社会保障・年金に関する私の見解 

  静岡県富士市 社会保険労務士 川口徹 BACKホーム

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社会保障と関連する理念や哲学 2


社会保障制度に関するする私の見解

日本の場合は老齢年金給付に該当するものは官吏の恩給がその始まりですが 拠出金はありません 国策として官吏を保護したものです
一般労働者は女工哀史に見られるごとく使い捨て労働力として登場です  事業主から見れば生産道具としての認識です 労働者は生存をかけて 事業主は収益をかけて 生産に携わったわけです

両者を満足させる第一段階は 生産性の高い労働者になる事でした

次の段階は大企業労使の配分の争いです 労使が一体となり 強き者として現れ価格管理により利益を独占(企業内組合の限界を露呈する)

弱き者は消費者あるいは零歳事業主 零細企業の従業員

この個別資本(企業)の視野からの対立抗争から妥協へ  つぎは 社会的効率性から総体資本(国民国家?)の視野への転換がありました

さらに個別・部分社会(企業)の選択・排除の論理から 総体社会(国民国家?)の包含の論理に転換することにより社会保障制度の合理性が補強されました

(循環型社会)

自然環境の破壊から保護 産業廃棄物のリサイクル と同様に 技術革新時代の人間のスクラップアンドビルド スクラップ人間〔40歳以上?〕の再利用 資源の限界 労働力の限界 自然への回帰 人間性の回復
21世紀は新しい世界の到来のようであり 単なる流れのようでもあります(単なる有限・限界意識 危機感からの発想展開に過ぎないようでもあります)

すなわち無用とされた人・利用後廃棄された労働者からの反撃 破壊された自然環境からの反撃をうけ さらに生態論
自然循環論 輪廻の思想 生命科学の発展による生命のメカニックの理解によりバランス思想が認容されやすくなってきています この思想が更に社会保障制度の思想の合理性を補強しています 

はじめに

多様な働きの整合

競争と協力の組み合わせ 発言の自由の保障
正 反 合 あるいは第3の道というより   反対・対立的性質なものであっても 平均化・妥協するのでなく 共存することにより 外部の変化により多様に対応できるという理解がなされています  (複雑系の思考
排斥・否定すれば自らの存立も危うくなるという事実に気がついたという事です 外形的には対立者に寛容なります

しかしヒュ−マニズムの発想でなくエゴイストの変形・合理的エゴイストです 性善説も性悪説もご都合解釈だったという事です 社会保障制度の思想は人間性に関しては中立により成立します 従って運用者により有益にも有害にもなります一個人の合理思考は危険です 非合理でもヒュ−マニズムの発想がなければならない

社会保障も経済効果が重点でヒュ−マニズムの思想は刺身のつまです 注意しなければなりません

カントの定言的立法と仮言的立法というのがありました やはり定言的立法か?

自由な主体が自律的に考え行動できる社会はすばらしい

はじめに

経済 暮らしと安全保障 格差 民主国家

戦後レジームからの脱却 自立と共生

北欧諸国 オランダ和蘭 アイルランド カナダ デンマーク スウェ-デン フィンランド

国民所得の7割 重い税 社会保険料負担

1993年 GDP 日本世界3位 2006年日本世界18位

労働市場の規制緩和 市場開放 税制改革 創造力の育成

分別 自立心 環境への対応力 助け合いの精神

社会保障私見nenkin2/shakaiho.htm
高齢者と年金積立金nenkin2/shaho.htm#1
私の年金感 社会保障制度
個人の努力により 失業 疾病などのリスクを少なくする
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakaiho.htm#1-2

http://www.tokyo-np.co.jp/article/seikatuzukan/2007/CK2007102102058083.html

1  社会的連帯の理念
2 人的資源の効率的活用
3 老後のリスクと不安
高齢社会の年金nenkin2\shaho.htm
手続きnenkin2tetuduki.htm ※ 老齢年金請求 手続き 2 障害年金  3 遺族年金 4 共済年金 5部分年金
話題nenkin2wadai.htm

 

www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/12/dl/1-02.pdf

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