実況&分析マシュダ一家
一法二体 仮想奇遇反転をめぐり
2007.07.06棋聖戦第4局 康光渡辺 急戦中飛車 康光新手
2007.07.06竜王戦決勝T 深浦羽生 相矢倉4-1アタック
2007.07.03竜王戦決勝T 富岡久保 相振り 完全3rdVS完全4th
2007.07.01ネット最強戦 郷田三浦 横歩取り33桂 ひふみん舌好調

2007.07.01
NHK杯 中田功VS阿久津 第四奇偶反転




棋聖戦第4局その後 驚異の康光新手 No: 2097 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/08 Sun 02:43:36

今年の升田賞に匹敵する康光の急戦中飛車新手22手め54歩。渡辺明もこれに負かされたら1局で二度負けたも同然。早くも今年のベスト対局賞候補筆頭。谷川の千勝局達成をアシストした羽生以下全男性棋士が99馬しかないと確信していたばかりか66香で後手負けと思い込んできたのだから。これは久保もそうだが現在NHK講座やっている渡辺明も99馬を当然と思って解説してきた。康光は自らの棋聖位を賭けて「貴様等みーんな嘘つきダ」と喧嘩売って勝ち切ったのだからこれ以上の痛快活劇はない。
渡辺明が逃げるように遠征先から即日帰宅してまたショボイこと書いている。「驚天動地の新手を指され棋士として本望」とぐらい言って欲しい。
渡辺明は23歩に9分。次の22歩成に68分長考したことに「何度同じ失敗をしたら気が済むんでしょう」と自嘲。千円ポッキリの看板見て帰りは5万円フンだくられる若者に似ている。その場合は指鳴らしているコワモテ兄さんに便所に行くと言って席を立ち隣が火事だと騒いで逃げだすのが最善。23歩の代りに29手め「12龍の王手をするべき」との唯一の感想結果がまた泣ける。そんな手はすでに研究課題ではない。当家の実況&分析変化では即時51飛が緩手と書いてある。よって当家変化でも29手め12龍などすでにない。康光があえて時間使ったフリして51飛指したのは渡辺明ならすぐに23歩打つと確信しているため。54歩を即興手と思わせる偽長考にハマった。あの演技は「貴様ごときに俺の本変化見せない」と言っているに等しい。なぜ全棋士がここで23歩しか考えないかというとこれはバックナンバーを読むと即時判る。同じ出来事があった。話せば長い。羽生が嘯き現在不良となった由縁。一言で連盟棋士内談合の悪癖を渡辺明もひきづった。こんな庇いあい延々やっていたら全員沈没する。
29手めなどすでに遅い。基本デッサンを当家は19手めまで戻すと即時書いている理由を考えて欲しい。
89馬から99馬を許した場合の別の後手必勝変化も不要。この2枚は質駒だったと言うオチが旧問題集。銀など返すが桂香クレとはかなり以前の分析。39手め78金か68金か難しいなどと今頃囲碁将棋ジャーナルで言っている中川はタコ。以下は康光の遊び。67手め中川は間違えたフリして64桂打っているがこれも悪癖。丸山谷川大介も過去にやっている二番煎じでは4年遅れている。
「これは67手め64桂打変化の逃げ方なので渡辺明はその残像現象に期待」と即時書いたのだから「残像現象」がどこから来たのか説明するぐらいでないといけない。郷田はその点囲碁将棋ジャーナルでも骨があった。

立会い二上が指摘した74手め58飛の即詰み手順は以下。
先手:74手め58飛
後手:75手め同玉
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 ▲5八金右 △5五歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △5六歩 ▲同 歩 △8八角成 ▲同 銀 △3三角
▲2一飛成 △8八角成 ▲5五桂 △6二玉 ▲1一龍 △5四歩 ▲6三桂成 △同 玉 ▲6六香 △7二玉 ▲7五角 △5一飛 ▲2三歩 △6二銀打 ▲2二歩成 △同 銀
▲同 龍 △6五歩 ▲7七銀 △8九馬 ▲6五香 △9九馬 ▲7八金 △5五歩 ▲8八銀 △9八馬 ▲6二香成 △同 銀 ▲5三銀 △5六歩 ▲5四歩 △5二香
▲6二銀成 △同 金 ▲5三銀 △6一歩 ▲4八銀 △6五桂 ▲6二銀成 △同 歩 ▲5五金 △5七香 ▲6五金 △8九馬 ▲7九銀 △5八香成 ▲同 玉 △3八銀
▲6八玉 △7四銀 ▲5三歩成 △7五銀 ▲5二と △同 飛 ▲同 龍 △同 金 ▲7五金 △5八飛 ▲同 玉 △6六桂 ▲同 歩 △4九角 ▲6八玉 △6七金
▲同 金 △同角成 ▲6九玉 △5八金 ▲投了
84手で後手の勝ち

二上は以前加藤一二三大山戦でも同じこと言っている。大山は二上なら必ず言うと思って即詰みを逃した。康光の場合はこの詰み手順が先月の渡辺郷田戦における当家93角変化の角の二重ラインと一致するので故意に避けている。しかも二上変化では余詰みがある。

先手:74手め58飛
後手:75手め77玉
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 ▲5八金右 △5五歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △5六歩 ▲同 歩 △8八角成 ▲同 銀 △3三角
▲2一飛成 △8八角成 ▲5五桂 △6二玉 ▲1一龍 △5四歩 ▲6三桂成 △同 玉 ▲6六香 △7二玉 ▲7五角 △5一飛 ▲2三歩 △6二銀打 ▲2二歩成 △同 銀
▲同 龍 △6五歩 ▲7七銀 △8九馬 ▲6五香 △9九馬 ▲7八金 △5五歩 ▲8八銀 △9八馬 ▲6二香成 △同 銀 ▲5三銀 △5六歩 ▲5四歩 △5二香
▲6二銀成 △同 金 ▲5三銀 △6一歩 ▲4八銀 △6五桂 ▲6二銀成 △同 歩 ▲5五金 △5七香 ▲6五金 △8九馬 ▲7九銀 △5八香成 ▲同 玉 △3八銀
▲6八玉 △7四銀 ▲5三歩成 △7五銀 ▲5二と △同 飛 ▲同 龍 △同 金 ▲7五金 △5八飛 ▲7七玉 △7八飛成 ▲同 銀 △8八角 ▲8六玉 △9五金
▲同 玉 △9四歩 ▲8六玉 △9五金 ▲投了
84手で後手の勝ち

先手:74手め58飛
後手:77手め68玉
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 ▲5八金右 △5五歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △5六歩 ▲同 歩 △8八角成 ▲同 銀 △3三角
▲2一飛成 △8八角成 ▲5五桂 △6二玉 ▲1一龍 △5四歩 ▲6三桂成 △同 玉 ▲6六香 △7二玉 ▲7五角 △5一飛 ▲2三歩 △6二銀打 ▲2二歩成 △同 銀
▲同 龍 △6五歩 ▲7七銀 △8九馬 ▲6五香 △9九馬 ▲7八金 △5五歩 ▲8八銀 △9八馬 ▲6二香成 △同 銀 ▲5三銀 △5六歩 ▲5四歩 △5二香
▲6二銀成 △同 金 ▲5三銀 △6一歩 ▲4八銀 △6五桂 ▲6二銀成 △同 歩 ▲5五金 △5七香 ▲6五金 △8九馬 ▲7九銀 △5八香成 ▲同 玉 △3八銀
▲6八玉 △7四銀 ▲5三歩成 △7五銀 ▲5二と △同 飛 ▲同 龍 △同 金 ▲7五金 △5八飛 ▲同 玉 △6六桂 ▲6八玉 △7八桂成 ▲同 銀 △7九角
▲7七玉 △8八馬 ▲8六玉 △9五金 ▲同 玉 △9四歩 ▲8六玉 △9五金 ▲投了
88手で後手の勝ち

ここはまだ中継のクライマックスだったので康光が盛上げようと57歩成から77角を打っている。次の77手めが64桂でもっと長引いたと漏らす渡辺明の二番煎じに大爆笑。康光が見せたかったのはマサにソレ。1歩も余さずにピッタリ46玉の地点で108手で詰む。 当家指摘の久保式横逃げを嫌ったところがお茶目。攻めでも受けでも久保を凌いだ。
小便チビってウンコもでた場合は便所へ急行。裏番組の深浦羽生はそれ以下の出来だから心配いらない。外国人用の注釈。日本のママは「赤ちゃんのウンチ」と言う。深浦の受け将棋はクソ粘りと言う。羽生の攻めはウンコ攻めと言う。どれも臭い。何が違うか?
1=ウンチはかわいい。
2=クソは忍耐と根性。
3=ウンコは始末悪い。


深浦長考中? No: 2096 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 20:04:53

小唄披露の返しにひとつだけ教えてあげる。92飛は91香死守と95歩の双頭手に見せかけた本局初の仮想奇遇反転。対抗するには飛車動かす。63金はダミーだから。


以下は翌日見た棋譜への本家用追加。中継ばかりか内容も重い。

先手:深浦モドキ
後手:羽生モドキ
▲7六歩    △8四歩    ▲6八銀    △3四歩    ▲7七銀    △6二銀    ▲5六歩    △5四歩    ▲4八銀    △4二銀    ▲5八金右  △3二金    ▲7八金    △4一玉    ▲6九玉    △5三銀右
▲6六歩    △5五歩    ▲同 歩    △同 角    ▲6七金右  △5四銀    ▲2六歩    △7四歩    ▲2五歩    △8五歩    ▲7九角    △7三角    ▲2四歩    △同 歩    ▲同 角    △2三歩
▲6八角    △3一玉    ▲7九玉    △4四歩    ▲5六歩    △5二金    ▲8八玉    △2二玉    ▲9六歩    △9四歩    ▲5七銀    △3三銀    ▲1六歩    △6四歩    ▲5五歩    △4三銀
▲5六銀    △8四角    ▲4六角    △7三桂    ▲3六歩    △6二飛    ▲6八飛    △6五歩    ▲7五歩    △同 角    ▲5四歩    △6三金    ▲5五銀    △9二飛    ▲2四歩    △同 歩
▲6五歩    △9五歩    ▲6四銀    △同 金    ▲同 角    △5二歩    ▲7三角成  △9六歩    ▲9八歩    △3九角成  ▲1七桂    △1四歩    ▲5三歩成  △同 歩    ▲7四馬    △7二飛
▲6三馬    △7六歩    ▲7二馬    △7七歩成  ▲同金寄    △7六歩    ▲同 金    △6七歩    ▲1八飛    △2七銀    ▲5八飛    △5七銀    ▲5九歩    △5八銀成  ▲同 歩    △5六飛
▲7七金引  △5八飛成  ▲6七金寄  △6六歩    ▲6八金引  △同 龍    ▲同 金    △6七金    ▲6九金    △1七馬    ▲7四飛    △2八馬    ▲2三歩    △1二玉    ▲7一飛    △5七桂
▲7九金    △7八歩    ▲同 飛    △同 金    ▲同 金    △6九桂成  ▲6一馬    △5五馬    ▲7七金打  △2八飛    ▲4六金    △6五馬    ▲7九歩    △6八成桂  ▲7六銀    △6七歩成
▲6五銀    △7八成桂  ▲同 歩    △6六歩    ▲7九桂    △6八飛成  ▲6七桂    △同歩成    ▲同 金    △同 龍    ▲5六角    △6八龍    ▲6九歩    △同 龍    ▲7二飛成  △7九金
▲6六歩    △6七歩    ▲8六歩    △7六桂    ▲同 龍    △8九金    ▲7七玉    △6八龍    ▲8七玉    △8八金打  ▲投了
154手で後手の勝ち


実際の本譜は羽生が上記即詰みを逃して148手め95桂の必至を掛けている。深浦は投了せずに涙流しながら43馬。羽生が87頭金を打ち間違うことを期待したわけではない。駒台から取った金を持つ手が小便我慢して震えているのか怒っているのか見たかったわけでもない。当家が棋聖戦の頭金棋譜しか掲載しなかったので深浦がコレはキッチリ載せろと言っているのが43馬の悪アガキ。羽生が7手詰みを逃したのは尻金二連発を嫌ったため。尻金三連発掲載後では二番煎じなのでこれは康光が同日58飛即詰み変化を見逃した理由とまったく同じ。谷川なら解る。でも当家は76桂にグリグリさせる。95桂は人間として余りに卑しい。康光と比較するのもバッチー。森内なら死んでもそんなマネしない。永世名人先に取られて根性まで汚れたのであろうか?
マダムブーハにグリする時は人指し指か中指かが問題になる。右手であることは間違いない。左手でやったら夫婦喧嘩。丸っきりやらなかったら離婚。羽生はツメを噛むクセがある。それがどの指なのか観戦記に書いて戴きたい。
では追加分。
54=第一奇遇反転▲偶△奇
55=第二奇遇反転▲奇△偶
56=悪手の5thA 最善は14歩の6th作成。羽生は相当なワル。
57=悪手の駒アタリ偶数番2。深浦仕方なく付き合って悪に染まるだけ。
58=悪手の逆行奇数番1。最善は63金の平行駒アタリ偶数番2。
59=跳躍駒アタリ奇数番3で先手優勢。
60=能動駒アタリ偶数番2で初めて後手挽回。
61=緩手の逆行奇数番1。最強手は35歩の駒アタリ奇数番3。
62=仮想第三奇遇反転▲*偶△*奇。実況&分析はここまで。以下ライブは見る気しない。羽生がやりたいことは裏番組と全く同じ。
63=42分の長考で駒アタリ偶数番2。長考の意味ナシ。仮想第三奇遇反転認定の手。当家なら15歩で後手の仮想第三奇遇反転を認めない。次の95歩が駒アタリ偶数番2のため第三奇遇反転自体が空転。こんな所をタコ変化で読むから負ける。深浦は感想で「この局面は難しいんでしょうね。いいカンジはあまりしませんでした」と述べた時点で羽生に勝てない。康光も森内も当家から学んだ仮想第三奇遇反転を知っているのだから。羽生さえマシュダ一家をマネしたのかと笑えば良かった。
64=緩手。「歩で取るのも苦しい(羽生)」
先手が仮想番を有効にしたので第三奇遇反転一時成立。よって最強は放置で駒アタリ奇数番3。最善45歩。次善95歩。羽生は自分でタコ手しかさせない器と自白する同歩。
65=悪手の逆行奇数番1。最強は76金の駒アタリ偶数番2。深浦がそれ以下なのでハブブラが通用。
66=能動駒アタリ偶数番2を正当化する唯一の解釈は解消第三奇遇反転=第二奇遇反転▲奇△偶。深浦のタコ手二連発のおかげで逆行奇遇反転とは大爆笑。将棋の一番面白い所が深浦相手に漫談化。棋士はキャラと言いたい棋士は神吉門下にでも。
67=仕方なく強いられた悪手連鎖の駒アタリ偶数番4。
68=駒アタリ奇数番3で挽回。タコ金が主役の銀と交換。
69=悪手連鎖の駒アタリ奇数番3。最善は同歩の駒アタリ偶数番2。
70=悪手。「はっきり悪い(羽生)」最善は同角の駒アタリ奇数番3。
71=悪手の駒アタリ奇数番3。桂得に目が眩んだ。最善は83金打。感想戦で羽生も深浦もハブかしくて言えない手。本譜では逆に羽生が飛車取るのに90手め27銀打っている。見せてしまった臭いモノに蓋はできないが見せなかったクソダマリは銀河の果てへ。
以下深浦が勝てない理由は簡単。96歩を指すと離婚したはずの第三奇遇反転が復縁。よって平行駒アタリ偶数番2が正解。初めて時間を使って読む地点。二種類しかない。深浦は後者を選択して負けに。正解はふたつのヒントだけで十分。以下分析不要。76手め14歩は羽生が一番指したかった手。これに「苦しい。こちらからやる手が無い」と言った意味は「持将棋で引き分けにはできるが勝てるか不明」。ここまでの相手の指し手見れば転んでくれると思っている。深浦の無数の悪手は救い難いがその最たるものは74馬。羽生の最大のミスは7筋の歩が切れなかったことなので74歩は取ってはいけない。みっつめのヒントになってしまった。解答はすでに書いてあるに等しい。


羽生の倦怠手に深浦の悪手 No: 2095 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 19:55:16

58手め同角はキャンセル待ち。狡猾と言うより羽生の倦怠手。逆行奇数番1にリバースするようでは74歩が暑苦しい。7筋の歩を連動手で切らすのが夏服の指し方。平行偶数番2に決まっている地点。3がダメと言われて逆方向に逃げた羽生。案の定深浦61手め55銀が悪手では羽生の正体が解らないはず。悠長に逆行奇数番1ばかり取り合っているようでは手取り足取りの子供水泳教室。
或いはシルバー向けかもしれない。61手めの最善は35歩の駒アタリ奇数番3。深浦緩手のおかげで羽生が今度は新規駒アタリ偶数番2を取りに。同日に見ると康光がいかに優秀かよく判る。


一方羽生は指せずに夕食 No: 2094 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 18:58:58

58手めをまだ指せない羽生。そのままクラブサンドへ。
いつしかコメントに△6三金と上がるのもヤブサカではないがなどと追加してある。簡単に考える。先手は桂を跳ねていない。後手は跳ねてしまった。それだけのことなので 63金など決まっている。
63金がイヤなら64飛などと考え始めたらキリない。後手は三手角にした。だから本来なら後手から75歩と突きたかった。でも73桂と跳ねたので先手から突いて来た。加藤一二三ならそう書く。今度は逆のこと考えればいいだけ。


康光棋聖防衛 No: 2093 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 18:48:11

いろいろ楽しかった。康光は相手の泣き顔見て指した模様。

先手:渡辺 明竜王
後手:佐藤康光棋聖
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 ▲5八金右 △5五歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △5六歩 ▲同 歩 △8八角成 ▲同 銀 △3三角
▲2一飛成 △8八角成 ▲5五桂 △6二玉 ▲1一龍 △5四歩 ▲6三桂成 △同 玉 ▲6六香 △7二玉 ▲7五角 △5一飛 ▲2三歩 △6二銀打 ▲2二歩成 △同 銀
▲同 龍 △6五歩 ▲7七銀 △8九馬 ▲6五香 △9九馬 ▲7八金 △5五歩 ▲8八銀 △9八馬 ▲6二香成 △同 銀 ▲5三銀 △5六歩 ▲5四歩 △5二香
▲6二銀成 △同 金 ▲5三銀 △6一歩 ▲4八銀 △6五桂 ▲6二銀成 △同 歩 ▲5五金 △5七香 ▲6五金 △8九馬 ▲7九銀 △5八香成 ▲同 玉 △3八銀
▲6八玉 △7四銀 ▲5三歩成 △7五銀 ▲5二と △同 飛 ▲同 龍 △同 金 ▲7五金 △5七歩成 ▲同 玉 △7七角 ▲6六歩 △5五金 ▲5六飛 △7八馬
▲6四桂 △8二玉 ▲7八銀 △5八飛 ▲同 玉 △6八金 ▲5七玉 △4五桂 ▲投了
88手で後手の勝ち
実戦は84手めで渡辺明投了

82手め63玉は金を抜かれる。これは67手め64桂打変化の逃げ方なので渡辺明はその残像現象に期待。玉を逃げ間違えると頓死だが
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 ▲5八金右 △5五歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △5六歩 ▲同 歩 △8八角成 ▲同 銀 △3三角
▲2一飛成 △8八角成 ▲5五桂 △6二玉 ▲1一龍 △5四歩 ▲6三桂成 △同 玉 ▲6六香 △7二玉 ▲7五角 △5一飛 ▲2三歩 △6二銀打 ▲2二歩成 △同 銀
▲同 龍 △6五歩 ▲7七銀 △8九馬 ▲6五香 △9九馬 ▲7八金 △5五歩 ▲8八銀 △9八馬 ▲6二香成 △同 銀 ▲5三銀 △5六歩 ▲5四歩 △5二香
▲6二銀成 △同 金 ▲5三銀 △6一歩 ▲4八銀 △6五桂 ▲6二銀成 △同 歩 ▲5五金 △5七香 ▲6五金 △8九馬 ▲7九銀 △5八香成 ▲同 玉 △3八銀
▲6八玉 △7四銀 ▲5三歩成 △7五銀 ▲5二と △同 飛 ▲同 龍 △同 金 ▲7五金 △5七歩成 ▲同 玉 △7七角 ▲6六歩 △5五金 ▲5六飛 △7八馬
▲6四桂 △6三玉 ▲7二銀 △5四玉 ▲6五金 △4四玉 ▲5五金 △3三玉 ▲2六飛 △7九馬 ▲5六玉 △6六角成 ▲同 玉 △7四桂 ▲7五玉 △8五飛
▲同 玉 △8四銀 ▲9六玉 △8五金 ▲投了
100手で後手の勝ち

95手め65玉で逆転
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 ▲5八金右 △5五歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △5六歩 ▲同 歩 △8八角成 ▲同 銀 △3三角
▲2一飛成 △8八角成 ▲5五桂 △6二玉 ▲1一龍 △5四歩 ▲6三桂成 △同 玉 ▲6六香 △7二玉 ▲7五角 △5一飛 ▲2三歩 △6二銀打 ▲2二歩成 △同 銀
▲同 龍 △6五歩 ▲7七銀 △8九馬 ▲6五香 △9九馬 ▲7八金 △5五歩 ▲8八銀 △9八馬 ▲6二香成 △同 銀 ▲5三銀 △5六歩 ▲5四歩 △5二香
▲6二銀成 △同 金 ▲5三銀 △6一歩 ▲4八銀 △6五桂 ▲6二銀成 △同 歩 ▲5五金 △5七香 ▲6五金 △8九馬 ▲7九銀 △5八香成 ▲同 玉 △3八銀
▲6八玉 △7四銀 ▲5三歩成 △7五銀 ▲5二と △同 飛 ▲同 龍 △同 金 ▲7五金 △5七歩成 ▲同 玉 △7七角 ▲6六歩 △5五金 ▲5六飛 △7八馬
▲6四桂 △6三玉 ▲7二銀 △5四玉 ▲6五金 △4四玉 ▲5五金 △3三玉 ▲2六飛 △7九馬 ▲5六玉 △6六角成 ▲同 玉 △7四桂 ▲6五玉 △6六金
▲同 飛 △同 桂 ▲5二桂成 △7四銀 ▲5四玉 △投了
101手で先手の勝ち


66手め74銀 大爆笑 No: 2092 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 17:50:06

羽生が駒アタリ奇数番3でもやりたそうな顔でまだ長考中。
こっちは康光が75角を狙えと過去形で言った途端に66手め74銀。
今日は羽生笑わせてくれるかもしれない。


では康光はどうすれば簡単に勝てたか? No: 2091 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 17:44:19

ズーズーしく居すわっている75角を取りに行けばよかった。アンタ邪魔と。


康光は57香に38銀? No: 2090 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 17:39:49

康光が戦略自体を成功させたので5局めに楽しみを増やしたと見るのは勝手。1局でも多く指したいと言う気持ち?竜王戦でも見せた悪い癖。
棋士は対局日以外はヒマなので多忙で日々を充実させた方が結果的に生き方としては面白いと言うのは個人的問題。57香から行って38銀ではノレンに腕押し。


一方深浦羽生は第二奇遇反転から跳躍奇数番3寸前の局面 No: 2089 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 17:29:47

58手め75同角なら54歩が第二奇遇反転後初の跳躍奇数番3で先手が逆転。よって羽生が現在58手め長考中。跳躍駒アタリ偶数番4を作れば勝ちだが62飛に68飛では互いにツバのかけあい漫才であった。互いに暑苦しい。63金から作成し86歩へ繋げる跳躍番か仮想第三奇遇反転。後手は85歩が顔なので仮想第三奇遇反転が本筋。


康光長考中? No: 2088 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 16:58:00

簡単。先頃の米長中原の演芸会を思い出せばいい。


57手め55金まで演芸会 No: 2087 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 16:56:00

46手め56歩緩手のおかげで54歩の迎合手に52香の演芸会に。互いに見せ物小屋で逆立ちしあっている道化師。フェリーニ映画のように楽しむ。61歩など見せるようでは笑いが止まらない。谷川は昔ソコに香打った。現在55金で駒アタリ偶数番2。3からやり直しでは演芸会続行。後手は駒アタリ偶数番4にまた行くまで3でミスする可能性がある。


46手め56歩は緩手 No: 2086 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 16:43:31

最強は駒アタリ偶数番4で迎撃。
1=21香
2=63桂
3=31金
4=57香
5=27桂
X=52飛

56歩は歩切れコンプレックス+逆行偶数番2の中庸手。


41手め88銀は駒アタリ偶数番4 No: 2085 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 16:04:14

で逆転アリと書こうと思ったらその通りになっている。88銀は先手唯一の勝負手。羽生藤井戦でも扱ったのでひとめ。 98馬などと逃げているようではイケない。以下62香成同銀に45手め53銀では大爆笑。さっきの当家変化53銀は駒アタリ偶数番4だが今度は駒アタリ奇数番3。つまり40手め55歩で後手が飛車の活用を謀りそれが緩手になった時点で第二奇偶反転へ戻ってしまった。


康光40手め55歩? No: 2084 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 15:50:37

すでに後手が勝たなくてはいけない局面。控え室推奨の手など指すようでは第5局もやりたい模様。55歩は駒アタリ奇数番3だが狙いがバカ単純すぎ。一発でコケる可能性がある。先手は2筋方面が強い。羽生なら40手め52金で次の21香挟撃。最強棋聖ならイケイケで圧勝でもいいがコケたら自信過剰。飛車利用の5筋攻めは後手の成功例が少ない。平行偶数番2を嫌って理論通り駒アタリ奇数番3ならここでも40手め53桂。53桂は最高の勝ち方だが最初の53桂を見逃した棋聖の沽券で指せない模様。


竜王戦決勝T 深浦羽生 相矢倉4-1アタック No: 2083 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 15:30:17

深浦が当家推奨の77銀。深浦の場合は当家からではなく羽生経由なのでまだ評価しない。羽生は4-1アタックから2手角。73角と68角の戦いなら後手作戦成功。深浦の硬直手のおかげ。43手め57銀に対してすでに4段目に進出している銀の方が自在。行くも引くも先手次第のため。先手銀は行くしかない。制権理論で後手に選択肢がひとつ多い。しかも手番を戻された先手が先に手を見せないと電車は進行しない。
当家ではすでに後手勝ち。以前2手角を無条件で許したら負けと書いている。


35手め77銀 大爆笑 No: 2082 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 14:53:52

渡辺明の受け狙いのギャグ。そうでなければ記録係のタナトラ二世が指し継いでいる。あとは例の「間違えたらもっと面白かった」路線で。裏番組へ行くことに。


34手め65歩でまた渡辺明長考? No: 2081 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 14:49:50

だから観戦がダレる。34手め65歩で仮想番は後手が自ら解消したのだから駒アタリ偶数番4しかない。もしかしたら控え室が言う77銀とはここのことであろうか?35手め77銀は駒アタリ奇数番3なのでダメ。読む必要ない。


31手め22歩成から3手の読み成就 No: 2080 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 14:42:58

29手め23歩で笑い終えた。どうやら控え室も3手の読みは即時判った模様。その理論的背景が彼らに不明なだけ。
今読んだが控え室が言う77銀とは31手め62香成で銀を取って77銀打と言うことであろうか?ソレは38手め99馬で後手に桂香2枚ずつでさらに銀アタリの77馬王手を防がないといけない。つまりオワっている。だから負けても仕方ないと渡辺明は31手め22歩成。仕方ないどころか棋聖戦が終わる。
最後の期待は駒アタリ偶数番4。3手後の53銀が該当。


30手め62銀打で康光逆転1歩前 No: 2079 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 14:27:34

渡辺明のタコ手のおかげで平行偶数番2の元鞘に戻ったばかりか今度は65地点に桂や銀ではなく歩が打てる。22歩成はアッサリ同銀同龍に65歩が3手の読み。これが駒アタリ奇数番3の逆転手。62銀は空間閉塞手なので22龍が王手にならない。しかも23歩成といけないのでは23歩が単なる空間閉塞手で13龍連動手不可。23歩のまま2筋に香売ったら最高。
34=65歩が駒アタリ奇数番3と言うことは後手が制権理論で自ら仮想番を消去したことになる。仮想番の強み。相手の出方次第で奇偶反転がナカッタことにできる。将棋の一番面白いトコロ。将棋に永遠の不可知性を与えるかもしれない仮想奇遇反転理論は今期名人戦の最大の落し種なので皆郷田に感謝しないといけない。郷田がいなかったら当家も駒アタリ原理をここまで発展させなかった。


29手め23歩大爆笑 No: 2078 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 14:16:38

29=23歩。2筋にしか歩が打てないばかりか歩以外の持ち駒がないので渡辺明は冴えない顔で23歩。23歩は平行駒アタリ偶数番2。即ち仮想第二奇偶反転解釈をしていない。28手め51飛を仮想第二奇偶反転とする当家なら29=13龍で進行駒アタリ奇数番3。13龍は歩得+43龍連動手示唆+61香成示唆。


28手め51飛の解釈 仮想第二奇偶反転 No: 2077 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 14:15:22

棋界最強の研究者康光が指したからには28手め51飛は当然仮想第二奇偶反転。31地点を死守しただけならタコだが61金にヒモ付けている。ところが61飛変化とは仮想第二奇偶反転を認めない指し方。51飛が攻めに参加する場合は仮想奇偶反転ではない。この飛車は一番働くと見せかけて切られ役。


28手め51飛 大爆笑 No: 2076 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 13:59:58

オ上品良すぎる。昼にナニ喰ったかと思ったら親子丼。53桂は当家と中原にしか指せないであろう。大山が元々この局面にしないと言うのはヨッパライのデマ。
28手め逆行奇数番1のまとめ
1=53桂 マシュダ一家 前項
2=51飛 康光+飯野
3=32銀 飯野
4=42銀打 大山/43歩も守るので双頭の受け。22飛は一旦消える。23歩なら91香で銀歩交換で34=65香の駒アタリ奇数番3。


午後へ持ち越された28手めの問題 No: 2075 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 13:42:24

後手は駒アタリ奇数番3を取れタラ勝ちだが該当がナイ。22銀は仮想番行使だが酒場でヨッパライが踏み倒す不良手。よって理知的な人間ならば逆行駒アタリ奇数番1しか考えない。該当は控え室の飯野が51飛か32銀と言っている。控え室のヨッパライを宥めているのであろう。それは単受けなので大山は絶対指さない。当家は28手め53桂打。先手が桂を持っていれば真っ先に53桂が浮かぶが後手が逆用。相手が打ちたい所へ打つ空間閉塞手+次に65銀打の駒アタリ奇数番3を見せる双頭手。いきなり28手め65桂や65銀打は酒場を買い取る受動2-1駒アタリ奇数番3。大和証券ならそれで行く。不良手よりマシ。これは棋聖戦なのでもう少し気品よく。


駒アタリ偶数番2で昼食 連動2と仮想3を見る No: 2074 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 13:13:20

当家は20手まではあるだろうと2002/07/13 Satの時点で書いている。
「20手までは定跡手順通りに?」
「58金型ならここらへんは今後もかわらんはず」
康光が22手めで変化したのは連盟将棋が5年間も安い定跡にアグラかいてきた証拠。最優秀棋士に相応しい理知的分析から21手めの駒アタリ奇数番3が生れた。康光はマシュダ一家最大の読み手。バックナンバーのナンバーの意味さえ読みつくそうとしている。だから当家は対抗して基本デッサンを今回は19手めまで戻す。対久保の竜王戦で。
問題は駒アタリ奇数番3取るのに歩を使ったおかげで後手歩切れ。63桂成で先手は香銀交換でも2歩得。
24=連動駒アタリ奇数番1で後手指せるが手番を渡したために先手に駒アタリ偶数番2の権利。
25=王手は駒アタリとは言わない。むしろ空間閉塞手。
26=逆行駒アタリ奇数番1なら桂合いだが同香同玉75角で後手負け。よって逃げるがそれが駒アタリ偶数番2のため先手の序盤疑問連鎖が半分解消。
27=渡辺明は75角の駒アタリ偶数番2でマシュダ一家理論へ戻る。
康光再度の長考でメシ。61香成は仮想番。GNは13。これは対久保でも渡辺明が当家分析通りにまっさきに見た地点。13龍は43への連動番になるため。72玉は久保が対深浦で見せた逃げ方参照。久保は蟹這いで横に逃げた。


棋聖戦第4局 19手めまでの先手の疑問連鎖 急戦中飛車序盤検証 No: 2073 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/06 Fri 12:35:20

急戦中飛車の定跡は美しい。では二枚落ち46歩並の必然がどこまで実証されているのか康光が問題提起。
急戦中飛車なら対久保に快勝して棋聖挑戦権を得た渡辺明が必ず58金で来ると確信している棋聖。竜王戦のオトシマエ。22手めの目も覚める康光新手に53分。 飛車先を重くするこの歩はひとめ打ちにくいが思い出すことがある。
「この戦形は双方に中央の攻防は自信ないはず」
自信ないなら攻めを焦らせる。
新理論で序盤検証。54歩はある。25歩もある。
06=第一奇偶反転▲偶。よって▲3-1A不成立。
08=2-2構造作成により▲2-2A成立。
12=跳躍駒アタリ偶数番2か仮想跳躍奇数番3かの問題ではない。先手には22飛成の仮想番以前に34歩が実質アタリのため。よってここは見たマンマ跳躍駒アタリ奇数番3。
13=先手1歩得で優勢。後手は行くしかない。34歩までアタリのため12=跳躍駒アタリ奇数番3は理論上正しい。これが初めて正当化し得たのも奇偶反転理論のおかげ。
18=銀桂交換を見てはいけない。むしろ後手は取られる駒が香だけとなったが先手には桂香を保護しにくいことを見る。ところがこの局面は能動駒アタリ偶数番2のために後手が不利。ここだけが説明できなかったが奇偶反転理論で説明できるように。
19=先手からの2-1能動跳躍駒アタリ奇数番3。この手が疑問手の可能性が高い。奇偶反転理論に従えば先手は跳躍駒アタリ偶数番4を取れば勝ち。そこに至る構図は19手めからデザインし直し。今後の課題。
21=連動駒アタリ奇数番3。19手めからの疑問手連鎖。
22=康光新手は明解な駒アタリ奇数番3。康光が急戦中飛車定跡を再構築し得た原動力は正しく奇偶反転理論。ただしここでは二種類の駒アタリ奇数番3。それを考えた時間が53分。新理論では3がひとめのため。


2007.07.03竜王戦決勝T 富岡VS久保 相振り 完全3rdVS完全4th No: 2072 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/04 Wed 11:56:10

7VS4ならば久保は最初から千日手狙った。3手め96歩が問題。
相振りでアナとは富岡暑苦しい。
。第三奇偶反転△奇で久保の完全3rdアタックに第五奇偶反転▲偶で完全4thアタック。結果4-3構造で後手のみ26歩即ち25歩の仮想番が有るために仮想4-4構造を後手が掌握。後手は千日手を狙いやすい。7vs4は先手勝勢の結論を後手の千日手策で覆す久保が優った。

千日手局 完全3rdVS完全4th
棋戦:第20期竜王戦 決勝トーナメント
先手:富岡英作八段
後手:久保利明八段
▲7六歩 △3四歩 ▲9六歩 △4四歩 ▲7八飛 △4二飛 ▲6八銀 △3二銀 ▲4八玉 △4三銀 ▲3八玉 △6二玉 ▲2八玉 △2四歩 ▲3八金 △1四歩
▲1八香 △1五歩 ▲1九玉 △5二金左 ▲5六歩 △7二銀 ▲9五歩 △3三角 ▲5九金 △2五歩 ▲2八銀 △2二飛 ▲5七銀 △2六歩 ▲同 歩 △同 飛
▲2七歩 △2四飛 ▲4八金上 △3五歩 ▲8六歩 △7一玉 ▲8五歩 △8二玉 ▲7七角 △6四歩 ▲8八飛 △6三金 ▲8四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8三銀
▲8八飛 △8四歩 ▲5五歩 △7二金 ▲5六銀 △2六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲5八飛 △2二飛 ▲2七歩 △2四角 ▲6八角 △3三桂 ▲7七桂 △7四歩
▲5七角 △7五歩 ▲同 角 △3六歩 ▲8五歩 △同 歩 ▲8四歩 △7四銀 ▲6六角 △7三金寄 ▲7八飛 △8六歩 ▲8八飛 △7九角成 ▲8六飛 △6八馬
▲7五歩 △6三銀 ▲8八飛 △7九馬 ▲8六飛 △6八馬 ▲3六歩 △7六歩 ▲同 飛 △8四金 ▲8五歩 △8三金引 ▲8六飛 △7三金寄 ▲8四歩 △7六歩
▲同 飛 △8四金 ▲8五歩 △8三金引 ▲8六飛 △7三金寄 ▲8四歩 △7六歩 ▲同 飛 △8四金 ▲8五歩 △8三金引 ▲8六飛 △7三金寄 ▲8四歩

1時間損して指直しでは相振り穴熊も冴えない。トミーも恥じて名人戦第3局手順へ。15手め36歩は当家分析から。
郷田が指した15手め38銀は「ひとめおかしい」とハッキリ書いてある。久保が読みトバスはずない。3-2構造から後手2-3構造作成瞬間に3rdアタックは先手が42飛を第四奇偶反転▲奇と解釈した証し。よって33角が仮想第三奇偶反転。
46=第五奇偶反転▲偶
52=第六奇偶反転▲奇
79角と23飛で相殺。勝負手35歩は7thアタックのため悪手。第八まで行ったので再度の千日手はあったが時間不足。83手め37歩は久保がコンロを畏れた証し。トミーもアタマ来て1分将棋で行ったら功を奏した。久保はこんなんではダメ。もっと押さないと。

指直し局
棋戦:第20期竜王戦 決勝トーナメント
先手:久保利明八段
後手:富岡英作八段

▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩 △5四歩 ▲6六歩 △4二銀 ▲7八飛 △5三銀 ▲6八銀 △3三角 ▲6七銀 △2二飛 ▲5六銀 △4四歩 ▲3六歩 △6二玉
▲3八銀 △5二金左 ▲3七銀 △7二銀 ▲4八玉 △4二飛 ▲5八金左 △4五歩 ▲7四歩 △同 歩 ▲同 飛 △7一玉 ▲9六歩 △7三歩 ▲7六飛 △5五歩
▲6七銀 △4四角 ▲9七角 △3二飛 ▲7七桂 △8二玉 ▲6五歩 △1四歩 ▲1六歩 △3三桂 ▲8六歩 △1三香 ▲3八金 △1二飛 ▲2六銀 △2四歩
▲8五歩 △2五歩 ▲1七銀 △2二飛 ▲7九角 △4三金 ▲3九玉 △2三飛 ▲4八金左 △3五歩 ▲同 歩 △同 角 ▲9七角 △2四飛 ▲3六歩 △4四角
▲5八銀 △5四金 ▲2八玉 △9四歩 ▲8六角 △6四歩 ▲同 歩 △同 銀 ▲6五歩 △5三銀 ▲9七角 △3四飛 ▲7九角 △4六歩 ▲同 歩 △3六飛
▲4七銀 △3四飛 ▲3七歩 △2四飛 ▲4五歩 △同 金 ▲4六歩 △3五金 ▲3六歩 △3四金 ▲9七角 △2二飛 ▲3七桂 △6二金 ▲5六歩 △6六歩
▲同 飛 △1五歩 ▲同 歩 △1六歩 ▲同 銀 △2六歩 ▲同 歩 △2五歩 ▲8四歩 △同 歩 ▲8三歩 △同 銀 ▲8五歩 △2六歩 ▲8四歩 △同 銀
▲8三歩 △同 玉 ▲8五歩 △9三銀 ▲4五歩 △同 桂 ▲6四歩 △5六歩 ▲同 飛 △7七角成 ▲6三歩成 △5五歩 ▲4六飛 △2四桂 ▲6二と △1六桂
▲同 香 △6二銀 ▲3一角成 △2七歩成 ▲同 金 △3九銀 ▲同 玉 △2七飛成 ▲4五桂 △同 金 ▲7五桂 △7四玉 ▲8三銀 △6五玉 ▲6四金

感想では35銀を畏れて92手め22飛を後悔した模様だが95手め56歩に66歩は悪手に握手。以下スッタモンダで130手め62銀がポカ。羽生が阿久津相手にと金取って負けにした朝日OPと同じ。

尻金三連発で爆笑したい場合
棋戦:トミーの成長を見守る会
先手:尻に叱れる
後手:アウトドア
▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩 △5四歩 ▲6六歩 △4二銀 ▲7八飛 △5三銀 ▲6八銀 △3三角 ▲6七銀 △2二飛 ▲5六銀 △4四歩 ▲3六歩 △6二玉
▲3八銀 △5二金左 ▲3七銀 △7二銀 ▲4八玉 △4二飛 ▲5八金左 △4五歩 ▲7四歩 △同 歩 ▲同 飛 △7一玉 ▲9六歩 △7三歩 ▲7六飛 △5五歩
▲6七銀 △4四角 ▲9七角 △3二飛 ▲7七桂 △8二玉 ▲6五歩 △1四歩 ▲1六歩 △3三桂 ▲8六歩 △1三香 ▲3八金 △1二飛 ▲2六銀 △2四歩
▲8五歩 △2五歩 ▲1七銀 △2二飛 ▲7九角 △4三金 ▲3九玉 △2三飛 ▲4八金左 △3五歩 ▲同 歩 △同 角 ▲9七角 △2四飛 ▲3六歩 △4四角
▲5八銀 △5四金 ▲2八玉 △9四歩 ▲8六角 △6四歩 ▲同 歩 △同 銀 ▲6五歩 △5三銀 ▲9七角 △3四飛 ▲7九角 △4六歩 ▲同 歩 △3六飛
▲4七銀 △3四飛 ▲3七歩 △2四飛 ▲4五歩 △同 金 ▲4六歩 △3五金 ▲3六歩 △3四金 ▲9七角 △2二飛 ▲3七桂 △6二金 ▲5六歩 △6六歩
▲同 飛 △1五歩 ▲同 歩 △1六歩 ▲同 銀 △2六歩 ▲同 歩 △2五歩 ▲8四歩 △同 歩 ▲8三歩 △同 銀 ▲8五歩 △2六歩 ▲8四歩 △同 銀
▲8三歩 △同 玉 ▲8五歩 △9三銀 ▲4五歩 △同 桂 ▲6四歩 △5六歩 ▲同 飛 △7七角成 ▲6三歩成 △5五歩 ▲4六飛 △2四桂 ▲6二と △1六桂
▲同 香 △2七歩成 ▲同 金 △2六歩 ▲1七金 △3七桂成 ▲同 金 △2五桂 ▲4三飛成 △1七桂成 ▲3九玉 △6六馬 ▲5七歩 △同 馬 ▲4八金 △2八成桂
▲同 玉 △2七歩成 ▲同 金 △2九金 ▲3八玉 △2七飛成 ▲同 玉 △2八金打 ▲3七玉 △2六銀 ▲同 玉 △4八馬 ▲3七桂 △2七金打 ▲投了
158手で後手の勝ち


2007.07.01ネット最強戦 郷田三浦 横歩取り33桂 ひふみん舌好調 No: 2071 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/07/02 Mon 02:51:48

日時:07/07/01 20:00:28
棋戦:ネット最強戦
先手:郷田真隆
後手:三浦弘行
▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲3四飛 △3三桂
▲5八玉 △1四歩 ▲3六飛 △4二銀 ▲3八金 △6二玉 ▲4八銀 △7二玉 ▲2六飛 △6二金 ▲9六歩 △8二銀 ▲6八銀 △2五歩 ▲5六飛 △8四飛
▲7七桂 △2四飛 ▲3六歩 △5四歩 ▲3七銀 △2六歩 ▲2八歩 △5五歩 ▲同 飛 △2七歩成 ▲同 歩 △2五桂 ▲3五飛 △3七桂成 ▲同 桂 △3三銀
▲9七角 △8四飛 ▲8五歩 △7四飛 ▲5五飛 △5二歩 ▲5六飛 △3四飛 ▲7五歩 △3一角 ▲7六飛 △4四銀 ▲9五歩 △5三銀 ▲9四歩 △6四銀
▲8六角 △2四飛 ▲9三歩成 △同 香 ▲9四歩 △同 香 ▲9五歩 △同 香 ▲同 香 △9四歩 ▲同 香 △9三歩 ▲8四桂 △8三玉 ▲6六香 △5三銀
▲7四歩 △9四歩 ▲6五桂 △7四歩 ▲5三桂成 △同 歩 ▲9二銀 △7三玉 ▲8一銀成 △7五香 ▲同 角 △同 歩 ▲同 飛 △7四歩 ▲3五飛 △3四歩
▲4五飛 △5四桂 ▲2六香 △6六桂 ▲同 歩 △8九角 ▲7九金

ヒフミンまた登場してYだせとリクエスト。アレは締めたのでこっちで補填。
昨日のことを棋譜で郷田本人に聞いている。53手め45桂解説に大爆笑。

ひふみん「強手▲6四桂」の舌好調変化 
▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲3四飛 △3三桂
▲5八玉 △1四歩 ▲3六飛 △4二銀 ▲3八金 △6二玉 ▲4八銀 △7二玉 ▲2六飛 △6二金 ▲9六歩 △8二銀 ▲6八銀 △2五歩 ▲5六飛 △8四飛
▲7七桂 △2四飛 ▲3六歩 △5四歩 ▲3七銀 △2六歩 ▲2八歩 △5五歩 ▲同 飛 △2七歩成 ▲同 歩 △2五桂 ▲3五飛 △3七桂成 ▲同 桂 △3三銀
▲9七角 △8四飛 ▲8五歩 △7四飛 ▲4五桂 △3四銀 ▲6四桂 △同 飛 ▲同 角 △3五銀 ▲5三角成 △8九飛 ▲7九金 △9九飛成 ▲6二馬 △同 玉
▲5三金 △7二玉 ▲6二飛 △8三玉 ▲3二飛成 △7七角成 ▲8四金 △9二玉 ▲7七銀 △投了
73手で先手の勝ち

郷田の解答は三浦を無視して
66手め74歩の駒アタリ奇数番3の場合
▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲3四飛 △3三桂
▲5八玉 △1四歩 ▲3六飛 △4二銀 ▲3八金 △6二玉 ▲4八銀 △7二玉 ▲2六飛 △6二金 ▲9六歩 △8二銀 ▲6八銀 △2五歩 ▲5六飛 △8四飛
▲7七桂 △2四飛 ▲3六歩 △5四歩 ▲3七銀 △2六歩 ▲2八歩 △5五歩 ▲同 飛 △2七歩成 ▲同 歩 △2五桂 ▲3五飛 △3七桂成 ▲同 桂 △3三銀
▲9七角 △8四飛 ▲8五歩 △7四飛 ▲5五飛 △5二歩 ▲5六飛 △3四飛 ▲7五歩 △3一角 ▲7六飛 △4四銀 ▲9五歩 △5三銀 ▲9四歩 △6四銀
▲8六角 △7四歩 ▲9三歩成 △同 香 ▲9四歩 △同 香 ▲同 香 △7五銀 ▲同 角 △同 歩 ▲9六飛 △9五歩 ▲同 飛 △8六角 ▲9六飛 △9五銀
▲8六飛 △同 銀 ▲9二香成 △9九飛 ▲8二成香 △同 玉 ▲8四香 △8三歩 ▲5六角 △8四歩 ▲8三銀 △7一玉 ▲3四角 △8二香 ▲4一飛 △6一香
▲7四桂 △投了
97手で先手の勝ち

好みが対照的。郷田は45桂中空三角理論は名人戦でもやりたくないとハッキリ答えてくれた。谷川のマネしませんと三浦相手にヒフミン通訳で即時返答とはヒゲ同様芸が濃い。
中盤の形勢判断だが歩3枚+桂と銀の交換なら先手いいに決まっている。郷田はそれを徹底的に主張。33桂右玉はひふみんへの三浦サービスであろう。順位戦の項で扱った。天馬効果から始まりアポロの剣を経てまだヒフミン登場とは感慨深い。もう囲碁将棋ジャーナルの永世キャスターで毎回ご登場を願いたい。奇跡の人。


2007.07.01NHK杯 中田功VS阿久津 第四奇偶反転 No: 2070 [返信][削除]
投稿者: マシュダ一家  07/07/01 Sun 17:25:26

棋戦:第57回NHK杯1回戦第14局
戦型:対三間穴熊 第四奇偶反転
先手:中田功七段
後手:阿久津主税五段
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △8四歩 ▲7八飛 △8五歩 ▲7七角 △6二銀 ▲4八玉 △4二玉 ▲6八銀 △3二玉 ▲5六歩 △3三角 ▲5八金左 △2二玉
▲3八銀 △5四歩 ▲4六歩 △1二香 ▲3九玉 △1一玉 ▲3六歩 △2二銀 ▲1六歩 △1四歩 ▲5七銀 △4四歩 ▲4七金 △5二金右 ▲2八玉 △4三金
▲2六歩 △3二金 ▲2七銀 △5三銀 ▲3八金 △4二銀 ▲7五歩 △3一銀右 ▲5九角 △8四飛 ▲2五歩 △4二角 ▲7六飛 △3三桂 ▲6五歩 △2五桂
▲9五角 △9四飛 ▲7七角 △2四歩 ▲4八銀 △3三金寄 ▲9六歩 △6四歩 ▲5五歩 △6五歩 ▲7四歩 △同 飛 ▲同 飛 △同 歩 ▲5四歩 △6九飛
▲8三飛 △7五角 ▲5三歩成 △5七歩 ▲7六歩 △6六角 ▲5七金 △同角成 ▲同 銀 △8九飛成 ▲5九歩 △7八龍 ▲6八銀 △5六桂 ▲6七角 △6八龍
▲同 角 △同桂成 ▲8九角 △5五角 ▲8一飛成 △4六角 ▲3七桂打 △5九成桂 ▲4三と △同金寄 ▲5二飛 △3三金寄 ▲5九飛成 △5七金 ▲4九龍 △5五角
▲5一龍 △3七桂成 ▲同 桂 △5四歩 ▲同 龍 △6六角 ▲5八歩 △4八銀 ▲6九龍 △3七銀不成▲同 金 △4八金 ▲5六角 △2五桂 ▲2六金 △4三金寄
▲5一龍 △5四歩 ▲6六龍 △同 歩 ▲6四角 △5五飛 ▲3五桂 △5六飛 ▲2三桂打 △同 銀 ▲同桂不成 △同 金 ▲3一龍 △2一桂 ▲2五金 △3九角
▲2九玉 △4六桂 ▲3二銀 △3八金 ▲同 銀 △同桂成 ▲同 玉 △5八飛成 ▲2七玉 △3八銀 ▲1八玉 △4七銀成 ▲2八桂 △同角成 ▲同 角 △同 龍
▲同 玉 △6四角 ▲5五桂 △3一角 ▲同銀成 △2五歩 ▲2一成銀 △同 玉 ▲5一飛 △3一銀 ▲3二銀 △同 玉 ▲4三桂成 △同 玉 ▲5三金

45=第三奇偶反転▲偶は一昨日の表記法を張るだけ。だから46手めの7thアタックが可能。藤井は33桂を悪手扱いだがその理由を述べていない。47手め65歩で8thになるために25桂がないと言うだけのこと。阿久津は33桂で攻めるなら9筋の交換で9thにして45歩からいかないといけない。
95角は悪手。26角で35歩を狙うのが当家。対して後手の64歩が悪手になる。
ナカータのタコ手のおかげで94飛が理論通り。77角で歩損を手得にするのは古い指し方。第四奇偶反転か否かの解釈だが当家の最新理論では仮想奇偶反転と呼ぶ。ナカータは名人戦第3局の郷田の棋譜を神棚に奉ってもいいほど。アレがなければ当家は仮想奇偶反転理論を早々に展開しなかった。94飛は手損のようでも74歩を同飛と取れば関係なく77角が第四奇偶反転▲奇に逆行相転化。
84飛と戻して千日手はナカータが84飛を第四奇偶反転と思っているので55歩で逆転と換算。阿久津は77角で第四奇偶反転と思っているので24歩待機。結果互いにワケわかんなくなって56=64歩の7thアタック。つまり阿久津は77角で第四奇偶反転▲奇と解釈し直したことで勝負を挑んでいる。一方ナカータは千日手にされても仕方ない。よってこれはテレビ収録用の打開を後手から仕掛けるはずと思ったナカータの挑発。作戦的には後手が千日手にすればいいので順位戦では指されない。
以下は先手が駒アタリ偶数番。零番で64手めの局面へ。手番を貰った後手が駒アタリ奇数番1に先手駒アタリ偶数番2の進行。
ナカータが駒アタリ偶数番で指している限り45=第三奇偶反転▲偶と同じ。実際は60=74同飛の時点で第四奇偶反転▲奇となる。三日前の戸部と同じミスだが仮想番認定が出来なかっただけなのでコッチはまだ名人戦に近い。理論的に先んじている分は経験値であろう。先手が最初に逆転したのは69=76歩の駒アタリ奇数番3。マシュダ一家理論は実に明解。よって阿久津の悪手は66手め75角。正解手は69=66歩。この変化は72手め45歩の駒アタリ偶数番2で後手が勝つ。歩一枚でタコになった77角より73角の方が厳しい。阿久津は53歩成にビビっただけ。以下阿久津のミスで先手が第四奇偶反転決定後の駒アタリ奇数番を取り続けることができた。ナカータはマシュダ一家理論に偶然戻ることができたが経験値からの必然なら凄い才能。しかしその痕跡がない。あるとすれば挑発で相手のミスを誘う奇偶反転だがそれは単に老獪と言う。
終盤だが解説藤井を見るとなぜ理知のカケラもないのかよく判る。最終盤を互いに攻めあった時にどちらの玉が最短で詰むかの手数で藤井は逆算。それは当家で第一変化と呼ばれるもの。ところが藤井は第三変化になるともうアウト。互いに受けると第三変化までに再計算できなくなってしまう。だから第五変化まで読む羽生に負けて当たり前。これはかなり以前克明に変化を掲げて記した。
最終盤はNHK新スタッフの努力のおかげでど迫力。中田がいっそう好きになれる。ワイプが指し手とシンクロすると最高。藤井は短手数だったとしても同じこと言っているので今回の冗談解説は編集のせいではない。
藤井は105手め29龍らしいがそれだと110手め39金で龍が死ぬ。
115手めは以下で先手勝ち。
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △8四歩 ▲7八飛 △8五歩 ▲7七角 △6二銀 ▲4八玉 △4二玉 ▲6八銀 △3二玉 ▲5六歩 △3三角 ▲5八金左 △2二玉
▲3八銀 △5四歩 ▲4六歩 △1二香 ▲3九玉 △1一玉 ▲3六歩 △2二銀 ▲1六歩 △1四歩 ▲5七銀 △4四歩 ▲4七金 △5二金右 ▲2八玉 △4三金
▲2六歩 △3二金 ▲2七銀 △5三銀 ▲3八金 △4二銀 ▲7五歩 △3一銀右 ▲5九角 △8四飛 ▲2五歩 △4二角 ▲7六飛 △3三桂 ▲6五歩 △2五桂
▲9五角 △9四飛 ▲7七角 △2四歩 ▲4八銀 △3三金寄 ▲9六歩 △6四歩 ▲5五歩 △6五歩 ▲7四歩 △同 飛 ▲同 飛 △同 歩 ▲5四歩 △6九飛
▲8三飛 △7五角 ▲5三歩成 △5七歩 ▲7六歩 △6六角 ▲5七金 △同角成 ▲同 銀 △8九飛成 ▲5九歩 △7八龍 ▲6八銀 △5六桂 ▲6七角 △6八龍
▲同 角 △同桂成 ▲8九角 △5五角 ▲8一飛成 △4六角 ▲3七桂打 △5九成桂 ▲4三と △同金寄 ▲5二飛 △3三金寄 ▲5九飛成 △5七金 ▲4九龍 △5五角
▲5一龍 △3七桂成 ▲同 桂 △5四歩 ▲同 龍 △6六角 ▲5八歩 △4八銀 ▲6九龍 △3七銀不成▲同 金 △4八金 ▲5六角 △2五桂 ▲2六金 △4三金寄
▲5一龍 △5四歩 ▲2五金 △同 歩 ▲2四桂 △3三金直 ▲3五桂 △投了

119手で先手の勝ち

123手めは以下で先手勝ち
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △8四歩 ▲7八飛 △8五歩 ▲7七角 △6二銀 ▲4八玉 △4二玉 ▲6八銀 △3二玉 ▲5六歩 △3三角 ▲5八金左 △2二玉
▲3八銀 △5四歩 ▲4六歩 △1二香 ▲3九玉 △1一玉 ▲3六歩 △2二銀 ▲1六歩 △1四歩 ▲5七銀 △4四歩 ▲4七金 △5二金右 ▲2八玉 △4三金
▲2六歩 △3二金 ▲2七銀 △5三銀 ▲3八金 △4二銀 ▲7五歩 △3一銀右 ▲5九角 △8四飛 ▲2五歩 △4二角 ▲7六飛 △3三桂 ▲6五歩 △2五桂
▲9五角 △9四飛 ▲7七角 △2四歩 ▲4八銀 △3三金寄 ▲9六歩 △6四歩 ▲5五歩 △6五歩 ▲7四歩 △同 飛 ▲同 飛 △同 歩 ▲5四歩 △6九飛
▲8三飛 △7五角 ▲5三歩成 △5七歩 ▲7六歩 △6六角 ▲5七金 △同角成 ▲同 銀 △8九飛成 ▲5九歩 △7八龍 ▲6八銀 △5六桂 ▲6七角 △6八龍
▲同 角 △同桂成 ▲8九角 △5五角 ▲8一飛成 △4六角 ▲3七桂打 △5九成桂 ▲4三と △同金寄 ▲5二飛 △3三金寄 ▲5九飛成 △5七金 ▲4九龍 △5五角
▲5一龍 △3七桂成 ▲同 桂 △5四歩 ▲同 龍 △6六角 ▲5八歩 △4八銀 ▲6九龍 △3七銀不成▲同 金 △4八金 ▲5六角 △2五桂 ▲2六金 △4三金寄
▲5一龍 △5四歩 ▲6六龍 △同 歩 ▲6四角 △5五飛 ▲3五桂 △5六飛 ▲2三桂打 △同 銀 ▲3一龍 △2一桂 ▲2二銀 △同 金 ▲同 龍 △同 玉
▲1一銀 △3三玉 ▲4三桂成 △同 玉 ▲4二金 △3三玉 ▲4三金打 △投了
135手で先手の勝ち

131手めは以下で先手勝ち
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △8四歩 ▲7八飛 △8五歩 ▲7七角 △6二銀 ▲4八玉 △4二玉 ▲6八銀 △3二玉 ▲5六歩 △3三角 ▲5八金左 △2二玉
▲3八銀 △5四歩 ▲4六歩 △1二香 ▲3九玉 △1一玉 ▲3六歩 △2二銀 ▲1六歩 △1四歩 ▲5七銀 △4四歩 ▲4七金 △5二金右 ▲2八玉 △4三金
▲2六歩 △3二金 ▲2七銀 △5三銀 ▲3八金 △4二銀 ▲7五歩 △3一銀右 ▲5九角 △8四飛 ▲2五歩 △4二角 ▲7六飛 △3三桂 ▲6五歩 △2五桂
▲9五角 △9四飛 ▲7七角 △2四歩 ▲4八銀 △3三金寄 ▲9六歩 △6四歩 ▲5五歩 △6五歩 ▲7四歩 △同 飛 ▲同 飛 △同 歩 ▲5四歩 △6九飛
▲8三飛 △7五角 ▲5三歩成 △5七歩 ▲7六歩 △6六角 ▲5七金 △同角成 ▲同 銀 △8九飛成 ▲5九歩 △7八龍 ▲6八銀 △5六桂 ▲6七角 △6八龍
▲同 角 △同桂成 ▲8九角 △5五角 ▲8一飛成 △4六角 ▲3七桂打 △5九成桂 ▲4三と △同金寄 ▲5二飛 △3三金寄 ▲5九飛成 △5七金 ▲4九龍 △5五角
▲5一龍 △3七桂成 ▲同 桂 △5四歩 ▲同 龍 △6六角 ▲5八歩 △4八銀 ▲6九龍 △3七銀不成▲同 金 △4八金 ▲5六角 △2五桂 ▲2六金 △4三金寄
▲5一龍 △5四歩 ▲6六龍 △同 歩 ▲6四角 △5五飛 ▲3五桂 △5六飛 ▲2三桂打 △同 銀 ▲同桂不成 △同 金 ▲3一龍 △2一桂 ▲2五金 △3九角
▲2九玉 △4六桂 ▲2二銀 △同 金 ▲同 龍 △同 玉 ▲3一銀 △3三玉 ▲4二銀打 △2三玉 ▲2二金 △1三玉 ▲1四金 △同 玉 ▲1五歩 △2五玉
▲3七桂 △投了
145手で先手の勝ち

勝ちを逃して逆に三回盛上った。やはり人間は間違えると楽しいことが増える。真剣になればなるほど面白い。五回盛上げたらタイトル戦級。