名人戦第4局 みっつのアフター4th
MashudaBBS2004.05.21
1=羽生の潜在意識が語る自責の念
2=葬式とセックス
3=羽生が門柱桂定跡を指した背景


名人戦第4局 羽生が門柱桂定跡を指した背景 No: 5405 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/05/22 Sat 02:02:44

連盟とそのスポンサーは羽生の防衛がほぼ不可能と見て財布の中味を数えている。彼らが将棋史云々と叫ぶ場合、およそ財布の中味を覗く行為と大差ない。連盟を生活の糧に利用する人々はもともと勝った負けたでしか棋譜を読まない為。これで羽生から永世名人が遠のいたと嘆く者は単なる永世コレクター。こう言う方達はコンビニでお菓子を買ってオマケを集めるのも好きであろう。こう言う連中ばかり周囲にいるから羽生も森内も頭を抱えて悩んでいる。どうして日本人はこうも貧乏臭いのであろうかと。ハブラーは愚痴垂れ女房の様相を呈している。
森内はぶっちぎりのA級全勝で名人挑戦を成し遂げたので最初から奪取と決まっている。あとはいかに羽生が当家に挑戦するかというロジック上の楽しみしかない。
羽生は第4局でなぜ後手負け筋の門柱桂定跡を選択したか?
そのロジック上の理由は第3局における以下の三部作にすべて記されている。

第1部融合した戦場 7thキーは後手の所有 No: 5295
第2部オルフェウスの葛藤 No: 5356
第3部65地点を巡る奇数番と偶数番 No: 5357

以下部分再掲載
投稿者:マシュダ一家 04/05/13 Thu 13:14:35
角換り腰掛け銀とは5筋の歩が駒アタリとならない戦形。
だから9-1で残りの駒アタリ予備は8となる。


名人戦第4局の基本構図は以下
1=第3局はマシュダ一家先手番偶数番原理が成功。
2=第4局では極めツケの後手番偶数番原理に挑戦。
3=戦略は盤面から9-1。既存の門柱桂定跡の応用。
4=結果9筋を丸ごと落として後手番必勝法を示唆。

羽生は得意の横歩取り85飛で名人位にしがみついたわけではない。
興業主の機嫌を損ねないように盛り上げる仕掛けなど朝日OPでもみせたように羽生はお手のモノ。そんなモノで当家はハブの魂を見ない。
ハブにとりついた魂は昨年の王位戦で「完全升目落ち」を当家に見せたが、今回は「完全9筋落ち」を見せようとした。これが当家の荒御霊を招いてしまった。
「一学年下がれば学年で成績一番」と笑う中学生は同級生にいたであろうか?
国際部隊の傘下で自衛業を手抜きする国は9筋落ちであろうか?
煙幕を張り盤面を故意に限定する指し方は連盟棋士の常套句。
彼らは駒落ち将棋を利用して自らの地位を死守してきた経緯がある。
その手法は自己保全だけの為にモノを独占してきた体質と似ている。
門柱桂定跡は桂馬を酷使する代りに1筋と9筋が丸ごと不要。このようなモノは当家の32の変奏曲に決して入らないように魂達が操作してくれた。9X7は63でダメと。真理にはヒトの選択肢など不要なのかもしれない。
中原の場合は23手めに33角成とできる立場の為に当家では先月全面戦争となる「狂乱の桂馬曲技団」を作成できたが、森内はそこまでする必要がない。最強35歩を指すのが彼の義務。同飛変化は当の森内に葬送行進曲で見送られたので羽生には73桂火葬場変化しか残されていない。そんなことは羽生が中座飛車を選択すれば初日開始1時間で判明してしまう。それでは最初から1筋9筋など扶養家族となる。二人が初日1時間で悲痛な表情を見せたのはそのようなワケであった。
それでも羽生は四苦八苦して1筋をなんとか使ったが9筋は序盤から丸ごとなくてもよい将棋となった。三浦印の門柱桂定跡とはそのようなモノ。

当家が森内の限界を見たのは前局。森内はもともと昨年彼に捧げた当家の論稿がキッカケで羽生から竜王を奪取した。彼から当家が得た栄誉は「風」と「仁」。
羽生は当家の霊魂を切り取り「芳」と「相」を贈ってくれた。
この精神界における取り引きは現世の人間にはわからない。
マシュダ一家理論をコップの底まで味わおうとする者は4人。
谷川は王位を羽生から奪取し防衛した証しを二子の名に刻んだ。
康光に関しては棋聖戦の頃に再度当家は爆発させる。康光こそ当家の霊感を最も刺激した棋士。当人が無意識で演じ羽生が呆れたことに最も価値を見いだしたのは当家のみかもしれない。丸山は近づこうとして火炎地獄の奈落へ落ちた。森内はマシュダ一家理論で竜王-王将-名人を奪取したが、今度はマシュダ一家理論で殺す。
その動機の発祥は名人戦第3局と第4局。そこに森内の限界を見る。
あとは康光の肉体が耐えられるかという問題。二日制ならイケルが一日制では死ぬような思いであろう。康光が最後まで付き合えば、彼女はルチーアになってしまうかもしれない。


名人戦第4局 葬式とセックス No: 5404 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/05/21 Fri 14:44:43

葬式の日にはなぜか無性にセックスがしたくなる。古今東西人類はそのようなことを体験的に知っている。死と生は合わせ鏡。
これをおもしろおかしく表現するのが文芸。誰もが知っている日本映画なら「葬式」「失楽園」。日本文学なら死の直前のバキュームセックスを描いた三島「憂国」。
壮大なアポジャトゥーラへ至ったのが音楽。トリスタン和音が典型。逆にセックス音楽を標榜するシュトラウス一家は死を避けつつ死臭の甘美を兼備。
これらの構造は一致している。「壮大な」という表現は大げさであって実態は揺りカゴから主への回帰。それを何度で行なうかという違い。
マドンナのセクシーは古代ギリシャで禁止された増4度強調から始まった。もう20年以上前の分析。
当家が将棋分析にたびたび言及するトリトヌス57地点は文明史のひとつの帰結だったかもしれない。
昨日羽生は57地点で自害し果てた。
将棋連盟は教皇加藤一二三以下全員がこの将棋を「名局」と絶賛し昨晩は将棋ファンが酔いしれた。
あれは葬式のセックスと全く同じメカニズム。
同日渡辺明は赤ちゃん用品専門店へ行ってきた。将来の名人は20歳にして我が子のオムツの値段を査定している。
一方当家のオタマは今朝2匹生還不能となった。


名人戦第4局 羽生の潜在意識が語る自責の念 No: 5402 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/05/21 Fri 12:17:44

二日目早朝恒例のマシュダ一家実況&分析を読まない棋士はいない。
読まないとすればその棋士はもともとネット文化ともタイトル戦とも無縁。
そのような棋士は二日制のライブという興業ソノモノを拒否するであろう。
羽生がもっとも自責の念にかられた文は以下。
No: 5399「香車を4枚も無意味にするような将棋で金だけ稼ぎたい棋士を当家は見たくない」
棋士は金という言葉はカネと読まずにキンと頭で読む。
名人戦第4局最終盤で羽生が自陣の詰みを直感的に知りながら57地点へ金を手放したのは羽生の自責の念から生じている。
これをマシュダ一家呪いの念と言わないでいただきたい。
本家ではこのキンが余りにインパクトが強いと判断し「ゼニ」という言葉に置き換えた。
羽生の終盤が弱くなったのではない。もともとその程度のものであったという自責の念が自暴自棄を生んだ。