2005.07.21王位戦第2局初日 羽生VS康光 ゴキゲン向い飛車 手損角換り 康光版
2005.07.21A級順位戦2回戦 大介VS久保 向い飛車24角 穴熊花火

実況&分析マシュダ一家

30-40手目 相停滞手で持ち角の利息を増やす 王位戦初日終了 No: 7887 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/21 Thu 21:15:54

30-40手目 相停滞手で持ち角の利息を増やす 王位戦初日終了

裏番組で久保が真夏の華々しい花火を打ち上げている間に羽生は封じた。棋士は花火見物でもウチワでなくセンスであろうか?
30=44歩。康光が一番やりたかった手。羽生の96歩は第1局の康光96歩に比べても見栄えしない。
31=56歩。こんな手しかない。35歩と行く前に55歩準備と見せかけるだけ。壁銀のままでは蒸し焼きにされる。
32=62金。間違っても94歩は突かない。むしろ突きたいのは14歩。しかし16歩とされると面白くないので先に陣形整備。1筋は羽生に突かせてニンマリしたい最後のデザート。62金でそろそろ締めないと立会いの内藤國雄が「ワシ最近目が悪いよって飛車と玉の位置が反対に見えんのや」と言う。
33=95歩。余り突きたくないが他に手がないので少しでも有利な手にすがる。
34=22飛。後手はいとも簡単に定位置へ。羽生がいけない。
35=68金。57死守のため応急処置。後手だけに角を持たれていては仕方ない。87銀78金の囲いには4手もかかるばかりか49金はおろか47銀が動かせなくなり千日手になる。
36=24歩。羽生が千日手にするの?とため息まじりに肩で聞くので康光の奮発。
37=37桂。そうこなきゃと初めて身を乗り出して。
38=23飛。しばし黙祷。見たことない。角筋を避けた。升田33飛を思い起こす天衣無縫ぶり。本日のハイライト。当家はひとめ相停滞手と読む。
39=86歩。呆れて。とにかく壁銀解消しないと開戦できない。
40=42銀。33桂跳ね準備。21飛と下がれば手損のようだが先手が上ずってくるのを待つのが相停滞手地獄。従って後手の手損とは先手が1手指すごとに持ち角の利息が増すことになる。
羽生の封じ手?
お好きにどーぞ。


67手目55歩で終止符 No: 7886 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/21 Thu 20:36:53

当家と同じ変化では大介も以下間違えようがない。56桂がMF中段V2固め。これで53桂成が約束されるので奇跡が怒らない限り大逆転は見込めない。

日時:2005.07.21
棋戦:A級順位戦2回戦   
戦形:向い飛車24角 穴熊
先手:鈴木大介
後手:久保利明
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △3三角 ▲7七角 △2二飛 ▲4八銀 △4二銀
▲3六歩 △4四歩 ▲3七銀 △2四角 ▲6八玉 △6二玉 ▲2六歩 △4三銀
▲5八金右 △7二玉 ▲7八玉 △8二玉▲8八玉 △9二香 ▲2五歩 △5一角
▲4六銀 △9一玉 ▲6五歩 △3二飛 ▲7八銀 △8二銀 ▲6七金 △7一金
▲9六歩 △1二香 ▲3七桂 △3三角 ▲1六歩 △5二金 ▲5六歩 △5四銀
▲5五銀 △6五銀 ▲4四銀 △同 角 ▲同 角 △4二飛 ▲7七角打 △3三銀
▲同角成 △同 桂 ▲4六銀 △3五歩▲3三角成 △4四角 ▲同 馬 △同 飛
▲4五桂 △3六歩 ▲2六角 △4三歩 ▲6六歩 △7四銀 ▲3八飛 △2七角
▲3九飛 △6二金寄 ▲5五歩 △6四歩▲5六桂 △3四飛 ▲5三桂成 △6一金引
▲3五歩 △3二飛 ▲6四桂 △4四歩 ▲5四歩 △5二歩 ▲同桂成 △同 金
▲同成桂 △3七歩成 ▲5三歩成 △4七と▲5五銀 △5七歩 ▲5九歩 △3八と
▲1五角 △3九と ▲5一角成 △1一飛 ▲6二と △5一飛 ▲同 と △4九と
▲4一飛 △5九と ▲同 金 △3七角 ▲6一と △7二金 ▲4二歩 △5五角成
▲6二と △4五馬 ▲7二と △同 馬 ▲6二金 △4五馬 ▲5三成桂 △6一歩
▲同飛成 △7二銀 ▲4一竜 △5五桂▲5四歩 △6七桂成 ▲7二金 △7八成桂
▲9八玉 △7一銀打 ▲8一金 △同 玉▲7二銀
125手まで先手勝ち

終局23時24分。消費時間=大介4時間40分。久保5時間59分(112手目から久保は1分将棋)


大介VS久保 56桂変化 No: 7885 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/21 Thu 20:25:39

▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3三角 ▲7七角 ▽2二飛
▲4八銀 ▽4二銀 ▲3六歩 ▽4四歩 ▲3七銀 ▽2四角
▲6八玉 ▽6二玉 ▲2六歩 ▽4三銀 ▲5八金右 ▽7二玉
▲7八玉 ▽8二玉 ▲8八玉 ▽9二香 ▲2五歩 ▽5一角
▲4六銀 ▽9一玉 ▲6五歩 ▽3二飛 ▲7八銀 ▽8二銀
▲6七金 ▽7一金 ▲9六歩 ▽1二香 ▲3七桂 ▽3三角
▲1六歩 ▽5二金 ▲5六歩 ▽5四銀 ▲5五銀 ▽6五銀
▲4四銀 ▽同 角 ▲同 角 ▽4二飛 ▲7七角打 ▽3三銀
▲同角成 ▽同 桂 ▲4六銀 ▽3五歩 ▲3三角成 ▽4四角
▲同 馬 ▽同 飛 ▲4五桂 ▽3六歩 ▲2六角 ▽4三歩
▲6六歩 ▽7四銀 ▲3八飛 ▽2七角 ▲3九飛 ▽6二金寄
▲5五歩 ▽8五銀 ▲5六桂 ▽7四飛 ▲5三桂成 ▽7二金寄
▲7七銀 ▽投了

73手で先手の勝ち


57手目45桂で久保万事休す No: 7884 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/21 Thu 20:11:24

52手目単純に44角では同角と取ってくれない。

先手:52手目44角
後手:大介はナニもさせない
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3三角 ▲7七角 ▽2二飛
▲4八銀 ▽4二銀 ▲3六歩 ▽4四歩 ▲3七銀 ▽2四角
▲6八玉 ▽6二玉 ▲2六歩 ▽4三銀 ▲5八金右 ▽7二玉
▲7八玉 ▽8二玉 ▲8八玉 ▽9二香 ▲2五歩 ▽5一角
▲4六銀 ▽9一玉 ▲6五歩 ▽3二飛 ▲7八銀 ▽8二銀
▲6七金 ▽7一金 ▲9六歩 ▽1二香 ▲3七桂 ▽3三角
▲1六歩 ▽5二金 ▲5六歩 ▽5四銀 ▲5五銀 ▽6五銀
▲4四銀 ▽同 角 ▲同 角 ▽4二飛 ▲7七角打 ▽3三銀
▲同角成 ▽同 桂 ▲4六銀 ▽4四角 ▲5五歩 ▽5四歩
▲2四歩 ▽5五歩 ▲2三歩成 ▽5六歩 ▲5五歩 ▽投了
59手で先手の勝ち

そこで久保は35歩で桂頭を狙う。振り飛車党の大介は26飛と言う手を生涯指すことはない。この場合は26飛36歩同飛に54角を喰らう。76銀が成立する順が先手は一番怖いので大介はすぐに33角成で逆行奇数番1を桂得で。桂を受けにも使える。久保はそこで待望の44角。今度は王手なので同馬しかない。44同飛で最初のデッサンに逆行奇数番1で戻る。
57手目が大介御自慢の45桂。次に久保期待の74飛なら75歩同飛53桂成同金86角。36歩連動手なら26角で飛車アテ。74飛では53桂成。
穴熊相手に右桂が活躍するとやはり後手勝てないのはA級でも同じ。


大介VS久保の奇数番1争奪戦 夕食休憩まで No: 7883 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/21 Thu 19:39:25

大介VS久保の奇数番1争奪戦 夕食休憩まで
40手目54銀は久保から初の3rdアタック。
40手目14歩だと95歩を突かずに55銀。千日手になる含みを残しつつ大介が4枚穴熊に組み替えるかもしれない。そこで54銀では後手の無理が利かない。つまり当家の結論では後手からの5thアタックが行使できないように3rdアタックもない。ところが久保は55銀の組み替えを嫌っていきなり54銀とした。セオリー無視だが久保なら奇跡を呼ぶかもしれない。これは裏番組の羽生が54歩取ると脅した手とは次元が違う。 本当にこんな手が成立するのか?
40手目54銀は65歩を取るゾと言う手だが65金と上がるバカはいない。そこで大介でも55銀と行くしかない。
同銀なら先手から41銀の割り打が残るので後手も勢い65銀と歩得。
先手も44銀で歩を取り返して連動奇数番1。
44手目は角が逃げると24歩。そこで久保は角切り敢行。同角同角42飛は駒アタリ奇数番1を奪いあう殴り合い。ここまで激しい打ち合いは昨晩放映のK1にもない。脳味噌だけで人間同士がこういう格闘ができるのだから将棋とはつくづくよくできている。これが成立するのか否かというのは田舎の疑問であった。都会ではこのぐらいの刺激がないとボケる。
46手目11角成の偶数番2では奇数番1の争奪戦が泣く。そこで大介は「角には角のヒモ」のセオリー通り77角打。ここしか打つ場所がない。
48手目43金は11角成54金でも58金と受けられ47飛成は阻止される。
そこで有無を言わせぬ33銀でまたも奇数番1の殴り合い。大介でも切るしかない。
50手目47飛成では捨てた銀で48銀打ちとされ、桂取り+飛車イジメを阻止されるので素直に同桂。
51手めが先手が引かされた偶数番2だが大介は46銀打で逆行奇数番1を最後に取って夕食となった。
次に久保は33角成を阻止しないと負ける。角を合わせて44飛から74飛の十字飛車をメシ喰いながらデザイン。3枚攻めなので切れることはない。39角も残っている。


本日のA級順位戦 大介久保 No: 7882 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/21 Thu 14:41:08

双方2筋対7-5筋の相振りはマシュダ一家分析によって先手負けと知っている。
そこで先手は相振り矢倉に組むためにすぐに飛車は振らない。
久保は12手目24角で相振り阻止。この57地点狙いは以前2回扱った裏変化。発祥はマシュダ一家。
58金では飛車が振れない。大介は覚悟して68玉。
大介の居飛車は当家では初めて扱う。楽しい久保演出。
15手目26歩は疑問。
以下久保に穴熊に組まれる。
神吉への手土産であろう。大介次第。
現在37手目16歩。5thアタック準備。いずれも5th作成権利は先手。


29手目96歩 No: 7881 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/21 Thu 14:31:22

すぐに行くとカウンターパンチを喰らう。右金もまだ動かせない。
まずは壁銀解消。94歩なら97銀から86銀。
これは双頭手のブランコ前進なので先手満足のように見えるが実態は緩手。後手に手数をすべて読まれる。
後手は飛車開放手段が先手の掌中にあったがこれでアオイコ。
羽生の緩手はもう見飽きたので裏番組の久保を見る。康光並に凄いことやっている。


27手目46銀と28手目53銀 苦虫とアグラ No: 7880 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/21 Thu 14:06:44

27手目46銀と28手目53銀 苦虫とアグラ
昼食前の26手目46銀は大した手ではない。35歩と突くと見せかけて54歩を狙っている。だから応手は44銀と思考するのは火に油。35歩は怖くない。同歩同銀は24地点狙いなので77角と連動しない。むしろ後手は銀交換したい。ところが放置すると45銀と言う手がある。54歩を守って53銀だと35歩を突かれる。

先手:28手目14歩他で放置した場合
後手:29手目45銀
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽5四歩 ▲4八銀 ▽8八角成
▲同 銀 ▽2二飛 ▲7七角 ▽1二飛 ▲2五歩 ▽2二銀
▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽2三歩 ▲2八飛 ▽6二玉
▲6八玉 ▽7二玉 ▲7八玉 ▽6二銀 ▲3六歩 ▽3二金
▲3七銀 ▽3三銀 ▲4六銀 ▽1四歩 ▲4五銀 ▽5三銀
▲3五歩 ▽同 歩 ▲3四歩 ▽4二銀左 ▲3七桂 ▽6四角
▲4八金 ▽投了
37手で先手の勝ち

貴重な角を手放しても後手は次に手がない。先手には29飛+25桂があり後手は阻止できない。32手目64角なら18飛35歩59角で手順に壁銀も解消され後手はジリ貧。
昼食再開後康光はしばらく悩んで苦虫を噛み潰した表情で53銀。
これは54歩を死守した手。羽生はソレを見てアグラ。康光はいつも通り終始正座。
陽動振り飛車では飛車先歩の手を先手に狙われることがよくある。ゴキゲン向い飛車も54歩が狙われる。だから53銀のような形に捕らわれない手が出現しやすい。


負ける権利の能動性 No: 7879 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/21 Thu 12:34:32

人類思想史上初めて言語化されたマシュダ一家の相停滞理論。
1=勝つ権利
2=負ける権利
3=千日手の権利
当家ではかつて第三相停滞が何度も考察された。ところが康光は千日手を嫌う。
丸山の第一相停滞手は勝つための戦略であった。今日康光が見せている第二相停滞戦略には負ける権利がある。
ここで新世界のオっちゃんが登場する。
「負けんのに権利もクソもあらへん。ワイでもハブに負ける」
残念ながら彼には羽生に負ける権利がない。今日の康光のように王位戦予選を勝ちあがって挑戦者にならないと「負ける権利」は発生しない。
昨年の名人戦の後で森内は「故意に千日手にしない」という告白を行なった。 これは「負ける権利」を正当化しようとしたものであった。あの告白のおかげで王座戦以外にも1局完結方式が取られるようになった。 経緯と詳細な分析はすでに昨年記した通り。
負ける権利とは番勝負で発生する。負けたら終わりの一発勝負のトーナメントにはない。ところが人生とは勝ったり負けたりの連鎖で構成されているので長い目でみると一発勝負の負けも実は勝ちの種だったりする。島が塚田に竜王戦3組決勝で故意に負けたのは目先の利益を追っただけだったが。
勝つ権利を譲渡して「勝ち札」を温存すると言う戦略はもっと長い生死の狭間で有効となる。世間で「負けるが勝ち」と言うのは負け惜しみではない。負ける権利とはその能動性を表現するために使う。


第三部 相停滞理論の表層 仮想番を巡る斥候で後手が三権利掌握 No: 7878 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/21 Thu 11:59:30

第三部 相停滞理論の表層 仮想番を巡る斥候で後手が三権利掌握

23=36歩。2-1作成。先手には24歩打ちの仮想アタックがあるので常根に裏番で加算しないといけない。
24=32金。銀を出ろと催促し2-1維持。
25=37銀。呼び出し受けてノコノコ出る。
26=33銀。双頭手。ここで65角はない。端歩は仮想3rdアタックの権利を譲渡してしまうので先に24歩打ち変化阻止。
これで後手は22飛が可能。先手は飛車先歩開放権利を奪取され2筋に逆に歩を打たされると角を手放した損だけが残って勝てない。
後手は千日手が簡単。従って表層上はすでに後手の作戦勝ち。勝つ権利も負ける権利も千日手の権利もすべて後手が掌握。


18-22手目 No: 7877 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/21 Thu 11:43:59

18-22手目
18=62玉。最短の囲いを目指す三頭手。ブランコ前進で先手に追随させる。
19=68玉。角放出+ブランコ後進=飛車先歩開放で1歩手持ち+後手飛車閉塞
20=72玉。3手囲い示唆。
21=78玉。第二ブランコ後進。
22=62銀。ゴキゲン角換りで康光得意の陣形。


王位戦第2局17手目まで第1部 ゴキゲン向い飛車 手損角換り 康光版 No: 7876 [返信][削除]
 投稿者:王位戦第2局 実況&分析マシュダ一家  05/07/21 Thu 11:33:55

王位戦第2局 第1部17手目まで ゴキゲン向い飛車 手損角換り 康光版
羽生の初手ですべて決まった。
当家の2005.07.11戦前公開プログラム通り第1局は後手中飛車で先手勝ち、続く棋聖戦第4局は当家プログラム通り矢倉で先手負けとなったが羽生がそれに気がついて相掛りを中止。康光は王位戦第1局で後手番なら中飛車を指すとの当家推測通り今日は4手目54歩。最初のプロに戻った。
羽生はここで不自然な長考26分で48銀の譲渡1。25歩と突けと言いたいが最近の羽生は自分の実力の限界を感じて挑戦する決断力と勇気を箱にしまった。逆行歩間4には4種類。48銀では飛車の横利きと棒銀が消える。康光は11分で手損角換り選択。これは予定通りなので即興ではない。
8手目22飛が譲渡2の逆行歩間4。
9手目77角は疑問。歩間4で駒アタリ奇数番1を持ち駒投資で取るのは性急。康光に腰抜けと棋譜で証明されたくなかっただけ。
10手目12飛は予定。角を合わせても上擦った駒を狙撃され主導権は永遠に戻らない。
11手目25歩は相手に強引に引きづり出されたカビの生えた勇気。本局初の3-1アタックを見せる。夏はカビが生えやすい。少し箱に入れただけでつんのめる。
12手目22銀は双頭手。32金では24歩同歩同飛23歩に横歩を取られる。
以下28角なら32飛同銀22金または32飛同飛11角成の急襲で午前中に終わってしまい神戸新聞が泣く。
17手目28飛は角の狙撃を避けた妥協。これで後手は手番を戻せる。