2004.11.24&25竜王戦第4局 森内VS渡辺
横歩取り85飛  38金+25歩型
キノコの勢い 駒アタリ奇数番3
実況&分析 マシュダ一家

竜王戦第4局二日目 空間開放手から生まれたラッキーナンバー No: 6963 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/11/26 Fri 05:11:53

キノコの勢い

日時:2004.11.24
棋戦:竜王戦第4局
戦型:横歩取り85飛 38金+25歩型その6
先手:森内俊之
後手:渡辺明
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩
▲7八金 ▽3二金 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀
▲8七歩 ▽8五飛 ▲2六飛 ▽4一玉 ▲5八玉 ▽6二銀
▲3八金 ▽5一金 ▲4八銀 ▽7四歩 ▲3六歩 ▽2五歩
▲2八飛 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽同 飛 ▲4六歩 ▽7六飛
▲3三角成 ▽同 桂 ▲4七銀 ▽2六歩 ▲8八歩 ▽7五飛
▲2六飛 ▽4四角 ▲3五歩 ▽8八角成 ▲7六歩 ▽同 飛
▲7七歩 ▽7八馬 ▲同 銀 ▽8六飛 ▲8七歩 ▽8五飛
▲3六銀 ▽8八歩 ▲3四歩 ▽2三歩 ▲3七桂 ▽8九歩成
▲同 銀 ▽8七飛成 ▲2九飛 ▽8八歩 ▲9八角 ▽8五龍
▲3三歩成 ▽同 銀 ▲4五桂 ▽3七歩 ▲3九金 ▽8九歩成
▲3三桂成 ▽同 金 ▲3四歩 ▽8八龍 ▲6八桂 ▽6六桂
▲4七玉 ▽3二金 ▲6六歩 ▽9八龍 ▲同 香 ▽6九角
▲5八桂 ▽5五桂 ▲4八玉 ▽3八金 ▲同 金 ▽同歩成
▲同 玉 ▽5八角成 ▲2一銀 ▽4七銀 ▲2八玉 ▽3一歩
▲投了
96手で後手の勝ち

二日目は初日の反省から。
63=29飛。これが変換偶数番2であったというMFトリック。
伏線は初日実況の中。77地点も駒アタリに入れる。これを見落としたために駒アタリ奇数番原理振興会の仕訳が錯乱。なぜこのような仕訳ミスが前日にあったかと言うとすでに77地点活用が全変化で無意味とされた為。
64=88歩。従ってこれが正調駒アタリ奇数番3だったと言うドラマのどんでん返し。当家が「表層はすべて駒アタリ偶数番2」と表現したため森内も見損じたか軽視。77龍変化はとっくに焼却炉で灰となったので昨日はなぜかナンバーから削除されていた。やはり人間は数え間違える生き物。銀行の窓口でも注意していただきたい。渡辺明はおかげで孤独と不安を感じたまま夜明けのコーヒーを飲むハメに。種付けを終えたオスは孤独がサマになる。MF分析を読むときは要注意。羽生なら「ソッカ」と言う。「表層は」というシバリの内訳を以下に読む。
ここから二日目。
65=98角。封じ手。以上の仕分けから駒アタリ偶数番4と再解釈しないといけない。谷川羽生が好んだ構造。このように錯綜した二重駒アタリのローリングストーリーを「ねじりあい」と呼ぶ。誰が最後にラッキーナンバーを当てたのか?
66=85龍。跳躍偶数番2。77地点から離れた為に一挙にふたつも減少。これが偶数番原理の醍醐味。
67=33歩成。平行偶数番2と解釈するべきか逆行奇数番1と解釈するべきか連盟将棋では不明の模様。王手には必ず1手かけて対応するのが将棋の最大の命題。ところがブラックナンバーが相転換する地点には未解決の問題が巣くう。この問題を突き詰めるとふたつの領域の相互不可侵の壁にぶつかる。だからこそ王手連動ナンバーは奇数番原理に加算しなかった。本局における中原囲いの二大特徴は最終盤における52地点からの非常階段と33地点直撃の手抜き。ところがまだ手抜きできない。すると平行偶数番2と解釈するべきであった。駒アタリ奇数番3を先手が示すならここで76角。この地点への角打による駒アタリ奇数番3の作成手法はMF分析が初出だったが、久保が二日目夕方6時以後の衛星解説でさりげなくふれた。これは羽生も森内も唯一パスした地点。昨日の解説ではあたかも88歩まで必然変化のように述べられたことに当家は疑問を感じただけであって今回の森内の選択には作図意図があると好意的に読みたい。故意に偶数番原理に肉薄しているのが森内であると。そうでないと初日の進行が理解できない。久保がどの程度それを体感したかわからない。しかしMF変化59手目76角は先手に有効な変化と久保は遠回しに初めて述べた。59手目とハッキリいうと出典がバレるため。当家の興味は森内がなぜ渡辺明を偶数番で誘導したのかという問題。ここから人間の心の中に入って行く。冥府の案内人はどこに我々を導こうとしたのだろう?
68=同銀。渡辺明は午前中の放送では首をわずかにかしげながらこのと金を銀で取った。銀で取れば32金が残るため再度の33地点直撃に今度こそ手抜きできる。これがブラックナンバーの使い分け。これを大局観で塗ると以下>中原囲いは自陣駒アタリ原理発動により前線のナンバーに影響を与える。 渡辺明は67手目の76角変化ならば読んでいた。先手に有利な駒アタリ奇数番3のため。既出の67手目78銀では逆行奇数番1。
では森内はなぜ76角や78銀の奇数番を67手目に選択しなかったのか?
それは森内と渡辺明が一番良く知っている。渡辺明は勝った方なので言えない。森内は口が裂けても言えない。連盟の理事会はマシュダ一家を完全に無視しようと決めて全棋士に通達した。しかし森内が選択した手順はすべて公開MFプランに従っている。人間同士は見なかったことにしても指し手はシンクロする。それが神へ通じるコミニケーション。金の利害だけで酒を飲むのが人間劇場だったと思っているのかね?
79銀を放置しろと公言していたのはマシュダ一家のみ。そして33歩成で勝ちと。渡辺明も森内もそれだけは知っていた。あとは33歩成をどこで入れるかという問題。竜王戦は興業将棋と最近また関係者が開き直っているので当家は観察する。
69=45桂。またマシュダ一家が過激な発言をしているから無視しようとナンチャッテ九段が言っている。西村はマシュダ一家の指摘で封じ手をバッサリ切れるようになった。進言したのは藤井だろう。おかげで最近ゲッソリやせてしまった。
壮大な八百長トリックの帰結はこの45桂。これを理論的に証明するためには奇数番原理の範疇を過ぎてしまった為に別の視点を強いられる。
45桂とは次に33桂不成ならば王手。だから手抜きできるBNの裏番とはならない。ところが不成では中原玉を脱出ルート52地点へ手順に逃がし逆に33桂自体が空間閉塞手となってしまう。そればかりかやがて後手からの寄せ形完成祝いに33金と取られてしまう。完敗音頭までに先手は中原囲いを攻略できない。最大の弱点43地点が32金と52玉によって二重に死守されてしまうため。
攻撃の面ではそれでも銀桂交換なのでギャラリーを騙せる。それほどひどい悪手ではないだろうと。ところが45桂そのものは自陣駒アタリ原理の範疇では先手の最大の弱点37地点を開放するデメリットが余りに大きい。
70=37歩。長考体勢に入った渡辺明なら必ず指すと思った。ひとめこれしかない。渡辺明はこれ以外は負けと思ったらしいが勝ちナンバーの駒アタリ奇数番3を後手が取りに行くならこの手しかない。駒アタリ奇数番3が大抵三種類転がっているのが優劣不明の局面。この局面では37歩しかない。機械なら取り敢えず35歩と86桂まで読む。人間はそんな手を読まない。だから駒アタリ奇数番原理を知っている者にはこの手はひとめ。そしてマギレの候補手がないため優勢確定となる。
なぜ森内はこれほど明解なラッキーナンバーを与えたのか?
これを八百長と糾弾されない為にまず棋士を騙さないといけない。案の定関西の控え室も37歩が絶妙手と絶叫していた。久保も妙手と絶賛している。森内以下誰もがウッカリしていたと読むことも出来る。それはお笑い劇場の読み方。
渡辺明がここで86分も使ったのは森内が奇数番3を許したからには手抜きで寄せがあるのではないかと疑心暗鬼にかられたため。ところが33桂不成は先の理由でダメ。33桂成は今度こそ無視して38歩成で後手勝ち。この33桂成を無視できると見切った所で初めて33地点が駒アタリに加算できる。合計3。後手の最終勝ちナンバーの駒アタリ奇数番3が37歩と言う大逆転劇。
71=39金。逆行偶数番2。同金や48金は即負けが見える。この金を逃げたことにより33地点が再度裏番。
72=89歩成。33地点裏番変換による逆行偶数番2。銀得によってここから寄せの範疇のためすでに双頭原理も役目を終える。
73=33桂成。逆行奇数番1と解釈可能。
74=33同金。何も考えずに取った模様。88龍と王手ができる。
75=34歩。皮肉な結果。これが正調偶数番2であった時にはすでに効力がない寄せの領域。89歩成ですでに銀を取られたため。
76=88龍。王手角取り。龍切りで角を取る変化は対羽生戦以後の研究で森内はよく知っている。切りの指摘を公開したのは当家のみだったが久保と藤井も今日は各種飛車切り変化はやっていた。チャンス到来時の飛車切りは後手の最大の楽しみ。
77=68桂。これ以外は37歩効果で寄り。
78=66桂。先週の森内87桂にお返しするファンサービス。
79=47玉。苦笑しながら昨日の羽生のモノマネで対抗。取ると55桂。
80=32金。大見得切ってから逃げる。照れ隠しに66桂はヤリスギでしたと言う渡辺明。
81=66歩。森内は今度は笑いを噛み殺しながら昨日のアクツのモノマネ。ここで33銀のブチコミは藤井レベルしか考えない。
82=98龍。当然。これは羽生森内戦ゴミ箱変化だったもの。オチが決まった。この手で渡辺明は勝ちを確信。
95=21銀。ブチコミ千日手変化を反転させたパロディーでまたも大受け狙い。
96=31歩。豹の眼の演技で語呂あわせ。

彼らが言えないこともある。
キノコは翌日にタカツキ杯を御友達に。


竜王戦第4局初日 駒アタリ偶数番2を巡る構造転換 No: 6962 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/11/25 Thu 05:05:42

竜王戦第4局初日 駒アタリ偶数番2を巡る構造転換

森内が半時間程の中座から戻って58玉を指す直前にポットに手をかけた。
頭を押せばお茶が出てくるはずであった。しかしロックがかかっている場合がある。茶碗を差し出してからボタンを押してもお茶が出なかったら恥ずかしい。そこで森内はロック状態を探るために取り敢えず見切り発車でボタンを押してみた。一応湯呑みは下に置いたので最悪の場合は溢れ出るお茶を最下部で受け止めることが出来る。
果たしてお茶は出た。しかしポット下の湯呑み茶碗から跳ね出して廻りを濡らしてしまう。
森内がティッシュで掃除している間、渡辺明はお茶はこうして入れるのだという模範演技を示していた。湯呑みを手に持ち出水口まで掲げておもむろにボタンを押す。
これが昨日の午前9時45分前後の衛星中継放映場面。
森内は中座の間に25手目の38金も決めてきた。
30手目の25歩が渡辺明の模範回答。この手は横歩取り85飛の基本中の基本。85地点に飛車がいるからこそ25歩が打てる。
25歩を打たせたのが森内。
なんのために?
この25歩が駒アタリ偶数番2だからと言うのがマシュダ一家分析。
33地点にすでに駒アタリ奇数番1があるというのが横歩取り33角型の最大の特徴。33地点を仮想番ではなく現実の駒アタリ奇数番1にするのが25手目の38金と言う手。
マシュダ一家未完の「偶数番原理」で説明するとこうなる。
32=86歩。駒アタリ偶数番2。
33=同歩。逆行偶数番2。
34=同飛。連動偶数番2。
35=46歩。奇数番3。
36=76飛。逆行奇数番3。
37=33角成。GN解消。
38=同桂。連動手の双頭手で進軍。
39=47銀。奇数番1解消。
40=26歩。奇数番1からの連動手示唆。
41=88歩。逆行奇数番1。
42=75飛。逆行奇数番1容認。歩のサクリファイスで双頭手示唆。
43=26飛。25飛を歩得で解消。
44=44角。飛車歩取り。今日は3回語呂合せがあった。
45=35歩。飛車成を阻止しつつ連動手で桂頭を狙う。先手最大の主張。
46=88角成。歩のサクリファイス解消+2枚換え狙い。
47=76歩。序盤の歩得をここで返す
48=同飛。これで横歩取り特有の後手の1歩損が初めて1歩得に。
49=77歩。その瞬間今度は先手から駒アタリ偶数番2という構造転換。
50=78馬。逆行偶数番2。金得。
51=同銀。奇数番1で角金交換となり先手優勢。
52=86飛。88飛成を見せる。
53=87歩。最後の1歩で駒アタリ奇数番1作成。角金交換の駒得維持。
54=85飛。先手の歩切れを狙い35飛を見せる逆行駒アタリ奇数番1。
55=36銀。リセット。
56=88歩。角金交換を二枚換えにする駒アタリ奇数番1。
57=34歩。構造転換後は先手から駒アタリ偶数番2ブランコ前進。
58=23歩。逆行偶数番2飛車成阻止。
59=37桂。ここで76角の駒アタリ奇数番3ではなく平行偶数番2を先手が選択するのが偶数番原理の変換構造。
60=89歩成。これで角が金桂との二枚換えとなる。さらに連動偶数番2。
61=同銀。歩切れ解消の高得点だがこの手によって87地点の歩が浮き駒となり連動偶数番2となっている。
62=87飛成。歩切れ解消の高得点を凌ぐ龍変換でまたしても連動偶数番2。
63=29飛。ついに先手はここで逆行奇数番1へ戻し構造再転換。

64手めの局面が主題になったのは当然だった。
渡辺明は64手目に88歩を選択。これは森内が38金を選択した初日午前中の30分で森内が要請した手。
ここは郷田が羽生に喰らった54桂でも森内が羽生に見せたばかりの26桂でも羽生森内感想戦88歩でも表層はすべて駒アタリ偶数番2。
渡辺明が最後の貧乏くじを引いたのか森内がすぐに教えてくれる。
渡辺明は別に88歩が指したくて来たのではない。むしろ模範演技を強いられた。それを強いたのは偶数番原理にとりつかれた精神の群れ。


2004.11.24王将戦リーグ丸山VS阿久津 対手損角換り 早繰り銀 No: 6961 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/11/25 Thu 01:20:33

棋戦:王将戦リーグ
日時:2004.11.24
戦型:対手損角換り 早繰り銀
先手:丸山忠久
後手:阿久津主税
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲2五歩 ▽8八角成
▲同 銀 ▽2二銀 ▲7七銀 ▽3三銀 ▲3八銀 ▽7二銀
▲1六歩 ▽1四歩 ▲3六歩 ▽6四歩 ▲3七銀 ▽6三銀
▲4六銀 ▽5四銀 ▲3五歩 ▽同 歩 ▲同 銀 ▽6五歩
▲5六歩 ▽5七角 ▲6八角 ▽8四角成 ▲2四歩 ▽同 歩
▲同 銀 ▽2二歩 ▲3三銀成 ▽同 金 ▲3五角 ▽4四歩
▲2三歩 ▽同 金 ▲4四角 ▽5二飛 ▲3二歩 ▽4八歩
▲3八金 ▽3三桂 ▲6八玉 ▽6二玉 ▲5五歩 ▽4三銀
▲2六角 ▽7二玉 ▲4八角 ▽同 馬 ▲同 金 ▽3九銀
▲3八飛 ▽4八銀成 ▲同 飛 ▽4五桂 ▲4六銀 ▽3二飛
▲3五歩 ▽4四歩 ▲7八玉 ▽5六金 ▲6八金 ▽6六歩
▲同 歩 ▽6七歩 ▲5八金 ▽4六金 ▲同 歩 ▽5七銀
▲4五歩 ▽4八銀成 ▲同 金 ▽3五飛 ▲6五角 ▽5二銀
▲6四桂 ▽6二玉 ▲4三銀 ▽6三銀 ▲8三角成 ▽7四角
▲7一銀 ▽同 金 ▲7四馬 ▽投了
87手で先手の勝ち

37=23歩。若さの特権でゴリ押し。
38=同金。普通は同歩。続けて24歩なら34金。偶数番2ならいきなり34歩。まず納めて馬を活用しないと後手は逆転されやすい。火に油の同金は丸山の奢り。恐らく隣の谷川から怒りが伝染してデカイ扇子が煽られた。俺にこんなタコ歩が通用すんのかと。
39=44角。コメット阿久津は手順に歩を補充して逆転。
40=52飛。52金では22角成でコメット爆発。
41=32歩。丸山をからかいすぎ。76銀で馬を追いやってから64銀と行くのがコメットさん。
42=48歩。丸山狙いの一着。取れば39銀。
43=38金。ひどい形だが58金では57銀のおかわり。金を渡さなければ紙一重で大丈夫。
44=33桂。緩手。丸山の異常感覚。ここは銀を使って駒アタリ奇数番1を取るのが羽生。
45=68玉。先逃げされてはすべてご破算。
46=62玉。手拍子のブランコ後進。68玉を逆行ブランコ前進にしては先手勝ち。
47=55歩。駒アタリ奇数番1から最後の仕上げがリセット後のセオリー。
48=43銀。丸山はこれがやりたかった。角歩取り。
49=26角。玉筋に逃げつつこっちも48歩取り。
50=72玉。32銀と歩を取ると54歩で負けと知り角筋から外す。こんな当たり前のことを先に読んでいれば62玉ブランコ後進などしない。
51=48角。49歩成も指させずに馬アタリでは丸山もやる気なくす。
52=同馬。フンドシを楽しみに奮起。
53=同金。逃げた玉に連動手で寄り添う金。タマキンなので勝ち。
54=39銀。タマキンにはフンドシよりブリーフが似合うと言う丸山のジョーク。
55=38飛。飛車取りなので銀取りに相転化。 
56=48銀成。銀を取られる前に金を取る。
57=同飛。玉飛接近しても後手に桂がないので怖くない。
58=45桂。丸山の異常感覚は今度は恫喝。なんでフツーに66歩と指せないのか九重祐美子にはわからない。
59=46銀打。喜んで打つ。先手に桂があれば64桂と打って終わってしまう。
60=32飛。垂れ歩を取りながらフンドシを避けつつ飛車成りを見せる。これをトリプル手と普段なら絶賛するのがマシュダ一家であったが、異常感覚の丸山にはホメ殺しと思われる。
61=35歩。飛車成りは困るので受ける。
62=44歩。桂取りは困るので取った歩で受ける。
63=78玉。これが丸山異常感覚の実態かと呆れて実家に行く。
64=56金。角で飛車を狙いたいが84馬には相変らず75銀。その支えとなる歩が先手の初手76歩では里帰りされても仕方ない。そこで逃げた女房の口座に強引に大金を振り込んで帰ってくれと嘆願。
65=68金。女房が逃げるときは大抵金持ちと出来ている。自前の金を見せつける時。
66=66歩。語呂合せの切り札。今日の対局室は語呂合せが多い。
67=同歩。67歩成は困る。
68=67歩。最後の1歩。これしかナイと言って値切る。
69=58金。商談にも応じない。
70=46金。普通は62飛として大型定期預金を使うのが最終盤。
71=同歩。金銀交換でまたもや桂アタリでは宝くじをあてた気分。
72=57銀。飛車金取り。これで念願の金が入手できるはずが・・・
73=45歩。アクツはキチンと桂を取った。隣の羽生が桂を取れずに負けたのと対称的。やはり隣を見た方が勝つ。マシュダ一家実況&分析は今日も完璧。


2004.11.24王将戦リーグ 羽生VS谷川 イビアナVS向い飛車 No: 6960 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/11/25 Thu 00:13:19

2004.11.24王将戦リーグ 羽生VS谷川 イビアナVS向い飛車
棋戦:王将戦リーグ
日時:2004.11.24
戦型:イビアナVS向い飛車
先手:羽生善治
後手:谷川浩司
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲2五歩 ▽3三角
▲4八銀 ▽2二飛 ▲6八玉 ▽6二玉 ▲7八玉 ▽7二玉
▲7七角 ▽8二玉 ▲8八玉 ▽7二銀 ▲7八金 ▽3二銀
▲3六歩 ▽4三銀 ▲5八金 ▽3二飛 ▲5六歩 ▽5四銀
▲6六歩 ▽5二金左 ▲6七金右 ▽5一角 ▲6八角 ▽2二飛
▲1六歩 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽7四歩 ▲3七桂 ▽7三角
▲2六飛 ▽8四歩 ▲9八香 ▽8三銀 ▲9九玉 ▽7二金
▲8八銀 ▽3三桂 ▲3五歩 ▽同 歩 ▲同 角 ▽4三金
▲6八角 ▽4五桂 ▲同 桂 ▽同 歩 ▲3六飛 ▽3四歩
▲4六歩 ▽2四歩 ▲5七銀 ▽2五歩 ▲6五歩 ▽2六歩
▲7七角 ▽4四桂 ▲4五歩 ▽同 銀 ▲3九飛 ▽2七歩成
▲4六歩 ▽5四銀 ▲5五歩 ▽6五銀 ▲4五歩 ▽3七と
▲同 飛 ▽2八飛成 ▲3八歩 ▽5六銀 ▲同 銀 ▽同 桂
▲4四歩 ▽同 金 ▲5六金 ▽1九龍 ▲2七飛 ▽9五歩
▲同 歩 ▽9七歩 ▲同 香 ▽8五銀 ▲8六歩 ▽7六銀
▲6五桂 ▽9六歩 ▲7三桂成 ▽同 桂 ▲2九歩 ▽9七歩成
▲同 銀 ▽9八歩 ▲同 玉 ▽1六龍 ▲投了
100手で後手の勝ち

やはり谷川を怒らせるとコワイ。怒気がムンムンしていた。
48=43金。狙いの44桂は44角が飛車アタリなので先受け。この受けを見て控え室は谷川不利と思っている。33桂などやらずにさっさと62金で後手もアナグマにしろと言っていたらしい。おそらくこう言う連中は角換り腰掛け銀など指しこなせない。43金の受けなど角もまだ交換していない将棋では谷川も羽生もオテノモノ。
49=68角。48銀が遊んでいるので24歩もできない。
50=45桂。羽生がヘコんだので気持ちよいケリ。
51=同桂。谷川の怒りを感じてまたヘコむ。いつもなら46歩で37桂には連動手で銀を進軍させるのが羽生。
52=同歩。許してやると谷川。
53=36飛。飛車成りを見せる。
54=34歩。飛車成りを受ける。
55=46歩。角成りを阻止する。
56=24歩。飛車先を逆襲する。
57=57銀。語呂あわせでGN維持。この銀が遊んでは勝てない。
58=25歩。「こんな歩を間に合わせていーのか?」
59=65歩。次に77角が飛車アタリ。
60=26歩。「本当にこんな歩を間に合わせていーのか?」
61=77角。飛車アタリが先と言い張る偶数番2。
62=44桂。GN維持の仮想逆行偶数番2。すぐに飛車は取り合えないが飛車取りは防げる。いずれ先手の飛車は一回逃げることになるので手番が奪回できる。
63=45歩。やけに素直にGN解消の連動偶数番2。いつもの羽生なら39飛。
64=同銀。喜んで取りたい歩。逆行連動偶数番2。谷川は感じている。
65=39飛。今日の羽生は子供教室のようにわかりやすい。飛車取りから逃げつつ香車にヒモをつけて駒アタリを0にリセット。
66=27歩成。谷川の向い飛車でここまで遠大で一途な思いがハブ級相手に通用したのは初めてかもしれない。と金が出来ては谷川優勢。
67=46歩。リセットしたら駒アタリ奇数番1から指すしかない。
68=54銀。谷川のファンサービス。ハブをナマ殺すなら36銀。
69=55歩。やはりタニーは偉いと感心しつつしつこく偶数番の裏2。
70=65銀。連動奇数番1で端攻め用の歩を補充。今度は谷川が0にリセットしてこれで持ち歩3枚。光速警備隊を召集する頃。
71=45歩。情けない顔しながら1から出直す。
72=37と。谷川の温情。いつもなら38とでバサっと行く。
73=37同飛。おそらく谷川がクリックミスしたと思って手拍子で指した。38とと勘違いしたのだろう。飛車アタリでなかったので44歩の連動奇数番で桂を取るのが谷川への恩返し。もし感想戦でそんなことを漏らしたら羽生は横綱失格。傷のせいにして腕をサスリながら花道をひきあげる力士は大抵理事長にボロクソ言われる。
以下タダで取られたはずの桂馬の利きで56銀を指されてはヒドイ。羽生の格負け。やはり谷川級相手には4thがいきなり通用しない。慣れない将棋でナマ羽生はおかしくなった。南のせいもあるがおそらくアレのシリーズ7回目を想定したのであろう。
羽生には逆行連動偶数番2はまだムリ。升田が大山を殺すために指した手。


19歳の白鵬が朝青龍を破る No: 6959 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/11/24 Wed 18:15:19

最近八百長ばかりの相撲だが最後に見せた。
まさかの送り出し。ひとり横綱もついにかわされて自滅。
森内はすぐに封じた。フツーに駒アタリ奇数番3を取りたい局面。89歩成の瞬間が緩手のため。


渡辺明の64手め88歩 No: 6958 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/11/24 Wed 17:09:42

週間将棋や囲碁将棋ジャーナルが世間に広めた嘘変化を渡辺明が自ら演じている。最新将棋世界12月号にも書いてある変化が間違うはずはないだろうと自らを道化師にしてしまった。彼のエライところは4勝できなければ3勝など意味ないと割り切っていること。ここまで開き直った手は見たことない。オラオラ早いことケリつけろと言っている。森内がケリ入れて叩きのめすと過剰防衛と言うのが世間。
数手の殴りあいを一日かけてスロモーションで見せるのが今回の趣向。


羽生の4thアタック45手目35歩 No: 6957 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/11/24 Wed 16:51:39

羽生将棋では珍しい4thアタック。最近では2004.11.19NHK杯羽生VS南
美濃VS矢倉の37手め46歩が該当>No: 6951
南のように谷川を懲らしめようという羽生の意思表示。この歩を角で取るに行くのは升田大山森内も同じ。しかし4thでそれをやると言うのが羽生。A級順位戦で負けたクセにいくらなんでも谷川をナメすぎ。
谷川、少しは怒れ。アクツも見ている。


今日のメインは阿久津VS丸山 手損角換り >だったが No: 6956 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/11/24 Wed 16:16:45

今日のメインは阿久津VS丸山 手損角換り >だったが

王将戦リーグは阿久津VS丸山もやっていた。世間では谷川羽生戦と森内渡辺明戦が親子丼扱いなら、こっちは納豆巻であろう。中味は阿久津VS丸山戦が一番面白い展開。丸山得意の飛車先歩突きの手損角換りにアクツが真っ向勝負。丸山相手の早繰り銀なら2004.08.08NHK杯 野月VS丸山手損角換り「聖アントニウスの誘惑」を思い出す。
「聖アントニウスの誘惑」の標題シリーズ1-4はこの対局がキッカケ。
あの時は先手が25歩ではなく78金を決めた為丸山は84歩とした。25歩にはすぐに角交換。
早繰り銀の仕掛けは目に見えるラインなので後手は迎撃しやすい。先手の3rdアタックに対して後手が逆行3rdアタックで返すのが最近の特徴。これは升田大山戦のねじりあいと同じ構造。
今日の対局はかなり進化した内容。
21手目35歩と26手目57角が対となる3rdアタックの表と裏。阿久津は27手目68角で今度は先手からの逆行3rdアタックで返す。以下丸山は馬作成、先手は2筋突破という丸山好みの基本構造。馬作成の瞬間が先手のチャンス。29手目24歩が先手の3rdアタック2。
これで先手はお荷物の銀を始末できる。ところが34手目33金が双頭手であった。銀損解消+飛車の横利き開通。こんな空間開放がマンマで通用してはナマ角を盤上に残したアクツがイビリ殺されてしまう。受けは負けと知って暴れ始めた35角に丸山は天井のカドを見て44歩。またもや丸山メイトが部屋中踊り回っている。湯呑みにはこう書いてある。
オモローてやがてカナしきウカイかな。
丸山は迂回が大好き。
カナシーならまだいいが、馬と角という目に見える貧富の差別感が漂う場合はなんと言うべきか?
先手はなんとか飛車を成りたい。角などあげてもいい。と金ができるなら銀もあげる。そう思って指すしかない。しかし手許を見るとなんと57地点が開いている。一回受けないと攻めあいは負ける。しかし受けると馬の威力で攻めが完封される。
このような時は隣の羽生谷川をじっと見るしかない。彼らと同じ空間で息をしていることだけを思う。丸山を見ると勝ち目はない。


閑話休題 今日の対局 No: 6955 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/11/24 Wed 14:39:47

閑話休題 今日の対局
2004.11.24王将戦リーグ6回戦羽生VS谷川
谷川は向い飛車。そろそろシルバー入りする気分なので羽生相手なら申し分ない。控え室の松尾が先週桂打ちで金を逃げた深浦はタコと宣言しているらしい。と金をつっこむべきだろうと。それ以前の問題であるとはまだ認めたくないらしい。
羽生相手の谷川の向い飛車と言うと2002.8.28&29第43期王位戦第5局羽生善治王位VS谷川浩司九段「半穴対向い飛車急戦」を思い出す。「嫌いなカニで千日手」となった。
今日は千駄ヶ谷なのでタニードンは注文できない。東京では親子丼が主流。谷川は上親子丼を注文。親子丼ごときに上も下もない。せいぜい大盛りかセットがあるかないか。ところが大型ドンブリがない場合大盛りをうな重のようにハコに入れてしまう店がある。それをジョーと呼ぶらしい。
22手め32飛。久保なら最初からソコに振れと言う。これでは手損ではないかと。俺なら負ける自信があると松尾なら言う。谷川は後手番での手損が主題なので一向に気にかけない。

今日はなぜか竜王戦第4局もある。渡辺明は2手めに34歩。横歩取り以外後手では森内と戦える戦法を知らないので仕方ない。
3手め26歩では66歩を期待したのが主催側。だから最初から立ち会いに藤井を出すために師匠の西村ナンチャッテ九段までオマケで呼んだ。衛星解説は久保。久保と藤井は今日は竜王戦そっちのけで羽生VS谷川を観戦するであろう。
22手目41玉で森内は半時間ほど席を外していた。そのうち20分で当家はこれを読んでいた。
2004.10.13王座戦第4局 羽生VS森内 横歩取り85飛 38金+25歩型X「精巧人形」
今度はコレクションがひとつが増えてこうなっている。
1=棋王戦2000/03/21後手羽生の勝ち
2=名人戦2000/04/11後手丸山の勝ち
3=名人戦2000/05/31先手康光の勝ち
4=棋聖戦2001/07/23後手羽生の勝ち
5=王座戦2004/10/13先手羽生の勝ち
森内は自分が指した側を渡辺明ならどう指すのか知りたいらしい。
当時の実況&分析は以下
「王座戦はホラー映画かと思って期待したら26桂に38金のボコ打ち。学園祭のお化け屋敷でもここまでやらない。」
64手目26桂はタコと森内も認めたがその後感想戦を受けて屋敷が囲碁将棋ジャーナルで述べた88歩も期待できない。ここは確か当時77龍変化で何枚か作成していたがドンブリ臭いのでやめた地点。狙いが金を王手で打つだけのため。変化するならもっと前でやっていただきたい。
今見たら現在54手目85飛まで公開。もっと前もなにもここまで来てしまった。またゴミ箱アサリであろうか?
現役トップが4人そろっても升田大山戦と比べて中味が薄い。レベルも低い。明日死ぬと宣告されたら間違いなく升田大山戦を並べる。


1958.05.07名人戦第2局升田VS大山 No: 6954 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/11/24 Wed 03:51:37

日時:1958.05.07
棋戦:第17期名人戦第2局
戦形:対急戦矢倉4手角
先手:升田幸三名人
後手:大山康晴王将
▲7六歩 ▽8四歩 ▲6八銀 ▽3四歩 ▲7七銀 ▽6二銀
▲2六歩 ▽4二銀 ▲4八銀 ▽6四歩 ▲2五歩 ▽3三銀
▲4六歩 ▽6三銀 ▲4七銀 ▽3二金 ▲7八金 ▽4一玉
▲6九玉 ▽7四歩 ▲3六歩 ▽5二金 ▲5八金 ▽5四歩
▲7九角 ▽6五歩 ▲6八角 ▽8五歩 ▲5九角 ▽6四銀
▲2六角 ▽7二飛 ▲5六銀 ▽7五歩 ▲同 歩 ▽5五歩
▲4五銀 ▽7五飛 ▲7六歩 ▽7四飛 ▲3五歩 ▽同 歩
▲同 角 ▽3四歩 ▲2六角 ▽1四歩 ▲6六歩 ▽1三角
▲5四銀 ▽5六歩 ▲6七金左 ▽3一玉 ▲5六金 ▽4四銀
▲1六歩 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽8八歩 ▲3三歩 ▽同 銀
▲8八銀 ▽7六飛 ▲1五歩 ▽6六歩 ▲7七銀 ▽7二飛
▲7三歩 ▽同 飛 ▲7四歩 ▽7二飛 ▲6六銀 ▽3五角
▲同 角 ▽同 歩 ▲6五歩 ▽5三銀 ▲同銀成 ▽同 金
▲1四歩 ▽5五歩 ▲同 金 ▽8七角 ▲7八銀 ▽7六角成
▲7七銀引 ▽7五馬 ▲7三歩成 ▽同 桂 ▲7六歩 ▽7四馬
▲1三歩成 ▽6五桂 ▲6六銀 ▽7七歩 ▲同 桂 ▽同桂成
▲同銀直 ▽3六桂 ▲2六飛 ▽3八馬 ▲4五桂 ▽4八桂成
▲5三桂不成▽5八成桂 ▲同 玉 ▽1三香 ▲4五角 ▽6二飛
▲1四歩 ▽同 香 ▲同 香 ▽1三歩 ▲6五香 ▽8二飛
▲2四歩 ▽同 銀 ▲3四桂 ▽3三桂 ▲2二歩 ▽同 金
▲4二金 ▽同 飛 ▲同桂成 ▽同 玉 ▲7二飛 ▽5二歩
▲同飛成
まで127手で先手の勝ち

5=77銀。升田も第1局の大山同様77銀。
6=62銀。これが現代矢倉と言うのが間違い。現代矢倉は大山以上ではなかったと言うのが第1局のMF分析。名人に定跡ナシとは升田の為にあったような言葉。
7=26歩。62銀に対応する26歩なら明解。34歩が浮いているため。
8=42銀。この手順前後が大きい。大山は単に心理的駆引と呼ぶしかなかったがプロセスが語るブランコ運動の方向性は理論的斥候。
9=48銀。素晴らしいバランス感覚。当家のレベルではそこまでしか言えない。
10=64歩!!!名人戦で指すから取り敢えず感嘆符をつけたがどう見ても悪手。余りに凄い手なのでほとんど呆れる。
11=25歩。恐らく升田はこの駒アタリ予備先取だけで勝ちと思ったはず。
12=33銀?まったくダメな手。升田勝勢。
13=46歩。ブランコ後進の諧謔手。大山が腰抜けなので。
14=63銀。位を下から押すだけの見え透いた手。含みがない。
15=47銀。胸を貸すブランコ後進の諧謔手2。
16=32金。25歩を負担にする。
17=78金。金を貸すブランコ後進の諧謔手3。
18=41玉。千日手でもよいと思ったかもしれない。
19=69玉。女房まで貸すブランコ後進の諧謔手4。
20=74歩。第1局の升田2ndとは比較にならない緩手。
21=36歩。ブランコ後進で3rd作成。ここで後手に仕掛けが皆無。第1局の升田戦略がいかに凄まじかったか。この第2局は温泉を楽しむ気配。
22=52金。緩手。故意の緩手という解釈は可能。ここで65歩の4thからねじり腰掛け銀は千日手になりやすいが56銀に64銀は可能。第1局の升田の圧倒的強さの前に自重。今度はやけに慎重に見えた為。
23=58金。升田は自重どころか大山をからかっている。ブランコ後進の諧謔手5。
24=54歩。31角から展開するはずが・・
25=79角!大山の退屈な指し口を見透かして自分から4th作成拒否。
ズシンと来る手。升田演出はここから始まる。第1局の序盤完勝体勢から今度は中盤でクロスカウンターを狙っている手。
26=65歩。大山はわが目を疑いながら本当に良いのかと半信半疑だったかもしれない。半面身震いしたかもしれない。この位を取ったからには負けられないと。これでねじり腰掛け銀は消滅し後手からの仕掛けが可能。
27=68角。4手角明示。
28=85歩。升田のボディブローに翻弄された悪手。
29=59角。躊躇ない。
30=64銀。85歩からの悪手連鎖。
31=26角。本局は31手めから升田迎撃作戦が見せ場。この4手角によって大山の75歩5thアタック阻止。
32=72飛。71角成を単純阻止しただけの悪手連鎖。85歩がここで緩手に逆行相転化。
33=56銀。迎撃体勢。
34=75歩。55歩では45銀と進軍される。85歩が甘かったと思いつつ5thアタック敢行。
35=75同歩。手抜きできない。
36=55歩。悪手連鎖2。欲張りすぎ。
37=45銀。手順に迎撃。
38=75飛。ここで歩損解消では手番を失う。
39=76歩。喜んで手番奪回。
40=74飛。継続手がないまま73桂跳ね+34地点補強となる飛車の退却位置に満足。
41=35歩。奪還した5thアタックで先手優勢に。ここまで展開すると後手の85歩がムダ手どころか85桂を疎外する悪手と判明する。それどころか22角が55歩によって二重に遮断。ところが31角の展開は既に後手から望めない陣形。
42=35同歩。手抜きできない。
43=35同角。こういう1歩入手方法は先週森内も後手番で見せた。
44=34歩。次に先手からの34歩を許せないので当然。
45=26角。いきなり24歩は同歩と素直に応じられて敗勢。
46=14歩。加藤一二三が学んだ手。13角が狙い。
47=66歩!!!升田迫真の4thアタック。
48=13角。駒アタリ偶数番2。
49=54銀。逆行駒アタリ偶数番2。
50=56歩。駒アタリ奇数番3。
51=67金。逆行駒アタリ奇数番3。升田の独壇場。
52=31玉。大爆笑。
53=56金。フザケンなと。
以下寄せ。


1958.04.22名人戦第1局大山VS升田 No: 6953 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/11/24 Wed 01:58:22

1958.04.22名人戦第1局大山VS升田 

日時:1958.04.22
戦形:超急戦矢倉
棋戦:第17期名人戦第1局
先手:大山康晴王将
後手:升田幸三名人
▲7六歩 ▽8四歩 ▲6八銀 ▽3四歩 ▲7七銀 ▽4二銀
▲2六歩 ▽6二銀 ▲4八銀 ▽5四歩 ▲5六歩 ▽7四歩
▲5八金右 ▽3二金 ▲3六歩 ▽7三銀 ▲2五歩 ▽6四銀
▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽2三歩 ▲2五飛 ▽5五歩
▲同 歩 ▽同 銀 ▲5六歩 ▽6四銀 ▲4六歩 ▽7五歩
▲同 歩 ▽7六歩 ▲6六銀 ▽8五歩 ▲7八金 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲8七歩 ▽8四飛 ▲4七銀 ▽7三桂
▲4八玉 ▽6二金 ▲5五歩 ▽9四歩 ▲3七桂 ▽6五銀
▲2九飛 ▽1四歩 ▲6八金右 ▽4一玉 ▲5九飛 ▽1五歩
▲5七銀 ▽7七歩成 ▲同金右 ▽5五角 ▲6六歩 ▽5六歩
▲同銀直 ▽同 銀 ▲同 飛 ▽4四角 ▲4五歩 ▽3三角
▲5九飛 ▽2四角 ▲6七金寄 ▽3三桂 ▲2五歩 ▽1三角
▲7九角 ▽同角成 ▲同 飛 ▽3五歩 ▲同 歩 ▽2八銀
▲4六銀打 ▽3七銀成 ▲同 玉 ▽2五桂 ▲4八玉 ▽5五桂
▲同 銀 ▽3七角 ▲5八玉 ▽5五角成 ▲4六銀打 ▽3七桂成
▲3八桂 ▽6四馬 ▲5五歩 ▽4七成桂 ▲同 玉 ▽7五馬
▲2九飛 ▽7四馬 ▲5六桂 ▽3七歩 ▲同 銀 ▽5四歩
▲4六角 ▽5五歩 ▲同 角 ▽3三歩 ▲3四歩 ▽5四銀
▲3三角成 ▽同 銀 ▲同歩成 ▽同 金 ▲3四歩 ▽3二金
▲3三銀 ▽3一金 ▲3六銀 ▽5二玉 ▲4四歩 ▽6一玉
▲5五歩 ▽同 銀 ▲4三歩成 ▽4六歩 ▲同 桂 ▽5六銀
▲同 金 ▽5五桂 ▲5七玉 ▽4八銀
まで130手で後手の勝ち

5=77銀。大山発見の手。by森下。
6=42銀。現代の棋士は100%62銀。ところがこの42銀は現代矢倉以上の手。77銀に対する最もアグレッシヴな手と当家は解釈。4手めの34歩角筋開放手を位に逆行相転化する双頭手。
7=26歩。非常に攻撃的。恐らく現代の棋士は大山が示す当時の飛車先を突くという矢倉に対して升田の42銀を過小評価している。この2手の交換だけで升田は大山より上を歩んでいたと判る。
8=62銀。素晴らしいバランス感覚。
9=48銀。ここは現代矢倉の観点のみで先手がダメと判るはず。この手を見て現代の棋士は当時の将棋が未開拓と即断した。それは大山のせいであって升田の評価には至らなかった。
10=54歩。駒アタリ予備3を先取。
11=56歩。先手なのにブランコ後進では大山既に負け。
12=74歩!!!恐ろしい。余りに恐ろしい2nd
13=58金。史上最強升田の手に震撼。
14=32金。自陣駒アタリ原理の範疇でこの交換は後手有利。
15=36歩!ブランコ後進で3rd作成。升田の気迫だけに対抗し得た最強挑戦者。ここで来いと。
16=73銀。ここで神の手55歩3rdアタックは57銀の逆行駒アタリ奇数番1で大山緩手58金が好手に逆行相転化。先にGN作成は77銀が66銀と進出して55地点が先手に奪われる可能性が高い。やはり神の手に人間は手を出さない。
17=25歩。升田がひるんだと見た大山の4th作成。後手から仕掛けはないとタカを括った恫喝。
18=64銀!飛車先歩交換原理で25歩を緩手にし逆に73銀緩手を好手に逆行相転化。
19=24歩。敗着1。恫喝したはずが升田に4thで仕掛けさせられたのは逆に大山だった。升田の圧倒的な序盤の前には人間の限界かもしれない。
23=25飛!75歩3rdアタック防御の非常手段。
24=55歩。ところがここで神の手3rdアタックにフィードバック。素晴らしい指し回し。
25=同歩。大山の限界。羽生森内康光でも踏襲した駒アタリ奇数番1即時解消のレベル。逆に言えば現代の棋士は大山を越えていない。逆行奇数番を取るなら57銀。
26=55同銀。55同角は同飛同銀37角で逆行奇数番1を取られる。52飛なら28歩G効果で飛車打防御で完封狙いが大山。
27=56歩。作戦負けを認めるしかない。
28=64銀。升田高笑いで凱旋。
29=46歩。意味不明の緩手。
30=75歩!!!連続駒アタリ奇数番3で升田一挙に勝勢。
90=37桂成。55馬など逃げずに催促の寄せを目指すのは当然。55銀なら24飛が受からず先手負け確定などひとめ。大衆芸能路線ではすでに勝負が決った地点での当然の着手を大げさに喧伝する。実際は30手めまでに勝負がついていた。羽生が升田と30数手まで指したいと言ったのは妥当な発言。
91=38桂。渡辺明が先週78桂なら大山しか指せない手と絶賛されたのであろうか?この38桂と大差ない。
序盤から升田圧倒的。30手めまでにこの年の升田から名人奪取は無理とすぐに判明する棋譜。


2004.11.23竜王戦第3局のこと 夢の島へ No: 6952 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/11/23 Tue 06:42:43

渡辺明のラブコールが二回もあれば一応答えたい。
彼は第3局終了後読売から貰った第4局への新幹線切符をゴミ箱に捨てた。そして1時間後に見つけた。夫婦げんかは1時間で仲直りしたということであろう。その潜在意識は以下から派生。
王位戦第1局回想3 弁明の虚偽
渡辺明は心の底で竜王戦第3局弁明の虚偽を容赦なく暴いてくれということ。
残念ながら谷川羽生戦のような分析意欲を期待する将棋ではない。派生変化はゴミ箱から夢の島へ行った。
森内は飛車切りでもミスしなければ勝ち。感想戦の78自陣桂でも後手勝ち。第1局と第2局のタコ試合直後にさすがに第3局まで序盤でダメとは言えない。あの感想戦と日記の内容は読売に配慮した食後の爪楊枝。順位戦と違ってタイトル戦の頂上対決で「気持ちが切れていた」などと誰にも公言できない。せいぜい「ごちそうさまでした」としか言えない。当家は当日78歩の所で76歩、13桂、76桂の三種類から順に作成。47飛を生かすためにここで駒アタリ奇数番3を取るにはその三種類。渡辺明が黙って78歩としたのは最初から諦めている証拠。歩を打つなら76歩。78桂の受けでは恐らく森内は14香から26桂を打たせ自陣金からその桂を取って寄せに来る。76香の田楽刺しは怖くない。むしろ73香成の瞬間75桂が厳しい。78桂変化なら76香が利かないためどうせ76歩と打たないといけない。それには53角から86桂。67銀には96歩が厳しい。飛車切り最短の寄せがないことだけが78桂の利点。受けだけの手であることに変わりない。本譜同様「金ナシ将棋に受けはナシ」。
末期患者なら延命処置は結構ですと言うが親族が許さない場合がある。矢倉の受けは攻防でないと負けなのでサードナンバーが取れなければすでにダメ。攻めあいができないので手番奪還を謀りながら受け切るしかなかった。大駒打ち攻防が期待できないので相手の緩手にすがる以外逆転はない。1筋攻めは手抜きが利くためすぐに手番を奪回される。後手は1回の緩手が許されたという構図。
森内の社交辞令は愛情というより最短の寄せシクジリへの自分への戒め。87桂がヤリスギでしたとは言えない。生身の精神が相手の気合いを完全に飲み込んでいる時、あのような凄まじい手が最大の効力を発揮。技芸の精神が87桂。
竜王戦で見せる矢倉で98香などはない。78桂の受けもない。それはすぐに証される。
矢倉から99玉VS21玉への組み替えは先手が好んで指す陣形ではなかった。遺伝子組み替え食品の不当表示は法律違反だが将棋ならナニ言っても騙せるのがこの業界。見ててごらん。今後この形へ誘導して78桂を指す者は連盟棋士には一人もいないから。


2004.11.19NHK杯羽生VS南 対居飛車12手め94歩 美濃VS矢倉 No: 6951 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 04/11/21 Sun 13:44:42

放映:2004.11.19
棋戦:第54回NHK杯本戦2回戦
戦形:対居飛車12手め94歩 美濃VS矢倉
先手:羽生善治二冠
後手:南 芳一九段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲2五歩 ▽3三角
▲4八銀 ▽5四歩 ▲5八金右 ▽3二銀 ▲5六歩 ▽9四歩
▲6八玉 ▽5二金右 ▲7八銀 ▽4三金 ▲6六歩 ▽6二銀
▲7九角 ▽4二角 ▲7七玉 ▽3三銀 ▲6七金 ▽3二金
▲3六歩 ▽4一玉 ▲8八玉 ▽3一玉 ▲3七銀 ▽5三銀
▲2六銀 ▽2二玉 ▲1六歩 ▽4五歩 ▲3七桂 ▽4四銀右
▲4六歩 ▽同 歩 ▲同 角 ▽4五歩 ▲6八角 ▽6四角
▲4八飛 ▽5五歩 ▲同 歩 ▽同 角 ▲5六金 ▽6四角
▲6五歩 ▽5三角 ▲3五歩 ▽同 歩 ▲4五桂 ▽同 銀
▲同 飛 ▽9五歩 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲5四歩 ▽7一角
▲3五銀 ▽4四歩 ▲5五飛 ▽1二玉 ▲3四歩 ▽2二銀
▲1五歩 ▽9六歩 ▲同 歩 ▽9七歩 ▲1四歩 ▽同 歩
▲2四銀 ▽9六香 ▲2三歩 ▽同 金 ▲同銀成 ▽同 玉
▲2四歩 ▽3二玉 ▲8六角 ▽9二飛 ▲5三歩成 ▽9八歩成
▲7七玉 ▽投了
85手で先手の勝ち

羽生と南の決戦は久しぶり。南の正座は有名。感想戦でも正座を崩さない。それどころかミナミのアグラ姿は誰も見たことがない。結婚したら変わるだろうと誰もが期待した。ところが初夜の晩も正座して新妻を待っていた。風呂場を覗いたら南は浴槽の中で正座していた。誰も見たことはないが恐らく便所でも正座。
このような冗談さえ本当かと思わせてしまう南。無敵の王者でもあった。その大局観も素晴らしい。
12手めの94歩と13手め68玉が勝負の分岐。南94歩とは居飛車か振り飛車か決めずに先手の様子を見る指し方。康光も最近試みているように先手が24歩から飛車先歩を交換しても勝てない矢倉が出てきたため。そこで先手が飛車先を突いても後手番矢倉は指せるという戦略を羽生は警戒して68玉でそっちも飛車先を突けと恫喝。羽生はあまりに強すぎた。
14手め52金で羽生勝ち。94歩は振り飛車で有効な手だが52金で矢倉を目指すと序盤では緩手になる。26手めで南は41玉ではなく84歩かと反省しても無意味。羽生の囲いが間に合うためやはり94歩は緩手。羽生が感想戦で示唆する後手の可能性は先手に美濃に組ませて93桂があるかどうか。85桂が85歩より早いため。先手の25歩と85桂との勝負になる可能性はあるかもしれない。南にはその戦略が最初からなかったため14手めで負けとなる。
37手め46歩は羽生将棋では珍しい4thアタック。不思議な展開だが、94歩の1手分が緩手のためにこんな手順が成立してしまった。すでに寄せナンバーだったと言うこと。
感想戦で羽生は45手め65歩だったと正着を述べている。本譜の55同歩は羽生から南へのプレゼント。余りに一方的に先手が勝勢のため羽生が放送を盛り上げるために故意に緩手を指した。先に55歩だと52飛と展開する変化で後手も一応勝負形。それでも羽生勝ちは動かないが本譜より熱戦となったはず。
56手め95歩は序盤の94歩を生かさなければ完封負けという大局観が南らしい。形作りでもこの歩を指すしかないと言うのが王者の片鱗。
羽生の指摘でも52飛しかなかったと南はハッキリ一言。羽生はそれでも94歩から93桂変化があることに南の才能を引きだそうとしている。
羽生と南。 素敵な会話。

一昨日のB級2組では屋敷相手に12手め94歩で南が同じ戦法を試みている。羽生戦のあとの対戦なので様々な思惑が念頭にあった。屋敷は78銀。これだと後手は作戦に幅が出やすい。16手め95歩が力強い。南は屋敷が自重して穴熊に組み替えたため陽動振り飛車から千日手を目指している。屋敷から9thアタックで打開され接戦から勝機をつかんだが一瞬でマクられた。屋敷をここまで苦しめる南復活は大きな楽しみ。

日時:2004.11.19
棋戦:B級2組順位戦6回戦
戦形:居飛穴VS陽動振り飛車 対居飛車12手め94歩
先手:屋敷伸之
後手:南 芳一
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲2五歩 ▽3三角
▲4八銀 ▽5四歩 ▲5六歩 ▽3二銀 ▲5八金右 ▽9四歩
▲7八銀 ▽4三銀 ▲6八玉 ▽9五歩 ▲7九玉 ▽6二銀
▲7七角 ▽6四歩 ▲6六歩 ▽6三銀 ▲6七金 ▽7四歩
▲3六歩 ▽7三桂 ▲6八角 ▽3二金 ▲1六歩 ▽5二金
▲1五歩 ▽8一飛 ▲7七銀 ▽6二玉 ▲7八金 ▽8四歩
▲4六歩 ▽7二玉 ▲4七銀 ▽6二金 ▲5九角 ▽4二角
▲2六角 ▽3三桂 ▲4八角 ▽5三角 ▲8八玉 ▽2一飛
▲9八香 ▽8二玉 ▲9九玉 ▽7二銀 ▲8八銀 ▽8三銀
▲5九角 ▽7二金 ▲8六角 ▽8五歩 ▲6八角 ▽4二金
▲5八銀 ▽5二金 ▲6九銀 ▽6三金左 ▲7九金 ▽7一角
▲7八銀 ▽6二角 ▲3七桂 ▽7一角 ▲2九飛 ▽6二角
▲1八香 ▽1二香 ▲7七銀直 ▽5二銀 ▲7八金 ▽6一銀
▲7九銀 ▽7一金 ▲8八銀引 ▽7二銀上 ▲1九飛 ▽1一飛
▲7七角 ▽8一金 ▲2九飛 ▽2一飛 ▲6八角 ▽7一金
▲5七角 ▽8一金 ▲3九角 ▽7一角 ▲7七金寄 ▽5五歩
▲同 歩 ▽3五歩 ▲2六飛 ▽5一飛 ▲6七金寄 ▽4五歩
▲5六金 ▽4六歩 ▲同 金 ▽5八歩 ▲6八銀 ▽4四角
▲3五歩 ▽5五角 ▲5六歩 ▽4四角 ▲4五歩 ▽7一角
▲5七角 ▽5四金 ▲2九飛 ▽8六歩 ▲3四歩 ▽5九歩成
▲同 銀 ▽3六歩 ▲同 金 ▽4五金 ▲同 桂 ▽5六飛
▲4六角 ▽4五桂 ▲6七金打 ▽4六飛 ▲同 金 ▽3七桂成
▲6八銀 ▽8七歩成 ▲同 銀 ▽8六歩 ▲同 銀 ▽8五歩
▲7七銀引 ▽8六桂 ▲8八金 ▽9八桂成 ▲同 金 ▽8六歩
▲同 銀 ▽8四香 ▲8七歩 ▽8六香 ▲同 歩 ▽9六歩
▲同 歩 ▽9七歩 ▲同 桂 ▽9六香 ▲8八玉 ▽8五歩
▲7七金 ▽4七成桂 ▲同 金 ▽3八角 ▲5九飛 ▽4七角成
▲4二飛 ▽3五角 ▲5七歩 ▽5八銀 ▲8九飛 ▽5七馬
▲同 銀 ▽同角成 ▲9五桂 ▽6八銀 ▲8三桂成 ▽同 玉
▲8四香 ▽9三玉 ▲9四歩 ▽同 玉 ▲9五歩 ▽同 玉
▲8七桂 ▽8四玉 ▲8五歩 ▽同 桂 ▲9五銀 ▽8三玉
▲9九玉 ▽9七香成 ▲7五桂 ▽同 歩 ▲8五飛 ▽7四玉
▲7五飛 ▽6三玉 ▲4一角
まで195手で先手の勝ち