MashudaBBS2005.1108-12
ノラリクラリの特性
2005.11.08竜王戦第2局その後1 お通夜の衛星放送

2005.11.09竜王戦第2局その後2 夜のダイジェスト
2005.11.10竜王戦第2局その後3 棋士が言えない事

2005.11.11竜王戦第2局その後4 竜王戦第1局裏話

2005.11.12竜王戦第2局その後X ニッポン人の特性
2005.10.11C1順位戦 宮田VS松尾 C1順位戦


2005.11.12竜王戦第2局その後X ニッポン人の特性 No: 8517 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 05/11/12 Sat 14:23:22

囲碁将棋ジャーナルで解説中川は竜王戦第2局を駄局扱いにした。
では中川とはどういう棋士か?
長いモノに巻かれることが大好き。一言でハイハイ式宣伝マン。 屋敷が58玉に85飛もあったと反発した気概さえ中川にはない。
中川はそういう棋士ではなかった。ところがNHK杯決勝戦以後にメジャーになってからそうなってしまった。 顔が熟れると空気の洗礼を受ける。
組織を守れ?
X年後の指定局面対局には「右ならえ右式日本人」を代表して中川登場。NHKの映像が流れる。竜王戦第2局49手めの局面が「先手必勝」と断言している中川。
X年後の中川は負けて弁明する。いつものセリフで。
「人間はどこまでもいい加減ですね。そこがまた可愛いんでしょう」
それまでせいぜいB1棋士相手に最後の華咲かせて頂きたい。
横歩取りのかつての裏番中川の昔の嗅覚は34手めまで当家指摘済箇所に断片思考の痕跡を残して突然35手めから沈黙。ここまでは言葉の裏を楽しく聞ける。なぜ84飛が結論もでないまま忽然と消えたか。宣伝マンが言う「流行」ではない。
彼の限界は38手め44角を敗因としたこと。中川は地獄門と生涯無縁。おそらく54歩さえ突けずに28手めは74歩しか考えない。それは羽生を越えられないと言う自白でもあった。
中川なら新規で述べると思った46手めや48手めの87歩には言及なし。

75歩を飛車交換の支えにする双頭手逆行相転移法
先手:46手め87歩
後手:45手め37桂
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽8四歩
▲2五歩 ▽8五歩 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀
▲5八玉 ▽8四飛 ▲3八金 ▽4一玉 ▲8七歩 ▽6二銀
▲2六飛 ▽5一金 ▲4八銀 ▽5四歩 ▲3六歩 ▽5五歩
▲6八銀 ▽7四歩 ▲3五歩 ▽7三桂 ▲1六歩 ▽1四歩
▲7七銀 ▽4四角 ▲6六銀 ▽3五角 ▲3六飛 ▽5三角
▲5五銀 ▽7五歩 ▲3七桂 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽同 飛
▲8七歩 ▽7六飛 ▲同 飛 ▽同 歩 ▲中断
中川は48手め33桂が不満とのみ。桐山は48手め42角と述べたので最初から44角がヘンだという中川の結論も実は初日のマシュダ一家実況&分析から来ている。当家はまだ対局者に敬意をある程度持っているので最後まで可能性が残っていればそこまで安易な結論は出さない。
54銀がタコと言うのはその通りだが55銀へ畏怖を感じているようでは仲間に媚び振っているだけにしか見えない。
中川が宣伝マンの仕事で仮面カブールのはカワイイが先は見えている。A級には来なくていい。うまく最後は負けてB1で裏番張って頂きたい。
彼等が駄局と呼ぶ将棋ほど当家はインスピレーションを得ることがある。


2005.10.11C1順位戦 宮田VS松尾 C1順位戦 No: 8516 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 05/11/12 Sat 04:30:42

神崎がやけに宮田松尾戦を褒めている。「何度見てもすごい熱戦」と。自分の所属するC1を同業者がヨイショしてはいけない。どう見てもボン戦。松尾の穴熊は序盤から観戦者をナメている。A級の藤井や大介がいくらダメと言ってもここまで卑屈ではない。
宮田の17手め75歩は好感もてるが19手め28銀?今時ブンチン囲いは落語界でもやらない。これで宮田は修学旅行コースと分かる。家で勉強する気が沸かないのであろう。21手め65歩は28銀の交換日記から派生。22手め54歩などやらずに77角成やると宮田は負けても仕方ない。松尾にはできないので宮田は相手の足もと見て指している。連動手を与えてはいけないというのは単なる基本なので谷川羽生戦では間違ってもこの形にはならない。23手め84歩も54歩が取れないのなら単なる28銀への悪手連鎖。54飛はひとめ45角でダメなので相手が間違って先に52金とでも指さない限り藤井でも指さない。後手からの36歩などゼンゼンゼンジ怖くない。86飛で36歩を防ぐのも28銀のおかげ。飽和するまでロクな仕掛けも作成できない松尾。新婚ボケの松尾相手だと宮田にはまだ才気を感じるが逃げ癖がついている。71手め75馬は緩手。谷川なら馬など取らせて同桂連動手しか考えない。こんなトコは逆行奇数番1に決まってるので二重にタコ。73手め85桂もヒドイ。この二手でヨリが戻った。馬を逃げたら1歩あるのだから65歩で跳躍仮想3番作成がマシュダ一家。85桂は矢内の25桂といい勝負。女流棋戦ならいいがこれは仮にも順位戦なのでイケイケは困る。この形は後手に桂を渡すと46桂同歩57歩成という文鎮囲い攻略があるとひとめなので85桂は危険。以下45桂を許しては時間勝負。85桂と跳ねた為に今度65歩の蓋は同角で負け。熱戦と感じるのはこのタコ試合のあとの話であろう。77手め98香が笑える。おかげで谷川までコレ見て翌日調子を崩した。本人がアレは自分でタコだったと言っている。以下見ない。おい神崎。デマ飛ばすな。

日時:2005.10.11
棋戦:C1順位戦
戦形:相振り穴熊
先手:宮田敦史五段
後手:松尾 歩五段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3二飛 ▲7八銀 ▽6二玉
▲6七銀 ▽4二銀 ▲7七角 ▽7二玉 ▲8八飛 ▽8二玉
▲8六歩 ▽7二金 ▲8五歩 ▽9二香 ▲7五歩 ▽3五歩
▲2八銀 ▽9一玉 ▲6五歩 ▽5四歩 ▲8四歩 ▽同 歩
▲同 飛 ▽8三歩 ▲8六飛 ▽5一金 ▲4八玉 ▽8二銀
▲3八玉 ▽6二金上 ▲4八金 ▽2四歩 ▲9六歩 ▽5三銀
▲9五歩 ▽2五歩 ▲5八金上 ▽1四歩 ▲1六歩 ▽7七角成
▲同 桂 ▽2二飛 ▲5六歩 ▽2四飛 ▲6六銀 ▽3三桂
▲5七銀 ▽2六歩 ▲同 歩 ▽同 飛 ▲2七歩 ▽2四飛
▲4六銀 ▽4四銀 ▲4一角 ▽5五歩 ▲6四歩 ▽同 歩
▲7四歩 ▽同 歩 ▲9四歩 ▽同 歩 ▲9三歩 ▽同 香
▲7四角成 ▽7三歩 ▲8五馬 ▽7四角 ▲7五馬 ▽5六歩
▲8五桂 ▽4五桂 ▲9三桂成 ▽同 銀 ▲9八香打 ▽8二玉
▲9四香 ▽同 銀 ▲同 香 ▽5三香 ▲5四歩 ▽同 香
▲4五銀 ▽同 銀 ▲6六桂 ▽5七歩成 ▲同金直 ▽同香成
▲7四桂 ▽同 歩 ▲5七馬 ▽5六桂 ▲6三歩 ▽同金直
▲8五香 ▽7五銀 ▲9一角 ▽7一玉 ▲3五馬 ▽4四飛
▲8三香成 ▽同 金 ▲同飛成 ▽4八桂成 ▲同 玉 ▽5六桂
▲5八玉 ▽6八金 ▲同 馬 ▽同桂成 ▲同 玉 ▽6五香
▲6六歩 ▽同 香 ▲7九玉 ▽6八角 ▲8九玉 ▽8八歩
▲同 龍 ▽8七歩 ▲同 龍 ▽6二玉 ▲8二龍 ▽5三玉
▲5五銀 ▽8八歩 ▲9九玉 ▽9八歩 ▲同 玉 ▽9七歩
▲同 玉 ▽8六銀 ▲同 龍 ▽同角成 ▲同 玉 ▽7五金
▲8七玉 ▽5七飛 ▲6七桂 ▽同香成 ▲5四歩 ▽同 金
▲3一角 ▽4二桂 ▲7二銀 ▽7六金 ▲同 玉 ▽6五金
▲8七玉 ▽7六金 ▲同 玉 ▽7七成香 ▲8六玉 ▽8七成香
▲9六玉 ▽9五歩 ▲8五玉 ▽5五飛成 ▲8四玉 ▽7三銀
▲同角成 ▽同 桂 ▲6三銀打 ▽8五龍 ▲9三玉 ▽3四飛
▲2二角成 ▽3三歩 ▲8四金 ▽4八角 ▲8三金打 ▽4四玉
▲5八金 ▽7五角成 ▲6七桂 ▽6六馬 ▲5七金打 ▽7六龍
▲4六歩 ▽5七馬 ▲4五歩 ▽同 玉 ▲5七金 ▽4六金
▲5八銀 ▽6五桂 ▲4六金 ▽同 龍 ▲4七歩 ▽5六龍
▲4六金 ▽同 龍 ▲同 歩 ▽5六玉 ▲7六飛 ▽投了
197手で先手の勝ち


2005.11.11竜王戦第2局その後4 竜王戦第1局の裏話と渡辺明のタコ八昇段 No: 8513 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 05/11/11 Fri 00:33:55

渡辺明が八段昇段?
とても八段の将棋には見えない。勝敗以前の問題。本人は喜んで「お隣の囲碁界では飛び付け昇段を認めて」いると都合いいトコだけ囲碁界を持ち出す。
ならば竜王戦第1局も囲碁界に倣って藤井が薦めるように反則負けにしたらよかった。
>自己抑制機能と自己修復機能 2002.2.24 王立誠と柳時熏をめぐり
第1局の最終盤は互いに無茶苦茶な手を指している。渡辺明が110手め36馬を指した瞬間35銀にぶつかり35銀の両足から先手駒24歩その他連鎖反応で駒が崩れた。銀を使うとはウマイ。渡辺明は駒を直すときに木村の24歩を25地点に置く。よく見かける相手をジラス心理戦。連盟棋士なら有名な朝日小便事件以外にも日常茶飯事。最近のテレビ将棋では有吉も負けソウと知った時にコバケン相手に駒を崩したことがある。当家の駒アタリ偶数番原理には残念ながらこのような裏技はない。渡辺明は無論時間稼ぎのために故意にこんなことしている。最終盤で1秒でも買えるなら女房さえ売り飛ばすのが棋士。ワザとやったと言えるワケない。昨年森内の草履を履き逃げして謝罪もしなかった事件と同じ。故意にやったから謝罪もしない。見た目盤外戦術か盤内戦術かの違い。他に人材がいないのだから次世代育成のために誰もが目を瞑っている。
木村はご丁寧に駒の位置が違うと指摘。それを聞いた立ち会い関根が棋譜確認後先手の歩は25ではなく24と言って直させてから対局再開。数手後に木村のポカで第1局終了。元々ドッチもドッチの内容なのでコロッケかアンパンかという質問は困る。
先手が1手指してから渡辺明が気がついて「アレ?これ24地点にあった歩じゃ?」と言っても遅い。相手の駒を自分で勝手に動かしたのだから1手後に気がつけば無論渡辺明の反則負け。すでにキムカズは75馬と指しているので棋譜上では分からなくても過ぎた時間は戻らない。キムカズが「いやーてっきりそのツモリで75馬にしたんですけど。だったらソっからまた1分数えてくれませんかね」と言えば関根にはナニも言えない。駒は戻せても時間は戻せない。
そこで喧嘩が始まって第1局は流局次回指直しとなれば読売らしかった。


2005.11.10竜王戦第2局その後3 棋士が言えないこと No: 8512 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 05/11/10 Thu 21:32:03

昨日公開の脇解説が笑える。
先手:脇が有力と言う24飛
後手:脇が有力と言う25歩
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽8四歩
▲2五歩 ▽8五歩 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀
▲5八玉 ▽8四飛 ▲3八金 ▽4一玉 ▲8七歩 ▽6二銀
▲2六飛 ▽5一金 ▲4八銀 ▽5四歩 ▲3六歩 ▽5五歩
▲6八銀 ▽7四歩 ▲3五歩 ▽7三桂 ▲1六歩 ▽1四歩
▲7七銀 ▽7五歩 ▲同 歩 ▽2四飛 ▲2五歩 ▽5四飛

上記変化で渡辺明が41手め25歩など打つはずない。こんなトコは同飛に決まっている。結局松尾や木村中村あたりの昔の感想を信用しているのが脇レベル。雲仙の悲劇で名高い2001年名人戦第3局を当家がわざわざ初日実況&分析に掲載しているのに脇はまだナニも知らない。あの時は森内が丸山当時名人相手に連盟棋士では松尾が指していた37金を踏襲。当家では最後に38金引きがあるので後手からの25歩には同飛24飛同飛で先手勝ちと実況&分析。当時は誰もが38金引きなど想像さえしなかったばかりか控え室が絶対にないと述べた封じ手75同歩を当家のみが事前告知。果たして森内は75同歩を指して当家に実況合戦で完敗した中村が丸坊主にしたのは有名な話。当時の控え室は当家が絶対にないと述べた46金を封じ手に推奨していた。森内が後に24飛は同飛のつもりと将棋世界で書いたことによってマシュダ一家実況&分析の正確さを中村はおろか木村も思い知ったはず。この変化は木村の研究テリトリーだったため。あのマシュダ一家事件以来横歩取り84飛5筋位取りへの挑戦と研究が連盟棋士間で激減した。木村はついに竜王戦の晴れ舞台でそれを突然披露。思いつきでやるワケない。キムカズが正直などという話を信用しているバカはあの頃の実況&分析から全部読んでみろ。木村の名が何度も登場する。キムの命がかかった4年越しのとっておきの戦法。
4年前の分析で38金引きで手番を渡しても先手優勢。今回は最初から38金なので同飛で先手勝勢。65桂や56歩など全然怖くない。切らしても勝ち。先が不安だから脇レベルは25歩などの先延ばし変化を考える。日本人が大好きなノラリクラリ戦法と根は一緒。
キムは24飛などないと森内の告白も知っているからそんなことしない。渡辺明も同飛に決まっていると思ってるから脇には教えない。脇が有力と言うのは勝手。自分で指して負ければいいだけ。それをスズヒロあたりのタコ記者が有り難く拝聴して世間に広める嘘世界をいつまでもやってろ。棋士に解説などやらせるのが間違いのモト。最後は屁コイテ逃げられるだけ。
キムが例の50手めの最善手が不明だったというセリフだけが唯一の棋士の告白。正直に「正解手があったら教えてほしい」と言うから教えた。当家の清さに渡辺明も感銘受けてブログでアホな質問にせっせと答えるようになった。マシュダ一家の最善手五部作で一番ショックだったのは渡辺明本人。彼も実は想像さえしなかった手と沈黙で答えている。意外。渡辺明なら知っていると思った。50手めの最善手36歩だけでは誰でもピンと来ないはず。45桂で同じだろうと。キムもそう考えた。ところが54手めのMF秘技44桂の5手一組に渡辺明さえ気がつかなかった。以下84手で後手が勝つ。
渡辺明は49手め46銀の泡踊りで飛車角が一挙に使える展開で優勢と喜んだ。過去形で彼が書かざるを得なかった悔しさが分かるか?
MF変化から54手め44桂のたった1手で飛車角が雁字搦め。最善手50手め36歩のおかげで飛車が26飛と逃げられない。しかも飛車取り。銀で切るしかない。銀桂交換必須の局面を見てまだ先手優勢かね?


2005.11.09竜王戦第2局その後2 夜のダイジェスト No: 8499 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/11/09 Wed 02:16:50

恒例のダイジェストは深夜零時すぎから15分。
いきなり夜のアンパンマン組がそろって公開懺悔。1手の違いが勝敗を分けると。ところがナニがその勝敗を分けた1手なのか最後まで屋敷は話すことがなかった。名人戦お通夜の時もそうだった。島も大介もあの日を境に凋落したが屋敷は心配いらない。B2からではこれ以上落ちようがない。
無論46銀が「勝敗を分けた1手」ではない。この手があることは知っていたとボロ雑巾も笑っていたのが夕方の自戦解説。屋敷も夕方の絶賛調から感心調に表現を変えた。
矢内のツッコミに屋敷は今回上手く自己弁護。
35歩の状態で先手が気持ちよく45桂が跳ねるのと36歩の催促で仕方なく45桂が跳ねるのとでは雲泥の差。50手めのMF変化36歩とは双頭手。26角変化も見せた空間開放手+桂入手の督促状。最終盤の作りで三頭手になる可能性があった。35歩と36歩への言及のゴマカシがA1とB2との越えられない壁。それでも内心思っていることが「勝敗を分けた1手」と表現された。口には出さねど35歩の処遇が勝敗を分けたと顔で語るしかない。
それでも封じ手43手め55銀まで屋敷はダイジェスト版で非常に明解な解説に収斂。双方歩を取り合ったと。これだけは当家の明解な読み方を踏襲。
当家の封じ手は96歩だがこれについては渡辺明が局後の自戦解説で遠隔操作で触れている。先に桂を渡すと後手から95桂が早いと。それこそ45桂の角取りなど無視されるほど後手の攻めが早いとハッキリ述べている。これは矢倉中心に将棋を学んだ生っ粋居飛車党の明解な主張。屋敷は95桂に気がつかなかったので夕方には「95桂という俗手」と言う表現で解説補填。俗手ではない。昨年の竜王戦では61手め15桂として竜王位奪取の礎石を作ったマシュダ一家の有名な手。今回も当家の96歩は95桂を阻止する双頭手と実況&分析No: 8491でハッキリ初日に書いてある。今回渡辺明を勝ちに導いた75角変化の下敷きまで。連盟棋士は出所を言えない立場だが。
屋敷のNHK講座は三回見るとアクビでると述べた理由が分かったであろうか?
それでもあの澄んだ視線を再度見る。あの顔見ていたら新たな発見があった。42手め24角変化はないかと。先手はここで封じ手にするので今度55銀は本譜と違う。55銀に後手が75歩の1手というワケでもない。以下が変化1。

初日MF第1構想42角から53角を24角変化に転用
標題:14歩を活かす13桂
先手:43手め封じ手55銀
後手:42手め24角
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽8四歩
▲2五歩 ▽8五歩 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀
▲5八玉 ▽8四飛 ▲3八金 ▽4一玉 ▲8七歩 ▽6二銀
▲2六飛 ▽5一金 ▲4八銀 ▽5四歩 ▲3六歩 ▽5五歩
▲6八銀 ▽7四歩 ▲3五歩 ▽7三桂 ▲1六歩 ▽1四歩
▲7七銀 ▽4四角 ▲6六銀 ▽3五角 ▲3六飛 ▽2四角
▲5五銀 ▽3五歩 ▲2六飛 ▽3三角 ▲3四歩 ▽4二角
▲4六銀 ▽2三歩 ▲3五銀 ▽5三角 ▲投了
52手で後手の勝ち

52手め75歩は24歩で逆に後手負け。そこで先に53角で銀アテだが36飛ではピンボケ。ところがやりたい25飛はそこで13桂。当家が今回後手の14歩を容認したひとつの変化が24角にあった。こういう発見は面白い。屋敷ありがとう。本譜の53角変化では封じ手55銀に後手の選択枝は75歩しかなかった。24角変化には後手に別の選択肢がある。その場合は渡辺明が寝られなかったはず。桐山は勝敗の原因をキムカズがマシュダ一家を徹夜で解読しようとして寝られなかったと示唆。キムは渡辺明のように当家を素直に読まないから解読が必要になる。ここには連盟棋士の言い草よりハッキリ書いてある。96歩なら95桂がないと。55銀なら後手勝ちと。それだけのことに解読など不要。渡辺明は王座戦以来丸2年MFを毎日読んでいるので読み方を知っている。これがサカサ読みする棋士とマンマで読める棋士の違い。当家でも控え室の54銀変化など3秒以上読まない。54銀などひとめダメ。みんなの名人誕生講座標題引用だけで初日に即座に分からないとMF愛読者とはいえない。
別の選択肢があるとは権利が発生していること。
初日の当家分析は譲渡理論以来の新作をもたらした。
名付けて「制権理論 」。これは歩間理論と違って物性の原理ではなく権利関係の原理から構築。モノ自体に権利はない。権利などと言うのは人間。人間が指す将棋とて先手が初手を指すのに権利とは言わない。しかし「封じ手にする権利」とは言う。それを指し手すべてに数で振り分ける。すると封じ手に持ち込む権利さえ理論化できる。


2005.11.08竜王戦第2局その後1 お通夜の衛星放送 No: 8498 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/11/08 Tue 19:47:23

両対局者が交互に登場。前代未聞の結婚式とお通夜の同時中継となった。サミュエル・ゴールデンベルグとシュミーレなら面白かった。これは単なる銭ゲバとボロ雑巾の風情。
桐山も屋敷もやけに渡辺明の46銀を絶賛していたが彼等は自分が読めない手は必ず褒める。ところが誰も50手めの後手の最善手を指摘できなかった。当のキムカズもすでに負け犬を越えてジョークも死体に群れる蝿。
彼が唯一示した主張は桐山御自慢の50手め42角に対する反対声明。上部補強の継続手52金が手損になり序盤の当家指摘緩手51金を認めることになるとのこと。昨日の当家指摘を反省しつつ42角を認めないのはいい。しかし76歩はない。アホだったと言うべき。代わりに76歩より42角の方がマシと言うボロ雑巾。ドキンちゃんでもフォローできない。
渡辺明の46銀繰り換えと似たようなコトは羽生が苦し紛れにやって顰蹙を買ったことがある。それでも控え室は絶妙の繰り換えと絶賛し後に羽生がありゃダメと自白するまで誰も絶妙手と信じてた。
渡辺明には46手め35歩が意外だった。これが唯一の告白。
屋敷や桐山が46銀を絶賛したために50目のイヤな手を明かさずに46手め35歩をタコ手扱いにした。当家も疑問扱いしていたため。
46銀とは53角がいなくなればタコ扱いされた35歩を取ると言う手。しかも56飛が居なくなったら56歩さえ許さないという双頭手を装っている。こんな手を見たら当家はイチイチ読まない。先手が逆行奇数番1を引かされたとしか見ない。こう言う時は偶数番原理を発動するのがマシュダ一家。渡辺明もキムカズも奇数番原理しか知らないので脳裏にさえうかばない手がある。だから24飛と74飛はダメそうと渡辺明もキムカズも即座に言っている。いつもの逆行奇数番1がここで通用しないため。
ならば50手めは偶数番2を取るしかない。すると36歩しかない。よく見れば46銀のおかげで飛車筋が止まり36歩が突けるようになっている。

最後に彼等が大好きな駒アタリ奇数番3で大逆転した場合

日時:2005.11.08
棋戦:馬鹿表記を止めさせる会
戦形:横歩取り84飛5筋位取り
先手:連盟棋士互助会
後手:50手め36歩
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽8四歩
▲2五歩 ▽8五歩 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀
▲5八玉 ▽8四飛 ▲3八金 ▽4一玉 ▲8七歩 ▽6二銀
▲2六飛 ▽5一金 ▲4八銀 ▽5四歩 ▲3六歩 ▽5五歩
▲6八銀 ▽7四歩 ▲3五歩 ▽7三桂 ▲1六歩 ▽1四歩
▲7七銀 ▽4四角 ▲6六銀 ▽3五角 ▲3六飛 ▽5三角
▲5五銀 ▽7五歩 ▲3七桂 ▽3五歩 ▲5六飛 ▽3三桂
▲4六銀 ▽3六歩 ▲4五桂 ▽同 桂 ▲同 銀 ▽4四桂
▲投了
54手で後手の勝ち

屋敷の深夜ダイジェストが楽しみ。