歩で謝る0 穴熊相手の銀冠における教訓 2006.04.23NHK杯 島VS福崎 対穴熊中飛車銀冠 2006.04.30NHK杯 阿部VS広瀬 対穴熊四間銀冠 | No: 403
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日時:2006.04.23
棋戦:第56回NHK杯1回戦
戦形:対穴熊中飛車銀冠
先手:島 朗
後手:福崎文吾
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽4四歩
▲2五歩 ▽3三角 ▲4八銀 ▽5四歩 ▲5六歩 ▽4二銀
▲5八金 ▽5二飛 ▲6九玉 ▽6二玉 ▲7七角 ▽7二玉
▲5七銀 ▽5三銀 ▲6六歩 ▽5五歩 ▲同 歩 ▽6四銀
▲6七金右 ▽5五銀 ▲5六歩 ▽6四銀 ▲8八銀 ▽8二玉
▲8六歩 ▽9二香 ▲7九玉 ▽9一玉 ▲8七銀 ▽8二銀
▲8八玉 ▽4三金 ▲9六歩 ▽7一金 ▲8五歩 ▽7四歩
▲8六角 ▽4五歩 ▲7七桂 ▽5一飛 ▲4六歩 ▽同 歩
▲4八飛 ▽5四金 ▲4六飛 ▽4五歩 ▲4九飛 ▽4一飛
▲9八玉 ▽7三銀引 ▲5五歩 ▽同 角 ▲5六銀 ▽6四角
▲同 角 ▽同 歩 ▲3二角 ▽5一飛 ▲4三角成 ▽5五金
▲同 銀 ▽同 飛 ▲5六歩 ▽3八角 ▲5九飛 ▽5八歩
▲8九飛 ▽5六角成 ▲4四馬 ▽7五歩 ▲同 歩 ▽5九歩成
▲5五馬 ▽同 馬 ▲5一飛 ▽5四角 ▲5九飛 ▽5八歩
▲同 飛 ▽5六歩 ▲同 金 ▽8七角成 ▲同 金 ▽3三馬
▲2一飛成 ▽6七銀 ▲6三桂 ▽4三馬 ▲3二角 ▽同 馬
▲同 龍 ▽5四角 ▲4三角 ▽同 角 ▲同 龍 ▽5八銀不成
▲7一桂成 ▽同 銀 ▲5四角 ▽6八飛 ▲8八金打 ▽8二銀引
▲7九金 ▽8八飛成 ▲同金上 ▽2一角 ▲4一飛 ▽4三角
▲同飛成 ▽7九銀 ▲6三角打 ▽7二桂 ▲5二龍 ▽8八銀成
▲同 金 ▽7三金 ▲7四銀 ▽6三金 ▲同銀成 ▽6七銀不成
▲7二成銀 ▽同 銀 ▲同角成 ▽7六角 ▲8七銀 ▽7一銀打
▲8二馬 ▽同 銀 ▲同 龍 ▽同 玉 ▲7四桂
22手目54歩で1歩交換して手損で後手は穴熊に。
27手目56歩で島は謝る。
島の顔「福崎センセーの穴熊はもう古典芸能の域ですから」
52手目に45歩で今度は後手が謝る。2ndアタックに4thアタックのお返しは偶数番原理の進行。
56手目73銀は後手の方針不一致。
島の顔「ここで引くなら最初から仕掛けンナ」
69手目56歩で島は謝る。二回目のゴメン。
70手目38角が駒アタリ奇数番3。方針不一致の証し。
75手目44馬。平行偶数番2。偶数番原理に忠実に。
76手目75歩が二回目の駒アタリ奇数番3で方針破綻。74桂即詰みの傷。偶数番原理では2を取るために飛車引き。106手目68飛が思い出王手。最近関西風タコ飛車が金で即座に殺される風景が多い。
日時:2006.04.30
棋戦:第56回NHK杯1回戦
戦形:対穴熊四間車銀冠
先手:阿部隆
後手:広瀬章人
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲4八銀 ▽4二飛
▲5六歩 ▽6二玉 ▲6八玉 ▽7二玉 ▲7八玉 ▽3二銀
▲5八金右 ▽8二玉 ▲5七銀 ▽9二香 ▲7七角 ▽4三銀
▲8八玉 ▽9一玉 ▲2五歩 ▽3三角 ▲7八銀 ▽8二銀
▲8六歩 ▽5二金左 ▲8七銀 ▽6四歩 ▲7八金 ▽7一金
▲6六歩 ▽6三金 ▲6七金右 ▽4五歩 ▲6五歩 ▽4四銀
▲6四歩 ▽同 金 ▲3六歩 ▽7四歩 ▲9八玉 ▽6三金
▲8五歩 ▽7三金 ▲8六角 ▽4一飛 ▲6六銀 ▽1四歩
▲7七桂 ▽6一飛 ▲9六歩 ▽5四歩 ▲2四歩 ▽同 歩
▲3五歩 ▽同 銀 ▲6五歩 ▽4六歩 ▲同 歩 ▽4一飛
▲3六歩 ▽同 銀 ▲5三角成 ▽4六飛 ▲6四歩 ▽6二歩
▲5五歩 ▽4九飛成 ▲5四馬 ▽3九龍 ▲6八飛 ▽4七銀成
▲7五歩 ▽5七歩 ▲同 金 ▽同成銀 ▲同 銀 ▽2九龍
▲7四歩 ▽7二金引 ▲8八銀 ▽5六歩 ▲同 銀 ▽5九龍
▲6五銀 ▽7五金 ▲9七玉 ▽5六歩 ▲7六銀引 ▽5七歩成
▲6三歩成 ▽同 歩 ▲同飛成 ▽同 金 ▲同 馬 ▽7六金
▲同 銀 ▽6九飛 ▲6四歩 ▽9四桂 ▲8七銀引 ▽6八と
▲7三歩成 ▽7八と ▲8二と ▽同 金
同時撮りの先週分は阿部が解説だった。15手め57銀が緩手。阿部は決め指しが多い。注目株の広瀬は穴熊。解説勝浦。年に一度の生体反応確認。今期NHK杯予選で広瀬は師匠の勝浦にこれと同じ戦形で勝った。
35手目65歩が勝浦に意外。マシュダ一家用語で3rdアタックと言う。
従って以降は駒アタリ奇数番原理で。51手目65歩と謝ることを「プロ棋士は嫌がる」と勝浦。常日頃二言目には「プロ棋士は」と言う阿部はその後遅れて65歩を打つハメに。
52手目24歩が敗着。6thアタックでは方針不一致。従って51手目96歩が緩手。51手目は65歩と歩で謝るのが最善。54歩ならそこで75歩55歩36歩で駒アタリ奇数番3を先手が取れる。同歩には74歩から34歩。以下51角には24歩放置で後手は56歩から73角が迎撃手順。24飛19角成は33歩成で銀アタリ。64角王手が決め手で先手1手勝ち。感想戦変化43手目24歩は先手も危険。角交換後51角43飛36歩には二種類。64角27飛19角成35歩25香同飛34歩以下29馬はと金活用で先手勝ちだが最終盤は79馬の詰めろに88飛打95桂71との寄せ合い。63香を支えにした72金同玉62馬+73桂の寄せを逃すと逆転。広瀬は46歩35歩47歩成66銀61金を感想で示したが阿部はソレでも先手ヨシと言うのはハッタリ。以下32銀45桂24飛には65歩。21飛成41歩42歩では先手負け。龍飛VS角2枚+と金では先手大変。阿部の実力では43手目24歩は無理。
96歩から同じ変化の場合61手目22歩には勝浦が述べたように13桂。以下21歩成を同飛は後手負けだが放置で47歩成なら勝ち。代りの96歩は寄せ合いで無意味。65歩を打つヒマなし。後手が一手早い。本譜は24歩で仕掛けて57手目65歩で謝ったのでは以下先手勝てない。24歩は96歩緩手が招いた敗着。アレと同じ。
広瀬の48手目14歩はウマイ駆引。15角変化で59角成があるはずと阿部に思わせることに成功。15角16歩でも広瀬は51角と引き73角を狙うはず。勝浦が畏れた31角成は後手の誘い。73角22馬56歩18飛53銀11馬36歩で歩切れの先手負け。96歩に代えて先に65歩ならその時66香の迎撃があった。教訓=敗着の原因は緩手にアリ。方針不一致は負け将棋。点火後謝罪は火に油。
歩で謝る4 日本将棋連盟が謝らない場合 | No: 402
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非日常空間に精神を浮遊させる棋士。せっかくそのアタマ数が増えたと言うのに数減らせと言っている人間は見たくない。
ひょこひょこアタマ下げている棋士も見たくない。
彼等は歩で謝る。
棋士やめた人間はその歩さえいらないと言い出す。
歩で謝る3 二度謝ると殴り殺される場合 2006.04.07竜王戦 森内VS羽生 手損角換り早繰り銀 | No: 401
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日時:2006.04.07
棋戦:第19期竜王戦
戦型:手損角換り早繰り銀
先手:森内俊之名人
後手:羽生善治三冠
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽8四歩
▲2五歩 ▽8八角成 ▲同 銀 ▽2二銀 ▲1六歩 ▽1四歩
▲4八銀 ▽3三銀 ▲9六歩 ▽9四歩 ▲3六歩 ▽6二銀
▲3七銀 ▽6四歩 ▲4六銀 ▽6三銀 ▲3五歩 ▽同 歩
▲同 銀 ▽5四銀 ▲7七銀 ▽6五歩 ▲6九玉 ▽6四角
▲1八飛 ▽7四歩 ▲7九玉 ▽5二金 ▲5六歩 ▽4二玉
▲4六銀 ▽6二飛 ▲5八飛 ▽4四銀 ▲1五歩 ▽同 歩
▲1四歩 ▽3一玉 ▲1五香 ▽1二歩 ▲5九金 ▽7三桂
▲6八金上 ▽8五桂 ▲8六銀 ▽4五銀右 ▲同 銀 ▽同 銀
▲2四歩 ▽同 歩 ▲2三歩 ▽同 金 ▲3七角 ▽同角成
▲同 桂 ▽3六銀 ▲7三角 ▽4七銀成 ▲1八飛 ▽2七角
▲1七飛 ▽3六角成 ▲4五桂 ▽9二飛 ▲8四角成 ▽4六成銀
▲8三銀 ▽9三飛 ▲8五銀 ▽4五馬 ▲7四馬 ▽6三金
▲8四馬 ▽3二玉 ▲9四銀上 ▽7三銀 ▲8五馬 ▽9四飛
▲同銀不成 ▽7四金 ▲8六馬 ▽9四香 ▲5三馬 ▽4二銀
▲5二飛 ▽4一銀 ▲5四桂 ▽同 馬 ▲4二馬 ▽同 銀
▲5四飛成 ▽5三歩 ▲3三歩 ▽同 金 ▲6三龍 ▽2三玉
▲6一龍 ▽3一歩 ▲5二龍 ▽8八歩 ▲4二龍 ▽8九歩成
▲同 玉 ▽7七歩 ▲同金直 ▽8五桂 ▲3五銀 ▽7七桂不成
▲同 金 ▽3二金打 ▲4一角 ▽8五桂 ▲3二角成 ▽同 歩
▲3四銀打
46手目12歩で羽生は謝る。すでに後手苦しい。それでも謝らないと即時負けてしまう。48手目73桂は負けを覚悟した勝負手。37角が37桂連動手を呼ぶ好手。手順に跳ねた桂が銀アタリでは後手73桂と1手分価値が違う。70手目92飛は何か思い出す。アレかもしれない。
90手目42銀打以下は悪手連鎖。羽生は入玉しないといけなかった。100手も33同玉を考えないのは55角故ではない。自陣で頑張る悪しき首尾一貫。110手目77歩から86桂に手抜きは名人戦第2局同様。77桂が王手になる肉薄はマシュダ一家同様。再度の歩の謝罪104手目31歩も自陣で頑張る悪手連鎖のなれの果て。こんなトコに底歩打つようでは最初からオカシー。106手目32金は例の55角復活。そこで仕方なく88歩の形作り。42龍でゴッツァンです。森内相手に二度謝ると青い顔される。森内の場合「ア、ゴメン」とさえ言わない。
歩で謝る2 謝る時は既に負けている場合 2006.03.30竜王戦 島VS谷川 中飛車相穴熊 | No: 400
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谷川は名人戦用に島相手に中飛車練習。読売もいい迷惑であろう。
45手目で島はようやく56歩で謝る。31角成は66銀で崩壊。谷川は死んだフリして74手目62歩で謝る。これで6筋が永遠にタコ。ご丁寧に76手目は金で島の顔色見ている。ダブルの金取り見せられて谷川投了。島への手土産にしては芸がない。謝ったのが敗因。
日時:2006.03.30
棋戦:第19期竜王戦
戦型:中飛車 相穴熊
先手:島 朗
後手:谷川浩司
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽4二銀 ▲5六歩 ▽5四歩
▲4八銀 ▽5二飛 ▲5八金右 ▽5三銀 ▲6七金 ▽6二玉
▲6八玉 ▽7二玉 ▲7八玉 ▽5五歩 ▲同 歩 ▽同 角
▲5七銀 ▽5四銀 ▲2六歩 ▽8二玉 ▲2五歩 ▽3三角
▲7七角 ▽9二香 ▲8八玉 ▽9一玉 ▲9八香 ▽8二銀
▲9九玉 ▽7一金 ▲8八銀 ▽6四歩 ▲7八金 ▽5一金
▲8六角 ▽6二金左 ▲6四角 ▽5五銀 ▲5三歩 ▽同 金
▲8六角 ▽6三金 ▲5六歩 ▽6四銀 ▲2四歩 ▽同 歩
▲3六歩 ▽7四歩 ▲3七桂 ▽7五歩 ▲4五桂 ▽4二角
▲6五歩 ▽同 銀 ▲7五歩 ▽7六歩 ▲4六歩 ▽4四歩
▲6六銀 ▽5六銀 ▲5三歩 ▽6七銀成 ▲同 金 ▽7二飛
▲5二歩成 ▽同 飛 ▲4三銀 ▽7七金 ▲5二銀不成▽6七金
▲6三銀成 ▽6二歩 ▲4一飛 ▽5一金 ▲2一飛成 ▽6三歩
▲7四桂 ▽6六金 ▲8二桂成 ▽同 金 ▲7一銀 ▽7二金
▲7四歩
歩で謝る1 謝る時は既に勝っている場合 2006.03.24王座戦 藤井VS久保 陽動中飛車 | No: 399
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人は法で生きているわけではない。謝って簡単に済むことならゴメンと言うのが最短手順。
将棋の場合「歩で謝る」と言う。
飛車先歩交換されたら「歩で謝る」。この常識を覆したのがマシュダ一家手順であった。康光が実際に指し羽生が目を丸くしたのが昨年の2005.08.24&25王位戦第4局 羽生VS康光 相振り
この時の発想が康光発の奇想を生んだのが2005.09.16王座戦第2局 羽生VS康光 康光流転換向い飛車
康光に近い資質を持つ久保や藤井はどうか?
彼等も「歩で謝る」ことをしない。日時:2006.03.24
棋戦:王座戦予選
戦型:陽動中飛車
先手:藤井 猛
後手:久保利明
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽8四歩 ▲6八銀 ▽6二銀
▲5六歩 ▽5四歩 ▲4八銀 ▽4二銀 ▲5八金右 ▽6四歩
▲7八金 ▽6三銀 ▲2六歩 ▽7四歩 ▲2五歩 ▽3三銀
▲6九玉 ▽3二金 ▲6七金右 ▽7三桂 ▲3六歩 ▽9四歩
▲7七銀 ▽5二飛 ▲7九角 ▽6二玉 ▲9六歩 ▽7二玉
▲7五歩 ▽同 歩 ▲8六銀 ▽8三玉 ▲4六角 ▽5五歩
▲同 角 ▽5四飛 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲6五歩 ▽同 歩
▲6四歩 ▽7二銀 ▲9五歩 ▽4四銀 ▲3七角 ▽8五歩
▲9四歩 ▽8六歩 ▲9三歩成 ▽7四玉 ▲7六歩 ▽4五銀
▲7五歩 ▽8四玉 ▲6三歩成 ▽同 銀 ▲2四飛 ▽2三歩
▲2五飛 ▽9九角成 ▲4五飛 ▽7二金 ▲5五飛 ▽同 馬
▲同 歩 ▽5一飛 ▲8三銀 ▽9三玉 ▲7二銀不成▽同 銀
▲9四歩 ▽同 玉 ▲9五歩 ▽同 玉 ▲8六歩 ▽9九飛
▲5四歩 ▽8九飛成 ▲7九金打 ▽8六龍 ▲6八角 ▽5四飛
▲5五歩 ▽8四飛 ▲8七金 ▽6六桂 ▲8六金 ▽同 飛
▲同 角 ▽同 玉 ▲7六飛 ▽9五玉久保の4手目84歩はワクワクする。藤井が逆に居飛車に。
34手目83玉は丸山相手の大介を思い出す。
2006.03.03A級順位戦 丸山VS大介 対四間穴熊「天国への階段」コンクリート篇
藤井の狙いは46角から75銀+64銀。久保は55歩で1歩返して54飛。
藤井の敗因1は39手目24歩。素直に75銀と歩得し久保に74歩と謝らせたらいい。24歩で逆に1歩損では以下暴れるしかない。
44手目72銀は久保の好手というよりこれ以外は負け。64銀は同角同飛75銀。74銀は75銀同銀63歩成。名人戦第2局谷川72銀や名人戦第1局森内63銀とは比較できないほど単調。前項変化の決め手も63銀だった。アレもそれっきゃない合い駒。44手目で藤井は攻めが困難になった。勝ちが決まったので初めて久保は歩で謝る。それが60手目23歩。銀を捨てて謝っているところが久保らしい。以下スッタモンダで藤井も85手め55歩で謝った。58銀の即詰み阻止なので「殺す」と言われて初めて謝る不良に近い。
2006.04.29囲碁将棋ジャーナル 名人戦第2局 ハゲキはハゲキ | No: 398
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囲碁将棋ジャーナルは中倉姉+林芳美のおかげで清々しい。このふたりがセーノでオープニング。まだ半年は見たかった。
名人戦のカメラ造営は随分工夫され最近のNHKチームの向上は目を見張る。かつての陣屋の奇跡的なカメラワークを思い出す。ディレクターやカメラマンの名前もできればクレジットで見たい。
衛星中継の箱は充実してきた。 国会中継による水さしさえなければもっと良い。アレやってあげないと将棋はラジオでやれと言われる。
あとは棋士解説。今日の木村の名人戦解説第2局は逃げ回っている。あれから三日も経ってナニも言えないどころか分岐で故意に避けている。
木村らしい唯一の発言は36手目72銀打が好手と言うもの。
これにはふたつ理由がある。37手目12龍にどう応じるか。ひとつはマシュダ一家変化の71玉。もうひとつは渡辺明変化の40手目32銀。木村はアッコたんの沈黙を許さずに即時38手目22歩を無反省で再現。渡辺明以下の棋士であることを竜王戦で天下に晒したキムカズだったが今度は解説でも丸山以下。丸山は沈黙で語ったがハゲキはソレさえもできないダメ棋士。金払って聞く内容ではない。71玉もあったと一言聞きたかった。その一言があるかないかで棋士がどの程度勉強しているか即時判明。丸山は名人戦第1局解説で55手目74飛もあったと一言言えた。これが名人戦に登場できる棋士と生涯名人戦と無縁な棋士の違い。
こうしたさりげない一言は5種類以上の変化を経て自分が納得しないと口に出せない。24手目44銀で後手負けが結論と若手が言うことを信用している棋士は生涯名人戦とは無縁。木村はそのハードルをクリアーしているから谷川72銀打を絶賛できる。第三ハードルは当日の勝負。三日経っても沈黙以下ではハゲキはハゲキと言われても仕方ない。仕方ない場合は土曜工作続行。
三桂固めのトリック 63銀合い
381補遺19馬を活かすおとりオトリλ24角4
先手:鋼鉄25金&鋼鉄36銀3
後手:71玉+54手目λ24角4+76手目52歩+90手目63銀合い
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽5四歩 ▲2五歩 ▽5二飛
▲5八金右 ▽5五歩 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽5六歩
▲同 歩 ▽8八角成 ▲同 銀 ▽3三角 ▲2一飛成 ▽8八角成
▲5五桂 ▽6二玉 ▲1一龍 ▽9九馬 ▲3三角 ▽4四銀
▲同角成 ▽同 歩 ▲6六香 ▽7二銀 ▲8二銀 ▽5四香
▲4三桂成 ▽5一飛 ▲8一銀成 ▽同 銀 ▲5三桂 ▽7二銀打
▲1二龍 ▽7一玉 ▲4一桂成 ▽5六香 ▲5一成桂 ▽5八香成
▲同 金 ▽5一金 ▲5六飛 ▽2四角 ▲2五金 ▽5七歩
▲2四金 ▽5八歩成 ▲同 玉 ▽5七歩 ▲同 飛 ▽6一金打
▲5三角 ▽8二玉 ▲3一角成 ▽4五桂 ▲5三飛成 ▽5七金
▲4九玉 ▽4七金 ▲5八歩 ▽8九馬 ▲3八銀 ▽3五桂
▲3六銀 ▽3八金 ▲同 玉 ▽6七馬 ▲6三香成 ▽6二歩
▲7二成香 ▽同 銀 ▲6三歩 ▽5二歩 ▲同成桂 ▽同金直
▲同龍寄 ▽4六桂 ▲2八玉 ▽5二金 ▲7一銀 ▽同 玉
▲6二歩成 ▽同 金 ▲同 龍 ▽同 玉 ▲6五香 ▽6三銀打
▲投了
90手で後手の勝ち
解題71玉 三桂固めのトリック 銀合いドンデン返し。
1=22歩を打たないで1歩温存。
2=1歩の脅威で先手に58歩を打たせる。最善は香打ち。
3=相手の棋風を呼び込み76手目52歩で成桂を奪う挑発。
4=89手め65香打が先手の錯覚。2で即詰みアリと思った徴。63歩合いは後手玉即詰み。63銀合いで72地点を防御し詰まない。先手玉は受けなし。この変化では36手目谷川72銀打が燦然と光る。
名人戦第2局と周辺の騒動 | No: 397
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1=4月24日に理事会から全棋士に幸福のパーレターが届く。内容は即日毎日が暴露。
朝日の内定契約金から10億円分を職員の退職引当金不足に充当するというもの。
2=翌4月25日発売の「週刊実話」5月11/18日合併号にはその内容と共に「読売新聞と毎日新聞のトップ会談」示唆。
パーソナルレターとは理事会を通じて「某政府高官定跡(マシュダ一家用語)」によりバラまかれている。「週刊実話」なのでオッパイ話でなんとか凌げる。
3=毎日側は契約破棄撤回なくば協議しないと相変らず長考姿勢。
ブリキの処女は55歩で今期順位戦も停止して裁判やっちゃうカモしれない。
4=退職引当金をナニに使い込んだかという問題はすでに役人の会計監査がその間に入っているのでモミ消される。そうでないと当家が3年前に警告したように大変なことになる。
「名人位篇」2002.08.22-2002.09.26 駒音掲示板へのMashuda投稿
[274] Re273民間と国営の差 投稿者:Mashuda 投稿日:2002/09/12(Thu) 16:10
もしこれを社会問題にすると今度は怒った役人が公正取引委員会を動かす。公明党と赤旗が笑うかもしれない。
そこで同罪とされては一番困る読売が仲介に入る。名人戦を毎日と共催。読売が名人半分+竜王で1.5差でナンバーワン。序列三位となる王将を毎日が発展させ名人半分+王将で毎日>朝日のナンバーツー。アサピーはアッサリ朝日OPを続行し毎度お馴染の対アマ戦プロ敗退記事にいっそう拍車。最後に笑う。
5=新聞社の実態があからさまになるにつけ「文化利用の自社防衛」と言われるか、大団円で最強名人戦が出現するか。最強者は最後に散る。
そこでナマの名人戦第2局を再度見る。いろいろあったが大内が初日44銀でオワと新橋リーマン相手に豪語する内容ではない。大介にソレ聞いたとしたらナリカケ名人はいっそう格下げ。
当家はむしろ谷川の偽善的態度に着目。
1=34歩。パンチラ。
2=54歩。名人戦では即時負け。>マシュダ一家実況&分析。谷川分析の集積。
3=55歩。谷川が憂慮する連中と同じ態度。当家を離れて負け決定。
4=モミモミ。
5=大団円はご覧の通り。
新生将棋連盟は谷川ではダメなのか、周囲が谷川をダメにしたのかは1から順に並べて読むと判る。
34歩も54歩も谷川の予定。
それを58金で煽ったのが森内現名人。
勝負はこれから。
エビ?そんなモノは海に返す。