厚生年金基金年金消失

厚生年金基金年金消失　　　
ＡＩＪ投資顧問問題発覚　年金消失
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/kikin.htm
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静岡県社会保険労務士会　　富士市　川口徹
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/nenkrs/nenkrons.htm

http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/nkunyou.htm

１９６６年厚生年金基金制度発生401.htm１９６６年厚生年金基金制度発生　

高度経済成長を前提にした５.５％の運用利回り　この当時はウハウハの浮かれ気分
バブル崩壊後　想定利回りを想定できず　
大企業は代行していた公的年金の損失を穴埋めして国に返していた
総合型基金は代行部分の損失を穴埋めできず解散すらできないのである
中小企業運営の年金財政の悪化を放置していた政策失敗で負け逃げした厚生労働省の年金課の官僚の尻拭いを
運用の素人集団ある中小零細企業の年金基金がさせられているが如くです
2012/3/23
厚生年金基金年金消失　
全５７８基金のうち
３１４基金で２０１１年３月期の年間の給付額が掛け金保険料を上回った
過去１０年の運用実績は平均年１,２％なのです　
９割の５０２基金の想定利回りは５.５％と実現の見込みの薄い高水準だったのです
４割近い２１２基金は企業年金の積み立てはゼロです
国から預かって運用している公的年金部分まで積み立て不足なのです
総合型基金　３１４基金の大部分　母体企業　製造業　建設　卸し小売　運輸の業界
ＯＢの年金減額は３分の２以上の同意がいる
2012/3/23

原発事故を起こし全国に莫大な損失被害を与え　
実態は破綻したと同然の東電ＯＢの年金受給権の保護の扱いを比べると　
怒りが収まらないほどの格差を感じるでしょう

企業年金のあゆみ　
401.htm

厚生年金基金連合会は企業年金連合会に改称される

ＡＩＪ投資顧問問題発覚　年金消失　
ＡＩＪ投資顧問は　プロの投資家でない旧社会保険庁職員ＯＢの天下り先　実現性の薄い高利回りを保証
金融庁　投資顧問の一斉調査　
独立系

運用報告　株式債券　ヘッジファンドなどの代替投資
運用状況の開示　運用利回り　２～３％　２０１０年の運用利回りマイナス１％　２０11年の運用利回りほぼ０％

厚生労働省が７４の厚生年金基金調査
年金資産の消失問題で　ＡＩＪ投資顧問と契約していた７４の厚生年金基金のうち　公的年金代行部分で　31基金が積み立て不足
不足の穴埋め　母体企業へ連鎖　この基金は複数の企業でなる総合型が多い　将来的に年金給付ができなくなることも予想されている

厚生年金の財政が悪化する中で積み立て不足の解消の思いが　現実は不可能な虚偽の高利回りを掲げるＡＩＪにのせられて委託して
行ったようです
ＡＩＪは複雑な金融派生商品への投資が売り物だったそうだ

厚生年金基金の役員が　高利回りを掲げるＡＩＪを　調査もしない無知の信頼で委託する無責任さがあり　
ＡＩＪの運用の実態を確認することなく　詐欺の共犯的行為と疑われる勧誘の職員もいたといわれる
しかし事実認識がなければ共犯にならないので　免責のため自己（元職員）の無能さ　事実認識の欠落を主張するということになるのだろうか　
優秀な官僚が無能な官僚になるのだろうか　もともと無能であったのか　

巨額の企業年金資産が消失したＡＩＪ投資顧問問題青質な犯罪の匂いが強いとある　日経２０１２／3／19

年金運用がリスクの高い運用に向かわなければならないとなれば
債券　株式　ベバリッジと資金運用が困難なものに向かうのであろう　
そうなると金融資本主義が破綻しているのだろうか　
現在の経済学者やエコノミストが　グローバルで複雑になった経済実態を把握できなくなったため　仮想経済学の口先人間となり
政治家が破綻寸前の自由なる資本主義社会の軌道修正の判断と決断ができないからなのだろうか　
2012/3/19

国民年金基金http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/kokukikin.htm http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/kokukikin.htm
厚生年金基金http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/nenkin3/kikin.htm
高リスクの投資　そして資産を失う

１９６６年厚生年金基金制度発足　401.htm

厚生年金基金制度の歴史
企業年金には
一　企業年金
①上乗せ部分のみの企業年金
二　企業年金基金
①上乗せ部分
②公的年金の代行部分

中小企業　総合型基金設立

１９６０年代半ば1966年制度発足
公的年金を手厚くする政策の実現
公的年金給付を増やす
公的年金の一部を企業が代行　厚年基金
運用利回り　年７～８％
公的年金の想定利回り年5.5％

1977年　加入者　1200万人

日経ダフ平均暴落１９８６年
平成バブル崩壊
企業年金破綻の始まり

中小零細企業で構成する　総合型基金（基金の８割）
バブル崩壊で　運用が悪化　積立金が上乗せ給付分を超えて代行部分まで穴があいていく　穴埋め負担で困窮
２０００年度から厚年基金の運用利回りが３年連続でマイナスになる

企業会計基準の見直し　年金の積み立て不足の決算書への反映が必要となる
２００２年公的年金の代行部分を国に返すことを認める　
企業の基金運用のうまみがなくなると　大企業などは代行部分の積立金は国に帰し
確定拠出年金という運用責任は加入者個人という自己責任制度に変えていったのです
（厚生年金３４４１万人のうち　厚生年金基金４４７万人　確定給付企業年金　７２７万人　確定拠出企業年金３７１万人
　代行割れ２０１１３月時点で基金の４割　2012/3/28）
運用リスク　４０１kへ確定拠出型年金　確定拠出年金401k.htm 401.htm
確定給付型年金http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/401kyuhu.htm http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/401kyuhu.htm
www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/401kyuhu.htm
代行返上には積み立て不足をを穴埋めしなければならない
代行運用の積立金が返せない中小厚年基金は代行部分の運用と積み立て不足で年々苦しくなった

2009年　加入者　470万人　運用損失　9兆6千億円　2008年
破綻へ向かう年金基金　厚生年金基金　2010年12月21日厚生労働省発表
苦し紛れに　悪質なＡＩＪ投資顧問の高利回りという虚偽の甘言に軽率にも救いを求めた　
そのＡＩＪ投資顧問の破綻が表面化
どつぼに嵌（は）まった多くの零細企業総合型基金を切捨ての政府の制度改革の怠慢　企業年金政策の失敗でもあるのだろう

厚生年金基金nenkkgy/kikin.htm http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/nenkkgy/kikin.htm#15
厚生年金基金混合型

2010年3月末時点で約14万3000人の年金が未払い
住所不明3万7000人　年金を請求しない人が多いそうです

経営再建中でリストラの嵐真っ只中にあります。
早期退職制度を導入して、退職者を募っていますが、退職金上乗せ支給と大幅に割引されますが年金一括支給があります。

住宅ローンもやっと半分を終えた老後の生活資金は年金頼みとなりますが、企業から支給される年金は、

①企業が倒産してしまうと支給されなくなってしまうのでしょうか？

②もし、会社が倒産してしまったとしても、例えば、受け皿会社や優良部門だけでも残れば、その譲渡先（買収先）の会社から引き続いて支給されるようになるのでしょうか？

③早期退職制度対象者は、一括して受け取っておいた方が良いのでは？

と思う一方、長い目で見れば、明らかに生活費が足りなくなるのがわかり日々悩んでいます。この、企業年金についてお教えください。

年金の積み立て不足の穴埋め負担
倒産すれば残った社が肩代わりする連座制のためドミノ倒しで年金倒産が続出

企業年金

厚生年金基金

基金加入員期間がある場合の計算