ナニか忘れていると思ったらコレだった。
丸山相手だとどうなるのか？
21手めですでに36歩。杉本のように35歩を久保にやらせない。
78金で用心。66銀型から68角で牽制。久保は73角で36歩+37桂を咎めに行くが平行1-5アタックが駒アタリ偶数番2では自滅っぽい。1歩損してから38手め12香で手を渡すがそれでも76角で催促されるのではただの緩手。従って36手めは攻めを構築するなら逆行1-5アタック、誘うなら平行2-5。73角が敗着というのは久保に酷なのでせいぜい妥協して38手めまでが限界。
60手めで銀桂交換するようでは後手負け。
82角は相振りで谷川が羽生に見せた形だが居飛車相手には無理。
もっと遡ると26手め32飛で丸山は勝てると思っているはず。
久保は懲りない。居飛車側に右桂を捌かれたら久保が逆立ちしても勝てない。74桂がひどいのでせっかく銀と交換した桂がすぐに使えない。そのツケが延々と局面を支配して86手め74歩打となっている。粘るなら攻めずに最初から受けるしかなかった。サバキ始めたらカッパえびせんとなるのが最近の久保なので行くところまで行った。

日時：2005.10.24
棋戦：A級順位戦 4回戦
戦形：対四間36歩+78金
先手：丸山忠久
後手：久保利明
▲２六歩 ▽３四歩 ▲７六歩 ▽４四歩 ▲４八銀 ▽４二飛
▲６八玉 ▽９四歩 ▲７八玉 ▽７二銀 ▲５六歩 ▽３三角
▲５八金右 ▽９五歩 ▲５七銀 ▽３二銀 ▲２五歩 ▽５二金左
▲７七角 ▽７四歩 ▲３六歩 ▽６二玉 ▲８八玉 ▽４三銀
▲７八金 ▽３二飛 ▲６六銀 ▽７一玉 ▲６八角 ▽４五歩
▲３七桂 ▽５一角 ▲３八飛 ▽７三角 ▲６五銀 ▽３五歩
▲同　歩 ▽１二香 ▲７四銀 ▽６四角 ▲６六歩 ▽４六歩
▲同　歩 ▽３五飛 ▲４七金 ▽３四飛 ▲３六歩 ▽８二角
▲７五歩 ▽５四銀 ▲８五銀 ▽３五歩 ▲同　歩 ▽同　飛
▲７六銀 ▽３六歩 ▲４五桂 ▽３七歩成 ▲同　金 ▽４五銀
▲３六歩 ▽２五飛 ▲２六歩 ▽４六銀 ▲同　角 ▽同　角
▲２五歩 ▽５七角成 ▲６七金 ▽同　馬 ▲同　銀 ▽４九角
▲５八銀打 ▽３八角成 ▲同　金 ▽９六歩 ▲同　歩 ▽９七歩
▲同　香 ▽８五桂 ▲７六角 ▽９七桂成 ▲同　桂 ▽９六香
▲８五桂 ▽７四歩 ▲７七玉 ▽８四香 ▲７三桂打 ▽８五香
▲６一桂成 ▽同　銀 ▲９二飛 ▽８二金 ▲９一飛成 ▽９二飛
▲同　龍 ▽同　金 ▲９三歩 ▽８二金 ▲９一飛 ▽９七香成
▲８六歩 ▽８九飛 ▲７八銀直 ▽８六飛成 ▲６八玉 ▽４六桂
▲９二歩成 ▽５八桂成 ▲同　玉 ▽４六桂 ▲４七玉 ▽３八桂成
▲８二と ▽同　玉 ▲９三金 ▽７三玉 ▲８一飛成 ▽７六龍
▲８三龍 ▽投了
121手で先手の勝ち

日時：2005.10.30
棋戦：第55回NHK杯
戦形：角換り腰掛け銀
先手：郷田真隆九段
後手：先崎学八段
▲２六歩 ▽８四歩 ▲７六歩 ▽８五歩 ▲７七角 ▽３二金
▲７八金 ▽３四歩 ▲８八銀 ▽７七角成 ▲同　銀 ▽４二銀
▲３八銀 ▽６二銀 ▲４六歩 ▽６四歩 ▲４七銀 ▽６三銀
▲６八玉 ▽６五歩 ▲７九玉 ▽５二金 ▲９六歩 ▽９四歩
▲５八金 ▽４一玉 ▲１六歩 ▽１四歩 ▲３六歩 ▽３一玉
▲５六銀 ▽５四銀 ▲３七桂 ▽４四歩 ▲４七金 ▽３三銀
▲６八飛 ▽６二飛 ▲８八玉 ▽４三金右 ▲２五歩 ▽７四歩
▲２八飛 ▽８二飛 ▲６四角 ▽９二飛 ▲４五歩 ▽同　歩
▲同　銀 ▽同　銀 ▲同　桂 ▽４四銀 ▲２四歩 ▽同　歩
▲５六金 ▽２二玉 ▲２五歩 ▽同　歩 ▲８二銀 ▽４五銀
▲同　金 ▽４四歩 ▲８一銀不成▽９三飛 ▲８四銀 ▽４五歩
▲９三銀不成▽同　香 ▲９二飛 ▽２三銀 ▲５五桂 ▽３三金寄
▲５三角成 ▽４六角 ▲２五飛 ▽５五角 ▲２四歩 ▽同　銀
▲同　飛 ▽同　金 ▲５四馬 ▽４三桂 ▲４一銀 ▽４二金打
▲３二銀成 ▽同　金 ▲４二金 ▽６九銀 ▲５五馬 ▽同　桂
▲３二金 ▽２三玉 ▲３三金打 ▽同　桂 ▲２二金 ▽投了
95手で先手の勝ち
2手めと10手めに小考していたので睡魔が襲う。北浜の声聞くといっそう眠くなる。先崎らしく10手めから変態将棋ならまだ楽しめたが角換りへ。これで郷田勝ちそうと分かる。14手めでほぼ確定。あとはどうやって勝つかだが20手めが先崎のハッタリか研究手か探るだけ。23手めの緩手に付き合えば先崎は相手を森下と間違えている証拠。
24手め94歩を指す手つきと時間で先崎65歩には何の準備もなかったと分かる。そこで郷田の変態趣味68飛。
ここで長考して62飛はB級棋士の流れ。指し手以前の問題で緩手三部作完成なのであとはナニもない。先崎とてキムカズレベルの態度。
郷田の方がはるかに勝負師。94歩指した時の後手の顔見て指している。
50手め63銀はひとめダメ。感想戦では先手に1歩あるので最終手15歩同歩93歩でアヤなしと郷田。やはり96歩で相手の足元見ていた証拠。
その口調しか確認することがないので途中は見ない。すでに先手1歩あり後手が歩を打てば角合わせの千日手もない。
飛車が右往左往するスクランブル将棋とて心のラインがある。それを序盤で郷田に見透かされるようなダメ棋士におちぶれるとは。∴オチもない。

日時：2005.10.28
棋戦：B2順位戦
棋戦：穴熊攻略三間53銀+杉本35歩
先手：飯塚祐紀六段
後手：杉本昌隆六段
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲４八銀 ▽３二飛
▲２五歩 ▽３三角 ▲６八玉 ▽６二玉 ▲７八玉 ▽４二銀
▲７七角 ▽５四歩 ▲５六歩 ▽５三銀 ▲５七銀 ▽７二玉
▲８八玉 ▽８二玉 ▲９八香 ▽６四銀 ▲６六銀 ▽５二金左
▲９九玉 ▽３五歩 ▲８八銀 ▽５一角 ▲５五歩 ▽同　歩
▲同　銀 ▽同　銀 ▲同　角 ▽４三金 ▲７七角 ▽７二銀
▲５八飛 ▽５四歩 ▲７九金 ▽５三金 ▲５六飛 ▽６四歩
▲５九金 ▽９四歩 ▲６九金右 ▽９五歩 ▲７八金右 ▽７四歩
▲２六飛 ▽１五角 ▲４六飛 ▽３四飛 ▲１六歩 ▽５一角
▲２六飛 ▽３三桂 ▲２四歩 ▽同　飛 ▲同　飛 ▽同　歩
▲２二飛 ▽４五桂 ▲４二銀 ▽同　角 ▲同飛成 ▽６二銀
▲３一角 ▽５二銀 ▲４四角 ▽同　金 ▲同　龍 ▽５七桂成
▲６四角成 ▽７三角 ▲同　馬 ▽同銀直 ▲５四龍 ▽５九飛
▲６九金打 ▽５三歩 ▲２四龍 ▽４九飛成 ▲６六角 ▽４七龍
▲１一角成 ▽３六歩 ▲７五歩 ▽４六角 ▲４四龍 ▽６三銀左
▲１二馬 ▽３七角成 ▲４七龍 ▽同　馬 ▲４八歩 ▽６九馬
▲同　金 ▽４九飛 ▲７九金寄 ▽２九飛成 ▲３四馬 ▽７二金
▲３二飛 ▽６八歩 ▲６六香 ▽６九歩成 ▲６三香成 ▽同　銀
▲７四歩 ▽同銀左 ▲６一銀 ▽６二金打 ▲７二銀成 ▽同　金
▲同飛成 ▽同　玉 ▲６一角 ▽８二玉 ▲７二金 ▽９三玉
▲３五馬 ▽６五桂 ▲７三金 ▽同　桂 ▲７二角成 ▽８二金
▲９四金 ▽同　玉 ▲８二馬 ▽７九と ▲同　銀 ▽８八香
▲同　金 ▽７九龍 ▲７八金打 ▽８八龍 ▲同　金 ▽７九銀
▲５七馬 ▽８八銀成 ▲同　玉 ▽７八金 ▲同　玉 ▽６九銀
▲同　玉 ▽５七桂不成▲５八玉 ▽６九角 ▲５七玉 ▽５八飛
▲４六玉 ▽４五金 ▲同　玉 ▽５四飛成 ▲３五玉 ▽２五金
▲同　玉 ▽３七歩成 ▲投了
158手で後手の勝ち
後手が三間にすると連盟棋士は穴熊しか考えない。彼等は家を建てる時に地下室に憧れる。反対に屋根裏に憧れると連盟棋士は大抵没落する。
杉本は早めの53銀から98香を見て果敢に64銀。タナトラの74銀より意味が明解。飯塚は65銀阻止で66銀。アナに入らせて杉本のオハコ35歩。27手めはアナグラム連鎖なので一言で開き直り。地下水が多いからと業者は工事費水増し請求。施主はそんなモノ突き返して元の設計図通り工事続行。ここで16歩で3-3牽制は金ケツの時はできない。半アナ完成で大工さんは撤退したので仮住まいのまま職場に向かう。2-3アタックで先手は仕方なく行く。
仕方なく仕掛けさせられた場合大抵あとはナニも考えていない。ローン返済終了時には黴が原因で死んでいるかもしれない。77角も58飛も公園のベンチ。
結局後手に15角で放浪飛車を強いられた。病気と銀行のローン返済表の基本は変わらなかったと言うオチ。
杉本35歩とは先手の右桂を押さえて自分の桂を使おうという明解な目的を持っている。本譜はなんと57桂成。手数だけ延びているがひとめ終わっている。
穴熊攻略の実に単純明解な構図。今回の組み合わせは見事に決まってしまった。アナしか見ないとアナがある。

日時：2005.10.28
棋戦：B2順位戦
戦形：対タナトラ矢倉早囲いの顛末
先手：中田宏樹
後手：田中寅彦
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽３三角
▲４八銀 ▽８四歩 ▲７八銀 ▽２二銀 ▲５六歩 ▽８五歩
▲７七銀 ▽４二角 ▲７九角 ▽３三銀 ▲６八玉 ▽３二金
▲７八玉 ▽５二金 ▲３六歩 ▽５四歩 ▲３七銀 ▽４三金右
▲８八玉 ▽４一玉 ▲７八金 ▽７二銀 ▲４六銀 ▽８三銀
▲５五歩 ▽同　歩 ▲５八飛 ▽５六歩 ▲同　飛 ▽７四銀
▲６六歩 ▽３一玉 ▲５八金 ▽２二玉 ▲６七金右 ▽６四歩
▲５五銀 ▽６五歩 ▲５四歩 ▽８六歩 ▲同　銀 ▽６六歩
▲同　銀 ▽６二飛 ▲７七銀左 ▽８六歩 ▲同　歩 ▽６五銀
▲同　銀 ▽同　飛 ▲３五歩 ▽４五銀 ▲５九飛 ▽５四銀
▲４一銀 ▽８五歩 ▲６六歩 ▽６二飛 ▲３二銀成 ▽同　玉
▲８五歩 ▽３五歩 ▲７五歩 ▽同　角 ▲７六金 ▽４二角
▲５五歩 ▽４五銀 ▲６五歩 ▽５七歩 ▲同　飛 ▽５六銀打
▲５九飛 ▽５七歩 ▲７二歩 ▽７四歩 ▲７一歩成 ▽７三桂
▲７二と ▽同　飛 ▲６四歩 ▽７五歩 ▲６六金 ▽８五桂
▲８六銀 ▽６五歩 ▲５六金 ▽同　銀 ▲６三歩成 ▽７六歩
▲６八角 ▽８二飛 ▲５二銀 ▽７七金 ▲同　桂 ▽同桂成
▲同　金 ▽同歩成 ▲同　角 ▽８六角 ▲４三銀成 ▽同　玉
▲投了
108手で後手の勝ち

ジュニアの顔は棋聖時代のタナトラを彷彿させる。早速当家のリクエストに応じるところが親馬鹿かもしれない。
ナカヒロは早囲いとは志が低い。真っ向勝負がそんなに怖いのか？
これではいつまでもB1に行けない。
棒銀まで見せられたので仕方なく55歩から。同日の森内よりまともだが2-4アタックは威張れたモノではない。4thアタックは大抵コケルので渡辺明は決してやらない。キムカズはコレ見て勉強していただきたい。ナカヒロとて阿部と竜王戦挑戦者決定戦でいい勝負だった。
タナトラ1歩損で飛車を招いて74銀繰りかえ。ひとめ意味不明だがせいぜい65銀64歩から54銀引きであろう。ナカヒロ考えすぎて右金を寄せることばかり考えて65銀阻止の66歩。これで双頭手だろうと。
当家では指折り数えてひとめ3-3作成の緩手としか見ない。こう言うときは歩得に満足して親分を凱旋させてから3rdアタックしか考えない。渡辺明も必ずそうなのでキムカズは74銀などマネしてはいけない。

日時：2005.10.28
棋戦：B2順位戦
戦形：相掛り96歩+縦歩取り=双頭手クロス戦法
先手：桐山清澄九段
後手：屋敷伸之九段
▲２六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽８五歩 ▲９六歩 ▽３二金
▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽２三歩 ▲２六飛 ▽７二銀
▲３八銀 ▽６四歩 ▲２七銀 ▽３四歩 ▲３六飛 ▽６三銀
▲１六銀 ▽５四銀 ▲９七角 ▽５二金 ▲３八金 ▽６五歩
▲２五銀 ▽６六歩 ▲同　歩 ▽９四歩 ▲７五角 ▽４五銀
▲１六飛 ▽６二飛 ▲４六歩 ▽５四銀 ▲３四銀 ▽４二玉
▲１五飛 ▽９五歩 ▲同　歩 ▽１四歩 ▲２五飛 ▽２四歩
▲同　飛 ▽７四歩 ▲９七角 ▽９五香 ▲７八銀 ▽９七香不成
▲同　香 ▽８六歩 ▲同　歩 ▽６六飛 ▲６七歩 ▽８六飛
▲８七歩 ▽８五飛 ▲２三銀成 ▽５五角 ▲８六香 ▽６五飛
▲３二成銀 ▽同　銀 ▲５六金 ▽６一飛 ▲５五金 ▽同　銀
▲７二角 ▽５一飛 ▲８一角成 ▽３三銀打 ▲２五飛 ▽３五歩
▲２三歩 ▽６五角 ▲４八金 ▽２四歩 ▲２六飛 ▽８八歩
▲８二馬 ▽４四銀引 ▲４五歩 ▽同　銀 ▲２二歩成 ▽８九歩成
▲２三歩 ▽８八と ▲５五馬 ▽７八と ▲同　金 ▽５四角
▲６四桂 ▽６二金 ▲８三香成 ▽３六歩 ▲７二成香 ▽６三金
▲４五馬 ▽同　角 ▲５二銀 ▽同　飛 ▲同桂成 ▽同　玉
▲３二と ▽５四歩 ▲３三と ▽同　桂 ▲６二銀 ▽４二銀
▲７三銀成 ▽同　金 ▲同成香 ▽３九銀 ▲４七金 ▽３五桂
▲６三銀 ▽投了
115手で先手の勝ち
相掛りから桐山の5手め96歩。これは国際フォーラムへのファンサービスであろう。外国人にはなぜ猫も杓子もここで78金なのかわからない。プロ棋士でも定跡書でもこう指すモノです。イエース？などと日本の彼女は言う。屋敷は6手め32金で講座用のネタ探し。ヒフミンは3カ月飽きさせなかったが屋敷のNHK将棋講座は2回で飽きた。食堂の蝋細工と実物が違う場合は「こんなモノか」と思って黙って喰うしかない。ヒフミン風講談の有吉版でも聞いてみたい。1カ月は楽しめるかもしれない。
屋敷は96歩を咎めるか緩手にしたい。ところが棒銀は先手の方が早いと気がついた。そこで修正したが縦歩取りで牽制され逆に棒銀。96歩まで97角に早速使われる。今さら94歩を突かなかったことを後悔しても遅い。1歩取らせても仕方ないが銀下げは死んでもできないなどと依怙地になっているうちに基本を忘却。
97角は64角を見せつつ34飛の縦歩取りで86歩も阻止した双頭手。
しかも縦歩取り36飛が後手からの94歩を牽制しているクロスの双頭手なのですでに先手のやり放題。右も左も真っ暗やみの場合自分で打開すると自滅と同義語。右を攻めたら左を破られる。結局どちらの争点に玉が近いかという問題に収束。

自分であの駄局を熱戦と何度も囲碁将棋ジャーナルで言っている渡辺明。自己陶酔を延々と聞かされただけ。
矢内のツッコミ1は45手め封じ手73角以外の手。仮想4thで46角は問題外。それこそ渡辺明も冷笑して返事もアホらしい馬作成ナシの変化最終手75歩で後手勝ち。だからツッコミ1には当家新作か康光手順しかない。渡辺明が両方ともスっとぼけたところで観戦記にはナニもない。仮想4th新作は1局指さないと彼等はナニも言えないに等しいため。封じ手前に膝ポンなどやっているキムカズの感想には無論出てくるはずない。
渡辺明が本局でその場で考えたことはキムカズに既成マシュダ一家手順をやらせないことだけ。 その言い訳も呆れる。57手め82角成には同飛73角に81飛ではなく72飛で香を取らせるらしい。62手め36歩で桂が取れるだろうと。そこで矢内のアホ地味た頷き。桂香交換で後手良しと視聴者に強制している。当家ではその変化なら以下63手め35香で銀香交換。26角には33香成同金47金。キムカズなら38歩かもしれないが36金とされないうちに37歩成を決めさせて同金35角なら46銀で最後に香角交換+馬作成で先手勝ち。角を温存して単に37歩成でも同馬で第1変化同様後手に有効な継続手ナシ。ひとめ先手優勢なのでイチイチ並べない。
矢内が後手優勢と勘違いしてくれたので渡辺明は調子コイて72飛46角成ならば75歩で後手良しなどと平然と述べている。以下ツッコミ2はない。
これでNHKはカネ取っているのだから詐欺同様。矢内はもういいからヒマな山崎でも毎週出していただきたい。山崎のツッコミは対藤井でも対アワジーでも楽しかった。キャスターなら連盟ピカ一。
矢内もよくもあのツラ下げて倉敷に行ける。渡辺明にバカにされていると気がつかないらしい。
35歩は見落しなので渡辺明は手損角換りでナニも用意してこなかったことは自明の理。28角は当家実況変化で後手ダメと指した本人がまた繰り返しているだけ。三度目は飽きる。従って渡辺明の千日手回避策など自分の即興芝居をカモフラージュで緩和した言い訳。一言で周囲の軟体族に甘えた嘘っぱち野郎。NHK風に言えば減点パパ。藤井やキムカズがそれ以下だったので通用した。競馬に熱中したおかげで最終盤でマクルことしか考えていない。相手がよほどナメられている。キムカズなら77歩打つと思ったなどと平然とコキおろしているばかりか、73手めで藤井が先手勝ちとBS2解説で勧めた64同歩は後手勝ちに決まっていると鼻で笑っている。
いずれも当家でタコ手扱いした手のみ同調しているだけ。
コレで熱戦？
嘘のない競馬で全財産失った方がマシな人生になるかもしれない。
今度もナニも期待しないから。
ハゲキ。ココまで人間コケシに舐められて恥ずかしくないか？
毛生え薬を飲んででも次はタナトラ矢倉新作で叩きのめして頂きたい。

宮田の24分遅刻は2004年指し初め式の森内の遅刻とパラレル。
指し初め式の遅刻が2004.01.14&15王将戦第1局森内VS羽生の伏線となった。
その年の名人戦の最中に宮田は森内に負けている。>2004年5月6日第52期王座戦本戦1回戦
朝日の記事は相当いい加減。王将戦第1局は「羽生の錯覚により中盤で銀損」と表現する時点で記者のレベルが知れる。加藤一二三なら怒る。こんな記者が「宮田流」などと喧伝する土壌が朝日。某若手棋士の形勢判断？某政府高官の発言と書きたがる読売の記事捏造と変わりない。
森内はハッキリやる気ナシ。
12手め32金はヒフミン手順。羽生朝日へのアテツケなので宮田を試験している。当家が宮田を断罪したNHK杯戦を受けて名人が「加藤一二三」への敬意表明。以後当家はむしろ宮田に好意的なので森内のハゲマシは不要。
宮田は名人を信用してヒヨったので調子こいて55歩。
3-3アタックなどあるワケない。先手でも躊躇するのに後手でやれば二重苦。何度もダメと言っているのに強引に遊ぶ名人。以後は見ても無意味。33手め86歩が「宮田らしい柔軟な発想」？むしろ森内が得意な歩切れ解消手段。5筋を制圧して優勢なら誰でもやる。
オマヌケ朝日向けに敗因3の55歩を臆面もなく感想戦で言う森内。敗因1と敗因2は朝日にはモッタイナイので言わないだけ。短時間なのでヤマ張ったとは名人には言えない。王将戦でいずれも分析済なので内訳は再度触れない。すでに全部書いてある。
最終手44飛は昨日のMF中井変化に登場した敵歩の頭に打つ銀縛りと全く同じ寄せ方。

日時：2005.10.28
棋戦：朝日OP
戦形：リメンバー2004王将戦第1局
先手：宮田敦史
後手：森内俊之
▲７六歩 ▽８四歩 ▲５六歩 ▽８五歩 ▲７七角 ▽５四歩
▲８八銀 ▽６二銀 ▲２六歩 ▽３四歩 ▲２五歩 ▽３二金
▲５八金右 ▽５三銀 ▲７八金 ▽４一玉 ▲６九玉 ▽４四銀
▲４八銀 ▽３三角 ▲４六歩 ▽５五歩 ▲４五歩 ▽同　銀
▲５五歩 ▽５二飛 ▲４七銀 ▽３五歩 ▲４六歩 ▽３四銀
▲５六銀 ▽４二銀 ▲８六歩 ▽同　歩 ▲同　角 ▽８二飛
▲７七角 ▽３一玉 ▲７九玉 ▽５二金 ▲４七金 ▽７四歩
▲５四歩 ▽７五歩 ▲３六歩 ▽５五歩 ▲同　角 ▽同　角
▲同　銀 ▽７六歩 ▲６六銀 ▽８四飛 ▲５三歩成 ▽同　金
▲５五角 ▽５四飛 ▲５六歩 ▽５五飛 ▲同　歩 ▽２二玉
▲７一飛 ▽５八歩 ▲５四歩 ▽５二金 ▲５八飛 ▽５七歩
▲同　銀 ▽３六歩 ▲３五歩 ▽２五銀 ▲５三歩成 ▽同　銀
▲２八飛 ▽３七歩成 ▲同　桂 ▽３六銀 ▲２四歩 ▽同　歩
▲２三歩 ▽同　金 ▲３六金 ▽３九角 ▲４一飛成 ▽２八角成
▲３一銀 ▽３三玉 ▲５二龍 ▽３九飛 ▲６九金 ▽同飛成
▲同　玉 ▽４七角 ▲５八歩 ▽３六角成 ▲５三龍 ▽２五歩
▲４四飛 ▽投了
97手で先手の勝ち
終局17時59分