MashudaBBS2005.07.09-11
ストレイチープ
2005.07.08竜王戦本戦1回戦 増田VS片上 後手飛車先不突き矢倉
「天体運動の模倣」ふたたび1 新日本紀行ふたたび「王将・うまれ浪速の・新世界」将棋横町の昔と今
「天体運動の模倣」ふたたび2 2005.07.10NHK杯 行方VS桐山 横歩取り84飛
「天体運動の模倣」ふたたび3 加藤一二三講座2005.07.10放映分
「天体運動の模倣」ふたたび4 限定時空間のマネーゲーム
「天体運動の模倣」ふたたびX 銀河のストレイチープ
2005.07.07銀河戦13回G 中原VS近藤 中飛車
2005.07.11王位戦七番勝負の行方
2005.07.11棋聖戦第3局エピソードX 王位戦の大山83桂



棋聖戦第3局エピソードX 王位戦の大山83桂 No: 7788 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/12 Tue 01:36:14

寝苦しい熱帯夜には大山将棋が似合う。
関西棋士連合会から「アソコまで有吉先生をイジメないでオクレ」と嘆願書が来た。彼らは勘違いしている。当家の俎上に乗ることは有吉人体実験続行の合図でもあった。カンフル剤注射。しかも名誉ある3ナンバーにしてある。諸君らがそこまでイカンザキ風に情けないのならば当家は有吉の潜在意識を暴く。
なぜ彼は康光の83桂の双子桂で「大山流」と述べたのか。今日は時期的に王位戦から取り上げるのが好ましい。大山は42年前に加藤一二三相手に83桂+73桂の双子桂を見せた。

開始日時:1963.07.31
持ち時間:10時間
棋戦:第4期王位戦第1局
戦型:四間飛車
先手:加藤一二三八段
後手:大山康晴王位・名人
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲2五歩 ▽3三角
▲4八銀 ▽3二銀 ▲6八玉 ▽4二飛 ▲7八玉 ▽6二玉
▲5六歩 ▽7二銀 ▲5八金右 ▽7一玉 ▲6八銀 ▽5二金左
▲3六歩 ▽8二玉 ▲3七銀 ▽1四歩 ▲1六歩 ▽9四歩
▲9六歩 ▽6四歩 ▲5七銀 ▽4五歩 ▲3三角成 ▽同 銀
▲6八金直 ▽7四歩 ▲4六歩 ▽同 歩 ▲同銀右 ▽7三桂
▲4五歩 ▽6三金 ▲3七桂 ▽5四歩 ▲2六飛 ▽1三香
▲6六銀 ▽8四歩 ▲5五歩 ▽6五歩 ▲5七銀左 ▽5五歩
▲同 銀 ▽5二飛 ▲5六歩 ▽4三歩 ▲4六銀引 ▽1二飛
▲5五銀 ▽5二飛 ▲4六銀引 ▽3二飛 ▲5五銀 ▽6二角
▲2七飛 ▽3五歩 ▲同 歩 ▽3六歩 ▲4六銀上 ▽5三角
▲4七金 ▽3七歩成 ▲同 飛 ▽3一飛 ▲3八飛 ▽7五歩
▲8六角 ▽8三桂 ▲7五歩 ▽同 桂 ▲7六歩 ▽8七桂成
▲同 玉 ▽8六角 ▲同 玉 ▽7四歩 ▲5七銀 ▽4二銀
▲4六銀引 ▽4四歩 ▲同 歩 ▽4五歩 ▲3七銀 ▽6六歩
▲同 歩 ▽3五飛 ▲5五桂 ▽6四金 ▲4三歩成 ▽8八角
▲7七角 ▽7九角成 ▲8七玉 ▽6七歩 ▲7八金 ▽8九馬
▲3六歩 ▽2五飛 ▲2六歩 ▽2四飛 ▲3九飛 ▽7八馬
▲同 玉 ▽7五歩 ▲6七玉 ▽7六歩 ▲8六角 ▽7七歩成
▲同 角 ▽7五桂 ▲5八玉 ▽5四歩 ▲7四歩 ▽同 金
▲2五歩 ▽同 飛 ▲4一角 ▽5五歩 ▲7四角成 ▽4六桂
▲同銀左 ▽同 歩 ▲同 金 ▽6七銀 ▲4八玉 ▽4五歩
▲3五金 ▽2七飛成 ▲8四馬 ▽8一玉 ▲8三歩 ▽7一金
▲7四桂 ▽8三銀 ▲同 馬 ▽8二歩 ▲9三銀 ▽投了
143手で先手の勝ち

棋聖戦第3局のように後手は先に桂得したが歩切れ。加藤一二三は羽生も踏襲したように後手の右桂を狙う。74手目83桂と大山は受けた。そして負けた。こともあろうに大山の敗因2を想起して「大山流」?
森内は囲碁将棋ジャーナルで康光83桂をシブイと言った。第三候補の66桂でも確かに後手勝ちだがその場合に康光は例の悪癖で90分思考しないと勝ちを読みきれない。逆転筋がチラつく。後手が歩と香を拾った後に羽生から37角+桂の仮想番処理以下75歩で押さえてから34桂+55歩。後手は先手に金がないために上部脱出でカワスのが最善だがビビって玉が下がると頓死。従って康光83桂とは必ず勝つ手であって大山の負ける83桂とは違う。
上記王位戦第1局71手目は後手に1歩あれば54歩で大山勝ちだがその1歩を取ると見せかけて86角阻止の双頭手で75歩とした。10時間も持ち時間があれば最後は面倒臭くなる。ここは先手から動いて貰う地点なので後手から駒アタリ奇数番1を取ると桂と歩の二枚換え試算が優る。歩を確実に取って銀と交換するならば64桂でよかった。10時間フル稼働するならワケわかんない62桂も有る。85歩から84桂を狙ってもいい。なんでここで大山は勝負したかと言うと38飛で手を渡されてアタマに来た。大山83桂はGN指向の悪手連鎖なので連盟棋士がそれを「大山流」と言うのは暗に大山への嫌悪感を示していることになる。シブイと言うのも彼らにとって褒め言葉ではない。連盟棋士の中では渡辺明のマイウー感慨が一番清々しい。黒部将棋祭りの自己リポートも好感もてる。75GNに同歩はアリ。
康光83桂とは時価で評価しないといけない。羽生の19手目26歩に森内名人は不満の様子だったがここは1992年11月2日NHK杯で羽生相手に神崎が指した36歩とは局面が違う。あの将棋で羽生に勝った神崎の自慢話と混同できない。康光はマシュダ一家最新分析に従って61不動金を優先させたのであってもし羽生が神崎並に36歩なら61不動金維持で飛車を狙撃される。それは当日の変化で当家も作成していたが先手も難解。先に77銀や57銀もできない。端歩は先後逆になる敗着とされる。だから消去法で26歩となった。なぜそうしたかと言うと羽生には46歩と言う手が指せないため。それは20分考えても羽生には絶対に指せない。消去法なら2分程度で十分。羽生は自分の指した将棋は全部覚えている。
羽生の19手目26歩について当家のリアルタイム実況&分析は「疑問手でなければ譲渡2-2」

王位戦の話に戻る。
1963年度の第4期王位戦は加藤一二三から見て以下の進行となった。
1.○第一局 戦型:四間
2.●第二局 戦型:中飛
3.○第三局 戦型:四間
4.●第四局 戦型:矢倉
5.●第五局 戦型:矢倉
6.●第六局 戦型:四間


王位戦七番勝負の行方 No: 7787 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/11 Mon 14:25:34

明後日から王位戦七番勝負が始まる。棋聖戦と重複する。
2005年第46期王位戦日程
王位戦第1局 7月13日(水)&14日(木) 北海道阿寒町 「あかん鶴雅別荘 鄙の座」  
棋聖戦第4局 7月18日(月・休) 新潟県・新潟市岩室温泉「高島屋」
王位戦第2局 7月21日(木)&22日(金) 兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」  
棋聖戦第5局 7月26日(火) 愛媛県・道後温泉「宝荘ホテル」
王位戦第3局 8月02日(火)&03日(水) 長野県阿智村昼神温泉郷「昼神グランドホテル天心」  
王位戦第4局 8月24日(水)&25日(木) 福岡県柳川市「柳川 御花」  
王位戦第5局 9月05日(月)&06日(火) 徳島県美馬市「藍商佐直 吉田邸」  
王位戦第6局 9月12日(月)&13日(火) 神奈川県秦野市「陣屋」  
王位戦第7局 9月21日(水)&22日(木) 神奈川県箱根町「ホテル花月園」

暑いさ中彼らに全局付き合うからには、王位戦挑戦者が康光であったことは好ましい。先崎などが挑戦者になったら初日からアクビで終わってしまう所であった。
王位戦は二日制棋戦。しかも他の二日制棋戦より永世王位獲得が困難。連続5期もしくは通算10期保持が永世王位の資格条件なので過去に大山康晴・中原誠・羽生善治しか該当者がいない。永世十段は通算10期保持が条件だったが永世竜王では連続5期もしくは通算7期保持とハードルを低くした。永世名人は通算5期保持と大安売りした為に谷川まで永世資格を得た。永世王位獲得とは永世名人より難しい。このように由緒ある棋戦に育てたのは大山康晴・中原誠・羽生善治ということになる。
今年の竜王戦はタコトーナメントとなったので森内以外の挑戦者では王位戦よりハッキリ劣る棋戦となってしまう。他の棋士では手が見えすぎて当家の変化作成に張り合いがない。
羽生は棋聖戦第3局で懲りたので当家の実況&分析変化に今度は従う。従って勝敗は最終盤までギリギリ解らない場合がある。康光の指し手には意外性があるので羽生が咎める展開は毎度のこと。そのような気配は前日に分かるので康光は二日制用に調整しないといけない。
戦形ですべて決まる。
王位戦第1局 7月13日(水)&14日(木) ●康光後手なら中飛車  MFスペシャル0 55角相転換
棋聖戦第4局 7月18日(月・休)       ●康光先手で矢倉
王位戦第2局 7月21日(木)&22日(金) ○康光先手でMFスペシャル1 相掛り宙吊り銀
棋聖戦第5局 7月26日(火)         ○康光後手ならMFスペシャル2 新地獄門定跡 棋聖防衛
王位戦第3局 8月02日(火)&03日(水) ○康光後手でMFスペシャル3 銀冠角換り腰掛け銀
王位戦第4局 8月24日(水)&25日(木) ●康光先手でナンデモアリ
王位戦第5局 9月05日(月)&06日(火) ○康光後手で角換り腰掛け銀 
王位戦第6局 9月12日(月)&13日(火) ●康光先手で対四間急戦
王位戦第7局 9月21日(水)&22日(木) ○康光先手なら矢倉 王位奪取
康光は最初に2敗してもこの程度のスケジュールならハブに楽勝。最初に先手番を貰わない方がよい。王位戦第7局で後手番ならMFスペシャル4でブーハを昇天させる。
スペシャルばかりでは余りに安っぽいがスペースシャトルからストだけ抜かした略語と読めばイケル。ストンと落とすのに1-4まである。
1=ストッ
2=ストーッ
3=ストーン
4=スットーン


2005.07.07銀河戦13回G 中原VS近藤 中飛車 No: 7786 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/11 Mon 11:46:23

2005.07.07銀河戦13回G 中原VS近藤 中飛車
対局:2005.06.02
放映:2005.07.07
棋戦:銀河戦13回G-10
戦型:中飛車
先手:中原誠永世十段
後手:近藤正和五段
▲2六歩 ▽5二飛 ▲2五歩 ▽3二金 ▲4八銀 ▽5四歩
▲4六歩 ▽5五歩 ▲4七銀 ▽6二玉 ▲6八玉 ▽3四歩
▲7八玉 ▽3三角 ▲7六歩 ▽7二玉 ▲6八銀 ▽4二銀
▲7七銀 ▽8二玉 ▲6六銀 ▽7二銀 ▲5八金右 ▽6四歩
▲3六銀 ▽5六歩 ▲同 歩 ▽同 飛 ▲4七金 ▽5一飛
▲4五銀 ▽6五歩 ▲7七銀 ▽1四歩 ▲3四銀 ▽4四角
▲4五銀 ▽7一角 ▲5六銀 ▽3八歩 ▲6八銀 ▽4四角
▲同 角 ▽同 歩 ▲5二歩 ▽同 飛 ▲4一角 ▽4三銀
▲5二角成 ▽同 銀 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽2三歩
▲3四飛 ▽3三桂 ▲2一飛 ▽1三香 ▲4四飛 ▽4三金
▲5三歩 ▽同 金 ▲4二飛成 ▽4四角 ▲5五歩 ▽4一歩
▲3一龍 ▽3九歩成 ▲4五歩 ▽同 桂 ▲4六金 ▽5七桂成
▲同 銀 ▽2九と ▲4五銀 ▽2六角 ▲4二歩 ▽同 歩
▲2三飛成 ▽2五歩 ▲同 龍 ▽1五角 ▲2九龍 ▽6六歩
▲同 歩 ▽3三桂 ▲5六銀引 ▽3七角成 ▲3三龍 ▽2八角
▲4七金 ▽1九角成 ▲2一龍 ▽4七馬 ▲同 銀 ▽5五馬
▲1三龍 ▽5四馬 ▲3一龍 ▽7六馬 ▲6八金 ▽5一歩
▲7七香 ▽5四馬 ▲5六銀右 ▽5五香 ▲2八角 ▽3七歩
▲同 角 ▽6四金 ▲5五銀 ▽同 馬 ▲同 角 ▽同 金
▲2八角 ▽6七歩 ▲同 金 ▽4七角 ▲5五角 ▽6九銀
▲8八玉 ▽7八金 ▲9八玉 ▽6四歩 ▲7四歩 ▽同 歩
▲8六桂 ▽6三銀左 ▲4二龍 ▽5八銀不成▲6三龍 ▽6七銀成
▲6四角 ▽投了
133手で先手の勝ち

全勝街道マッシグラの近藤は本局の中原に負けてから調子を崩したかに見えるが、上位棋士には勝てないと冷たく見た方が夏らしい。
01 4月14日 ○ 西川慶二 第13期銀河戦 Gブロック 7回戦
02 4月26日 ○ 熊坂学 第55期王将戦 一次予選 4回戦
03 5月01日 ○ 村田智弘 第55期NHK杯戦 本戦 1回戦
04 5月12日 ○ 泉正樹 第13期銀河戦 Gブロック 8回戦
05 5月20日 ○ 中村亮介 第77期棋聖戦 一次予選 2回戦
06 6月07日 ○ 児玉孝一 第64期順位戦 C級1組 1回戦
07 6月09日 ○ 中村修 第13期銀河戦 Gブロック 9回戦
08 6月21日 ● 渡辺明 第55期王将戦 一次予選 決勝
09 6月29日 ● 内藤國雄 第18期竜王戦 4組 昇級者決定戦 4回戦
10 7月04日 ○ 前田祐司 第24期朝日オープン 予選 2回戦
11 7月07日 ● 中原誠 第13期銀河戦 Gブロック 10回戦
12 7月08日 ● 村山慈明 第77期棋聖戦 一次予選 3回戦

何が違うのか?
4手目の局面は先手が2手攻め後手が2手受けている。52飛は空間開放手とまず読むため。マシュダ一家最新理論ではこれは譲渡1+と読む。だから先手は手番を維持できる。しかも後手のように2手受けることができる。それが+の意味。24歩を突く権利を維持したまま指したい局面を構築できるため。
9手目は後手が1+2手で攻め、後手はその合計数3手で56歩を受けている。
52飛が空間開放手から攻撃手に逆行相転化したことを先手は一旦受け入れた。最初の1に二重に意味が付与される。
10手目が分岐。54飛と浮いて先手の24歩の権利を剥奪しようとする指し方は、将棋連盟の理事会が加藤一二三の銀河戦出場停止を決めた手法とパラレル。
剥奪行為を容認した棋士は上記の譲渡構造1-3と比較したらよい。
譲渡1=52飛
譲渡2=48銀
譲渡3=62玉
先が読めない理事会は譲渡3を拒否して54飛と浮いた。これは七色仮面が大好きな手。トップ棋士は最初の空間開放手に意味を構築するが七色仮面は目先の損得しかアタマにない。
理事会の責任者は自分の名前を売ることが最終目的。だから平然と顔を売る。責任とってクビになってもへっちゃら。老後は安泰。そのおかげで全棋士はスイスの時計職人のように失業する。
譲渡4=78玉。中原は24歩としなかった。これを当家では譲渡4と呼ぶ。

31手目の局面は2005.05.23-24名人戦第4局と何が違うか?
コッチには42銀と77銀の交換がある。身売り専門の理事会と機械はその違いしか認識しない。前期勝率1位の近藤が指した32手目65歩とはこの交換さえなければマシュダ一家が名人戦初日分析で掲げた手。羽生は52飛と引いて角引き変化を残すべきかと述べたが本局の42銀変化ではそれもない。35手目に1歩得して手番まで得ると中原は勝ちと思っている。52歩と叩く歩をタダで得たため。42手目44角が受動駒アタリ偶数番2を取る自殺行為。連盟棋士は勝負手と呼ぶ。以下先手に能動駒アタリ偶数番2を連続して取られて終わった。
65手目に55歩で逆行駒アタリ奇数番1を取るのがトップ棋士。昨日放映の桐山には打てなかった。加藤一二三もかつて指せなかった55歩
中原なら桂を跳ねるだろうと期待したが冷たくされた。
そこで1に戻る。夏は冷たいモノでも喰って詰めたい。
上位棋士とはすでにその立場だけで将棋が始まる前から譲渡できる。大山が下位棋士に故意に負けてあげる譲渡も許される。ところが近藤は自分から譲渡1を開始した。だから負けた。これがアホな理事会と機械にはわからない。自分達でどーぞどーぞと譲渡1を開始して途中でゴメンと言っている。
その影で売名専門家が最後のセリフを用意している。
「ならオレ知らネーヨ」
こうして全棋士はスイカのように切られる。八百長疑惑が晴らせない興業棋士は新世界の住民が歓呼で迎えてくれる。あれはカンキと読むというオチがついてプププとタネを飛ばす。そうならない前に解散総選挙をした方がマシ。
銀河に踊る白馬の棋士は28角。3回も出るとネタと共にゲップがでる。
108手目37歩が銀河戦の時間稼ぎ特有の手。おかげで中原の歩が奇数番で残ってしまった。これは偶数番将棋となったので最後は中原の持ち歩は6枚となる。金銀桂香もあるので将棋ポーカーでも中原の圧勝となった。


「天体運動の模倣」ふたたび X 銀河のストレイチープ No: 7785 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/11 Mon 03:53:38

ようやく主題に至る。一昨年の「天体運動の模倣1-4」はその後どうなったか?
一言で見たマンマ。
予言はことごとく的中したので逐一自画自賛しても味気ない。
人間界は飽きたので銀河のストレイチープとはナニか考える。
ひとめ貧乏臭い星がある。
しょっちゅう失恋劇と戦争やっている。勧善懲悪が好きで好きでたまらない。強くなりたくてたまらない。二言目にはシネと言う。シネマならぶっ殺すと言う。
地球と読んではイヤミなので4を引き継いで「銀河のストレイチープ」と今日は呼ぶ。
あの顔は一様に貧乏臭い。アレかコレか必ず迷う。
銀河戦?大層な名前を付けたと感心する。一番分析しがいがないのに一番愛着が沸く棋戦になっているかもしれない。
結局Xを経て1に戻る。人間は進化しない。これ以上進化すると蚊やゴキブリのようになってしまう。ソバとウドンを食べる時だけ真剣に指していたあの棋士たち。森内名人ならサンドイッチ。三番目に66桂を彼は提示。それは中原が加藤一二三に指した手。だから羽生でも笑って68金と指す。そこでまた最初の話に戻る。88飛は久保が指してくれる。でもいずれも現実世界の名人は指さない。
彼らを回顧する頃には生き血を吸った電脳ゲームは星屑。


「天体運動の模倣」ふたたび 4 限定時空間のマネーゲーム No: 7784 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/11 Mon 03:43:57

最近の公開棋戦予選で県代表アマが市販ソフトに負けたことが仰々しく喧伝された。殺人と強姦にしか興味ない新聞社ばかりかNHKまで市販将棋ソフト名を出して宣伝した。そこまでやると故意に負けた人間が得をする構造まで露呈する。将棋は限定時空間のマネーゲームだが、人間は人生の損得で最終判断を行なう習性がある。だから大山も故意に負けた。将棋界が活気づくだろうと。当家の表現では大山は第三譲渡を有吉にも使ったことになる。
その半面大山の番外戦術のエゲツなさは羽生もタコと公言している。扇子クルクルなどフザケンナと。中原もついに会長職を降りてから大ダコへの不満をアピールし初めた。中原優勢の初日夜に大山はジャン卓に遅れた第三者を怒鳴り散らしたエピソード。中原は翌日負けた。そんなことは棋譜に書いていない。だから彼らは脚色したくなる。証言さえ損得勘定した上で行なわれる。
坂田三吉を愛する人々に一抹の夢を与えただけと言うならやはりアレもチープな幻想であった。加藤一二三はバチカンの話を必ず自浄化に使う。それが世界の窓か社会の窓かは見る者によって変わる。「迷える子羊」を夏目金之助はストレイシープとあえて英語を使って大受けしたのが「三四朗」。うまれ浪速の70年代にもそんな言葉が好きな人々がいた。現代日本ならチープが多すぎてストレイチープが似合う。当家が作った造語なので「迷えるビンボー」と絵本用には訳す。大学教授用には「貧困亡羊」。証券アナリストには「安値低迷」と勘違いさせる。サラ金業界は勝手に「低金利ドリーム」と書き換える。大山なら「迷った時は次善手」。中原なら「ウソから出た誠」。 羽生なら「マジでダマせ」。康光なら「タナからボタモチ」。森内なら「あマケマスタ」。下町の八百屋なら「もってけドロボー」。


「天体運動の模倣」ふたたび 3 加藤一二三講座2005.07.10放映分 No: 7783 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/11 Mon 03:38:16

加藤一二三は第7期十段戦第6局の千日手手順は大山が打開しなければ自分が55歩で打開したと自分で書いている。当家は分析後にしかテクストを読まないのが恒例。棋譜からは先手の打開の意思は当家に読み取れなかった。加藤一二三が証言しているのだから信用したい。しかし棋譜にはむしろ逆のことが刻印されている。加藤一二三が書いたことは直後に放映された桐山への55歩慰めの言葉と記号も中味も一致している。
千日手手順で人間たちはどんな貧乏臭い会話を心の中で行なっているのか?
貧乏臭い会話の典型=「縁日の回転ダーツゲームはマンナカがハズレ」
難解な局面で「千日手のフリをして相手に考えさせ自分で打開したフリをする」ということは戦略として理論化できる。大山の場合は一度打診して恩を売るという戦略も可能だった。常に優位な立場に居れば見下ろすこともできる。恩の売り買いは棋譜に刻まれている。夕食休憩を経ても即詰みに気がつかない名人は居ない。当家は棋譜だけで嘘に気が付いたが分析後に加藤一二三解説を読んで裏が取れた。誰にでも判るようにしてから故意に負けるのがせめてもの繕い。その繕いは醜い。感想戦では二上にわざわざそれを指摘させるオチまでついている。ワザとらしさがB級映画路線。むしろ加藤一二三の純真さの方がA級っぽい。
加藤一二三は800年以上生きているヨーダと顔も似てきた。力が劣っていても「自分にはあの醜さを纏う立場にない」と言い張れる。


「天体運動の模倣」ふたたび 2 2005.07.10NHK杯 行方VS桐山 横歩取り84飛 No: 7782 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/11 Mon 03:35:23

今日のNHK杯は「将棋横町の昔と今」の裏番組となった。3は1の裏に位置する。28年後のNHK杯「昔と今」に再利用する必要はなかった。十分に今日の放映でイマの哀感が表現されている。狂い咲きで最後の花火を見せた後の桐山の送別会。解説有吉も乾いた舌で恥をかき、涼子と行方の別れの言葉を聞いた。見送る方も見送られる方も寂しい顔をしている。
「実録日本版スターウォーズ別名NHK杯残酷物語」では七色仮面の悲哀を鑑賞する方向に向かう。感想戦では50手目55歩で後手に楽しみがあると慰められた桐山。当家でも最近二題扱った。飛車を追う前に歩を打てと。でもここまで酷い局面ではなかった。 桐山がやろうとしたことはそれは壮大なテーマ。
なぜ日本人は好きなんだろう?
貧乏臭い言い訳が。
こうした背景はありふれた言葉で「理想と現実」と言う。実際桐山が理想とした地獄門は当家の未解決の課題でもあった。現実は飛車角だけで攻めと金だけに期待すると言う現実。これをチープ将棋と読むのか?

放映:2005.07.10
棋戦:第55回NHK杯1回戦
戦形:横歩取り84飛 地獄門定跡
先手:行方尚史七段
後手:桐山清澄九段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩
▲7八金 ▽3二金 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀
▲8七歩 ▽8四飛 ▲2六飛 ▽4一玉 ▲5八玉 ▽6二銀
▲3六歩 ▽5四歩 ▲4八銀 ▽5五歩 ▲6八銀 ▽5六歩
▲6六歩 ▽5四飛 ▲5六歩 ▽4四角 ▲2八飛 ▽5六飛
▲6九玉 ▽2七歩 ▲同 飛 ▽2六歩 ▲2八飛 ▽3六飛
▲3七銀 ▽同飛成 ▲同 桂 ▽3六歩 ▲4五桂 ▽3七歩成
▲5八飛 ▽4七と ▲5四飛 ▽2七歩成 ▲7九玉 ▽5七歩
▲5九歩 ▽5八歩成 ▲同 歩 ▽3八と左 ▲6五歩 ▽4九と
▲4四角 ▽同 歩 ▲3三歩 ▽同 桂 ▲2三歩 ▽同 銀
▲3三桂成 ▽同 金 ▲2二角 ▽3二玉 ▲1一角成 ▽2二歩
▲3五桂 ▽6六桂 ▲5二飛打 ▽4二銀 ▲2二馬 ▽同 玉
▲4二飛成 ▽3二歩 ▲3一銀 ▽1二玉 ▲3三龍 ▽6九金
▲同 玉 ▽5八と ▲同 飛 ▽投了
87手で先手の勝ち


「天体運動の模倣」ふたたび 1 『新日本紀行ふたたび「王将・うまれ浪速の・新世界」将棋横町の昔と今』 No: 7781 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/11 Mon 03:31:55

2005年6月18日にNHKは『新日本紀行ふたたび「王将・うまれ浪速の・新世界」将棋横町の昔と今』を放映した。今日はNHK杯の傍らで再放送。元ネタの新日本紀行「王将・うまれ浪速の・新世界」は1977年に放映された。大阪「三桂クラブ」「王将」の賑わいぶり、それを窓から覗く通行人たち。理髪店では待ち時間に将棋。
28年後の「新日本紀行ふたたび」では現在の将棋道場の閑散ぶりを当時の被写体を追って対比させている。共通しているのが庶民性の過剰描写。NHKは貧乏の哀楽を撮影するのが定跡。
坂田将棋を指していた七色仮面は離婚後も年金生活で連日道場に通っている。銀ジイが起居するような雨漏りしかねないアパートに本当に住んでいる。現在の歌姫は保険診療の差し歯を見せながら通天閣で「王将」を熱唱している。取り巻きのオっちゃんたちは手に手にライトセーバーを持っている。これはスターウォーズの日本版パロディーと見ることができるであろうか?


2005.07.08竜王戦本戦1回戦 増田VS片上 後手飛車先不突き矢倉 No: 7780 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/09 Sat 11:00:12

2005.07.08竜王戦本戦1回戦 増田VS片上 後手飛車先不突き矢倉

本局は竜王戦の悪しき性格を最もよく体現している。昨日までの二人の今期対戦成績は以下。

増田裕司 五段 5組優勝 34 歳
1 4月20日 ○ 大島映二 第18期竜王戦 5組 ランキング戦 準決勝
2 4月27日 ● 南芳一 第55期王将戦 一次予選 4回戦
3 5月06日 ○ 神吉宏充 第77期棋聖戦 一次予選 1回戦
4 5月24日 ○ 小林裕士 第77期棋聖戦 一次予選 2回戦
5 6月03日 ○ 佐々木慎 第18期竜王戦 5組 ランキング戦 決勝
6 6月08日 ○ 西川慶二 第24期朝日オープン 予選 2回戦
7 6月14日 ○ 川上猛 第64期順位戦 C級2組 1回戦
8 6月24日 ○ 橋本崇載 第77期棋聖戦 一次予選 3回戦

片上大輔 四段 6組優勝 23 歳
1 4月07日 ● 中村修 第53期王座戦 二次予選 決勝
2 4月12日 ○ 村山慈明 第18期竜王戦 6組 ランキング戦 4回戦
3 4月17日 ● 青野照市 第55期NHK杯戦 本戦 1回戦
4 4月25日 ● 松尾歩 第36期新人王戦 本戦 2回戦
5 5月13日 ○ 佐藤義則 第18期竜王戦 6組 ランキング戦 準決勝
6 6月04日 ○ 瀬川晶司アマ 第24期朝日オープン 予選 1回戦
7 6月08日 ○ 村田智弘 第18期竜王戦 6組 ランキング戦 決勝
8 6月14日 ○ 高田尚平 第64期順位戦 C級2組 1回戦
9 6月22日 ○ 清水市代 第77期棋聖戦 一次予選 2回戦

二人ともベテランに負けている。最新定跡に至った道筋を把握していないため。4手目44歩は片上の背伸び。25手目37桂は当家では敗着。26手目で昼食だが増田は4年前の森内手順しかアタマにない時点でコケそうと判る。

日時:2001.04.27
棋戦:第42期王位戦リーグ紅組
戦型:後手飛車先不突き 引き角袖飛車
先手:森内俊之八段
後手:山崎隆之四段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲4八銀 ▽4二銀
▲5六歩 ▽5四歩 ▲5八金右 ▽6二銀 ▲6八銀 ▽3二金
▲7八金 ▽4一玉 ▲6九玉 ▽5二金 ▲3六歩 ▽7四歩
▲2五歩 ▽3三銀 ▲4六歩 ▽3一角 ▲3七桂 ▽6四角
▲5七銀左 ▽5三銀 ▲6六銀 ▽7二飛 ▲5五歩 ▽7三角
▲4五歩 ▽3一玉 ▲9六歩 ▽4三金右 ▲5四歩 ▽同 金
▲5五歩 ▽6四金 ▲9七角 ▽8四角 ▲6四角 ▽同 銀
▲5四金 ▽4二飛 ▲4四歩 ▽同 銀 ▲2四歩 ▽同 歩
▲同 飛 ▽3三銀 ▲4三歩 ▽同 金 ▲2三飛成 ▽5四金
▲同 歩 ▽3二金 ▲2五龍 ▽2四歩 ▲4五龍 ▽2六角
▲4三歩 ▽7二飛 ▲7九玉 ▽4一歩 ▲5三歩成 ▽同 銀
▲6五龍 ▽6四歩 ▲5六龍 ▽5五歩 ▲同 龍 ▽5四歩
▲8五龍 ▽2二玉 ▲4五桂 ▽4四銀右 ▲2七歩 ▽4八角成
▲同 金 ▽6五銀 ▲6三角 ▽7一飛 ▲3三桂成 ▽同 銀
▲8四龍 ▽同 歩 ▲6二銀 ▽5六桂 ▲7一銀成 ▽4八桂成
▲8二飛 ▽5八成桂 ▲4一角成 ▽3一金打 ▲同 馬 ▽同 玉
▲4二金 ▽同 銀 ▲同歩成 ▽同 金 ▲2二金 ▽同 玉
▲4二飛成 ▽3二角 ▲3一銀 ▽2三玉 ▲3二龍 ▽同 玉
▲4二金 ▽3三玉 ▲2二角 ▽2三玉 ▲3二角 ▽1二玉
▲1一角成 ▽同 玉 ▲2一角成
117手で先手勝ち

27手目66銀は46角と歩を取れば55歩で角を苛めて先手勝ち。14歩でも16歩。いきなり55銀捨てはない。通りすがりの女を振り返る程度の色気。66銀はいずれの変化でも先手が一番指したい手。だからすぐに手がでた。後手が46角と出られないため。森内の背後を追えばナニかあるだろうと。27手目は47銀では先手負ける。次に75歩の5thアタックも許せない。だから双頭手の66銀はますます必然に見える。しかし当家では37桂からの悪手連鎖としか見ない。バックシャンを追って振り返るとオカマだったという経験はないであろうか?30手目82角で兄弟弟子の山崎から離れたがこれにダマされた。それでも森内のマネして31手目45歩。明解な敗着は33手目54歩。連動手を後手に与えては先後逆になる。GN解消の権利はふたつとも先手にあることを意地でも維持しないと勝ちにくい。
46手め12金が増田の見落とし。次に32玉から拠点23歩を払われる。十字飛車は飛車を切れないと先手苦しい。52手目23金で先手が2歩損で手番を渡しては後手の温泉将棋も仕方ない。2歩損はダメ。
以下夕食後は双方ベテランに負ける実力通り。
74手目44金は悪手だが片上の残虐な性格が裏目にでただけと読む。38金+36金のサンドイッチですぐに終わった。44金のおかげで以下結局十字飛車で飛車を切られ再逆転している。出来心の犯罪者が突然土下座して涙声をだしている90手目21飛。増田はすぐに42金で勝ちを拾えた。97手目34歩は一度負けたと言う負い目から来る潜在的墓穴。当家ではある時点から点数しか数えない。タコ棋士相手には点数勝ちが一番。増田は持将棋の習慣がないために手が滑った。
元に戻る。桂を先に跳ね2歩損しては先手勝てない。それが現在形の結論。

日時:2005.07.08
棋戦:竜王戦本戦1回戦
戦型:後手飛車先不突き矢倉 引き角袖飛車
先手:増田裕司 五段
後手:片上大輔 四段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲4八銀 ▽4二銀
▲5六歩 ▽5四歩 ▲2五歩 ▽3三銀 ▲5八金右 ▽5二金右
▲6八銀 ▽6二銀 ▲7八金 ▽3二金 ▲6九玉 ▽4一玉
▲3六歩 ▽3一角 ▲4六歩 ▽6四角 ▲5七銀左 ▽7四歩
▲3七桂 ▽5三銀 ▲6六銀 ▽7二飛 ▲5五歩 ▽8二角
▲4五歩 ▽3一玉 ▲5四歩 ▽同 銀 ▲5五歩 ▽4三銀
▲4四歩 ▽同銀左 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽3五歩
▲2二歩 ▽同 金 ▲2三歩 ▽1二金 ▲4七金 ▽3二玉
▲5七銀上 ▽4二金 ▲5六銀 ▽2三金 ▲2八飛 ▽2四歩
▲9六歩 ▽3四金 ▲9七角 ▽5三歩 ▲7九玉 ▽3三桂
▲3五歩 ▽同 銀 ▲3六歩 ▽4四銀引 ▲4六金 ▽4五歩
▲3五歩 ▽同 銀 ▲同 金 ▽同 金 ▲2四飛 ▽2三歩
▲2九飛 ▽4四金 ▲8八玉 ▽6四角 ▲同 角 ▽同 歩
▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽2三歩 ▲4四飛 ▽同 銀
▲4三歩 ▽同 金 ▲6一角 ▽4二飛 ▲5二金 ▽2一飛
▲5一銀 ▽同 飛 ▲同 金 ▽6三角 ▲8三角成 ▽4六金
▲3四歩 ▽5六金 ▲3三歩成 ▽同 玉 ▲3六飛 ▽3五銀打
▲5六飛 ▽3六歩 ▲5四歩 ▽同 歩 ▲6一馬 ▽3七歩成
▲6二金 ▽7二銀 ▲5二金引 ▽同 飛 ▲同 馬 ▽同 角
▲同 金 ▽4六歩 ▲4一飛 ▽3四玉 ▲2一角 ▽3三金打
▲4二金 ▽5三金 ▲3二金 ▽2四金 ▲3三金 ▽4五玉
▲5四飛 ▽3六玉 ▲3九桂 ▽3八歩 ▲5三飛成 ▽同 銀
▲4三角成 ▽3九歩成 ▲5三馬 ▽2七玉 ▲5四馬 ▽3六歩
▲7二馬 ▽6五歩 ▲7七銀 ▽8五桂 ▲8一飛成 ▽7七桂成
▲同 玉 ▽5五角 ▲8六玉 ▽3三角 ▲8五玉 ▽5八飛
▲7四玉 ▽9二銀 ▲9一龍 ▽8一金 ▲同 馬 ▽同 銀
▲同 龍 ▽7八飛成 ▲7五金 ▽8九龍 ▲8三玉 ▽8七龍
▲8四歩 ▽9九角成 ▲7九銀 ▽5五馬 ▲6四銀 ▽4五馬
▲4一龍 ▽4四桂 ▲9二玉 ▽7八歩 ▲8八金 ▽6七龍
▲7八金 ▽5八龍 ▲8三歩成 ▽6六歩 ▲7七金 ▽6七歩成
▲8六金 ▽5七角 ▲7四金 ▽7九角成 ▲8二歩 ▽9七馬
▲9五金 ▽9四歩 ▲同 金 ▽9六馬 ▲7五歩 ▽2八と
▲1一龍 ▽1四歩 ▲投了
194手で後手の勝ち