クエート日記タイトル
1998年7月
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7月 6月

1998年7月31日
(RABE AL-AKHIR 5, 1419 AH)
今日の朝食:無し
今日の昼食:アルファ米、インスタントみそ汁
今日の夕食:卵入りクフタカレー、ライス、オレンジジュース、水(3.75KD)
今日の新聞:.
予想最高気温:不明
走行距離:0Km(自転車0分) 計80.2Km

僕の頭はまるで、電波少年のパンヤオの伊藤君みたいにボサボサ(なずびほどでは無い)になっていた。明日は散髪に行こう、明日こそは行こうと思っていても、根っからの不精なのでなかなか行きそびれていた。
ようやく今日、夕食の後レストランの隣に有る散髪屋に行ってきた。なかな小奇麗な店である。
シャツにネクタイをビシッと締めた親父が主人らしい。ミディアムショートでカットを頼む。時々煙草を吸ったり、ターキッシュコーヒーを啜りながら、仕事をこなしている。ちょっときざっぽい。
カットが終わると頭を洗うかと聞いてきたので、髭と洗髪を頼む。以前ドバイで髭をどうするか聞かれたので、「ハンサムになるようにしてくれ」と頼んだら、綺麗さっぱり剃られた経験があるので、今回はアクション付きで頼んだ。
髭はシャボンを付けずに、クリームだけで剃りはじめた。洗髪は椅子を180度回転して、仰向けで洗う方法。この方法は頭の重い僕は苦手としている。案の定首が疲れてくる。
さて、全てが終わりいよいよ、支払い。5KDと言ってきた。事前に聞いてきた情報では、3KDなのでいかにも高い。値引きするように言ったが、ジャンプーと、髭を剃ったからと言って駄目であった。やはり定石通り最初に聞いておかないといけない。

この日記を書いている時23時45分頃、バーレーンから電話があった。バーレーンの装置に異常が発生したらしい。電話で話しても状況がさっぱり判らないので、僕もタクシーでクエートの局に行った。クエートのタクシーは高い。ホテルで呼んでもらったために、1キロちょっとで1.5KD(750円)も取られてしまった。ところがいざ局に着いてみると異常なんて出ていないじゃないか!まったく勘弁してよ。
帰りはクソ暑いなか、汗をかきながらホテルに戻った。時刻は0時半。。。。

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1998年7月30日
(RABE AL-AKHIR 4, 1419 AH)
今日の朝食:無し
今日の昼食:ステーキ他(ホテルの招待)
今日の夕食:無し
今日の新聞:.
予想最高気温:55度
走行距離:0Km(自転車0分) 計80.2Km

先日のお返しにフェイソル氏とその友人を昼食に招待した。
3人ともステーキをミディアム頼んだのだが、友人の方は少し食べて肉が生焼けなのに気が付いて、焼き直して貰っていた。
アラブ人は肉に付いている血に凄く敏感。動物を殺す時には首を落とし、血を抜いたものでないと食べない。イスラームの教えという事もあるが、血には悪い病原菌が付いていると思っているふしがある。日本人はスッポンの血を飲む人もいるといったら、「病気になるぞ」と言われたので「そうじゃない。元気が出るんだ」と教えてあげた。非常に驚いたようだ。刺し身は好き嫌いが有るみたい。
食事の後は僕の部屋でインターネットで遊びたいというので部屋に連れていった。彼らは部屋に入るなり、サンダルを脱いで裸足になった。僕もいつも裸足なので、ちょっと嬉しかった。
フェイソル氏は目敏く僕が日本から持ってきた、週刊プレーボーイを発見。大喜びでページをめくっている。はっきりいって刺激の少ない写真ばかりなので、つまらないのかと思っていたら、「なんで今までこんな本があるのを黙っていたんだ」と言われても困るんですけど。欲しいと言われたので、「インターネットの画像を上げるから、駄目!」と言ったのに、「インターネットはクエートでも問題ないけど、このような本は手に入らないから、欲しい」と言っている。仕方がない、すでに用済みなので上げることにしよう。

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1998年7月27日
(RABE AL- AKHIR 3, 1419 AH)
今日の朝食:無し
今日の昼食:サンドウィッチ2個、7UP(0.4KD)
今日の夕食:焼肉定食、水(5.25KD)
今日の新聞:.
予想最高気温:55度
走行距離:0Km(自転車0分) 計80.2Km

さすがに今日は眠かった。
張本人のフェイソル氏は、椅子でグーグー居眠り。いや完全に寝ていた
ここで不思議に思ったのは、クエート人の生活パターン。というか、睡眠時間。

    フェイソル氏・・昼寝3時〜6時 夜2時〜7時
    ジャマール氏・・昼寝4時〜5時 夜12時〜6時
    ダラルさん・・・昼寝3時〜6時 夜2時〜6時
昼間外に出ると死ぬほど暑いクエートでは、昼寝は当たり前。そして比較的涼しい夜に活動するだのだ。
それとイスラームでは明け方にお祈りをする筈だが、年寄り以外は殆どしないみたい。なぜ年寄りがお祈りするか?それは早く目が覚めるからだそうです。。。
仕事の時間は役所の場合7時30分〜13時30分まで

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1998年7月26日
(RABE AL-AKHIR 2, 1419 AH)
今日の朝食:無し
今日の昼食:サンドウィッチ2個、7UP(4KD)
今日の夕食:フェイソルの家で御馳走
今日の新聞:.
予想最高気温:55度
走行距離:0Km(自転車0分) 計80.2Km

フェイソル氏が「今晩9時から遊びに行かないか?音楽やダンス、食事もあるよ」というので一緒に出掛けることになった
ホテルを出たあと車は郊外へと高速道路をひたすら走る。20分も経った頃だろうか、車は道路から横にそれ、未舗装の道を進んでいく。周りには茶色い塀があり、なんとなくアラブという雰囲気がしてくる。そして塀に囲まれた怪しげな場所に到着。そこはなんと犬の飼育場。様々な犬が一匹ずつ檻に入っている。どの犬も犬闘をするらしい。そのような場所を3ヵ所も連れていかれた。はっきり言って僕は犬が嫌い(怖い)ので早く次に行きたかった。。。

そんな飼育場が集まっている一角に彼の友達がいる。その部屋に入ると、4人の男と一人のオカマが、水タバコを吸ったり、アラブの太鼓を叩いたり、異様な雰囲気だ。
そんな雰囲気に耐えていると、部屋の中にキーボードが運び込まれ、今までの嫌な雰囲気が一転アラブ風ライブハウスに様変わり。みなそれぞれ太鼓を叩き、キーボードを弾き、手を叩きながら、リズムに乗っている。
それにしてもみんな巧い。アラブの人達は自然と太鼓を叩けるようになるのだろうか。
11時頃になると、フェイソル氏が「次は俺の家に行こう」といい、その部屋を離れた。

車は彼のお爺さんの家に到着。この家一つの敷地(塀の中)は真ん中に爺さんの家、それを取り囲むように息子たちの家が建っている。庭ではちびちゃん達のはしゃぎ声がしている。
始めは彼の叔父さん(爺さんの息子)が居るだけだったっが、次から次に人数が増えつづける。彼の叔父さん達や、小さな子供たち、そしてフェイソル氏のしらない人も。新しく来た人には僕もアラブ式にほっぺたをくっつけて、チュチュとやる挨拶をする。
僕みたいな余所者でも、皆知り合いのような雰囲気に包まれている。子供たちもはにかみながら僕に挨拶をしにくる。ただし、ここに集まっているのは男性ばかり。女性の声は奥の方で聞こえてくるだけ。例外はフェイソル氏のお婆さんと3人のメイドさんだけ。
紅茶、アラビックコーヒー、水、ペプシを飲みながら、デーツ(ナツメヤシ)を摘む。
彼の叔父さんが「日本に帰るときはフェイソルも一緒に連れて行ってくれ。」「ええ、いいですよ」と答えると「なんでか判るか?フェイソルならいい相撲取りになるハハハ・・横綱だ」そうフェイソル氏は体重200キロは有るだろう。この叔父さん日本のことも意外と良く知っていた。
そして12時過ぎ、いよいよお待ちかね料理の登場。なにせ僕は昼から何も食べていない。料理はテーブルの上に並べるのではなく、床にビニールの敷物を敷きそこに並べられる。メニューはマカロニ、鳥、アラブ風サンドイッチ、スープ、グリンピース、ホボフ、果物等。
皆で食い散らかすといった雰囲気の食べ方だった。
お腹が膨れたらさっさと引き上げることになった。それでもまだ来客がある。「いつもこうなの」と聞いたところ、今日はアラブから人が来ているので特別らしい。

車はホテルに向かうのかと思いきや、再びさっきの友達のところへ。
中に入るとさっきより人も増え、我々をいれると10人の男と1人のオカマ。今度はキーボードにかわりアラブのギターが加わっている。このギターを弾いている人が歌もうたっているのだが、非常にうまい。まるでプロ。しかも一曲終わるとそのまま次を歌い、まるでエンドレス。当然周りでは太鼓や手を叩き皆それぞれ楽しんでいる。しかもオカマの踊り付。 僕も自然と体がリズムを取っている。
この場が決定的に日本と違うのは、酒が一滴も入っていない。女性が居ないという点だろう。こいうのもすごくいい。
気が付けばもう1時半。渋るフェイソル氏を促し、その場を発ったのは1時40分。帰りの車の中ではすっかり意識を失ってしまった。結局ホテルに着いたのは2時過ぎ。歯も磨かず速攻でベッドに入った。

爺さんの家の居間(QTVR:297KB)

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1998年7月25日
(RABE AL-AKHIR 1, 1419 AH)
今日の朝食:無し
今日の昼食:サンドウィッチ2個、7UP(3.3KD)
今日の夕食:ホテルのレストラン(招待)
今日の新聞:.
予想最高気温:54度
走行距離:0Km(自転車25分) 計80.2Km

お客のリーダー格ジャマールさんとの雑談の中で、結婚の話が出てきた。
彼は今38歳。結婚したのは35歳。クエート人の平均は25〜27位歳らしいので遅い方である。
彼も27、8歳の時に結婚を考えていたらしいが、一年間の兵役、湾岸戦争の影響で結局駄目になった。
その後、彼の父親の経営する店に勤めていたヨルダンの女性を好きになり、結婚する事になった。ところが彼の父親はこの結婚に反対で、アラブでは通常は親が結婚の費用を負担するが、彼の場合は一切の援助がなかったらしい。
結納、結婚式(クエート、ヨルダンの二回)、アパートの費用、家具、その他、全て彼が自分で負担した。役人なのでそんなに給料も高くないので約1,2000KDの費用は大変な負担といっていた。(ただし彼も結婚前は親と同居していたので、食うには困らなかったはず)
新婚旅行は何処に行ったのか聞いてみると、ヨルダンでの結婚式が新婚旅行になったとの事。
のほほんとしているように見えるクエート人も結構苦労があるようだ。

オフィスボーイが買物に出掛けていないので、職場の紅一点ダラルさんが自分でコーヒーをいれている。するとなんとコーヒーの中にティーパックを入れて、紅茶入りコーヒーを作ってしまった

    俺「ダラルさんなんだよそれ、不味そう」
    ダ「そんなことないわよ。美味しいから」
    俺「だってコーヒーの中に紅茶を入れるなんて信じられない」
    ダ「コーヒーじゃないわよ。ネ・ス・カ・フェ」
    俺「そんなの、コーヒーでもネスカフェでも一緒。美味しくない」
    ダ「試してみる?」
    そう言ってもう一つ作りはじめた。飲んでみる。。。。不味い
    俺「やっぱり不味いよ」
    ダ「OK、じゃアハメッドに聞いてみよう」
    俺「アハメッドさん、コーヒーに紅茶を入れたの飲む?」
    ア「要らないよ。そんなの。ダラルの舌はおかしいんだよ」
    ダ「なんで皆わからないかな?こんなに美味しいのに」
    俺「あんた結婚したら、旦那にそれを飲ますつもりじゃないだろうね。」
    ダ「もちろんよ。ハハハ・・・・」
    俺「絶対あんたとは結婚できないな」
    ア「彼氏も出来ないよ。。。。」

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1998年7月24日
(RABE AL-AWAL 27, 1419 AH)
今日の朝食:無し
今日の昼食:シーフードフライドライス、春巻き、コーラ、水(3.3KD)
今日の夕食:マーボ豆腐、ご飯、オレンジジュース、お茶(3.4KD)
今日の新聞:.
予想最高気温:不明
走行距離:0Km(自転車0分) 計80.2Km

一応八月末までの予定の出張だけど、やはり11月までの延長が殆ど決定。
出発時に覚悟してたとはいえ、やっぱり残念。しこしこお金でも貯めますか。。。。。。

久しぶりに夕食の写真を載せようとしたら、画像の修正が出来ない。さて困ったぞ。

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1998年7月21日
(RABE AL-AWAL 27, 1419 AH)
今日の朝食:無し
今日の昼食:バーガーキングのビッグフィッシュミール(1.3KD)
今日の夕食:アルファー米、インスタントみそ汁(0.0KD)
今日の新聞:.
予想最高気温:53度
走行距離:0Km(自転車0分) 計80.2Km

今日の職場の話題は、「UAEでアメリカ人が、犬猫を食べて逮捕された」という重大事件。
中国や韓国では犬を食べていると言ったら、クエート人はえらくびっくりした模様。
ついでに、蛇やクマだって食べると教えてあげた。さらに驚いたようだったので、「アラブ人だってラクダを食べるじゃないか。」っていったら、むきになって反論してきたが、何を言っていたか覚えてないや。

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1998年7月20日
(RABE AL-AWAL 26, 1419 AH)
今日の朝食:ホテルのビュッフェ
今日の昼食:無し
今日の夕食:ベジタブル・トリプル・フライドライス 、水、ホット&サワースープ、オレンジジュース(3.0KD)
今日の新聞:Two Iranians, Lankan hanged.
予想最高気温:52度
走行距離:0Km(自転車0分) 計80.2Km

クエートはすっかり夏休みの季節になり、今日は8人いる客も3人しか出てきていない。
そんな中今日職場の話題は、昨日行われた絞首刑だろう。Kuwait Timeという英字新聞を要約は以下の通り。

麻薬不法所持の二人のイラン人と、レイプ殺人犯のスリランカ人が昨日絞首刑にされた。
改正麻薬密売(取り締まり)法による初の死刑執行である。
二人のイラン人は57.5Kgのハシシ、1Kgのアヘン、1Kgのヘロインを密売中に秘密捜査中の警察官に逮捕された。
死刑宣言は5月18日最高裁判所で、首長の裁可で下された。
今年5月クエート政府は不法な麻薬密売と戦うため、麻薬関連犯罪は死刑とする事を決定している。
スリランカ人は恋人へのレイプと頭を砂漠の岩で割った殺人の罪で死刑とされた。
クエートは1965年以来、35人の死刑を執行している。
クエートの220万の人口の65%は外国人である

英字新聞には無かったが、アラビア語の新聞には首を吊ってぶら下がっている写真と、それぞれの死刑囚が執行前関係者の前に連れ出されている写真、首にロープを掛けられている最中の写真が載っていた。

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1998年7月19日
(RABE AL-AWAL 24, 1419 AH)
今日の朝食:無し
今日の昼食:味噌ラーメン、水(2.25KD)
今日の夕食:焼肉定食、水、ご飯お代わり(5.75KD)
今日の新聞:.
予想最高気温:53度
走行距離:0Km(自転車0分) 計80.2Km

ちょっと喉が痛いけど、仕事には全く支障なし。
今日から日記も再開!。。。でも書くことなし。以上(^_^;

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1998年7月18日
(RABE AL-AWAL 23, 1419 AH)

相変わらず駄目。この状態では朝っぱらから気温40度近いなか、歩いて仕事にはいけないし、特に急ぐ用事もないので、休みした。

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1998年7月17日
(RABE AL-AWAL 22, 1419 AH)

体調は酷くなる一方。医者に連れていってもらうことにした
手持ちのクエートディナールが底をついたので、レートが悪いのを承知でホテルで両替する。フィリピンみたいに先ず金、金、金と言われたら洒落にならない。
休日の為か病院は閑散としている。案内所で手順を尋ねると、直接診察室に入れと言われる。
診察室に入ると、先生は電話中。ようやく終わった。「どうしたの。。。。それは風邪だね。日本とクエートじゃ環境が違うからね。でも私は今日は担当じゃないんだ。隣にいい先生がいるので、そっちに行ってくれ。」おいおい、だったら先に言ってくれよ〜
隣の部屋に行くと先生がホテルの人に「受付に行って手続きしてきてくれ」と指示する。彼は僕のパスポートを持って受付へ行き、直ぐに番号札を持って来た。
診察は簡単な問診のあと体温(37.4度)、血圧をはかり、喉を覗いて「あっ」と一言言って終わり。
後は薬局で薬を貰ってこれで全て終わり。つまりタダってこと。さすがは石油成り金のクエートといったところか。
道理でホテルに薬を置いていない筈だ。具合が悪くなれば医者に行けばいいというスタンスみたい。それと平日にはホテルと契約している医者がホテルまで往診に来てくれるらしい。

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1998年7月16日
(RABE AL-AWAL 21, 1419 AH)

今日は休みなのでユックリと朝寝が出来るはずなのに、風邪がそれを許さない。朝の5時には目が覚めた。
頭痛はなんとか我慢できるけど、喉の痛みが酷いのでフロントに連絡して、薬を貰うことにした。
「すみません。頭と喉が痛いので薬下さい」
「ちょっと待ってください。探してみます」
45分経過。まだなんの連絡もない。再び電話
「すみません。頭と喉が痛いので薬下さい」
「ちょっと待ってください。探してみます」(まったく同じ会話の繰り返し)
「しもらさん、薬は無いので買いに行きます。部屋まで行きますので、待っててください」
そして部屋に来たボーイさんに、症状を訴えて買いに行ってもらうとき、ボーイ曰く
「高い薬、安い薬。どっちがいいですか?」
「一番効く薬に決まっているだろう!」
ボーイさんが薬を買いに行ってる間にフロントから電話があった。
「しもらさん、薬代は部屋代といっしょに付けておきますから。。。いいですね」
このホテルは薬を置いてないばかりでなく、金まで取るのかよ!
いかもボーイは肝心の喉の薬は買ってないし。。。。

夜、病気の時って、いつになく寂しくなるので、イエメンのアラビア純子さんに電話してみる。
少しはビックリするかと思ったら、予想以上の驚きよう。電話した甲斐がありました。
いろいろ大変そうだけど、とにかく元気な声が聞こえて一安心。帰り際を襲撃したみたいで、バタバタさせて御免なさい。また電話しますね。

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1998年7月15日
(RABE AL-AWAL 20, 1419 AH)

目が覚めるとものすご〜〜〜く、喉が痛い。起き上がると頭がガンガンする。
休みたいけど、どうしてもこれだけはという作業があるので、仕事に向かう。
バーレーンに連絡しても担当者がいない。30分で戻るというのに、もう一時間経過。
ようやく連絡が取れ、3分で仕事を終わらせホテルに戻る。

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1998年7月14日
(RABE AL-AWAL 19, 1419 AH)
今日の朝食:無し
今日の昼食:サンドウィッチ(客の奢り)
今日の夕食:フライドライス、春巻き(2.95KD)
今日の新聞:Direct Israel-PLO talkes in a few days, say US.
予想最高気温:50度
走行距離:0Km(自転車0分) 計80.2Km

朝起きると喉が痛い。おまけにすご〜〜〜く眠い。若先生は起きられただろうか。今日こそは昼寝をして、寝不足解消だ。
現場に行くと客から「今日は電源の試験がある。装置に影響が無いか監視する必要があるので新村さんも、4時まで残っていてください。だって。。。。。
よりによってこんな日にぃ。俺がいなくたってそんなこと自分たちでなんとかしろよ!
さらに悪いことに今日はエアコンがいつも異常に強くかかっている。寒さに震えながら、うとうとしまい風邪が余計ひどくなりそうな予感。
今日は早く寝なきゃ。

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1998年7月13日
(RABE AL-AWAL 18, 1419 AH)
今日の朝食:無し
今日の昼食:サンドイッチ2個(0.5KD)
今日の夕食:インド料理(先生の御馳走)
今日の新聞:??.
予想最高気温:51度
走行距離:0Km(自転車0分) 計80.2Km

最近寝不足なので昼寝でもと思い、ベッドに入りウトウトしたところに電話。レセプションからで、「日本人旅行者の話が判らないので、通訳を頼みます。電話を旅行者の部屋に回すから、話を聞いて後で掛けなおして欲しい」という内容。
俺に通訳を頼むとは世も末と思いつつ電話を回して貰い話を聞くと「祖父と二人で旅行をしているのですが、カタールのホテルにキャビアを忘れてしまいました。イラン産のキャビアなので祖父がどうしても土産に持って帰りたいと言っています。協力してください」。
確かにカタールにはキャビアをあちこちで売っているけど、そんなのどうでもいいじゃねぇか。。。。というのが本音。でも用が終わったあとで、中東の感想でも聞こうと思い、お孫さんとレセプションで待ち合わせ。
ホテルの人に事情を話すと、日本か次の目的地のバーレーンに送ってもらうようにカタールに連絡してくれる事になた。
お孫さん(31才のお医者さん。以下若先生)が「祖父(88歳のお医者さん。以下大先生)が久しぶりに日本の人と話したいと言っているので部屋まで来て頂けますか?」と言うので「勿論!」と返事。「こんな暑い時期にお年寄りがアラブを廻るなんて自殺行為ですよ」なんて話をしながら部屋に向かう。

部屋に入ると大先生は下着姿で椅子にで〜ん!と座り、団扇をパタパタさせている。ああやっぱり疲れているんだなぁ。と思っていたら、非常に元気な調子で「君、なんでわしがこんな時期に、中東に来たか話してあげよう。今世界で一番バカな国はどこか知っているか。それは日本だ。・・・・・・以下略・・・・・」なんて話が始まってしまった。。。。。で肝心の何故中東に来たかは分かずじまい。
話しは横道にそれつづけ、自分の趣味や過去の旅行に話しになってしまう。「わしの骨董のコレクションは○○先生にも褒められた日本で唯一のものだ」とか、「若い頃から世界中を廻っていた」とか。。。。。僕はなんとか話を中東旅行に戻そうとして、「いい写真が撮れましたか?」と聞くと「写真かの□○先生が言っとった。写真を撮るときは・・・・」と始まりもう勘弁してよ。。。。。
いろいろ話を聞くとこの二人は、6月24日に日本を発ち若先生の妹の結婚式をハワイで行ったあと、アメリカの親戚を周りヨーロッパに立ち寄り、オマーン、UAE、カタール、を経てクエートに到着。二泊したあとバーレーンでも二泊。そして香港を経由して日本に帰るという、世界一周旅行をしているのだ。
しかもその費用460万円を捻出するために、大先生が一代で築き上げた病院を手放したらしい(後で若先生に聞くと、旅費の為だけに手放したので無いらしい。)
話をキャビアに戻すと、「そんなもんある訳ないだろう。とっくの昔にホテルの者が開けとる」なんて言っている。正直「おいおい、なんとか取り戻したいといったのはそっちだろう、だったら俺に頼むなよ。それになんだよ、偉そうにこっちは助けてやっているんだぞ。礼ぐらい言え!」と言いたくなってきた。でも相手は88歳のお年寄り、努めてニコニコ相手をしてあげる。後で若先生に聞いて話では、二人とも僕がホテルの従業員だと思っていたらしく、それで大先生の方は、横柄な態度をとっていたらしい。

ダウ船が見たいというので、海岸に案内してあげることになった。下に降りたついでにレセプションでカタールに連絡がついたか聞いてみると、物はホテルの部屋に有った。カタールからクエートに送ることも可能。ただしカタールからクエートまでのDHLの料金は70KD(約2万円)。またDHLでは食品は送れないし、他の手段でも輸入許可証が必要とのこと。
若先生と見当の結果、新しいキャビアをクエートで買った方がいいと言うことになり、ホテルに相談すると「レストランのエクゼクティブシェフにいい店を紹介してもらうから明日まで待ってほしい」と有り難いお言葉。これなら大先生も満足だろうと話しをすると「そんなのどんなキャビアかわかったもんじゃない」とか言ってるし。。。。
タクシーで魚市場やダウ船の港や案内しているときも、大先生ぶりを存分に発揮。でもあまりに分かりやすいキャラクターなので、こっちも扱い易い。タクシーの運ちゃんだって先生の行動を読んでいたもん。
大先生はお腹が減ってきたらしく大分イライラしてきた。行きつけのインド料理屋で夕食を取っていると、大先生も大分ご機嫌が良くなり、昔の旅の話を面白ろおかしく話してくれた。でもちょっと話がごっちゃになっているのは仕方ない事か。御馳走してもらい僕も大満足。

10時過ぎに若先生をホテルに呼んで酒盛り。彼の家族は皆医者になっており、彼も生まれたときから医者になることを義務づけられていたらしい。また若先生は一代で病院を築き上げた大先生の事を尊敬していると言っていた。
最初は大先生の事を眉唾者と思っていたけど彼の話を聞くと、絵や骨董や写真の腕も本物らしい。(御免なさい、大先生)
後は普段聞けない医者の裏話などを聞いてついつい引き留めてしまった。結局お開きは2時。若先生遅くまで済みません。
大先生、いろいろかきましたが、今日は先生に会えて楽しかったです。楽しい旅を続けてください。

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1998年7月11日
(RABE AL-AWAL 16, 1419 AH)
今日の朝食:無し
今日の昼食:カニ玉定食、水(3.25KD)
今日の夕食:ホテルのビュッフェ(6.0KD)
今日の新聞:Car price in Gulf slump to '92-93' price levels.
予想最高気温:49度
走行距離:2.5Km(自転車15分) 計80.2Km

ワールドカップも明日で終わり。その前に是非一度はと、ホテルの屋内プールで行われている『ソニーの100インチテレビで、ワールドカップを見ようパーティー』に行ってみた。
一つ心配だったのが、英語なのかアラビア語なのかという事だったが、プールの両端に英語とアラビア語のテレビがそれぞれ置いてあった。
客の入りは、アラビア語の方が約10人。英語の方が最大で7人。寂しい限り。しかも英語の方は最後はたったの4人。。
当然酒無し、女無し。簡単なビュッフェとシーシャ(水タバコ)だけ。試合は面白かったけど、これで盛り上がれってのが無理。
この水タバコ、苺、オレンジ、リンゴといった味が付いており、普通の煙草を連想すると、非常に違和感がある。それ故に、僕みたいに煙草を吸わない人間でも楽しめる。
それにしても、もう少し盛り上がれば妥当かもしれないけど、6KD(\2800)は高い。
決勝の明日は盛り上がってほしいもんだ。

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1998年7月9日
(RABE AL-AWAL 14, 1419 AH)
今日の朝食:無し
今日の昼食:バーガーキングのダブルチーズバーガーミール(1.3KD)
今日の夕食:巻き寿司、玉子スープ(5.75KD)
今日の新聞:.
予想最高気温:50度
走行距離:0Km(自転車0分) 計75.2Km

夕食はクエート在住日本人御用達の、韓国料理屋。ここはホテルに隣接している、ショッピングモール(Salhiya Commercial Complex)にある。日記に出てくる、焼肉定食、ビビンバはここで食べている。韓国料理というものの、日本食や中華も置いてありなかなか便利な店。ただ値段が高いがこれは仕方ない事か。
さすがに今日は木曜の夜のため、何時になく日本人や韓国人のグループで溢れかえっている。後ろのグループはプラント建設の人達で今日が打ち上げみたいな雰囲気。
あこがれののり巻きを注文のは8時過ぎ。ウエートレスのフィリピーナも今日は非常に忙しそうで殺気だっている。いつもはコードレスフォンを片手に彼氏(英語で話しているのでフィリピーノでは無いのか?)と延々と喋っているが、今日は彼氏から電話が掛かってくると「忙しいので後にして。何度いったらわかるの!」と怒鳴りつけている。
それにしても料理が出てこない。英語の新聞を隅から隅まで見て(読んではいない)しまったではないか。ようやく9時過ぎに玉子スープ到着。スープが無くなってもメインディッシュはまだ出てこない。。。。。。。。
出てきたのは9時20分になってから。お腹も空いていたし、あっというまに平らげる。味はもう少し酢が効いていたほうがいい。そうはいってもフィリピン人が作っているのじゃ仕方ないか。
食べおわったのは9時30分。待つこと1時間20分、食べるの10分。。。。。

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1998年7月8日
(RABE AL-AWAL 13, 1419 AH)
今日の朝食:ホテルのビュッフェ
今日の昼食:大盛りシーフードフライドライス、水、コーラ(2.75KD)
今日の夕食:鰯の缶詰、アルファ米の五目ご飯、みそ汁、焼酎
今日の新聞:休刊日.
予想最高気温:50度
走行距離:0Km(自転車20分) 計75.2Km

客の一人ムンデルさんが最近姿を見せていない。どうしたのか聞いてみると。。。。。
彼は休暇をとってロンドンに遊びに行く予定だったのに、出国できないでいるらしい。
その訳は、彼(クエート人)には兵役が義務づけられているが、今までそれを無視してきたらしい。そこで彼は知り合いに入管のブラックリストに自分の名前が有るかどうかの照会をしてもらったところ、みごとにブラックリストに名前が載っているので出国が禁止されているようだ

日曜日に郵便物が有るので取りにくるように、通知を貰っていたが忙しくて取りに行く時間がなかった。
今日はお客さんの中の紅一点ダラルさんの車で受け取りに行くことにした。彼女の車はトヨタカムリ。次はメルセデスを買うと言っていたが。。。。
イスラムの教えでは、女性が自分の夫以外の人を車に乗せるなんて事は御法度。国によってはとんでもないことだ。
事実彼女も初めての事らしく(本当か?)で、恥ずかしいのかどうか知らないが、さかんに「しもら(Shimmura)ようこそ、私の車へ」を繰り返していた。なんでそうまでして連れていってくれるのかと思ったら、親切心は勿論のこと、それを口実に早引けをするためらしい
さて郵便局で通知を渡すと、奥から僕の名前を書いた箱が出てきた。焼酎を入れたと連絡を受けていたが、一寸箱が小さい様な気がする。前回送って貰ったときはもっと大きい箱に食料やクッションの新聞紙が入っていたので一番底の焼酎には気が付かなかったが、今回は一発でばれそうな気がした。
箱を開け上に乗っていたみそ汁を退けると、パック入りの焼酎2本、日本酒1本が顔を出した。まずい。。。。。
取り敢えず税関の係員に見せると、すぐにに見つかり中身を聞かれた。健康ドリンクと答えると、開けろという。まぁいいや、どうせ没収だろうと腹をくくり差し出すと、匂いを嗅ぎコソコソと話をしだした。やはり酒ということはばれたみたいだ。
こっちの心臓はバコバコである。ダラルさんと係官がアラビア語で話をしている。するとOKが出るではないか。ほっとする。
帰りの車で事情を聞くと、係官は「警察に連行することになるかもしれない」と言っていたが、「彼はクエートに来てまだ時間が経っていないので事情を知らないので見逃して欲しい」とダラルさんが頼んだらしい。
そして「一緒に来たのが女性だったから、係官も見逃してくれたけど、もし男性だったら警察行きよ。感謝しなさい」と得意顔だ。没収で済むのではときいたところ、「次は警察に連行するので二度とするな」と言われたそうだ。
空港で没収されたという話はよく聞くが、郵便となると事情が違うのかもしれない。
なにはともあれ入手出来た。マスター有り難うございました。

アダプターも修理が終わっていたし、新しい人からメールが3通も届いていたし(コアメモリーさん、まさか僕のHPの愛読者だったとは驚きです!!)、まぁいい一日だったかもしれない。

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1998年7月7日
(RABE AL-AWAL 13, 1419 AH)
今日の朝食:なし
今日の昼食:サンドウイッチ2個(0.3KD)
今日の夕食:魚のカレー、ご飯、水(3.15KD)
今日の新聞:.
予想最高気温:不明
走行距離:0Km(自転車0分) 計75.2Km

朝現場でパソコンの電源を入れると、ACアダプターを使っているのに、バッテリー使用の表示が出ている。このままでいくと、バッテリーが切れた時点で、クエートでのパソコンライフも終わり。非常に焦る。
トランスからの100V(クエートは24V)は来ているみたいなので、アダプターの出力かパソコンの電源回路がいかれたか、どちらかだ。テスターで確認すれば直ぐに判ることなので、お客さんにテスターを借りようとしたら、無いだって。ならばデジタルボルトメーター(電圧電流を計る測定器)を尋ねるとこれもない。
いやここが普通の事務所だったら、無くても当たり前だが、ここは通信省の国際回線用海底ケーブルの機械を置いてある部屋。日本でいえばNTTやKDDにあたる部署だ。極めて基本的な測定器すらなく、一体どうやって装置の点検、運用をしようと考えているのだろうか。。。。。
愚痴ってもしょうがない。パソコンの点検はホテルに帰ってからだ。
ホテルに帰りまずはバッテリーが有るうちに、ホームページと関係各所に、パソコンが使えなくなることを連絡。
そしてビジネスセンターで相談すると、部屋に電気担当のエンジニアを寄越すから待っているようにいわれた。
エンジニアは憧れのテスターを手に部屋へ現れた。さっそくACアダプターの電圧を計ると16Vないといけないのに"0V"。どうやら悪いのはアダプターだ。ほっと一息。アダプターなら日本から送ってもらう事もできる。パソコンが使えないのも暫くの間だけ。
エンジニアに修理をしてくれる店を紹介してもらい尋ねてみる。初めは新品のアダプターを探したが、出力電圧が12Vまでしかない。
取り敢えず修理をしてみるというので、ホテルへ戻る。

しばらくすると、ボーイが日本からの郵便物を二つ持ってきた。一つは台湾旅行のお土産&食料。もう一つは文庫本2冊。送り主はふたりともパソコン通信で知り合った人達。有り難うございます。

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1998年7月6日
(RABE AL-AWAL 12, 1419 AH)
今日の朝食:なし
今日の昼食:カップラーメン、お粥(貰い物)
今日の夕食:スパゲッティー、オムレツ(5.0KD)
今日の新聞:休刊日.
予想最高気温:不明
走行距離:0Km(自転車25分) 計75.2Km

朝起きて取り敢えず休みかどうか、職場に電話しようと思い電話番号を探すが見つからない。
休日は新聞が休みになるので、確かめると確かに配達されていない。勝手に今日は休みと決め込む。
民間の会社ならいざ知らず相手はお役所、しかもあの連中が休日に仕事をする筈がない。 という訳でもう一眠りした。
で、結局今日はホテルから一歩も出ずに済ませてしまった。(夕食はルームサービス)

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1998年7月5日
(RABE AL-AWAL 11, 1419 AH)
今日の朝食:ホテルのビュッフェ
今日の昼食:焼きそば定食、水(3.25KD)
今日の夕食:ナスビのチリソース、ご飯、オレンジジュース、水(3.25KD)
今日の新聞:Hong Kong move to 'new' airport faces to heardwinds.
予想最高気温:51度

走行距離:0Km(自転車25分) 計75.2Km

今日はちょっとセンチな日。なぜって香港の啓徳空港が今日限りでお役御免になり、新しい空港に移ってしまう。
こんな重大な日に香港に行けないなんて(;_;)。中国返還は一旅行者にとっては大した変化はないかもしれないけど、啓徳空港はもう二度と見ることができないし、九龍地区のビルの真上を飛行機が過ぎて行くのも二度と見れないのだ。
夕食前にFaxを送りにビジネスセンターによったら、そこのおねえさんが、「明日は休みだけど知ってた?」なんて聞いてきた。「知らない」と答えると、「モハメッドの誕生日だからクエートは、役所も会社も全部休み」だって。。。。
うちの連中はなにも言ってなかったぞ。

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1998年7月4日
(RABE AL-AWAL 10, 1419 AH)
今日の朝食:ホテルのビュッフェ
今日の昼食:シャワルマサンドイッチ2個(0.4KD)
今日の夕食:フライドライス、ポテトサラダ、オレンジジュース、水(2.8KD)
今日の新聞:CNN,Time retractr Vietnam nerve gas story.
予想最高気温:51度

走行距離:4.7Km(自転車0分) 計75.2Km

う〜〜、昨日に引き続き書くことがない。。。。
そういえば、ホテルでワールドカップの中継は9つのチャンネルで見ることができるが、今日チャンネルを切り換えていたら、同時中継の筈なのに微妙に時間がずれているのを発見。一番ずれているチャンネルは、約3秒も遅れている。 3秒も遅れるのは、一度メモリーに溜めてから送り出しているとしか思えない。理由をしている人いませんか。
最近アデルさんの姿を見ないと思ったら、家族3人でエジプトに旅行に行ったらしい。今回が3度目のエジプトということは、アラブ人にとって手軽に出掛けられる場所ということか。ビザも要らないし、アラビア語も通じるし、しかもわずか2時間30分のフライトなら、人気の場所に違いない。
いいなぁ、僕も休みが欲しい。

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1998年7月2日
(RABE AL-AWAL 8, 1419 AH)
今日の朝食:無し
今日の昼食:バーガーキング・ダブルワッパーミール(1.3KD)
今日の夕食:玉子入りクフタカレーサラダ、水(2.1KD)
今日の新聞:HK celebrates.
予想最高気温:50度
走行距離:0Km(自転車20分) 計70.5Km

4時前に昨日買った温度計付の「Gショック」を持って、気温の実測出掛けた。
今日も空には雲一つ出ていない。ホテルを出て左側に向かい海岸をめざす。
海岸にあるちんけな公園にぶつかると、左に折れる。入口の張りぼてを過ぎ、国会の前を歩く。 ここまで10分程だろうか。すっごく暑い、死ぬほど暑い。でも気温は39度程。この温度計は反応が遅いようだ。
モスクを右に曲がり、博物館の横の木陰で小休止。気温は43度。半袖の為腕は赤みがかり、パンツまで汗でビッショリだ
すると、一台のボロ車が止まり「乗っていけ。」というが、この前の留学生の話もあるし、お引き取り願った。
ホモかどうかは知らないが、アラブ人はこういう時は親切な人種である。
街に向かって歩くと、自動販売機が目に入った。早速ペプシを飲もうと近寄っていったが、なんと小銭(100フィルス)がない。。。
途中でパノラマを撮り、暑さにうなだれながら、ホテルへと引き返した。
この間約40分。気温43度の中を散歩すると,こんなにも疲れるとは。もう二度と昼間に出歩かないと、固く誓ったのである。

クエートの街並み・その1(QTVR パノラマ 460KB)

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1998年7月1日
(RABE AL-AWAL 7, 1419 AH)
今日の朝食:無し
今日の昼食:天ぷら定食、水(3.25KD)
今日の夕食:焼肉定食、ご飯お代わり、水(3.75KD)
今日の新聞:.
予想最高気温:50度
走行距離:4.6Km(自転車00分) 計70.5Km

毎日の新聞の予想気温をここに書いているが、どうも気温50度の実感がわかない。
確かに日差しは強く、肌をジリジリと焼くようでは有るけど、湿度が低いせいか、日本の夏の方が暑いような気さえする。
そこで本当の暑さを客観的に確認しようと思い、温度計、気圧計付の「Gショック(BW-9100)」を買った。
ここでもいまいち値切り切ることが出来ず、49KD(約160ドル)も払ってしまった。
きっと日本ではもっと安いだろうけど、この手の商品は日本のほうが安いのは仕方がない。
今日はもう遅いので50度の確認は出来ないが、明日は日中歩き回り確認しよう。

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