放映：2005.10.23
棋戦：NHK杯
戦形：相掛り十字架銀
先手：行方
後手：堀口
▲２六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽８五歩 ▲７八金 ▽３二金
▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽２三歩 ▲２八飛 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲８七歩 ▽８四飛 ▲３八銀 ▽３四歩
▲２七銀 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽６二銀 ▲３六銀 ▽５二金
▲１六歩 ▽１四歩 ▲６九玉 ▽４一玉 ▲２五銀 ▽３三桂
▲３六銀 ▽５四歩 ▲６八銀 ▽５三銀 ▲７六歩 ▽４二銀上
▲５八金 ▽４四歩 ▲４六歩 ▽４三銀 ▲６六歩 ▽５五歩
▲６七金右 ▽５四銀直 ▲４七銀 ▽３一角 ▲６五歩 ▽同　銀
▲５五角 ▽５三角 ▲５六歩 ▽３一玉 ▲８八角 ▽９五歩
▲同　歩 ▽９七歩 ▲７七桂 ▽７四銀 ▲９七角 ▽同角成
▲同　香 ▽６四歩 ▲９四歩 ▽同　香 ▲５七角 ▽８二飛
▲９四香 ▽６五歩 ▲７五歩 ▽６三銀 ▲７六金 ▽６四銀
▲１五歩 ▽同　歩 ▲１二歩 ▽同　香 ▲１三歩 ▽同　香
▲４五歩 ▽２二玉 ▲２七香 ▽４五桂 ▲４六角 ▽７五銀
▲同　金 ▽３九角 ▲１三角成 ▽同　玉 ▲１四銀 ▽２二玉
▲２三香成 ▽３一玉 ▲３二成香 ▽同　銀 ▲２二金 ▽４二玉
▲３二金 ▽同　玉 ▲２三飛成 ▽４二玉 ▲４三歩 ▽５一玉
▲２一龍 ▽４一香 ▲８六香 ▽８五歩 ▲同　香 ▽８四歩
▲同　香 ▽８三歩 ▲４二銀 ▽同　金 ▲８三香成 ▽７五角成
▲８二成香 ▽４三金 ▲７一飛 ▽６一金 ▲８一飛成 ▽６三角
▲７二歩 ▽５七桂不成▲同　銀 ▽同　馬 ▲５八銀 ▽５六馬
▲２二龍 ▽５二歩 ▲５七歩 ▽６六馬 ▲５三桂 ▽６二玉
▲６四歩 ▽投了
133手で先手の勝ち

シーザーの挑発的な相掛り十字架銀殺し。面白い。2歩持っての端攻めから行方途中でワナに気がついたがすでに遅かった。ところが行方変態手順で予定が狂い対応に慌てた模様。

93手め同玉変化
▲２六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽８五歩 ▲７八金 ▽３二金
▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽２三歩 ▲２八飛 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲８七歩 ▽８四飛 ▲３八銀 ▽３四歩
▲２七銀 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽６二銀 ▲３六銀 ▽５二金
▲１六歩 ▽１四歩 ▲６九玉 ▽４一玉 ▲２五銀 ▽３三桂
▲３六銀 ▽５四歩 ▲６八銀 ▽５三銀 ▲７六歩 ▽４二銀上
▲５八金 ▽４四歩 ▲４六歩 ▽４三銀 ▲６六歩 ▽５五歩
▲６七金右 ▽５四銀直 ▲４七銀 ▽３一角 ▲６五歩 ▽同　銀
▲５五角 ▽５三角 ▲５六歩 ▽３一玉 ▲８八角 ▽９五歩
▲同　歩 ▽９七歩 ▲７七桂 ▽７四銀 ▲９七角 ▽同角成
▲同　香 ▽６四歩 ▲９四歩 ▽同　香 ▲５七角 ▽８二飛
▲９四香 ▽６五歩 ▲７五歩 ▽６三銀 ▲７六金 ▽６四銀
▲１五歩 ▽同　歩 ▲１二歩 ▽同　香 ▲１三歩 ▽同　香
▲４五歩 ▽２二玉 ▲２七香 ▽４五桂 ▲４六角 ▽７五銀
▲同　金 ▽３九角 ▲１三角成 ▽同　玉 ▲１四銀 ▽２二玉
▲２三香成 ▽３一玉 ▲３二成香 ▽同　玉 ▲２三飛成 ▽４二玉
▲８四香 ▽７五角成 ▲３三金 ▽５三玉 ▲８二香成 ▽５七桂成
▲４三金 ▽同　金 ▲６二銀 ▽同　玉 ▲４三龍 ▽５八銀
▲同　銀 ▽同成桂 ▲同　玉 ▽５七歩 ▲同　銀 ▽同　馬
▲同　玉 ▽６六銀 ▲５八玉 ▽５七銀打 ▲６九玉 ▽６八金
▲同　金 ▽同銀成 ▲投了
122手で後手の勝ち

116手め89銀変化
▲２六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽８五歩 ▲７八金 ▽３二金
▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽２三歩 ▲２八飛 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲８七歩 ▽８四飛 ▲３八銀 ▽３四歩
▲２七銀 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽６二銀 ▲３六銀 ▽５二金
▲１六歩 ▽１四歩 ▲６九玉 ▽４一玉 ▲２五銀 ▽３三桂
▲３六銀 ▽５四歩 ▲６八銀 ▽５三銀 ▲７六歩 ▽４二銀上
▲５八金 ▽４四歩 ▲４六歩 ▽４三銀 ▲６六歩 ▽５五歩
▲６七金右 ▽５四銀直 ▲４七銀 ▽３一角 ▲６五歩 ▽同　銀
▲５五角 ▽５三角 ▲５六歩 ▽３一玉 ▲８八角 ▽９五歩
▲同　歩 ▽９七歩 ▲７七桂 ▽７四銀 ▲９七角 ▽同角成
▲同　香 ▽６四歩 ▲９四歩 ▽同　香 ▲５七角 ▽８二飛
▲９四香 ▽６五歩 ▲７五歩 ▽６三銀 ▲７六金 ▽６四銀
▲１五歩 ▽同　歩 ▲１二歩 ▽同　香 ▲１三歩 ▽同　香
▲４五歩 ▽２二玉 ▲２七香 ▽４五桂 ▲４六角 ▽７五銀
▲同　金 ▽３九角 ▲１三角成 ▽同　玉 ▲１四銀 ▽２二玉
▲２三香成 ▽３一玉 ▲３二成香 ▽同　銀 ▲２二金 ▽４二玉
▲３二金 ▽同　玉 ▲２三飛成 ▽４二玉 ▲４三歩 ▽５一玉
▲２一龍 ▽４一香 ▲８六香 ▽８五歩 ▲同　香 ▽８四歩
▲同　香 ▽８三歩 ▲４二銀 ▽同　金 ▲８三香成 ▽７五角成
▲８二成香 ▽８九銀 ▲４二歩成 ▽同　玉 ▲５四金 ▽７八銀成
▲同　玉 ▽６七金 ▲同　銀 ▽６八金 ▲同　玉 ▽５七桂成
▲７八玉 ▽６七成桂 ▲同　玉 ▽７六角 ▲７八玉 ▽６七銀
▲８九玉 ▽８八歩 ▲９九玉 ▽９八歩 ▲投了
136手で後手の勝ち

いずれも後手は飛車を捨てる。本譜85歩以下歩を3回打って時間稼ぎしたワリには解説三浦ひとめの89銀を見落とした模様。当家変化は面倒なので最初から歩を打たない。75馬は絶大な攻防手。シーザーにいいものを見せて頂いた。33桂は否定的だった折これは相当。深浦との根比べを思い出す。

本譜が退屈なので前夜祭の動画を見る。中井は好感持てるスッピンママの不器用さ。下見検分衣装で指せばもっと勝てるのに。清水は相変らずバスガイド。
マミーメモの自戦解説より。
清水「右に見えますのは65手め29飛車でございます。なぜ中井さんはここでこんな緩手を指したのか？私のファッションセンスにあくびしたアナタ。ああ、あの時スタイリスト中川と伊勢丹に行っていればこんなことには（ため息）。そう。ここで65同歩は同桂66銀に女清水イチヨは57桂成と成り捨てるのでありマミムメモ」
桜井「そんな手指しちゃいけません。同金で桂がタダです」
中井「清水さんならどうせ65歩打ってきますから」
山田「アーそれって同銀でも77銀でも13角ですカネ」
西日本新聞「アーカネ？」
桜井「77銀13角に46角は？」
清水「マシュダ一家なら先に64歩でしょ」
桜井「同銀34飛65歩ならコリャ32飛成で中井勝ちダネ」
山田「フツー33歩でイッチャッテませんカネ」
後手が桂を捨てると54飛から飛車切り。先手は角銀桂歩X3で6筋に歩が利くので勝ち。本譜でもどうせ中井は飛車を捨てている。 本譜83手めの局面よりマシ。
従って本譜29飛はバスガイドへのアクビ。緩手35歩から座布団の譲り合いで尻と畳の位置がズレた。1から2と4を中井に取らされた清水。51銀も52金もお見合いにためらいがある。51飛でも構わない。そこまでの流れが清水婚期遅延の連続なので中井が気を抜きすぎて最終盤は73桂成で負けに。先手は桂が一枚寄せに必要なので後手に87桂を打たせてそれを取れば勝ち。73馬はすでに逃げられないので清水に桂を使わせる変化に誘うしかなかった。73桂成以後は桜井先生の仰る通り。

日時：2005.10.21
棋戦：女流王位戦第3局
戦形：角換り右玉
先手：中井
後手：清水
▲７六歩 ▽８四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８五歩
▲７七角 ▽３四歩 ▲８八銀 ▽７七角成 ▲同　銀 ▽４二銀
▲３八銀 ▽７二銀 ▲４六歩 ▽６四歩 ▲４七銀 ▽６三銀
▲６八玉 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽７四歩 ▲１六歩 ▽１四歩
▲５八金 ▽７三桂 ▲３六歩 ▽６二金 ▲６六歩 ▽８一飛
▲５六銀 ▽６一玉 ▲２五歩 ▽３三銀 ▲７九玉 ▽７二玉
▲８八玉 ▽５四歩 ▲３七桂 ▽５一飛 ▲４七金 ▽８一飛
▲４五歩 ▽４二金 ▲４八金 ▽３二金 ▲２九飛 ▽４二金
▲６七銀 ▽３二金 ▲５六歩 ▽４二金 ▲５九飛 ▽５一飛
▲９八香 ▽３二金 ▲９九玉 ▽４二銀 ▲２九飛 ▽８一飛
▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽６五歩 ▲２九飛 ▽３五歩
▲２二歩 ▽３三桂 ▲２一歩成 ▽２八歩 ▲同　飛 ▽３九角
▲２二と ▽２八角成 ▲３二と ▽５一銀 ▲２二角 ▽３九馬
▲１一角成 ▽４八馬 ▲３三馬 ▽６九飛 ▲５一馬 ▽５二金打
▲３三馬 ▽８六歩 ▲同　歩 ▽６六歩 ▲同銀直 ▽６五歩
▲４二と ▽６六歩 ▲５二と ▽同　金 ▲８五桂 ▽３七馬
▲７三桂成 ▽同　馬 ▲６五桂 ▽６七歩成 ▲７三桂成 ▽同　玉
▲８五香 ▽８三歩 ▲同香成 ▽同　玉 ▲８五歩 ▽７二玉
▲８四銀 ▽８二銀 ▲８三角 ▽６二玉 ▲６七金 ▽８七香
▲８八銀 ▽同香成 ▲同　馬 ▽７九銀 ▲６八金打 ▽８八銀成
▲同　玉 ▽１九飛成 ▲６四歩 ▽８六香 ▲７七玉 ▽８九龍
▲６三歩成 ▽同　金 ▲６六玉 ▽３九角 ▲５七金上 ▽９八龍
▲５五歩 ▽６五歩 ▲投了
134手で後手の勝ち

当家に先回りされて同じ手では観戦しても面白くない。
どうせタマル式に戻る。そうでないと81手で中井勝ち。
タマル式ではオマルと大差ないので当家はこれにて散会。

中井はお茶飲みながら「やりなさい」と言っている。
その場合同歩同桂に66銀。田丸なら64歩と打つ。清水なら86歩同歩同飛とやっちゃうかもしれない。21飛成と桂を取らせて31金で手番を握り87歩で詰めろ。
そこで21飛成とせずに71手め87歩と先手から打つと23歩34飛33歩。でも心配いらない。その場合は64歩と叩く。同銀54飛53銀なら飛車切りで最後に86歩と取れば銀得で先手勝ち。

これは清水の顔面硬直に乗せられた。
この場合は後手から禁断の65歩が有る。同歩同桂に68銀は33角の王手飛車。同歩同桂に88銀は57桂成同金に13角の飛車金取りでいずれも後手楽勝。「それで気が済んだ？」と冷笑している裏には大抵隠し撮りカメラと弁護士が居るので要注意。

清水の角換り右玉から千日手指向は羽生のマネ。
＞2002.2.03　棋王戦第1局 佐藤康光九段VS羽生善治棋王
角換り後手右玉「 Q&Aの断末魔」
石にしがみつく棋士たちらしい。
43手めに45歩を突くと45桂が消滅。代わりに46角打からの8thアタック。康光のように67銀56歩まで進行すると先手からの打開が森下矢倉同様9thアタック。
中井は後手からの仕掛けがないと清水の胸元を見て穴熊に。68角と双頭手で打てば88銀と引けるがその瞬間51飛。59飛なら53銀。
その場合は88銀とせずに29飛と戻る。清水が狂って来る手の44歩なら24歩。42銀泡踊りなら24同歩に同角。55歩は同歩同飛に角切りで先手勝ち。33銀なら46角。エトセ+33銀なら切る。33桂は先手勝ち。そこで清水はナニもしない。その場合は穴熊を強固にするか先手だけに1歩ある展開。後手からの65歩はレンタン自殺。
清水の今日の態度はナニもしないでケタグル。男に平手打喰らう直前に目を瞑って顔を硬直させる女がいる。
実際叩くと捨て台詞が凄い。
「それで気が済んだ？」などと言う。

すでに我々が知っている森下ではない。
棋譜を見て唖然とするしかない。ナニも書けない。
相矢倉で森下がこうなってしまうのは初めて見る。
ことごとくあの森下ではない。悪い所だけは引き継いでいる。
良い所はリフレインされない。
人間の危機管理能力の根本的欠陥。
役所人間が世界的な典型。
安定工作がいかに詰まらない人間を生み出すか。
会長以下の今の連盟理事の顔見てごらん。
アレは我々が知っている棋士たちではない。
スーパーでラップに包まれて売っている野菜。
彼等はビニ本人間になることを打開と勘違いした。

日時：2005.10.17
棋戦：A級順位戦
戦形：相矢倉
先手：森下
後手：三浦
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽８四歩 ▲６六歩 ▽８五歩
▲７七角 ▽３二銀 ▲２五歩 ▽３三銀 ▲７八銀 ▽５四歩
▲６八角 ▽３一角 ▲７七銀 ▽５二金右 ▲５八金右 ▽４四歩
▲７八金 ▽４三金 ▲６九玉 ▽３二金 ▲４八銀 ▽４一玉
▲４六歩 ▽７四歩 ▲４七銀 ▽６二銀 ▲３六歩 ▽７三銀
▲５九角 ▽７五歩 ▲同　歩 ▽同　角 ▲３七角 ▽３一玉
▲７九玉 ▽２二玉 ▲６七金右 ▽５三角 ▲４五歩 ▽同　歩
▲７四歩 ▽６四銀 ▲６五歩 ▽４六歩 ▲同　角 ▽５五銀
▲３七角 ▽３五歩 ▲同　歩 ▽４六歩 ▲３六銀 ▽４四金
▲４八歩 ▽６四歩 ▲５六歩 ▽８六歩 ▲同　歩 ▽３五金
▲同　銀 ▽同　角 ▲８八玉 ▽３六歩 ▲１五角 ▽８七歩
▲同　玉 ▽３七銀 ▲１八飛 ▽４四銀引 ▲３四歩 ▽４二銀
▲３七桂 ▽１四歩 ▲２六金 ▽１五歩 ▲３五金 ▽同　銀
▲４五桂 ▽４四金 ▲６四歩 ▽４五金 ▲６六角 ▽５五歩
▲６三歩成 ▽３七歩成 ▲５五歩 ▽４四銀 ▲５六銀 ▽同　金
▲同　金 ▽６九角 ▲７六銀 ▽９四桂 ▲７七金打 ▽８六桂
▲同　金 ▽７八角成 ▲同　玉 ▽８六飛 ▲９八角 ▽２七と
▲５四歩 ▽５五歩 ▲５三歩成 ▽１八と ▲４二と ▽同　金
▲投了
108手で後手の勝ち

少し頑張っても先手負け
▲７六歩    ▽３四歩    ▲２六歩    ▽８四歩    ▲６六歩    ▽８五歩
▲７七角    ▽３二銀    ▲２五歩    ▽３三銀    ▲７八銀    ▽５四歩
▲６八角    ▽３一角    ▲７七銀    ▽５二金右  ▲５八金右  ▽４四歩
▲７八金    ▽４三金    ▲６九玉    ▽３二金    ▲４八銀    ▽４一玉
▲４六歩    ▽７四歩    ▲４七銀    ▽６二銀    ▲３六歩    ▽７三銀
▲５九角    ▽７五歩    ▲同　歩    ▽同　角    ▲３七角    ▽３一玉
▲７九玉    ▽２二玉    ▲６七金右  ▽５三角    ▲４五歩    ▽同　歩
▲７四歩    ▽６四銀    ▲６五歩    ▽４六歩    ▲６四歩    ▽４七歩成
▲６三歩成  ▽３七と    ▲５三と    ▽２八と    ▲４三と    ▽同　金
▲７三歩成  ▽４二飛    ▲３七桂    ▽３九飛    ▲８八玉    ▽３七飛成
▲６三と    ▽４八龍    ▲５三金    ▽７六歩    ▲４二金    ▽７七歩成
▲同金寄    ▽７六桂    ▲同　金    ▽４二金    ▲４九歩    ▽５八龍
▲６七銀    ▽６九龍    ▲７七角    ▽６六歩    ▲同　角    ▽６八金
▲７九歩    ▽６七金    ▲同　金    ▽同　龍    ▲５三と    ▽８六銀
▲３三角成  ▽同　金    ▲３一銀    ▽同　玉    ▲４一飛    ▽２二玉
▲８六金    ▽５八龍    ▲７八桂    ▽５五角    ▲６六歩    ▽３二金打
▲４二と    ▽６六角    ▲７七金    ▽８六歩    ▲６六金    ▽８七歩成
▲同　玉    ▽８六歩    ▲同　玉    ▽６四角    ▲７五角    ▽９五銀
▲同　玉    ▽９四銀    ▲８六玉    ▽８五金    ▲８七玉    ▽７五金
▲３二と    ▽同　金    ▲７五金    ▽同　角    ▲７六銀    ▽８六銀
▲同　桂    ▽８八金    ▲９六玉    ▽６九角    ▲８七歩    ▽６七龍
▲７七銀    ▽同　龍    ▲投了
128手で後手の勝ち

そこで41手めから少しイジル。
▲７六歩    ▽３四歩    ▲２六歩    ▽８四歩    ▲６六歩    ▽８五歩
▲７七角    ▽３二銀    ▲２五歩    ▽３三銀    ▲７八銀    ▽５四歩
▲６八角    ▽３一角    ▲７七銀    ▽５二金右  ▲５八金右  ▽４四歩
▲７八金    ▽４三金    ▲６九玉    ▽３二金    ▲４八銀    ▽４一玉
▲４六歩    ▽７四歩    ▲４七銀    ▽６二銀    ▲３六歩    ▽７三銀
▲５九角    ▽７五歩    ▲同　歩    ▽同　角    ▲３七角    ▽３一玉
▲７九玉    ▽２二玉    ▲６七金右  ▽５三角    ▲１六歩    ▽８四銀
▲４五歩    ▽７三歩    ▲４四歩    ▽同　銀    ▲４五歩    ▽３三銀
▲４六銀    ▽７五銀    ▲７四歩    ▽同　歩    ▲３五銀    ▽６四銀
▲４四銀    ▽同　銀    ▲同　歩    ▽同　角    ▲２四歩    ▽同　歩
▲同　飛    ▽２三歩    ▲２八飛    ▽４五銀    ▲２六角    ▽３六銀
▲４四角    ▽同　金    ▲７一角    ▽４二飛    ▲６五歩    ▽５三角
▲６四歩    ▽７一角    ▲６三歩成  ▽３五金    ▲４八歩    ▽３九角
▲５三銀    ▽４八飛成  ▲同　飛    ▽同角成    ▲７二飛    ▽５九飛
▲８八玉    ▽５三角    ▲同　と    ▽投了
87手で先手の勝ち

以下後手は入玉を目指すがダメであろう。

竜王戦挑戦者のキムカズを後手番で一昨日制した慶太は今度は竜王と。解説中村で役者がそろった。 5手め66歩は好ましい。渡辺明の横歩取り85飛など朝から見たくない。こういう気持ちを慶太は汲んでくれるところが憎い。中村もオイシイところで今期竜王挑戦を逃してしまって当家は悔しい。でも久しぶりにその顔見ると嬉しい。
非常に興味深い46手め先後同型局面。
グランクロス1の38手めと違って36歩と74歩を双方持ちあっている。互いに76歩と34歩を打ち合ったので8手の差がある。
分岐となる47手めだが実はこの局面はすでに先手難しい。
まず慶太が指した47手め15歩は悪手。中村も疑問に思った模様。
これで先後逆になる。最終盤で15桂もない。
遡ると28手め85歩に挑発されて後ろを向いた29手め16歩が問題になる。強く指すなら29手め25歩。もし29手め16歩なら45手め25歩が悪手になる。従って46手め94歩で渡辺明は優勢になるはずと思っている。
しかし谷川並の美的感興を持っている慶太がこの局面に導いただけでも我々を十分に楽しませてくれた。
グランクロス2は歩間理論からナンバーを整然と把握する必要がある。その上で15歩は悪手。すでに4th牽制手を出す局面ではない。
49手め96歩は明解な敗着。すでに悪手連鎖なので仕方ない。悪手連鎖とは前の悪手が原因なのでソレ自体に責任追及をしても真犯人は捕まらない。
渡辺明は当家の奇数番原理を知っているのでマシュダ一家理論通り5thアタックで優勢顕在化へ。以下既存理論通りの進行。
観戦時思った要点だけ。
慶太の受けの妙技に幻惑された渡辺明の88手め87銀成は悪手。中村解説通り同金98飛成に78銀で後手の三枚攻めが凌げるはず。99歩+77角の龍追いで後手大変。案の定感想戦で渡辺明自身が87銀成はタコと告白。同金98飛成78銀変化なら後手は角銀使って先手の桂飛を取りに行くので序盤の17桂変化の穴埋めができたかもしれない。77角で龍を一回追うと先手は入玉できる。すると15歩も最終盤で復活。もともと15歩は右桂が使えない手なのでいっそのこと最終盤で遊び桂を取らせる変化にしてしまうのが当家の逆転手法。中村解説は正鵠を射ている。89手め97香では先手負け。涼子が言う87手め96同金同飛97銀打も先手負け。三枚攻めに追加で1枚渡すとどうやっても無理。三枚攻めは切らすのみ。マイネサンマなら焼くに限る。
グランクロス2は先手が好んで指す戦形ではないかもしれない。
でも面白い。当家には最高のプレゼント。慶太に感謝。
以下今後のタイトル戦で見たいモノは
1=グランクロス2
2=手損角換り先後同型
いずれも今月からの竜王戦のタコ棋士たちには無理なので王将戦名人戦まで待つしかない。

放映：2005.10.16
棋戦：第55回NHK杯二回戦
戦形：グランクロス2
先手：井上慶太八段
後手：渡辺明竜王
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽８四歩 ▲６六歩 ▽４二銀
▲６八銀 ▽６二銀 ▲５六歩 ▽５四歩 ▲４八銀 ▽３二金
▲５八金右 ▽４一玉 ▲７八金 ▽５二金 ▲６九玉 ▽３三銀
▲７七銀 ▽３一角 ▲７九角 ▽４四歩 ▲３六歩 ▽７四歩
▲６七金右 ▽４三金右 ▲３七銀 ▽８五歩 ▲１六歩 ▽７三銀
▲３五歩 ▽同　歩 ▲同　角 ▽７五歩 ▲同　歩 ▽同　角
▲４六角 ▽６四角 ▲７九玉 ▽３一玉 ▲８八玉 ▽２二玉
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２五歩 ▽９四歩 ▲１五歩 ▽７四銀
▲９六歩 ▽４六角 ▲同　歩 ▽７五歩 ▲同　歩 ▽同　銀
▲７六歩 ▽８四銀 ▲２四歩 ▽同　歩 ▲３六銀 ▽９五歩
▲同　歩 ▽９六歩 ▲同　香 ▽９五香 ▲９七歩 ▽９八歩
▲同　玉 ▽８六歩 ▲同　銀 ▽９六香 ▲同　歩 ▽８五香
▲８八玉 ▽８六香 ▲同　歩 ▽８五歩 ▲７九玉 ▽８六歩
▲８三歩 ▽９二飛 ▲６八玉 ▽８五銀 ▲２五歩 ▽８七歩成
▲同　金 ▽９六銀 ▲７七金左 ▽８七銀成 ▲９七香 ▽同成銀
▲９三歩 ▽同　飛 ▲７五角 ▽６四角 ▲同　角 ▽同　歩
▲７五角 ▽８八成銀 ▲９三角成 ▽同　桂 ▲５九玉 ▽５七香
▲同　金 ▽３九角 ▲５八飛 ▽６八銀 ▲同　飛 ▽５七角成
▲８八飛 ▽７八歩 ▲同　飛 ▽８五桂 ▲２四歩 ▽７七桂成
▲同　桂 ▽６七金 ▲２三銀 ▽同　金 ▲同歩成 ▽同　玉
▲２七飛 ▽２四歩 ▲５七飛 ▽同　金 ▲３一金 ▽３九飛
▲４九香 ▽４八銀 ▲同　飛 ▽同　金 ▲同　玉 ▽３八飛打
▲投了
132手で後手の勝ち

こうして見るとB1に中村とタナトラがいないのはナンカ寂しい。
慶太はタナトラの得意戦法で。今思えばタナトラが角交換させて優勢となり終盤で逆転される数々の迷走劇が懐かしい。
15手め24歩でキムカズ負けそうと分かる。「角換りに5筋は突くな」と言う格言を逆手に取った戦法なので先手の苦労が多い。後手に難なく銀冠を連動手で組ませてしまうため。46手めの局面は先手勝てる気がしない。59手めの角打は当家も同じことを考えて作成していたが26馬では先手勝てなかった。92飛は双頭手。97地点が弱い。この交換で後手優勢に。少し遡るが50手め94歩がひとつの趣向。これを保留して飛車先歩交換から86歩+94桂打ち変化でも後手面白い。65手め71馬と再度入って桂取りは63角の双頭手を喰らう。本譜は取ったので64角。やはり桂頭の角は味良し道夫。
以下入玉もできないのでアッサリ。 絵にかいたような寄せでピッタリ。
キムカズが本気出せば千日手後手番で横歩取り85飛をやったかもしれないというのは幻想。三浦の歓送会以前にもキムカズは久保谷川先崎タカミチ青野の順で負けている。慶太にも実力で負けた。慶太は良きリトマス試験紙。何でもひと通り勉強しているのでスキは逃さない。

日時：2005.10.14
棋戦：B1順位戦
戦形：角換りビッグ4
先手：木村一基
後手：井上慶太
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽３三角
▲４八銀 ▽５二金右 ▲５六歩 ▽４三金 ▲７八銀 ▽３二金
▲７九角 ▽２二銀 ▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　角 ▽同　角
▲同　飛 ▽２三銀 ▲２八飛 ▽２四歩 ▲６八玉 ▽４一玉
▲７九玉 ▽３一玉 ▲５八金右 ▽５四歩 ▲６六歩 ▽６二銀
▲６七金 ▽５三銀 ▲８八玉 ▽１四歩 ▲１六歩 ▽４五歩
▲５七銀 ▽３三桂 ▲４六歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽４五歩
▲５七銀 ▽２二玉 ▲４八飛 ▽４四銀 ▲３六歩 ▽８四歩
▲９六歩 ▽９四歩 ▲６五歩 ▽８五歩 ▲７七桂 ▽５五歩
▲同　歩 ▽同　銀 ▲６四歩 ▽同　歩 ▲７一角 ▽９二飛
▲２六角成 ▽９五歩 ▲同　歩 ▽９七歩 ▲同　香 ▽６五歩
▲同　桂 ▽６四角 ▲５六歩 ▽６六歩 ▲同　金 ▽同　銀
▲同　銀 ▽９七角成 ▲同　玉 ▽９五飛 ▲８八玉 ▽８六歩
▲７七玉 ▽８七歩成 ▲同　銀 ▽９九飛成 ▲７八銀 ▽８六歩
▲８八歩 ▽４六香 ▲２八飛 ▽４七香成 ▲７五歩 ▽６四歩
▲５三桂成 ▽同　金 ▲同　馬 ▽９七龍 ▲６八玉 ▽７六桂
▲５九玉 ▽３八金 ▲同　飛 ▽同成香 ▲４九歩 ▽３九飛
▲５八角 ▽４七龍 ▲７六角 ▽４八龍 ▲投了
106手で後手の勝ち

阿部が当家へ媚び振って当家の必殺戦法「銀冠角換り腰掛け銀」からマシュー85飛スペシャルを見せろとタカミチにリクエスト。
タカミチも一応77桂で準備。ところが37手め66歩。先手が好んで指す歩間4ではない。おかげで阿部は3rd作成を嫌って腰掛け銀にできなかった。39手め56歩は打開が難しい。千日手でも仕方ない54手めの先後同型の局面。でも興味深い。
ナニかありそうなカンジもする。通常の角換り腰掛け銀より変化が狭いようにも見える。角換り腰掛け銀の8と本譜7の相違。
仮想7thアタックでタカミチ打開。本譜61角か41角かと言う打開選択だったが康光なら17桂で構築するかもしれない。森内や丸山だと36歩の7thアタックを主軸に構築。羽生だと55歩がメイン。74歩は難しい。この局面はグランクロス並に難解かもしれない。阿部の敗着は58手め41金。51金など実現するはずないので気分は借金の催促。森下なら迷わず角打ちで73桂成阻止。
74歩同歩73歩には同桂同角で先手は歩切れ。この64手めの局面はひとめ歩の頭に75銀と出たいが少し読むと同歩74桂84飛でダメ。以下72角成74飛63馬に中原なら62桂。74馬で飛車を取っても同桂の74手めの局面は66歩や76桂直撃があって飛車一枚では先手苦しい。 71飛でも森内なら82角で笑う。そこでヒトメがダメな時は君の瞳を見ながら64手めの局面で64歩や55歩、15歩を考える。後手も角を手放せば歩切れでも貰った手番でなんとかなるかもしれない。でも当家は作成続行しない。一言で2歩損で歩切れ解消手段がなければ負け。55歩も64歩も同歩で期待の58飛には63桂で55歩が死守されても先手は困る。25桂から銀を捨てて1歩入手は先の変化同様今度は銀打ちで73歩が迎撃される。先手に歩がもう一枚あればイケたのでやはり角打ち前に15歩かもしれない。これは要確認。
＞マシュダ一家神無月祭変化1へ
73手め73歩は今度は71香。そこで42金型の間隙を縫って16歩。
ところが58飛には16香で先手困る。空間閉塞手の25香が双頭手であった。期待の55銀では57歩で負け。桂先の角は防御できない。作成し直し。
＞マシュダ一家神無月祭変化2へ
今度は16歩の継ぎ歩。取れば同香同香同馬で先手勝勢なので後手も空間閉塞の双頭手25桂で作成。この形は面白い。双方の左桂が敵の飛車先に跳ねる対象形。そのまま別の進行にしても先手優勢。後手には34桂の傷と52金の傷の両方を消すには34歩か25桂しかない。それでも先手に1歩入ったので74歩が残る。これは半日楽しめる。タカミチありがとう。
タナトラ亡きあと青野の跡目を継いでB1アイデアマン2になって頂きたい。阿部は最近野放しとなったサラ金業の用心棒が似合う。
その後の展開を見ると阿部は本当に51金から角を取りに行った。初志貫徹と言うより強気バカに見える。2歩打たなかっただけマシ。

日時：2005.10.14
棋戦：B1順位戦
戦形：手損角換り　先後同型
先手：高橋道雄
後手：阿部　隆
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽３二金
▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽２三歩 ▲２八飛 ▽８五歩
▲２二角成 ▽同　銀 ▲８八銀 ▽８六歩 ▲同　歩 ▽同　飛
▲７八金 ▽８二飛 ▲８六歩 ▽１四歩 ▲１六歩 ▽２四歩
▲８七銀 ▽２三銀 ▲９六歩 ▽９四歩 ▲５八金 ▽５二金
▲４八銀 ▽６二銀 ▲６八玉 ▽４二玉 ▲７七桂 ▽４四歩
▲６六歩 ▽４三金右 ▲５六歩 ▽５四歩 ▲６七金右 ▽３一玉
▲６五歩 ▽５三銀 ▲５七銀 ▽４五歩 ▲７九玉 ▽４四銀
▲６六銀 ▽２二玉 ▲８八玉 ▽３五歩 ▲７五歩 ▽３三桂
▲６一角 ▽４二金引 ▲８五桂 ▽４一金 ▲７三桂成 ▽同　桂
▲７四歩 ▽７二歩 ▲７三歩成 ▽同　歩 ▲７五桂 ▽７四桂
▲７七銀 ▽８五歩 ▲６三桂成 ▽８六歩 ▲７六銀左 ▽４九角
▲７三成桂 ▽５一金 ▲８二成桂 ▽６一金 ▲７五歩 ▽３六歩
▲４一飛 ▽５二金 ▲３六歩 ▽７三角 ▲１八飛 ▽６六歩
▲５七金 ▽８二角 ▲７四歩 ▽５一桂 ▲１五歩 ▽同　歩
▲３四桂 ▽投了
91手で先手の勝ち

63手めのフンドシは北浜の品性が問われる。野月は最近心がけが良いのでと金で香を取りに行くが桂の見合いは大抵破談と決まっている。84飛とするところが北浜アングラ劇団。飛車はヒモ付なので当家なら逃げない。一度逃げるとフンドシ見せることになる。82歩はモッタイない。1歩ないと困るときがある。71桂成もモッタイない。香ならタダだった。85桂はソッポ。桂を取られた為に66桂阻止で仕方ない。ハッキリ北浜は情けない。グチャグチャ指してナニが面白いのか。
110手めは北浜のタコ85桂と見合いとなる野月のポカ25桂。ひとめ27飛成で寄っている。おかげで35香打たれて頓死。37桂成など間に合うはずない。 野月は北浜にカシでもあるのであろう。

日時：2005.10.14
棋戦：B1順位戦
戦形：横歩取り85飛
先手：北浜健介七段
後手：野月浩貴七段
▲２六歩 ▽３四歩 ▲７六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽８五歩
▲７八金 ▽３二金 ▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲３四飛 ▽３三角 ▲３六飛 ▽２二銀
▲５八玉 ▽４一玉 ▲８七歩 ▽８五飛 ▲３三角成 ▽同　桂
▲７七桂 ▽２五飛 ▲２六歩 ▽２四飛 ▲３八金 ▽７二金
▲５六飛 ▽６二銀 ▲６八銀 ▽５二玉 ▲２八銀 ▽２三銀
▲３六歩 ▽７一金 ▲７五歩 ▽８四飛 ▲８六歩 ▽５四飛
▲７六飛 ▽２四飛 ▲２七銀 ▽４四飛 ▲３七桂 ▽４五桂
▲５五角 ▽５四飛 ▲４六角 ▽３七桂成 ▲同　角 ▽８八歩
▲７四歩 ▽６四桂 ▲７五飛 ▽７四歩 ▲８五飛 ▽９四角
▲８四飛 ▽８九歩成 ▲８三桂 ▽８二歩 ▲７一桂成 ▽同　銀
▲８五桂 ▽９九と ▲４五金 ▽１四飛 ▲１六歩 ▽３三桂
▲５五金 ▽７六桂 ▲７七銀 ▽８三歩 ▲９四飛 ▽同　歩
▲７六銀 ▽７五歩 ▲８七銀 ▽９八と ▲同　銀 ▽７六香
▲８八金 ▽７七香成 ▲同　金 ▽８八飛 ▲４九玉 ▽９八飛成
▲３九玉 ▽６八龍 ▲６六金 ▽２五歩 ▲６五桂 ▽６二銀
▲７三歩 ▽７四飛 ▲５六角 ▽２六歩 ▲同　角 ▽２四飛
▲７二歩成 ▽３七歩 ▲６二と ▽４一玉 ▲５二と ▽３一玉
▲３七角 ▽２五桂 ▲３五香 ▽６九龍 ▲２八玉 ▽３九銀
▲１八玉 ▽３四銀 ▲同　角 ▽３七桂成 ▲４二銀 ▽２一玉
▲２二歩 ▽同　飛 ▲２三歩 ▽同　金 ▲３二銀 ▽同　飛
▲２三角成 ▽投了
127手で先手の勝ち