16時からの衛星放送開始時点で控え室の淡路山崎藤井は全員キムカズ優勢と表明。手損角換りの権現アワジーと立て役者山崎の形勢判断は正しい。
ところが不吉なことが画面で一目瞭然であった。
キムカズが例の羽織を脱いでいる。BS2に乗せたおかげでメシがマズイとクレームが来たのであろう。
おかげで体温が下がりキムカズはクシャミしては鼻水を拭いている。
脳味噌の隣が震えると大抵よくないことが発生する。
案の定すぐにタコ手77歩が指された。
タイトル戦で指す手ではない。ひとめ汚らしい。ウンコ羽織より気色悪い。流石に藤井もノケゾった。元ミスッタ竜王ならもっと怒らないといけない。上手にようやく勝てると思った瞬間に下手がビビって指すトンデモ手どころではない。幇間が大旦那の懐具合をまさぐるような手。
読む以前の将棋の作りの問題。マシュダ一家理論以前の問題でもあるので一言で済む。終盤で受けだけの1手を露骨に見せては気合い負けと。
結局この1手を境に一挙に壊れて行った。半受けの累積で受け1点に加算。やはり羽織を脱いだ時点で心が負けている。 緩手連鎖は心模様にブラ下がっているだけ。
だからこそ生涯に一度の晴れ舞台と思って最高のモノを用意しないといけない。見ている方とてそのつもりで目線を合わせている。すぐに恥じて引っ込めるようなモノを買ってはいけない。
当家が初めてキムカズを褒めた57手めの強手35歩以下感想戦における渡辺明はやはり当家と同じ読み。58手め28角で36飛19角成34歩以下の基本変化1はダメなので2から同銀+66角変化を選択して後手勝てないと諦めた様子。キムカズの勝ち方はいろいろあった。54銀などやらずに引いてもいい。しかし77歩以後は美的理由で当家には作図が無意味。但し藤井が言っていた65同歩は先手負け。藤井は今後も竜王にはなれない。同様に渡辺明にも失望。この1局で今期竜王戦は笑劇シリーズとなる。
従って次回は出家した元幇間の剃髪僧とグリコ森永事件犯人の対決。

日時：2005.10.25-26
棋戦：第18期竜王戦第1局
戦形：手損角換り腰掛け銀
先手：木村一基
後手：渡辺明
▲２六歩 ▽３四歩 ▲７六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８四歩
▲２五歩 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽２二銀 ▲３八銀 ▽３三銀
▲４六歩 ▽７二銀 ▲４七銀 ▽６四歩 ▲１六歩 ▽１四歩
▲６八玉 ▽６三銀 ▲７七銀 ▽４二玉 ▲９六歩 ▽９四歩
▲５八金 ▽５二金 ▲５六銀 ▽７四歩 ▲３六歩 ▽３一玉
▲７九玉 ▽５四銀 ▲６六歩 ▽４四歩 ▲３七桂 ▽４三金右
▲４八飛 ▽２二玉 ▲８八玉 ▽７三桂 ▲４五歩 ▽８五桂
▲８六銀 ▽６五歩 ▲７三角 ▽８一飛 ▲４四歩 ▽同　銀
▲４五歩 ▽３三銀 ▲６五歩 ▽９五歩 ▲同　歩 ▽３五歩
▲４六角成 ▽８二角 ▲３五歩 ▽４六角 ▲同　飛 ▽６六歩
▲２六飛 ▽７五歩 ▲同　銀 ▽７一飛 ▲６六銀 ▽７六飛
▲６七銀 ▽７二飛 ▲６一角 ▽７一飛 ▲８三角成 ▽６四歩
▲７七歩 ▽６五歩 ▲同　銀 ▽９七歩 ▲５四銀 ▽同　歩
▲２四歩 ▽同　銀 ▲８四馬 ▽８一飛 ▲４四歩 ▽同　金
▲６二馬 ▽３五銀 ▲３三歩 ▽同　桂 ▲７六飛 ▽７五歩
▲同　飛 ▽６四角 ▲７二飛成 ▽８二飛 ▲同　龍 ▽同　角
▲４一銀 ▽３一歩 ▲３二銀成 ▽同　歩 ▲８一飛 ▽３七角成
▲８五飛成 ▽２九飛 ▲２四歩 ▽８四歩 ▲同　馬 ▽１九飛成
▲３八歩 ▽３六馬 ▲７五馬 ▽２四歩 ▲４七桂 ▽８四歩
▲３五桂 ▽同　馬 ▲８四龍 ▽８三歩 ▲同　龍 ▽９五香
▲９六歩 ▽同　香 ▲９二龍 ▽９八銀 ▲７九金 ▽９九銀不成
▲７八玉 ▽９八歩成 ▲４九歩 ▽同　龍 ▲５九金打 ▽２九龍
▲４二馬 ▽４三銀 ▲９六龍 ▽４六桂 ▲４九歩 ▽５八桂成
▲同　銀 ▽９五歩 ▲同　龍 ▽６六桂 ▲６七玉 ▽５八桂成
▲同　金 ▽７一香 ▲４七桂 ▽６六歩 ▲同　玉 ▽５五銀
▲同　桂 ▽同　金 ▲同　龍 ▽同　歩 ▲３一銀 ▽２三玉
▲投了
156手で後手の勝ち

どれも甘い。
刑務所を出るとまずカツ丼を注文する。次にその甘さを緩和するためにラーメンを喰う。カツ丼が来るまでにビールを飲む。
これが日本人が大好きなシャバへの復帰場面。

54手め35歩が新手などとよくも書ける。54手め75歩はダメと二棋戦に渡りマシュダ一家に書いてある。だから代わりの手を指しただけ。
82角も当家発祥の千日手狙い。ハブも臆面なくMF手順をマネしているので渡辺明なら恥さえ感じない。千日手回避の64歩は当家の前回実況&分析では先手負け。だから千日手か目を瞑って35歩しかない。キムカズは当家の応援を感じて堂々と35歩。
渡辺明はカツ丼を喰って66歩。
薄皮饅頭はアンパンを共喰いしながら当然28角変化を読んでいた。
バリアンテは大きくみっつ。
1=36飛19角成34歩同金35歩に18馬は47銀泡踊りで金香交換で先手勝ち。
2=34銀変化でも同様だが66角がトッピングで発生。先手の3枚攻め。
3=37桂を48金や26角で死守する温泉ソフト手順。
どれも後手には肉の固いカツ丼。大衆食堂ではそれでもタマゴとタマネギで肉の欠陥を補える。だから安くてもその贅沢三部作が庶民に浸透した。渡辺明は上等のカツ丼など喰ったのがいけない。 おかげで藤井にまで66歩はタコ手とコキおろされた。

今頃気がつく当家もよほど今期竜王戦に興味なかったのであろう。
あの揮毫はなんであろう？
柊は渡辺明が事前に告知していたので有り得るかと思っていたがキムカズの左馬には呆れる。扇子に並んだらマンマ。
読売もよく怒らなかった。或いは印刷するまで気がつかなかったのかもしれない。
棋譜の方は機械人間にも分かるほどマンマなのですでに二回書いたことは三度目は飽きる。
オタフクの山崎が今頃36馬などと2回も言っているがそんな変化はない。
関根は何度見ても詰まらない。まだ若いのにジジ臭い。
将棋は人格破壊をし再生するから面白い。
最初から人格形成に役立つモノなど毒にも薬にもならない。
そんなことを言っている人間は関根になると言う見本。

昨日から始まっている。遠足気分で緊張感のない開幕。
タナトラ二世マコトちゃんのヤオ振りでキムカズにと金4枚。
カズキ扇子に煽られて渡辺明は手損角換りへ。これで初めて多少の観戦気分が沸く。ところがすべて康光羽生戦の後追い。>棋聖戦　＞王位戦
しかもナニもない山崎解説に藤井立会いでは一層気分が萎える。
唯一楽しみにしていたキムカズの着物もアレでは衛星放送が場末のお茶会。2004.06.3&4名人戦第5局角換り腰掛け銀で当家が標題に使った色はいい。
問題は生地。その色を選択したのなら財産全部ハタクべきだった。
渡辺明がお茶を飲んで相変らずバーカと言っては今度は控え室でマコトちゃんのVSソフト将棋を観戦している。藤井羽生戦で名物になった掲示板一般公開も懐かしいがすでに枯れた。ナマハゲの顔に泥を塗っているNHKのヒワイアナ。その後アラブヒゲもクソまみれとなったが藤井の凋落が一層モノ悲しい。
渡辺明に誰か教えてあげたらいい。お茶会で茶碗を回す本当の理由を。
1=禅僧がご飯ツブをお茶で掻き集めて飲み干すため=実利
2=栗鼠が越冬前に掻き集める木ノ実を回すモノマネ=鑑定
象徴化されたものには意味不明の言い訳がつきまとう。
それを有り難く拝聴するのが文明病。発祥は大概ナーンダというモノが多い。水を飲みメシを喰らってクソ垂れる。人間の生態は変わらない。4では生殖の擬態行為に勤しむ。この一連の指し手が余りに単調なので象徴化して人生を彩る。
44手めで封じ手。山崎と藤井は73角が封じ手と言う。他人のフンドシで手を拭いて楽しいか？
おい渡辺明。本当に楽しいか？
そこでキムカズは67分投資してこんな手垢のついた流れは困ると思った。
マシュダ一家の未発表新作仮想4thアタックならここで15歩だろうと。
先手は85銀と桂を取って26桂と打ちたい。そうでないと序盤に25歩に2手かけた意味が最終盤の24玉脱出阻止にしかならない。歩が1枚は必ず入手できるので15歩同歩14歩を先に決めたい。同香なら85銀と桂を取って勝てる。15歩が入らないと棋聖戦手順でも王位戦手順でも先手負けるか千日手。
ところがキムカズは「ヘタレの考えヤス子ちゃん」と思ってナニもしないで念仏踊りと控え室でバラした。
マシュダ一家の開発手順64角成で渡辺明の千日手回避をしちゃうと告白するバカがどこにいるのか。
すでに負けた時の言い訳を用意しているようではますます情けない。
せめて森のように剃髪してナマハゲ開幕にしていただきたかった。
これで負けたら次回は剃って登場を願う。そうでないとテレビでもう見るモノがない。