クエート日記タイトル
1998年8月
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1998年8月28日
(RABE AL-AKHIR 28, 1419 AH)

カタール行きのガルフエアー504便は13時45分発なので、11時45分にチェックアウトすれば余裕だと思っていた。ベルボーイがあと10分待てば空港へ行った車が帰ってくるので、その車で空港へ送ってあげるというので待つことに。でもいつまで待っても来やしない。ついに12時40分になったところで、ベルボーイが自ら運転して連れていってくれることになった。変な約束をしなければ良かったと思ったことだろう。
空港には13時ちょっと前に到着。チェックインは簡単に終了。出国カウンターの入口の横で、出国税3BDを払うことを忘れずに。出国カウンターには列が全く無く、手続きもスムースに終了。バーレーン空港の出発階はクエートとうってかわり、開放的。くじ引きの車や、宝くじの案内も出ているが、イスラームの教えには反しないのだろうか。僕はまっしぐらにガルフエアーのラウンジへと向かう。入口では二人のお姉さんが笑顔で出迎えてくれる。ラウンジの中の統一されたデザインで非常に落ち着いた感じがする。時間が無いのでちょっとした腹ごしらえをして、さっさと搭乗口へと向かう。
搭乗口は列が出来ており、中々流れない。その理由に乗り継ぎ客が、乗り継ぎの手続きをしないで搭乗しようとしているからだ。出発ロビーに入るときに、チェックはないのだろうか?僕の番が来た。搭乗の半券にボールペンで何かを書き込んである。気にしないでA340−300へ乗り込む。ちなみにこの504便はドーハに止まったあと、ドバイに向かう。以前はB767を使っていたが、A340に変わったのは需要が多いからだろうか。スチュワーデスが半券を確認して、前方へ進むように指示する。でも僕が座るはずの12Bの席は無い。あれ?と思いもう一度チケットを見ると、3Dと書いてある。席へ行ってみるとそこはファーストクラス!ではないか。なんとエコノミーの料金でファーストクラスに乗ってしまった。スチュワーデスが離陸前の飲物を持ってくる。オレンジジュースと炭酸水。シャンパンは頼めば持ってきてくれる。
さすがはファーストクラス。座席の間隔は充分だし、リクライニングなどはすべて電動。でもモーター音が大きいのは残念。パーソナルビデオはそれぞれに座席にデッキが付いていて、再生させるようになっている。好きなときに始めから見ることができるようにとの配慮だろう。ただし今日のフライトは超短距離路線なので、映画は無し。前回マニラ、ドーハ線でファーストクラスに乗ったときより豪華な感じ。出発時刻が過ぎても次々と乗客が乗り込む。ファーストクラスは満席になった。他のクラスも多分満席だろう。乗客が乗り込んでもまだ出発しない。機内放送で、「ロンドンから乗り継ぎの〇〇さん、いらっしゃいましたらお近くの客室乗務員までご連絡ください」と繰り返し放送しているところをみると、どうやら乗客が一人見当たらないようだ。待ち時間が長いので、思わぬところでファーストクラスの恩恵に預かった感じ。 トイレに行ったついでに、コクピットの写真を撮らせて欲しいと頼んだけど、やんわりと断られてしまった。機内放送で、「行方知れずになった乗客(キャンセルと言っていた)の荷物を降ろしています。終わり次第出発いたします。」と言ったあと直ぐにプッシュバック開始。14時26分。本来ならドーハに着陸しているころだ。
水平飛行に入ると直ぐに、機内サービスの開始。オードブルが3個。あっと言う間に食べおわる。飲物が出てくるのを待つがなかなか出てこない。他の席の人達は積極的にビールやシャンパンを注文している。水平飛行する間もなく降下開始。どうやら飲物のサービスは無いようだ。なんどもバーレーン→ドバイは飛んだけど、必ず飲物は出ていたはず。方針変更だろうか。そんな事を考える間もなく着陸体制に入る。低高度ではバチバチバチと機体に砂の当たる音が聞こえる。今日は風が強いようだ。機は右脚からタッチダウン暫くして左脚も着地。
ほんのわずかな距離を、バスでターミナルまで移動。直ぐさまビザカウンターへ向かう。今までは手作業でオリジナルのビザを探していたが、いつの間にかコンピューター化さており非常にスムース。パスポートにビザのスタンプと、入国のスタンプを押してもらい、入国手続き終了。税関も問題なく通過。タクシーでHotel Sofitelまで向かう。運転手に料金を聞くと「あなた次第」といつもの台詞。手持ちのカタールリアル(QR)がないので1BD(1BD=10QR)渡すと少ないと言う。「あなた次第」と言ったくせに少ないとは。。。と腹も立つ。それにメーターを倒していれば多分10QRにはならない。 仕方ないので2BD渡し、5QRお釣りをくれと言っても何だかんだ言って渡さない。。。。。結局20QR払ったが思いっきりボッたくられた。タクシーに乗るときは基本に忠実でないといけないようだ。

ホテルについて早速、ドーハの街を見て回る。一年前と殆ど変わっていない。

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1998年8月27日
(RABE AL-AKHIR 28, 1419 AH)

仕事に行くときにレセプションに部屋を変えるように頼むとあっさりとOKの返事が返ってきた。どうやらホテル側もあの部屋がうるさい事はよく分かっているようだ。
今日の仕事は午前中でけりがつくと思っていたら意外と長引いた上に、サーバーに自分でトラブルを作ってしまい日本を巻き込んでの大騒ぎ。(僕はコンピューターは判らない)ようやく現地の代理店から修理にやって来たらあら不思議、モニターを見てチョンチョンとキーを押しただけで復旧してしまった(^_^;
それと結局元々の障害は直らなかったので、日本からコンピュータの専門家が現地に派遣されることになり、僕もアシストする事が決まった。ドバイが終わったあとはクエートに戻らず、再びバーレーンだ
ホテルに戻ったのは6時過ぎ。いつもはお客さんが車で送ってくれるが今日は休日なのでお客さん達も早く引き上げてしまったので、歩いて帰ったら汗びっしょり。バーで一杯飲もうかと思ったけど、一昨日の嫌な記憶が蘇り我慢。
レセプションで部屋を替えてもらうように頼むと、まだ準備が出来ていないらしい。その後も2、3度催促するも待ってくれの一点張り。9時ごろこっちも頭にきて詰め寄ると、「静かな部屋は空かない。どの部屋に泊まってもうるさいのは一緒だ」と言いはじめた。「そんなことはないだろう。俺は今まで3回泊まっているけど、どの部屋も静かだったぞ」「でも変わるタイミングが悪くて。。。」「タイミングもなにも無いだろう。なんでそのまま開けておかないのだ。朝約束しただろう!」彼も困った様子「じゃぁ部屋代を半額にしろ。こっちは3日も眠れないのだから当然だ」「・・・・・・・・・」
すると彼の同僚が「30分したら部屋が空くの待って欲しい」「静かな部屋か?」「勿論!」そして11時ごろようやく部屋を替わった。その部屋はベッドもキングサイズ、バスタブ付、テレビのリモコンが使える、部屋も広い、勿論非常に静か。ちゃんといい部屋があるではないか。今夜はちゃんと眠れそう。

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1998年8月26日
(RABE AL-AKHIR 28, 1419 AH)

喉の渇きで目が覚めると、そこはソファーの上。服装に乱れはないのでどうやら僕の貞操は守れたようだ。エジプト人も起きてきて、運転手にホテルまで送らせるという。挨拶もそこそこにサッサと魔の家から引き上げる。
仕事場でバーレーン人に昨日の話をしたところ、非常に心配してくれた。と同時に大爆笑。彼らの話だと、あのバーはゲイが集まる事で有名らしい。去年滞在していた僕の仲間も、トイレで声をかけられたそうだ。クエートで会った日本人留学生も言っていたように、アラブにはホモが多いのだろうか
夕食はリッチにリージェンシーホテルで中華を食べながらビールを飲もうと思い、財布の中を確認すると20BD近く入っている。これならなんとかなりそう。リージェンシーで中華屋をさがしても見つからない。他のレストランで聞いてみると、今はレバノン料理に変わってしまったようだ。どうしようかと迷っていると、ウエーターが「このレストランはどうですか?」と勧めるので、そこで食べることに。
だがそこはビュッフェであった。僕はビュッフェは高いだけの店が多いので嫌いだが今更なのでガマン。会計はビールも入れてなんと13.3KD!!10KD位で収まるかと思ったら、20%もおまけが付いていた。5BD札2枚と1BD札3枚とコインで支払った。
さて次はバーだ。でもその前にトイレでスッキリしてバーに入ろうとすると、レストランのウエーターが待ち構えていて「これ4ディーナールしか無いです。」とお札を見せる。でも僕には5BD札2枚と1BD札3枚に見える。「ちゃんと13ディナール有るじゃないか!」と言うと「いえ、4ディナールです。サウジの10ディナールは、1バーレーンディナールです。」が〜ん、一体どこで紛れ込んだのだろう。空港?メリディアン?ガルフゲート?...よ〜く考えてみると空港しかなさそうだ。取り敢えずそんな事を考えるより、ここの支払い。勿論BDは無い。KDが使えるか聞いてみると大丈夫との事。ただし交換レートは1対1。通常は1KD対0.9BDなので損する勘定。。。相当高くついた食事だ。当然バーは中止。
ホテルでふて寝と思いきや、僕の部屋の下はアラブ風のディスコ。音楽がガンガン響いてくるし、駐車場での暴走行為の音や話し声で全く眠れない。。。結局静かになったのは3時過ぎ。昨日といい今日といい。全くなんて日だ!

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1998年8月25日
(RABE AL-AKHIR 28, 1419 AH)

夕べはホテルを移ろうかどうしようかで寝つけなかったが、マナマの街も散歩したいので移ることに決め、次のホテルに予約をしチェックアウトした。気掛かりだった初日のFAXはやはり4万円!にもなっていた。
今度泊まるホテルはGulf Gate Hotelといい、僕も2回ほど泊まったことがある。一泊21KDなので、メリディアンから移ると質の格差は非常に大きい。荷物は部屋において局へと向かう。
障害の原因が全く掴めないので、滞在を2日延ばし28日にカタールへ移動することになった。ホテルを移って大正解。
仕事が終わるとホテルの周りを散歩。バーレンは湿度が高いので、ホテルの周りを散歩するだけでも汗が吹き出してくる。夕食の為のレストランを探してもなかなかないので、今夜は中東に来て初めてのマクドナルド。1.4BD也。ホテルに戻ると汗びっしょりなので取り敢えずバーでビールを一杯。汗をかいた後のビールは旨い。部屋に戻てシャワーを浴びるが、お湯の出も悪い。しかもシャワーブースの作りが悪いので便所まで水浸し。
23時ごろお腹が空いてきたので、ホテルに隣接しているディスコにいったらそこはいつの間にかアラブ式のディスコに変わっていたので、もう一度バーに行きカウンターでビールを飲んでいると、一人のエジプト人が隣に座ってきた。彼と色々雑談をしているうちに、自分はインテリアデザイナーで自慢の家を見せたいので今から遊びに行こうと誘ってきた。お酒が程よく効いてきた僕は、なんの警戒心もなく彼の家へ向かうことになった。
車を運転しながら彼は「君にはボーイフレンドはいるのか?と聞いてきた。ガールフレンドの間違いかと思って「ガールフレンドも、ボーイフレンドもいない」と答えておいた。彼の家はたしかにお洒落な雰囲気だ。そこでお酒を飲みながら話をしていると、どうも彼はゲイのような気がしてきたので、「貴方は結婚してますか?」と聞いたところ「娘も一人いるが、自分がゲイになったので別れた」と告白するではないか!しまったと思っても後の祭り。ホテルに戻ろうにもタクシーを呼べる状況ではない。いよいよお休みタイムだか案の定彼は同じベッドで寝ようと話しかけてきた。勿論強引に断り僕はソファーで寝た。

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1998年8月24日
(RABE AL-AKHIR 28, 1419 AH)

8時頃にビジネスセンターにファックスを送りに行った。ここはビジネスセンターといより、ビジネスカウンターと言ったほうがしっくり来る。リゾートホテルだからしょうがないのか。因みにファックスを二枚送っただけで、2000円(昨日は40枚以上送ったが一体幾らかかったのだろう?)。ついでにマナマへの送迎サービスがあるか聞いてみたら、なんと午後6時に一回あるだけ。タクシーで街まで出ると3BD(1200円。往復で2400円)もかかるらしい。ヒルトンホテルで日本食を食べながらビールでもと思ったけど、敢え無く却下。仕方が無いのでホテルで食べることにした。
どこも高そうだがインドの民俗音楽に惹かれて、インド料理を食べることにした。魚のカレーとご飯にビール、これだけ食べて約10BD(約4000円!)なんとたかが魚のカレーが3.6BDもする。。。このままこのホテルに泊まっていれば持ち金が無くなりそうなので、明日の朝チェックアウトして以前泊まった安ホテル移ろうかとも考える。
食事を済ませて部屋でうだうだしていてもしょうがないので、初日に行ったバーで一杯飲みに行った。今日は客も少なく、ステージの真ん前の席に案内してくれた。ショーが始まったがやはり恥ずかしい。。。

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1998年8月23日
(RABE AL-AKHIR 27, 1419 AH)

部屋の窓からは、プールとビーチが見える。プールではビキニのお姉さん達が日光浴をしているのが見える。こんな時に双眼鏡の出番だというのに、クエートに置いてきてしまった。別にビキニに惹かれた訳ではないけど、折角なので、プールに行くことにした。それにしても一体プールに入るのは何年振りだろう。去年フィリピンの山の上の中継所で3泊したあと泉で遊んだり温泉に行ったけどプールではない。一昨年はインドネシアの出張時、事務所の人達とプロウズリーブに行ったけど海ではない。思い出す限りでは、6年程前 に社員旅行で行ったプーケット以来かもしれない。。。
プールの入口で自動ドアが開かないでオロオロしていると、掃除のお兄さんが部屋のキーを使えと教えてくれる。なるほど、これで部外者をシャットアウトしているのかぁ。プールは結構な賑わい。久しぶりに泳いでみると、意外とスイスイ泳げてしまった。それにしても泳ぐというのがこんなに楽しいとは思わなかった。ここはバーレーン、プールサイドでもビールが飲める。もう感激!。ビーチに足を延ばしてみると、定番のブラを外してうつ伏せで甲羅乾しをしている女性もみえるが、必ずしも若いとは限らない。。。再びプールに戻り、ビールを飲んで横になっていると、あまりの気持ち良さにうとうとしてしまったようだ。
クエートでの生活を充分に忘れさせてくれた一時だった。明日もまた行こう!

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1998年8月22日
(RABE AL-AKHIR 26, 1419 AH)
今日の朝食:なし
今日の昼食:ホテル:魚のソテー他(招待状)
今日の夕食:なし
今日の新聞:
予想最高気温:

ホテルでの精算も終わり、いよいよチェックアウト。部屋の荷物を運び出そうとすると、部屋には鍵を掛けてそのままにして置くと言われた。嬉しい。

ホテルの車でクエート空港へと向かう。15分程度で到着。すぐさまポーターが寄ってくる。運転手に値段を聞くと0.25KDだそうだ。ポーターに荷物を預けて出発ロビーへ向かう。ポーターは中に入れないので、ポーターにお金を渡す。機械による荷物とボディーチェックが終わると別のポーターがやって来て、カウンターまで荷物を運んでくれる。
出発ロビーはそんなに広くない。バーレーン行きのカウンターは混雑中、しかも横入りをしようという輩も多く、ちょっとムッとして文句を言いたなってくる。するとそんな気配を察してか、ファーストクラスのカウンターに回れと言われる。ラッキー!(別にファーストクラスに乗れたわけではない)
出国カウンターは"GCC CITIZEN"用が一つしか開いていないが、スムースに処理されていく。僕の前の人達を見ると、皆オリジナルのビザを係官に返している。しかし、僕はオリジナルを準備するのを忘れた。ドバイの空港で、同僚がビザを持ってこずに300ディラハムの罰金を取られたことを思い出す。しかし無い物はない。一か八かで手続きを受けると、担当者は何も言ってこなので安心していると、「向こうの事務所に行け!」。ガ〜ン!やはり1カ月たった時点で、一度出国しないといけなかったのか??事務所では特に個室で取り調べを受けるわけでもなく、パスポートを預けただけ。しばらく雑談をしているとパスポートを渡された。ビザの上に「cancel」のスタンプが押してある。

出国検査場を抜けるとまるでトンネルの中に入るようで、非常に閉塞感がある。普通は解放感があるような作りにする物だが。。。。せめてもの救いは、案内の表示が、ピンクがかった紫色で、目立つ上に柔らかなイメージがある。免税店は一通り揃ってはいる(勿論酒は無し)が、ここも窮屈な感じ。
ラウンジはトンネルのいちばん奥。やる気のなさそうなお姉さんに搭乗券とラウンジの券を渡す。ラウンジも狭く、30人も入れば一杯になりそう。セルフサービスではなく、注文も聞いて席まで持ってきてくれるが、アルコールは勿論なし。搭乗時間がくると案内放送が流れるので、ユックリとできる。

搭乗機はGF216便(KWI18:15→BAH19:15)、機種はA320だ。座席は7E(右の窓際)。ガルフエアーはA320も3クラスで運行している。ビジネスクラスは2-3のシートアレンジ。ファーストクラスはお客はいないみたいだが、ビジネスクラスは当然満席。なぜ当然かと言えば、ノーマルのエコノミーと、ビジネスクラスは値段が一緒。だったら皆ビジネスクラスにする筈。ウエルカムドリンクを貰い(シャンパンは頼まないと持ってこない)、離陸後の飲物を聞かれる。緊急設備の説明が始まると、頭上に液晶モニターがウィ〜ンというモーターの音とともに出てきた。何度もガルフエアーのA320には何度も乗ったが、こんなのは初めて見た。
機体は軽やかに離陸し、右旋回をしながら上昇を続ける。下にはクエート空港が見える。機はアラビア湾上空を、右手にアラビア半島を見ながら飛行を続ける。水平飛行に入ると、機内サービスの開始。スナックはちょこっとした物だろうと思っていたら、意外と立派な物が出てきてちょっとビックリ。外はすっかり暗くなり、サウジアラビアの石油施設の明かりが綺麗。

マナマの明かりが見えたと思ったら着陸。去年6月5日にアラブを後にして以来のバーレーンだ。入国手続きはいつになく混んでおり、30分程かかった。バーレーンはGCC諸国の中では唯一ビザが必要ない。しかも日本人は無条件で2週間の観光ビザが貰える。料金は5BD。僕はクエート(4.5KD)のお金で直接支払った。手持ちがない人は後ろの銀行で両替ができるので全く心配要らない。手続きが終わると免税店があるので、煙草やお酒、化粧品も買える。
階段を下りると手荷物の受渡し場。カートを探していると、ポーターも一緒にくっついてきた。出て来たスーツケースにはチョークでしっかりとX印。ポーターは電話が入っているか?と聞いてきた。税関のカウンターでスーツケースを広げると、X印の位置にはトランスがあった。税関職員も電話を持っているか質問しているのをみると、携帯電話の大がかりな密輸でもあるのだろうか?

ロビーに出るとメリディアンホテルが迎えに来ているはずだが、見当たらない。入国手続きや税関で時間が掛かったので、痺れを切らしたのだろうか?取り敢えず待ってみる。途中で両替に行く。45分経ったところでホテルに電話。ところが予約の紙に書いてある番号は一般家庭のようだ。空港案内所で番号を聞いてもう一度かけなおす。今度はホテルが出たが、何故か一方的に切られた。コインがなくなり、両替する。もう一度電話。どうも電話の調子が悪く、こっちからの声がうまく伝わらない、さっき切られたのもその為だ。しかたなく別の電話で掛ける。今度はようやく通じた。運転手は1時間待ったが、居なかったので帰ってきたらしいが、一体何処で待っていたのだ?。実は過去3回バーレーンに泊まったことがあるが、迎えがまともに来たのはたったの一回だけ。
結局ホテルに付いたのは21時30分過ぎ。ホテルは7階建てで、ロビーは吹き抜けになっている。僕の部屋は7階のシービュー。部屋自体の作りは、クエートのメリディアンの方がいい。早速バーに向かう。お待ちかねののビールを頼む。2カ月振りのビールはうまい!喉に滲みるって感じ。しばらくすると、スリットのビシッと入ったロングドレスのお姉さんたちが、テーブルを回って話を始めた。でも僕は全く相手にされない。ちょっと残念な気もするが、下手に話しかけられても困るので、まぁいいか。
23時から先程のお姉さんたちのダンスショーが始まった。やっぱりバーレーンに来てよかったと思ったのだ。

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1998年8月21日
(RABE AL-AKHIR 25, 1419 AH)
今日の朝食:なし
今日の昼食:ピザハット:キノコソースのスパゲッティー、コーヒー、サラダバー(2.4KD)
今日の夕食:インド料理:マライクフタ、ナン、オレンジジュース、水(2.2KD)
今日の新聞:
予想最高気温:度
走行距離:0Km(自転車0分) 計81.7Km

明日から待望のビール三昧、日本食三昧(除くカタール)の予定だったのが、一転ケチケチモードに転落。。。
ほんと頭が痛いです。無事クエートに帰ることが出来るのでしょうか??
理由は余りにも下らないので聞かないでください
と、いつまでも暗い気持ちでいてもしょうがないのですね
ではいってきま〜〜す!

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1998年8月19日
(RABE AL-AKHIR 23, 1419 AH)
今日の朝食:なし
今日の昼食:ホテル:ヒレステーキ、その他(ただ)
今日の夕食:なし
今日の新聞:
予想最高気温:53度
走行距離:0Km(自転車0分) 計81.7Km

ダラル嬢が、「しもら、今日昼御飯を御馳走してくれるのか?]と聞いてきた。横綱フェイソルも「今日は12時終わってランチだ」なんていっている。「そんな約束はしてない」と言うと、「ジャマールが行って来いって言ってるぞ」だって。
ホテルが定期的にレストランの招待状をくれるので、いつもエンジニアのジャマールさんを誘っていたのだか、今回はどうやら若い連中に譲ったらしい。しかも若い連中に押し切られて、仕事を12時に打ち切ってもいいらしい。なんていい加減、いや融通の効く職場でしょう。
メンバーは俺、フェイソル、ムンデル、ダラール。連中はタダをいいことに、注文しまくり。特にダラルなんてサラダバー2回、イタリアンサラダ、ラザニア、その他にも頼んでいた。勿論食べきれる訳がなく、ちょこっと手を付けるだけ。金も払わないでそんな喰い方をされるのでは、ホテルとしてはいい迷惑に違いない。さすがはクエート人、どこまでも我が儘。

夕方某ホームページの掲示板に「日本時間の零時(クエート時間18時)にチャットしましょう」と、書き込んだのはいいけど、17時15分になって航空券を買いに行かないといけない事に気が付き、ビジネスセンターに行く。すると自分でガルフエアーのオフィスに行った方が早いので、車を出すので買いに行ってくれと言われる。ところが運ちゃんが連れていったのは、インド航空のオフィス。「ここでいいか?」と聞くので、「違う!ガルフエアー」というと運ちゃんは場所が判らないようで、結局ホテルに戻り別の人が運転してくれた。ところが着いてみると、ガルフエアーはインド航空の二軒先ではないか。。。運ちゃん御免

部屋に戻ったのは丁度18時。なんとかチャットに間に合った。チャットはやりはじめるときりがない。今回はなんと夕食も食べず6時間もやってしまった。僕はただで出来るけど、相手の人は電話代がかかってしまったようです。

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1998年8月17日
(RABE AL-AKHIR 24, 1419 AH)
今日の朝食:なし
今日の昼食:サンドウィッチ2個、7UP(4.5KD)
今日の夕食:??
今日の新聞:
予想最高気温:49度
走行距離:0Km(自転車0分) 計81.7Km

今日も昨日と同様に、ケーブルの陸揚地点まで出掛けた。ついでにクエートのドライブの様子をQuickTimeVRでどうぞ。
(再生の方法:カーソルを画面に左側に合わせ、矢印に変わったらクリックし続けてください)

クエートの広々した道路(QTVR/128KB)

青い海の綺麗な海岸沿いの道路(QTVR/118KB)

海岸のパノラマ(QTVR/566KB)

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1998年8月16日
(RABE AL-AKHIR 23, 1419 AH)
今日の朝食:なし
今日の昼食:サンドウィッチ2個、メロンジュース(おごり)
今日の夕食:多国籍料理:シンガポールヌードル、ホット アンド サワー スープ、コーラ水(2.5KD)
今日の新聞:Bombing 'suspect'held in Pkistan, hunt on for two more..
予想最高気温:49度
走行距離:0Km(自転車0分) 計81.7Km

海岸にある、海底ケーブルの陸揚地点を見にジャマールさんの車で出掛けた。車は片側3車線の幹線道路をひた走る。勿論フリーウエーだが、道路は非常によく整備されており、わだちや段差等は全くといっていいほどない。路肩や中央分離帯にはナツメヤシの木が植えてあり、たわわな実がなっている。この実は政府が収穫し、大事?な収入となっているようだ。クエートは意外に大きな街で、何処まで走っても家並みが立派な家並みが続いている。
20分程走り、目的地へ到着。(残念ながら場所は不明)海底ケーブルの陸揚地点はビーチクラブの中にあり、ゲートでお金を払わないといけない。勿論今日は仕事なので、免費。今日は普段にも増して暑く多少湿気もあるよだ。(といっても20%程度)。写真を撮っているだけなのに、5分もすると汗びっしょり。
サッサと用事を済ませたあとは、ジャマールさんがクエートを案内してくれるという。車はクエートの東海岸を中心部に向けて走っていく。右手には意外と綺麗なアラビア湾が広がっている。シメラビーチ、S.A.S、リージェンシーといったリゾートホテルが海岸沿いに並んでいる。
車はクエート一のショッピングエリア、サルミヤ地区に到着。なぜここに来たかというと、ジャマール氏の家族が経営している店があるからだ。品ぞろえは一階が一流ブランドの化粧品、地下が子供服、2階が婦人服となっている。流石はクエート人相手の商売だけあって、子供服なども58KD($174)といった正札がぶら下がっている。ただ惜しむらくは、建物がちょっとくたびれてきているので、内装に手を加えた方がいいだろう。僕等がいる間にお客はアバヤを着た女性が二人だけ。平日の日中なんでこんなものかもしれない。対して従業員は9人もいるようだ。
車は再び海岸沿いのアラビアン ガルフ ストリート をクエートタワーに向かって走っていく。それにしても暑い。ジャマールさんのボルボはエアコン全開だが、車内の温度は上がっていくようだ。海岸沿いにはマリーナやレストラン、ビーチが並んでおりジェットスキーのレンタルもしている。道路の左手には高級マンション。やはり日本といっしょで、ウォーターフロントのマンションは値段が張るようだ。
ジャマールさんはクエートタワーが綺麗に撮れる場所で車を止めてくれるが、僕のデジカメは広角に振ってあるので、豆粒のような大きさにしか写らない。ようやくまともな大きさになったときはすでに、タワーの手前。
車は更に海岸沿いを走り、ホテルへとたどり着いた。

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1998年8月11日
(RABE AL-AKHIR 18, 1419 AH)
今日の朝食:なし
今日の昼食:サンドウィッチ2個、コーラ(0.4KD)
今日の夕食:韓国レストラン:焼肉定食、水(5.25KD)
今日の新聞:.
予想最高気温:不明
走行距離:0Km(自転車0分) 計81.7Km

夕食を取りに行った韓国レストランのフィリピンから出稼ぎに来ているウエートレスは、6月に帰国すると行って飛行機の手配等をしていたが、未だに帰国せず店で働いている。最近は新しいウエートレスも二人入り漸く帰国するのかと思ったら、オーナーが帰国を許可してくれないらしい。
で、焼肉定食を食べていると、ウエートレスのフィリピンのおね〜ちゃんが、厨房で「ビール・・、サンミゲル・・」と言っている。そして冷蔵庫を閉める音。僕の後ろのテーブルでプシッと音がした。食事をしいている間ずっと気になっていたが、勘定しにレジに向かう時チッラとテーブルの上を見ると、コップに入っているのは間違いなくビール(のような物)。。。。
サンミゲルかどうかはしらないが、先日聞いたときはノンアルコールビールも置いていないって言ってたのに。ここだけでなく、他の店でもノンアルコールビールも禁止されていると言っていたはずなのに。一体どういうこと?常連さんには特別サービスがあるのだろうか?
どなたか秘密をご存じの方、こっそり教えてください。(^_^;

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1998年8月9日
(RABE AL-AKHIR 16, 1419 AH)
今日の朝食:なし
今日の昼食:サンドウィッチ2個、コーラ(0.45KD)
今日の夕食:中華レストラン:マーボナス、フライドライス1/2、オレンジジュース、お茶(3.25KD)
今日の新聞:World condimns East Africa 'Terrorist' bombings 4,300 hurt as toll mounts to 140.
予想最高気温:52度
走行距離:0Km(自転車0分) 計81.7Km

朝、仕事に向かうためにホテルを出た瞬間、メガネが真っ白に曇った。と同時にむわ〜っとした空気に包まれ、肌を露出している部分は一瞬にしてベタついた感じになった。いつもは太陽の焼けつくような日差しだけなので、不快指数は高くないが、今日は片道15分の徒歩通勤が嫌になってくる。こんなのは、クエートに来てから初めてだ。
職場についた時には、汗が吹き出していた。ビルの中のエアコンがいつになく心地いい。仲間のクエート人が挨拶もそこそこに、「今日は暑いね。これが本当のクエートの8月だ」と話しかけてくる。家の改築をしているアブワハプサン等は、大工などの職人に今日は作業を中止するように言い渡したそうだ。
職場の窓から見える工事現場も、今日は早々に作業を打ち切っている。なるほどこういう日に屋外の仕事をするのは自殺行為だろう。だが、なんで我々の職場まで早く仕事を打ち切らないといけないの?暑いというどころか、エアコンの効き過ぎで寒い程だというのに。まぁ、いいけどね。
帰りはいつもジマールさんの車で送ってもらっているので問題なし。部屋に帰ってインターネットでクエートの気象を確認すると、12時現在気温48度、湿度N/A。。。。うぅん、今日の様な日にN/Aはないだろう。楽しみにしていたのに。それとも計れない程湿度が高かったのだろうか? 因みに18時で気温42度、湿度59%であった。

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1998年8月8日
(RABE AL-AKHIR 15, 1419 AH)
今日の朝食:ホテル:ビュッフェ
今日の昼食:タイレストラン:タイ風ラーメン。コーラ(1.75KD)
今日の夕食:多国籍レストラン:ベジタブルトリプルライス、スイートコーンスープ ,水(2.45KD)
今日の新聞:.
予想最高気温:55度
走行距離:0Km(自転車0分) 計81.7Km

会社から救援物資が届いたので、ムンデルさんの車で郵便局まで取りに行った。
途中、街路樹の実にネットがかけてあるのが目に入り、ムンデルさんに聞いてみたところ「○△□(発音は忘れました)」という物で、とっても美味しいらしい。
郵便局では前回の焼酎パックがばれた事の記憶が蘇り、今回は入っていないはずだけど、会社が気を利かせて入れていたらどうしようなどとバカな事を考えていたが、今回はすんなりと手に入れることが出来た。ホッ
帰り道ムンデルさんが「○△□食べてみたいか?」と聞くので当然「はい」と返事をする。「何処かで買えるの」と聞くと「家にあるから」との返事。明日の朝持ってきてくれるのかなぁ、なんて考えていると車は一軒の家の前で止まった。
彼のお爺さんの家らしい。庭には数本の木があり、例の実がなっている。よーく見ると何のことはない。ナツメヤシだった。お爺さんが出てきて軽く挨拶をしたあと、木に梯子をかけて実を取っている。何個かもらい食べてみるとこれが甘くてうま〜〜い。
帰りの車からよく注意してみると、クエートの街路樹は殆どがナツメヤシじゃないか。どうして今まで気が付かなかったのか不思議な位だ。

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1998年8月6日
(RABE AL-AKHIR 13, 1419 AH)
今日の朝食:無し
今日の昼食:バガーキング:ダブルワッパーミール チーズ入り(1.3KD)
今日の夕食:中華レストラン:卵とトマト、オレンジジュース、水、ご飯(2.65KD)
今日の新聞:.
予想最高気温:53度
走行距離:0Km(自転車0分) 計81.7Km

な〜〜んにも書くことなし。

ホテルのノーテンキ娘、ノハさんの写真でもどうぞ。

こっちは、おめかしアラブ人その2(QuickTimeMove 204KB)

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1998年8月4日
(RABE AL-AKHIR 11, 1419 AH)
今日の朝食:ホテル:無し
今日の昼食:サンドウィッチ2個、ペプシ(客の奢り)
今日の夕食:韓国レストラン:冷麺、水(4.75KD)
今日の新聞:Over 153 companies bid to set up shop in FTZ(Free Tax Zone).
予想最高気温:53度
走行距離:0Km(自転車0分) 計81.7Km

新聞を読んでいたフェイソル氏が突然叫び声を上げて、紅一点のダラルさんを呼んだ後、二人して記事を呼んでいる。するとダラルさんも歓声を上げ、いつも間にか皆でワイワイ騒ぎだした。どうやらクジの当選者の発表があり、ダラルさんの名前が載っていたらしい。獲得賞金は500KD(約1500ドル)。
彼女が当てたのはクジというより、銀行の利息の様な物。銀行で一枚50KDの証券を買うと、毎月抽選があり当たるとお金が貰えるシステム。その証券はいつでも現金化できるし、持ちつづけていれば毎月抽選の資格があるという物。それを彼女は300KD分持っている。
彼女に「ご飯を奢って」というと「だめだめ、これは妹の物で私は名前(口座)を貸しただけなの」だって。。。

イスラームの戒律により、賭け事が禁止されているせいか、湾岸諸国ではクジが大変さかん。
あちこちの空港で高級車(メルセデスやポルシェ)が当たるクジを行っているし、街角でもクジを販売している(ただしクエートの様に国によってはこれは禁止)。
一定以上の金額の賞品を買うと、クジに参加できるというのもポピュラー。今日の新聞にもポルシェ911を当てた人が写真付きで記事になっていた。
僕もカタールで挑戦してみたが、結果は当然×。。。。

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1998年8月2日
(RABE AL-AKHIR 9, 1419 AH)
今日の朝食:ホテル:ビュッフェ
今日の昼食:ピザハット:ラザニア、サラダバー、ペプシ(2.55KD)
今日の夕食:何でもレストラン:卵フライドライス、ミックスサラダ、オレンジジュース(3.5KD)
今日の新聞:"Black" day evokes pain, anaruish in all Kuwaitis.
予想最高気温:53度
走行距離:0Km(自転車0分) 計81.7Km

8月2日。クエートにとっては永遠に忘れられない日である。
1990年8月2日未明、イラクがクエートに侵攻を開始した日である。職場での話によると、午前3時に侵攻を開始したイラク軍は2時間後の午前5時にはクエートシティーに到達したらしい。非常に早い速度である。クエート軍は抵抗出来なかったのだろうか?その頃クエートは8年間続いたイライラ戦争に疲れ切ったイラクに多額の援助をしていたので、まさかイラクが攻めてくるとは予想していなかったらしい。
多国籍軍の介入により、翌年2月に終結した湾岸戦争だが、600人のクエート人がイラクの犠牲になった。また、戦争終結から現在までに地雷によって4000人が被害をうけ、1600人が亡くなっいる。この数は侵攻により死亡した人より多い。しかも未だに地雷の撤去作業は続いている。
近代的なビルが立ち並び、戦争の事など忘れたようなクエートだが、まだまだ後遺症は残っているようだ。

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