121手目同金は負け。本譜でも中空三角理論で負け。
上部脱出は84歩の礎石があって不可。
あの84歩？
やはり真っ先に取るべきだったと？
康光は17桂でここまで見せたらナニも言うことない。
素晴らしい気迫。負けてもアッパレ。
日時：2005.07.18
棋戦：棋聖戦第4局
戦形：急戦矢倉3手角袖飛車
先手：佐藤康光棋聖
後手：羽生善治四冠
▲７六歩 ▽８四歩 ▲６八銀 ▽３四歩 ▲７七銀 ▽６二銀
▲５六歩 ▽５四歩 ▲４八銀 ▽４二銀 ▲７八金 ▽３二金
▲６九玉 ▽４一玉 ▲５八金 ▽５二金 ▲７九角 ▽３三銀
▲３六歩 ▽３一角 ▲３五歩 ▽６四角 ▲１八飛 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６五歩 ▽４二角
▲３八飛 ▽４三銀 ▲４六角 ▽７三銀 ▲２八角 ▽６二飛
▲７九玉 ▽６四歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲５七銀 ▽７三桂
▲６八銀左 ▽３一玉 ▲６六歩 ▽２二玉 ▲６七金右 ▽３四歩
▲１六歩 ▽６一飛 ▲１七桂 ▽１四歩 ▲７七桂 ▽５五歩
▲同　歩 ▽１五歩 ▲同　歩 ▽１六歩 ▲２五桂 ▽２四歩
▲１三桂成 ▽同　玉 ▲５六銀 ▽２三玉 ▲１六香 ▽７五歩
▲同　歩 ▽３五桂 ▲７四歩 ▽２七桂成 ▲５八飛 ▽７六歩
▲７三歩成 ▽７七歩成 ▲同　銀 ▽２八成桂 ▲７四と ▽２七成桂
▲７三歩 ▽７一飛 ▲６四と ▽同　角 ▲６五銀 ▽３一角
▲６四桂 ▽６三金 ▲７二歩成 ▽５一飛 ▲６二銀 ▽３五角
▲４六歩 ▽同　角 ▲８八玉 ▽６二金 ▲同　と ▽６九銀
▲５一と ▽５八銀不成▲６八金引 ▽１八飛 ▲３三歩 ▽６七歩
▲３二歩成 ▽６八歩成 ▲２二金 ▽同　角 ▲同　と ▽同　玉
▲６八銀 ▽６九銀不成▲７二飛 ▽３二金 ▲４八歩 ▽同飛成
▲５九金 ▽６七歩 ▲６九金 ▽６八歩成 ▲３三歩 ▽７八と
▲同飛成 ▽７九銀 ▲同　金 ▽同角成 ▲同　玉 ▽６八金
▲投了

126手で後手の勝ち
終局=18時40分

116手目67歩! 駒アタリ奇数番3+王手ナンバー
以下変化は即詰み

▲７六歩 ▽８四歩 ▲６八銀 ▽３四歩 ▲７七銀 ▽６二銀
▲５六歩 ▽５四歩 ▲４八銀 ▽４二銀 ▲７八金 ▽３二金
▲６九玉 ▽４一玉 ▲５八金 ▽５二金 ▲７九角 ▽３三銀
▲３六歩 ▽３一角 ▲３五歩 ▽６四角 ▲１八飛 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６五歩 ▽４二角
▲３八飛 ▽４三銀 ▲４六角 ▽７三銀 ▲２八角 ▽６二飛
▲７九玉 ▽６四歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲５七銀 ▽７三桂
▲６八銀左 ▽３一玉 ▲６六歩 ▽２二玉 ▲６七金右 ▽３四歩
▲１六歩 ▽６一飛 ▲１七桂 ▽１四歩 ▲７七桂 ▽５五歩
▲同　歩 ▽１五歩 ▲同　歩 ▽１六歩 ▲２五桂 ▽２四歩
▲１三桂成 ▽同　玉 ▲５六銀 ▽２三玉 ▲１六香 ▽７五歩
▲同　歩 ▽３五桂 ▲７四歩 ▽２七桂成 ▲５八飛 ▽７六歩
▲７三歩成 ▽７七歩成 ▲同　銀 ▽２八成桂 ▲７四と ▽２七成桂
▲７三歩 ▽７一飛 ▲６四と ▽同　角 ▲６五銀 ▽３一角
▲６四桂 ▽６三金 ▲７二歩成 ▽５一飛 ▲６二銀 ▽３五角
▲４六歩 ▽同　角 ▲８八玉 ▽６二金 ▲同　と ▽６九銀
▲５一と ▽５八銀不成▲６八金引 ▽１八飛 ▲３三歩 ▽６七歩
▲３二歩成 ▽６八歩成 ▲２二金 ▽同　角 ▲同　と ▽同　玉
▲６八銀 ▽６九銀不成▲７二飛 ▽３二金 ▲４八歩 ▽同飛成
▲５九金 ▽６七歩 ▲６九金 ▽６八歩成 ▲３三歩 ▽７八と
▲同　金 ▽７九銀 ▲７七玉 ▽６八角成 ▲同　金 ▽同　龍
▲７六玉 ▽８五金 ▲投了

128手で後手の勝ち

羽生も頓死を畏れた模様。これは龍が一回弾ける。48歩で1歩捨ててもまだ24点でギリギリ持将棋成立。

▲７六歩 ▽８四歩 ▲６八銀 ▽３四歩 ▲７七銀 ▽６二銀
▲５六歩 ▽５四歩 ▲４八銀 ▽４二銀 ▲７八金 ▽３二金
▲６九玉 ▽４一玉 ▲５八金 ▽５二金 ▲７九角 ▽３三銀
▲３六歩 ▽３一角 ▲３五歩 ▽６四角 ▲１八飛 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６五歩 ▽４二角
▲３八飛 ▽４三銀 ▲４六角 ▽７三銀 ▲２八角 ▽６二飛
▲７九玉 ▽６四歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲５七銀 ▽７三桂
▲６八銀左 ▽３一玉 ▲６六歩 ▽２二玉 ▲６七金右 ▽３四歩
▲１六歩 ▽６一飛 ▲１七桂 ▽１四歩 ▲７七桂 ▽５五歩
▲同　歩 ▽１五歩 ▲同　歩 ▽１六歩 ▲２五桂 ▽２四歩
▲１三桂成 ▽同　玉 ▲５六銀 ▽２三玉 ▲１六香 ▽７五歩
▲同　歩 ▽３五桂 ▲７四歩 ▽２七桂成 ▲５八飛 ▽７六歩
▲７三歩成 ▽７七歩成 ▲同　銀 ▽２八成桂 ▲７四と ▽２七成桂
▲７三歩 ▽７一飛 ▲６四と ▽同　角 ▲６五銀 ▽３一角
▲６四桂 ▽６三金 ▲７二歩成 ▽５一飛 ▲６二銀 ▽３五角
▲４六歩 ▽同　角 ▲８八玉 ▽６二金 ▲同　と ▽６九銀
▲５一と ▽５八銀不成▲６八金引 ▽１八飛 ▲３三歩 ▽６七歩
▲３二歩成 ▽６八歩成 ▲２二金 ▽同　角 ▲同　と ▽同　玉
▲６八銀 ▽６九銀不成▲７二飛 ▽３二金 ▲４八歩 ▽同飛成
▲５九金 ▽７八銀成 ▲同飛成 ▽３七龍 ▲持将棋

王位戦同様羽生が頓死をするパターンへ落ちた場合
▲７六歩 ▽８四歩 ▲６八銀 ▽３四歩 ▲７七銀 ▽６二銀
▲５六歩 ▽５四歩 ▲４八銀 ▽４二銀 ▲７八金 ▽３二金
▲６九玉 ▽４一玉 ▲５八金 ▽５二金 ▲７九角 ▽３三銀
▲３六歩 ▽３一角 ▲３五歩 ▽６四角 ▲１八飛 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６五歩 ▽４二角
▲３八飛 ▽４三銀 ▲４六角 ▽７三銀 ▲２八角 ▽６二飛
▲７九玉 ▽６四歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲５七銀 ▽７三桂
▲６八銀左 ▽３一玉 ▲６六歩 ▽２二玉 ▲６七金右 ▽３四歩
▲１六歩 ▽６一飛 ▲１七桂 ▽１四歩 ▲７七桂 ▽５五歩
▲同　歩 ▽１五歩 ▲同　歩 ▽１六歩 ▲２五桂 ▽２四歩
▲１三桂成 ▽同　玉 ▲５六銀 ▽２三玉 ▲１六香 ▽７五歩
▲同　歩 ▽３五桂 ▲７四歩 ▽２七桂成 ▲５八飛 ▽７六歩
▲７三歩成 ▽７七歩成 ▲同　銀 ▽２八成桂 ▲７四と ▽２七成桂
▲７三歩 ▽７一飛 ▲６四と ▽同　角 ▲６五銀 ▽３一角
▲６四桂 ▽６三金 ▲７二歩成 ▽５一飛 ▲６二銀 ▽３五角
▲４六歩 ▽同　角 ▲８八玉 ▽６二金 ▲同　と ▽６九銀
▲５一と ▽５八銀不成▲６八金引 ▽１八飛 ▲３三歩 ▽６七歩
▲３二歩成 ▽６八歩成 ▲２二金 ▽同　角 ▲同　と ▽同　玉
▲６八銀 ▽同角成 ▲同　金 ▽６七銀成 ▲３一角 ▽同　玉
▲４一飛 ▽３二玉 ▲２三金 ▽同　玉 ▲４三飛成 ▽３三桂打
▲４一角 ▽１二玉 ▲２三銀 ▽１三玉 ▲１四歩 ▽投了

125手で先手の勝ち

102手目に羽生長考中だがまだ40分も残しているらしい。歩の貯金には時間の貯金で対抗。これでは間違えようもない。
一応33歩を同金と取って持将棋にされた場合の変化
▲７六歩 ▽８四歩 ▲６八銀 ▽３四歩 ▲７七銀 ▽６二銀
▲５六歩 ▽５四歩 ▲４八銀 ▽４二銀 ▲７八金 ▽３二金
▲６九玉 ▽４一玉 ▲５八金 ▽５二金 ▲７九角 ▽３三銀
▲３六歩 ▽３一角 ▲３五歩 ▽６四角 ▲１八飛 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６五歩 ▽４二角
▲３八飛 ▽４三銀 ▲４六角 ▽７三銀 ▲２八角 ▽６二飛
▲７九玉 ▽６四歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲５七銀 ▽７三桂
▲６八銀左 ▽３一玉 ▲６六歩 ▽２二玉 ▲６七金右 ▽３四歩
▲１六歩 ▽６一飛 ▲１七桂 ▽１四歩 ▲７七桂 ▽５五歩
▲同　歩 ▽１五歩 ▲同　歩 ▽１六歩 ▲２五桂 ▽２四歩
▲１三桂成 ▽同　玉 ▲５六銀 ▽２三玉 ▲１六香 ▽７五歩
▲同　歩 ▽３五桂 ▲７四歩 ▽２七桂成 ▲５八飛 ▽７六歩
▲７三歩成 ▽７七歩成 ▲同　銀 ▽２八成桂 ▲７四と ▽２七成桂
▲７三歩 ▽７一飛 ▲６四と ▽同　角 ▲６五銀 ▽３一角
▲６四桂 ▽６三金 ▲７二歩成 ▽５一飛 ▲６二銀 ▽３五角
▲４六歩 ▽同　角 ▲８八玉 ▽６二金 ▲同　と ▽６九銀
▲５一と ▽５八銀不成▲６八金引 ▽１八飛 ▲３三歩 ▽同　金
▲４一と ▽５三角 ▲６三金 ▽７一角 ▲７二飛 ▽持将棋

羽生がモタモタしているので持将棋変化がまた出てきた。

83香で角を殺す場合
▲７六歩 ▽８四歩 ▲６八銀 ▽３四歩 ▲７七銀 ▽６二銀
▲５六歩 ▽５四歩 ▲４八銀 ▽４二銀 ▲７八金 ▽３二金
▲６九玉 ▽４一玉 ▲５八金 ▽５二金 ▲７九角 ▽３三銀
▲３六歩 ▽３一角 ▲３五歩 ▽６四角 ▲１八飛 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６五歩 ▽４二角
▲３八飛 ▽４三銀 ▲４六角 ▽７三銀 ▲２八角 ▽６二飛
▲７九玉 ▽６四歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲５七銀 ▽７三桂
▲６八銀左 ▽３一玉 ▲６六歩 ▽２二玉 ▲６七金右 ▽３四歩
▲１六歩 ▽６一飛 ▲１七桂 ▽１四歩 ▲７七桂 ▽５五歩
▲同　歩 ▽１五歩 ▲同　歩 ▽１六歩 ▲２五桂 ▽２四歩
▲１三桂成 ▽同　玉 ▲５六銀 ▽２三玉 ▲１六香 ▽７五歩
▲同　歩 ▽３五桂 ▲７四歩 ▽２七桂成 ▲５八飛 ▽７六歩
▲７三歩成 ▽７七歩成 ▲同　銀 ▽２八成桂 ▲７四と ▽２七成桂
▲７三歩 ▽７一飛 ▲６四と ▽同　角 ▲６五銀 ▽３一角
▲６四桂 ▽６三金 ▲７二歩成 ▽５一飛 ▲６二銀 ▽３五角
▲４六歩 ▽同　角 ▲８八玉 ▽６二金 ▲同　と ▽６九銀
▲５一と ▽５八銀不成▲６八金引 ▽１八飛 ▲３三歩 ▽同　桂
▲４一と ▽５三角 ▲２一飛 ▽２二桂 ▲１一飛成 ▽３五歩
▲６三金 ▽７一角 ▲４二と ▽８二角 ▲８三香 ▽持将棋

大駒を取らないと先手は点数負け

94手目62金からあとは簡単。先手がどんなに頑張っても点数負けするので粘りようがない。詰まされるしかない。
やはり羽生は間違えない。
敗因1は17桂だがハブの千日手より持将棋の方がマシ。
敗因2はいろいろあったが康光が持将棋を諦めたのが直接の原因。周囲に問題があった。特に棋聖戦担当者が今回はヒドすぎる。洟垂れ小僧であろうか？このクソ記者は自社の棋戦を放り投げてサーカス小屋のスパイに成り果てた。

90=35角。羽生はやはり35角から。王手なので逃げないといけないが54歩変化には後手から57歩が利いてしまう。
91=46歩。ここで1歩を捨ててはもう持将棋点数合戦もない。
92=同角。相入玉でも後手勝ちとなる。
93=88玉。57金では55飛の双頭手が中空三角理論。
94=62金。冷酷に取られては万事休す。お茶は急須。

凄い。本当に奇跡を呼ぶ男。

羽生が逃げ方を間違って負ける場合1
▲７六歩 ▽８四歩 ▲６八銀 ▽３四歩 ▲７七銀 ▽６二銀
▲５六歩 ▽５四歩 ▲４八銀 ▽４二銀 ▲７八金 ▽３二金
▲６九玉 ▽４一玉 ▲５八金 ▽５二金 ▲７九角 ▽３三銀
▲３六歩 ▽３一角 ▲３五歩 ▽６四角 ▲１八飛 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６五歩 ▽４二角
▲３八飛 ▽４三銀 ▲４六角 ▽７三銀 ▲２八角 ▽６二飛
▲７九玉 ▽６四歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲５七銀 ▽７三桂
▲６八銀左 ▽３一玉 ▲６六歩 ▽２二玉 ▲６七金右 ▽３四歩
▲１六歩 ▽６一飛 ▲１七桂 ▽１四歩 ▲７七桂 ▽５五歩
▲同　歩 ▽１五歩 ▲同　歩 ▽１六歩 ▲２五桂 ▽２四歩
▲１三桂成 ▽同　玉 ▲５六銀 ▽２三玉 ▲１六香 ▽７五歩
▲同　歩 ▽３五桂 ▲７四歩 ▽２七桂成 ▲５八飛 ▽７六歩
▲７三歩成 ▽７七歩成 ▲同　銀 ▽２八成桂 ▲７四と ▽２七成桂
▲７三歩 ▽７一飛 ▲６四と ▽同　角 ▲６五銀 ▽３一角
▲６四桂 ▽６三金 ▲７二歩成 ▽５一飛 ▲６二銀 ▽４一飛
▲６一と ▽４二角 ▲５一と ▽３一飛 ▲５二桂成 ▽３三角
▲４一と ▽投了

97手で先手の勝ち

羽生が逃げ方を間違って負ける場合2

▲７六歩 ▽８四歩 ▲６八銀 ▽３四歩 ▲７七銀 ▽６二銀
▲５六歩 ▽５四歩 ▲４八銀 ▽４二銀 ▲７八金 ▽３二金
▲６九玉 ▽４一玉 ▲５八金 ▽５二金 ▲７九角 ▽３三銀
▲３六歩 ▽３一角 ▲３五歩 ▽６四角 ▲１八飛 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６五歩 ▽４二角
▲３八飛 ▽４三銀 ▲４六角 ▽７三銀 ▲２八角 ▽６二飛
▲７九玉 ▽６四歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲５七銀 ▽７三桂
▲６八銀左 ▽３一玉 ▲６六歩 ▽２二玉 ▲６七金右 ▽３四歩
▲１六歩 ▽６一飛 ▲１七桂 ▽１四歩 ▲７七桂 ▽５五歩
▲同　歩 ▽１五歩 ▲同　歩 ▽１六歩 ▲２五桂 ▽２四歩
▲１三桂成 ▽同　玉 ▲５六銀 ▽２三玉 ▲１六香 ▽７五歩
▲同　歩 ▽３五桂 ▲７四歩 ▽２七桂成 ▲５八飛 ▽７六歩
▲７三歩成 ▽７七歩成 ▲同　銀 ▽２八成桂 ▲７四と ▽２七成桂
▲７三歩 ▽７一飛 ▲６四と ▽同　角 ▲６五銀 ▽３一角
▲６四桂 ▽６三金 ▲７二歩成 ▽５一飛 ▲６二銀 ▽４一飛
▲６一と ▽６四金 ▲５一と ▽４二飛 ▲６四銀 ▽３三金
▲５三銀上成▽１二飛 ▲４一と ▽２二角 ▲１四金 ▽３二玉
▲４二と ▽投了

103手で先手の勝ち

羽生が逃げ方を間違って負ける場合3
▲７六歩 ▽８四歩 ▲６八銀 ▽３四歩 ▲７七銀 ▽６二銀
▲５六歩 ▽５四歩 ▲４八銀 ▽４二銀 ▲７八金 ▽３二金
▲６九玉 ▽４一玉 ▲５八金 ▽５二金 ▲７九角 ▽３三銀
▲３六歩 ▽３一角 ▲３五歩 ▽６四角 ▲１八飛 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６五歩 ▽４二角
▲３八飛 ▽４三銀 ▲４六角 ▽７三銀 ▲２八角 ▽６二飛
▲７九玉 ▽６四歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲５七銀 ▽７三桂
▲６八銀左 ▽３一玉 ▲６六歩 ▽２二玉 ▲６七金右 ▽３四歩
▲１六歩 ▽６一飛 ▲１七桂 ▽１四歩 ▲７七桂 ▽５五歩
▲同　歩 ▽１五歩 ▲同　歩 ▽１六歩 ▲２五桂 ▽２四歩
▲１三桂成 ▽同　玉 ▲５六銀 ▽２三玉 ▲１六香 ▽７五歩
▲同　歩 ▽３五桂 ▲７四歩 ▽２七桂成 ▲５八飛 ▽７六歩
▲７三歩成 ▽７七歩成 ▲同　銀 ▽２八成桂 ▲７四と ▽２七成桂
▲７三歩 ▽７一飛 ▲６四と ▽同　角 ▲６五銀 ▽３一角
▲６四桂 ▽６三金 ▲７二歩成 ▽５一飛 ▲６二銀 ▽４一飛
▲６一と ▽３三金 ▲５一と ▽４二飛 ▲５四歩 ▽５二歩
▲同　と ▽同　銀 ▲同桂成 ▽同　飛 ▲５三銀成 ▽同　金
▲同歩成 ▽９二飛 ▲４二銀 ▽２二角 ▲３三銀成 ▽同　桂
▲４三と ▽２五角 ▲３二金 ▽投了

111手で先手の勝ち

飛車を追っても羽生は逃げるだけ。結局と金とカナ駒交換なら同数。35角の1手の余裕ができるのでやはり84歩の1点を最後に取らないと永遠の点数地獄となる。

奇跡変化を72銀+54歩で作成中に64桂。63金で次に64金と切られたらゲームセット。
結局持将棋の指し直しのスケジュール調整ができなかった模様。
それでも棋聖のプライドは見せた。あとは華々しく散るだけ。
まだ75銀と言う鬼のような粘りは利くが康光はもう諦めたはず。

当家ではこのまま攻めると先手負け変化。
康光は周囲の理解が得られなかった？
これで勝ったら奇跡。戻すなら73歩を取られないようにしつつ84歩を取り切らないといけない。まだなんとかなる。

81手め83桂の場合は飛車を手順に31飛とされ24点は維持できても危険

▲７六歩 ▽８四歩 ▲６八銀 ▽３四歩 ▲７七銀 ▽６二銀
▲５六歩 ▽５四歩 ▲４八銀 ▽４二銀 ▲７八金 ▽３二金
▲６九玉 ▽４一玉 ▲５八金 ▽５二金 ▲７九角 ▽３三銀
▲３六歩 ▽３一角 ▲３五歩 ▽６四角 ▲１八飛 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６五歩 ▽４二角
▲３八飛 ▽４三銀 ▲４六角 ▽７三銀 ▲２八角 ▽６二飛
▲７九玉 ▽６四歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲５七銀 ▽７三桂
▲６八銀左 ▽３一玉 ▲６六歩 ▽２二玉 ▲６七金右 ▽３四歩
▲１六歩 ▽６一飛 ▲１七桂 ▽１四歩 ▲７七桂 ▽５五歩
▲同　歩 ▽１五歩 ▲同　歩 ▽１六歩 ▲２五桂 ▽２四歩
▲１三桂成 ▽同　玉 ▲５六銀 ▽２三玉 ▲１六香 ▽７五歩
▲同　歩 ▽３五桂 ▲７四歩 ▽２七桂成 ▲５八飛 ▽７六歩
▲７三歩成 ▽７七歩成 ▲同　銀 ▽２八成桂 ▲７四と ▽２七成桂
▲７三歩 ▽７一飛 ▲８三桂 ▽３一飛 ▲８四と ▽中断

康光すでに81手めで30分以上の長考

73歩を取られたら23点の連盟ルールで負け。
73歩打ったからには65桂で死守するしかない。

77=74歩とは当然。色気出して28飛で成桂を取ると点数負け。
78=27成桂。ここまでMF変化と同じ。
79=73歩。64とで銀を取っては先手点数負け。当家では84とで1歩入手して24点確保が先決だったが康光は周囲の様子見。
80=71飛。72歩成は許せない。逆に次に73銀で銀を捨てても2枚換えで後手点数勝ち。73銀を許すと先手は1点足りなくなる。

羽生は72手目76歩。康光は持将棋でもう一回指せと豪語しているので桂と歩の交換なら同じ。羽生も同意している。
そもそも棋聖防衛戦とサーカス将棋を同時に開催する連盟の神経が狂っていた。中原がいるなら森と相談して持将棋の場合後日指直しにするべき。タヌキうどんを食べて指直しでも当家は付き合う。

康光の狙いは角と桂の二枚換え。羽生が拒否すれば24点で持将棋ギリギリ成立。


24点で引き分けにする場合
▲７六歩 ▽８四歩 ▲６八銀 ▽３四歩 ▲７七銀 ▽６二銀
▲５六歩 ▽５四歩 ▲４八銀 ▽４二銀 ▲７八金 ▽３二金
▲６九玉 ▽４一玉 ▲５八金 ▽５二金 ▲７九角 ▽３三銀
▲３六歩 ▽３一角 ▲３五歩 ▽６四角 ▲１八飛 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６五歩 ▽４二角
▲３八飛 ▽４三銀 ▲４六角 ▽７三銀 ▲２八角 ▽６二飛
▲７九玉 ▽６四歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲５七銀 ▽７三桂
▲６八銀左 ▽３一玉 ▲６六歩 ▽２二玉 ▲６七金右 ▽３四歩
▲１六歩 ▽６一飛 ▲１七桂 ▽１四歩 ▲７七桂 ▽５五歩
▲同　歩 ▽１五歩 ▲同　歩 ▽１六歩 ▲２五桂 ▽２四歩
▲１三桂成 ▽同　玉 ▲５六銀 ▽２三玉 ▲１六香 ▽７五歩
▲同　歩 ▽３五桂 ▲７四歩 ▽２七桂成 ▲５八飛 ▽２八成桂
▲７三歩成 ▽２七成桂 ▲７四と ▽５三銀 ▲８四と ▽持将棋

37飛三部作はいずれも先手負けなのでどうするのかと思ったらなんと74歩。
唖然では済まない。救急車が必要かもしれない。

ナニもしないで午後のオヤツを食べたい場合

▲７六歩 ▽８四歩 ▲６八銀 ▽３四歩 ▲７七銀 ▽６二銀
▲５六歩 ▽５四歩 ▲４八銀 ▽４二銀 ▲７八金 ▽３二金
▲６九玉 ▽４一玉 ▲５八金 ▽５二金 ▲７九角 ▽３三銀
▲３六歩 ▽３一角 ▲３五歩 ▽６四角 ▲１八飛 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６五歩 ▽４二角
▲３八飛 ▽４三銀 ▲４六角 ▽７三銀 ▲２八角 ▽６二飛
▲７九玉 ▽６四歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲５七銀 ▽７三桂
▲６八銀左 ▽３一玉 ▲６六歩 ▽２二玉 ▲６七金右 ▽３四歩
▲１六歩 ▽６一飛 ▲１七桂 ▽１四歩 ▲７七桂 ▽５五歩
▲同　歩 ▽１五歩 ▲同　歩 ▽１六歩 ▲２五桂 ▽２四歩
▲１三桂成 ▽同　玉 ▲５六銀 ▽２三玉 ▲１六香 ▽７五歩
▲同　歩 ▽３五桂 ▲３七飛 ▽７五銀 ▲３六歩 ▽７六歩
▲３五歩 ▽７七歩成 ▲同　銀 ▽８五桂 ▲７六歩 ▽７七桂成
▲同金直 ▽６四銀 ▲投了

80手で後手の勝ち

羽生がいつものようにV2固めを見せたい場合

▲７六歩 ▽８四歩 ▲６八銀 ▽３四歩 ▲７七銀 ▽６二銀
▲５六歩 ▽５四歩 ▲４八銀 ▽４二銀 ▲７八金 ▽３二金
▲６九玉 ▽４一玉 ▲５八金 ▽５二金 ▲７九角 ▽３三銀
▲３六歩 ▽３一角 ▲３五歩 ▽６四角 ▲１八飛 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６五歩 ▽４二角
▲３八飛 ▽４三銀 ▲４六角 ▽７三銀 ▲２八角 ▽６二飛
▲７九玉 ▽６四歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲５七銀 ▽７三桂
▲６八銀左 ▽３一玉 ▲６六歩 ▽２二玉 ▲６七金右 ▽３四歩
▲１六歩 ▽６一飛 ▲１七桂 ▽１四歩 ▲７七桂 ▽５五歩
▲同　歩 ▽１五歩 ▲同　歩 ▽１六歩 ▲２五桂 ▽２四歩
▲１三桂成 ▽同　玉 ▲５六銀 ▽２三玉 ▲１六香 ▽７五歩
▲同　歩 ▽３五桂 ▲３七飛 ▽７五銀 ▲３六歩 ▽７六歩
▲３五歩 ▽７七歩成 ▲同　銀 ▽８五桂 ▲６八銀 ▽７六桂
▲投了

78手で後手の勝ち

羽生が康光をからかって双子桂変化を見せたい場合

▲７六歩 ▽８四歩 ▲６八銀 ▽３四歩 ▲７七銀 ▽６二銀
▲５六歩 ▽５四歩 ▲４八銀 ▽４二銀 ▲７八金 ▽３二金
▲６九玉 ▽４一玉 ▲５八金 ▽５二金 ▲７九角 ▽３三銀
▲３六歩 ▽３一角 ▲３五歩 ▽６四角 ▲１八飛 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６五歩 ▽４二角
▲３八飛 ▽４三銀 ▲４六角 ▽７三銀 ▲２八角 ▽６二飛
▲７九玉 ▽６四歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲５七銀 ▽７三桂
▲６八銀左 ▽３一玉 ▲６六歩 ▽２二玉 ▲６七金右 ▽３四歩
▲１六歩 ▽６一飛 ▲１七桂 ▽１四歩 ▲７七桂 ▽５五歩
▲同　歩 ▽１五歩 ▲同　歩 ▽１六歩 ▲２五桂 ▽２四歩
▲１三桂成 ▽同　玉 ▲５六銀 ▽２三玉 ▲１六香 ▽７五歩
▲同　歩 ▽３五桂 ▲３七飛 ▽７五銀 ▲７四歩 ▽８五桂
▲同　桂 ▽同　歩 ▲３六歩 ▽２五桂 ▲３九飛 ▽２七桂成
▲４六角 ▽１七桂成 ▲投了

80手で後手の勝ち

62=13玉。同香は16香から14歩。顔面受けは暑苦しいが3枚換えではこれ以上駒を渡せない。
63=56銀。歩得を主張する鬼のような手。
64=23玉。22玉では受け一方。入玉のチャンスを狙う双頭手。
65=16香。これで遊び桂と歩3枚の交換に成功。
66=75歩。歩切れではジリ貧なので。
67=同歩。遠慮なくというより相当ズーズーC。これで持ち歩5枚。将棋ポーカーで負けて勝つという気分になるかもしれない。
68=35桂
唖然。羽生がいまだにこんな手に未練を持つとは。これでは森に大爆笑されてしまう。一昨年名人戦の筋悪将棋再燃。

58=16歩。羽生はアタマ使わないのでラク。先に15香は16歩でダメ。
59=25桂。跳ぶしかない。
60=24歩。手が素早い。ゲンナマ将棋へ。
61=13桂成。桂損は覚悟の上。歩との3枚換えなのでむしろ先手が防衛コースを選択。控え室は後手から35桂らしい。そんなドブ桂を披露するのは飯塚しかいない。桂損だけ見て「後手持ちムード」らしい。後手の歩切れを算定できないらしい。

康光も昔の血が逆流したのか不明。先手が2歩得して言い訳ない。谷川なら怒る。
当家ならハブのダマし手55歩を咎めて54歩の受動駒アタリ偶数番2を作成し角切りを見せて勝負将棋にする。馬を作らせても飛車はすぐに殺されないので53銀の挟撃が可能。
そう言えばこれに勝てば棋聖防衛であった。森内名人防衛並に頑固と読むことは自然。

同歩はない。跳躍奇数番3を取れば先手勝ちだがこの局面にはない。
仮想跳躍奇数番3ならある。

52=14歩。康光からのプレゼントを素直に貰う羽生。これで3rd作成ができたのでボロ負けはない。2ndのままでは千日手か火炎地獄で無視焼き。余りに大差だったのでこの3rdが救い水。
53=77桂。黙って15歩をやらせては単純。そこで桂交換期待。
54=55歩。同様。歩損で冴えないが角筋遮断が最優先。結果3rdアタックはここしかない。 75歩では先手に1歩あるので74歩で後手負け。
55=同歩。先手1歩得。康光にしては珍しい。
56=15歩。控え室のモニターでは羽生グリグリらしい。クリクリの間違いであろう。

50=61飛。すぐに14歩とできないのが後手作戦負けの証し。＞No: 7836
51=17桂
しばし唖然。
羽生が千日手手順をついに見せ始めたので棋聖の激怒と読む。
これは桂損でも陣形の差で三枚攻めやるとの宣告。凄い。
森はこの手を乱戦で誘うのが大好き。解説陣が腰抜けなので康光からの叱咤激励。

48=34歩。46銀牽制。
49=16歩。ここで46銀は45銀同銀35歩の銀バサミが38飛効果でないように見えるが35飛には24角。以下38飛と下がると35歩で33桂の銀殺しを見せる。26歩で34角を追うと以下で大逆転。

49手目46銀変化
▲７六歩 ▽８四歩 ▲６八銀 ▽３四歩 ▲７七銀 ▽６二銀
▲５六歩 ▽５四歩 ▲４八銀 ▽４二銀 ▲７八金 ▽３二金
▲６九玉 ▽４一玉 ▲５八金 ▽５二金 ▲７九角 ▽３三銀
▲３六歩 ▽３一角 ▲３五歩 ▽６四角 ▲１八飛 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６五歩 ▽４二角
▲３八飛 ▽４三銀 ▲４六角 ▽７三銀 ▲２八角 ▽６二飛
▲７九玉 ▽６四歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲５七銀 ▽７三桂
▲６八銀左 ▽３一玉 ▲６六歩 ▽２二玉 ▲６七金右 ▽３四歩
▲４六銀 ▽４五歩 ▲同　銀 ▽３五歩 ▲同　飛 ▽２四角
▲３八飛 ▽３五歩 ▲２六歩 ▽３三桂 ▲４六歩 ▽４五桂
▲同　歩 ▽２七銀 ▲投了
62手で後手の勝ち

46=22玉。25分で苦渋の選択。雁木でこの形は酷い。
47=67金。ウナ重の双頭手。
森は形勢を云々する段階ではないと当家に返答。
代打の飯塚に「棋聖が引っ張って、ブーハが合わせている」と言わせている。洋裁店並。森は逃げた。ここで形勢判断できなければ次は勝敗が決まっている。本当の森はすでに先手勝勢と笑っているであろう。如何に康光がうまく逆転されるか森が八百長指導しないといけない。

昨晩庭先へエサを求めにきた夕ヌキは将棋と深い関わりがある。夕食ヌキを当家では夕ヌキと言う。昼メシ抜いて森の形勢判断が聞きたい。

44=31玉。端歩はいずれも先手得。他に指す手がないので羽生の開き直り。
45=66歩。敵玉が飛車筋に入ったので敵の飛車筋の矛先を納める。
すでに後手は31玉なので74地点攻撃は遠い。羽生苦しい。次にどの手を指しても味ワル。飛車の散歩には先手も付き合うので49銀の割り打ちの楽しみも消える。端歩は先手への手みやげ。角移動はあるが見せすぎ。
ここで3rd作成できないのは序盤のせい。デガラシからは馴染みの味は出せない。珈琲のデガラシは灰皿に入れて消臭剤として使う。肥料にもできる。では喰えるのか？それはカミさんの方が詳しい。

43=68銀。65桂を阻止する手を読むだけなのでラク。24角王手だけ注意すれば駒アタリ連鎖がすべて読める。ここから仕事。康光は一番手堅い68銀。乱戦になってから銀の泡踊りがでると康光は先手で負けたことがない。後手はここから大変。どの攻め筋もすべて先手にすべて手数計算されてしまう。68銀で羽生は攻めを強いられる。跳ねた桂は戻れない。彼らの間では先に桂を跳ねると負け。組み換えが利かないため。

森は裏番組の横歩取りが「私にはわからない将棋です」と一言。例の島野月戦のクソ将棋再現。検討もナニもすでに終わっている。最初からシナリオの棒読みしかない興業将棋。金取って島並では腐った卵が飛んでくるのでヤラセしかない。ヤラセの典型が横歩取り85飛。連盟遺産を切り張りしてある程度の完成度でゴマかせるため。産経の「窓外のセミの声」扱いは妥当。

38=64歩。羽生にしてはショボイ3rdアタック。2-3からではデガラシ。
39=同歩。後手が奇数番原理で来たので75歩で偶数番原理で勝ってもいいがそれではすぐに終わってしまう。奇数番即時解消で羽生にチャンスを与える。
40=同銀。棋聖からのお中元を有り難く連動手で頂く。
41=57銀。後手が攻めて来たのでこの妥協は迎撃。
42=73桂。ようやく羽生も血液が廻り出した。65桂跳ぶゾと。駒アタリ奇数番1は一番難解だがこれは一番簡単。歩が2枚あるため。

35=28角。後手から45歩はない。24角はある。角交換は79玉がブランコ後進となって作戦負け。だから57銀は形を決めすぎ。先手はむしろ46歩を突いて47銀と立ちたい。そこで首尾一貫の28角で3手角完遂。
36=62飛。羽生の逆襲。ここで31玉はトンで飛に入る夏のハブ。57銀ができないなら64歩の3rdアタック示唆。すでに後手は方針破綻。
37=79玉。大爆笑。羽生がここまでコケにされる図も珍しい。

25=34歩。GN清算して気分爽快のまま第2部へ
26=同銀。羽生は客席へ。序盤は康光の独壇場。
27=66歩。再び3-1構造作成。後手の利権まで根こそぎ奪う気。
28=74歩。後手が2-2を仕方なく作成するのでは疑問。
29=65歩！眩暈がする。二回目の2-2アタックまで強引に奪取する棋聖。
30=42角。73角には75歩で角が死ぬ。53角には55歩。31角は負け。
31=38飛。連動駒アタリ奇数番1の流れるローリングストーン。
32=43銀。歩打ちや33金は負け。雁木の布陣へ。
33=46角。壮絶な3手角成立。
34=73銀。棋聖に脱帽してため息。ここまでやるとは。
ここで康光一服。おそらくマダム棋聖に防衛ケテーイ電話でもした。

対局会場：新潟市岩室温泉「高島屋」
立会人：森ケイジ九段（正）、飯塚祐紀六段（副）

王位戦第1局の心地よい余韻は翌日まで続いた。
棋聖戦第4局は康光のケンカ将棋。良く見れば立会人が森。
05=77銀。大変好感がもてる。カド番の羽生にこれを咎めろと。
06=62銀。歩間3維持。森は不満のはず。当家なら構造相転化。
07=56歩。おかげで康光から歩間4でブランコ前進。
08=54歩。3-1がブランコ後進。羽生の限界。フツーに指しているだけ。
09=48銀。争点へ向かう。
10=42銀。矢倉3-1アタックを羽生は絶対指さない。
11=78金。相手を見限る。
12=32金。ブランコ後進。康光に負けそうと自覚。
13=69玉。66銀は恐らく来年の課題。
14=69玉。ブランコ後進。棋聖を畏れて。66銀できるの？と
15=58金。羽生への敬意。来年やろうと。
16=52金。康光への敬意。受けて立つと。
17=79角。2-2アタック示唆。
18=33銀。本当にやるのと聞くだけ。これで77銀が好手の逆行相へ。
19=36歩。羽生がブランコ後進ばかり取るので。
20=31角。仕方ない。
21=35歩！気分爽快。今朝の納豆の分。
22=64角。羽生は駒アタリ偶数番2で。
23=18角。飛車先不突きの利点。
24=44歩。いつもの逆行奇数番1。もう羽生将棋は飽きた。