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今世紀最後の皆既日蝕狂想曲!?タイトル画像
by 日蝕貧乏知恵者猫/福島 円


 1999年8月11日。
 この日はトルコで黒い太陽を眺めている筈だったのですが・・・。
 何故か、8月11日の夕方から12日のお昼まで、私はTVとビデオのリモコン片手にザッピングしていました。
 最後は13日(金)の午前2時40分からのTBS『CBSニュース』(時差と放映時間の関係で、1日遅れ)かと思っていたら土日には各局で「週間ニュース」があるので、結局は日曜日のお昼まではTV番。
 もちろん、インターネットの生中継も楽しみました。
 合間にご飯を食べ、お風呂に入り、コンビニと最寄り駅まで新聞を買いに行き、ホームページのサイトを書いて・・・たうぜんのように寝不足です。(^_^;)

 四方八方に広がる真珠色のコロナ、そして吹き上がりちぎれ飛ぶプロミネンスに釘付け。
 こればかりは写真やビデオ、TVではダメですね。肉眼以上のレンズはありませんから。
 太陽を隠す黒い月のシルエット、その縁を彩るルビー色に輝くプロミネンスや彩層、ベイリービーズ、真珠色に広がり輝くコロナとその細かい流線などなど・・・これだけの輝度差がある物を一緒に見られるのは肉眼ならではだし、逆にその人の見たいところだけを可変ズームで見られるのも(というか認識するというのが正しい?)肉眼ならでは。
 よって『日蝕はライヴが一番っ!』の持論を曲げるつもりはさらさらありませんが、遠征出来なくても、充分盛り上がっていたのでした。

Contents
新聞各紙に見る『今世紀最後の皆既日蝕』
TV報道の『今世紀最後の皆既日蝕』(地上波)
皆既帯が通った主な場所の当日のお天気
小耳に挟んだ日蝕騒動
こんな物見つかりました(日蝕グッズなど)

●インターネット生中継『LIVE!ECLIPSE』
 中継は既に終わっていますが、ダイジェスト画像が見られます。
 毎度お馴染み、生中継の時には大混雑で、肝心の時(皆既直前〜皆既中)に落とされることが多かったのですが、今回は案外スムーズに入れましたし、現地からの映像も途切れることが少なかったように思います。ただ、場所によって映像が30分以上更新されなくなってしまい、サーバーから落とされることが何度かありました。(こちら側の問題?)
 でも、その後、サイトに入ろうと思って何度かトライすれば再びアクセスすることが出来たので、今回は随分間口が広かったのだと思われます。

 欧州各地の都市の雲越しのコロナや、ルーマニア・ゴボラとトルコ・エラズーからの真ん丸コロナの映像も見ることが出来たのですが、ピンボケのように感じたのは何故でしょうか?
 またおそらくデジタル・ビデオで生中継されているため、CCDの焼き付きの問題の面もあると思うのですが、第2&第3接触時のフィルターの取り外し&取り付けのタイミングによって、本来肉眼で見ていたら一番綺麗だと思われる瞬間は見られないようにも思います。
 ライブで見せていただいているくせに、こんな贅沢を言ったらバチが当たっちゃうかなぁ。
 中継に関わった皆様、どうもありがとうございました。

『府中天文同好会(FAS)』
 会長である怪鳥さんがプロデュースされており、ご自身は人工衛星や接食・遮蔽(日蝕もそうですネ)などに力を注いでおられ、様々な天文現象のトピックスや解説などを折あるごとに掲載されています。
 『1999.8.11の皆既日食情報』の中には、事前に役立つ情報がまとめられていたのですが、機転が効かなくてリンクできませんでした。
 日蝕後には世界の新聞に掲載された日蝕の記事やインターネット上で楽しめる日蝕報告や画像・映像へのリンクが出来ました。(載せて下さってありがとうございます)
 地球の上を移動する月の影も見られます。

トルコ地震義援金情報

●こんなもの作りました『日蝕貧乏組オリジナルウェア』
 今回の日蝕と1998年の南米〜カリブ海日蝕のウェア(Tシャツ、スウェットなど)の追加プリント受付中。
 また、95年インド〜東南アジア日蝕、94年南米日蝕のTシャツは、在庫セール中です。

トルコの建築業者社長逮捕さる!
アップデイトのタイトル画像 チャイの茶葉缶に書いてあった【Kokulu】の意味

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