悪手の話1-4 光速ノート46を巡り
MashudaBBS2004.03.12
悪手の話1 死ねば誰でもホトケ
悪手の話2 鉄槌の55歩

悪手の話3 グランサタン

悪手の話4 悪女
悪手の話X 餞別の言葉


悪手の話 番外 餞別の言葉  No: 4565 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/03/12 Fri 11:38:40

三途の川の前で「水割りオジサン」が水割りを注文している。
値段は幾らでも構わないと豪語している。
冥界の番人は「酔っぱらいは奈落行き」と看板を示す。
番人をサンドイッチマンと勘違いした亡者はチンポを張って「クラブ奈落に谷川はいるか?」と聞いている。
すると看板に光速ノート46が突如写し出される。
S53年2月タコトラ四段VS谷川浩司四段=加古が盤側に居る。負けて昇級を逃す谷川。
H7年1月阪神大震災直後のA級対米長戦=加古が毎日新聞社内に駐車場を手配したおかげで半月分の駐車場代が浮く。
これを翻訳すると
1=酒臭い人間が盤側に居ては未成年棋士は勝てない。
2=オジサンは雑用を頼むとコマワリが利くので便利。
谷川が加古に贈った冥界への餞別の言葉はコレだけであった。
当家はもっとハッキリ言う。加古はすでに居ないので谷川は今後名人になることはない。


悪手の話4 悪女  No: 4564 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/03/12 Fri 04:19:41

日本語とは男優先で発達した。棋士は男を指す。女の棋士はだから女流棋士と呼ばれる。映画や舞台は違う。女優と男優という用語がある。
悪女は好かれる。逆に悪男と言う言葉は日本語にない。
悪女は用語が定着するほどになぜ好かれるのか?
それは谷川に聞いても答えないであろう。
悪手がなぜ好かれるのか?
森内の好感度がUPしている理由は悪手を指すからである。


悪手の話3 グランサタン  No: 4563 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/03/12 Fri 04:17:47

悪手には大悪手というものがある。当家ではグランサタンと呼ぶ。羽生が得意とする。本人は最善手のつもりで指している。だから当家は別な呼称が必要であった。羽生の悪手は意味が違うからである。
マシュダ一家理論では悪手は好手への逆行相をもつと分析する。
わかりやすくいえば言えば大悪人が改心すると聖人になるということ。ヒフミンにとっては聖パウロや聖アウグスティヌスが典型であろう。キリスト教を迫害した者が最強のキリスト教擁護者となった好例。


悪手の話2 鉄槌の55歩  No: 4562 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/03/12 Fri 04:16:52

悪手で勝てば起死回生の絶妙手だったということがある。
悪手は負けとイコールではない。下戸にアルコール。要するに無縁であった場合もある。
最近悪手が多い。特に森下55歩森内55歩は強烈。この二人は悪手を指さない棋士の代表格であった。だから圧倒的に強くても人気がない。ところがこれらの悪手は当家にとっては革命的。いずれも後手がいきなり最終盤へ持ち込む鉄槌の55歩であった。


悪手の話1 死ねば誰でもホトケ  No: 4561 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/03/12 Fri 04:15:13

光速ノート46をどう読むべきか?
谷川はこう記す。
故加古明光が書いた谷川の観戦記。
10回の名人戦=60局全て。
7回の王将戦=35局殆ど。
17回のA級順位戦=150局の約半分。
谷川公式戦約千六百局の内約一割=加古が盤側に居た。

ところが谷川は加古を観戦記者と呼ばずに「担当者」と書く。これで十分であろう。アルコール中毒で肝硬変が死因となった加古に「この半年は顔を合わせるのがつらかった」と谷川は言うが、上記の対局すべて「つらかった」はずである。それでも加古は谷川に必要であった。
必要悪が1割あったと谷川は言いたいのであろう。これは谷川の悪手指向とも合致する。悪手なしでは谷川将棋ではないかもしれない。
因みに先月死んだ加古への追悼文を米長はプライベートな日記に書かない。無言でその死を喜んでいる。
当家は2年前から死ねと公言している。それが勇気というものである。死んだ後で皮肉を連ねるのは卑怯者。死ねば誰でもホトケ。