追っかけ日記
- Der Garten des Celibidache / Wand / Sanderling / Uchida -

last modified at 1998.10.29

書下ろし

[04.09] [04.16] [04.19] [04.20] [04.21] [04.22] [04.23] [PROGRAMME]

1998.04.09
遂に、「チェリビダッケの庭」日本初公開!
21:00上映開始だが、20:50から息子でもあり監督でもあるIoanの舞台挨拶があると言う。 まぁ19:15発の特急に乗れば間に合うかと、土浦駅に着いたのが18:55頃だったか・・・何か様子がおかしい。 やがて構内放送、東北南部の地震の影響で運転見合わせ中とのこと(>_<)
結局、恵比寿には20分遅れ。 当然、映画は既に始まって居た・・・やっぱり、来週は、午後半休にしよう。

1998.04.16
「チェリビダッケの庭」日本公開最終日。 朝、「何も無ければ、昼までで帰りますから」と宣言し、無事13:00過ぎに会社を脱出。 帰宅して荷作りし、新宿・池袋界隈のホテルを物色。 何故、満室ばかりなの?・・・なんとか池袋に宿を確保。 成田エクスプレスってヤツに乗ってみたい、どうせ乗るなら始発駅から風景を見たい。
Tower Recordに寄りチェリの新譜を発見(* MYTO盤 *)、ホテルにチェック・インし、恵比寿へ向かう。 無事開演前に到着。

映画の感想は、日本語版を初回観た時と変らない。 もっとじっくりプローベを見せて欲しかった。
特に、数日後同じMünchner Phil.で聴くことになるブル9の印象が強かった。 沈み行く、画面一杯の夕日と共に響くブル9の印象は、強烈に、「黄昏」を象徴して居た。
終演後、観たばかりの映画を肴にEさんと一杯。 山手線最終を乗り逃す。 タクシーにて池袋に戻る。

1998.04.17
無事05:00過ぎ起床。 歯ブラシ・乾電池など、前夜発見した忘れ物をコンビニエンス・ストアで補充し、池袋始発の成田エクスプレスに乗る。 恵比寿までは埼京線で見慣れた風景だし、品川から先は乗車経験の有る横須賀線。 恵比寿から品川まで、車窓に釘付けとなるが、後はぼ〜〜っとして居た。

Schipholの免税店で旅行期間用の煙草を捕獲。 1週間の旅行で1カートンを吸い尽くし、帰国の際に再度1カートン補充するのが恒例となって居る。
Bruesselは初めてなので、地図が欲しい。 使い慣れたFalkplanシリーズが欲しいのだが見当たらないので、一旦オランダ入国。 空港内の書店で無事捕獲。 さて、ホテルは何処だ?

ベルギー国鉄でブリュッセル南駅に移動。 地下鉄乗換え口に係員が居たので、この券で地下鉄も乗れるのか?と尋ねると面倒臭そうに手振りで、行けと言う。 共通乗車券だからなのか、どうせ言葉の通じない観光客だと思ったからなのか・・・
地下鉄出口は五叉路だったか六叉路だったか・・・散々迷った挙げ句、こっちかなと思った方向は間違いだった。 地下鉄駅まで引き返し、次に選択した道が正解。 小雨の中、徒歩10分ほどでホテルに到着。 チェック・インしようとしたら、予約が無いと言う(>_<) 「空室はあるから3,600 BFrなら泊めてやるよ」と、機嫌が悪そうなおねーちゃんの返事。 「だって、このファクシミリには、2,400 BFrで予約を受け付けたって書いてあるっしょ」・・・で、2,400 BFrで交渉成立。 身分不相応な広い部屋(* ツイン・ルームのシングル・ユース *)に入ってから、ファクシミリを見直したら、「16:00までにチェック・イン出来ない場合は連絡すること 連絡がない場合は予約を取り消すことがある」と書いてあった(^_^;)

1998.04.18
朝食後チェックアウトし、王立美術館へ。
マグリットの特別展が観たかったのだが・・・当日券が無い。 団体は予約必須、個人も予約することを強く推奨する(* strongly recommended *)と書いて居たが、何とかなると思って居た。 読みが甘かった。 1998.04.22以降の入場券ならあると言うが日程的に無理。 暫く様子を見るが、戻り券もなさそうだし、ダフ屋らしき姿も見えない。 諦めて、古典美術館・近代美術館共通の常設展入場券を買う。
古典美術館では、ブリューゲルに再会出来たのが嬉しかった。 前回、Amsterdamの王立美術館で気に入った画家の一人である。 尤も、今回初めてブリューゲルが2人居る(* 親子? *)のを知ったりする程度の知識しか無い。
# 画家として有名なブリューゲルは、父と兄弟の3人・・・で正解?

中央駅界隈で2軒程、レコード屋を冷やかす。 その内の1軒に、「CDを漁る天皇の息子の写真」が飾ってあった。 あの、va.だったかvc.だったかを弾く・・・長男だったっけ?
皇族と言えど、「をたく」な奴は「を」なんだなぁと一瞬妙な親近感を覚えるのだが、一方、ベルギー公式訪問の途中「CD屋に寄りたいな」などと漏らしてしまったが為に、店の選定・警備の手配等々に奔走させられてしまう側近達・・・などと言う図式が目に浮かび、やっぱり平凡な市井の人で良かったなどと思うのでありました(^_^;)
# 振り回されてしまった側近云々は、勿論、単なる想像ですので(^_^;)

夕刻、空港へ。 滑走路を眺めながらビールと共に夕食。 ちょっとビールが甘いのが難点。
Münchenに着いてしまえば、後は何時もの通り。 一服し、回数券を買って、S8でHBf、Strassenbahnの8か9で何時ものホテルにチェック・イン。

1998.04.19
さて、Matinee。 前回MünchenでWandを聴いた時は当日券売出開始の時点(* 開演1時間前 *)に並んでも余裕で買えた・・・でも先日のBerlinのことを考えると早めに並んだ方が良いのかも・・・と言う訳で、開演1時間半前に並ぶ。
Wandって、Münchenでは人気が無いんだろうか・・・楽勝で当日券が買えてしまう。 1時間前でも余裕で当日券が買えそうな雰囲気だった。

先ずは、Schubertの未完成。 10日程前、NDRで全く同一のprogrammeを振って居るのだが、それを聴いたKさんから、「特に、Schubertが良かった 大胆で、デモーニッシュだった」と聞いて居たものだから、Schubertの未完成のBest盤にKnappertsbuschのDisques Refrain盤を選ぶ様な奴としては、期待して居たのだが・・・違う!
さらさらとした、浮遊感の有るSchubertだった。 昨年はMünchner Phil.の定期でSchubertの5番を聴いたが、この時もそうだった。 紐に錘を付けゆったりと振り回して居る様な浮遊感。
これはこれで面白いし、Schubertの魅力の、重要な一面ではあるのだが・・・でも、あたしゃ、悪魔的な演奏を聴きたかった。

1998.04.20
再び、Gasteigへ。 今日と明日の券は予約済み・・・と言う訳で、当日券を求める行列を横目に、余裕でAbbonementkasseへ。
終演後、今朝着いたというKさんに遭遇。 Kさんの知人で、同じくWandの追っかけをして居るというSさんと3人で、元気なWandに祝杯(^_^)
NDRを聴いたというお二人に、Schubertの違和感(* 演奏には満足して居るのだけど、事前に伺って居た「デモーニッシュ」とは違うんでないかい?という意味で *)について尋ねたのだが、彼らもそう感じたと言う。 ほんの2週間前の演奏会とは、全く違う音楽を造り上げて居たんですねぇ、あの爺様。
別に今回の演奏が嫌いな訳じゃ無い。 喫茶店で、スマトラを頼んだらセレベスが出て来てしまった気分。 セレベスはセレベスで好きなのだ、只、今飲みたかったのはスマトラなのにぃ。
明日朝帰国するというSさんには「またお会いしましょう」、Kさんとは「また明日」

1998.04.21
さて最終日。 ブル9については、何と書いて良いものやら・・・
Wandという指揮者、初めて実演を聴いたときから思って居たのだけれど、こんなにも好みと違う演奏なのに、何故か満足させられてしまう演奏をする人だった。
今回、直前に観た映画の印象が強烈だったから、余計、ブル9に、こうあらねばならぬという強い先入観を持って居たと言うのもあるのだが、特に今回は、僕の理想とするブル9とは余りにも違い過ぎる演奏だった。
ブル9は、「あちら」の音楽、彼岸の音楽のはずだった・・・なのに、こんな演奏では安らかに死ねないでは無いか。 別に騒々しいと言う訳では無いのだが。 生々しいというのか、強靱な生命力を感じるブル9なんてものがこの世に有るとは思っても居なかった。 確かに、これはこれで面白い・・・でも、ブル9はそういう音楽じゃ無い!
チェリの棒でブル9を聴く事が叶わなかったことを、強く後悔する。 もし、聴いて居たら、また違う感想だったかもしれない・・・なんてことを、階段に静置された、余り似て居ないチェリの胸像の前で想う。

hr.のtopが快演だった。 結構若い人だったんだけど、彼が"噂の"(* 結果的にチェリの死後入団となってしまった *)天才少年なのかしらん? 他に、ワグネル・チューバとの持ち替えでGaagが(* トラで? *)入って居たのが懐かしくも有り、嬉しくも有り。
timpaniは・・・誰だろう?・・・若手が叩いて居たのだが、最悪(>_<)
音に締まりが無いし、決めて欲しい所で思いっきり外すし。
# トレモロの後、ドン!って叩く所とか、ティムパニがコケたら
# 音楽が台無しになってしまう箇所って結構有りますよね

1998.04.22
NürenbergまでICE、REに乗換えてBambergへ。
まずは駅の売店で地図を購入。 予約して居たホテルを探す。 ホテルがあるはずの通りを見付けた所で書店発見。 楽書の棚にはめぼしいものは無い。 念の為と見た郷土関連の棚が正解だった。 Bamberger Syphonikerの50年誌などを購入。
前に並んで居た客がGrüß Gott!と店員に挨拶して居た。 Münchenから電車で約2.5時間、独逸のほぼ中央だと言うのに、BRよりMDRの方が映りが良いと言うのに、それでもここはBayernなのね。
ホテルにチェック・インすると、「22;00に玄関を閉めるから、帰りが遅くなるのなら自分で鍵を開けて頂戴」と鍵の束を渡される。 玄関の鍵と客室棟へ向かう扉の鍵と部屋の鍵、それに部屋番号の書いて有る「こんなもの持ち歩いて居たら1週間でポケットに穴が開くぞ」的重厚なキー・ホルダ。

街の中心部から徒歩20分程のKonzert- und Kongresshalle Bamberg, "Sinfonie an der Regnitz"へ。 Abendkasseは開演1時間前に開くんだろうと、70分前位に辿り付くと・・・入口のガラス越しに覗き見たKasseには人気が無い。 入口には当日券狙いなのか、紳士が数名。 早過ぎたかと思って居たら、騒音が・・・車輪と把っ手の付いた機内持込み鞄を引きずった婦人がRegnitz運河の向こうから橋を渡って来る。
妙に怪しい婦人である。 大きなサングラスにマスクを掛け・・・でも、銀行強盗でもしそうな猛々しさは無い。 どう見ても日本人だよなぁ・・・すれ違ってから気付いた! あッ!内田光子だ!!

結局開演50分位前にAbendkasseは開き、無事、予約して居た券を受け取る。
さて、内田。 曲は、ジュノーム。 前回聴いたシューマンの時も、最初はミケランジェリ/チェリの演奏の亡霊に悩まさせられて居た。 で、結局気付いたら、彼女の迫力に酔って居た。 今回のジュノームも、ペライア/チェリの印象を未だ抱えて居る・・・
あれ?どうしたの?・・・確かに、初めて彼女を聴いた時もそう思った。 一見暗そうな音・・・只、今回は本当に暗い。 何より指が廻って居ない。 アッチェラランドを掛けようとして、「をぉ、そこはそう弾きますかぁ」と思うのだが、その直後、出て来た音を聴いてはがっかりする。 たどたどしいと言う以外に言葉が見つからない。
開演前に目撃したマスク姿は体調の悪さを現して居たのか?
終演後、Kさんと呑みながら・・・Sanderlingが聴きたくて来たKさんは、内田の実演は初めて、録音で聴いても何故売れて居るのか理解出来ないといった風・・・「あんなもんですかね もう少し良いかと思って居たけど」などと言われてしまうと、俄とは言え、ファンとしては悲しい。
明日は、NürenbergのDB博物館にでも行って、のんびりと観光客になるつもりだった・・・が、口惜しい。 明日も来て、僕の心の中の内田に名誉挽回の機会を与えてやらねばならぬ。
明日はMünchenに戻り、Mutiを聴くと言うKさんに、「今度こそ日本でお会いしましょう」
# 同じく関東に住んで居ながら日本で会ったことが無い・・・多分次回もBerlinか?(^_^;)

1998.04.23
朝食のパンが異様に旨い。 僕は、基本的に3食ご飯があれば幸せという型で、パンを喰って旨いと思ったことが無かった。 胡桃と芥子と胡麻が塗されたパンは、噛む程に、穏やかな木の実の甘さが口の中に広がっていく。 予定より2個多く喰ってしまった満腹感と共にチェック・アウト。
Bamberg駅で時刻表を確認。 旨く行けば22:43発のICでNürenbergに戻れる。 まぁその後も、RBなら何本もある・・・で、Nürenbergの往復乗車券。 こんな田舎なのにJCB cardで乗車券が買えるのが不思議。 日本でも国鉄の窓口でVISA card位使える様にすれば良いのに。
Nürenbergで、まず昼食。 懲りずにまたSpargel。 この時期、何度喰っても旨い。 ホテルにチェック・インし、一服してから再び駅へ。
RBの喫煙車に乗ったのは失敗だったかもしれない。 こいつら中学生じゃ無ぇのか?という連中が占拠して居る。 やがて向かい合わせに青年が座る・・・何かおかしい。
病的に虚ろな表情・・・指が異様に黄色い・・・爪先が血だらけ・・・煙草を巻く手が震えて居る・・・薬物中毒患者かしらん?
# そういう自分だってニコチン中毒だけど(^_^;)
餓鬼どもに外人狩りされたり、目の前の青年が突然刃物を振り回したり・・・夕方の電車でこうなら深夜の電車は・・・などと妄想に脅えて居た。

当日券は立ち見のみ。 20枚有ったかどうか。 昨日は何度か見た、都合が悪くなった定期会員が券を売り(* 人に依っては無償だったりする *)に来る姿も居ない。
問題の内田・・・何かおかしい・・・昨日とは違う意味でもおかしい。
暗い、けれど、ドスの効いた音が彼女の魅力だと思って居た。 なのに、音色は中途半端に明るい。 楽器が明らかに昨夜と違う。 彼女の魅力である暗さと、この楽器の(* 多分 *)魅力である明るさが打ち消し合って居る様な印象。 減点法的に聴けば、昨夜よりは指が廻って居る様な気はする・・・但し比較問題、たどたどしさは残って居る。 彼女が弾こうとして居る音が判る様な気がするだけに、余計に聴いて居るのが辛い(>_<)
休憩時に1階に駆け降りてピアノを確認する。 スタンウェイだった。 昨夜は絶対にベーゼンドルファの音だったのに。
何故? 昨夜指が廻って居なかったのは、ベーゼンに機械的な障害があったのか? じゃぁ、何故、今日も中途半端な音だったの? 彼女の音は1度納得させられただけに、見捨てたくは無い。 またいずれ彼女を聴く必要がある。

さて、Sanderling。
今聴いておかないと何時死なれるか判らん(^^;)指揮者の中で、機会が有ったら、聴いておいて損はないよと、知人達から勧められて居た指揮者だった。 とは言うものの、CDを聴く限り、余り面白そうな指揮者には思えない。 今回、Wandの前後に面白いのは無いかと探して居たら、内田の演奏会が有ったから、じゃぁと言う訳で聴きに来た。
確かに面白い指揮者だった。 とにかく畳み掛ける様に音楽を突き付けて来る人だった。 これがチェリならば、どういう音楽でも、聴き手に考えさせる「間」があった。 物理的なBrucknerpauseだったり、或は、精神的な・心理的な間だったりするのだが。
そういう間を置かず、これでもかこれでもかと音楽を繰り出して来る。 別に速い演奏という訳では無かったはずだが、目の前に提示された音の意味を噛み締めて居る余裕を与えない、不思議な演奏だった。
確かに、最近、こういう演奏を聴いたことが無い。 そういう意味では、貴重な存在だった。 好きか?と問われれば、自信を持って、嫌いと答えることが出来る(^_^;)・・・でも、不快か?と問われれば、それなりに快適な演奏だった。

22:10頃、演奏会場を出て、徒歩25分。 無事、駅に着く。 窓口は閉まって居たので、自販機でNürenberg行を買う。 ICを指定したつもりだったが普通乗車券だった。 まぁ良いか。
TVモニタに依ると、RBが40分程遅れで運行して居るらしく、22:06発だったかのRBがやっと到着したところ・・・が、どうせ途中でICが追い越すだろうと見過ごす。 RBが出て10分程後、5分遅れ位でIC到着。 各車両数人程度の乗車率。 喫煙コンパートメントで独り足を伸ばして居ると、車掌がやって来た。 「英語話せるか?」と僕並にたどたどしい英語で問い掛けて来るので「やー」と答えると、「ツーシュラーが必要だ」と言う。 「何って言ったの?」と問い返しても、困った顔をして「ツーシュラー」を繰り返すばかり・・・そういう英単語は知らんぞぉ(^_^;) ICはSonderpreisだと駅の黄色い時刻表に書いて居たので「何か追加料金が居るのか?」と尋ねると、ほっとした顔でそうだそうだと頷く。 6.00 DMだと言うので渡すと、「ツーシュラーを持って来るから待って頂戴」と言う。 戻って来た車掌が手渡した紙を見るとZuschlagと書いてあった・・・絶対英語じゃ無いよなぁ(^_^;)


PROGRAMME
1998.04.19 11:00- : Philharmonie am Gasteig, Muenchen
(* 7. Abonnementkonzert M *)
1998.04.20 20:00- : Philharmonie am Gasteig, Muenchen
(* 7. Abonnementkonzert C *)
1998.04.21 20:00- : Philharmonie am Gasteig, Muenchen
(* 7. Abonnementkonzert A *)
Schubert, F : Symphony No.8 in B minor, D 759, "Unfinished"
Bruckner, A : Symphony No.9 in D minor
Wand, G / Munich Phil.

1998.04.22 20:00- : Konzert- und Kongresshalle Bamberg, "Sinfonie an der Regnitz"
(* 9. Abonnementkonzert A *)
1998.04.23 20:00- : Konzert- und Kongresshalle Bamberg, "Sinfonie an der Regnitz"
(* 9. Abonnementkonzert B *)
Mozart, WA : Piano Concerto No.9 in Eb major, K 271
Beethoven, Lv : Symphony No.6 in F major, op.68, "Pastoral"
Sanderling, K / pf. : Uchida, M; Bamberg SO

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