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ザッピングの甲斐あって(?)、日蝕狂想フィーバーぶりの映像が沢山録画できました。 但し、私がチェックできたのは地上波だけです。 海外からの配信をそのまま編集して流す局と、特派員の取材を盛り込んで独自のカラーを出している局に分かれましたが、全般的に『今世紀最後の皆既日蝕』とか『欧州の都市部を通る』と言う割に、1991年のハワイ・メキシコや1995年のインド・東南アジアの時の方がオリジナル映像のニュースが多かったと思います。よって日本人が写っていたりインタビューに出てくる映像はほとんどありませんでした。 それから、放映が多かったのが英国コーンウォール地方からの映像。 大西洋上を通ってきた月の影が初めて陸地に接する場所ということで、晴れれば一番早く皆既日蝕の映像を送れる訳なので、日本のTV局からも中継が集中したのでしょう。 しかし、残念ながら地上からの皆既食の映像は撮れず、上空からの映像となりました。 また、他にもより多くの人が集まる場所や景色の良い(絵面の良い)場所からの報道が多くなるのは無理からぬことで、パリやミュンヘン(大きなお祭りが行われた模様)、イスファハンなどからの映像が多くなりました。 それで、何故かトルコからの映像はほとんどないか、あってもどういう訳か「部分食の三日月の太陽」で、人々が見ているシーンなどはほんの少ししかありませんでした。 通信事情のせいなのか、それとも多くの人が集まる欧州と、文化的に強烈な印象を与えるイランからの映像に挟まれて、インパクトがなかったせいかしらん? ・・・っと思っていたら、NHKはBS1で放送された特集を見ると、トルコ・エラズーで国立天文台のスタッフ(明星大学や京都大学も)と一緒に撮影していました。当日は回線の問題なのか、生中継がなかったようです。 ●NHK 12日6時台のニュース イスファハンからの映像に、高校の後輩(女性)が頭から大きなスカーフを巻いて写っていた!ビックリ。おまけにインタビューに答えていて、またまたビックリ。 ●NHK 12日7時のニュースより ミュンヘンでは、たった5kmの差で明暗が分かれたというコメント。 また新聞の項で書いた、ミールが地球の上に落ちる月の影の撮影に成功!(衛星写真はありましたが、肉眼で見たのは初めて)という映像が流れました。 飛行士の一人の「今回はタイミングがよく撮影出来て嬉しい」という音声入り。 12日お昼のTBSのニュースでも報じられていました。 ★番外 8月8日(日)のテレビ朝日の17:30からのニュース この日、トルコへ旅立った知人が、今回LUMMOXで制作したオリジナル日蝕ウェアを着て登場! 追加注文を受け付けていますので、宜しくっ! ★ああ・・・幻の録画 新聞ラテ欄を見ると、12日朝8時からのフジテレビのワイドショー中で『日蝕フィーバー』というのを見つけたので録画。しかし・・・映像はTVでチェックしながら、ビデオのチャンネルが9(ここではフジは8ch)になっていた。3分半近い、他局に比べると長い特集だったのになぁ。ガックリ。 同じくフジの13日(金)のニュースJAPANの中でも「GRAYと日蝕大騒動」という見出しがラテ欄にありましたが、見逃してしまったっ! 今回、NHKはかなりの数のハイビジョン・カメラをあちこちに持って行ったと聞いています。 (向井千秋さんが宇宙へ持って行くことになり、軽量コンパクト化&値下がったためということのようです) その成果は以下の番組で放映されました。 『ハイビジョンがとらえた20世紀最後の皆既日食』 ●NHK衛星第一(BS7) 8月28日(土) 22:00〜23:00 ●ハイビジョン放送(BS9) 8月29日(日) 20:00〜21:00 地上波でも早く見せて下さいっ!!>NHKさん |
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