MashudaBBS2005.04.14-18
1994年2月21日NHK杯決勝 康光VS加藤 第3回加藤一二三講座分析
2005.04.14王将戦リーグ残留決 丸山VS郷田 角換り腰掛け銀

2005.04.16囲碁将棋ジャーナル 名人戦解説の嘘 郷田がダメ棋士の理由
2005.04.17NHK杯 片上VS青野 対石田流三間棒金

1994年2月21日NHK杯決勝 康光VS加藤 第3回加藤一二三講座分析 No: 7480 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/04/19 Tue 10:13:27

1994年2月21日NHK杯決勝 康光VS加藤 第3回加藤一二三講座分析

第3回加藤一二三講座2005.04.17使用棋譜分析

放映:1994.02.21
棋戦:第43回NHK杯決勝
戦型:ひねり飛車
先手:佐藤康光竜王
後手:加藤一二三九段

▲2六歩
*先手のひねり飛車が最強と思われていた時代。有無をイワせない頑強さ。実際これが最強手かもしれない。しかし最善手ではないかもしれない。
▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩 ▲7八金 ▽3二金 ▲2四歩
▽同 歩 ▲同 飛 ▽2三歩 ▲2六飛
*ダメな手。これで先手負けそうと判る。
▽3四歩 ▲3八銀 ▽6二銀
*教皇は羽生に後手棒銀で勝って決勝まで来たが今回は康光が警戒したので棒銀はない。後手番らしく先手の26飛に働きかける。歩の合わせから飛車切り回避。
▲3六飛
*かなり流行った縦歩取り。最近見ない。
▽3三金
*すでに先手に1歩持たれているのでここで歩損は負け。飛車を浮いて34歩を死守すると76歩で負け。形が乱れてもこれしかない。36飛が悪形なのでかまわない。悪形には悪形。最近指されない理由。見た目よろしくない。
▲7六歩
*角筋が閉塞したのでひねり飛車への誘導。
▽8六歩
*この瞬間飛車を圧迫しにかかっても75歩でつかまらないので。
▲同 歩 ▽同 飛 ▲9六歩
*最近相掛り十字架銀が多いのでこの96歩が逆に新鮮に見える。36飛効果で仮想歩間3。後手は35歩と突けないが先手も36歩とはできない。そこで歩間3を9筋でまず作成すると思考できる。
▽8二飛
*どうせ77桂を阻止できないので
▲7五歩
*2-1の位取り。ひねり飛車は優秀な戦法だが定跡となって以来序盤解説が余りに単調。ブルースがナツメロとなった風情。単調なくせに回りくどいので最近廃れたのかもしれない。この手自体はかなりのワル。
▽9四歩
*二箇所の位取りは許せない。2-1にするのが後手。
▲7七桂
*角筋が二重に閉塞して重い。そういう将棋。
*ところがすでに後手の構造作成で局面が動く所が先手の不満。先手は指し手が決っているために面白くない。
▽4一玉 ▲4八玉
*先手はかなり無理しているので後手の玉が動いた1手分を使うしかない。
▽4二銀
*77桂の欠陥を刺激する双頭手。二重閉塞がなければ34飛の飛車切り急襲。
▲8五歩
*ゼラチンのような手。
*これで固まり双方の持ち歩は1歩づつ。
▽7二金
*86飛に83歩はさらに重いので。
▲7六飛
*74歩をみせつけるだけの単細胞にみえがちだが
▽8三金
*同時放映の片上のタコ三間と比較すると後手の棒金に対してひねり飛車がいかに優秀かわかる。雲泥の差。
▲6八銀
*後手の金が重くなったので自分だけほぐす。
▽4四歩
*双頭手。
▲4六歩
*位取りも許さず完封する気。
▽4三金
*46歩が疑問と見て先手のつっぱりに頷いて。
▲6六歩
*三重閉塞。65歩とすれば圧倒的な位取り勝利宣言で天蓋完成示唆だが。
▽3二玉
*どーぞお好きに
▲6七銀
*相掛り十字架銀に対してひねり飛車の作戦の要。この銀は相手次第で56-47と動く。羽生が先週の名人戦で見せた三角銀ステップの発想の原型。羽生のおかげでひねり飛車は封印された経緯がある。
▽5四歩
*以上の経緯から35歩とは突けない。今度は56銀阻止。64歩は先手に65歩の5thアタックを許す指し方。年齢差を加味。
▲3九玉
*ここで56銀は55歩と突かれて負け。同銀は手持ちの1歩で銀が死ぬ。
▽5三銀右
*先手が56銀とできないので勝ち誇って。この局面は後手指しやすい。結局ヒトマネだけを見せた康光はすでに圧迫されていたことになる。
▲9七角
*58銀はタコ扱いされるので形にこだわって。
▽1四歩
*加藤一二三が勝ちを感じる時に指す手。13角から46歩をパクると示唆するわけではない。それは16歩で負け。ここで16歩なら33角で15歩が後手の権利。教皇得意の偶数番アタックが成立。
▲6八金
*1歩損なら容認と開き直るワケではない。16歩は負けそうなので粘りに。83金を悪手に逆行相転化するためにはこの金移動しかない。
▽1五歩
*加藤一二三が勝ちを確信する時の1手。美濃で端を詰められて先手を持つ気はしない。当家ならこの手を誘発してひねり飛車を回転飛車に相転化し27銀を狙うが68金ではすでに無理。
▲5八金寄
*68金では仕方ない後ろ向きな手。康光はコレで絶対に負けないと思っている。
▽3三角
*後手の玉の方が安泰。ひとめ広い。温泉の大浴場。
▲5六銀
*端で圧迫されたので攻めると見せかけて最初から最強菱形美濃しかアタマにない。康光は教皇と違って4thアタックはやらない。羽生森内も同様。やらないのではなくできなかった。当家の分析公開後最近羽生がやり始めたが。
▽2四角
*46歩を直撃。
▲4七銀引
*45歩は銀挟み。後ろ向きな手にジコマン。
▽6四銀
*先手が余りに態度悪いので挑発。加藤一二三の対局態度など先手のナニもしない指し口からみたらマトモ。
▲6五歩
*手得で天蓋完成と自惚れる。
▽5三銀引
*後手は争点作成したと逆に思考。
▲3六歩
*大爆笑。加藤一二三がここで鼻を鳴らすのは当然。先手の態度が悪すぎる。貴様それで現役竜王かと。
▽5五歩
*教皇講座はこの1手から始まった。以下ひふみんの独壇場。この手は7th作成。貴様等の奇数番原理を逆用してやると言う咆哮。
▲5六歩
*康光たちはかならず乗ってくる7thアタック。
▽5四銀
*逆行7th
▲7九角
*55歩は同銀から46へのスリコミが嫌なのでひるんだ。64歩の駒アタリ偶数番は彼らは選択しない。
▽5六歩
*今度放置は銀挟みを喰らって負け。
▲同 飛
*55歩から銀交換は後手に逆行7thを取られて負け。
▽5五歩 ▲7六飛 ▽4五歩
*菱型美濃の弱点を駒アタリ奇数番1で先取。
▲6八角
*康光の手法は同じ。逆行番をとるだけ。
▽4六歩 ▲同 銀 ▽4五歩
*位取り成功。
▲3七銀引 ▽3三角
*1ポイントあげたので無理しない。後手優勢。角交換は逆転される。
▲2八玉 ▽4四角 ▲4七金 ▽3三銀 ▲2七銀 ▽8八歩
*優勢になればこんな手で十分。
▲8六飛
*と金阻止。
▽7四歩
*またもや駒アタリ奇数番1で独壇場。
▲3八金
*これまた逆行奇数番1。簡単な構図の反復。
▽5三角
*重複駒アタリ奇数番1の返し技。
▲5七角
*75角阻止。
▽8九歩成 ▲同 飛 ▽7五歩
*歩のサクリファイスで連動駒アタリ示唆。
▲8六飛
*76歩阻止。
▽7四金
*ついに裏番長の出番。以下略。康光は「気迫に圧倒されて」と局後に感想を述べたがそれは醜い言い訳。指し手が終始腰抜けだったのは康光。それを教皇の威圧的態度のせいにするから第1線に居られなかった。棋譜が全てを物語る。
▲9五歩 ▽同 歩 ▲9三歩 ▽同 香 ▲9二歩 ▽7三桂
▲9一歩成 ▽8三歩 ▲4八角 ▽4四角 ▲7六歩 ▽5六歩
▲7五歩 ▽7七角成 ▲5六飛 ▽6五金 ▲5七飛 ▽9九馬
▲7四歩 ▽8五桂 ▲7三歩成 ▽4二飛 ▲6六歩 ▽同 金
▲5九飛 ▽7七馬 ▲7九飛 ▽7八歩 ▲6九飛 ▽6七香
▲8九飛 ▽8四歩 ▲5七金 ▽6五金 ▲6七金 ▽同 馬
▲6九香 ▽5六馬 ▲6五香 ▽4六歩 ▲5九飛 ▽5八歩
▲同 飛 ▽6五馬 ▲4六銀 ▽4七金 ▲6六歩 ▽5八金
▲6五歩 ▽4八金 ▲同 金 ▽6九飛 ▲3八金打 ▽4四香
▲5五歩 ▽4六香 ▲4七歩 ▽5六桂 ▲3七金左 ▽4八桂成
▲5四歩 ▽4七香成 ▲投了

148手で後手の勝ち


2005.04.16囲碁将棋ジャーナル 名人戦解説の嘘 郷田がダメ棋士の理由 No: 7479 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家@青年部 05/04/19 Tue 00:53:08

康光に棋聖を取られて以来郷田はダメ棋士の見本であった。
囲碁将棋ジャーナルでの名人戦第1局解説。マシュダ一家本家がもうコメントしないと宣言した途端に郷田は発奮し一日研究したあとその翌日は丸山にどうしようもない最終盤で負けたと言うオチがつく。当家が実況&分析した通りが郷田の実態なのでテレビで嘘つく棋士は容赦なく殺せと青年部へ話がきた。
あの日本語を聞くとジンマシンが出るので本家では囲碁将棋ジャーナルどころか郷田解説は生涯聞かないと言う。
郷田はこう指せと研究後に言っている。

名人戦第1局郷田最終変化
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽4二銀
▲2二角成 ▽同 金 ▲6八銀 ▽6二銀 ▲3八銀 ▽6四歩
▲1六歩 ▽1四歩 ▲4六歩 ▽6三銀 ▲4七銀 ▽4一玉
▲6九玉 ▽3一玉 ▲7九玉 ▽5四銀 ▲5六銀 ▽9四歩
▲9六歩 ▽3二金 ▲4五銀 ▽同 銀 ▲同 歩 ▽5二金
▲4八飛 ▽3三銀 ▲7七銀 ▽3五歩 ▲6六銀 ▽6二飛
▲5五銀 ▽7四歩 ▲4六銀 ▽6五歩 ▲1七桂 ▽7五歩
▲同 歩 ▽3六歩 ▲同 歩 ▽6四角 ▲2五桂 ▽3七銀
▲同 銀 ▽同角成 ▲7七銀 ▽1九馬 ▲3三桂成 ▽同 桂
▲3五歩 ▽6六歩 ▲同 歩 ▽4六香 ▲3四歩 ▽4八香成
▲3三歩成 ▽同 金 ▲4八金 ▽3九飛 ▲4九銀 ▽7六歩
▲6八銀 ▽5四桂 ▲6七香 ▽5五馬 ▲5六銀 ▽6四馬
▲8八玉 ▽3六飛成
後手優勢かなと郷田のボヤキ

24歩がタコ手なので代りに馬でも引けと言うのは当家のパクリなので容認。
当家はそれが最善の形作り要請と実況&分析している。ところが郷田は当家の分析を覆せないので最後にナニをしたかと言うと36龍としたのが上記変化。これで歩切れ解消ならまだ言い訳も通用する。ところが36地点にはナニもない。おいしい歩があるのは26地点。従ってこのような手を連盟棋士はモタレ指しと言う。郷田がズルイのはこの手が後手の最善とした上でその先の検証をしなかったこと。代りに丸山に翌日ボロ負けしたことは即日実況&分析した通り。
そこで当家では傷心の郷田を尻目に本当に36龍変化が正しいのか検証した。
当家変化は7種類出来たが基本方針は三種類。
1=入玉
2=攻めさせて切らす
3=攻めて千日手

いろいろ面白い構図が楽しめたので郷田のボヤキに感謝したい。
まず後手の入玉が成功するかと言う検証。この変化で非常に興味深いのは49銀が入玉最終変化阻止の双頭手に逆行相転化すると言うこと。羽生はその構図が瞬時に見えたはず。先手は手番を握ると55角と25桂の厳しい反撃手があるので後手がモタレ指しで入玉に活路を見いだすということはひとめのため。森内がそれを避けたのはやはり49銀が大きい。連盟棋士はこの合い駒を見て先手ダメと断言した手が実は双頭手であったことが郷田変化を追うと判明する。入玉先に大きな楔が打ち込んであると森内級でも夕食後に31玉を手間暇かけて入玉させる気にはなれなかったであろう。ところがこの入玉ルートには興味深い形が登場する。後手が逆に55角として98玉と先手が凌いだ形は後手にナナメ駒しかないのでゼット。ところがこの55角が何度も登場して最後にナナメの中空三角理論の構図へ至る。これは今期名人戦らしい主題。最後に53角-17角ラインがある。17角は入玉完遂のようでも18飛と言う攻防手で先手の攻めは切れない。主役の49銀が最後に取られて玉が経巡り67香の第二の楔によって後手玉は中央で死ぬ。これはかなり壮大なドラマとなった。
先手からの55角で馬消し後もし先手が後手と同じようにモタレ指しを目指して入玉を計ると逆に負ける。それは74角のような手だが羽生の場合故意に弛めない限りそういう緩手を見せることは有り得ない。郷田相手で一度故意に負けたばかりだが、すぐにバレたので暫くはそう言うことはしない。
入玉は後手負けと判明したので次の手段は攻めさせて切らす方法。羽生のV2固めを喰らう覚悟がないとできない。今日の青野が見せた綱渡りの勇気が必要なので森内には無理であろう。羽生を切らしにかかると逆切れされて大抵イタイ目にあう。
そこで最後の望みは千日手。そのためには後手が一度攻めないといけない。32桂合いで43から詰めろを掛けた時に41銀打で千日手。ところがこの攻めは本譜で森内が選択した方針に回帰することになるので羽生相手にまず期待できない。
郷田はおそらく当家同様に入玉変化をいろいろ作成したはず。それでも彼の研究では結論が不明であった。だから解説では36龍変化を最終としている。それで「後手指せる」が郷田魂なので研究後の金曜日に試したら実践では失敗。それでも「俺が勝ちだった」と言っているのが翌日の囲碁将棋ジャーナルのゴーダ解説であった。
名人戦の入玉手順は上記理由により先手勝ち。
69手目67香で渡辺明まで後手優勢と公言していた。おそらく羽生の本心以外でこの局面で先手優勢と公言して分析していたのは当家しかいない。丸山もそうかもしれないが羽生同様決して言わないので誰にも判らない。49銀が入玉阻止、67香が地獄巡りの第二の主人公。こんな手を連続して見せられたらゴーダ病が直訴するモタレ指しなど通用しない。なぜこんな簡単なことが連盟棋士に判らないのであろう?
後手に1歩あればなんとかなった。森内が歩を粗末にし始めた時点で負けとなる。渡辺明の将棋分析で何度も指摘したはず。渡辺明がそれを悟ったのは当家分析公開後。彼が直後に沈黙したことは立派かもしれない。
結局郷田も連盟棋士が後手優勢と断言しまくっていた解説を弁護するために嘘コイたことになる。これはいつものことなので郷田が犠牲になる必要はなかった。これでは即時A級陥落が待っている。郷田のやり口は深浦と同じなどと後世言われるくらいなら「沈黙は金」が優る。掻けば掻くほど気持ちよいのはすでに病気。


2005.04.17NHK杯 片上VS青野 対石田流三間棒金 No: 7478 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 05/04/18 Mon 23:14:11

2005.04.17NHK杯 片上VS青野 対石田流三間棒金

放映:2005.04.17
棋戦:第55回NHK杯一回戦
戦形:対石田流三間棒金
先手:片上大輔
後手:青野照市

*放映:2005.04.17

*棋戦:第55回NHK杯一回戦
*先手:片上大輔四段
*後手:青野照市九段

▲7六歩
*初手の手つきで片上が負けると予想がつく。片上は当家の愛読者であることが即時見て取れるため。その自意識の片鱗が初手にある。駒の動きに躊躇がないことを装い微動しているかすかな緊張=見られていることへの自意識過剰。
▽3四歩
*青野には躊躇と恥じらいがある。これなら勝てる。青野級になると2手めで判る。
▲6六歩
*片上が負ける構図。
▽6二銀
*足元をみられた。青野の挑発。
▲7八飛
*これで石田流三間にしなくてはテレビ初登場失格の烙印を押される。
▽8四歩 ▲7五歩 ▽8五歩 ▲7六飛
*何度でも言う。この1手がどうかと言う将棋。
*三間に振ってさらにここで1手使うことが先手にとってなんなのか?
▽6四歩 ▲5八金左
*これが敗因1かもしれない。そのくらい不明なことが多い。
▽4二玉
*明解なブランコ前進。
▲4八玉
*明解なブランコ後進。即ち主導権は後手に移ってしまった。
▽3二玉 ▲3八玉
*38銀では即時後手からの3rdアタック。
▽6三銀 ▲2八玉
*ここで手番を渡すのでは後手からの仕掛けが成立。
▽4二銀
*青野の序盤は気持ちよい。
▲3八銀
*明解な敗着。舟囲いに満足すべき。
▽7二金
*見切られた。こんなタコ手を許しては先手の序盤はダメだったということになる。
▲9六歩
*ひどい緩手だがすでに先手は作戦負け。涼子におコチャマと言われた片上評は正しい。
▽8三金 ▲7八飛
*当家もすでにこれぐらいしかないと観戦時思った手。3rdアタックが厳しすぎる。谷川でもまだ手ぬるいと羽生が怒り狂った背景はやはり序盤の問題。58金には継続手の後遺症故1昨年から疑問符があったはず。
▽5四歩
*緩手。相手を信用しすぎ。そういえば解説は山崎だが自意識丸だしの話し方。森信門下の特性かもしれない。郷田より不愉快な口調ではもう出てこなくていい。
▲5六歩
*片上命拾い。
▽5三銀
*4thで牽制されると迎撃手順が残るので。下記裏三部作の萌芽。
▲6七金
*大爆笑。やっぱこうなる。
▽7四歩
*不本意だが行くしかない。
▲同 歩 ▽同 金 ▲7六金
*山崎は弟弟子の片上は理知的でなく勝負師などと脚色する。この手がそう見えるのであろうか?
*これは自己修復機能における中空三角理論の展開法。
▽8六歩
*過激。4から3へ。勝負師に豹変するのは青野。
▲同 歩
*煽られて売られた喧嘩を買う。山崎同様感情的かもしれない。
▽7五歩
*そう言えばここまで青野が怒る理由もあった。
*NHK杯で中井に負けてA級まで同年に陥落したアオノショックが大きい。
▲同 金
*下がっては4-3-2の青野三部作が完成するので。
▽同 金 ▲同 飛 ▽8六飛 ▲7一飛成 ▽7二金
*山崎が千日手と断言。
▲6一龍 ▽6二金 ▲7一龍 ▽7二金 ▲6一龍 ▽6二金
▲7一龍 ▽7二金 ▲6一龍 ▽7一歩
*青野が後手番で打開したので全国が熱狂の渦。
▲6五歩
*これしかない。三部作最後のデザート2を先手に奪われた。
▽8八飛成
*同角成は王手飛車
▲同 銀 ▽同角成 ▲6三龍 ▽同 金 ▲8二飛
*王手馬取りへ逆行相転化
*1=緩手から53銀
*2=53銀から千日手
*3=千日手回避から53銀が弱点。
▽6二金
*そこで53銀を活かす
▲8八飛成 ▽7三桂
*本局で最も気持ちよい手。
▲8一龍
*本局で最も情けない手。
▽6五桂 ▲6六角
*つらい。
▽4四歩
*53銀が再び主役に。
▲7一龍
*69飛が早いので。
▽5二銀
*22金阻止。
▲5九金打
*69飛阻止のつもりらしい。尻に飛がつくまで勝負手を出し惜しみ。相手が間違えろとお願いしている手なので見ていて気持ち悪い。
▽8六飛
*青野も呆れて切れと催促。以下形作り。
*片上の序盤が温泉+ハッタリて見どころもない。
*山崎もアンナ調子では明日の朝日オープンでもボロ負けであろう。
▲6二龍 ▽同 銀 ▲4四角 ▽5三銀右 ▲1一角成 ▽3三角
▲同 馬 ▽同 桂 ▲1一角 ▽4二金 ▲2二銀 ▽4四銀
▲6三歩 ▽同 銀 ▲4六香 ▽4五歩 ▲同 香 ▽同 桂
▲3一銀不成▽同 玉 ▲4四角成 ▽3三銀 ▲4五馬 ▽4三香
▲3六馬 ▽8九飛成 ▲6九歩 ▽5七桂不成▲5五桂 ▽4九桂成
▲同 金 ▽2四桂 ▲4三桂不成▽同 金 ▲2五馬 ▽3五金
▲2四馬 ▽同 歩 ▲1五桂 ▽4二玉 ▲2三桂成 ▽4八歩
▲5九金 ▽4四銀 ▲4六香 ▽8四角 ▲3九金 ▽5三玉
▲3二銀 ▽4二金 ▲4四香 ▽同 玉 ▲3三銀 ▽同 金
▲同成桂 ▽同 玉 ▲4三金 ▽2二玉 ▲4四桂 ▽4九歩成
▲同金右 ▽6六角打 ▲1八玉 ▽4四角 ▲同 金 ▽3二玉
▲5五歩 ▽3九銀 ▲同 金 ▽同角成 ▲投了

138手で後手の勝ち


2005.04.14王将戦リーグ残留決 丸山VS郷田 角換り腰掛け銀 No: 7477 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 05/04/14 Thu 23:09:01

日時:2005.04.14
棋戦:王将戦リーグ残留決定戦
戦形:角換り腰掛け銀
先手:丸山忠久
後手:郷田真隆

▲7六歩
*丸山の初手26歩も見てみたい。
▽8四歩
*郷田の34歩も見てみたい。2手目までに棋士の格付けまで出来てしまう。
▲2六歩
*丸山は決まっている。明日離婚することは有り得るが、丸山が3手目に66歩とすることは有り得ない。
▽8五歩
*歩間理論以降では郷田のオレ流と呼ばれる。
▲7七角
*フツー
▽3四歩
*先手の3手目の葛藤を後手が引き継ぐ歩間3。
*85歩が固い理由1
▲8八銀
*以下この二人は角換り腰掛け銀と決まっている。
▽3二金 ▲7八金 ▽7七角成 ▲同 銀 ▽4二銀 ▲9六歩
*何度も分析してきた丸山13手目。
▽7二銀
*どうせ95歩とすぐに来れないので先に94歩とはしない。相手が棒銀阻止の牽制をしているのに42銀とできないのは85歩のせい。オレ式固い理由2
▲3八銀
*こちらは柔軟。固くても柔らかくてもオマルの中では最後は同じではないかと思うと角換り腰掛け銀は味わい尽くせない。固いと出すまでが大変。
▽1四歩
*後手がこう言うことをする経緯も長い。
*固いと大抵ウサギのマルになるが、この長さは85歩の方針と一致しない。危険な歩間5。
▲1六歩
*他に動かす駒がないと思い込んでいる所が丸山の限界。当家分析で暴かれた丸山歩間5譲渡の手法2。
▽9四歩
*ここで64歩は再度歩間5を丸山に取らされたことになる。そこで歩間3へ戻し3-3へ。
▲4六歩
*丸山の歩間5譲渡の手法3。ブランコ前進で後手に歩間5強要。
▽6四歩
*ブランコ後進+歩間5受領により後手不利。ところが83銀の棒銀は死滅した。先手が居玉のため8筋攻めは通用しない。85歩が嫌われる理由3
▲4七銀
*後手85歩に対して先手26歩の優位性を強調する腰掛け銀示唆。
▽6三銀
*譲渡された歩間5の針のムシロでブランコ後進を取るしかない後手の苦痛。ところが郷田は鼻唄を歌いながら苦しむのが大好き。
▲6八玉
*棒銀はすでに有り得ないので経験値で5-3で玉移動。自陣駒アタリ原理ではこの手は悪手。丸山は当家と違って純粋理論派ではない。どちらかと言うと肉体派。
▽5四銀
*先手の悪手の瞬間に勝負を仕掛ける。ブランコ前進で進撃。これがフツーの角換り腰掛け銀と思うとナニも楽しめない。
▲7九玉
*自陣駒アタリ原理の斥力で手番を失う。
▽6五歩
*これで先後同型はない。ところがこれは飛車を6筋光の柱へ移すという指標なのでやはり85歩がここに至り固い理由4となる。この4-4構造は先手への歩間5強要にはならない。
▲5六銀
*ただの愛腰掛け銀ではない。次にいきなり45銀示唆。
▽4四歩
*3-5で45銀阻止。
▲2五歩
*結婚後の初対局は互いにドーパミン出力が異常な模様。同じ6th作成牽制手でも36歩は65歩効果で64角を許す。
▽3三銀
*24歩を許すと負けなので。
▲4八飛
*42地点が開放したので玉の移動牽制。
*42玉なら即時45歩以下の清算が王手。
▽3五歩
*どうみても悪手。そう言って悪ければ先手に媚びへつらう7thのおみやげ。昨日の森内の封じ手35歩より柄が悪い。65歩を先取りして35歩など負けに等しい。
▲8八玉
*丸山は楽勝と思って緩手に手を染める。こんなところは7thアタックで殺すのが武士道。グラビア女王のオッパイに溺れたかもしれない。
▽5二金
*悪手。郷田の限界。35歩やったなら初志貫徹すべき。せっかく相手がひるんだのに。
▲5九金
*このふたりはナニ考えてんだか。
*王将戦リーグの下位レベルはこんなモノでよいのであろうか?
*森内がマネするほどのことはなかった。
▽6二飛
*昨日の名人戦のモノマネ大会となった。
*これは角換り腰掛け銀のアイフリ版とは言えない。せいぜい腰フリであろう。
▲4五歩
*ようやく7thアタック。相手に火を点けられるまで戦意を見せなかったわけではない。相手がタコ手を見せたときに豹変するのがオマル。
▽同 歩
*素直。
▲同 銀 ▽同 銀 ▲同 飛 ▽2七角
*終盤戦では手番を握った側が駒アタリ奇数番1を取るがこれは単調。角を一方通行でしか使えないのではひとめダメ。
▲4八飛
*56角から65飛狙いの継続手はコリすぎ。肩コリにはモミモミ。45角成なら同角が桂アタリで手番が戻ると楽観すると即時逆転。森内や渡辺明なら最初からナニもしない。丸山同様ここに逃げて相手の手を笑うだけ。
▽4四歩
*大爆笑。
▲3六歩
*ネズミ取り。同角成は34歩同銀44飛の十字飛車で居玉の後手はナニされても支えきれない。
▽8二飛
*恐らく郷田は「ドヒー」などとボヤいている。十字飛車から84飛阻止。
▲1五歩
*次に36角成では今度こそ後手が逆転してしまうので名人戦をマネして駒アタリ偶数番2で行く。昨日のイケイケがなくとも丸山は15歩が大好き。
▽同 歩
*郷田のボヤキのおかげでなんとか歩切れ地獄だけは回避。
▲2四歩
*連続駒アタリ偶数番。
▽同 歩
*2歩得で郷田は逆転できると楽観している。
*独りで転ぶ可能性はあるが、丸山はこういう綱渡りを同型でもやるぐらいだから、居玉相手にはすでに勝ちと思っている。
▲5六角
*後手番横歩取りでよく見せる逆富士固め。
▽4五銀
*12歩阻止で投資。2歩得したので躊躇ない。
▲6五角
*銀を打たせて1歩損に戻して金アテで手番を戻す。偶数番原理のみで連動手獲得。
▽4二玉
*手番奪回で54銀と戻すか居玉を避けるかの選択。郷田は居玉の負い目に負けた。
▲2三銀
*対森内戦では後手番で見せた銀。飽きた。
▽同 金
*今日はやけにナゲヤリ。
▲2一角成
*アッサリしすぎて丸山も拍子抜け。
▽1三香
*銀桂交換と自分をなぐさめて駒損だけ回避。
▲6四桂
*飛車切りで銀が質駒なので可能。
▽3二銀
*金を逃げると飛車を切られるので。
▲5二桂成 ▽同 飛 ▲3二馬 ▽同 玉 ▲2六金
*オチ
▽3六角成 ▲同 金 ▽同 歩 ▲6一角
*これでなんとか攻めが続く。45銀の質駒を残したのが敗着。素直に泡踊りでよかったというのが精いっぱいのなぐさめ。
*
▽8二飛
*強情。受けに撤する気がない。二度目の引越里帰りは実家でも大抵嫌われる。
▲4三銀 ▽2二玉 ▲4五飛
*切り時
▽同 歩 ▲3四歩
*本局で一番厳しい手。角成で歩を取らされたためにこんな手が生じてしまった。27角打の最大の後遺症。以下攻めは切れないので先手勝ちは動かない。
▽4四銀 ▲3三銀 ▽同 金 ▲同歩成 ▽同 銀 ▲3二金
▽2三玉 ▲3三金 ▽同 玉 ▲3四銀成 ▽4二玉 ▲7一銀
▽9二飛 ▲8三角成 ▽4三金 ▲9二馬 ▽3四金 ▲8一馬
▽2八飛 ▲3五歩 ▽同 金 ▲6三馬 ▽8六桂 ▲同 歩
▽同 歩 ▲4八桂 ▽2九飛成 ▲4四桂 ▽4三玉
*この手に最後の長考するようではダメ。コレしかない。せっかく時間を稼いだのにゴーダは次の1手しかアタマにない模様。
▲3一飛
*三通りほどあるがいずれも129手で先手勝ちのはず。郷田のシノギは最善ではない。せかせば丸山が間違える可能性はあった。
▽3三金 ▲5二馬 ▽4四玉 ▲5三馬 ▽3四玉 ▲3五馬
▽同 玉 ▲3三飛成 ▽3四桂 ▲4四金 ▽2五銀
*ミスの原因は43玉のような当然の一手に対するムダな長考癖。1分将棋とは言えテンションが鈍いエンディング。NHK杯は30秒でかなり見せている。
▲3四金 ▽同 銀
*48桂を名手にする結婚祝儀。
*誰かの結婚式に馬券を祝儀に持ってきた郷田らしい。
▲4七桂
*ダンゴ桂が成功することはマレだが48桂があるために最後に38龍。
▽2五玉
*なので46玉でも34龍で詰めろがほどけない。
▲2七歩
*双頭手で入玉相手を阻止する最後の1歩は最高に気分良い瞬間。昨日の羽生の37歩より極楽。確かに結婚祝儀にしてはイキ。
*これをやらせたかったのかと納得。
▽同 龍
*この龍が59で詰めろだったが戻ってはナニもない。
▲3五金 ▽2六玉 ▲3四龍 ▽2五銀
*イジになっているわけではない。結婚式二次会で独身男が飲んだくれている風情。
▲同 金 ▽3七玉 ▲3九銀
*タクシーを呼んで家に送る。
▽4七玉
*かなり泥酔している。
▲4五龍
*この形をなんと読ませたいのか当家にも不明。
*タクシー内でゲロした図かもしれない。
*27角打をタコ手と断定して意味があるほど郷田に鋭利さはない。
▽投了

131手で先手の勝ち