実況&分析マシュダ一家
2005.09.12王位戦第6局初日 羽生VS康光 5筋不在角換り

中空三角理論の場合 No: 8202 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/09/12 Mon 19:08:43

いろいろ組み合わせがあるが後手有利に作動。終着駅の59飛成が王手になるので先手から康光24銀のような銀の大技も利かない。先に58飛では懸念の47地点が傷。後手は飛車を回れるが先手から5筋飛車廻り先待ちが利かない。後手42銀型の強み。先手が待つと77銀まで悪手にされるので羽生は行くしかなかった。
あとは柔軟に引いては押す。押せ押せはやられる。


34手めで康光封じ手 64銀変化2 最強73銀 No: 8201 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/09/12 Mon 18:45:05

羽生は56銀に109分の大長考。ここは88玉と22玉の交換を入れると先手負けか千日手。64銀変化で銀交換後39角58飛に69銀と打たれる為。79玉ならこの割り打がないので53歩で先手勝ち。そこで64銀65歩に後手から55歩の駒アタリ偶数番2は利かないことになる。ところが53銀引きでは45歩で負け。84歩型では84馬作成もない。45歩に同歩は55角で後手負け。そこで55歩と捨てると同銀45歩に54歩と叩かれる。62銀引きは64歩。後手からの連動手46歩は間に合わないどころか切り札75歩も封印され先手から馬で飛車を追われと金で後手陣壊滅。53銀がなければ73銀。
先手からの65歩を指しすぎにさせる指し方。これなら55角がないので45歩に同歩と取れる。54歩のタタキもないので45銀には52飛。先に55歩から45銀でも44歩と打てる。45銀と取らずに71角は52飛で先手は1歩しかない為に後手勝ち。26角成は35角の王手馬取り。1歩が明暗を分ける。


64銀の場合1 No: 8200 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/09/12 Mon 17:37:43

65銀阻止で64銀の場合は45歩から。同歩48飛は75歩45銀44歩同銀同飛に35角の王手飛車で後手勝ち。そこで39手めは先に44歩と叩く。同金は71角で先手勝ち。ところが33銀型ではないので33金とカワスことができる。65歩には76歩。75歩には76歩。45銀にも76歩。4筋攻めより後手からの7筋攻めが厳しい。先に74歩を決めている後手が指しやすい。そこで先手はすぐの48飛が利かない。79角の馬作りは52飛で後手勝ち。64銀に65歩は康光なら攻めあいで来ると羽生は期待。銀を取り合って63歩成でも57歩成の成り捨て。39角に飛車を一旦逃げて49銀と打たせてから放置して64角。33銀型ではコレが王手飛車だが42銀型にはソレがないと油断させる。後手も一旦92飛だと83銀は重いので放置できるかに見える。そこが落とし穴。困るのは後手の歩切れ。53歩と垂らされるとソコで一挙に先手が逆転する構図。羽生は5筋へのタラシだけ。


33手め56銀 No: 8199 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/09/12 Mon 17:07:26

本局初の羽生の決断に見えるが昔のアタマに頼っただけ。明解な双頭手準備。ここで88玉ならバカヤロー3となる所であった。
65銀と45歩を見せているが銀が動けば47地点が空く。すると56銀にする場合は47地点が通過点。その通過点を再利用。36歩を突かないと言うことは48飛狙い。
ここは先手の宙吊り地点だが後手からは構造譲渡と読む。後手の土壌に先手がアタマ下げつつ土足で来たと。


羽生のボケぶりを示す考慮時間 No: 8198 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/09/12 Mon 15:35:12

康光が46同角に75分も使ったのは判る。GNか否かの選択にはそれぐらいの時間は必要。ところが羽生の19手め79角に33分とはムダな時間。コレ以外は先手勝てない。ハブに二日制など豚に真珠。


羽生から白紙委任状 No: 8197 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/09/12 Mon 15:23:21

羽生は「ヤッパダメ?」と再び左扇子で康光に聞くが、ついに棋聖も切れて呆れ顔。31玉で憮然と退室。後手は勝ってもいいし千日手でもいい。すでに羽生次第と言うほど現役王位に魔力はない。藤井も早々に投了していれば羽生の序盤もなんとかなった。
そこで当家は谷川中原戦の棋譜でも見る。あそこで金を叩けるのが中原。谷川はナニ自慢してんだか。中原はハッキリ弛めた。悔しかったビシっと全勝で名人再挑戦っきゃない。
康光戻って羽生は扇子の白紙委任状を見せている。孫娘が「ヤなヤツ」と二回も言っている。まともな戦略も先手で披露できないならせめて陣屋で生涯に一度くらい棋聖並に正座を貫いて頂きたかった。


31手め79玉 冷笑 No: 8196 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/09/12 Mon 15:07:26

羽生はダメ。升田は帰った。29手めは緩手扱いで許容範囲でもいいが今度は二重にヒドイ。形を決めた上に田舎の二週間遅れのロードショーではタイトル戦である必要がないばかりか3年ぶりの陣屋が泣く。


29手め47銀 No: 8195 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/09/12 Mon 15:00:17

取り敢えずホっとした。ここで79玉など指そうものならバカヤロー2となる。しかし47銀などまだ手ヌルイ。ここで一挙に先手から構造相転化を計るのがマシュダ一家戦略。羽生が疑問手を指したので後手は構造維持2へ移行するだけ。即ち52金を継続手にする43金。これで後手は筋が通っている。最初の52金が内包する深淵へ羽生は踏み込めなかった。残念。歯糞を付けるのは当家では歩と決まっている。銀は掃除が大変。


康光52金を見て羽生考慮中 No: 8194 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/09/12 Mon 14:51:06

羽生がようやく扇子を握り締める。康光は正座でビリビリ電波発信中。
さすがにこの二人は感じている。今度は28手めの感電直前。若返りと言ってもまだ20手後半代。いつかの34手め35手めの感慨もやがて初手まで逆行するかもしれない。初手や2手めの最善はなんだったのかと。
52金が意味することはまず後手の53銀がすぐには動けなくなったこと。だから羽生の方から戦略を示さないと千日手になりやすい。ところが3-2構造は第一部も第二部も後手が作成している。後手のホームグランドに乗り込む場合58飛変化が余りに怖い。陣屋の女将よりコワイ。
そこで扇子を離し歯糞を掘り始める羽生。その手で駒を持つのだから羽生は陣屋に嫌われる。今日も靜山であろうか?


28手め52金 No: 8193 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/09/12 Mon 14:31:25

棋聖が指すからこそ難解。31玉は指したい手だが先手にも79玉を許す。5筋に飛車を回りたいのは先手の方なので待機したと素直に見たいが康光には前科がある。例の2005.07.26棋聖戦第5局の驚異的な康光34手め52金。あれをナマで見たときの当家の感慨は未だに尾を引いている。将棋世界今月号で森内があの手について語ったが彼の場合は62金型で51銀を嫌ったと言う結果論。あの対談は森下のマスターベーションでしかないので森内がつきあっただけ。康光52金とはもっと意味が深刻。森内に森下では役不足だったので森内用に付記するとあの時に当家が思い出したのは升田68金。


27手め67金 大爆笑 No: 8192 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/09/12 Mon 14:14:28

羽生が75歩を最も畏れている証し。これで3-2構造第二部の展開権利は後手に。二日制なので第二部譲渡1としても良い。康光の気分次第。
手損とは羽生の角移動の2手分から始まる。康光は1手で55角なので46同角とした分で先手の手損が相殺されるはずであった。それを保証するのが先手の46同歩連動手。ところがこの46歩が悪手になれば二重に先手はポイントを下げる。手損解消どころか46角と打てない空間閉塞手と見ることもできる。二重にマイナスなら先後が換る。


3-2構造第二部へ 5筋不在角換り No: 8191 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/09/12 Mon 13:54:51

康光は同角で。同歩の連動手手得は差し引きゼロ。即時44歩で3-2構造第二部へ。
44歩は表裏を持つ双頭手。55角阻止と76地点狙撃の角筋確保。
ここで第二部を開始した康光がすべての構造を把握している。
角換りに5筋は突くなと言う。本譜は5筋がない。
これを「5筋不在角換り」と当家では言う。

最後の陣屋決戦は2002.12.26&27竜王戦第6局阿部VS羽生>地獄門本定跡
あの日のNHK衛星放送は鬼気迫る描写。過去最高の対局場面映像があった。もう3年も経ってしまった。


久しぶりの陣屋対決 No: 8190 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/09/12 Mon 13:41:11

女将がコワくてしばらく陣屋は避けられた。
アソコでやるとハブも嫌がるので。
家が近いとカミさんの視線まで感じる。
もっとも対局に相応しい風情を誇る陣屋。
2台の脚立があの部屋を著しく損ねている。ただでさえ陣屋の空調は利きが悪いのにこの無配慮が一層暑苦しい。セッティングしている連中は将棋文化などどうでも良いと思っている。それにナニも言えない将棋連盟に問題がある。
当家が陣屋ならこう言う。誇りある部屋にこんなモノ一緒に写して外に出して貰っては困ると。
ところが女将がソレを言うと「じゃ次回から使わない」と無粋に言われる。ならば隣に座っている目立ちたがりジジイが言えばいい。
ところがあのインポはソレさえも気がつかない。
せっかく久しぶりにあの対局室を楽しみにしていたのにこれでは陣屋である意味がなかった。


12-23手め 3-2アタック+迎撃で昼食休憩 No: 8189 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/09/12 Mon 13:12:37

12-23手め 3-2アタック+迎撃で昼食休憩

12手め54歩で後手からの3-2アタック能動1。
13手めブランコ後進では先手番など羽生に無意味。
14手め42銀がBB1緩手からの手土産。
15手め58金は羽生やる気ナシ。
16手め74歩。3-2アタック能動2。
17手め66歩。頭脳ボロボロのハブに66銀変化を期待するのはムリ。先手の緩手により3-2アタック受動1。
18手め53銀。羽生が来いと言う時は行く。
19手め79角。これ以外は先手負け。
20手め55歩。もう一回能動3もあるがここで3-2アタック始動と言うことは最初のチャンスへの自信。康光が準備した証し。
21手め55同歩。羽生疲労の証し。昔取ったナントヤラ。三浦ならMF変化通り57銀でGN作成。
22手め55同角。羽生の誘いに乗ったと言うよりダレている相手に正面激突。
23手め46角。これ以外は先手負け2。
羽生の思考法
1=24手め同角なら同歩が連動手で手損解消。
2=74歩を角筋開通の悪手への逆行相へ。
ところが後手は55地点をGNにしても良い。取っても良い。即ち先手は呪縛手が2回もあったが後手には選択肢が多い。こう考える。
1=24手め同角なら同歩が連動手の傷。
2=74歩は75歩+73桂の双頭手なので先手のマイナス1はプラス1。


11手め78金まで 腰抜けブーハ No: 8188 [返信][削除]
 投稿者:王位戦第6局 実況&分析マシュダ一家  05/09/12 Mon 10:25:28

5手め77銀は共感。37桂矢倉を見せるかという興味。
康光は8手め32金!
順位戦を戦ったばかりでコレ。発狂したくなる。
王位奪取の秘酒。これは飲んで酔ってみたい。
ところが羽生は48銀。バカヤローであろう。前局は自分が52金を指して康光の趣向を誘ったクセに先手番の時は康光の誘いには乗らない腰抜けに成り果てたブーハ。早めの32金で康光は得意の美濃を放棄してコレを咎めろと言っている。
10手め41玉は再度の打診。チャンスカードを二度も渡す余裕。
羽生は頑なに78金。これですべてご破算。羽生は詰まらない棋士になった。