羽生の800勝達成報道 2月14日B1順位戦 先崎VS中村

MashudaBBS2003.02.23-24


2003年2月14日B級順位戦 先崎VS中村 10 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月24日(月)03時39分55秒

46手め52玉。素晴らしい。今度は飛車の上にどっしり玉が乗る。先崎の玉はすでに地獄の底で呪縛状態である。中村は臨機応変に左から右へ玉を移動する天衣無縫である。すべて序盤で32金とした構想の柔軟性の勝利である。あとは存分中村ワールドの余韻を楽しむだけとなる。いかに序盤におけるあのささいなやりとりがここまで尾を引いているか一目瞭然であろう。我々が36歩を人買いに売られた娘と表現したのは決して誇張ではなく、棋譜がそれを示しているのである。これは発想の勝利である。桂離宮でこれを今年は流行らせていただきたい。中村修会心の一局であった。先崎はA級にはいらない。その根性は直しようがない。あとは井上の健闘を祈る。


2003年2月14日B級順位戦 先崎VS中村 9 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月24日(月)03時28分01秒

26手め63銀。あとは中村ワールドである。先崎はひたすら穴熊を目指し、中村は飛車を9筋に大転回する。康光の昨年の王将戦第1局より過激な展開である。ここまでやって中村はまだ居玉である。康光は最初から玉を右に囲っていたのである。端攻めを見せられ先崎は深夜に脅えていた。中村はようやく41玉と左に玉を移動する。これを見ても先崎には自覚がない。実は臆病者であるという証しとなる。その弱さを隠すために目を手術したりしてイメージチャンジをはかる。しかし眼鏡をはずしてもオカマにはなれなかった。むしろオカマなら絶大な人気を誇れたのに、ゆがんだ性格は転換できなかったのである。だから39手めに68銀と攻めの銀を実家に引き寄せてしまった。中村はこれを見て飛車を5筋に戻し飛車角玉がスクラムを組む。スクラムというより中村スラムである。しかもこれだけのことをされて先崎はノーテンキに金銀4枚のビッグフォーベーアを完成させてしまった。先崎の攻めはあちこちタカルようにうろつく角と終始暇な飛車のみである。


2003年2月14日B級順位戦 先崎VS中村 8 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月24日(月)03時09分21秒

先崎がそうやって戸口を閉ざすならば中村はその戸口に外から腰抜けという貼紙を張り付ける。それが24手めの64歩である。ここまでされたら先崎は家の中でマシュダ一家を密かに見る以外にない。不具者の金をじっと戸口に立たせる。それが67金である。


2003年2月14日B級順位戦 先崎VS中村 7 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月24日(月)03時05分38秒

中村は74歩のグランサタンを咎められなかった先崎の腰抜け路線に侮蔑の眼差しを送り、威風堂々と72銀である。これで先崎には74歩のグランサタンを咎めることはもうできない。あの36歩は人買いの手に渡ってしまった哀れな娘である。しかも先崎はここで角道を閉ざす66歩である。周囲に娘を売り飛ばした悪い噂がたってしまったので家の戸口を閉ざしてしまうのである。


2003年2月14日B級順位戦 先崎VS中村 6 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月24日(月)03時01分04秒

先崎のこの薄汚い36歩を見て中村は20手めに32金とした。この一手によって先崎の36歩は空を切ったのである。しかも歩は戻れない。自分のかわいい幼い娘を人買いに売ったようなものである。そこで行かず後家となった不具者の長女49金に手をかけじっと実家に抱き込み58金としたのである。


2003年2月14日B級順位戦 先崎VS中村 5 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月24日(月)02時56分08秒

そして中村は18手めに74歩といきなりグランサタンをかましたわけである。羽生でも深夜にはここまでやらない。大介なら死んでもこんな手は指せない。大介ならどうぞ穴熊に囲ってネと自分もカニ這い美濃囲いを目指すであろう。
先崎はこの74歩で侮辱されていることは十分に自覚したはずである。俺様をナメる気かとそこで36歩と突く。これはバカ丸出しである。角筋を確保し桂馬も跳ねられるこの最も貴い空間をこのような醜い覇権争いで汚しただけである。これは読み筋ではなく彼の汚い性格からくるものである。この36歩は羽生が何度も示してきたように主張が一貫した最も美しい指し手であるべきなのである。


2003年2月14日B級順位戦 先崎VS中村 4 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月24日(月)02時47分45秒

中村の14手めは先崎の最強手57銀を嘲笑している。どうせ先崎に急戦などする根性はないであろうと言っている。このような時は先崎はまず飛車先を突いてみる。取り敢えず先手番の主張を誇示するわけである。中村は当然33角と受ける。これを受けない者は32金とする以外にないが、プロ棋士はいきなりそのようなことはしない。ところが中村がここで33角としたことを先崎は中村が謝ったと傲慢にも思うのである。だから意気揚々と次に77角とするのである。端歩はこっちも許してやるから、穴熊でやるからネということである。


2003年2月14日B級順位戦 先崎VS中村 3  投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月24日(月)02時39分46秒

先崎は筋がよい。初手は26歩であったが中村が振り飛車できたため筋よく付き合う。筋はよいが研究はしない。せいぜい控え室の知識程度でなんとかごまかすのである。13手めも57銀でありマシュダ一家に忠実であるように見えても、すでに中村は左銀を繰り出しているのである。13手めに96歩としなかった為に先崎は穴熊にしてみろと中村に恫喝されたわけである。従ってこの57銀はすでに急戦指向の最強手であることを中村に嘲笑されているのである。


2003年2月14日B級順位戦 先崎VS中村 2 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月24日(月)02時33分21秒

しまった。またもスカラ方式に突入であろうか。2と書いてしまった。これでは何番になったら終わるかわからない。
後手の中村は四間飛車である。左銀を早めに43地点にもってくる。先崎は9筋の打診を無視して最初から穴熊で楽勝気分である。中村の銀の進出が速いので藤井システムの穴熊攻略は通用しないと考えたはずである。ところがいきなり18手めに中村は74歩である。これは先崎の穴熊指向の77角に対応したものである。ここで先崎も少しは考えるのである。


2003年2月14日B級順位戦 先崎VS中村 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月24日(月)02時24分47秒

羽生の800勝達成報道ではなにも対戦相手まで出す必要はなかった。それさえも裏切られた。
くそったれである。藤井。無念である。当日は見たくない。
何の話から今日は始まったかというとB級順位戦のあの神懸かりの日である。しかもオオトリに残しておいた中村ワールドがこんな番外にくるとは我々も思ってもみなかった。これも中村魔術なのであろうか。
2003年2月14日B級順位戦 先崎VS中村戦は、最初は中村が先手番であったが千日手となった。そして先後がかわり、今度は先崎先手ですぐに指し直し局が行なわれた。


羽生の800勝達成報道10 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月24日(月)02時07分08秒

さてマシュダ一家特有のスカラ方式ナンバー付連続投稿は10まで来てしまった。
では恐ろしい将棋の近未来を語ろう。羽生の千勝達成はスカラ方式のスパコンとの勝負となる。
これを阻止できるであろうか?我々は本日屈辱的な諸君等の裏切り行為で一年間の楽しみを根こそぎもぎ取られた。青野が「棋士は自分のことしか考えていない」とテレビで公言した昨年の通りである。このような者達に同情する者などいないであろう。我々は棋士の価値を高める作業を繰り返してきた。諸君等は逆に棋士の価値を低める作業に荷担してきた。すべて書き言葉として記されている。まだ時間は少しある。諸君等の自画自賛と自惚れという土壌にまだ自浄能力を期待しよう。諸君等は対抗しようとして自らの首を絞めただけである。


羽生の800勝達成報道9 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月24日(月)01時56分43秒

地球シミュレートを計算する壮大なスーパーコンピューター群が昨年2月から稼働している。日本が400億円を投資しNECが製造したものである。世界中が仰天した速度と精度である。かつて国内のスパコンは富士通が一位を誇っていた。あれはベクトル型である。まあ俗にエレベーター式と言うが直線回路である。市販のパソコンはすべてベクトル型である。根本方式には無論限界がある。NECは大規模並列スカラ方式のアーキテクチャを採用した。エスカレーター式である。我々は俗に芋ヅル式と呼ぶ。マシュダ一家の中枢はこのスカラ方式を採用している。所謂ナンバー式連続投稿である。富士通は遅れをとった。NECが5千台のスカラ方式スパコンをすべて繋げて稼働させた昨年の今ごろ出荷予定の発表をした。世界は甘くない。今後スパコン市場は殺しあいとなる。


翻って将棋界の 投稿者:凡夫  投稿日: 2月24日(月)01時49分23秒

 運営はどうだろう。取り敢えず気になることが一つある。
 こんなことは言い古されていようが、B2〜C2の降級制度は14期(1959年度)までで、その後降級点制度に変わった。14期と今年度61期の人数の比較。
(参考:http://www.ne.jp/asahi/yaston/shogi/index.html

         14期                61期

A 級      10名                10名
B1級      13                 12
B2級      13                 22
C1級      11                 30
C2級      14                 45
----------------------------------------------------------------
 計       61名               119名

 14期までと同じ制度であれば、60数名で順位戦を戦っている訳だ。その数字が妥当かどうかは分らないが、ともかく倍増している。降級を廃止したクラスが膨れ上がったことは一目瞭然である。C2には強い若手が溜まっており、今や第2の三段リーグと言えよう。あのJリーグでも入れ替え戦があり、下位2チームは落ちるのである。頭数が増えれば分け前は減る勘定だ。首が繋がってさえいれば減ってもよいなどという甘い話がプロ競技の中にあるだろうか。
 この件は問題点を指摘したらきりがないし、擁護する考え方もあろうからポイントを一つに絞る。人数が増えたことによってプロ将棋は面白くなったか?面白くなったとすればどういう点でか?何を面白いと感ずるかには主観が入る。では、言い直そう。人数が増えると将棋界にとってどういうメリットがあるのか?もしこれを読まれている棋士の方がいらしたら是非教えて頂きたい。因みに小生は全く思い浮かばない。それどころかデメリットばかりが見える。余り見応えのない将棋が増える、なんてのはまだいい方で、力がない者が生き永らえていて、皆でそれらの者をかばい合っているという構造が我慢ならない。切った張ったの血の出る勝負じゃないのか。負けた者は潔く退場する世界ではないのか。違います。勝ち負けはともかく将棋を指してファンに棋譜を提供し、強いもの順にお給料を頂く仕事です、ということなら小役人と変わらん。そんな腑抜けたものをよくも国技に、等と言うものである。開いた口がふさがらない。世の中まともに仕事をしてても首を切られる者が山ほどいる。ファンが見捨てないのをいいことに甘えるのもいい加減にした方がよい。以前にも書いたが、60人なら今の羽生なら5億、名人が2億、四段で1千万いかないだろうか。この国が誇ってよい数少ないこの稀有な才能集団にこれだけの報酬は当然ではないだろうか。魅力ある報酬があれば更に豊かな才能の参入を期待できるのではないか。そうして将棋界が発展していくことはファン誰しもが願っていると思う。
 誤解なきように付け加える。小生は全てのプロ棋士を尊敬しており、一部の心無い者が力の衰えた棋士をゴミ呼ばわりするのには心の底から憤りを感じている。引退を余儀なくされた棋士に対しては普及や指導で手厚く報いる手立てを連盟として考慮すべきなのは言うまでもない。いずれもかつては我々に心躍る勝負を見せてくれた棋士達であり、引退してこそ味のあるアマ指導が可能ではないかと考えるぐらいである。


羽生の800勝達成報道8 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月24日(月)01時22分09秒

島はそうした中で姿勢だけはよくやっているように見える。木村や大山の書いた本の格調を取り戻そうとしている。それまではどうしようもない本ばかりである。しかし戦いの絶対感覚のような硬派路線を島は書けるのであろうか? 逆に程度の低いモノに心地よさを見いだしてしまったのではないだろうか?昨年12月からNHKに登場する棋士はさかんに島ノートの宣伝である。島は自己宣伝だが、先崎は講談社にワイロでももらっているのであろうか?3カ月もテレビで宣伝するようなマトモな本であろうか?学術書ならばまだよい。これは明らかに商売本である。島は中身に責任などもっていない。ごまかす時は「定跡は日々かわる」と言うだけである。しかもこの本で千日手指向の戦法は程度が低いというお粗末な哲学も披露している。実態は「島の愚痴ノート」である。
羽生までもがこれをNHKで紹介する。棋士は全員これが絶賛すべき本と本気で思っているのであろうか?ならば紫綬褒章でさえも棋士は対象外とされてしまうかもしれない。


羽生の800勝達成報道7 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月24日(月)01時00分51秒

大山は正四位勲二等瑞宝章である。升田は芸術家として紫綬褒章のみである。二上は紫綬褒章はまあよいとしても、勲四等はあの程度のことしかしていないのでは当たり前である。勲五等がいいところであるからオマケなのである。羽生など紫綬褒章もらえるまで将棋をやっているかどうかさえわからない。なぜこれほど棋士が低い評価か諸君等にはわからないのであろうか?羽生が800勝達成したというだけの報道で中身はどうでもよいというようなマスコミが周囲にいるからであり、それを棋士諸君が許しているからである。先崎のような者が棋士を高みから下に落とすことにマスコミは期待している。芸術家同士が対局のあとで酒を酌み交わし、それを記者が真に評価されるべき将棋の内容と関連させて記事にする。このような公私混同した芸術世界というものは誰も信用しない。マスコミは将棋の内容がわからないから、自分達がわかるレベルに引き落として棋士をみたがるのである。それにホイホイ応じている迎合棋士にはプライドもないということであろう。そのような土壌を先輩がつくってしまったので一緒に酒が飲めない棋士は羽生以外は疎外されるのである。


羽生の800勝達成報道6 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月24日(月)00時43分15秒

米長は本日集まったマスコミ関係諸氏が理解したという。彼らは亡者である。理解などしていない。棋士を餌食にしたいだけである。棋士諸君等が酒場で彼らと癒着した結果なので自業自得であろう。記者の本質は諸君等をネタにして商売するというだけのことである。決して諸君等の懐のことなど考えていない。米長もそれを二上のせいにすること自体思い上がりである。二上など自分のことしか考えていない。羽生と同じである。


羽生の800勝達成報道5 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月24日(月)00時34分19秒

本日米長はこの決勝戦収録後のお別れ会で、我々が今朝UPした将棋に関する著作権に関して関係諸氏にアピールした。まあ米長や羽生はある程度理解したということであろう。「早指し選手権戦」という商標を日本将棋連盟の所有とする契約は最重要である。日本将棋連盟で棋譜が管理できるからである。映像の二次使用に関しては、マスター使用権がテレビ局にある。これが日の目を見るのはまず先の話である。しかしマスターは局が半永久的に保管するために切り売りはいつでも可能である。1分使用で10万円が相場である。肖像権は棋士にある。これらのことがすべて契約書で明文化されていなかった場合、テレビ局は二次使用で棋士に追加支払いをすることもないであろう。棋譜がサードパーティーに二次利用されることに対して著作権保護はできない。しかし「早指し選手権戦」という商標に関しては使用禁止を訴えることはできる。


羽生の800勝達成報道4 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月24日(月)00時20分55秒

東京都港区芝公園の収録スタジオで笑顔を振りまく羽生。このようなものを見せつけられた身にもなってもらいたい。これからどんな将棋かを一カ月楽しむクライマックスを迎える時期に結果ばかりか勝利者の笑顔まで報道するとは。我々は一年がかりでこの最後の一カ月のクライマックスを楽しみにしていたのである。


羽生の800勝達成報道3 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月24日(月)00時15分11秒

よりにもよってクライマックスの決勝戦収録で800勝とはあまりに演出がない。何度でも言う。結果がわかった決勝戦など誰が楽しめる?こんなことをされたら今後二度とテレビで棋戦などやらないであろう。NHK杯とてどうなるかわからない。余りに無神経である。テレビの場合その日のうちに編集して放映するということができないのである。将棋には千日手で指し直しがあるためである。内藤のように配慮してくれる棋士ばかりではない。三浦など収録しようものなら予算がすぐにオーバーしてしまう。それとも諸君等は10秒将棋でもやりたいのであろうか?


羽生の800勝達成報道2 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月24日(月)00時05分40秒

早指し選手権戦はいい棋戦であった。よくも36回まで続けたと思う。全回出場の米長もそれを書いているが、一番感慨深いのはそれを見て応援してきた我々である。毎週楽しみにしてきた我々と自分の対局だけしか頭にない棋士とでは思い入れが違うのは当たり前である。それを今日の報道はなんであろう。一棋士の記録を誇示し、決勝戦の結果まで報道して何の意味があるのであろう?我々は楽しみを奪われただけである。


羽生の800勝達成報道 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月23日(日)23時54分10秒

すでにテレビ新聞で報道されてしまった。これでテレビ東京が放映する早指し選手権戦の決勝(3月23日)までドッチラケである。決勝の収録は今日行なわれたのである。羽生800勝を喜ぶミーハーファンと一カ月分の楽しみを奪われたコアなファンのどちらを大切にしているかわかるような報道である。効果としてはミーハー路線が一時的なブームを呼ぶが、コアなファンを裏切ると取り返しがつかない。連盟会長の二上や当の本人である羽生がこの報道を自粛してくれと言うべきであった。羽生などは喜々としてインタビューに答えている。それが棋士の義務や普及と思っているなら大間違いである。結果がわかったテレビ棋戦などドッチラケであることがわからないのであろうか?ワクワクドキドキを視聴者から奪った罪は重い。テレビ東京の早指し選手権戦などいいマスコミの餌食である。すでに早指し選手権戦で契約済みのスポンサーは損害賠償請求もできる。この報道で番組を見なくなった者が増えるからである。800勝報道をしたマスコミはそのネタで儲けたということになる。大人はズルイ。今日は、島のタコ将棋で曇天とされたが、この報道はあまりに無神経である。


Jリーグその2 投稿者:凡夫  投稿日: 2月23日(日)23時29分38秒

 乱暴にまとめてみる。現在J1J2で計28チーム。1軍選手が各30人として840人を抱えている。この国は10年前まで4流5流のサッカー国であった。代表でそんなものだ。それが10年間で840人もの金を取って見せられるサッカー選手が育っている訳はないのだ。選手の努力はここでは置いておいて、そんな背伸びをした発想自体が問題なのである。下手で弱ければクビになるのはプロだから当然だが、いっぱしプロ選手でありながら大卒のサラリーマン程度しか貰えないとすれば仕組みがまずいに決まっている。こんな大人数がプロとして食っていける土壌がある筈はない。選手は大変だけど自分に言い聞かせているのかも知れない、頑張ればドーンと年俸が上がると。決まったパイを皆で少しずつうじうじ分け合う発想だからそれは無理。共倒れあるのみ。妙手と言うより強手だがチーム数を6チーム程度に減らす他なし。J1J2から150人程度をピックアップすればなんとかレベルに達するチームが組めよう。国際レベルではない。ギリギリ金の取れるレベルである。この位の大ナタを振るわないとJの地盤沈下は避けられないと見ている。
 


Jリーグは 投稿者:凡夫  投稿日: 2月23日(日)17時54分24秒

 当初のブームがあっという間に去り、各クラブ経営維持に汲々となっている。W杯で少し持ち直したものの、下位チームの試合は所詮サポーターを除けば閑古鳥。小さなスタジアムですら満杯にならない。これでは苦しい。
 原因は幾つか考えられるであろう。最も直接的なものは、チーム数が多すぎるということである。W杯を経験した後では、もはや下位チームのサッカーは素人目にも物足りない。要は詰まらない。元々詰まらなかったのだが、この国得意の熱病的な物見高さで分りもしない奴らが一緒になって騒いだからチケットがやたら売れた。開設当時に、見られるサッカーをしていたのは川崎、鹿島、清水、横浜F程度であった。現在は鹿島、磐田、清水、横浜、G大阪、名古屋位。この辺が適正規模ということになる。野球と違いサッカーは国際試合で勝ってナンボの競技である。おらが地元チームを応援するファンも大事だが、W杯等の国際大会で勝てなければ人気は拡がらない。クラブの経営努力を求める川渕は筋違い。彼の理念のために全体が苦しんでいる。
 大方のクラブは成り立たずプロを目指す若者の数は一時減るかも知れないが、一旦ばっさり切ってレベルの高い選手のみが集った面白いJリーグを作り直し、5年10年辛抱して成り立つのであれば枠を少しずつ増やした方がいい。但し、増やすことは最大の目的ではない。レベルの向上が最優先。そこで鍛えられた代表が強豪国と好試合が出来るようになればファンは必ず増える。マラソンが好例。この島国のスポーツファンは世界と互角に戦えるというだけで嬉しいのである。それが証拠に、太刀打ちできなくなったバレー、体操は人気凋落。
 各チーム1軍30人×6=180人、ここから代表20人とすれば各チームに代表3人位、他に外国人2〜3人。これならまずまずの試合が見られそう。スター選手の中には海外に流れる者が出るがそれは仕方がない。彼等も代表の試合には加わる訳で、イチロー、松井等のように只居なくなるのとは意味が違う。試合が面白くなり常時3〜4万の客が見込めれば、国内リーグ所属でも高額年俸の選手が続出するだろう。そうすればプロを目指す若者の数がきっと増える。大変な思いをするのであるから魅力ある見返りがなければいけない。食わすことも出来ないのに受け皿だけ作った今のあり方は、甘い夢を見させて身売りさせる人買い商法だし、安かろう悪かろう。レギュラーなら7〜8千万、代表で1〜2億貰えなければうまみはない。それだけ貰って当然と思わせるには相当の高レベルの試合をしなきゃダメ。札幌や広島は理念に振り回された犠牲者に見えて胸が痛んだ。


島「その世界はあるでしょうね」 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月23日(日)12時09分36秒

島、いい加減にしなさい。メチャクチャな将棋である。しかもクソみたいな感想戦でその言い草は一体何様のつもりだ?「その世界はあるでしょうね」って、そりゃ小学生の世界か?
はっきり言う。我々は昨年は島ノートに期待していた。我々は別に好き好んでネタにしてきたわけではない。むしろ正当に評価する意気込みであった。それがあの内容ではお笑いにもならない。遅れているどころか、悪書である。古本屋に置くのも恥ずかしい。しかもいきなりNHK杯でこの様では、プロ棋士として失格である。早朝の久保は仕方なく切ったが、島のは研究不足で切った飛車である。一目無理筋とわからないのであろうか?せっかくの日曜が貴様のせいで台なしである。先崎、コイツになんとか言ってくれないものか。しかしあの中村戦は別問題である。あの件での怒りは島どころではないのである。


本日のNHK杯 丸山VS島 ゴキゲン中飛車 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月23日(日)10時32分40秒

またもゴキゲンである。早朝に12チャンネルで見てまたすぐにコレでは島のセンスを疑う。丸山の角換りを受けられない腰抜けである。しかも先崎が解説では最悪である。コイツが中村に惨敗を喫したおかげで我々は全員丸坊主である。
丸山は最強58金の選択となる。島ノートの変化などバカかと思う。このような本を先崎まで持ち上げなくてはならないほど、今まで将棋の本にはロクなものがなかったということである。丸山も無論、例のワクチンなど意地でも島相手には見せないのである。


名人のここが急所だ 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月23日(日)10時18分30秒

我々はこのコーナー導入部の二人のリアクションが毎週楽しみである。


千日手はいたくもかゆくもない 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月23日(日)10時12分22秒

確かに今碓井はそう言ってしまった。森内はフォローのしようもない。坂田流向い飛車で玉を後手が囲う手順である。あとで森内が千日手も仕方ないですかと締めてこの手順はテレビではやらないのである。
さてクライマックスの中村先崎戦を書き忘れたわけではない。これは約束もあるのでオオトリとなる。本年度のベスト対局賞にはやくもノミネートされている。


2003年2月14日B級順位戦 井上VS大介 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月23日(日)10時00分00秒

大介だけは変わりようがない。相手が穴熊に組むのが楽しみとなっている。だから序盤が全く魅力がない。そのような棋士であるとこちらもあきらめるしかない。中終盤の力強さは相変わらずである。しかし序盤に魅力がない将棋に我々は関心がない。井上のおかげでいい将棋になった。井上の華麗な受け手順がドスコイドスコイと徐々に押されて行く。我々にはあの大介の棋風が理解できない。しかし序盤をいじり始めたら一番オオバケする棋士であろう。


2003年2月14日B級順位戦 神谷VSタカミチ 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月23日(日)09時46分48秒

タカミチは横歩取り地獄門定跡を披露した。感動的である。その心意気だけで我々は十分である。徐々にかつてのタカミチを取り戻してもらいたい。神谷も冷や汗ものであったろう。
2003年2月8日の朝日オープンでは康光相手に深浦も横歩取り地獄門定跡からの導入部であった。途中から変化し鬼と化した深浦をまざまざと見せつけ、康光との激戦を制している。タカミチもああなるはずである。終盤への意欲である。


2003年2月14日B級順位戦 久保VS深浦 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月23日(日)09時33分19秒

四間と穴熊放棄し銀冠。久保はいつもながら鮮やかだが深浦の踏み込み方が素晴らしい。これが深浦であろうか。見てて大変気持ちよい。首の皮一枚残してどんどん踏み込んで行く。一体何があったのであろう。最近の深浦は変身したようである。嬉しい。久保に土をつけた。


2003年2月14日B級順位戦 加藤一二三VSタナトラ 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月23日(日)09時25分29秒

こちらは正調加藤流37銀かと思いきや、グランクロス定跡へヒフミンが強引に持ち込んだ。凄い。しかも端まで工夫した。もうB級は全員が神懸かりである。羽生と違ってタナトラは75歩から行く。コイツがマシュダ一家門下であったとは知らなかった。そして49角からである。アベ式の影響である。竜王戦最終局で改心した証しである。ヒフミンは我が道を行く対象形61角。タナトラ改心の一局である。


2003年2月14日B級順位戦 南VS阿部 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月23日(日)09時14分01秒

南の底力がついに温泉のように湧き出した。これが南かと思う。いやこれが元もとの南であった。矢倉早囲いでいきなり血の気のある阿部を挑発である。あの南が完全にヤンキー路線を突っ走り、阿部もナナハンで追っかけ回すという見たことないような将棋である。しかも矢倉の専門家らしい手筋の応酬。まだまだ矢倉でなんでもできる。


2003年2月14日B級順位戦 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月23日(日)09時06分38秒

この日行なわれたB級順位戦はどれも素晴らしい。あの高橋道雄までいい。深浦まで見違えるようである。そして中村。あれは奇跡である。我々は感動している。棋士とはこうでなくてはならない。


今朝の早指し戦中原VS久保 ゴキゲン中飛車 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月23日(日)08時59分31秒

因縁対決である。脇にゴキゲン指された時と違って中原は今度は慎重に78金と受けた。久保は石田流にする。まあ持久戦にするという最も力が発揮される展開となるはずであった。ところが中原の反発が凄まじい。いきなり56歩である。羽生の竜王戦56歩よりも過激である。そこからのアクロバティックな戦い方は中原ならではあろう。ゴキゲンもこうなるものかと呆れる。久保もまったくいいところがなくなってしまい、ついに切れて飛車を見捨てて猛攻であった。はっきり切れ筋である。あれでよく逆転したと思う。いい将棋であった。