2005.09.09A級順位戦　康光VS森下　手損角換り 対早繰り銀34金戦法

森下はまだ指していた。
序盤を振り返る。34金戦法は手強い。43手め56金変化は50手め42飛とすれば難しい。35歩には44金で先手は歩切れ。37桂では59角で迎撃。
そこで棋聖は56歩。これで打開が難しい。45手め26銀では不満。
森下の50手めの敗着は恐らく56金変化で登場する44金のスライドの幻影が影響している。本譜でも52手めの44金が重複。しかも59角まで幻影の余韻。ところが36銀変化ではなく26銀のために15歩で即時歩切れ解消。以下先手面白い。
24銀がライブ観戦の醍醐味。リアルタイムで見ないと味わえないモノがある。同玉変化を検討中に森下は33同金。これは51角で後手負けとひとめなので観戦放棄。明け方見たらよくも72飛など指せるものと呆れる。敗着以上にタチが悪い。敗着以下の変化には研究成果の影が見えるのでまだ実戦心理を楽しめるが33同金から51角など許したら実力としか思われない。これでは棋聖の24銀が泣く。
60手め同玉ならばまだ検討できる。対早繰り銀34金戦法は相入玉が見えるためにまだ難解。序盤に先手側の課題が残ったのでもう一度見たい。

日時：2005.09.09
棋戦：A級順位戦
戦形：手損角換り　対早繰り銀34金戦法
先手：佐藤康光
後手：森下卓
▲２六歩 ▽３四歩 ▲７六歩 ▽３二金 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽１四歩 ▲４八銀 ▽３三銀
▲３六歩 ▽５二金 ▲７七銀 ▽６二銀 ▲３七銀 ▽４四歩
▲４六銀 ▽４三金右 ▲６八玉 ▽４二玉 ▲５八金右 ▽６四歩
▲３五歩 ▽４五歩 ▲３四歩 ▽同　金 ▲３七銀 ▽３五歩
▲６六歩 ▽６三銀 ▲７九玉 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽７四歩
▲７八金 ▽３一玉 ▲６七金右 ▽２二玉 ▲８八玉 ▽８四歩
▲５六歩 ▽７三桂 ▲２六銀 ▽４六歩 ▲同　歩 ▽４二飛
▲３六歩 ▽同　歩 ▲３五歩 ▽４四金 ▲１五歩 ▽同　歩
▲同　銀 ▽５九角 ▲２四銀 ▽１九香成 ▲３三銀成 ▽同　金
▲５一角 ▽７二飛 ▲８三銀 ▽３二飛 ▲７三角成 ▽５二銀
▲９一馬 ▽３五金 ▲６四馬 ▽１六歩 ▲６八銀 ▽１五角成
▲２七桂 ▽１七歩成 ▲同　桂 ▽３七馬 ▲３五桂 ▽２八馬
▲２三桂成 ▽投了
79手で先手の勝ち

▲２六歩 ▽３四歩 ▲７六歩 ▽３二金 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽１四歩 ▲４八銀 ▽３三銀
▲３六歩 ▽５二金 ▲７七銀 ▽６二銀 ▲３七銀 ▽４四歩
▲４六銀 ▽４三金右 ▲６八玉 ▽４二玉 ▲５八金右 ▽６四歩
▲３五歩 ▽４五歩 ▲３四歩 ▽同　金 ▲３七銀 ▽３五歩
▲６六歩 ▽６三銀 ▲７九玉 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽７四歩
▲７八金 ▽３一玉 ▲６七金右 ▽２二玉 ▲８八玉 ▽８四歩
▲５六歩 ▽７三桂 ▲２六銀 ▽４六歩 ▲同　歩 ▽４二飛
▲３六歩 ▽同　歩 ▲３五歩 ▽４四金 ▲１五歩 ▽同　歩
▲同　銀 ▽５九角 ▲２四銀 ▽１九香成 ▲３三銀成 ▽同　玉
▲３四銀 ▽同　金 ▲同　歩 ▽同　玉 ▲４五角 ▽同　飛
▲同　歩 ▽３五玉 ▲４九飛 ▽１五角成 ▲４六金 ▽３四玉
▲３六金 ▽３五歩 ▲２六金 ▽１四馬 ▲３八飛 ▽投了

77手で先手の勝ち

ここまで見せるとは。
観戦放棄しないでヨカッタ。

▲２六歩 ▽３四歩 ▲７六歩 ▽３二金 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽１四歩 ▲４八銀 ▽３三銀
▲３六歩 ▽５二金 ▲７七銀 ▽６二銀 ▲３七銀 ▽４四歩
▲４六銀 ▽４三金右 ▲６八玉 ▽４二玉 ▲５八金右 ▽６四歩
▲３五歩 ▽４五歩 ▲３四歩 ▽同　金 ▲３七銀 ▽３五歩
▲６六歩 ▽６三銀 ▲７九玉 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽７四歩
▲７八金 ▽３一玉 ▲６七金右 ▽２二玉 ▲８八玉 ▽８四歩
▲５六歩 ▽７三桂 ▲２六銀 ▽４六歩 ▲同　歩 ▽４二飛
▲３六歩 ▽同　歩 ▲３五歩 ▽４四金 ▲１五歩 ▽同　歩
▲同　銀 ▽５九角 ▲２四銀 ▽１九香成 ▲３三銀成 ▽同　金
▲５一角 ▽投了

61手で先手の勝ち

手厚く指したつもりがいつものようにコケタ場合

▲２六歩 ▽３四歩 ▲７六歩 ▽３二金 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽１四歩 ▲４八銀 ▽３三銀
▲３六歩 ▽５二金 ▲７七銀 ▽６二銀 ▲３七銀 ▽４四歩
▲４六銀 ▽４三金右 ▲６八玉 ▽４二玉 ▲５八金右 ▽６四歩
▲３五歩 ▽４五歩 ▲３四歩 ▽同　金 ▲３七銀 ▽３五歩
▲６六歩 ▽６三銀 ▲７九玉 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽７四歩
▲７八金 ▽３一玉 ▲６七金右 ▽２二玉 ▲８八玉 ▽８四歩
▲５六歩 ▽７三桂 ▲２六銀 ▽４六歩 ▲同　歩 ▽４二飛
▲３六歩 ▽同　歩 ▲３五歩 ▽４四金 ▲１五歩 ▽同　歩
▲同　銀 ▽５九角 ▲２四歩 ▽１五香 ▲２三歩成 ▽同　金
▲１五香 ▽同角成 ▲３一角 ▽３二玉 ▲４二角成 ▽同　銀
▲１二飛 ▽投了

67手で先手の勝ち

▲２六歩 ▽３四歩 ▲７六歩 ▽３二金 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽１四歩 ▲４八銀 ▽３三銀
▲３六歩 ▽５二金 ▲７七銀 ▽６二銀 ▲３七銀 ▽４四歩
▲４六銀 ▽４三金右 ▲６八玉 ▽４二玉 ▲５八金右 ▽６四歩
▲３五歩 ▽４五歩 ▲３四歩 ▽同　金 ▲３七銀 ▽３五歩
▲６六歩 ▽６三銀 ▲７九玉 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽７四歩
▲７八金 ▽３一玉 ▲６七金右 ▽２二玉 ▲８八玉 ▽８四歩
▲５六歩 ▽７三桂 ▲２六銀 ▽４六歩 ▲同　歩 ▽４二飛
▲３六歩 ▽同　歩 ▲３五歩 ▽４四金 ▲１五歩 ▽同　歩
▲同　香 ▽同　香 ▲同　銀 ▽３七歩成 ▲同　桂 ▽３六歩
▲４五桂 ▽３七歩成 ▲３三桂成 ▽同　金 ▲１八飛 ▽３六角
▲６八飛 ▽８五桂 ▲８六銀 ▽４七と ▲６九飛 ▽５八と
▲３九飛 ▽３五金 ▲３六飛 ▽同　金 ▲５一角 ▽４六飛
▲４二銀 ▽投了

79手で先手の勝ち

森下の本領ではなく本性。改心の歩損をここで後悔して歩を返してもらいあとはナニもしない。棋聖も怒り心頭のはず。もうフザケンナと。素直に46歩はホーッと言っているのに。

▲２六歩 ▽３四歩 ▲７六歩 ▽３二金 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽１四歩 ▲４八銀 ▽３三銀
▲３六歩 ▽５二金 ▲７七銀 ▽６二銀 ▲３七銀 ▽４四歩
▲４六銀 ▽４三金右 ▲６八玉 ▽４二玉 ▲５八金右 ▽６四歩
▲３五歩 ▽４五歩 ▲３四歩 ▽同　金 ▲３七銀 ▽３五歩
▲６六歩 ▽６三銀 ▲７九玉 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽７四歩
▲７八金 ▽３一玉 ▲６七金右 ▽２二玉 ▲８八玉 ▽８四歩
▲５六歩 ▽７三桂 ▲２六銀 ▽４六歩 ▲同　歩 ▽４二飛
▲３六歩 ▽４六飛 ▲３五銀 ▽４九飛成 ▲３四銀 ▽同　銀
▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽２三銀打 ▲３四飛 ▽同　銀
▲３五歩 ▽２三銀 ▲２四歩 ▽同　銀 ▲３四金 ▽２三歩
▲４四歩 ▽４二歩 ▲４一角 ▽５四銀 ▲２四金 ▽同　歩
▲３四銀 ▽１三金 ▲２三歩 ▽同金寄 ▲同銀成 ▽同　金
▲３二銀 ▽１二銀 ▲２三銀成 ▽同　銀 ▲３四金 ▽１二銀打
以下千日手

先手が歩得専門店を乗っ取り固まる場合

▲２六歩 ▽３四歩 ▲７六歩 ▽３二金 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽１四歩 ▲４八銀 ▽３三銀
▲３六歩 ▽５二金 ▲７七銀 ▽６二銀 ▲３七銀 ▽４四歩
▲４六銀 ▽４三金右 ▲６八玉 ▽４二玉 ▲５八金右 ▽６四歩
▲３五歩 ▽４五歩 ▲３四歩 ▽同　金 ▲３七銀 ▽３五歩
▲６六歩 ▽６三銀 ▲７九玉 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽７四歩
▲７八金 ▽３一玉 ▲６七金右 ▽２二玉 ▲８八玉 ▽８四歩
▲５六歩 ▽７三桂 ▲２六銀 ▽４六歩 ▲同　歩 ▽４二飛
▲３六歩 ▽４六飛 ▲３五歩 ▽４四金 ▲３七銀 ▽４九飛成
▲４一角 ▽５四銀 ▲７四角成 ▽８五桂 ▲８六銀 ▽３九角
▲１八飛 ▽６五歩 ▲同　歩 ▽７七歩 ▲６八金寄 ▽３五金
▲３六歩 ▽３四金 ▲４八歩 ▽投了

69手で先手の勝ち

▲２六歩 ▽３四歩 ▲７六歩 ▽３二金 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽１四歩 ▲４八銀 ▽３三銀
▲３六歩 ▽５二金 ▲７七銀 ▽６二銀 ▲３七銀 ▽４四歩
▲４六銀 ▽４三金右 ▲６八玉 ▽４二玉 ▲５八金右 ▽６四歩
▲３五歩 ▽４五歩 ▲３四歩 ▽同　金 ▲３七銀 ▽３五歩
▲６六歩 ▽６三銀 ▲７九玉 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽７四歩
▲７八金 ▽３一玉 ▲６七金右 ▽２二玉 ▲８八玉 ▽８四歩
▲５六歩 ▽７三桂 ▲２六銀 ▽４六歩 ▲同　歩 ▽４二飛
▲５七角 ▽６五歩 ▲同　歩 ▽５四銀 ▲８四角 ▽６五桂
▲６六銀 ▽４六飛 ▲７三角成 ▽４九飛成 ▲９一馬 ▽３九角
▲６八飛 ▽６六角成 ▲同　金 ▽２九龍 ▲６五金 ▽投了

65手で先手の勝ち

34金戦法の盲点。歩得専門店森下からの珍しい歩捨てなので棋聖の見落とし。以下同歩に42飛を57金で受けると全変化先手負け。よってイヤでも角打ちで1歩得に苦笑いするしかない。

康光慎重。56金以下の三枚攻めは軽すぎるので放棄し入玉警戒。

▲２六歩 ▽３四歩 ▲７六歩 ▽３二金 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽１四歩 ▲４八銀 ▽３三銀
▲３六歩 ▽５二金 ▲７七銀 ▽６二銀 ▲３七銀 ▽４四歩
▲４六銀 ▽４三金右 ▲６八玉 ▽４二玉 ▲５八金右 ▽６四歩
▲３五歩 ▽４五歩 ▲３四歩 ▽同　金 ▲３七銀 ▽３五歩
▲６六歩 ▽６三銀 ▲７九玉 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽７四歩
▲７八金 ▽３一玉 ▲６七金右 ▽２二玉 ▲８八玉 ▽８四歩
▲５六金 ▽７三桂 ▲３六歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽５四銀
▲６七角 ▽４四銀 ▲３五歩 ▽３三金引 ▲４五銀 ▽８五桂
▲８六銀 ▽４五銀直 ▲同　金 ▽同　銀 ▲同　角 ▽５四銀
▲３四歩 ▽４五銀 ▲３三歩成 ▽同　桂 ▲２四歩 ▽５五角
▲２三歩成 ▽同　金 ▲３一銀 ▽１三玉 ▲４六歩 ▽同　角
▲２二銀打 ▽同　金 ▲同銀不成 ▽同　飛 ▲同飛成 ▽投了

77手で先手の勝ち

初手26歩が面白い。森下は相掛りを受けられないため。
そこで飛車先不突の手損角換り。これは康光指しやすい。後手番で初期に苦労した轍を森下ならどう追うのか。
23手め58金で打診。森下は64歩で。3-3のリクエストとは準備周到。羽生も嫌がった3-3でも棋聖は3rdアタック。取り敢えず「ナニもしない森下」の主張は通っている。34金から35歩は王位戦の逆モーション。
31手めは難しい。66歩は位取り阻止+45地点狙い。79玉で「ナニもしない森下」への様子見。棋聖落ち着いている。
ここで9筋を後手から突くなら先手指しやすい。限ナマ5thも仮想7thも先手が掌握できるため。
36手め74歩は6th牽制。偶数番原理で後手は待つしかないため。
37手め78金は6th維持で迎合しているかに見えるが先に角打ち打開は54銀で阻止されるので9筋の得に満足して待機。
67金は康光の場合形ではない。56金+67角は第二45狙いとして有り得る。
入城後後手は84歩。先手は仮想7thアタックで思考。
先手の右桂は入玉阻止の礎石。むしろ85桂を誘った方が先手はラク。逆に先手からの入玉が可能なため。

なぜ竜王戦挑戦者決定戦をわざわざ王位戦第5局初日と同じ日にやるのであろう？夕食休憩からの勝負に三浦が持ち込むかと思ったらすでに終わっていた。 結果が出たあとでは冷めたラーメン。
理事が代わっても連盟がやることは変わらない。気の利いた対局日程が組めない理由が不明。町工場の経営者ならクリスマスと正月が同じ日なら労働者をもっとコキ使えると考える。
相横歩取りは三浦が再燃させたクセにあの日は不可解。
キムカズは当家の分析を踏襲しているので理路整然としているが三浦はノリが悪い。
33手め83馬は61馬切りで金ナシ将棋に受けはナシを見せつつ実は74歩を狙った双頭手。相横歩取りは後手が連動手で指した74歩が戦法の顔のため。だからコレを真っ先にハズす。極めて論理的。74歩のことは当家でさえすでに複数回扱った。当家の相横歩取り分析は三浦から始まったのでその基本を三浦が見逃したとすれば語学力不足かもしれない。34手め39歩成は後手負けなので62金。35手めの詰めろを52角で消した所まで当日必死に思考した模様。38手め61歩は不満。歩がモッタイないばかりか6筋に歩が立たない。桂も取られる。しかし42玉は負け。ならば61飛で桂取り阻止の発想転換は有り得る。しかし底歩を打った。61飛など打つと連盟では大山かと罵られる。ところが底歩しか思考できない時点で24手め64歩変化がないと言う結論になり兼ねない。三浦はだからこそ24手め64歩に今さら長考。これでは二日制の竜王戦で相横歩取りなど有り得ない。三浦は27角に期待したが角金交換の駒損では後手に綾がない。50手めがすでにおかしい。ここでもいろいろ作成するが金でも銀でもパっとしない。それぐらい後手の顔74歩を双頭手で取られたことが大きかった。森内は基本路線をシッカリ守って名人戦では24手め86歩。ところが失敗。三浦は戻った。この不可解さは変わらないが似ている。
そこでセリフだけ抽出する。
1=「なぜ目玉棋戦を同じ日にやるのか？」
2=「なぜ三浦はバカなことをするのか？」
3=「なぜ木村はハゲと誇張されるのか？」
4=「なぜ子供を作ると竜王になれるか？」
彼等がヒトに言えない事情。
開き直りが元凶であった。開き直ったヒトたちには理と言うモノが必要ない。家賃を払わなくても居候を続ける。それでも生きる根拠がソコにある。
人間とて生まれた時からのハンデを背負う。
将棋にも先手後手に最初からハンデがある。
そこで職業棋士は開き直る。
1=なんでまた後手番か？
2=後手番なら負けモト。
3=同じ戦法は飽きる。
4=気分転換は必要。
言っていることは推移しても「開き直り」から始まる。
そこで今度は「開き直り」だけに理屈が発生。人間はいろいろ工夫して退屈な人生を少しでも彩ると。
9月21日の竜王戦挑戦者決定戦第2局はまたしても王位戦第7局初日と重なってしまう。将棋連盟の「開き直り」は昼のメニューにある「ミニ天どん付定食」。三浦と木村はせいぜい事務局では「ミニ天どん」扱い。羽生康光の過密日程にヒマな三浦と木村を故意にツケ合わせている。そこで次回は三浦のグランクロスに期待。それなら夕食まで形勢不明。康光は前回怒り心頭なので王位戦は陣屋で奪取するかもしれない。なんでオレの必殺戦法がハゲの裏番組なのかと言われたらその通りと答えるしかない。康光は明日は森下との順位戦。森下は先手番が5回。康光は今期先手番が4回。相変らず先後の割り当ては不公平だが先手番が5回の三浦と森下は2連敗中。
森下はなんと思っているのか？
理事は必ずこう答える。手合係の仕事ですからと。