2005.04.12&13名人戦第1局羽生VS森内 手損角換り アイフリ版
ブーメラン 偶数番原理 三角銀の誘惑
実況&分析マシュダ一家

対の光の柱No: 7476 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/04/14 Thu 00:30:51

対の光の柱

日時:2005.04.12&13
棋戦:第63期名人戦第1局
戦型:手損角換り アイフリ版
先手:羽生善治
後手:森内俊之
▲7六歩
*長岡裕也のヤオ振りはと金4枚で羽生先手。あのやり方では森内でなくとも怒る。今日の初手は羽生の棋士人生の中で最も淵が深い。相振りをリクエストしつつ矢倉や角換り腰掛け銀なら勝つと言う手。
▽3四歩
*森内の回答は「今期から名人戦も1局完結方式
▲2六歩
*先手が一番指したくない歩間3。居飛車原理主義の先手の宿命。66歩はスンニと彼らは断言するのでナニ言ってもムダ。
▽3二金
*大爆笑。森内の明解な答えは千日手にするゾということ。逆行歩間3その1。この二人は番勝負の初戦に勝てば防衛奪取が決まる間柄。
▲7八金
*歩間3維持の緩手。これで羽生が永世名人になれるなら「一応(羽生自身の言葉)」と注釈が必要。羽生も自覚している。谷川さんでもなったくらいですからと顔で語っていたのが衛星中継のインタビュー。森内に最後の牙城の光はない。一言でこの程度と羽生は顔で語る。ならば完勝していただきたい。
▽4二銀
*羽生の緩手に乗じて手損角換りを強いる。後手の逆行歩間3その2は明解な千日手狙い。
▲2二角成
*仕方ない。33銀とされると羽生では勝てない。負けるより千日手の方がマシ。
▽同 金
*康光羽生戦とは3年後の今と大変な違い。
*後手なら千日手にしたい気持だけが同じ。だから森内も遠慮しない。
▲6八銀
*あとはフツーの時間つぶし。
▽6二銀
*ココまでが午前中の衛星中継。
▲3八銀
*後手と違って棒銀の余地を残す。
▽6四歩
*1カ月前の当家の丸山分析参照>歩間5譲渡の手法。昨晩の当家心理実況&分析丸山∩の伏線通り。
▲1六歩
*微笑。1筋で歩間5を取るのは森内に勝つ気があるのかと督促するため。
▽1四歩
*千日手で良いと返答。あなた次第ではコッチが勝つだけと。
▲4六歩
*この5-1は1筋で先手に仕掛けの権利が発生したために方針不一致の緩手か歩損の無理攻め示唆。もしくは千日手で良いと認めた証し。後手の思惑通り。譲渡された歩間5を先手が取らされたと読む。
▽6三銀
*ブランコ前進が取れる。
▲4七銀
*46歩を突けば牽引される。
▽4一玉
*右玉にはしない。明解な自信。先手の歩損攻めなら入玉もアリ。
▲6九玉
*均等なブランコ後進。序盤に手損したために暫く我慢。
▽3一玉
*現役名人なので不明な手は午前中に指せない。金の移動は銀交換後の71角変化を許すので。
▲7九玉
*森内の緩手には素直に付き合うだけ。この交換は後手の22金に対して先手有利に見えるが自陣駒アタリ原理では先手に斥力が多い。
▽5四銀
*71角変化はなくなったので56-45のガッチャン銀は怖くない。強く誘う。
▲5六銀
*自己申告の5-1でブランコ後進でまた手番を渡すしかない。金はまだ動かせない。
▽9四歩
*先手が千日手を打開した場合後手に有利。
*空間開放手としては双頭手。最終盤は寄せの95歩。三頭手解釈できる。
▲9六歩
*ついに5-2へ。先手が頑なに歩間5維持を強いられたと読む。羽生の限界というよりこれが彼の習性。相手にまず指させる。
▽3二金
*これで初めて後手の意図的手損が顕在化。後手の利点は84歩を突いていないこと。角銀を双方手駒にした場合先手の26歩は傷だが後手には61金型のため隙がない。
▲4五銀
*58金は逆に65銀で負け。他に変わる手も難解なので潔く初日の見切り発車。これなら森内が勝ちに来ると羽生も決断。行くなら同銀同歩の連動手に期待するしかないことだけが森内丸山戦と同じ。森内に手番が戻るが不動金を強味に千日手は後手の権利。52金なら森内成算有りというより羽生のイケイケに乗った証し。バンバンやれと毎日軍団が唆かせばスダコの森内なら頷くかもしれない。
▽同 銀
*65銀のすれ違いは後手負け。泡踊りも歩を喰われて負け。羽生のイケイケに仕方なくつきあうしかないようにみえるが、むしろ森内は丸山にうまくやられたと思った変化に突入するので9筋の突きあいがあれば望むところ。
▲同 歩
*これが先手唯一の主張となる本局初の連動手。次の手が羽生には初日で不明だったので躊躇なかった。連動手解釈は目に見えて有効。現実主義者と冷たく見放すこともできるが相手が森内程度ならイケイケで構わない。
▽5二金
*もっと鈍臭い手を指して笑わせてくれるかと思った。71角変化はとっくにないが島によれば今度は71銀変化が残っているらしい。ところが当家では次に71銀は飛車を捨てて角2枚で後手勝ち。攻防47角+69銀。トドメは39角。後手陣は飛車は渡しても安泰。
▲4八飛
*控え室で禿の女歌手たちが自己陶酔している71銀はダメとすぐに察して。
▽3三銀
*歩間5を取れと誘惑。
▲7七銀
*誘いには誘いで返す。飲み屋で「アンタが支払って」と譲り合っている風情。
*33手目で森内の封じ手>実況&分析参照
*初日消費時間
*羽生=3時間27分
*森内=3時間46分
▽3五歩
*封じ手開封はタカミチ。A級陥落後の初仕事がチョッキンとは悲しい。ダメな封じ手。以降はこの封じ手を咎めるためにある。構図は簡単。先手の沽券45歩を突いたときに先手が勝つ。
▲6六銀
*当家が真っ先に作成開始した変化。84歩を突いていない為にコレしかない。>実況&分析。島は46銀打を確信していたが当家の指摘後衛星放送で「私がタコでした」と謝罪。立派な態度。
▽6二飛
*84歩がすでに間に合わないので64歩を活かす。この手は千日手狙いとして常にあった。
*これで当家の見たかったアイフリとなる。双方の光の柱を巡る攻防。弱点も同じ玉の右耳。
▲5五銀
*継続手で登頂成功。光の柱のブラックホールへ。
▽7四歩
*森内の悪手。これで先手はマシュダ一家秘技5thアタックが可能に。
▲4六銀
*5th表番44歩は負け。秘技と言うからには5thアタック裏番を取る。即ち泡踊りで封じ手35歩を直撃する脳天逆さ落し。ブラックホールから一挙に時間を間引く瞬間。羽生の千イメージ戦略は同一手順を必ず回避。あとは森内次第。
▽6五歩
*森内面食らって牽制6th偶数番作成。先手の顔45歩と対だが1手遅かった。
▲1七桂
*後手からの6thアタックは負け。ついに序盤16歩の躍動。全軍駆使の妙味。
▽7五歩
*負けを悟って暴れ始める。74歩が悪手と断定されては面目丸ツブレ。しかしダメな手はダメ。
▲同 歩
*これで待望の1歩入手。すでに先手勝ち。
▽3六歩
*二枚目の歩損はすでに勝負形を望むしかない証拠。
▲同 歩
*容赦なくこれで2歩得で先手必勝体勢。あとは好みで造る。
▽6四角
*形作り要請に近い。午後の衛星放送であとは島とナメカタに演技してもらうだけ。
▲2五桂
*偶数番原理を使う指し方。駒アタリ偶数番2には二種類あるがどうやっても勝ちの時は最も派手に相手に濡れ場を与えるのが芸。
▽3七銀
*ナナメの中空三角理論行使に見えるが半分だけしか有効ではない。丸山の手をマネするような名人はダメ。42銀など根性が悪すぎる。アレで今期名人戦は終了。
▲同 銀
*55銀は負け。即ちナナメの中空三角理論がここでは通用しなかった。
*なぜか?
*光の柱が対のため。
▽同角成
*これで島は先手負けと思ったらしい。飛車を逃げる変化など無論有り得ない。先手が欲しいのは角。これは71銀変化で後手が欲しかったのは角であったという当家初日分析と全く同じ理由。
▲7七銀
*双頭手でスゴロクは振り出しに戻る。66歩と76香を瞬時に阻止。
*銀はここから地獄巡りを開始し奈落で消えて元の地点に逆行偶数番2で復活。見事な直角三角銀。
▽1九馬
*飛車を取っても負けなので香得でアヤを求める。森内らしい。
▲3三桂成
*駒アタリ奇数番1を自動的に手繰り寄せて尚且つ奇数番1の連動手で手番掌握。
▽同 桂
*同金でも勝敗は変わらない。
▲3五歩
*方針通り飛車は捨て駒なのでこれが一番。相手に小駒は渡すのは危険だが大駒はいらない。桂馬が入れば歩を渡すのは構わない。4枚の攻めで最終盤は安泰。自陣も無傷。
▽6六歩
*夕食後の1手。当家もコレぐらいしかないと観戦を放棄した地点。後手唯一の切り札が飛車廻り回避の空間閉塞手になり果てた。
▲同 歩
*同銀はないので素直にまたも歩得。歩が三枚あればオニに金棒。逆に歩切れは涙もでない。
▽4六香
*ひとめ遅い。隠居飛車を相手にするボランティア。
▲3四歩
*偶数番原理に従うだけ。これで待望の桂入手。
▽4八香成
*45桂では奇数番原理に戻ってしまい46香がクズ。
▲3三歩成
*またも連動駒アタリ偶数番2で手番が戻る。
▽同 金 ▲4八金
*これで一段落。豊富な材料もそろったので今日はカレーにしようと腕まくり。
▽3九飛
*王手するようでは冴えない。粘る気力がすでにない。
▲4九銀
*駒を惜しんで88玉はキャンプ料理でも嫌われる。美味しいカレーはまず玉ネギをじっくり煮込む。
▽7六歩
*早く食わせろとやけに性急な客。
▲6八銀
*あの三角定規が今度は四角になるかもしれない。
▽5四桂
*歩切れになったから38香を打ってくれとの森内最後のお願い。
▲6七香
*66桂が詰めろと誰かが言ったのを聞いたワケではない。カレーはじっくり煮込むのがセオリー。相手に駒を決して渡さないように詰みが見えるまでアクぬき。
▽2四歩
*コレをマシュダ一家分析通り封じ手でやっていればと後悔するには遅い。
▲8八玉
*相手は銀一枚なのでコワイものナシ。客にコイとテーブルへ誘う。
▽6六桂
*清算は凄惨。形作りならまだしも馬引き。
▲同 香 ▽同 飛 ▲3七歩
*大爆笑。歩一枚で飛車と馬の大御所が封印。
▽7七香
*ここで投げるとカッコつかないので。
▲6七金
*駒は渡さない。
▽6五飛
*26飛ではタコの大御所が三人に増えてしまう。引き場所などどこでもいいが羽生に華をもたせる。
▲7四角
*誘いに微笑んで。
▽7九銀 ▲9七玉 ▽6二飛 ▲6四歩 ▽2九馬 ▲5六桂
▽8四歩 ▲6三銀 ▽同 金 ▲同歩成 ▽8二飛 ▲5三と
▽8五銀
*森内最後の見せ場は濡れ場を何度も撮影し直した女優の哀感。
▲7九銀
*徹底的に駒アタリ偶数番2で手番がブーメランのように戻る構図。
▽7四銀 ▲4二銀 ▽同 飛 ▲同 と ▽同 玉 ▲7二飛
▽5二歩 ▲7四飛成 ▽7九香成 ▲2二金 ▽4四歩 ▲同 歩
*初期の構造通り44歩で勝ちが決まる。
*この将棋は千日手以外それしかない。
▽1八馬 ▲5四桂
*対の光の柱に宙吊りとなったブラックホールを挟む二枚の桂。素晴らしい構図。いつものように歩を駒台に三枚残す。
▽投了
107手で先手の勝ち

午後10時22分
残り時間 羽生=16分 森内=1分


封じ手は35歩 No: 7473 [返信][削除]
 投稿者:実況&分析 マシュダ一家  05/04/13 Wed 12:09:22

大爆笑。これで永世名人阻止の最後の牙城とは呆れる。芭蕉命令形の自己陶酔と傲慢さに近い。
これは次に攻めてこないと受け潰すというだけの五月飾り。当家では敗着。35角変化を潰す代わりに先手からの36歩牽制と17桂には36歩継続手を見せつける双頭手と1昨年なら述べたが今では褒めすぎ。
次に羽生が見せた66銀は当家の指針と全く同じ。45銀のイケイケ方針と一致する唯一の手。狙いは5thアタック。1歩必ず入手できるので1歩損も可能。
昨晩の当家の羽生への叱咤激励はこの手の為にある。悪手だが逆転の萌芽をもつ。羽生なら逆転できる。
46銀打はダメな手。島がいろいろそのタコ変化を述べていたが、大盤上の飾り看板を落とせと合図を送られて当然。それを素早く受け止めるアッコたんも凄い。こんな即興の瞬間芸は初めて見る。名人戦の芸より恐ろしい。NHK演出もついにここまできた。


NHK衛星放送 島のダメ解説 No: 7472 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/04/13 Wed 06:58:18

イモアナ板倉が「福島はナンドメ?」などと羽生に聞くので返答に困った彼は前代未聞の奇声を発していた。興味深い。「私に聞く前に自分で調べろ」と言う意味のスットボケ声。羽生には少し鈍いインタビュアーが似合う。藤井や丸山が羽生の荒御霊をかきたてた構図と相似形。
森内はどうか?
鉄と言う言葉は鈍い。鉄をまとったノートパソコンは重すぎる。鉄分を含んだ食物はすでに酸化していると便秘を招く。耳かきで掻き出す己の鉄糞はシジフォスの神話より遠大な苦痛。ニンニクを料理する時には緑に要注意。
森内が1昨年の竜王戦から破竹の進撃を見せたのは当家の分析が原因であった。マシュダ一家分析で森内は初めて自分の価値を明解な言葉で知った。
彼らを知っているはずの島の言葉ではなぜ森内は自分の価値がわからなかったのか?
同業者の褒め言葉はヨイショにしかならないため。
最も重要な地点で彼らは護摩化す。ソレしか生きる道がない。
ゴマのカスなら湯に溶いてナベに入れることもある。「護摩化す」がゴマカスになってまったのが連盟棋士の解説。妙に香ばしいのでその貧乏性に同情しやすい日本人はよくダマされる。搾取専門家はそれが美しいと洗脳し貧乏人に無知を強要する。
島は勉強家のアッコたん同様当家分析を事前に読んできている。
銀が4手づつかけて消滅する玄妙に彼も共感しているので当家の丸山分析も読んでいるはず。ところが14歩、玉の移動、96歩、71銀変化、33銀のそれぞれに対して不理解を示した。当たり前のことを説明すると以下。
16歩=14歩とした時に双頭手に逆行相転化
96歩=14歩と違い手抜きすると暗中模索の攻めしかない。
52金=驚いた島に共感はするが71銀変化は45歩が残り先手負け。
33銀=島が言う44歩未然阻止だけではなく42地点を開放する双頭手+α。島は96歩同様にαの意味を把握できなかったので33銀の空間開放手としての必然さえ説明できなかった。これは2003.10.21&22竜王戦第1局の54手目森内35歩に対する当家の正確な指摘を当時の島が理解できなかった背景と全く同じ。1年半経っても島には進歩がない。
初日最終手77銀にも+αがつきまとうという構図。空間閉塞手は同時に空間開放手であるという基本原理をヨイショ専門家は忘れてしまった。
「手渡し」と言う用語がαに該当するようだがイコールではない。「手渡し」と言う言葉は相手が次に指すべき有効手が判らない時に棋士が使う場合が多い。判らないときはなんでもかんでも「手渡し」と彼らは言うので本来の意味がボケてしまった。棋士の惰性に毒されて久しい言葉は沢山ある。「手渡し」は実行ボタンを押す時に「手渡す」と言う。動名詞が古巣に逆行相転化するこの味噌汁にはゴマカスの香りが充ちている。
シーちゃんがある日突然スーちゃんと呼ばれたらどうであろう?
痩せたなと思ってくれるであろうか。
明らかなことはひとつ。ヨイショ専門家が羽生森内を貧弱な言葉で絶賛するたびに彼らの将棋は痩せてしまった過去がある。


初日総括 名人戦第1局森内の封じ手 歩間5譲渡劇の末路 No: 7471 [返信][削除]
 投稿者:実況&分析マシュダ一家  05/04/12 Tue 22:35:46

名人戦第1局森内の封じ手 歩間5譲渡劇の末路

先手:羽生
後手:森内
▲7六歩
*長岡裕也のヤオ振りはと金4枚で羽生先手。あのやり方では森内でなくとも怒る。今日の初手は羽生の棋士人生の中で最も淵が深い。相振りをリクエストしつつ矢倉や角換り腰掛け銀なら勝つと言う手。
▽3四歩
*森内の回答は「今期から名人戦も1局完結方式」
▲2六歩
*先手が一番指したくない歩間3。居飛車原理主義の先手の宿命。66歩はスンニと彼らは断言するのでナニ言ってもムダ。
▽3二金
*大爆笑。森内の明解な答えは千日手にするゾということ。逆行歩間3その1。この二人は番勝負の初戦に勝てば防衛奪取が決まる間柄。
▲7八金
*歩間3維持の緩手。これで羽生が永世名人になれるなら「一応(羽生に自身の言葉)」と注釈が必要。羽生も自覚している。谷川さんでもなったくらいですからと顔で語っていたのが衛星中継のインタビュー。森内に最後の牙城の光はない。一言でこの程度と羽生は顔で語る。ならば完勝していただきたい。
▽4二銀
*羽生の緩手に乗じて手損角換りを強いる。後手の逆行歩間3その2は明解な千日手狙い。
▲2二角成
*仕方ない。33銀とされると羽生では勝てない。負けるより千日手の方がマシ。
▽同 金
*康光羽生戦とは3年後の今と大変な違い。
*後手なら千日手にしたい気持だけが同じ。だから森内も遠慮しない。
▲6八銀
*あとはフツーの時間つぶし。
▽6二銀
*ココまでが午前中の衛星中継。
▲3八銀
*後手と違って棒銀の余地を残す。
▽6四歩
*1カ月前の当家の丸山分析参照>歩間5譲渡の手法。昨晩の当家心理実況&分析丸山∩の伏線通り。
▲1六歩
*微笑。1筋で歩間5を取るのは森内に勝つ気があるのかと督促するため。
▽1四歩
*千日手で良いと返答。あなた次第ではコッチが勝つだけと。
▲4六歩
*この5-1は1筋で先手に仕掛けの権利が発生したために方針不一致の緩手か歩損の無理攻め示唆。もしくは千日手で良いと認めた証し。後手の思惑通り。譲渡された歩間5を先手が取らされたと読む。
▽6三銀
*ブランコ前進が取れる。
▲4七銀
*46歩を突けば牽引される。
▽4一玉
*右玉にはしない。明解な自信。先手の歩損攻めなら入玉もアリ。
▲6九玉
*均等なブランコ後進。序盤に手損したために暫く我慢。
▽3一玉
*現役名人なので不明な手は午前中に指せない。金の移動は銀交換後の71角変化を許すので。
▲7九玉
*森内の緩手には素直に付き合うだけ。この交換は後手の22金に対して先手有利に見えるが自陣駒アタリ原理では先手に斥力が多い。
▽5四銀
*71角変化はなくなったので56-45のガッチャン銀は怖くない。強く誘う。
▲5六銀
*自己申告の5-1でブランコ後進でまた手番を渡すしかない。金はまだ動かせない。
▽9四歩
*先手が千日手を打開した場合後手に有利。
*空間開放手としては双頭手。最終盤は寄せの95歩。三頭手解釈できる。
▲9六歩
*ついに5-2へ。先手が頑なに歩間5維持を強いられたと読む。羽生の限界というよりこれが彼の習性。相手にまず指させる。
▽3二金
*これで初めて後手の意図的手損が顕在化。同じ場所に戻ったため。後手の利点は84歩を突いていないこと。角銀を双方手駒にした場合先手の26歩は傷だが後手には61金型のため隙がない。
▲4五銀
*58金は逆に65銀で負け。
他に変わる手も難解なので潔く初日の見切り発車。これなら森内が勝ちに来ると羽生も決断。行くなら同銀同歩の連動手に期待するしかないことだけが森内丸山戦と同じ。森内に手番が戻るが不動金を強味に千日手は後手の権利。52金なら森内成算有りというより羽生のイケイケに乗った証し。バンバンやれと毎日軍団が唆かせばスダコの森内なら頷くかもしれない。
▽同 銀
*65銀のすれ違いは後手負け。泡踊りも歩を喰われて負け。羽生のイケイケに仕方なくつきあうしかないようにみえるが、むしろ森内は丸山にうまくやられたと思った変化に突入するので9筋の突きあいがあれば望むところ。
▲同 歩
*これが先手唯一の主張となる本局初の連動手。次の手が羽生には初日で不明だったので躊躇なかった。連動手解釈は目に見えて有効。現実主義者と冷たく見放すこともできるが相手が森内程度ならイケイケで構わない。
▽5二金
*もっと鈍臭い手を指して笑わせてくれるかと思った。71角変化はとっくにないが島によれば今度は71銀変化が残っているらしい。ところが当家では次に71銀は飛車を捨てて角2枚で後手勝ち。攻防47角+69銀。トドメは39角。後手陣は飛車は渡しても安泰。
▲4八飛
*控え室で禿の女歌手たちが自己陶酔している71銀はダメとすぐに察して。
▽3三銀
*歩間5を取れと誘惑。
▲7七銀
*誘いには誘いで返す。飲み屋で「アンタが支払って」と譲り合っている風情。
*33手目で森内の封じ手
*初日消費時間
*羽生=3時間27分
*森内=3時間46分
▽中断

森内の封じ手 歩間5と手番譲渡劇の末路
33手目の局面は29手目に45歩の連動手を獲得した先手が自動作成した本局初の4-3構造が基本になっている。先手の77銀は96歩同様相手に手を渡す意味を付して双頭手解釈ができるのか?
これは森内にかかっている。封じ手34手目で3rdアタックを成立させる手は三種類しかない。いずれも当家変化に於て3rdアタックでは後手負け。すると後手には自陣の駒を動かすか4-3から3-4または5-3への構造相転化しかない。序盤の方針と駒アタリ原理の特性から24歩が最も妥当。初日の最終手77銀が55角未然阻止と読めるので17桂の継続手を未然阻止するばかりか玉を行動範囲を広くして先手の弱点26歩へ向かうことになる。24歩を指されると今度は先手の指し手が難しくなる。三種類あるがいずれも芳しくない。ひとつの変化はすでに先手負けと判明。残り二種類もひとつは無理攻め。すると残りは再度手番を譲るしかない。
歩間5譲渡劇は4-5の狭間を揺れ動く。封じ手の3-4から後手には再び84歩の権利がある。譲ったり譲られたりした挙げ句に後手が強引に歩間5を初めての飛車先歩で取る?
こんなにムシのよい将棋が成立してよいのであろうか?
羽生。気前よく行ったのだからハアではなく少しは怒れ。こんな将棋を負けたのでは永世名人の称号などいらない。


27手目まで 羽生のイケイケは挑戦者の時価相場 No: 7470 [返信][削除]
 投稿者:実況&分析 マシュダ一家  05/04/12 Tue 16:27:05

先手:羽生
後手:森内

▲7六歩
*長岡裕也の振り駒で羽生先手。今日の初手は羽生の棋士人生の中で最も淵が深い。相振りをリクエストしつつ矢倉や角換り腰掛け銀なら勝つと言う手。
▽3四歩
*森内の回答は「今期から名人戦も1局完結方式」
▲2六歩
*先手が一番指したくない歩間3。居飛車原理主義の先手の宿命。
▽3二金
*大爆笑。森内の明解な答えは千日手にするということ。逆行歩間3その1
▲7八金
*歩間3維持の緩手。これで羽生が永世名人になるなら「一応」と注釈が必要。羽生も自覚している。谷川さんでもなったくらいですからと顔で語っていたのが衛星中継のインタビュー。
▽4二銀
*羽生の緩手に乗じて手損角換りを強いる。後手の逆行歩間3その2は明解な千日手狙い。
▲2二角成
*仕方ない。33銀とされると羽生では勝てない。負けるより千日手の方がマシ。
▽同 金
*康光羽生戦とは3年後でも大変な違い。
▲6八銀
*あとはフツーの時間つぶし。
▽6二銀
*ココまでが午前中の衛星中継。
▲3八銀
*後手と違って棒銀の余地を残す。
▽6四歩
*1カ月前の当家の丸山分析参照>歩間5譲渡の手法。昨晩の当家心理実況&分析丸山∩の伏線通り。
▲1六歩
*微笑。1筋で歩間5を取るのは森内に勝つ気があるのかと督促するため。
▽1四歩
*千日手で良いと返答。あなた次第ではコッチが勝つだけと。
▲4六歩
*この5-1は1筋で先手に仕掛けの権利が発生したために方針不一致の緩手か歩損の無理攻め示唆。もしくは素直に千日手で良いと認めた証し。後手の作戦通り。結局譲渡された歩間5を先手が取らされたと読む。
▽6三銀
*ブランコ前進が取れる。
▲4七銀
*46歩を突けば牽引される。
▽4一玉
*右玉にはしない。明解な自信。先手の歩損攻めなら入玉もアリ。
▲6九玉
*均等なブランコ後進。序盤に手損したために暫く我慢。
▽3一玉
*現役名人なので不明な手は午前中に指せない。金の移動は銀交換後の71角変化を許すので。
▲7九玉
*森内の緩手には素直に付き合うだけ。この交換は後手の22金に対して先手有利に見えるが自陣駒アタリ原理では先手に斥力が多い。
▽5四銀
*71角変化はなくなったので56-45のガッチャン銀は怖くない。強く誘う。

▲5六銀
*自己申告の5-1でブランコ後進でまた手番を渡すしかない。金はまだ動かせない。
▽9四歩
*先手が千日手を打開した場合後手に有利。
▲9六歩
*ついに5-2へ。先手が頑なに歩間5維持を強いられたと読む。
▽3二金
*これで初めて後手の意図的手損が顕在化。同じ場所に戻ったため。後手の利点は84歩を突いていないこと。角銀を双方手駒にした場合先手の26歩は傷だが後手には61金型のため隙がない。
▲4五銀
*58金は逆に65銀で負け。他に変わる手も難解なので潔く初日の見切り発車。これなら森内が勝ちに来ると羽生も決断。行くなら同銀同歩の連動手に期待するしかないことだけが森内丸山戦と同じ。森内に手番が戻るが不動金を強味に千日手策は後手の権利。強気に52金なら森内成算有りというより羽生のイケイケに乗った証し。バンバンやれと毎日軍団が唆かせばスダコの森内なら頷くかもしれない。
▽中断


22手目54銀まで No: 7469 [返信][削除]
 投稿者:実況&分析マシュダ一家  05/04/12 Tue 13:14:58

先手:羽生
後手:森内

▲7六歩
*長岡裕也の振り駒で羽生先手。今日の初手は羽生の棋士人生の中で最も淵が深い。相振りをリクエストしつつ矢倉や角換り腰掛け銀なら勝つと言う手。
▽3四歩
*森内の回答は「今期から名人戦も1局完結方式」
▲2六歩
*先手が一番指したくない歩間3。居飛車原理主義の先手の宿命。
▽3二金
*大爆笑。森内の明解な答えは千日手にするということ。逆行歩間3その1
▲7八金
*歩間3維持の緩手。これで羽生が永世名人になるなら「一応」と注釈が必要。羽生も自覚している。谷川さんでもなったくらいですからと顔で語っていたのが衛星中継のインタビュー。
▽4二銀
*羽生の緩手に乗じて手損角換りを強いる。後手の逆行歩間3その2は明解な千日手狙い。
▲2二角成
*仕方ない。33銀とされると羽生では勝てない。負けるより千日手の方がマシ。
▽同 金
*康光羽生戦とは3年後でも大変な違い。
▲6八銀
*あとはフツーの時間つぶし。
▽6二銀
*ココまでが午前中の衛星中継。

▲3八銀
*後手と違って棒銀の余地を残す。
▽6四歩
*1カ月前の当家の丸山分析参照>歩間5譲渡の手法。昨晩の当家心理実況&分析丸山∩の伏線通り。
▲1六歩
*微笑。1筋で歩間5を取るのは森内に勝つ気があるのかと督促するため。
▽1四歩
*千日手で良いと返答。あなた次第ではコッチが勝つだけと。
▲4六歩
*この5-1は1筋で先手に仕掛けの権利が発生したために方針不一致の緩手か歩損の無理攻め示唆。もしくは素直に千日手で良いと認めた証し。後手の作戦通り。結局譲渡された歩間5を先手が取らされたと読む。
▽6三銀
*ブランコ前進が取れる。
▲4七銀
*46歩を突けば牽引される。
▽4一玉
*右玉にはしない。明解な自信。先手の歩損攻めなら入玉もアリ。
▲6九玉
*均等なブランコ後進。序盤に手損したために暫く我慢。
▽3一玉
*現役名人なので不明な手は午前中に指せない。金の移動は銀交換後の71角変化を許すので。
▲7九玉
*森内の緩手には素直に付き合うだけ。この交換は後手の22金に対して先手有利に見えるが自陣駒アタリ原理では先手に斥力が多い。
▽5四銀
*71角変化はなくなったので56-45のガッチャン銀は怖くない。強く誘う。
▲中断


10手目まで 森内の千日手狙いと羽生の限界 No: 7468 [返信][削除]
 投稿者:実況&分析 マシュダ一家  05/04/12 Tue 10:53:00

先手:羽生
後手:森内

▲7六歩
*長岡裕也の振り駒で羽生先手。今日の初手は羽生の棋士人生の中で最も淵が深い。相振りをリクエストしつつ矢倉や角換り腰掛け銀なら勝つと言う手。
▽3四歩
*森内の回答は「今期から名人戦も1局完結方式」
▲2六歩
*先手が一番指したくない歩間3。居飛車原理主義の先手の宿命。
▽3二金
*大爆笑。森内の明解な答えは千日手にするということ。逆行歩間3その1
▲7八金
*歩間3維持の緩手。これで羽生が永世名人になるなら「一応」と注釈が必要。羽生も自覚している。谷川さんでもなったくらいですからと顔で語っていたのが衛星中継のインタビュー。
▽4二銀
*羽生の緩手に乗じて手損角換りを強いる。後手の逆行歩間3その2は明解な千日手狙い。
▲2二角成
*仕方ない。33銀とされると羽生では勝てない。負けるより千日手の方がマシ。
▽同 金
*康光羽生戦とは3年後でも大変な違い。
▲6八銀
*あとはフツーに時間つぶし。
▽6二銀
*ココまでが午前中の衛星中継。
▲中断


名人戦前夜 気分はアイフリD∩ No: 7467 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/04/11 Mon 23:48:50

好みというものは変わる。
人間は飽きっぽい。寿命が長いため。
初恋してすぐに死ぬ運命なら飽きたなどと贅沢なことは言っていられない。
当家は好みを焼く場合、お好み焼きのように考える。
鉄板上で味と論理の整合性を求めるのがマシュダ一家なので以下の気分は寿命の気まぐれに該当しない。
今期名人戦では無性にアイフリD∩がみたい。
全局アイフリでも退屈しない。むしろ全局それだけでもいい。
マスイシはその流れを逆行して再構築したらもっと面白い。
角換り腰掛け銀と矢倉がなければ名人戦ではないと黎明期に豪語していた当家としてはこの様変わりに深い意味を感じる。角換り腰掛け銀の権化丸山がグラビアDカップ嬢と溺愛結婚したという謎に近いものがある。
連盟騎士が力戦と呼ぶ将棋はどうも力戦ではないと言うことが当家の三大理論で判ってきた。
角換り腰掛け銀と矢倉を攻略するためには別な側面からのアプローチが必要。デカパイはいったん萎んで孕めばまた大きくなる。力戦型はなぜ力戦型ではなくなるのか。それを逆引きで探ると再び力戦矢倉へ戻り、角換り腰掛け銀の不明な構造にアプローチできる予感がある。もう力戦型などと呼ばせないゾと。徹底的に分析しまくって名称を与えてやるゾと。
アイフリが角換り腰掛け銀に通じるまでに面白いモノであったことを世に広めたのは羽生と谷川と森内。羽生の煽動が功を奏した。谷川も乗ったことがマンモスウレピー。アイチ球博のチはア∩キだが、丸山は∩をカップと読む。Dカップにアキた頃に完成するであろう。森内はこういうワケわからないモノが本当は大好きなくせにカッコつけてアタマが固くなる傾向が強すぎる。康光のカタサは好感モテるが森内の固さは薄気味悪い。
そこでこう考える。
名人戦の権威などモーどうでもいいからバンバンやってくれと。