年金で遊ぼう年金制度の不備 論争www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/nenkrs/nenkrons.htm

富士市 川口徹はじめに  

国民年金基金http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/kokukikin.htm http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/kokukikin.htm
厚生年金基金nenkkgy/kikin.htm http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/nenkkgy/kikin.htm#15
厚生年金基金http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/nenkin2/kikin.htm 厚生年金基金 混合型
1966年制度発足 1977年加入者 1200万人 
運用リスク 401kへ
確定拠出型年金  確定拠出年金401k.htm 401.htm
2009年 加入者 470万人 運用損失 9兆6千億円 2008年
破綻へ向かう年金基金 厚生年金基金 2010年12月21日厚生労働省発表
2010年3月末時点で約14万3000人の年金が未払い
住所不明3万7000人 年金を請求しない人が多いそうです

高い理想を掲げた年金等の社会保障制度が
国民のためという美名のもとの非効率で膨大な事務手続き費用と
官民格差の起因となっている公務員のための生活費所得保障という人件費で崩壊するであろうといわれる
国民のための社会保障制度が 
現在では公務員のための終身雇用の勤務先と
その報酬 所得による家族の高度な生活保障目的になっているのが現状のようです

バブル期は国民の健康と職業訓練などのためといい 
仕事舘・日本各地の保養所などハコモノ建設の付随利益恩恵と天下り先を呈していたようでしたが
今回は社会保険庁旧職員の所得保障のためAIJ投資顧問に天下りの不条理が暴露されたのでしょう 
これが原因で企業年金は破綻の危険水域に近づいていく
他の企業に天下りした他のOB職員も
不条理が暴露される不安で気が休まらないかもしれません
2012/3/17

年金制度の不備 行き過ぎの批判nenkrs/nenkhohb.htm
社会保障番号制度組織と業務の不備 事実の確認 争点の検証 業務の監視
厚生年金未加入事業所 63000事業所
国民年金保険料納付率65.5% 2006年度
年金の記録漏れ 対象者がわからない年金記録5000万件を再調査 
2007/5/24の新聞で報道されています

年金記録不備 
権利者の確認 同一性の検証は放置されていたので
年金の受給額が減ったり 受け取る権利を失っている人も生じていることでしょう 
障害年金 遺族年金なども納付要件が必要ですので記録漏れがあれば正当な支給はされなかったはずです

年金を請求する場合に裁定請求書を作成しますが その際作成記載の注意事項の説明をみます
これからの年金労務相談soudann.html
年金相談に必要な手順と事項
これらの手順は通常に行われているはずですし そうであれば取得漏れは非常にすくないはずです
年金歴は生活歴の投影です 
生活歴を本人が言えば年金の納付記録は捜しやすいでしょう
2007/12/17年金特別便発送 
宙に浮いた年金記録約5000件 未統合記録の存在 記録の不備は自らチェック 自己責任 照会票作成

今回のねんきん特別便(2008年)で年金の記録漏れが見つかり支給額が回復された方に尋ねた

60歳の年金裁定時(請求の申請時)になぜその期間の加入の主張しなかったのですか
被保険者期間の加入記録漏れを主張したが 
記録が見つからないからということで加入期間としての処理がされなかったということでした

今回の調査でわかった記録漏れが見つからなかった原因は 名前のカタカナ読みの間違い 生年月日の誤記入であった 誤記入でも記録はあったのです 記録が全くないというのはないに等しいと私は思うのです(差し障りがある発言かも知れないが・・・?)
今回の調査請求で解明されたのです その当時の力関係を想像して官尊民卑だったんだなー 
いや今でも他の官庁のなかには考え方が官尊民卑のところが有るようです 2009/4/9

私の見方と主張

年金手帳・領収書は証明に使われるわけですので 紛失した人は他の方法で納付の証明に労力を使うのは仕方ないでしょうが 
しかし 公的年金は皆年金で強制加入ですので
一般国民は払わなければならない ・・・だから・・払っているはずであるという認識があります 

社会保険側は 強制加入なのに 未納の場合 何故納付まで請求しなかったか その過程の説明が必要でしょう

公害訴訟 医療過誤訴訟などで挙証責任の転換などとして論じられています 
同様な考え方でいいでしょう 
しかし本人の請求のみで支給しろというのは年金制度の否定です 

本人の請求のみで支給してもよいというのが
年金保険料の支払者である国民の意思であれば支給すべきでしょうが 
悪質な未納者に年金を支給することにより
自分の年金受給額が少なくなると言うことを覚悟しなければなりません

その負担が自分に帰ってくることにより 年金制度は信頼を失い 崩壊するかもしれないのです
それでも多くの国民の意思でそのような年金制度が支持されているのであろうかどうかの議論になります

制度だって成長します 人間の意識も成長します 
非難する人が正義の人であって 非難される人が悪人の如く様相を呈していますが 
仕事をすれば非難されることが多く 仕事をしなければ非難される事実が生じないのです 
仕事をしない人が強気で非難する側にたつことが多いようです (大人と若者・親と子の関係も類似します) 
見ざる言わざる聴かざるに追い込んで行くことになる 

正義は攻撃に強いが防御は弱い 気弱な人 良心的人など凹む(へこむ)でしょう 
(減点主義 消極的 弁解釈明先行型 本音と建前 隠蔽 その典型が公務員でしょう) 
批評家はそのままでは実践者にはなれないし実践者にしてはいけないのです 
責任ある立場にはなれないのです
ほどほどってことになるのでしょうか それとも進歩発展のパターンなのでしょうか
メディアから一方的に偽善的無責任評論が正義の代弁の如くはびこるのも考えものです

批判側が本流になってはいけないし 本流と認知してはいけないと思います 
本流になるには批判を受ける側・提案者・実行者にかわらなければならないのです 
批判の受け側になってない間は まだ本流になってはいけないのです 
まだ民主的に責任能力ある実践者として評価精査されてないからです

年金制度改革の停滞
記録問題が政争に利用されているため年金制度改革が遅れる様相です
公務員優遇是正 年金の一元化
基礎年金の財源 国民の負担率 2分の1
パート労働者の年金加入 
加入期間の短縮
保険料の納入率
社会保障国民会議 民主党参加拒否
年金制度と少子高齢化社会

私の見方と主張

記録漏れ
原因 転職 転居 結婚  
nenkin/soudann.html
証明 領収書などの証拠書類 
本人の記憶申告と照合 本人の申出により確認 救済
nenkin2/soudann.html

権利者不明・迷子の年金記録

納付記録がほんとにないのだろうか 
http://www.sia.go.jp/top/kaikaku/kiroku/jirei.htm
納付記録がないのに 入金があるということがあるのだろうか 入金があれば納付記録があるはずです
納付記録はあり 納付当事者の確定作業ではないのか 
納入の記録は 受け取り機関と納付者が保存します

転職 転居 結婚
 名前の誤記 の場合は本人がその事情を説明すれば納付記録を見つけることができます 

年金の記録漏れ 消えた年金というより 迷子になった納付記録とおもわれます
「対象者不明の年金記録4949万件 生年月日不明の年金記録約30万件」なので
 
権利者が納付したときの情報を社会保険事務所に申告すれば その事情に最も合致している納付記録を迷子の納付記録から捜してみるといいでしょう  
捜し物 落し物 迷子などの場合 目的物迷子の特徴をたくさん言えば捜しやすいのと同じと思います

相談人数 587万人 
 76万7千人年金記録が見つかる 12万7千人記録が見つからない
見つかる    他の年金手帳番号 旧姓での記録 基礎年金番号に統合
見つからない 入力ミス 企業の事務処理ミス 横領 社保庁 市町村職員の着服 
2006/8から2007/9月末まで

「保険料を納付したと申し出たが社会保険庁が却下したのが2万件」
納付記録がないというのは非常に稀な場合でしょう 
消えた年金 横領nenkkrk.htm#101  (お金の誘惑に負けた人の行為であれば記録は残さないでしょう)
このような場合を除いて
納付記録がないとすれば特定の地域でまとまってないという場合や 
紛失の事情・原因が共通している人たちでしょう 例えば「特例納付」
しかし納付を推定できる事実の記憶または記録が全くないということではないでしょう
全くなければ納付そのものを主張しないでしょう

記録漏れの可能性があるとされる「特例納付」は未納期間を一括して納められるようにした制度 
1970年から1980年の間3回実施 
特例納付は社会保険事務所扱いであるが 市区町村納付との主張者が多い
近隣同時期同じ被害 状況証拠の材料になる

「記録がなかったが領収書を保管していたなどの理由で記録を訂正したのが55件」
この場合も記録がなかったというのでなく 状況説明では記録が確定できなかったが
領収書があったので確認がすぐ出来たというだけの原理的には単純な理由でしょう

厚生年金等は事業所に勤務の証明は領収書なしで同僚などの証言でも可能です
社会保険事務所で記録を保存してるか 証拠蒐集に可能な限り知恵を絞るということ
権利者不明の納付記録は権利者の詳細な事情説明の申し出で納付記録の確定可能と思われます 

年金請求者記載の年金歴を確認する際に 社会保険庁はいろんな可能性を想定しながら当該年金請求者の年金記録を捜そうとする意思が欠如していたのでしょう

年金手帳復数の持ち主なども
年金請求時において申し出ていれば本来の年金より少なくなる原因にはなりません 

1997年社保庁は復数の年金番号をもっている人の記録を統合
本人 勤務先の届出ミス 自治体や社保庁の事務処理のミスもあるでしょう

名前の読み方 生年月日の間違い 未統合の年金番号・記録もあるでしょう

 

権利者のわからない迷える納付記録は社会保険庁及びその職員の所為だけではないのです

年金請求の際にアドバイザー(社会保険労務士)を利用していれば
このような問題は非常に少なかったなはずです 
現場の制度関与者としての制度修正のアドバイスも受けることも可能であったはずです

保険料徴収の算定等の説明会があっても 正当な年金を受ける為年金請求に関する説明会はなかったのです

迷える納付記録の存在を指摘しても それがすべて社会保険庁の非難に繋げるのはのは行き過ぎです 
許容の範囲であるかどうかなのでしょう  医療過誤の場合でも当時の医療水準を考慮します
現実の自然・社会ではありえない人間の想定する完璧さで世の中は動いてはいないようです 
迷える納付記録を少なくする努力の仕方 その被害者に対する対応が適正妥当かを問題にすべきなのでしょう 
更にこれからどんな対策をとるのかに知恵を絞るのが大切なのでしょう

単に欠点傷口を指摘して騒ぐのはいかがなものでしょうか

今はまだ管理しやすくする為の国民総背番号制が如く制度はではないのです 
社会保障カード(社会保障番号制度の導入) 賛成53% 反対27%
またプライバシー保護のためやたらに迷える納付記録を公開できないのです

 

不信 未納 厚生年金 共済年金 共済年金の国庫負担率

年金記録漏れ問題は積年の結果であるので
現政権の責任追及でなく これからどうすべきかを質していくべきでしょう 
2007/5/24

何故このような記録漏れ(年金加入歴・記録漏れ)が起きたのでしょう

私は厚生労働省・社会保険庁は常々労働保険や厚生年金の保険料徴収には熱心ですがその対称である給付には関心が薄い感じはしていました

強制徴収(拠出)でありながら 
権利が発生して支給(給付)して欲しければ
請求者が請求書類全部そろえ 必要事項を漏れなく記載して請求したら支給する
支給漏れがあってもそれは請求者の責任であるという制度かのように感じていました 
原則 厳格な請求年金 申請主義

法律は強制加入の前提でありながら 
実際 現実的には強制加入徴収が無理であったらしく 
事業主や本人の加入意識を待っての任意加入が如くのようです

強制徴収が当然とおもわれている税金と 政策的な社会保障に使う保険料とは意識が異なり 
強制加入強制徴収では全体主義・社会主義国家の如くであり
自由と民主主義の国家であると自負すれば
国民の自覚を待っての加入を期待せざるをえなかったのでしょうか

そしていまこそ民主主義はルーズで身勝手で非効率であることも認識しなければならないでしょう
それでも自由主義 民主主義を選ぶということです

その欠点の解消のため 
勤労権 年金権保護
・年金受給等の権利が正当に行使される為の働きも期待され
年金制度に詳しい
社会保険労務士sharousi.htm 
が必要とされたのかと思えば 実際は そうでもなかったのでしょうか

年金制度という名目で本音は保険料徴収のみが目的だったのでしょう 
拠出の反対給付が必然的に要求されますが 
支給に不熱心であったというのは国民のための年金制度でなかったということなのでしょうか 
ユーホー的不思議な存在です 

介護という優しさのイメージを利用して利益を上げる実業家と発想は同じです
公務という正義清真なイメージを利用し 自分の手取り収入の増大を意図するのが公務員なのでしょうか

国民も また社会保険労務士も
社会保障制度(年金制度)の健全な発達の協力者としての位置付けは 
社会保障制度(年金制度)の運用上では されていなかったのです

そのため現場の社会保険事務所も国民の声とか社会保険労務士の声としての意見を聞かなかったのでしょう 

私は意見を求められたことはありません 指導される立場で意見を聞かされたことはあります 公務員の内部構造の上命下服社会が外部に対して官尊民卑に投影されていくのでしょうか そのため国民は面従腹背的行動・発言になっていったのでしょうか

とにかく裁定請求を提出すればいいという考えだったのでしょう それに銀行などの金融機関を利用したということでしょう
口座開設のみに興味がある金融機関では 年金制度の健全な発展に興味はないでしょう

ところがいわゆる記録漏れがあまりにひどいではないかということで
国会で取り上げられたのでしょう (野党は政局にしたい意味もあるでしょう)

実際厚生年金の加入期間については
本人に事業所名住所在籍年月日等記入してもらい 
社会保険事務所で調査しているので社会保険事務所に記録が無いから認めないということではないので
実害はずっと少ないはずです  
領収書が無いから納付を認めないといわれたとしても
不服申立制度を利用して審査請求可能なので 現制度を利用して妥当な解決が出来ます  
やたら不必要に紛議するのはまた別の意図があるのかもしれません

納付者と 未納付者との見分けをどのようにするのか 
時間をじっくりかけられる裁判官がするわけではないのです

混乱に乗じた悪意の未払い者の請求のみでなく
未払いだのに支払ったという記憶違いの人の請求も拒否もしなければならないのです

脱退手当金nkminou.htm#46 
脱退手当金のように納付はあったがその後返還を受けたものもあるのです 女性の場合が多い

年金の制度設計の積年の不備が集合した結果を 現在公表され その怒りを 国民との接点にいる現在の窓口担当者に向けられのは いじめになると思われるので気をつけた方がいいでしょう

年金制度を否定しないのであれば 年金制度に対しても進化を期待し
不必要に過去の不備にこだわりすぎないで これからどのようにすべきかを論じ合った方がいいと思います
 

社会保障制度の維持発展には相互の理解と協調の意識が必要で 対立的相互作用での発展には向かないと思われます

もともと年金制度も高邁なる精神の下で制度設計されたものではないのです 
体制維持者たちの為の社会不安政治不安解消を目的としていますので政治体制を維持できればそれ以上積極的になりません 

民主主義・国民主権の浸透に応じて制度が進化しているのです

 

社会保障番号制度
C:\WINDOWS\Profiles\tk-o\デスクトップ\WWW\nenkrs\nenkhhb3.htm

社会保障カード(社会保障番号制度の導入) 

年金 介護 医療の個人情報の一元的管理 給付と負担の明確化 2006 
重複診療

個人情報保護 納税への活用
税・社会保障の一体設計

社会保障カードの対象範囲 年金 介護 医療に限る 
各制度の個人情報を統一して管理する社会保障番号の導入は先送りする 2007/12/4

 

私が考える これからの年金
nenkrs/nenkrons2.htm#16

 

年金制度の不備
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/nenkrs/nenkhohb.htm
迷子の年金を捜せ
権利者不明・迷子の年金記録
さまよう年金記録問題nenkkrk.htm
年金履歴 照会票
記録漏れnenkkrk.htm#81
消えた年金 横領nenkkrk.htm#101 

宙に浮いた年金記録
年金記録漏れnenkrs\nenkkrk.htm
年金の時効特例法jikoutk.htm
消された年金
nenkmond\kesartnk.htm

社会保障番号制度の導入
nenkrs\nenkhhb3.htm

 

社会保障番号制度
消された年金nenkrs\nenkhhb3.htm
年金等・社会保険の判例審査hanresin.html#1 障害基礎年金の不支給決定 名古屋地裁nkminou.htm#123

宙に浮いた年金記録
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/nenkrs/nenkhohb.htm

一 不服申立huhukumt.htm#11 不服申立・審査請求huhukumt.htm

年金の請求手続き をします
nenkin2\tetuduki.htm 年金履歴
年金労務相談
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/nenkin2/soudann.html

国民年金第3号被保険者
届忘れ未納3号kokune3.htm#81 nenkin/koku1gou.htm#81
無年金障害者munenkin.htm 未届け3号 無年金障害者munenkin.htm#4 未届け3号munenkin.htm#81

年金未納nkminou.htm#46
脱退手当金itijikin.htm#3
脱退手当金の期間
脱退一時金 脱退手当金itijikin.htm

年金等の時効
(時効)第92条kshou.htm#h92 (期間の計算)第93条
年金の5年の時効jikou.htm 年金の5年の時効jikou2.htm#21-1
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/jikou2.htm 時効jikou2.htm についても
社会保険事務所の対応に原因があれば今まででも時効を適用しない扱いはなされていると思います
記録漏れの可能性の趣旨の通知 社会保険事務所で確認要請

もらい忘れと年金時効特例法jikoutk.htm jikoutk.htm
年金のもらい忘れ・記録の訂正soudann.html#5 これらに気配りしていなかったことが不思議です

遡及しない事後重症請求jigohon.htm#1 jigohon.htm  おもしろ年金omosrnk.html

厚生年金未届け・未加入ksmknyu.htm  
厚生年金適用事業所の被保険者でありながら厚生年金受給者になれない人たち
35年勤めても国民年金のみ そのため配偶者もサラリーマンの妻でありながら3号になれない
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/ksmknyu.htm#1

社保未加入shmknyu.htm
私は有限会社に勤めています 従業員は私だけです 勤めて25年になりますnksskm.htm#112
無年金高齢者mnkk.htm

自治労www.jichiro.gr.jp/seimei/070611.htm
新しい機構に変わったとき 国民が 引き続きよろしくお願いしますという気になるか 
これからは結構です もういいですという気になるか 一読してみるといいでしょう

http://www.jichiro.gr.jp/seimei/070601.htm

遺族年金と保険料納付要件
http://www.nenkin.go.jp/ 社会保険庁

遺族年金pe-ji.htm

はじめに

行政の積極的介入

社会保障制度は 人間としてふさわしい生活を求めての行政の積極的介入でしょうが介入は自由の規制を意味します 多数派価値観の強制を意味します 行政は人間の量的把握をします マイナーの価値観の持ち主にとっては不正義な制度です 

従って方向性を示す範囲か 規制や負担は可能な限り少なくしなければなりませんしあるいは個々人の自由を守るための規制として 国民の充分な理解を求めなければなりません (国家には基本的な仕事だけを任せる) 

参考のため 公務員は共済年金です 厚生年金より有利です 排除の論理の実践者です しかし相互扶助方式助け合いの理解を国民に求めます 不思議な精神構造です  自由人としてでなく組織の機関としての発言でしょう

しかしいかなる思想も 人として生きるための手段ですから現在の社会保障制度が自分たちの幸福に繋がると思えば協力します 情報公開と国民への説明責任が大切なのです

社会国家・福祉国家 
国民の福祉と社会的な平等を実現するには、経済的な自由などを規制する事は憲法は認めており 国が積極的な役割を果たした方がいいと考えた結果 何をもたらしたか 官僚主義 裁量行政 つまり行政がでしゃばることを許し 強い政府 大きな政府をつくってしまった 行政がうしろに退き 市場原理が働く自己責任 自己実現の経済社会に変えていく必要がある 日経1999. 7 30より

生きる意味を理解 如何に生きるか

しかし 生きる意味を理解しなければなりません 人はどのような生き方を望んでいるか それは人の数だけあるでしょうが 共通するところは少なくとも生きて良かったと思う より良き生を送る生き方でしょう (教養教育 リベラルアーツ)

人間はまず 衣食住の充足 自由 自己実現 社会に貢献(即自己存在の主張・アピール) と前者を充足しながら次の充足を求めていきます  

判断の視点も 自己 家族 地域社会 自然の中の人間 国家 世界のなかの自分の位置 グローバルな視点  視点の置き場所を変え 前者を包摂しながら価値判断評価を変えていきます

現在では生きる手段の一つとして 社会保障制度が 最大多数の最大幸福の近道だとの認識があります

制度は手段であって目的ではありません 個々の国民に生存の安心を充足した社会保障制度でなければなりません

生きる価値の根源は国民1人1人の心の中にあると考えるのが出発点です

衣食住がある程度安定すれば 如何に生きるべきか 個々人の生き方の自己決定権を保障するための社会保障制度だとも考えられます いわゆるセイフティーネットです  そのため政治に関心を持とう

ここに現代的意義の社会保障制度の萌芽があります それには大きな政府・小さな政府の選択もしなければなりません

自由にも限界があります 自己決定の範囲にも限界があります それを議論して決めましょう

自由はベターですが 徳 真 善 美を必ず保障するものであるとは 私は思っていません

自由と自己責任 
そのうち思考疲労を起こします 思考停止を自ら求めます 
問題が起きるのはこのときです 要注意です

 

6 自己責任と助け合い

老齢年金の場合は 現役世代が先行していますから その間老後の心構えがあればそのための蓄えも可能です わが国は自由社会を基本としていますから 老後も自己責任が基本になります 

第1段階として老齢年金も自己の積み立てが受給額の基本になります 

第2段階として生存権確保の年金は異世代間の所得移転でなく同世代(高齢者世代内)の助け合い・所得再分配 同世代の拠出金を基本にします 

最後に異世代間(現役世代)での調整 との考えの方が拠出と受給の関連が、より具体的、直接的で理解しやすい 


 賦課方式であろうと積立方式であろうと現役世代の生産性に影響されますから その意味では世代間扶養は当然の事であります

労働紛争・労働条件の不利益変更

shutyou/shutyou

 

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  富士市 社会保険労務士 川口徹