実況&分析マシュダ一家
2007.10.16-17竜王戦第1局 康光渡辺 相矢倉37桂
2007.10.05 B1順位戦 大介渡辺 向い飛車

2007.10.14JT杯準決勝第二局 森内羽生 向い飛車25桂

2007.10.14NHK杯 羽生中川 相掛り

2007.10.02女流王位戦第1局 清水石橋 33角矢倉

2007.10.03王座戦第3局 久保羽生 対四間急戦

2007.09.30NHK杯 谷川松尾 角換り腰掛け銀 王位戦後遺症

2007.09.27A級順位戦 康光三浦 横歩取り85飛


 No: 2610 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/17 Wed 21:55:40

開始:2007/10/16 9:00
終了:2007/10/17 18:44
棋戦:第20期竜王戦第1局
場所:堺市 茶室『伸庵』  
先手:佐藤康光二冠
後手:渡辺 明竜王
▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀 ▲5六歩 △5四歩 ▲4八銀 △4二銀 ▲7八金 △3二金 ▲6九玉 △4一玉 ▲5八金 △5二金
▲7七銀 △3三銀 ▲7九角 △3一角 ▲3六歩 △4四歩 ▲6七金右 △7四歩 ▲6八角 △4三金右 ▲7九玉 △6四角 ▲3七桂 △3一玉 ▲8八玉 △2二玉
▲3八飛 △8五歩 ▲2六歩 △5三銀 ▲1六歩 △1四歩 ▲5七銀 △7三角 ▲9八香 △2四銀 ▲4六歩 △3三桂 ▲4八銀 △9四歩 ▲4七銀 △9五歩
▲2五歩 △同 桂 ▲同 桂 △同 銀 ▲2八飛 △2四歩 ▲3七桂 △9四桂 ▲2五桂 △同 歩 ▲3五歩 △同 歩 ▲2五飛 △2三歩 ▲3五飛 △3四歩
▲3九飛 △4二銀 ▲2九飛 △3三銀 ▲3六銀 △2四銀 ▲1八香 △9三桂 ▲9六歩 △8六歩 ▲同 歩 △9六歩 ▲9五歩 △同 角 ▲9六香 △8六角
▲8七歩 △7七角成 ▲同 角 △8六歩 ▲同 歩 △8七歩 ▲同 金 △8五歩 ▲9四香 △9五桂 ▲9六銀 △8七桂成 ▲同 銀 △8六歩 ▲同 角 △9六銀
▲7七金 △8七銀成 ▲同 金 △8五銀 ▲8三歩 △同 飛 ▲8四歩 △同 飛 ▲9五銀 △8六銀 ▲同 金 △8七歩 ▲7八玉 △8六飛 ▲同 銀 △5八角
▲7九桂 △8八金 ▲投了
114手で後手の勝ち


88手め85歩まで No: 2609 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/17 Wed 17:50:03

ここで脇の控え室推奨の94香は先手が逆に偶2。85同歩でも偶2。
最強は奇3。


86手め87歩 大爆笑 No: 2608 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/17 Wed 17:41:10

これでは87手め87同で例のシリーズ入り。そう言えば裏番組で石橋が同じ後手の形から24銀指していた。


85手め86同歩まで No: 2607 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/17 Wed 17:37:20

阿部がロクでもないこと喋っているが深浦いるなら聞いてこい。
77角成にどの駒で取るか難しいらしいが前々項通り同角に決まっている。85桂には95角なので渡辺明は84=86歩。18正第八以降は渡辺明も偶2に撤している。ここで奇3が正第八の最強手だが康光は逆1。


80手め86角まで予定通り No: 2606 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/17 Wed 17:11:23

控え室もここまで想定して後手モチと村山は言ったが次の一手が「▲同銀、▲7九玉、▲9四香」では話にならない。新人王も株が落ちた。
こんなとこは前項通りひとめで87歩と決まっている。候補にさえ出せない棋士はもういらない。
さて深浦がようやく前項UP後に顔出してくれた。
「71手目▲1八香は、△9三桂と跳ねさせて▲9六歩と突く狙い」との判断は当家と全く同じ。先手モチの深浦で初めてまともな形勢判断が解説に登場。
さてここまで見て康光ようやく当家の87歩。控え室は深浦だけ残してあといらない。
正第八でGO


昼食後渡辺明は33銀 No: 2605 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/17 Wed 16:47:28

対して康光は前項通り36銀。
24銀は25銀35銀から角交換狙いのようでも24歩で同じなので1手パス。第七で△奇を狙っているので康光も1手パスの18香。98香はすでに奇偶反転で固定されてしまったが二枚の香が対で手渡しとは贅沢な展開。93桂もケチな手だが96歩は86桂打たないときの最後通牒。ケチな旦那にパッーと行こうよと言っている粋な女。以下80手め86角まで行くなら87歩77角成同角。ケチな桂跳ねのツケは89手め73角。92飛には95歩以下98香成捨ての勝負手に堂々と取って96桂を打たせる。控え室の村山だとこれでビビルが97桂跳ねで先手勝ちに。以下先手玉は入玉できる。


67手め29飛 初手から確認 No: 2604 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/17 Wed 12:24:21

これで48金もない。阿部は後手が喜んで33銀らしい。33銀には36銀以下互いの右銀交換となり先手優勢が決まる。しかも下段飛車効果で19角成がないので73角が困った子猫ちゃん。右銀活用で主役がオネンネではまさにアベ。お笑いコンビとしては最強かもしれない。
ここで冷静に初手から確認。正第六でGo


66手め42銀 大爆笑 No: 2603 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/17 Wed 12:14:35

番犬阿部の無駄吠えにビビって現竜王がコレでは店仕舞い。銀桂交換に歩切れ。しかも手番渡して心境は新居。早く家帰りたい。


阿部の中盤がダメな理由 No: 2602 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/17 Wed 12:09:10

この期に及んでまだ42銀と47銀活用に拘っている。いずれも飛車捨て変化では悪手だったが今度は敗着。歩切れの後手に悠長な継ぎ歩変化を作らせるのも阿部15歩のおかげ。阿部には歩の価値が生涯判らない。
阿部は座右の銘を一プ千金にすれば少しは成長する。もうネタ専門。


60手め35同歩+39飛 大爆笑 No: 2601 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/17 Wed 11:46:14

大食い大会の様相。新居の雨漏りを洗面器で凌ぐ風情。
28飛は正第六ではない。奇3で後手勝てた。これでは横肥り。しかも34歩で逆に後手歩切れ。渡辺明は突然電池切れ。狙いが86桂打のSCしか残らない。金貰って継続手が48金ではアンマリではないか。
康光も48金打てと39飛としている。御中元に御歳暮。


59手め35歩 大局観と順位戦の話 No: 2600 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/17 Wed 11:35:32

康光が友情後に勝ちを意識した手。取れば25飛で王手歩取り。太りが流行は国民の奢り。友情と言う意味は奇3を取れば再逆転のため。康光は波長が合ってきた相手には塩送る。
渡辺明や康光が最近順位戦で負けている理由が本局で如実に出ている。
56手め33桂で後手勝ちとは第六変化まで進まないと判らない。
時間がない場合は大局観に頼る。後手は歩得に撤することが第一義。森内や深浦でなくとも江戸時代なら33桂しかない。渡辺明は26銀で負けと思ったのは飛車捨て35銀進出が阿部並の大局観だったため。控え室では26銀変化さえでずに27飛や38飛などと寝言言っているご時勢。周囲は大局観以前の問題だが少なくとも康光は第五変化まで読んで26銀で勝ちと思い渡辺明は負けと思った。第七まで進んだら45歩偶2で先手負けなので感想戦では出てこない。その代りに第六まで後に読んだであろう残照となる35歩がここで出た。
タイトル戦は勝っても負けても盛上げないといけない。それが第一義。それが25歩と94桂の悪手で握手の背景。それが言い訳にならないのが順位戦。


33桂変化だった場合 No: 2599 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/17 Wed 11:12:55

94桂で固まっている模様。25飛が歩切れ解消の王手で先手勝ちでは簡単すぎるのでおそらく渡辺明の友情に感じいっている。
阿部が▲2九飛△4二銀▲5五歩と言ったらしいが冗談であろう。その3手は有り得ない。特に最後の55歩はない。26銀変化でも55歩を指すと先手負け。1歩が死命を制する。
飛車捨て変化では37歩38歩成36銀以下35銀進出が防げない。36飛でも45歩。つまり13玉がない。14歩の1手が無駄。31から逃げると43金で負け。33桂26銀以下69手めの36銀で後手負けと渡辺明は思った様子。35銀に42銀引きでも24銀。金無し将棋に受けはナシの典型。
どこがおかしかったかと言うと35同歩。つまり飛車捨て変化は先手が勝ってしまう。こういうカッコいい勝ち方を許すわけにはいかなかった。ところが62手めの最善が不明。答えは簡単。偶2を取る。ひとつしかない。ご存じ45歩。38飛ならそこで35歩の平偶2。今度35銀でも金取りではないので37歩で後手勝ちだった。


波長が合う場合 No: 2598 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/17 Wed 10:44:45

どうやら渡辺明は康光の悪手にどう付き合うか体感している。竜王戦棋聖戦で悪手の逆行相を知り無理攻めが通る仕掛けを察した。
阿部にはこれがいまだに判らないからまた控え室でバカなこと言っている。23歩になんで29飛と下がるのか?
阿部はもうA級に来なくていい。中川ともどもB級の番犬でお役目終了。
94桂は康光と波長が合う。負けてもこう指すモンダと言う雰囲気が出ている。先程の飛車捨て変化は23歩でも13玉でギリギリ凌げるかもしれないが後手から攻めがないばかりか33桂+25桂が見た目よろしくない。そのような将棋はひとめ感触悪い。
そこで見せようという手が56手め94桂。二度も33桂打つより相手玉と付き合っている。悪手だが感触がいいと言う見本。


56手め94桂 大爆笑 No: 2597 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/17 Wed 10:21:26

昨日の変化で控え室が今日も何度も繰り返している96桂変化などないと断言する手。渡辺明は86桂しか考えないが68角の威力ですぐに利かない。そこでサザンクロス準備。
なぜ33桂を躊躇したかと言うと25桂同桂に26銀。ここでまた33桂と打つのがイヤになった。35歩と突かれて同歩に今度38飛でも34金35銀の瞬間37歩で先手負けだが飛車捨ての34銀突撃が怖かったのかもしれない。


55手め37桂まで No: 2596 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/17 Wed 10:03:09

53手め28飛ならば37桂の継続手まで仕方ない。先手は歩損したため。利点は玉頭攻めなので53銀相手にするより流れが明解。
33桂同桂同桂に控え室1の27飛はない。飛車が縦に逃げては勝てない。
阿部は気がついて控え室2の38飛に修正したが45歩突かれて先手負け。
53手め28飛がすでに最善ではないのでガリガリ行く。


封じ手25同桂 No: 2595 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/17 Wed 09:48:28

当家断言の25同桂。阿部予想の13銀では負け。
将棋に負けるというより全てに負ける手が13銀。だから阿部がタイムマシンで過去に戻って康光新手で指し継いでも覇者にはなれない。
53手め28飛だが敗着になる65桂よりマシな中庸手。


二日目
半穴の背景 銀の泡踊り No: 2594 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/16 Tue 23:40:13

穴熊にすると見せかけて相手に桂で攻めさせるフェイントは対藤井シスで康光たちが構築した手法として有名。特に右銀の泡踊りとからめた左右の撹拌戦術は当家も絶賛したことがある。
今回は同じ撹拌戦でも対四間ではなく相矢倉なので後手は右桂ではなく左桂。いずれも玉側の桂だが藤井シスでは居玉の場合があるので右銀ステップが調整に使われる。
今回は48銀-57銀-48銀で跳躍奇偶反転。98香第三奇数を最終値とするか可変値とするかの戦い。
一方渡辺明は手損に敏感な古典的気風。無駄なことが嫌い。48銀下げで2手損など有り得ないと思っている。手堅いのも好き。でも都内の路線価が軒並み値上がった今では買った新居で相当損している。竜王取った時に借金して買った方が着物3着分安かった。藤井の悪影響が将棋にも出てしまった。


初日消費時間=先手3時間43分、後手3時間50分 No: 2593 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/16 Tue 23:08:33

50手めが渡辺明の封じ手。
73角としたため41手め98香で第三奇偶反転。44手め33桂は疑問。ここで94歩とすべきだった。つまり先手に99玉を指させてから33桂。
一手早い33桂のため康光は大長考で48銀。次に94歩が手順前後。47銀が3+2の第五奇偶反転となり45歩の仕掛けがない。94歩に99玉ではなく96歩ならば45歩が成立。本譜は半穴で戦いが始まったために53銀がソッポ。
49手め25歩は渡辺明が大嫌いな13銀を指せと言う強要手。7thAは正第五奇遇反転では成立しないので悪手。だからこれは取る。
なぜ康光が悪手を指したかと言うと理由はふたつ。
1=渡辺明が13銀と下がることを期待している。
2=戦いの中で99玉を指し98香第三奇偶反転を消去。
つまりこの悪手は最初から逆転相を持っている。

封じ手25同桂以下は控え室期待の65桂を指すと99玉の暇がない。
そういう褌固めはよろしくない。遊んでいる53銀に働きかけてはいけない。
先手陣の急所は79玉88歩同金同桂成同玉のような手順の時に49角。
では後手はどうやってこの角を入手するか?
角と銀桂を交換し71角を打たせて42飛53角成43金42馬同金下げと先手に馬と飛車を交換してもらう。49角78玉には69銀の痛打。67馬以下はぴったり詰むので先手からの詰めろが間に合わない。敗着は65桂。よって康光は53手めに大長考し35歩か99玉かで死ぬほど迷う。後者は負け。感想は「取るとは思わなかった。悪手でした」


38手め14歩 No: 2592 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/16 Tue 11:59:54

阿部は38手め55歩推奨。4-4Aは38飛が第二奇偶反転のために正当化し得る。ところが阿部の場合は14歩を突きたくないので55歩に活路を求める消去法。この思考法では16歩が第三奇偶反転として戦いを始めることになり4-4A自体が悪手。
同じ指し手でも見方によって好手が悪手。
では38飛第二奇偶反転どまりの55歩4-4Aに対して16歩をどう考えるのか?
ひとつは68角の逆行奇偶反転解釈。88玉が成立したのですでに第一奇偶反転の役目を終了したと考え34手め85歩により86地点を補強する有効手に換ったとする解釈。つまり16歩を第二奇偶反転に繰り上げて55歩4-4Aを正当化。
渡辺明にはそれが不明だったので14歩とした。85歩を指したのは渡辺明自身だが印象としては好手は指せなくても悪手は指さないと言う姿勢。不調時の自己保身と読めるがタイトルホルダーとしては役不足。


竜王戦第1局 相矢倉3-3A No: 2591 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/16 Tue 10:46:55

吉田三段がと金三枚で康光を先手に。康光にしてみれば後手の方がよかった。
28手め64角を見て長考。相矢倉3-3Aを可能とする現在の理論的帰結は68角が第一奇偶反転のため。
37桂に暫く考えていたが竜王戦なら流れは決まっている。
堺市での対局。坂田-藤内-立会い内藤-神吉-吉田同様37桂にも系譜がある。37桂への未解決問題提起は竜王戦分析から始まっている。


2007.10.05 B1順位戦 大介渡辺 向い飛車 No: 2590 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/15 Mon 03:41:18

明日から竜王戦だが渡辺明は新築家に引越し第二の藤井になってしまった。今日醜態さらした中川にも負けたばかりか大介にはノシイカ。現在4連敗のゼツ不調の原因も新居のせいなので竜王失冠も予定。

日時:2007.10.05
棋戦:第66期順位戦B級1組 6回戦
先手:鈴木大介八段
後手:渡辺明竜王
▲5六歩 △8四歩 ▲7六歩 △8五歩 ▲7七角 △5四歩 ▲8八飛 △3四歩 ▲4八玉 △4二玉 ▲6八銀 △3二玉 ▲3八玉 △6二銀 ▲2八玉 △5二金右
▲3八銀 △5三銀 ▲1六歩 △1四歩 ▲4六歩 △4四歩 ▲5七銀 △3三角 ▲6六銀 △6四銀 ▲5八金左 △2二玉 ▲7八飛 △4三金 ▲7五歩 △3二金
▲5九角 △1二香 ▲7四歩 △同 歩 ▲同 飛 △7三歩 ▲7六飛 △1一玉 ▲4七金 △2二銀 ▲3六歩 △9四歩 ▲7七桂 △2四角 ▲2六歩 △4五歩
▲2五歩 △4六角 ▲同 金 △同 歩 ▲2六角 △4二飛 ▲7一角成 △4四金 ▲4八歩 △4五金 ▲8一馬 △3六金 ▲3九桂 △1五歩 ▲6三馬 △1六歩
▲1八歩 △2六金 ▲7一角 △6二歩 ▲6四馬 △1七金打 ▲同 桂 △同歩成 ▲同 歩 △3六桂 ▲2九玉 △1七香成 ▲同 香 △同 金 ▲3七銀 △2六香
▲3八玉 △2八香成 ▲同 銀 △同桂成 ▲3七玉 △3九成桂 ▲同 金 △2八銀 ▲同 金 △同 金 ▲4二馬 △同 金 ▲2八玉 △3六桂 ▲3七玉 △1九角
▲3六玉 △2八角成 ▲2七桂 △3五歩 ▲同 桂 △3四歩 ▲1二歩 △同 玉 ▲2四桂

渡辺明の感想では50手め46角が無理だったとのことだが12香が敗着。つまり穴熊根性ではもう勝てない。竜王戦では穴熊考えただけで即負け。


2008年の名人戦は郷田再登場を期待 No: 2589 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/15 Mon 03:28:35

今期も羽生との死闘を制した郷田が残り全勝で再登場を期待。
深浦の台詞ではないが羽生はケレン味ありすぎ。同日に相掛り腰掛け銀や向い飛車25桂など見せられると到底名人戦七番勝負が期待できない。
郷田は残り久保木村藤井三浦丸山行方相手なので全勝は出来る。


2007.10.14JT杯準決勝第二局 森内羽生 向い飛車25桂 No: 2588 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/15 Mon 02:55:53

日時:2007.10.14
棋戦:JT杯準決勝第二局
戦型:向い飛車
先手:森内俊之名人
後手:羽生善治二冠
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲4八銀 △3二銀 ▲6八玉 △4三銀 ▲7八玉 △2二飛 ▲7七角 △7二銀 ▲5六歩 △6二玉
▲8八玉 △7一玉 ▲5八金右 △9四歩 ▲9六歩 △5二金左 ▲7八銀 △7四歩 ▲6六歩 △7三桂 ▲6七金 △8四歩 ▲8六歩 △8三銀 ▲8七銀 △7二金
▲7八金 △8二玉 ▲5七銀 △5四歩 ▲9八香 △4二角 ▲9九玉 △1四歩 ▲1六歩 △3三桂 ▲6八銀 △2五桂 ▲4六歩 △2四歩 ▲4八飛 △2一飛
▲4五歩 △同 歩 ▲同 飛 △4四歩 ▲4七飛 △8五歩 ▲7五歩 △同 歩 ▲8五歩 △9五歩 ▲8六角 △9六歩 ▲9五歩 △7四銀 ▲9六銀 △8三金
▲7七銀 △8五銀 ▲同 銀 △同 桂 ▲9六銀 △9七歩 ▲同 香 △5八銀 ▲5七飛 △6七銀成 ▲同 飛 △8四歩 ▲6五歩 △7六歩 ▲4二角成 △7七歩成
▲同 金 △4二金 ▲8五銀 △同 歩 ▲7五桂 △9八歩 ▲同 玉 △7四金打 ▲8三桂成 △同 玉 ▲6四歩 △6五角 ▲7六銀 △8六桂 ▲8八玉 △7八銀
▲8四歩 △同 玉 ▲7五金 △同 金 ▲同 銀 △同 玉 ▲7六歩 △6四玉 ▲7八金 △9九銀 ▲8七玉 △7五金 ▲6六金 △7八桂成 ▲7五金 △5三玉
▲7八玉 △5六角 ▲7四角 △6七角成 ▲同 玉 △6九飛 ▲6八歩 △6六銀 ▲5八玉 △5九金 ▲4七玉 △7五銀 ▲6五桂 △5二玉 ▲7五歩 △6四金
▲3三銀 △6五金 ▲2二銀打 △同 飛 ▲同銀不成 △6八飛成 ▲7二飛 △6二桂 ▲8四角 △6一銀 ▲7一飛成 △3五歩 ▲5一金 △同 玉 ▲6二角成 △4一玉
▲6一龍 △3二玉 ▲2一龍 △2三玉 ▲1一銀不成

最近ゲンのいい向い飛車25桂だが46歩から48飛の1歩入手は森内好み。
72=58銀でまた羽生が下品なことしているが時間稼ぎ。単に84歩では芸がないため。結局84歩。桂渡すと同桂連動手+84歩が厳しいので一応双頭手。76歩が初の跳躍番。98歩は今日の23歩と似ている。流れも同じ。
1=割打ち
2=歩の叩き
3=自陣へカナ駒
4=角で王手
要領としては次善手で相手のミス待ち。


2007.10.14NHK杯 羽生中川 相掛り No: 2587 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/15 Mon 02:30:53

放映:2007.10.14
棋戦:第57回NHK杯二回戦第11局
戦型:相掛り
先手:羽生善治王座・王将
後手:中川大輔七段
▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩 ▲2八飛 △3四歩 ▲3八銀 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛
▲8七歩 △8四飛 ▲7六歩 △6二銀 ▲4六歩 △6四歩 ▲4七銀 △5二金 ▲1六歩 △6三銀 ▲1五歩 △9四歩 ▲9六歩 △5四銀 ▲5六銀 △4二玉
▲7七角 △7四歩 ▲8八銀 △7三桂 ▲6八玉 △7七角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲4五銀 △同 銀 ▲同 歩 △3三銀 ▲6六銀 △3一玉 ▲1七桂 △4六角
▲3八金 △6五歩 ▲5五角 △同 角 ▲同 銀 △7五歩 ▲2五桂 △2四銀 ▲4四歩 △同 歩 ▲6一角 △6二金 ▲3四角成 △4三銀 ▲5六馬 △5四歩
▲4六銀 △8八歩 ▲同 金 △7六歩 ▲5八玉 △3四歩 ▲4七歩 △7四飛 ▲2九飛 △5二金 ▲7五歩 △同 飛 ▲6四銀 △7四飛 ▲7三銀不成△同 飛
▲6五馬 △2二玉 ▲3六桂 △6三飛 ▲7四馬 △6二飛 ▲2四桂 △同 歩 ▲4一銀 △2五歩 ▲5二銀不成△同 銀 ▲7三金 △2六桂 ▲2三歩 △3三玉
▲4八金 △9二飛 ▲8三金 △6二飛 ▲7三金 △9二飛 ▲8三金 △6二飛 ▲7三金 △9二飛 ▲同 馬 △同 香 ▲5一飛 △4一銀打 ▲6二金 △8四角
▲5二金 △5一角 ▲同 金 △6六歩 ▲4一金 △8五角 ▲5一角 △4三玉 ▲8四角成 △6七歩成 ▲同 玉 △6四飛 ▲6五銀 △8四飛 ▲7四歩 △7五銀
▲6六銀 △7七歩成 ▲同 玉 △6八角 ▲同 玉 △6六銀 ▲5九玉 △8一飛 ▲7七桂 △6八銀 ▲同 玉 △6七角成 ▲5九玉 △7七銀成 ▲同 金 △同 馬
▲4九玉 △8七飛成 ▲9八角 △8八龍 ▲5四銀 △3三玉 ▲2六飛 △9九龍 ▲3八玉 △2六歩 ▲2二銀 △同 金 ▲4三銀成 △2三玉 ▲2四歩 △同 玉
▲3六桂 △2三玉 ▲2四歩

豊川中川戦の解説が羽生だったので同日収録かと勘違いしてしまった。
いつかの中川羽生の決勝を思い出すがあの時の中川感想でも精神力ですでに負けている。今回は加藤一二三解説が中川必勝を喧伝し26歩で頓死と煽った。中川の終盤力では羽生が雑に指しても演出にしか見えない。深浦なら即時羽生のケレンと言う。郷田相手なら間違いなく羽生は序盤で負ける。あえて雑に指したのはチンタラ指しの中川への痛烈な批判。
中盤だが47歩を意味不明としたのが加藤一二三。打たずに36歩だと35歩同歩25銀で負け。55桂もイヤ。47空けておくと最終盤で頓死も。平たく言うと1手あげるから動いて来い。来なきゃ今度こそ3筋。74手め25桂同飛64桂が加藤一二三手順。中川は恐らく74手め25桂には75歩同飛64銀74飛73銀成同飛25飛からの飛車回りが金アタリと思って先に52金。この手で心が負けている。52金は王手飛車回避の82玉や41銀の俗手を招く。お蔭でやけに長引いた。64飛の王手馬で後手必勝ならそれに負けるB1常連のメンツはどうなるのか。そのB1からさえ陥落する加藤一二三の独演会だったと言われても仕方ない。154=39金や98龍でも26飛自体が詰めろでは興業棋士として負けた方が盛り上がると知っている。つまり千日手+温泉指しの王手馬という情けない手を強要された時点で商売棋士として失格。


2007.10.02女流王位戦第1局 清水石橋 33角矢倉 No: 2586 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/15 Mon 01:45:48

冠戦で大駒切りは流行。清水は故意に負けている。

開始日時:2007.10.02
棋戦:第18期女流王位戦五番勝負第1局
持ち時間:4時間
消費時間:▲3時間59分△3時間59分
場所:福岡県飯塚市「旧伊藤伝右衛門邸」
先手:清水市代女流王位
後手:石橋幸緒女流四段
▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △5四歩 ▲4八銀 △4四歩 ▲2五歩 △3三角
▲5八金右 △8四歩 ▲7八銀 △2二銀 ▲5六歩 △8五歩 ▲7七銀 △4二角
▲7八金 △5二金右 ▲6九玉 △4三金 ▲7九角 △3三銀 ▲3六歩 △3二金
▲6六歩 △4一玉 ▲3七銀 △6四角 ▲6七金右 △6二銀 ▲6五歩 △4二角
▲4六銀 △6四歩 ▲同 歩 △4五歩 ▲3七銀 △6四角 ▲6五歩 △4二角
▲3五歩 △同 歩 ▲同 角 △5三銀 ▲6八角 △4四銀右 ▲7九玉 △6四歩
▲同 歩 △同 角 ▲6五歩 △3七角成 ▲同 桂 △3六歩 ▲3八歩 △3一玉
▲6四歩 △6二飛 ▲4五桂 △同 銀 ▲3五角 △4四歩 ▲6三角 △8二飛
▲5七角 △6五桂 ▲7五角 △7四銀 ▲6六角 △6三銀 ▲同歩成 △7四歩
▲6八銀 △8六歩 ▲同 歩 △5八角 ▲7七桂 △同桂成 ▲同 角 △4七角成
▲3五桂 △3四金 ▲5三と △3五金 ▲4三歩 △4六馬 ▲2九飛 △6五桂
▲6六角 △5六銀 ▲2四歩 △同 歩 ▲2三歩 △6七銀成 ▲同 金 △5五桂
▲2二銀 △同 金 ▲4二歩成 △同 銀 ▲2二歩成 △同 玉 ▲2四飛 △2三歩
▲4四飛 △6七桂不成▲7八玉 △7九金 ▲6七玉 △5六銀 ▲5八玉 △4七銀不成
まで112手で後手の勝ち

6手め44歩は5手め68玉の時に加藤一二三が勧めた手
63手め63角が清水のダジャレギャグ。77手め77桂がダジャレギャグ第二弾。いずれもそれでは棋戦として成立しないので清水が勝手に作っている。


2007.10.03王座戦第3局 久保羽生 対四間急戦 No: 2585 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/15 Mon 01:34:17

最近見ていないので駆け足でザーっと。

日時:2007.10.03
棋戦:第55期王座戦五番勝負第3局
持ち時間:5時間
消費時間:▲4時間59分△4時間59分
場所:山形県天童市「松伯亭あづま荘」
先手:久保利明八段
後手:羽生善治王座
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △8四歩 ▲6八飛 △6二銀 ▲7八銀 △4二玉 ▲6七銀 △3二玉 ▲3八銀 △5四歩 ▲4六歩 △5二金右 ▲5八金左 △5三銀
▲3六歩 △8五歩 ▲7七角 △7四歩 ▲4八玉 △6四銀 ▲7八銀 △7三桂 ▲3九玉 △9四歩 ▲6七銀 △8四飛 ▲6五歩 △5五銀 ▲7八銀 △7五歩
▲同 歩 △4六銀 ▲2二角成 △同 玉 ▲7七銀 △8六歩 ▲同 歩 △1二玉 ▲7四歩 △同 飛 ▲8三角 △7七飛成 ▲同 桂 △5五角 ▲6四歩 △7六歩
▲6三歩成 △7七歩成 ▲6九飛 △2四桂 ▲5二と △3六桂 ▲1八金 △5七銀成 ▲3七歩 △5八成銀 ▲同 金 △5七金 ▲3六歩 △5八金 ▲4九歩 △6八歩
▲4一と △6九歩成 ▲3七銀打 △2二銀 ▲1六歩 △5九と ▲3二金 △4九と ▲2八玉 △2五金 ▲5六角成 △1四歩 ▲5五馬 △同 歩 ▲2二金 △1三玉
▲1七桂 △3九角 ▲2九玉 △1七角成 ▲同 金 △3九飛 ▲2八玉 △4八と ▲同 銀 △同 金 ▲5七角 △4六桂 ▲同 角 △3五銀 ▲同 角 △同 金
▲2五桂 △同 金 ▲2三金 △同 玉 ▲3二銀 △同 玉 ▲2四桂 △3三玉 ▲4二角 △4四玉 ▲4六飛 △4五桂 ▲4八飛 △3七銀 ▲投了
110手で後手の勝ち

正第五奇遇反転後の4-3Aは成立しない。久保の序盤に問題がある。17=36歩は角交換変化で28角に37角を用意。居玉のため48-39より1手早い。ところが74歩に誰もが反射神経で48玉。以下39玉の1手分を後手に与えるために94歩を許してしまう。96歩BBから95歩なら3-4Aで可能だが75歩で負けと思って久保は29=65決行。つまり17=36歩の1手分が仮想奇偶反転扱いされた。 ここを突いた時点で羽生は24桂しか考えていない。
31=78が正六なので後手に偶2で3-4Aを奪われては先手作戦負け。しかも36歩の扱いは後手の自由。
17=36歩を唯一弁解する35=56歩の銀挟みは65桂が角アタリなので久保は散りに。伝統ある対抗形でMF理論に完敗では久保は基本からやり直し。以下は清水並に羽生が勝手に盛上げている。
久保は以前王座戦でやはり羽生相手に銀の使い方を間違えているので終盤でも二度負けて当然。同じことやられてまだ判らない。効能書きをバカにして薬飲んでいる。
当家はお祭り棋戦として最初から王座戦を扱ってきたが最近のイメージとしては達人戦並。来年は大和証券杯より落ちる可能性がある。お立ち台に登るまでの予選までがすべてと言うことになりかねない。


2007.09.30NHK杯谷川松尾 角換り腰掛け銀 王位戦後遺症 No: 2584 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/01 Mon 08:10:21

放映:2007.09.30
棋戦:第57回NHK杯
先手:谷川浩司九段
後手:松尾歩七段
▲7六歩 △8四歩 ▲2六歩 △8五歩 ▲7七角 △3四歩 ▲8八銀 △3二金 ▲7八金 △7七角成 ▲同 銀 △4二銀 ▲3八銀 △7二銀 ▲9六歩 △9四歩
▲1六歩 △1四歩 ▲4六歩 △6四歩 ▲4七銀 △6三銀 ▲6八玉 △5四銀 ▲5六銀 △3三銀 ▲5八金 △6五歩 ▲7九玉 △4二玉 ▲3六歩 △5二金
▲3七桂 △3一玉 ▲8八玉 △4四歩 ▲4七金 △2二玉 ▲1七香 △4三金右 ▲1八飛 △2四銀 ▲6八飛 △6二飛 ▲4五歩 △同 歩 ▲同 銀 △4二飛
▲1五歩 △同 歩 ▲同 香 △同 香 ▲4四歩 △同 金 ▲同 銀 △同 飛 ▲4五歩 △4一飛 ▲5二金 △4三飛 ▲4四角 △同 飛 ▲同 歩 △8六歩
▲8二飛 △8七歩成 ▲同 玉 △8六歩 ▲同 銀 △8五歩 ▲同 銀 △8六歩 ▲同 玉 △6四角 ▲7五歩 △同 角 ▲同 玉 △9三角 ▲8六玉 △7五銀
▲7七玉 △8二角 ▲7六歩 △9三桂 ▲7五歩 △8五桂 ▲8六玉 △4九飛 ▲5三金 △8九飛成 ▲8八歩 △7七銀 ▲同 金 △同桂成 ▲同 玉 △7九龍

谷川惨敗でも興味深い符牒の一致。運命の巡り合わせを見るのは楽しい。茶髪やめた松尾は羽生に似てきた。最初からそうすればいい。
松尾に影響与えたNHK杯参考譜は以下。
放映:1999/10/03
棋戦:第49回NHK杯2回戦第8局
戦型:角換り腰掛銀
先手:羽生善治四冠+NHK杯杯選手権者
後手:深浦康市六段
▲2六歩 △8四歩 ▲7六歩 △3二金 ▲7八金 △8五歩 ▲7七角 △3四歩 ▲8八銀 △7七角成 ▲同 銀 △4二銀 ▲3八銀 △7二銀 ▲9六歩 △9四歩
▲1六歩 △1四歩 ▲4六歩 △6四歩 ▲4七銀 △6三銀 ▲5八金 △5四銀 ▲6八玉 △5二金 ▲3六歩 △4一玉 ▲5六銀 △6五歩 ▲7九玉 △3一玉
▲3七桂 △4四歩 ▲4七金 △3三銀 ▲1七香 △2二玉 ▲8八玉 △4三金右 ▲1八飛 △2四銀 ▲6八飛 △6二飛 ▲4五歩 △同 歩 ▲同 銀 △4二飛
▲6六歩 △4五銀 ▲同 桂 △5四金 ▲4六歩 △8六歩 ▲同 歩 △8五歩 ▲同 歩 △9三桂 ▲2五歩 △同 銀 ▲2四歩 △同 歩 ▲5一角 △8二飛
▲7三角成 △4二飛 ▲6三馬 △6二銀 ▲7四馬 △4四歩 ▲4一銀 △7三歩 ▲5二馬 △3一金 ▲4二馬 △同 金 ▲6一飛 △5一角 ▲9一飛成 △4一金
▲9三龍 △4五歩 ▲8二龍 △4六歩 ▲同 金 △8六歩 ▲4三桂 △3三角 ▲6二龍 △2三玉 ▲2二歩 △6六歩 ▲2一歩成 △8七銀 ▲同 金 △7九角
▲同 玉 △8七歩成 ▲3二銀 △同 金 ▲同 龍 △同 玉 ▲3一と △2二玉 ▲2三銀 △1三玉 ▲2二角 △2三玉 ▲3三角成 △同 玉

王位戦第4局の角換り腰掛け銀で羽生は後手で深浦に負けたばかりだが先手でも深浦研究に勝てないのでは困る。上記棋譜は101手め15桂なら先手勝ち。

101手め15桂変化1
▲2六歩 △8四歩 ▲7六歩 △3二金 ▲7八金 △8五歩 ▲7七角 △3四歩 ▲8八銀 △7七角成 ▲同 銀 △4二銀 ▲3八銀 △7二銀 ▲9六歩 △9四歩
▲1六歩 △1四歩 ▲4六歩 △6四歩 ▲4七銀 △6三銀 ▲5八金 △5四銀 ▲6八玉 △5二金 ▲3六歩 △4一玉 ▲5六銀 △6五歩 ▲7九玉 △3一玉
▲3七桂 △4四歩 ▲4七金 △3三銀 ▲1七香 △2二玉 ▲8八玉 △4三金右 ▲1八飛 △2四銀 ▲6八飛 △6二飛 ▲4五歩 △同 歩 ▲同 銀 △4二飛
▲6六歩 △4五銀 ▲同 桂 △5四金 ▲4六歩 △8六歩 ▲同 歩 △8五歩 ▲同 歩 △9三桂 ▲2五歩 △同 銀 ▲2四歩 △同 歩 ▲5一角 △8二飛
▲7三角成 △4二飛 ▲6三馬 △6二銀 ▲7四馬 △4四歩 ▲4一銀 △7三歩 ▲5二馬 △3一金 ▲4二馬 △同 金 ▲6一飛 △5一角 ▲9一飛成 △4一金
▲9三龍 △4五歩 ▲8二龍 △4六歩 ▲同 金 △8六歩 ▲4三桂 △3三角 ▲6二龍 △2三玉 ▲2二歩 △6六歩 ▲2一歩成 △8七銀 ▲同 金 △7九角
▲同 玉 △8七歩成 ▲3二銀 △同 金 ▲1五桂 △同 歩 ▲3二龍 △同 玉 ▲3一と △4三玉 ▲6一角 △5二桂 ▲3二銀 △4四玉 ▲4三金 △投了
111手で先手の勝ち

101手め15桂変化2
▲2六歩 △8四歩 ▲7六歩 △3二金 ▲7八金 △8五歩 ▲7七角 △3四歩 ▲8八銀 △7七角成 ▲同 銀 △4二銀 ▲3八銀 △7二銀 ▲9六歩 △9四歩
▲1六歩 △1四歩 ▲4六歩 △6四歩 ▲4七銀 △6三銀 ▲5八金 △5四銀 ▲6八玉 △5二金 ▲3六歩 △4一玉 ▲5六銀 △6五歩 ▲7九玉 △3一玉
▲3七桂 △4四歩 ▲4七金 △3三銀 ▲1七香 △2二玉 ▲8八玉 △4三金右 ▲1八飛 △2四銀 ▲6八飛 △6二飛 ▲4五歩 △同 歩 ▲同 銀 △4二飛
▲6六歩 △4五銀 ▲同 桂 △5四金 ▲4六歩 △8六歩 ▲同 歩 △8五歩 ▲同 歩 △9三桂 ▲2五歩 △同 銀 ▲2四歩 △同 歩 ▲5一角 △8二飛
▲7三角成 △4二飛 ▲6三馬 △6二銀 ▲7四馬 △4四歩 ▲4一銀 △7三歩 ▲5二馬 △3一金 ▲4二馬 △同 金 ▲6一飛 △5一角 ▲9一飛成 △4一金
▲9三龍 △4五歩 ▲8二龍 △4六歩 ▲同 金 △8六歩 ▲4三桂 △3三角 ▲6二龍 △2三玉 ▲2二歩 △6六歩 ▲2一歩成 △8七銀 ▲同 金 △7九角
▲同 玉 △8七歩成 ▲3二銀 △同 金 ▲1五桂 △同 歩 ▲3二龍 △同 玉 ▲3一と △2二玉 ▲2三銀 △1三玉 ▲1四香 △同 銀 ▲同銀成 △同 玉
▲1五歩 △投了
113手で先手の勝ち

変化1で中央に逃げると詰むが変化2で15桂を打っていないと詰まない。
王位戦最終局はやはり羽生が最終盤深浦相手に桂を打てずに負けたが二度あることは三度ある。三度目が楽しみ。

本譜松尾の48手め42飛は深浦のマネだが谷川は49手め15歩。
松尾の64=86歩に谷川しばらく考えたがアレを思い出している。羽生は当家推奨放置作戦をうまく読んで86歩放置で深浦に勝ったのが2007.07.31-08.01王位戦第3局 羽生VS深浦 相矢倉
俺も86歩放置でイケルはずと谷川は思っている。ところが対局終了後谷川は「82飛が」と即座につぶやいた。谷川の自虐「お粗末」 は森内から谷川にまで伝染するとは思わなかった。
入玉下手は谷川ブランドの最大の欠陥。だから「昔の知識で指してちゃダメ」 と言う谷川の感想自体がおかしい。本譜は先手の6thAから始まっている。
康光が基本講座をやるが谷川が参考にするほどの内容にしていただきたい。


2007.09.27A級順位戦 康光三浦 横歩取り85飛 No: 2583 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/29 Sat 07:15:01

07.09.27A級順位戦 康光三浦 横歩取り85飛

棋戦:第66期順位戦A級3回戦
先手:佐藤康光二冠
後手:三浦弘行八段
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲3四飛 △3三角
▲3六飛 △2二銀 ▲8七歩 △8五飛 ▲2六飛 △4一玉 ▲6八玉 △7四歩 ▲3八銀 △6二銀 ▲3六歩 △5一金 ▲3七桂 △7三桂 ▲4六歩 △7五歩
▲3三角成 △同 桂 ▲3五歩 △2五歩 ▲1六飛 △8四飛 ▲3四歩 △同 飛 ▲5六角 △5四飛 ▲3四歩 △2八角 ▲1八香 △1九角成 ▲3三歩成 △同 銀
▲4五角 △8四飛 ▲3六飛 △4四銀 ▲3四飛 △6五桂 ▲6六歩 △8八歩 ▲同 銀 △3六歩 ▲同 角 △2三金 ▲3五歩 △3三歩 ▲4四飛 △同 飛
▲5八桂 △5七桂成 ▲同 玉 △2二金 ▲6八玉 △7四飛 ▲2九歩 △7六歩 ▲2八銀 △1八馬 ▲同 角 △7七香 ▲同 桂 △同歩成 ▲同 銀 △7六歩
▲8六銀 △9四桂 ▲8五銀 △7七歩成 ▲同 金 △6九飛 ▲同 玉 △7七飛成 ▲7八飛 △8七龍 ▲9六銀 △8九龍 ▲6八玉 △9九龍 ▲2四香 △3二金
▲4五角 △5四香 ▲5五歩 △同 香 ▲5六歩 △9七龍 ▲5五歩 △5七金 ▲5九玉 △7七歩 ▲6八飛 △8六桂 ▲6九桂 △7八歩成 ▲5七桂 △同 龍
▲6七飛 △5六桂 ▲同 角 △同 龍 ▲5七金 △6八と ▲4八玉 △6七龍 ▲同 金 △同 と ▲2一飛 △5二玉 ▲4五桂 △5七角 ▲4七玉 △4八飛
▲同 金 △同角成 ▲5六玉 △5七と ▲6五玉 △5八馬 ▲5三桂成 △同 銀 ▲5一飛成 △同 玉 ▲8一飛 △6一桂 ▲5二香 △4二玉


三浦もなんの恨みがあってこんなことするのか。60手めの局面は2004.12.27&28竜王戦第7局森内俊之VS渡辺明 横歩取り85飛と同じ。
月の砂漠は突きのサバクという当家のオチが水泡と帰した対局。
15夜狙った三浦ギャグだが竜王戦控えた康光は渡辺明相手と思って指している。康光の工夫1は61=35歩だが62=33歩が奇3なので悪手。
65手め58桂が竜王戦第7局の落とし種。何度も触れた。45銀だと偶4だが58桂なら奇3。横歩取りとは26飛が跳躍奇偶反転となり先手はやはり奇数番原理で指す。後手は33同桂の連動手に期待するための逆富士固めしかないと言う単調さがこの戦形の最大の欠陥。唯一の楽しみが端をどこまで使えるかと言うことだったが4香使った棋譜を誰も作れなかった。横歩取り85飛が衰退した最大の理由。格として角換りや矢倉より落ちる由縁。
三浦は57桂成で仮偶4解釈。以下逆1から再構築だが83=85銀は悪手。奇3を取るのが最善だが23歩は2歩で負け。75歩は86桂で負け。よって仮逆1を取りたいがないものはない。81=76銀同飛77香は56桂で負けなので86銀としたがサゲだったかもしれない。85桂には86角で平1が取れた。
三浦の香取りコース緩手連鎖で95=24が再度奇3。45角は緩手だが54香は悪手で三浦負けに。103=55がポカで大逆転。平3取るのが最善。丸山なら留守電に67桂と録音している。54金打ちは奇になるが4香使える変化は期待できた。