セリ茶話 順位戦 原文は臨時茶室


New!2002.2.5順位戦C1ハネムーン昇級なるか 投稿 T. Serisawa Time


2002.2.5順位戦C1負け方に表れる棋士の個性

投稿 T. Serisawa Time : (2002年2月9日<土>04時30分)


昨日A級 共生収容所で大波乱の殺しあい

森下敗退!名人挑戦は森内か康光。森下は地獄の番人。昨晩がクライマックスじゃったね。衛星でやりゃえーのに。 順位戦C1降級点の恐怖編、今日ゆっくり楽しませて頂き別枠UPさせていただいたんじゃけど、あんまり面白いんでついついコメントご勘弁。

Name : マシュダ Time : (2002年2月8日<金>13時35分)


2002.2.5 順位戦C1 降級点の恐怖編 

Name : T. Serisawa Time : (2002年2月8日<金>02時39分)


今日のA級は

さっき結果知りました。 戦形は、まだ一応ウワサということで。

佐藤ー谷川 横歩取りから山崎流。いちばん早く終局。佐藤勝ち。

青野ー三浦 三浦の四間飛車穴熊。三浦勝ち。

加藤ー羽生 相矢倉から加藤、スズメ刺し。羽生勝ち。

森内ー森下 相がかり中原流?森内勝ち。

先崎ー藤井 藤井四間に先崎5筋位取り。170手で藤井勝ち。

これから、(まだ結果をすべて知らない)C1をアップします。

Name : T. Serisawa Time : (2002年2月8日<金>02時25分)


「将進酒」内藤國雄小話

お礼言いたいのはこちらの方。「将進酒」内藤國雄小話は、何度も読ませていただいておるんよ。過去に遡って過去を新たに活用するプロセス描写が実に巧みでまた読みたくなる!定跡と展開、主題と変奏、意外な驚き、そして主題の反復。読む度にいろいろなこと気付く。あのトリックが面白いのは内藤國雄がそれを一番楽しんでいるから。毎回講座も見てるけどあのふたり実に楽しソー。見てるだけでこっちも楽しくなるんじゃよね。

Name : マシュダ Time : (2002年2月7日<木>08時42分)


なるほど。

限定された情報のみからの推察、かつ明解な説明、さすがとしか言いようがありません。 どうもありがとうございました。

Name : T. Serisawa Time : (2002年2月6日<水>21時29分)


悪手の逆行相転化

 そっか。康光三度も拳骨で頭叩いておったか。名人になる者の精神の煌めき。目頭熱くなる話じゃね。

 以下はその感想戦に対するワシの推察。

なぜ33銀と引くのが良かったかという問題。これで桂馬跳ばれて22銀から23歩で桂馬殺すような絵にならない手順は、勝負所で康光が考えるはずない。優勢意識してそんな甘い進行ない。最短距離を狙ったと言うこと。もしそんな手を指したら記憶から消えるような棋譜しか残らん。わしはむしろあの銀捨てに感動しとる。人間が指す将棋の醍醐味がそこにある。

 問題は龍で香車を取った時の空白。その瞬間龍が静止し玉の裸が一層引き立つ。時間配分で闇の浸透度が読みとれる。そこで桂馬跳ねて逆転が顕在化。この「大ポカ」を誘因したのが遡れば44銀の放置という感想戦だったと読む。

 香車を取るのが美学に反するのであれば、最初から33銀と引いてればよかったというのはしかし短絡思考。これは悪手の逆行相転化と考えるべき。 この記者はそこをわざと曖昧に記述しとるね。自分で結論が出せなかったのであえて香車を取る変化を書かず、換りに飛車成後、銀底歩を取るアホな順だけ書いとるよ。命を張った康光美学への配慮と受けとめた。 44銀放置が無批判にしかも露骨に悪手とあるのはかなり不愉快じゃけど。だからワシ新聞の観戦記はドキュメントと時間配分しか興味ない。

Name : マシュダ Time : (2002年2月6日<水>20時21分)


いよいよ順位戦が

昨日のC1からはじまりまして、なるべく棋譜入手まで速報を見ないようにするつもりです。時間があれば、好局などの感想は書く予定。 先月の順位戦の中では、やはり久保−中原戦、藤井−佐藤戦は、忘れられない将棋でした。

特に、今の康光は、この状態が続けば、いくつタイトルをとってもおかしくない。

「漆黒の海」はこのサイトに書かれた文章の中で、私が最も好きなもののひとつですが、新聞の観戦記をふまえた上で、少し補っておきたいと思います。

なぜ、康光が負けたか。藤井VS佐藤

藤井の▲45歩の銀取りに対する、強手△77歩(考慮3分)が悪く逆転。△33銀と引いておくと、先手は手が続かなかった。▲45歩の時点で、双方、残り時間は、藤井1時間半、佐藤1時間50分。

△77歩を放ち、佐藤、席を外すと、藤井「そうか..うっかりした..いかんね..」とつぶやく。藤井は、銀取りを放置した佐藤の強手に、動揺しながらも、1分で▲同桂。そこで、佐藤、1分で△87銀成で、なぜかはわからないが、また席を外す。藤井、「おかしいな..おかしい..」。藤井、10分で、佐藤の強攻が無理であったことに気づき、△44歩と銀を取る。結果、飛車と銀の2枚替え。ここまで優勢を意識して短慮で強攻にでた佐藤だが、その後の△44同玉には10分△88飛成には26分。藤井の▲79歩を見て、佐藤がっくりと頭を垂れた。=」73桂に35分

局後の佐藤の談話。「なんだかいいと思っちゃったんですけど、大ポカでしたね。」

その後は、藤井、着実に受けていれば安全勝ちできたが、△46歩に対し、▲48歩と受けずに▲56銀と指したため、やや局面に紛れが生じる。佐藤、△59飛の王手。▲49銀合。

記録係「(佐藤先生)残り4分です」に、康光、ゲンコツで自分の頭を3発殴る!凄まじい。4分のうち3分使って、△56歩。それを見て、藤井長考。28分で指した▲69金打が受けの決め手で、藤井勝ち。最後は、ともに1分将棋だった。

その後に行われた、棋聖戦、藤井−佐藤戦は、どんな将棋か知りませんが、藤井勝ち。朝日オープンは、藤井が堀口一史座に敗れたため、対局実現せず。なお、佐藤は、対谷川の順位戦は、関西での対局。棋聖戦は対鈴木大戦が、10日に行われます。

Name : T. Serisawa Time : (2002年2月6日<水>05時42分)


棋王戦楽しみじゃねー

谷川−森内戦>主題と変奏、イケイケどんどん。中原地獄囲いも若手に変奏希望。4手目で△88角成は一見志低すぎじゃけど、羽生も随分変な将棋で鍛えてきたからね。若いうちはなんでもアリ。ひょうたんから駒ってね。初手から考えてもええと思うね。 藤井もトップから総攻撃くらってよく3年間竜王死守できたと思うけど、それだけ優秀な戦法だと誰もが認めた証し。発想は大胆に。 C2の若手の投了早いの当然じゃね。若い時の1分は老後の一日。感想戦で時間を有効に使っていただかんと。記事は50手までの感想戦半分でも面白い。

Name : マシュダ Time : (2002年2月3日<日>06時36分)


忘れんうちにC2(1月22日)

数多くて、分けて見ましたんで、覚えてるところだけ。

角換わり腰掛け銀が4局もあるのはやや意外でした。全部、後手△65歩型。

田村−中尾。飯島−藤原。達−植山。橋本−松本。 うち、達、橋本は、谷川−森内戦と類似で、そのままの攻め筋。やっぱりすぐ、みんな使うんだねぇ。

渡辺−木下戦。木下4手目で△88角成?!いや、後手は特に何かするってわけじゃなくて、それから飛車ふって、美濃にするだけなんですが。さらに手損し、馬つくられ、それで後手が勝ってしまうのは、なんか愉快な将棋。渡辺クンなら、近代将棋でなにか書いてくれそうか。

阿久津−上野戦。角交換から先手向かい飛車で、▲53角、△57角と打ち合うハデな序盤。まぁ、それだけって言えばそれだけなんですが、馬が相殺されると、お互い銀冠に組み合って、そこから阿久津だけまた馬つくって、先手勝ち。まぁ、前から思ってたことですが、この将棋に限らず、C2の若手は投了早い印象、なきにしもあらず。クソ粘り、形づくりなどは、ほとんど見られず、敗勢になるとすっと終わりますね。まぁ、自分の将棋が人目にふれることが少ない若手の気持ちは、私には察しかねますけれども。

もちろん、藤井−佐藤の後手陣はびっくりしました。金が41,61,銀が44、64の対称型でしたな。佐藤、なんか、あるテーマをもってやってるんですかねぇ。離れ駒。うーん。

ふっと思い出したんだけど、1月号の将棋世界の野月の記事で、佐藤が将棋連盟サッカー部とウィーンフィルのサッカーの試合で、協力したとかいう話。あれ、いったいどのグランドだったのかなぁ。それ読んだときは、ヴァイオリンつながりか?くらいしか思わなかったけど、昔、竜王とったばかりの佐藤が、連盟野球部のために東京ドームを借りきったという話を思い出してしまった。

加藤一二三の順位戦、残り2局は、腰をすえて見させていただこうと思っています。

Name : T. Serisawa Time : (2002年2月1日<金>08時15分)


先週のB2 一括観戦 Name : T. Serisawa

Time : (2002年1月25日<金>03時02分)

セリちゃん、ええもん書いてくれてあんがとー!これソートー楽しー。これぞ順位戦という受けと血が吹き出る攻 めあい。凄まじい熱戦、有り難く一行一行拝読。あんまり面白かったんで是非是非毎週リクエスト!


谷川の伝家宝刀、森内を一斬

谷川−森内のA級順位戦。角換わり腰掛け銀になったことは、速報で知られていたが、当然のことながら、森内が自身の正念場ともいえる大一番で、なぜ角換わりを受けたかが不思議であった。たとえば、佐藤、郷田、丸山らは谷川の角換わりを受けてたつ棋士であったが、同じ受けてたつでも、棋士によって思想、将棋観は全く異なるからだ。 棋譜を見るかぎり、森内の作戦は、△6五歩をついての、明らかな千日手ねらい。森内玉は2二、3一の地点を往復運動。千日手になれば先手で早指しという、サッカーのPK戦勝ちを狙ったか? 谷川は、森内玉の往復運動を見すえながら、一度4七にあがった右金を4八に戻す。結果的に、この手で森内は攻め合い一手遅れ気味。谷川、飛車の上下運動で、▲2九飛車。森内玉が下りた瞬間に戦端をひらき、▲1七角の端角で、一発KO勝ち。

Name : T. Serisawa Time : (2002年1月22日<火>19時39分)


棋譜あんのに勝敗の結果先にわかったら興醒め

週間将棋の順位戦紹介もそう。見出しで勝敗わかるの興醒め。棋譜の最後に記してあればええと思う。棋譜がわからんものだけダイジェストで勝敗を記せばええんよ。

Name : マシュダ Time : (2002年1月18日<金>09時21分)


小林裕士、いいかも。

NHKの米長戦くらいしか、そんなに印象がなかったのですが、堂々とした感じの将棋ですね。矢倉を愛し、普及と弟子育成に情熱を傾ける男、所司の得意形を受けてたってる。 両者とも、勝敗悪いし、順位も悪くて、負ければ降級点かという勝負にもかかわらず、順位戦らしい将棋でないのが、逆に味わい深い。小林は、ラス前で降級点が確定する可能性高そうですが、最後の畠山戦、関西の先輩とか関係なく、期待できそうです。去年の最終局がクスリになってそう。 次節は木村が決定するだろうという読みですが、決まりかけてるかに見えるC1も、まだ見る楽しみがあるとわかっただけでもよかった。 B2の内藤−鈴木戦を、棋譜入手時まで、私は結果を見ないようにすることにしました。やっぱり、今日の王将戦みたいなのを見ると、結果知って棋譜ひらくのと、知らないでドキドキ見るのでは、ぜんぜん違いますので。両者とも好きな棋士ですし、この先、対局があるかどうかもわかりません。よって、しばらく、順位戦関連ページへのアクセスを、自ら控えます。来週の火曜あたりには、携帯サイトに棋譜はいるかな。ウィークリーのトピックスも見ないようにしなきゃぁ。 大介、本気で行け!

Name : T. Serisawa Time : (2002年1月18日<金>07時46分)


A級・谷川−森内 >角換わり腰掛け銀

森内は先日手にできんのかねー?

Name : マシュダ Time : (2002年1月18日<金>01時50分)


A級・谷川−森内

角換わり腰掛け銀になり、谷川勝ち。

Name : T. Serisawa Time : (2002年1月18日<金>01時02分)


C1では、所司−小林裕戦が、好局だと思いました。

相矢倉から、所司が得意の▲3五歩速攻。小林が入玉を果たすかにも見えましたが、組み止めて押し切っています。小林に終盤、失着があったのかもしれない。 真田−神崎戦。矢倉の出だしから、神崎の右四間急戦。後手が居玉で、△4二金とあがる将棋。この形は前からあるのかなぁ。最近、ネット将棋で私がたまに観戦している強豪も、この戦法をよく採用していて、なにか不思議な感じでありました。 今週の文春で、先崎が対三浦戦の感想を、めずらしく殊勝に語っております。 対堀口弘戦、居飛穴を地下鉄飛車から端攻めで粉砕した中田功が、やけにかっこよく見える夜でした。

Name : T. Serisawa Time : (2002年1月18日<金>00時39分)


>ケイタの叫び

「アーッ!」はいかんね。VALLSと叫ばにゃいかん。

Name : マシュダ Time : (2002年1月17日<木>02時26分) ------------------------------------------------------------------------


C1順位戦

木村、畠山鎮、屋敷が勝ち。真田、神崎に敗れる。木村全勝、畠山一敗、二敗グループは屋敷以下5人。次節、木村、畠山の直接対決がありますが、畠山が屋敷より一枚順位が上のため、屋敷の自力はありません。木村−畠山戦の勝者は無条件に昇級、畠山は、それに敗れても、次の小林裕に勝てば昇級。 真田、ここにきて脱落はツライ。

Name : T. Serisawa Time : (2002年1月16日<水>18時08分) ------------------------------------------------------------------------

ケイタ、指した瞬間「アーッ!」

羽生−佐藤の王将戦はじまりはじまり。これから棋王戦とあわせて、数ヶ月の戦いです。王将戦の前半では、佐藤先番では羽生の四間飛車、羽生の先番では横歩取りと思います。羽生が後手四間飛車をやらないと、横歩取り中心のシリーズにしかならないでしょうから、羽生ならあえて飛車振りそうですな。と、書いていて気がつきましたが、藤井−佐藤の順位戦が近く、羽生が飛車ふるのは、その後かもしれないか。 A級順位戦・谷川−森内戦。谷川先手で、関西ホームでの対局。森内正念場。でも、森内後手番の谷川戦で、昨年の9月、王将リーグは横歩取り(中座飛車・中原囲いではない)で快勝しています。森内の作戦やいかに? 朝の早指し戦はみておりませんが、井上のベストフェース5は思わずウンウンとうなずかされました。井上の2年間のA級時の順位戦最終局は、まさに刺客の顔でした。井上、今期順位戦の神谷戦でひどいポカやりまして、詰めろで飛車うったのが、ちょうど王手飛車の筋で、角を打たれて一発で投了。なにやら夕刊記事によると、ケイタ、指した瞬間「アーッ!」。神谷、「井上さんが叫んだから気がついた」などと、のたまわったそうです。

Name : T. Serisawa Time : (2002年1月15日<火>04時21分) ------------------------------------------------------------------------


幻惑的な棋譜群

>内藤はB2にいてもらって、去年の行方戦のような、盤面をすべて使った将棋の手本を見せていただきたいと願ってます。  

素晴らしいご発言!それこそ良識ある応援。中原も名人譲ってから自由奔放に指しておるけど、将棋が面白くなっておる部分を勝敗だけで貶めてはイカンと思うよね。内藤はまさにその先駆者。あの幻惑的な棋譜群は読み解こうとする者を美酒に誘う。

Name : マシュダ Time : (2002年1月11日<金>10時10分) ------------------------------------------------------------------------


91年羽生−内藤戦

久々に羽生の対局集のCDROM開けて見ましたよ。飛車の打ち場所が悪くて王手飛車を食らって逆転されたんですね。内藤は次のB2順位戦で大介とあたります。内藤はB2にいてもらって、去年の行方戦のような、盤面をすべて使った将棋の手本を見せていただきたいと願ってます。 A級順位戦の2局の棋譜見ました。羽生−森下戦は、先手羽生の角換わりを嫌って、森下△4四歩ついて角道とめる展開。中盤で飛車角総交換になった後、3手で羽生投了してます。まったく終盤のない将棋で、まぁ凡局かと思います。 先崎−三浦戦は、矢倉の出だしから、三浦▲2六歩、▲2五歩をはやめに伸ばして、脇システムを選択した様子。よくある▲3七銀戦法でないのは、先崎ありがたかったかも。角が64と46,右銀が37と73の位置で、玉も入城し端歩もつきあって先後同型。先手から角交換して26銀と棒銀にでるのは、脇も書いていたような気がする。三浦の端攻めで香交換になった後は、先崎うまく逆襲していますね。

Name : T. Serisawa Time : (2002年1月10日<木>15時25分) ------------------------------------------------------------------------


91年ハブ内藤戦

全日プロで内藤陽動振り飛車で必勝の終盤おとして負けた将棋、あれ不思議じゃよね。最終盤でなんであんなこと起こるの? >カンキラダムス。そっか大介じゃったか。ボケ。明日は水ごりせんと。 >三浦32金はガラじゃない。ある手と思ーけど。佐藤相手に自信ないんじゃろうねえ。羽生はこれ得意。

Name : マシュダ Time : (2002年1月9日<水>19時34分) ------------------------------------------------------------------------


三浦−先崎戦は脇システム

矢倉戦で、角がにらみあって同型というやつですね。 あの年のカンキは、青野、森内に勝って、大介に敗れました。大介戦は、カンキの攻めがきれて、早々とカンキが持将棋を提案して、大介が合意して、2番指したものです。大介に勝ってると羽生にあたることになってましたね。 現在、毎日に観戦記が掲載中の、佐藤−三浦(A級)戦は、佐藤の初手▲7六歩に、三浦の2手目△3二金。羽生・先崎が出した村山の本の、むかーしの佐藤−村山戦でも参考にしたんでしょうかね。村山本では、先崎が、佐藤が3二金指される必ず飛車を振るといっていますが、本局は佐藤居飛車のまま。やむなく三浦、△4三金から向かい飛車にふって、いいところなく負かされています。

Name : T. Serisawa Time : (2002年1月9日<水>18時14分) ------------------------------------------------------------------------


森下の水ごりは

将棋世界の「とっておきマイタイム」で、ぜひとりあげてもらいたい。 ルーブル美術館などどうでもいい、と公言する男ですからな。

Name : T. Serisawa Time : (2002年1月9日<水>05時43分) ------------------------------------------------------------------------


先崎勝ちですか。

三浦勝つとみていましたが、はずれました。 さすが、情報早いですな。 携帯の名人戦・王将戦サイトのニュースからですが、羽生−森下戦の終局は11時15分。78手。戦形は相居飛車から森下趣向こらす、としかないんでよくわからないですが、ちょっと待ってれば棋譜入るでしょう。 谷川−森内戦で、谷川が勝てば、森下自力になるということか。森下も水ごりやめるわけにはいきません。 内藤の解説で私が忘れがたいのは、数年前のNHKの森内−神吉戦。解説・内藤、聞き手・藤森の、これ以上望めない組み合わせでしたな。森内は忘れたい将棋でしょうがね。神吉、対局前から、ほうぼうで四間穴熊宣言に、森内は露骨に振り穴つぶしの急戦向かい飛車。 神吉「それはないだろう、モリウチクン。」 音量最大にして、ビデオを後で再生すると、神吉が対局室でしゃべっているのが、マイクに入っていて聞こえるんですね。森内、当然のごとく大優勢になりながら、アマチュア3級みたいな終盤で自滅。内藤、将棋については何も言わずに、「神吉くんも強くなったなぁ。」先崎あたりが解説じゃなくて、森内も救われました。 それにしても、森内は、対加藤のときだけ四間飛車やるとか、試験にヤマはる高校生みたいなところがあるようにみえますが、これも、ずっとこうやって戦っていくよりしょうがないんでしょうなぁ。小学生のときから羽生と戦っている男としては。 まぁ、たまには、内藤の話術だとか、北島の文章だとかを肴にして、将棋談義やりましょうや。

Name : T. Serisawa Time : (2002年1月9日<水>05時22分) ------------------------------------------------------------------------


セリちゃんスマンね。こんな上下むさくるしいトコで

閻魔大王の講座、毎週みとるけど、木村の将棋大観を生声で聞くような格調と気品、合理的な話し方に感服。久しぶりにNHK講座見る気になったがな。前々回の紅白の話はよけいじゃったけど。

Name : マシュダ Time : (2002年1月8日<火>07時45分)


順位戦 森下勝ち

毎日の朝刊には、森下−加藤の順位戦が掲載されているのですが、観戦記者と森下の話によると、森下は去年の夏から水ごりをやっているとか。早く棋譜が見たいですな。 私は内藤九段のファンなので、内藤が棋界一の頭脳の持ち主などと書かれているのを見ると、実に嬉しくなります。内藤の話術はアマ六段以上でしょう!順位戦の対行方戦も、対田中魁戦も、終盤見事だったです。 明日は先崎−三浦戦ですな。では、今宵はこれにて。

Name : T. Serisawa Time : (2002年1月8日<火>02時35分)