追っかけ日記
Sanderling / Gruberova

last modified at 1999.12.22

書下ろし

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09月Muenchen/Wandというのを楽しみして居た。 今シーズン、Wandがブル8を振るのは、このMuenchenだけ。
で、キャンセルという話を聞いて愕然とした。 当初ブル8と発表されて居たSchleswig-Holstein音楽祭が、04月同様、ブル7に変更されたことを考えると、Programm変更はあるだろうなぁとは思って居たが・・・
と言う訳で、自棄糞状態。 10月のSanderling(* ブル7の1週間後にタコ・・・だけど、そこまで休むと流石に仕事がヤバい *)と11月のWandと両方聴いてやるっ
10月上旬、Kubelikの収集家で有名なTさんから電話。 彼は2泊3日でSanderlingのみ。 昼どうやって暇を潰すかという話で、22日の昼にLevineのProbeなら有りますけどねぇと話すと、「Gruberovaじゃないですかっ!」と電話の向こうが妙に興奮して居る。 23日に帰国する彼は、GruberovaのAbendkonzertを聴く為にSanderlingの最終日を諦めるかどうしようかと苦悩して居たらしい。 こっちは、唄モノには興味が無いから歌手なんかcheckせず、Levineねぇと思って居た。 Gruberovaったら、そんな僕でも名前を知って居る。 「もしかして、これって凄い?(^_^;)」「ナクソスなんて日本に来たらきっと5〜6万円よ。 どうせ、ツェルビネッタのアリアさえ聴けば十分なんだから、それがDM 9.00ってんでしょ?!」

1999.10.18 (Mo)
転勤で、夏に都民になったものだから、在京オケの何処かの定期会員になろうと思って居た。 折角、午後半休しなくても演奏会に行けるんだからと言うのと、何処でも良いから「定点観測」してみたら面白い発見があるかもと言うのと。 大体、日本に住んで居て、年間Gasteigで聴いた回数やConcertgebouwで聴いた回数の方が、サントリーホールで聴いた回数より多いと言うのは間違いだと思うし(^_^;)
で、定期会員募集のちらしや在京友人達の助言やらで、読響。 まぁ、チェリ縁のオケと言うのが、最大の判断条件だったかもしれないが。

Uさんやその友人達に依ると、ロジェストヴェンスキ版の改悪は許し難いものだったらしい。 何分、初めて聴く曲なので、まぁこんなものかと思って聴いて居た。 無知であったのは幸せだったらしい・・・オケも、変に期待して居なかった(* 失礼(_._;) > 読響の方々 *)分、健闘して居る様に思った。 これならこの半年、聴かなきゃ良かったとか、怒りで眠れないとか、そういう目には会わずに済む予感。

1999.10.19 (Di)
地下鉄+京成の乗換え1回で、しかもTaxiを使わずに、更に2時間未満で成田に着けることの幸せ(^_^)vを実感する。
Schipholで税関を素通りしようとしたら、呼び止められてしまった(^_^;) 搭乗前の手荷物検査では何度か(* AMS/NRT/TXL *)あるし、帰国のNRTでは約8割の確率で鞄を開けさせられて居るのだが(* これって異様に多いのね?(^_^;) *)、遂にここまで来たか(^o^;) 無論、無罪放免。 禁煙空港になんぞなっちまったものだから、飯を喰うか、外に出ないと煙草が吸えない(* 06月に来た時は未だ吸えたはずだが *) その辺の焦りの表情が不審に思われたのかしらん。
NSで中央駅に移動。 市電でConcertgebouwに行き、まずはKasseで予約して居た券をpick upする。 Concertgebouwの向いは、国立美術館だったか、ゴッホ美術館だったかの新館開館で、風景が一変して居た。
今夜の演奏会、WorldPerksのSilver statusを維持したいと言うのが唯一の目的でKLにしたものだから、21日当日発ではSanderlingの初日に間に合わない、20日はKLの飛ばない曜日・・・で、19日Schiphol着となり、余り遠くない所で何か演って居ないかと調べ、まぁBernsteinのSerenadeが聴けるなら及第かと・・・それ位、消極的な理由で聴きに来た(^_^;)

舞台の女性奏者の衣装が、赤やオレンジや紫や・・・色彩が派手で、意外。 舞台の上でtuningを行わず、いきなり演奏を始めるのが、意外。 でも、もっと意外だったのは、演奏そのものだった。
Serenadeは、1990の札幌で自作自演を聴いて以来2度目だが、あの時は五嶋みどりのvn.の音の細さが不満だった(* 彼女の名誉の為に言うと、音響が悪いので有名な札幌厚生年金会館で聴いたのが悪いんだそうだ *) 今回は、独奏もオケも、Concertgebouwの響きの豊かさに助けられて居るのか、良く響く。 もっと厳しい音がする音楽でも良かった気はするが、それはそれとして、今回の演奏を楽しむことが出来たのは、初めて聴くこのオケの巧さにも功がある。 厚く安定感のある音がする良いオケだった。 もしかするとConcertgebouworkestよりも上かもしれぬ・・・ってぇのは誉め過ぎか。
さて、Bartok。 こういう鋭角な音の曲に、このオケとこのホールでは、響き過ぎモコモコして興醒めかと思ったら、さにあらず。 一体感のある厚い音のBartokも意外に悪くない。

で、アンコールを演るらしい。 指揮者が客席に英語で怒鳴った。 もしかして、ルーマニア民族舞曲って言った?! 左右がどうのこうのと言って居るが・・・? 1曲毎に左右のオケが交互に弾く。 良く見れば、中央上段のperc./pf./contrabass以外は、完全に左右対称。 で、終曲で全体合奏。 この左右のコントラストが実に効果的だった。 好きな曲の佳演を思いがけず聴く事が出来たのが嬉しい。

1999.10.20 (Mi)
Den Haagにでも行って、CD屋や書店巡りでもしてみようと思って居たのだが、風邪気味、鼻水が止まらない、頭痛もする。 Sanderlingの前に、無理はしたくない。 で、遅めに起床、Dam界隈のCD屋・書店を軽く冷やかし、Concertgebouw近くのCD屋を漁って、14:00前にはhotelに戻り、仮眠。

Harnoncourtは、録音で聴く限り、好きにはなりそうも無い人だった。 まぁそれでも、一応有名な人ではあるから、一度位は実演を聴いても罰は当らんだろう。 それに、録音では興味が無かったのに実演を聴いて惚れてしまったSanderlingの例もある。
でも、そうそう奇跡はあるもんじゃ無いのね(^_^;) とにかく、音楽に対する「呼吸感」が僕とは違う・・・だから、他の人には銘演奏家である可能性は否定しないが、少なくとも僕には合わない。 WandやSanderlingの様に、僕の好みの音楽でなくても、強烈な説得力があれば、それはそれで良いのだけれど。 Pauseの鼻息の荒さだけが印象にあるのみ。
Buchbinderって良くCD屋で名前は見るのだが、実は未だ買ったことは無い。 聴き終えて意外に不満が無いのが、良かったと言えば良いのか、物足りないと言えば良いのか・・・

1999.10.21 (Do)
空港で買ったMonatsprogrammを見ると明日のGeneralprobeの記載が無い。 本当に演るんだろうかと言うのと、演るんならTさんの分も含め明日のProbeの券を買っておこうと言うのとで、GasteigのKasseへ。 以前Wandの時にも前日に買えないかと窓口に尋ねて断られたが、演奏会前日の券は売らないsystemなのか。 明日09:00にTageskasseに来いって言うんだから、演るのは確かなんだろう。 諦めて、HugendubelやHieberを漁る。 Ludwig Beckは明日Tさんと行くだろうから、パス。
仮眠の後、Residenzへ。 開演1時間前を切って居るのにAbendkasseに殆ど人が居ない。 取り敢えず、ファクシミリを差し出すと、今日の券のみ渡される。 明日の券は?と尋ねると、明日のAbendkasseで割り当てるとのこと。 今日貰えると、明日の、hotelからResidenzへの交通費が助かるんですけどねぇ(^_^;)
# 演奏会の券に、MVV (München周辺の公共交通機関連合体 *)の利用権がついて居る
# 今回の券だと、演奏会当日の15:00から翌朝06:00まで、MVV乗り放題(^_^)v
# München以外にも、KölnやHamburgなどでもこういう制度があり、便利です

会場内では「バイエルン放送響の50年の歩み」みたいな展示をやって居り、Kubelikの手紙とか、50周年記念本付録CDの試聴とか、50周年記念映画?のvideo上映とか、見て居て飽きない。

バルコニ中央希望と予約したのだが、本当にRang Mitteの1列目ド真ん中だった。
演奏は確かにSanderlingの演奏ではあった。 Sanderlingの、硬直した腕を延ばして、ちょっとのけ反り気味な仕草とかも、何時もの通り。 以前から何度も書いて居る「頂点の無い演奏」ではあった。 只、これまでSanderlingのこういう演奏を聴いて居て・・・そりゃ好みじゃ無いのは認めるが・・・それなりに納得出来て居た。 なのに今回は、Sanderlingの意思がオケに伝わって居ない様な気がする。 ミスが多かったのも気になる。 と言うより、ミスが多いことが気になる位、納得出来ない演奏だった。
終演後、Tarの居酒屋で、Tさんと呑む。 演奏に納得出来ないとBierも不味い(>_<)

1999.10.22 (Fr)
Tさんのhotelの前で08:15に待ち合わせ。 08:40頃Gasteigに着いてみると、既に行列が出来て居る。 Wandの時だってAbendkasseが開く数分前にやっと並び出すのに。 Tageskasseが開く20分前だと言うのに22番目。 平日の朝だと言うのに・・・恐るべし、Gruberova。
Generalprobeが有料になって初めてProbeを聴くが、一応座席指定になって居た。 今回は、発券済みの残券の束から希望に応じて売る形だった(* München TicketはMS Windows baseの発券systemを採用して居り、空席状況画面から希望の席を選択させる場合もある *)。 束は、Block Cの1列目か、Block Kしか無い。 まさか初日の昼に細かく止めて色々指示を出すとは思っても居なかったから、最前列は避けようとBlock Kのを買う。
客席はほぼ満員。 紺色のバスタオルを肩に掛けたジャージのおっさんが舞台に居るなぁ、と思ったら、そいつが指揮台に上がる。 をぉ、あれがLevineか。
最初のob.協奏曲。 一通り通して、まぁこんなもんかと思って居たら、その後が長い。 本当にProbeだった。 だったら、Levineの声が聞こえる最前列の方が良かったか。

で、問題のグル嬢。 唄モノには全く興味が無い僕でも、「凄い!」というのだけは判った。 「浮いて居る」という感じは全く無いにもかかわらず、伴奏から明確に分離され、明瞭に聴こえてくる。 音量はそんなに出て居なかった・・・と言うか、Probeだから敢えて抑えて居るんだろうなと言う気配はあった。 それなのに、はっきりと聴こえてくる。 彼女自身が歌って居ると言うより、ホール自体を味方に付けて、ホールが歌って居る様な錯覚を覚えさせる声だった。 唯一不満を言えば、身体をよく動かすものだから、丁度顔がこっちを向いたときの直接音の度合が大きい音と、顔が別の方を向いたときの間接音との音質の違いが気になった程度。
Probeとは言っても、Levineは一切彼女に注文を付けなかった。 棒を止めてオケに指示を出すのも、本当に彼女に対して申し訳無さそうにして居た。 ob.協奏曲の時はそうでも無かったのに、何時の間にかBlock Kからでさえはっきり判る程に真っ赤な顔で、すっかり茹で蛸状態のLevine(^_^;)
最初のBeckerと言い、その後のThibaudetと言い、損な役回り・・・楽団員のBeckerはともかく、Thibaudetだってそれなりの独奏者だったはず。 でも、グル嬢の印象が強かったので、すっかり彼等演奏に記憶が無い(^_^;)
休憩後、Levineは、黄色だったかオレンジだったか、休憩前とは違う色のバスタオルを引っ掛けて登場。 もしかして、あのバスタオルって、彼なりのおしゃれなのね?

Programm順を変更し、ツェルビネッタのアリアから後半開始。 女王様は早く休養したいらしい(^_^;) 歌好きなら誰でも知って居るらしいこのアリア、僕にはちっとも面白くない曲だった。 前半同様、彼女の歌自体は、確かに「凄い!」んだけど。 通した後、盛大なovation・・・で、女王様の退場。 注文無しに次の曲に行くのねと思ったら、アリアの伴奏に細かく指示を出し、独唱無しでのProbeが暫く続く。 女王様に御耳汚しを御聞かせしては申し訳ないってことかいな?(^_^;)

これで殆どが帰宅の途につくのかと思ったら、意外に客が残って居る。 で、問題のドンファン。
カルチャー・ショックだった。 最初の数秒間を聴いただけで目眩がした。 実際、連れのTさんには「もう帰りませんか?」と話し掛けたのだが。 冒頭を聴いただけで、「これは映画音楽だ」と確信した。 それも、スターウォーズと言った類の。 別に、能天気に明るい音楽を蔑視する気は無いし、逆に、時と場が相応しければ、嫌いな音楽では無い。 でも、ありゃStraussの音楽じゃ無いと思うね。 こういうStraussに盛大な拍手を贈るMünchen市民って、本当にチェリの音楽を聴いて居たんだろうか?(>_<)
ティルは、結局1度も、通しは演らなかった。 それでも、終わったのは、14:00過ぎ。 初日当日に4時間もProbe演って、体力あるよなぁ。

昼飯に金魚酒楼で炒飯でもと思ったら、改装中に付きMarienplatz店を御利用下さいとの貼り紙。 どうせ、Ludwig Beckに行くからと、Marienplatz店で昼食。 BeckでCDを漁って、じゃまた夜に会いましょうと、観光するというTさんと別れ、hotelで仮眠。

Kasseで券をpick upすると、昨夜の隣。 要するに、再びBalcon Mitteの1列目ド真ん中(^_^)v
とにかく、凄い演奏だった。 昨夜の不満が嘘の様。 勿論(?)、昨夜より少ないとは言え、特に管にミスは多かった。 それが全く気にならない演奏だった。 昨夜と同一スタイルの演奏だったにもかかわらず、この違いは一体何なんだ?
特に、2nd mov.のシンバルやトライアングルを入れるか入れないかで揉めるところでの、絶頂感は最高だった。 普通の演奏だと、打楽器が入れば入ったで音質的に耳障りだし、入らなければ入らないで登り詰め切れない。 ティムパニ以外の打楽器無しで、物足りなさを感じなかったのは、この演奏が初めてだった。 この音圧、Wandの、人を圧倒する強靱な壁の様な音厚とは明らかに違う。 強いて言えば、内側からも外側からも人を包み込む、密度の高い液体の様な音だった。
後、驚いたのが、フォルテでも飽和しなかったこと。 初めてHerkulessaalを聴いたのが、Mutiとバイエルン放送管のゲネプロ。 ピアノの音は美しいのに、展覧会の絵のフォルテでは、銭湯の中でがなり立てて居る様な(^_^;)聞き苦しさだった。 そういう印象があったものだから、石造りのホール全体が鳴り響くフォルテでも、響きの美しさを保ったまま、音量と音圧を享受出来たのは、意外でもあり、勿論嬉しくもあった。
唯一の汚点は、無神経なブラボー。 最後の一音が鳴り終わると同時に左後ろの辺りで馬鹿が叫ぶ。 同調者は殆ど居らず、数秒後に拍手が途切れる。 遂に、静寂・・・何事が起きたのかと言いたげに、Sanderlingがゆっくりと客席を振り返る。 その仕草に、会場内に笑いが興る。 そして、盛大なovation。
これだけの・・・多分、僕がこれまで聴いたブル7で最高の・・・演奏だっただけに、余計に、最後の一音の余韻をぶち壊したブラボーが憎い。 Herkulessaalの余韻は幽いのだ。

同じ音が良いhallでも、例えばConcertgebouw, Amsterdamには、「増幅」がある様に思う。 音量と言うよりも、響きの「増幅」。 ともすると、オケの実力以上に美しい響きが出て居る様にさえ思える。 それに引替え、Herkulessaalの響きは、そういう増幅が無い。 聴こえるべき音が聴こえるべき音量と響きで聴こえる。 悪く言えば、Concertgebouwの音には、作為的な美しさがある。 Concertgebouwの響きも勿論大好きだが、どちらか一方をと言われれば、Herkulessaalだな。
前日同様、会場の入り自体が悪い。 7〜8割しか埋まって居ない。 旅行中、聴きたい演奏会の合間の暇潰しに、どうでも良い(^^;)演奏家の演奏会を聴きに行くことがあるのだが、そういう演奏会でさえ何故?って言う位、客の入りが良いことが多い。 通常と同じ金額なのにブル7 1曲しか聴けないものだから、損だとでも言うのだろうか。 もったいない、余りにももったいない。

1999.10.23 (Sa)
昨日の当日券待ちの行列を考えると、早めに並んだ方がよさそうだ。 20:00開演だから18:30位に並べば良いかな?と・・・Rosenheimer Platz駅で降りると、妙に人が多い。 皆、Gasteigへと向かって居る? 既にホワイエが明るい? 既にAbendkasseが開いて居る? 何故???
19:00開演だった(^_^;) Kasseの発券機の画面を覗き込むとBlock E/Lの辺りで8席位残って居るかどうか。 順番から考えるとまぁ何とか買えるかなという程度。 只、今日は歌手を聴きに来た。 Block E/Lでは歌手の尻しか見えぬ。 と、僕の前の青年が、券を売りに来た老人に断って居る。 覗き込むとBlock F。 席番が若いってことは中央寄りだっけ? で、思わず「僕が買います!」
席番が若い方が中央寄りになるのはBlock Kの方でした(^_^;) グル嬢の横顔を拝む壁寄りのこの席なら、DM 10.00安いBlock Eの方がまだ良かったか・・・
Gruberovaの声はやはり凄いと思う。 残念ながら、本番で、正面で聴いた時に彼女がどういう声を出して居るのか聴く事は出来なかったけれど、Probeの時と同様、ホールが歌って居ると言う錯覚は、強烈だった。
ハリウッド映画の映画音楽の様なドン・ファンで打ちのめされた後の、ティルがまた凄かった(^_^;) 初日当日のProbeで通しで振らなかったのは、単に通せなかったからではと思いたくなる演奏だった。
20分の休憩込みとは言え、3時間を余裕で超える演奏会。 Cost performanceという意味では、ブル7 1曲だけの前夜の演奏会より遥かに良い・・・はずなんだけど(^_^;)

今回の休暇、2日目のSanderlingを聴けたのは幸せだった。
不遜にも、「このブル7を聴かずして、Sanderlingのブル7を語って欲しくないねぇ」なんて思って居る。 最高のホールで最高の演奏を聴ける喜び・・・これだから追っかけは止められない(^_^)v

PROGRAMME
1999.10.18 19:00 : Suntory Hall, Tokyo
Rachmaninoff, S : Symphony No.1 in D minor, op.13
Rachmaninoff, S : The Bells, op.35
Rodzhestvensky, G / sop. : Amou, A; tenor : Omachi, S; baritone : Matsui, T; Yomiuri Nippon SO

1999.10.19 20:15 : Grote Zaal, Concertgebouw, Amsterdam
Haydn, FJ : Symphony No.8 in G major, "Le Soir"
Bernstein, L : Serenade
Bartok, B : Music for Strings, Percussion and Celesta, Sz 106
Batok, B : Romanian Folkdances, Sz 68
Oundjian, P / vn. : Meyers, AA; Nieuw Sinfonietta Amsterdam

1999.10.20 20:15 : Concertgebouw, Amsterdam
Brahms, J : Piano Concerto No.1 in D minor, op.15
Dvorak, A : Symphony No.9 in E minor, op.95, "From the New World"
Harnoncourt, N / pf. : Buchbinder, R; Amsterdam Concertgebouw Orch.

1999.10.21 20:05 : Herkulessaal der Residenz, Munich
Bruckner, A : Symphony No.7 in E major
Sanderling, K / Bavarian RO

1999.10.22 10:00 : Philharmonie, Gasteig Arts Centre, Munich
OEFFENTLICHE GENERALPROBE
Strauss, R : Konzert fuer Oboe und kleines Orchester, AV 144
Strauss, R : Staendchen, op.17/2
Strauss, R : Ich wollt ein Straeusslein binden, op.68/2
Strauss, R : Amor, op.68/5
Strauss, R : Als mir dein Lied erklang, op.68/4
Strauss, R : Zueignung, op.10/1
Strauss, R : Burleske d-moll fuer Klavier und Orchester, AV 85
Strauss, R : Ariadne auf Naxos, op.60; Arie der Zerbinetta
Strauss, R : Don Juan, op.20
Strauss, R : Till Eulenspiegels lustige Streiche, op.28
Levine, J / sop. : Gruberova, E; pf. : Thibaudet, JY; ob. : Becker, U; Munich Phil.
1999.10.22 20:05 : Herkulessaal der Residenz, Munich
Bruckner, A : Symphony No.7 in E major
Sanderling, K / Bavarian RO

1999.10.23 19:00 : Philharmonie, Gasteig Arts Centre, Munich
Strauss, R : Konzert fuer Oboe und kleines Orchester, AV 144
Strauss, R : Staendchen, op.17/2
Strauss, R : Ich wollt ein Straeusslein binden, op.68/2
Strauss, R : Amor, op.68/5
Strauss, R : Als mir dein Lied erklang, op.68/4
Strauss, R : Zueignung, op.10/1
Strauss, R : Burleske d-moll fuer Klavier und Orchester, AV 85
Strauss, R : Don Juan, op.20
Strauss, R : Ariadne auf Naxos, op.60; Arie der Zerbinetta
Strauss, R : Till Eulenspiegels lustige Streiche, op.28
Levine, J / sop. : Gruberova, E; pf. : Thibaudet, JY; ob. : Becker, U; Munich Phil.


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