2006.03.05NHK杯 三浦VS渡辺 対77銀型矢倉急戦 渡辺明式催眠術
2006.02.27朝日OP  谷川VS藤井 向い飛車+三間&藤井イビアナ 最悪の65歩VS45歩


2006.03.05NHK杯 三浦VS渡辺 対77銀型矢倉急戦 渡辺明式催眠術 No: 109 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/03/06 Mon 04:26:58

2006.03.05NHK杯 三浦VS渡辺 対77銀型矢倉急戦 渡辺明式催眠術
放映:2006.03.05
日時:2006.02.07
棋戦:第55回NHK杯準決勝
戦型:対77銀型矢倉急戦 渡辺明式催眠術三頭手
先手:三浦弘行八段
後手:渡辺 明竜王
▲7六歩    ▽8四歩    ▲6八銀    ▽3四歩    ▲7七銀    ▽6二銀
▲5六歩    ▽5四歩    ▲4八銀    ▽4二銀    ▲5八金右  ▽3二金
▲6六歩    ▽4一玉    ▲7八金    ▽7四歩    ▲2六歩    ▽5三銀右
▲2五歩    ▽3三銀    ▲6九玉    ▽5二金    ▲7九角    ▽3一角
▲3六歩    ▽4四歩    ▲6七金右  ▽4三金右  ▲6八角    ▽6四銀
▲7九玉    ▽7三桂    ▲3七銀    ▽4二角    ▲8八玉    ▽3一玉
▲2六銀    ▽2二玉    ▲3五歩    ▽同 歩    ▲2四歩    ▽同 銀
▲3五銀    ▽同 銀    ▲同 角    ▽3四銀    ▲4六角    ▽3五歩
▲7五歩    ▽8五桂    ▲6八銀    ▽7五歩    ▲8六歩    ▽1四歩
▲8五歩    ▽同 歩    ▲8七歩    ▽4五歩    ▲3七角    ▽3六歩
▲2六角    ▽5三銀    ▲5五歩    ▽同 歩    ▲6五桂    ▽6四銀
▲7一角成  ▽9二飛    ▲4四銀    ▽5四金    ▲2六飛    ▽1五角
▲3六飛    ▽3三歩    ▲3七桂    ▽6五銀    ▲同 歩    ▽7六桂
▲同 金    ▽同 歩    ▲2六桂    ▽4四金    ▲同 馬    ▽4三銀
▲5三馬    ▽4二銀    ▲6三馬    ▽8六歩    ▲同 歩    ▽5六歩
▲同 飛    ▽4六歩    ▲3六馬    ▽8二飛    ▲8七銀    ▽8五歩
▲同 歩    ▽4七歩成  ▲同 馬    ▽7五金    ▲8六金    ▽5五歩
▲3六飛    ▽8六金    ▲同 銀    ▽6六歩    ▲5八馬    ▽2七金
▲2五金    ▽2六金    ▲同 金    ▽2四角    ▲3五歩    ▽9四桂
▲7六馬    ▽8六桂    ▲同 馬    ▽6九銀    ▲7九金    ▽5八銀成
▲6六飛    ▽6八成銀  ▲同 金    ▽7二飛    ▲7五歩    ▽5六歩
▲同 飛    ▽5二飛    ▲5五歩    ▽6六歩    ▲7七金打  ▽4七銀
▲4六飛    ▽5五飛    ▲4七飛    ▽5九飛成  ▲7八金寄  ▽5六龍
▲3六銀    ▽4六歩    ▲5七歩    ▽6七歩成  ▲5六歩    ▽7八と
▲同 金    ▽4七歩成  ▲同 銀    ▽3九飛    ▲4八銀    ▽4九飛成
▲5九馬    ▽1九龍    ▲3六桂    ▽7六香    ▲6八金    ▽3五角
▲同 金    ▽8六歩    ▲7八角    ▽5九龍    ▲同 銀    ▽6六角
▲7七飛    ▽同香成    ▲同 金    ▽5七飛    ▲投了
166手で後手の勝ち

渡辺明ブログのおかげで対局日時まで判って嬉しい。
三浦77銀型は好ましい。対77銀型矢倉へ急戦を仕掛けるとは相当な自信家に見えるが13手目66歩が先手にしてはすでに腰引き。
16手目3-2へ進行。17手目26歩は再度の先手からの歩間4では受け身すぎる。よって攻撃手に見える18手目53銀が平行歩間4の中庸手として評価可能。25歩で3-3の均衡維持。対の36歩が2-4の4thだが26手目44歩で歩間3に戻るために4thアタックはない。
30手目は決断に見えるが29手目68角が三浦の疑心暗鬼。すでに渡辺明の催眠術にかけられている。30手目42角BBでは先手が安心してしまう。32手目73桂が84歩保留を活かす最短手順。手損角換りの終盤術が影響している。三浦が催眠術にハマっている証拠は39手目の無理攻め4thアタックまで後手作成の3-4構造が26手目44歩から延々と続いていることに気がつかないこと。結果先手は1歩損の評価も見損じている。
47手目46角が疑心暗鬼。49手目75歩は渡辺明の催眠術に誘導されている。51手目68銀は悪手。74歩と取って73銀打を示唆するべき。三浦が桂をロハで取りに行こうとしている時点ですでに神経が麻痺している証し。52手目75歩と逆に取られて2歩損となり桂を渡しても歩との3枚換えが決定し後手優勢。53手目86歩の局面で渡辺明はウソこいている。「桂損確定で指す手がないので懐広げて14歩」だと。指す手が判らなかったので14歩だと正直に言うべき。この14歩は後に15角からの角交換変化を含有。従って実態は懐広げてではなく双頭手。「指す手がない」とウソブクことで渡辺明式催眠術の三頭手。
渡辺明は「▲8五歩△同歩▲8七歩で不利に」と平然とタコっているが当家は逆さに読む。不利のフリであって本心は「どっかで逆転する」。
渡辺明は3歩得なので康光同様なんとかなるとしか思っていない。予定の45歩だが三浦37角にここで先の14歩を活かす必殺15角マシュダ一家手順を渡辺明が断念した証拠は棋譜に書いてある。角銀持たれて飛車イジメされることを嫌った。飛車イジメは丹念に読まないといけない。渡辺明はソレが面倒なので途中でヤバそうになると逃げる。大山「最初のチャンスを見送る」=相手が転ぶことを期待して省略思考。
63手目55歩は後手期待通りの悪手。見たマンマ4歩損で歩切れ。
66手目は解説青野は44銀しかないと豪語している。B2に落ちて当たり前。こんなトコはひとめ64銀に決まっている。お荷物の銀がサバけて桂と交換すれば76桂打が一目瞭然。なんでこんな当たり前のコトが解説できないのか?これは青野の常套句「プロは」と関係ある。
死ぬまで「プロは」と言い続ける青野は見えすぎる手に疑念を感じすぎている。ダメなクリシェ。青野があんまりプロ級バカなので放映見ながら64銀しかネーダロと思わず隣のバっちゃんに言ってしまう。
さて渡辺明がひとめの64銀に考えた理由は68手目に飛車をどこに逃げるかと言うことだけ。先ほど15角変化で角銀攻めに飛車をどこに逃げるか考えるのがカッタルくて逃げたが今度は考えないと負ける。考えると言っても4箇所しかないので15角変化より単純。
やりたい84飛は62馬74飛63馬65銀同歩44飛以下41銀が怖い。そこで92飛と逃げた。これが渡辺明の簡易思考と判ればあとの心理読みは簡単。
72手目15角が大爆笑。先の15角マシュダ一家変化の残照。今度は歩を取られ銀アタリではヒドかった。対中原の阿部のように角打ちからの飛車の逃げ場摸索に面倒臭がっては大成しない。泣く泣く33歩だが37桂で48角成を双頭手で阻止されては一挙に苦しい。そこで切り札65銀だが78手目76桂でまた大爆笑。今度は65金もあるが「この付近は怒り気味にノータイム指し」などと言ってゴマかしている。渡辺明は小学生の頃から相手を威圧するヤブニラミ&ノータイム指しが得意。おかげで相手は蛇の前のカエルになる。青野まで渡辺明を信用して79手目同金しかナイと豪語している。青野の豪語も逆さに読むと正解。こんなとこは森内なら笑って玉を逃げて催促。「桂打ちには催促が最速」が当家の格言。
86手目42銀はナニも考えないで例の相手のポカ待ち。以下ナントナク指して「必敗形」。青野が情けない。歩の使い方を絶賛している。当家ではオッパイもみとしか読まない。125手目75歩は77歩では75銀、76歩では74桂が気になった。74桂など有り得ないが37桂が取られた時のことを考えてシマった三浦。「転ばぬ先の杖」はすでにボケの兆候。56歩で57銀打示唆。最後の1歩で67銀示唆。ついに三浦は131手目77金を指してしまう。どれも「転ばぬ先の杖」症候群。
渡辺明は131手目41銀か36桂で先手攻め合い勝ちと言うのは当然。どちらも大駒単逃げを強いるため。青野は見えないクセに「プロの目には先手必勝」などと言っているのでテレビみながらオイ三浦41銀ダロとまたしても将棋知らないバっちゃん猫に。「オトモだち?」と目で聞かれたら「こんな友達いたらインポになる」と答えるしかない。
125手目75歩+129手め55歩-大駒の単逃げ=チャンスカード1枚。
それが125手目75歩単受け+129手め55歩単受け+77金単受け=三単バカとなる。
渡辺明がどうやったら先手が勝てるかコマゴマ書いている。しかしマに受けてはいけない。いちいち読んで頷いていたらバカになる。
コーダロアーダロ言う前に山崎の件はなんであろう?詰んでいるのに負けた山ちゃんより催眠術にかかった三浦がタコと青野は言えるのか?
なぜ三浦は負けたか。これは青野と症状が似ている。
渡辺明の催眠攻撃をかわすには「三単バカは負け」とのみ唱える。


2006.02.27朝日OP 谷川VS藤井 藤井のイビアナ 最悪の65歩VS45歩 No: 108 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/02/28 Tue 14:08:06

3手目96歩は谷川実験室。手拍子で94歩なら相振りで先手勝ち。
藤井は44歩歩間4。26歩では96歩が過大広告。谷川は5手目77角だが78飛で石田流は7VS2の相振りが不満。
33角にすぐに88飛だがこれが3手目96歩を敗因1にする敗因2。飛車の脅威が皆無なので藤井でも居飛車で指せる。こういう時後手番はラク。谷川が嫌ったのは24角なので即時88飛だったが先手が駒組でラクしようとすると後手は便乗するだけ。結果3手目96歩が谷川実験室で萎む。
では藤井に居飛車を指させた記念碑として残るか?
話しのネタとしては残るかもしれない。
10手目54歩は56歩牽制。あとで突くと谷川にいきなり55歩をやられるかもしれない。11手目48玉が谷川中庸主義。歩間5を後手が作成したので一旦腰引き。明解な譲渡1だが藤井はBB3まで付き合わずに16手目53銀。平行歩間7thでようやく谷川は56歩で4-1へ。
平行歩間5th23手め46歩で3-2へ。
藤井の12香に27手目78飛では以下谷川勝てない。66歩に47金では惨敗。
36手目64銀で次の42角が受からないので37手目65歩3-4アタックだが同銀で歩損。藤井が94歩をどこかで突いていれば95歩から1歩入手して66歩と打てるが39手目は歩入手が不可。
41手め77桂でも後手はすでにサバキたくて仕方ないので42手目45歩一発で決まってしまった。こうした65歩VS45歩の予行練習もある。
 
日時:2006.02.27
棋戦:朝日OP
戦形:藤井のイビアナ 最悪の65歩VS45歩
先手:谷川浩司九段
後手:藤井 猛九段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲9六歩 ▽4四歩 ▲7七角 ▽3三角
▲8八飛 ▽6二銀 ▲6八銀 ▽5四歩 ▲4八玉 ▽4二玉
▲3八玉 ▽3二玉 ▲2八玉 ▽5三銀 ▲5六歩 ▽5二金右
▲5七銀 ▽2二玉 ▲3八銀 ▽4三金 ▲4六歩 ▽3二金
▲5八金左 ▽1二香 ▲7八飛 ▽8四歩 ▲7五歩 ▽1一玉
▲6六歩 ▽8五歩 ▲5九角 ▽2二銀 ▲4七金 ▽6四銀
▲6五歩 ▽同 銀 ▲6八飛 ▽6四歩 ▲7七桂 ▽4五歩
▲6五桂 ▽4六歩 ▲同 銀 ▽9九角成 ▲7三桂成 ▽同 桂
▲6四飛 ▽4五歩 ▲同 銀 ▽4四香 ▲4六歩 ▽4五香
▲9五角 ▽3五桂 ▲3六金 ▽4七銀 ▲4五歩 ▽4八歩
▲3九金 ▽3八銀成 ▲同 金 ▽8九馬 ▲6七歩 ▽4九歩成
▲7三角成 ▽7九馬 ▲5八銀 ▽3九銀 ▲同 金 ▽同 と
▲同 玉 ▽2七桂成 ▲4九銀打 ▽3五歩
▲投了
76手で後手の勝ち