書いた谷川名人戦観戦記以上に救いようもない。集中力が切れるのは脳の貯蔵庫の問題であろうか？
そこでコレを読む。
＞2004年変態の年　変態御三家と歴代名人
こう書いてある。
「すでに変態御三家と中原を筆頭とする変態ＯＢの狭間で谷川だけは変身するステージが与えられなかったのは不遇であろうか？」
谷川はメタモルフォーゼの方法がわからない。間が抜けた「最初はグー」では郷田止まりになってしまう。こう言う時は新居の居間にミラーボールを備えつけて連日カミさんにストリップショーをやってもらうのが一番効く。
もうひとつある。
＞神経の話
「ボクは子供の頃からコレやってるからね」などと自慢する人間は40歳以後は装置としてすでに欠陥品。と書いてある。40歳以上の神経はスランプなどと言う言葉では括れない。
この話を書いた後で学会で常識を覆す大変な研究発表があった。脳神経は工夫次第で再生する。ジジイになってからでも新たな脳神経回路が出来てしまう。そのメカニズムは谷川不調説よりアット驚く。脳障害があった場合のような過激な変化に神経は機敏に対応する可能性があることは分かっていた。逆に言えば過激なコトをしないと脳神経など再生しない。やがて将棋の技術が歳と共に衰退するという常識も覆るであろう。やはりミラーボール。そう言う名前のクスリがそのうち出る。

連盟棋士や記者がこぞってナニを言っているのであろう。2ちゃんねるに勝敗結果が投稿されたなどと憤慨している。身内から裏切者が出たと大声だしている。駅の酔っぱらいでもまだ立場を弁えている。そんなことは大声出す前に犯人を検挙してから速やかに対処すべきである。
一昨年羽生800勝達成時に貴様等が「早指し選手権戦優勝はハブ」と新聞テレビで事前報道したことの方がはるかに罪が重い。あの報道のおかげで1年間かかって築いたテンションは糞マミレにされてしまった。
＞羽生の800勝達成報道1-10
こう言う忌まわしい過去を忘れて「おかげでNHK杯の棋譜が放映前に見られなくなった」と嘆いているのが連盟棋士と記者たちの自己都合。最初から視聴者のことなどコレっぽちも考えてない。要するに自分が困る時にしか声をあげない。渡辺明ならおむつにウンコした赤ちゃんが泣いていると言う。

海女を風呂に入れろと聞こえる。
西系連盟棋士は相手が海女だと面白おかしく将棋を指す時がある。そのアワビくれなどと言ったりする。風呂と海を勘違いするとクラゲに刺されて失神しても誰も助けてくれない。
日本将棋連盟職員募集要項には年齢制限がある。18歳から25歳までしか職員にしない。給料半分でいいから雇ってくれと26歳以上が押しかけても職員はトイレに直行する。将棋を生涯愛する行為と連盟棋士にしてくれと言う話は違う。風呂場にクラゲは泳いでいない。完全実力世界というのは閉じた輪の中の話。人生はどうせ海の藻屑と思って精進した方が夢がある。いずれ海賊船が藻屑から玉を発見する。

2005.02.20NHK杯準々決勝 森内VS谷川 相振り 88飛VS42飛
日時：2005.02.20
棋戦：NHK杯準々決勝
戦形：相振り 88飛VS42飛
先手：森内俊之
後手：谷川浩司
分析：2005.02.20マシュダ一家

▲７六歩 ▽３四歩 ▲６六歩
*昨年同様森内先手。
*先手で66歩とは森内最強モードの手ではない。そこに谷川甘えた。
▽４二飛
*森内が10秒で指した66歩に谷川1分43秒も使って42飛では即負けと当家には判る。1年前と同じ手順にはならない。
*森内は振る意欲満々なので相振りでは四間側が不利。
▲７七角 ▽５二金左
*最善手ではない
▲８八飛
*向い飛車で先手すでに優勢
▽７二銀
*先手の作戦に終始追随
▲６八銀
*この交換も先手有利
▽６二玉
*下手の指し方
▲６七銀
*戦闘意欲旺盛だが66歩への補強なのでやや硬い。
▽４四歩
*谷川得意のパッセージ。藤井相手なら踏み倒せるが久保以上にはすでに通用しない。
▲８六歩
*谷川歩間4にはすぐに動く。
*升田歩間5の手法。しかし当家なら75歩。それなら67銀の意味が逆行相で評価可能
▽７四歩
*谷川上手い。即時歩間4へ戻し巻き返しを計る。森内甘かった。
▲５八金左
*妥協。86歩が緩手と認めた証し。
▽４五歩
*悪手。谷川の悪いクセ。褒めるとすぐに自己主張をしたがる。
▲４八玉
*巧妙。飛車先歩交換原理駆使。
▽７三銀
*緩手。方針破綻。85歩を突かせるべき。
▲３八銀
*来いと誘うだけ。
▽７二金
*行くと脅して自陣に2手使ったが、行く手自体が先手の掌中なので歩間理論有効。従って谷川の悪手連鎖と見るべき。
▲３九玉
*来いと誘うだけ。強引な引力発生。
▽４六歩
*谷川レベルでは指す手がないので仕方なく2ndアタック。
*当家なら別の手を指す。
▲同　歩 ▽同　飛 ▲８五歩
*いずれ47歩は打って歩切れなので86角からの1歩入手を仕掛ける
▽４二飛
*大悪手。このクラスでは敗着かもしれない。
*ひとめ元の位置に下がるのでは不満。先手が飛車先歩交換原理の利点を享受しただけ。
▲４七歩
*46歩と押さえられると重苦しいので。それでも構わないがテレビ棋戦らしくない。森内唯一の不満らしいがフツーの手。フツーを嫌うのが森内と言うこと。
▽３二銀
*今頃やっているのではおととい来い
▲８六角
*森内の常道。32銀としたので65歩の乱戦があるようでも47歩の方針と不一致。初志貫徹。
▽４三銀
*緩手連鎖。飛車筋が止まったので先手の弱点66歩を狙う十字飛車がない。
▲７五歩
*43銀緩手により完全2ndアタックで2-2の展開。47歩の先攻投資した先手としては満足な分かれ
▽同　歩 ▲同　角 ▽５四銀
*後手唯一の花。飛車先開放+進軍の双頭手だが早く咲いた花は早く枯れる。
▲８六角
*森内にしては珍しい緩手。テレビ将棋特有の妥協。どうせ42飛相手なら楽勝なので谷川の花を見せてくれとリクエスト
▽７四歩
*谷川もこんなモンであった。森内が47歩とした理由と同じ。75歩の圧迫を避けただけ。
*丁寧に指していると言えば聞こえはいいがやる気ないだけ。
▲７七桂
*先手が一番やりたい手。谷川の花が道端の雑草ならこれは手塩にかけた菊の大輪
▽３五歩
*第2手目からの連動手。雑草らしい奥ゆかしい手。66地点急襲の55銀狂い咲きなら春一番の嵐で即終盤。突風に弱いのは菊の方。谷川自重。
▲８九飛
*35歩を緩手と断定している手。
*当家はそこまで言わない。
▽５五角
*呆れる。54銀を差し置いていきなり舞台に踊り出る単なる目立ちたがり屋。
*解説郷田は谷川らしいと褒め殺すが「弱いクセにカッコだけは一人前」と顔に書いてある
▲５六銀
*大爆笑。最近康光ばかりか森内まで歩損作戦が大好きなので。
▽６六角
*誰でも取る。取らないのは淡路だけ。
▲６五銀
*谷川が歩を取ったので森内やり放題。
*同銀は同桂で銀アタリの連続駒アタリ奇数番1と言うだけ。89飛が99香死守+飛車アタリ阻止の双頭手を装った緩手なのでハッタリ有効
▽５五銀
*大爆笑。今日は昨日同様の掛け合い漫才。
*手抜きしたいが54銀同歩では42角成で負け。谷川42飛と下がった手が大悪手と言う結末へ。55角としたい地点に銀が来るのではタコ
▲２八玉
*温泉に浸かる。これで56歩が突ける。攻めを見せて入城とは気持ちよい。
*
▽３六歩
*1歩得したのですぐに返すのが谷川律儀将棋。
▲同　歩
*意外な無料マッサージデーに感謝。
*歩損解消。
▽６四銀引
*回りくどくなったのは昨日同様。こんな銀の繰り換えは最初から55銀でやるべき。昨日はわざわざ64銀と打ってやり直しているから客が逃げた。
▲７六銀
*そろそろ飽きてくる頃。同銀同歩は65桂と跳べない。56歩では75銀から角が殺されもっと困る。この角殺しの銀繰り換え手順はもっと前からあった。
▽７五歩
*不良の手。先手が桂を跳ねているのだから自前の桂を使うのが将棋美学。
▲６五銀
*今度は75銀がないので森内喜んで
▽３五歩
*2歩有るときは継ぎ歩と言うがそれは飛車先の場合。ここでも桂を使うべき。谷川美学は破壊されている。
▲７四歩
*厳しい。郷田も悩んでいる。ここで銀を下がるようでは谷川ではないと。
▽８二銀
*谷川は下がった。当家の採譜の間違いではない。全国民が見ている。郷田も呆れている。
▲５六歩
*これで最後の勝負手55角も露と消えた。
▽９四歩
*95角阻止。谷川の陣形はブンチン囲いと連盟棋士は呼ぶ。蔑称となった。書道の時ブンチンと言えなくなったのは連盟棋士のおかげ。当家では最近アレ持ってこいと言う。
▲６四銀
*以下見たマンマ谷川やる気ナシ。陣形の差がひどすぎて勝負にならない。
*分析：2005.02.20マシュダ一家
▽同　歩 ▲６九飛 ▽２二角 ▲６四飛 ▽６三金右 ▲３四飛
▽３三銀 ▲３五飛 ▽７四金 ▲３七桂 ▽３四歩 ▲４五飛
▽４四銀 ▲２五飛 ▽８四歩 ▲２三飛成 ▽８五歩 ▲３二銀
▽３三角 ▲２一龍 ▽８六歩 ▲８一龍 ▽３二飛 ▲８二龍
▽５一玉 ▲４三銀 ▽投了

83手で先手の勝ち